JPH063612B2 - 文字認識装置の誤読文字訂正方式 - Google Patents
文字認識装置の誤読文字訂正方式Info
- Publication number
- JPH063612B2 JPH063612B2 JP60222065A JP22206585A JPH063612B2 JP H063612 B2 JPH063612 B2 JP H063612B2 JP 60222065 A JP60222065 A JP 60222065A JP 22206585 A JP22206585 A JP 22206585A JP H063612 B2 JPH063612 B2 JP H063612B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- misread
- uppercase
- lowercase
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、入力文字を認識して、その候補文字を表示装
置に表示する文字認識装置に係り、特に、誤読文字の訂
正に関する。
置に表示する文字認識装置に係り、特に、誤読文字の訂
正に関する。
(ロ) 従来の技術 特願昭59−195314号に開示されているように、
従来の文字認識装置では、入力文字パターンと標準パタ
ーンを照合し、両パターンの類似度が大きいものから順
の複数の候補文字を選択し、キーボードからの訂正の指
示に従って、これら複数の候補文字を順次表示させて、
誤読文字の訂正を行なっていた。
従来の文字認識装置では、入力文字パターンと標準パタ
ーンを照合し、両パターンの類似度が大きいものから順
の複数の候補文字を選択し、キーボードからの訂正の指
示に従って、これら複数の候補文字を順次表示させて、
誤読文字の訂正を行なっていた。
ところで、文字認識装置では、上記公報にも示されてい
るように、通常、文字は、10mm×10mmというような
予め定められた文字枠に記入される。そして、特に平仮
名や片仮名の小文字の場合は大文字との区別のため、文
字枠内の3mm×3mm以内に文字を書くように、書き方の
制限がある。
るように、通常、文字は、10mm×10mmというような
予め定められた文字枠に記入される。そして、特に平仮
名や片仮名の小文字の場合は大文字との区別のため、文
字枠内の3mm×3mm以内に文字を書くように、書き方の
制限がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 平仮名や片仮名の小文字の場合、上記したように書き方
に制限があるが、文字認識装置の使用者全てが、この制
限を正しく守ることは難しく、又、文字によってはこの
制限を守りにくいものもある。このため、どうしても、
小文字を大文字に誤読したり、あるいは、大文字を小文
字に誤読する確率は高くなってしまう。
に制限があるが、文字認識装置の使用者全てが、この制
限を正しく守ることは難しく、又、文字によってはこの
制限を守りにくいものもある。このため、どうしても、
小文字を大文字に誤読したり、あるいは、大文字を小文
字に誤読する確率は高くなってしまう。
又、小文字を大文字に誤読した場合には、従来の如く選
択される他の候補文字としても、異なる字形の大文字が
選択される可能性が高く、従って、これらの候補文字を
いくら順に表示しても、正しい小文字が得られないこと
が多い。
択される他の候補文字としても、異なる字形の大文字が
選択される可能性が高く、従って、これらの候補文字を
いくら順に表示しても、正しい小文字が得られないこと
が多い。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、入力文字を認識して、その複数の候補文字を
表示装置に表示可能な文字認識装置において、操作部に
変換指示手段を設けると共に、字形が同一で大きさが異
なる大文字と小文字を有する平仮名あるいは片仮名文字
全てを記憶したテーブルと、前記変換指示手段の指示に
応答して前記テーブルを参照し、指示された誤読文字が
大文字と小文字とを有する平仮名あるいは片仮名文字で
あるか否か判定する第1判定手段と、前記指示された誤
読文字が大文字か小文字かを判定する第2判定手段とを
設け、前記第1判定手段により大文字と小文字とを有す
る平仮名あるいは片仮名文字であると判定された場合、
前記第2判定手段で前記誤読文字が大文字と判定された
ときは、該誤読文字と字形が同一で大きさが異なる小文
字を誤読文字に代えて前記表示装置に表示し、前記第2
判定手段で前記誤読文字が小文字と判定されたときは、
該誤読文字と字形が同一で大きさが異なる大文字を誤読
文字に代えて前記表示装置に表示することにより、誤読
文字の訂正を行うようにしたものである。
表示装置に表示可能な文字認識装置において、操作部に
変換指示手段を設けると共に、字形が同一で大きさが異
なる大文字と小文字を有する平仮名あるいは片仮名文字
全てを記憶したテーブルと、前記変換指示手段の指示に
応答して前記テーブルを参照し、指示された誤読文字が
大文字と小文字とを有する平仮名あるいは片仮名文字で
あるか否か判定する第1判定手段と、前記指示された誤
読文字が大文字か小文字かを判定する第2判定手段とを
設け、前記第1判定手段により大文字と小文字とを有す
る平仮名あるいは片仮名文字であると判定された場合、
前記第2判定手段で前記誤読文字が大文字と判定された
ときは、該誤読文字と字形が同一で大きさが異なる小文
字を誤読文字に代えて前記表示装置に表示し、前記第2
判定手段で前記誤読文字が小文字と判定されたときは、
該誤読文字と字形が同一で大きさが異なる大文字を誤読
文字に代えて前記表示装置に表示することにより、誤読
文字の訂正を行うようにしたものである。
(ホ) 作 用 本発明では、変換指示手段により指示を行なうと、誤読
文字が小文字の場合はその大文字に、そして、大文字の
場合はその小文字に、誤読文字が訂正表示される。
文字が小文字の場合はその大文字に、そして、大文字の
場合はその小文字に、誤読文字が訂正表示される。
(ヘ) 実施例 第1図は、本発明による文字認識装置の実施例を示す概
略ブロック図であり、(1)は入力文字を認識して複数の
候補文字、例えば、1位〜10位までの10個の候補文
字を出力する認識部、(2)は各入力文字に対して10個
の候補文字全てを記憶する候補メモリ、(3)は表示装置
としてのCRTディスプレイ、(4)は操作部としてのキ
ーボード、(5)は各部の制御を行なうと共に、認識部(1)
から各入力文字の第1位の候補文字を取り込み、これを
CRTディスプレイ(3)の画面に表示する制御部であ
る。
略ブロック図であり、(1)は入力文字を認識して複数の
候補文字、例えば、1位〜10位までの10個の候補文
字を出力する認識部、(2)は各入力文字に対して10個
の候補文字全てを記憶する候補メモリ、(3)は表示装置
としてのCRTディスプレイ、(4)は操作部としてのキ
ーボード、(5)は各部の制御を行なうと共に、認識部(1)
から各入力文字の第1位の候補文字を取り込み、これを
CRTディスプレイ(3)の画面に表示する制御部であ
る。
キーボード(4)は、前記した特願昭59−195314
号に開示したような、候補メモリ(2)の複数の候補文字
を、第1位〜第10位というように順に次位の候補文字
を読出すための次候補キー(6)と、逆に第10位〜第1
位というように順に前位の候補文字を読出すための前候
補キー(7)と、カーソルキー(8)とを有するだけでなく、
大文字小文字変換キー(9)を訂正用キーとして備えてい
る。そして、更に、この文字認識装置は、第2図に示す
ように、大文字と小文字とを有する全ての文字につい
て、大文字と小文字とを対応させて記憶した変換テーブ
ル(10)を備えている。
号に開示したような、候補メモリ(2)の複数の候補文字
を、第1位〜第10位というように順に次位の候補文字
を読出すための次候補キー(6)と、逆に第10位〜第1
位というように順に前位の候補文字を読出すための前候
補キー(7)と、カーソルキー(8)とを有するだけでなく、
大文字小文字変換キー(9)を訂正用キーとして備えてい
る。そして、更に、この文字認識装置は、第2図に示す
ように、大文字と小文字とを有する全ての文字につい
て、大文字と小文字とを対応させて記憶した変換テーブ
ル(10)を備えている。
尚、認識部(1)の詳しい構成については、本願出願人が
先に出願した特願昭59−93288号に開示してい
る。
先に出願した特願昭59−93288号に開示してい
る。
そこで、CRTディスプレイ(3)に表示された第1位の
候補文字の中に誤読文字がある場合は、カーソルを誤読
文字に合わせ、次候補キー(6)あるいは前候補キー(7)を
押下すれば、順次、次位あるいは前位の候補文字が誤読
文字に代わって表示される。しかしながら、本発明で
は、これら2つの訂正キーの他に、更に、訂正用キーと
して、大文字小文字変換キー(9)を備えており、以下、
第3図のフローチャート及び第4図の表示例を参照しな
がら、その動作について説明する。
候補文字の中に誤読文字がある場合は、カーソルを誤読
文字に合わせ、次候補キー(6)あるいは前候補キー(7)を
押下すれば、順次、次位あるいは前位の候補文字が誤読
文字に代わって表示される。しかしながら、本発明で
は、これら2つの訂正キーの他に、更に、訂正用キーと
して、大文字小文字変換キー(9)を備えており、以下、
第3図のフローチャート及び第4図の表示例を参照しな
がら、その動作について説明する。
今、第4図(イ)に示すように、小文字「ッ」が大文字
「ツ」に誤読されたとすると、先ず、カーソル(11)を誤
読文字である大文字の「ツ」に合わせ、大文字小文字変
換キー(9)を押下する。すると、制御部(5)は誤読文字で
ある大文字「ツ」を変換テーブル(10)に記憶されている
文字と比較することにより、この文字が大文字と小文字
を有する文字であるか否か判定する。仮に、誤読文字が
「ケ」や「タ」のように、大文字しかない文字であれ
ば、以後何んの処理も行なわないが、今は、大文字と小
文字を有する文字「ツ」なので、制御部(5)は、その大
文字「ツ」と字形が同一で大きさが異なる文字、即ち、
大文字「ツ」に対応させて記憶した小文字「ッ」を変換
テーブル(10)から読出し、カーソル位置に表示する。従
って、大文字「ツ」は第4図(ロ)に示すように小文字の
「ッ」に訂正表示されることとなる。
「ツ」に誤読されたとすると、先ず、カーソル(11)を誤
読文字である大文字の「ツ」に合わせ、大文字小文字変
換キー(9)を押下する。すると、制御部(5)は誤読文字で
ある大文字「ツ」を変換テーブル(10)に記憶されている
文字と比較することにより、この文字が大文字と小文字
を有する文字であるか否か判定する。仮に、誤読文字が
「ケ」や「タ」のように、大文字しかない文字であれ
ば、以後何んの処理も行なわないが、今は、大文字と小
文字を有する文字「ツ」なので、制御部(5)は、その大
文字「ツ」と字形が同一で大きさが異なる文字、即ち、
大文字「ツ」に対応させて記憶した小文字「ッ」を変換
テーブル(10)から読出し、カーソル位置に表示する。従
って、大文字「ツ」は第4図(ロ)に示すように小文字の
「ッ」に訂正表示されることとなる。
又、この逆に、大文字「イ」が小文字「ィ」に誤読され
た場合も、その位置にカーソルを合わせ、大文字小文字
変換キー(9)を押下すれば、制御部(5)が変換テーブル(1
0)を参照して、誤読文字に対応する小文字「ィ」を読出
し、訂正が行なわれる。
た場合も、その位置にカーソルを合わせ、大文字小文字
変換キー(9)を押下すれば、制御部(5)が変換テーブル(1
0)を参照して、誤読文字に対応する小文字「ィ」を読出
し、訂正が行なわれる。
ところで、上述の実施例においては、次候補キー(6)及
び前候補キー(7)とは別に、大文字小文字変換キー(9)を
設けたが、大文字小文字変換キー(9)を前候補キー(7)で
兼用し、一番最初にこのキーを押下すると、上述の如き
大文字と小文字の変換を行ない、以降は前候補を順に表
示するようにしてもよい。
び前候補キー(7)とは別に、大文字小文字変換キー(9)を
設けたが、大文字小文字変換キー(9)を前候補キー(7)で
兼用し、一番最初にこのキーを押下すると、上述の如き
大文字と小文字の変換を行ない、以降は前候補を順に表
示するようにしてもよい。
尚、変換指示手段としては、キーだけでなく、ライトペ
ンを用いてもよい。
ンを用いてもよい。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、変換の指示をするだけで、大文字が小
文字に、あるいは、小文字が大文字に変換されるので、
誤読文字の訂正が非常に簡単になる。
文字に、あるいは、小文字が大文字に変換されるので、
誤読文字の訂正が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は変
換テーブルの内容を示す図、第3図は処理内容を示すフ
ローチャート、第4図は本発明の訂正方式における表示
例を示す図である。 主な図番の説明 (1)…認識部、(3)…CRTディスプレイ、(4)…キーボ
ード、(9)…大文字小文字変換キー、(10)…変換テーブ
ル。
換テーブルの内容を示す図、第3図は処理内容を示すフ
ローチャート、第4図は本発明の訂正方式における表示
例を示す図である。 主な図番の説明 (1)…認識部、(3)…CRTディスプレイ、(4)…キーボ
ード、(9)…大文字小文字変換キー、(10)…変換テーブ
ル。
Claims (1)
- 【請求項1】入力文字を認識して、その複数の候補文字
を表示装置に表示可能な文字認識装置において、操作部
に変換指示手段を設けると共に、字形が同一で大きさが
異なる大文字と小文字を有する平仮名あるいは片仮名文
字全てを記憶したテーブルと、前記変換指示手段の指示
に応答して前記テーブルを参照し、指示された誤読文字
が大文字と小文字とを有する平仮名あるいは片仮名文字
であるか否か判定する第1判定手段と、前記指示された
誤読文字が大文字か小文字かを判定する第2判定手段と
を設け、前記第1判定手段により大文字と小文字とを有
する平仮名あるいは片仮名文字であると判定された場
合、前記第2判定手段で前記誤読文字が大文字と判定さ
れたときは、該誤読文字と字形が同一で大きさが異なる
小文字を誤読文字に代えて前記表示装置に表示し、前記
第2判定手段で前記誤読文字が小文字と判定されたとき
は、該誤読文字と字形が同一で大きさが異なる大文字を
誤読文字に代えて前記表示装置に表示するようにしたこ
とを特徴とする文字認識装置の誤読文字訂正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60222065A JPH063612B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 文字認識装置の誤読文字訂正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60222065A JPH063612B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 文字認識装置の誤読文字訂正方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280778A JPS6280778A (ja) | 1987-04-14 |
JPH063612B2 true JPH063612B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16776557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60222065A Expired - Lifetime JPH063612B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 文字認識装置の誤読文字訂正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4081056B2 (ja) * | 2004-08-30 | 2008-04-23 | 株式会社東芝 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60222065A patent/JPH063612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6280778A (ja) | 1987-04-14 |
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