JPH04339027A - 作業車の走行牽制装置 - Google Patents

作業車の走行牽制装置

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Publication number
JPH04339027A
JPH04339027A JP10783191A JP10783191A JPH04339027A JP H04339027 A JPH04339027 A JP H04339027A JP 10783191 A JP10783191 A JP 10783191A JP 10783191 A JP10783191 A JP 10783191A JP H04339027 A JPH04339027 A JP H04339027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed change
switching
speed
operated
change pedal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10783191A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Nakamura
中村 隆三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローントラクタやバイ
ンダー等の作業車における走行連係装置に係り、詳しく
は、走行用の前後進切換と変速操作とを連係させること
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車、つまり、前後進の切換
操作具と走行速度の変速操作具とを、各別に設けたロー
ントラクタ等では、切換操作具と変速操作具とが互いに
関係なく操作できるようにして、操作の自由度を高めて
あった。これにより、操縦の熟練者が比較的高速での作
業走行中にその速度のままで後進してのスイッチバック
ターンを行う等、速度を固定した状態で前後進の切換を
行えることで作業効率を高めることが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操縦の
未熟者では熟練者のように機敏な操作ができないととも
に、誤操作の可能性もあるため、高速走行状態での前後
進切換操作が可能であるために、前進中に間違って後進
操作すると予期せぬ急ブレーキ状態となって安全上好ま
しくないものであった。また、上記のように高速での前
後進切換を行うと作業能率は高まるが、走行地面を掻い
てしまう不都合面があった。本考案の目的は、前後進の
切換操作具と走行速度の変速操作具とを各別に備えた作
業車において、操縦未熟者でも地面を掻かずに、しかも
安心して走行操作できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、前後進の切換操作具と走行速度の変速操作具とを各
別に備えるとともに、その変速操作具が最低速位置に操
作されているときにのみ、切換操作具の切換操作を可能
にする状態に、切換操作具と変速操作具とを連係する牽
制機構を設けてあることを特徴構成とする。
【0005】
【作用】前記特徴構成では、前後進切換操作は走行速度
が最低速状態のとき以外では行えないようになるから、
従来のように高速での前後進切換が不能になり未熟者の
誤操作による予期せぬ急ブレーキ現象も生じなくなる。 前進、後進共に必ず最低速位置からの発進となるので、
操縦者の技量によらずに円滑な発進操作ができるように
なり、高速での前後進の切換発進によって走行地面を掻
き掘ることも抑制されるようになる。
【0006】
【発明の効果】従って、予期せぬ急ブレーキの発生や走
行地面の掻き乱し無く、かつ、円滑な発進操作が操縦者
の熟練、未熟を問わずに行える操縦性の向上した作業車
の走行連係装置を提供できた。これは、操作経路を段付
形状にして前後進切換と変速とを1本のレバーで行うよ
うに構成し、変速が中立位置のときにのみ前後進の切換
が可能とされた操作系では、変速を最低速操作すると伝
動が断たれた中立になってしまうのに対し、本発明では
最低速操作すれば最低速度による伝動状態を現出させる
ことができるので、変速操作具の操作による予期せぬ走
行停止が生じないようにすることを可能にし得る有利性
がある。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を作業車の一例であ
るローントラクタの場合に付いて図面に基づいて説明す
る。図4に、前部に縦軸型のエンジン1を備え、中央部
に操縦部2を配置し、後部に伝動装置Aを搭載した機体
3を、前後輪4,5で走行可能に構成するとともに、機
体下腹部にモア6を吊設したローントラクタが示されて
いる。伝動装置Aとモア6とはいずれもベルト伝動機構
7,8によってエンジン1の動力を入力するように構成
してある。伝動装置Aには、入力された動力をテーパコ
ーンを用いて無段に変速する摩擦式無段変速装置9(以
下CVTと略称する)や図示しない正逆転切換機構、デ
フ機構等を内装しており、CVT9の変速操作をする図
示しない操作アームは、操縦部2のフロア11上に配設
された変速ペダル(変速操作具に相当)12の踏み込み
操作によって行う構造である。また、このトラクタでは
ブレーキペダル13の踏み込み操作時にのみ、その踏み
込み操作に連動してCVT9を機械的に中立状態に強制
操作する連係機構Bと、変速ペダル12が最低速位置に
操作されているときにのみ、正逆転切換機構14の切換
レバー(切換操作具に相当)15の切換操作を可能にす
る状態に、切換レバー15と変速ペダル12とを連係す
る牽制機構Aとを夫々設けてある。
【0008】図4に示すように、フロア11の右側に前
記変速ペダル12とブレーキペダル13が夫々配置して
あり、図示しないが操縦パネルには切換レバー15が備
えてある。図1、図2に示すように、正逆転切換機構1
4の切換軸14aには、切換レバー15にワイヤ17連
動するためのアーム18と、断面略コ字状の舌片19と
が固定されるとともに、CVT9の変速軸9aの天秤ア
ーム20には、一端に変速ペダル12に連動するロッド
21が枢支され、他端には変速軸9aの軸心と直交する
軸心P周りに回動自在なロック片22をロッド連結して
牽制機構Aを構成してある。また、図3に示すように、
ブレーキペダル13の操作片13aの長孔13bに枢支
した連動ロッド23を変速ペダル12の被操作片12a
に枢支して連係機構Bを構成してある。ところで、変速
ペダル12を踏み込むに従ってCVT9が増速操作され
るように、かつ、図示しないリターンバネによって踏み
込みを解除すると自動的に変速ペダル12が中立位置に
戻るように復帰付勢されている。中立位置ではCVT9
は、伝動状態を維持しながらその出力回転が停止する零
速状態(最低速状態)になるように構成してあり、中立
操作しても後輪5がフリー回転しないようになっている
【0009】次に、両機構の作用を説明する。先ず、牽
制機構Aは、変速ペダル12を少しでも踏み込むとロッ
ク片22の爪22aが揺動移動して丁度舌片19の揺動
軌跡に位置し、アーム18をそのときの操作位置(例え
ば後進位置R)から他の位置へ切換不能な牽制状態に維
持する。ロッド21に介在させた融通機構25とストッ
パ24とによって、変速ペダル12を最大に踏み込み操
作しても上記牽制状態が維持される。そして、変速ペダ
ル12の踏み込みを解除すると、図示しない戻しバネの
働きによって変速ペダル12が中立位置に戻るとともに
、爪22aが舌片19の揺動軌跡外に移動し、アーム1
8の揺動移動、即ち、正逆転切換機構14の切換操作が
可能になるのである。連係機構Bは、操作片13aの長
孔13bによって、ブレーキペダル13を操作しないと
きには変速ペダル12を自在に踏み込み操作できるとと
もに、緊急停止等によってブレーキペダル13を踏み込
み操作すると、操作片13aが被操作片12aを引っ張
って変速ペダル12を強制的に中立位置へ戻すのである
【0010】〔別実施例〕図6に示すように、乗り上が
りカム機構式の牽制機構Aでも良い。すなわち、支軸2
6に相対回動自在に嵌装したカム板27と該支軸26に
スライド自在、かつ、一体回動する受動板28とによる
ボール式の乗り上がりカム機構Cが構成され、変速軸9
aをカム板27に連動連結するとともに、切換軸14a
に連動連結された切換板29を皿ばね30を介して支軸
26に嵌装して牽制機構Aを構成する。作用を説明する
と、変速ペダル12を踏み込み操作すると、乗り上がり
カム機構Cの作用によって受動板28が支軸15に沿っ
て図中下側にスライドし、皿バネ23に抗して装置固定
部分10との間に切換板29を押圧接当してその回動を
不能にすることにより、そのときの正逆切換機構14の
操作位置を維持するのである。また、図5に示すように
、天秤アーム20で爪22aを連動ロッド31を介して
スライド操作するようにして牽制機構Aを構成するのも
よい。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】牽制機構の構造を示す側面図
【図2】牽制機構の構造を示す平面図
【図3】連係機構の構造を示す側面図
【図4】ローントラクタの側面図
【図5】牽制機構の別構造を示す側面図
【図6】牽制機
構の別構造を示す側面図
【符号の説明】
12    変速操作具 15    切換操作具 A      牽制機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前後進の切換操作具(15)と走行速
    度の変速操作具(12)とを各別に備えるとともに、そ
    の変速操作具(12)が最低速位置に操作されていると
    きにのみ、前記切換操作具(15)の切換操作を可能に
    する状態に、前記切換操作具(15)と前記変速操作具
    (12)とを連係する牽制機構(A)を設けてある作業
    車の走行牽制装置。
JP10783191A 1991-05-14 1991-05-14 作業車の走行牽制装置 Pending JPH04339027A (ja)

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JP10783191A JPH04339027A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 作業車の走行牽制装置

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JPH04339027A true JPH04339027A (ja) 1992-11-26

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JP10783191A Pending JPH04339027A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 作業車の走行牽制装置

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JP (1) JPH04339027A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032650A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Yanmar Co Ltd 作業車両の制御装置
JP2007139051A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Yanmar Co Ltd 作業車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032650A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Yanmar Co Ltd 作業車両の制御装置
JP2007139051A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Yanmar Co Ltd 作業車両

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