JPH04337747A - 画像形成装置の用紙送り装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙送り装置

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JPH04337747A
JPH04337747A JP3138379A JP13837991A JPH04337747A JP H04337747 A JPH04337747 A JP H04337747A JP 3138379 A JP3138379 A JP 3138379A JP 13837991 A JP13837991 A JP 13837991A JP H04337747 A JPH04337747 A JP H04337747A
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Ichiro Osawa
大沢 一郎
Tatsu Sugiyama
杉山 達
Makoto Nishigaki
真 西垣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機等の画像形
成装置における用紙案内装置に関し、特に、画像転写部
の上流部の用紙路を湾曲路として構成し、該用紙路に用
紙のル―プの方向を設定する手段を形成して、該用紙路
内でのジャム処理と、用紙の送り出しの作用を良好な状
態で行い得るようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機等の画像形成装置においては
、給紙部に装着した給紙カセット等の用紙収容装置から
、用紙を1枚ずつ送り出し、その用紙が感光体ドラムか
らの画像転写部を通る際に、感光体ドラムに形成したト
ナ―画像を転写する。そして、前記トナ―画像を担持す
る用紙を、定着装置を通して定着し、コピ―を作成する
ようにしている。前述したような一般的な電子複写機に
おいては、給紙部から搬送されてくる用紙を、画像転写
部の直前部で一旦停止させ、その用紙のスキュ―の補正
を行った後で、感光体ドラムに形成されるトナ―画像に
タイミングを合わせて用紙を送り出し、用紙に対してト
ナ―画像の転写が良好に行わせるようにするレジストレ
ーション手段(以下レジ装置と呼ぶ)を設けている。 前記レジ装置としては、例えば、特開平2−28667
号公報等に示されるような手段が用いられている。
【0003】前記従来例に示される電子複写機において
は、給紙部から送られてくる用紙を、画像転写部の直前
部で用紙の先端部の位置決めと、用紙のスキュ―補正を
行うためのレジストレ―ション部分(以下レジ部と呼ぶ
)を配置し、該レジ部のゲ―トにより先端の位置決めを
行った状態で一旦停止させ、用紙にル―プを形成させた
状態で、画像転写部に向けて送り出すように構成してい
る。また、前記用紙を停止させる部分の上流部にプリレ
ジローラを配置して、ゲートにより用紙の先端部が停止
された後で、用紙を若干送り出す作用を加えて、用紙に
ル―プを形成させるような手段を用いている。そして、
その用紙のル―プの腰を利用して、ゲ―トが開かれた際
に、下流部のレジローラによるニップ部分に用紙の先端
部が入り込んで、前記レジローラによる搬送作用を良好
に行い得るようにしている。前述したように、画像転写
部の直前部に配置されるレジ部材が、用紙に上向きのル
―プを容易に形成出来るような位置に配置されているこ
とにより、用紙のル―プを良好に設定することができる
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例とは
別に、用紙路の配置関係によっては、画像転写部の上流
部に配置されるレジ部が、用紙に対して上向にル―プを
形成させるに適当ではない状態に湾曲して配置される場
合がある。例えば、特開昭50−93442号公報等に
示されるような例では、給紙部から画像転写部に向けて
用紙を送り出す途中の部分で、用紙路が上向きに湾曲し
て配置される場合がある。そして、前述したような上向
きに湾曲している用紙路をレジ部として用いる場合には
、用紙が湾曲路の外側のガイド板に強く押圧され、用紙
の移動に対して大きな抵抗が付与されるという問題が発
生する。また、前記湾曲路では、用紙にル―プを形成す
ることが困難であるために、一般の電子複写機等のよう
に、用紙の先端部をレジローラにニップさせる際に、用
紙のル―プを利用することが困難であるという問題が発
生する。さらに、用紙にジャムが発生してレジ部で停止
した場合に、湾曲したガイド板に用紙が張り付いてしま
い、その用紙を取り出すことが困難であるという問題も
ある。
【0005】前記従来例は、カラ―電子複写機における
用紙搬送機構において、画像転写部で転写ドラムに用紙
を担持させた状態で、感光体ドラムに形成されるカラ―
トナ―画像を、用紙に転写するように構成されているが
、前記転写ドラムに対して用紙を供給する場合にも、一
般の電子複写機におけるレジ部と同様な問題が発生する
。さらに、最近の電子複写機では、普通紙と呼ばれる用
紙を用いてコピーを作成する場合の他に、OHPシ―ト
を用いてカラ―コピーを作成する場合が多くある。とこ
ろが、OHPシートは比較的剛性があるシ―ト部材であ
り、そのような腰の強いシ―トを搬送する際に、前記上
向の湾曲路内で正確な位置決めを行い、転写ドラムに向
けて送り出すことが困難であるという問題が発生する。
【0006】前記問題とは別に、OHPシートを用いて
コピ―を作成する場合には、該OHPシートにはトナ―
画像の転写を良好に行わせるために、ある種のコ―ティ
ングを施しているので、そのOHPシートの表裏を正確
に認識し、給紙部にセットすることが必要である。しか
し、オペレ―タにそのOHPシートの表裏を判断させる
ことは、該OHPシートが透明なものであることから、
非常に困難なことである。また、レジ部で停止された用
紙に対して、適正なループを形成しようとする場合には
、その用紙の厚さ等の情報を用いて、用紙に対する送り
量を制御することが必要である。そこで、例えば、実公
昭62−32693号公報等に示されるように、用紙の
厚さ等を検知する手段を用いて用紙の厚さ等を検知し、
その検知情報を用いてレジ部におけるループの量を制御
するが、厚さの情報のみによっては、OHPシートのよ
うに剛性の大きなシートを判別することが出来ないとい
う問題もある。
【0007】
【発明の目的】本発明は前述したように、用紙路が上向
に湾曲しているレジ部において、用紙のル―プを上向き
に形成して、用紙を画像転写部に向けて案内する作用を
良好に行い得るようにするとともに、該レジ部でジャム
が発生した場合には、その用紙のループを湾曲路の内側
に突出させるような機構を設けて、ジャム処理を容易に
行い得るようにする手段を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、感
光体ドラムに形成したトナ―画像を用紙に転写し、該ト
ナ―画像を担持する用紙を定着装置を通して定着し、コ
ピ―を作成する画像形成装置に関する。本発明において
は、前記用紙を画像の転写部に向けて案内する用紙路を
、湾曲路として構成し、該用紙路の前後にロ―ラ装置を
配置し、用紙の先端部の位置決めと、該用紙にル―プを
形成する機構を構成している。また、前記湾曲路として
構成した用紙路の上流側で、その用紙路を構成する下側
のガイド板に、上向の突出部材を配置して、用紙のル―
プの向きを規制するとともに、前記用紙路の曲がり部の
外側のガイド板の内面に、用紙を曲線部の内側に向けて
押圧する部材を配置している。本発明では、前記用紙路
と感光体ドラムおよび、定着装置等の部材を1つのユニ
ットとして構成し、前記ユニットを複写機本体から引き
出し可能に設けるとともに、前記用紙路の内部で停止し
た用紙を、湾曲路の内側に形成した開口から引き出して
除去し得るように構成している。さらに、本発明の装置
では、レジ部で用紙が停止した場合、プリレジローラに
より用紙を強制的に送る手段を設けて、その用紙が湾曲
路の内側の開口に向けて突出させるようにすることによ
って、ジャム紙の除去の作業を容易に行い得るようにし
ている。
【0009】前述したように、レジ部の用紙路を上向に
湾曲させて構成し、用紙のル―プの方向を規制する手段
を設けることにより、用紙の先端部を規制する作用と、
画像転写部に向けて送り出す作用とを正確に行うことが
できる。また、本発明の装置では、レジ装置内でジャム
が発生した場合でも、その用紙のループが湾曲路に設け
た開口から突出する状態にされ、ユニットを本体から引
き出した際に、そのジャム紙が湾曲路内でアコ―デオン
状に折れたりすることなしに、容易に除去することが可
能になる。さらに、本発明において、OHPシート等を
使用してコピ―を作成する場合に、腰の強い用紙類に対
しても、搬送作用を正確に行うことができる。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の用紙送り装置を説明する。図1に示される本発
明の画像形成装置は、カラ―電子複写機として構成され
たものの場合を示している。前記カラ―電子複写機1は
、用紙を転写ドラム11に保持した状態で、現像装置3
により感光体ドラム2に形成されるカラ―トナ―画像を
、用紙に重ねる状態で転写させる方式の装置として構成
されている。前記カラ―電子複写機1においては、感光
体ドラム2に対応させて複数の現像器3y、3m、3c
、3bを配置し、それぞれの定着器により感光体ドラム
にカラ―トナ―画像を形成して、そのカラ―トナ―画像
を転写ドラム11に保持させた用紙に転写するように構
成している。また、前記感光体ドラム2に対して、帯電
コロトロン4、クリ―ニング装置5、および、転写コロ
トロン6等を配置して、一般の電子写真方式を用いる複
写機の場合と同様に、用紙にトナー画像を転写する作用
を行わせる。
【0011】前記カラ―電子複写機においては、一般の
電子複写機の場合と同様に、複数の給紙カセットや給紙
トレイ等を収容する給紙部を設けている。そして、例え
ば、図示される給紙カセット7から、給紙ロ―ラとさば
き装置を設けた給紙装置8により用紙を1枚ずつ送り出
し、用紙路9内で搬送ロ―ラ装置により搬送して、レジ
装置20を介して、転写ドラム11に向けて用紙を送り
出すようにしている。前記レジ装置20の構成は後で詳
細に説明するが、電子複写機のフレームに対して引き出
し可能に設けたユニット10に、前記レジ装置を設けて
いるものであり、前記レジ装置により、用紙の先端部の
位置決めと、斜め送りの補正(スキュ―補正)等を行っ
て、転写ドラム11に向けて用紙を送り出す作用を行う
ようにする。
【0012】前記カラ―電子複写機1では、転写ドラム
11と定着装置15およびレジ装置20を1つのユニッ
ト10として構成し、該引き出しユニット10を装置本
体から引き出し可能に設けている。前記引き出しユニッ
ト10に配置される転写ドラム11では、例えば、実開
昭61−206970号公報等に示されるような用紙の
保持手段を用いて、用紙を転写ドラム11の表面に静電
的に吸着して、保持させるようにしている。そして、前
記転写ドラム11の表面に用紙を保持した状態で、感光
体ドラム2に形成されたカラ―トナ―画像を転写し、複
数のカラ―トナ―画像を用紙に重ねる状態で転写した後
で、剥離装置12によりドラムの表面から剥離し、ガイ
ド部材13、14を介して定着装置15に向けて案内す
る。
【0013】本発明の実施例に示される定着装置15は
、一般の定着装置の場合と同様に、加熱ロ―ラ方式の装
置として構成されており、加熱ロ―ラと加圧ロ―ラとの
間に用紙を通過させて、熱と圧力とを加え、カラ―トナ
―画像を溶融して用紙に定着させる。そして、定着が終
了した用紙は、排出ロ―ラ17により排出口18を介し
て、排出トレイまたはソ―タ―等に向けて排出される。 なお、前述したように、本発明の装置では、用紙を搬送
する系統を一括して、本体から引き出し出来るように構
成することにより、該用紙搬送経路内で、用紙が詰まっ
た場合には、装置本体から前記引き出しユニット10を
引き出すことにより、ジャム処理を容易に行い得るよう
に構成している。
【0014】(レジ装置の構成)前記引き出しユニット
10において、転写ドラム11に向けて用紙を供給する
ために配置されるレジ装置20は、図2に示されるよう
に、上向の湾曲路21として構成された用紙案内路を設
けている。そして、前記湾曲路21に対して、用紙の移
動方向の両端部に、プリレジローラ30とレジローラ3
2とを配置している。前記湾曲路21は、上ガイド板2
2と下ガイド板24とを所定の間隔を介して配置し、両
ガイド板の間で用紙を案内するが、該上向の湾曲路での
用紙が、下ガイド板に向けて強く押圧されて、摺動抵抗
が増大すること、および、下向きにル―プが形成される
ことを防止するための手段を配置している。前述のよう
に、湾曲路21内での用紙の案内を行うために、本実施
例では、下ガイド板24のプリレジローラ30に近接す
る部分に、突出部材25を配置しており、さらに、湾曲
路が大きく湾曲する部分にガイドシート部材26を設け
ている。
【0015】前記突出部材25は、下ガイド板24に対
して、上向きに突出する部材として設けられているもの
で、前記突出部材25の上部には、上ガイド板に開口2
3を設けて、用紙のル―プが大きくなった際に、そのル
―プが上ガイド板に当たったりすることがないようにさ
れる。前記突出部材25は、用紙の先端部がレジローラ
32のニップ部分に挿入されて停止し、プリレジローラ
30により送り作用が加えられた際に、前記突出部材2
5により用紙が上向きにル―プを形成させる作用を行う
。また、前記下ガイド板24の曲がり部の内側に配置さ
れるガイドシート部材26は、例えば、プラスチック製
の腰の強いフィルム部材を用いるもので、用紙が下ガイ
ド板24の曲がり部に押圧された際に、そのガイドシー
ト部材26により押し返す作用を行うようにする。
【0016】前記レジ装置20の用紙送り出し部分の上
流部には、用紙を転写ドラム11に対して押圧するため
の押圧ローラ35を配置しており、該押圧ローラ35が
用紙の長さに応じて、押圧作用を行うことにより、用紙
を転写ドラム11に付着させ得るように構成している。 前記押圧ローラ35は、支持ブラケット36に支持され
、軸37を中心にして揺動可能に設けられており、図示
を省略した駆動手段により、用紙を転写ドラムに押圧す
る作用を行うようにしている。前記支持ブラケット36
にはガイド板38を設けて、レジローラ32から送り出
される用紙を転写ドラム11に向けて案内させる。なお
、前記押圧ローラ35は、用紙を転写ドラム11に付着
させる時間だけ、転写ドラムに向けて押圧する作用が行
われるものであり、用紙を付着させた後では、トナ―画
像に影響を与えないようにするために、図の仮想線で示
される位置に退避させる。
【0017】前述したように構成される本発明のレジ装
置20においては、給紙部から送られてくる用紙を、プ
リレジローラ30により湾曲路21内に送り込み、その
用紙の先端部がレジローラ32に入り込んだ状態で、さ
らに追加の送り作用を行わせるようにする。前記湾曲路
21内に送り込まれた用紙Pに対して、下ガイド板24
の突出部材25により、上向きにル―プを形成させるよ
うにする。そして、用紙Pによって仮想線26aの状態
に湾曲されたガイドシート部材26の反力で、該用紙P
を湾曲部の内側に向けて押圧して、レジローラ32に向
けて付勢する作用を付与する。また、前記湾曲路21に
は、プリレジローラ30の下流部とレジローラ32の上
流部とに、それぞれセンサS1、S2を配置しており、
それ等のセンサからの用紙の検知情報を用いて、用紙の
検知と、プリレジローラの駆動の制御とを行う。
【0018】前述したようにして用紙にル―プを形成し
、該用紙に対するスキュ―補正を行った状態で、転写ド
ラム11の回転にタイミングを合わせて、レジローラ3
2とプリレジローラ30とが駆動される。したがって、
前記レジ装置20から、用紙は転写ドラム11の周速に
等しい速度でレジローラ32を介して送り出され、押圧
ローラ35により押圧されながら、転写ドラム11に付
着保持される。また、前記湾曲路21内から用紙を送り
出す際に、プリレジローラ30はレジローラ32よりも
若干速い速度で用紙に対する送りの作用を行い、用紙の
ル―プを維持するとともに、両ロ―ラ間で用紙を引き合
ったりすることがないようにされる。
【0019】なお、前述したレジ装置20において、湾
曲路21内でジャムが発生した場合には、プリレジロー
ラ30を駆動して、湾曲路21内に用紙を全部送り込む
作用を行い、用紙のル―プが開口23から上に大きく突
出する状態にする。そして、その後で、引き出しユニッ
ト10を複写機本体から引き出すことにより、ジャム紙
の除去の動作を容易に行い得るようにする。したがって
、湾曲路内でのジャム紙は、該湾曲路内でアコ―デオン
状に折れ曲がったりすることが防止され、用紙や他の装
置に悪影響を与えることがない。
【0020】(OHPシートの検知手段)前述したよう
なレジ装置を設けた電子複写機においては、通常の用紙
の他に、OHPシートに対してもコピ―を作成出来るよ
うに構成している。前記図2に示されるレジ装置におい
て、OHPシートの表裏を検知するために、プリレジロ
ーラに近接する位置に、OHPシート検知用のセンサS
3を配置している。前記センサS3は、図3に示される
ように、湾曲路の側部に配置した本体40にガイド溝4
1を設けており、該ガイド溝41の端部から、用紙の巾
方向に距離Lを隔てた内側の位置にセンサの光路42を
配置している。そして、前記センサS3を用いて、OH
Pシートの検知を行う際に、OHPシートを透過する光
を検知することにより、OHPシートに対する検知の作
用を行うようにする。また、前記センサS3により得ら
れる検知信号は、他のセンサが検知した信号ととともに
制御装置に入力し、OHPシートに対する検知の作用を
正確に行い得るようにする。
【0021】前記カラ―電子複写機に使用されるOHP
シート45は、図4に示されるように、画像を転写する
表面部分を識別するために、側部に所定の巾で識別用の
白枠46等の被検知手段を設けている。前記OHPシー
ト45には、そのシ―トの側部から間隔Lだけ内側の部
分に、前記識別枠46の一部を除去した透明部分47を
設けて、該透明部分47がセンサの位置を通過した場合
に、OHPシートが正常な状態で給紙されているものと
判断する。また、OHPシートが裏面を画像転写方向に
向けた状態で給紙された場合には、図5に示されるよう
に、センサによる検知部に対して、白枠の部分が通過す
ることになるので、その白枠が検知された情報により、
カラ―電子複写機の制御装置は、OHPシートの給紙の
間違いの信号を出力し、オペレ―タに知らせることがで
きる。
【0022】したがって、前記実施例に示されるような
OHPシートの表裏の判断手段を用いることにより、O
HPシートに対して画像の転写を行わせるために、その
表面に特殊なコ―ティングを行ったものを使用する場合
でも、該OHPシートの表面にのみ画像の形成を行わせ
ることができる。また、前記OHPシートの表裏検知手
段は、シ―トの送り方向が、縦横のいずれの場合にも適
用出来るようにすることが可能であり、センサの配置位
置等も、任意に設定することができる。なお、前記湾曲
路にセンサを配置する場合に、シ―トや用紙等を本体の
案内溝の壁部分に押圧した状態で、検知の作用を行わせ
るように、その用紙の案内機構を構成することができる
【0023】(用紙の厚さの検知機構)前記図2に示さ
れたように構成されるレジ装置において、湾曲路内で形
成される用紙のル―プは、用紙の厚さ等に応じて制御す
ることが必要である。そこで、本発明の電子複写機にお
いては、図6に示されるように、湾曲路21の入り口の
近傍に用紙の厚さを検知する手段を設けることができる
。前記湾曲路21に配置するセンサは、エンコ―ダ50
を用いて、用紙を下ガイド板に向けて押圧するア―ム部
材が、紙厚に応じて揺動する角度等を検知することによ
り、紙厚の検知情報を出力させるようにする。なお、前
記ロ―タリ―エンコ―ダの他に、本発明においては、用
紙を透過する光の量を検知して、紙厚の情報を出力する
センサを用いることも可能である。また、前記検知手段
の他に、湾曲路には用紙のサイズを検知するためのセン
サS4を配置して、用紙のサイズを検知し、紙厚とサイ
ズの信号を用いて、湾曲路21内での用紙のル―プの制
御を行うことができる。
【0024】前述したように構成される2つのセンサS
4、S5の情報を用いて、用紙のル―プの量を制御する
ために、図7に示されるような制御手段55を用いるこ
とができる。前記制御手段55においては、制御装置5
7として複写機本体の制御装置を用いることも可能であ
るが、該制御装置57に入力された用紙のサイズの信号
と、紙厚の信号とを制御装置に入力し、それ等の信号を
出力手段56に向けて出力し、プリレジローラ30に対
する駆動時間の制御を行う。前記用紙のル―プ量の制御
を行うために、用紙の先端部がレジローラ32にニップ
された後で、プリレジローラ30に対する駆動時間を設
定し、湾曲路21に向けて用紙を余分に送り出す長さを
制御する。
【0025】また、前述したように、用紙に対するル―
プ量の制御は、用紙の厚さと用紙のサイズにより変化さ
せることが必要であり、その用紙に形成されたル―プに
より、レジローラ32に向けて用紙を押出す力を設定す
ることができる。また、前記図7に示される例では、例
えば、電子複写機のコントロ―ルパネルに厚紙選択スイ
ッチ59を設けておき、該スイッチ59を押して入力し
た信号と、用紙のサイズの信号とを用いて、用紙のル―
プ量を制御することも出来る。したがって、本発明の装
置においては、湾曲路21内でのル―プの制御を、各セ
ンサからの信号を用いて任意に調整することが可能にな
り、用紙を余分に送り込んだりすることを防止出来るも
のとなる。
【0026】なお、前述した本発明の各機構は、それ等
のすべての機構をカラ―電子複写機に適用することが出
来るものであり、OHPシートを用いてコピ―を作成す
る場合のみならず、普通紙や厚紙を用いる場合にも、用
紙の送り作用を良好に行うことができる。また、前記実
施例に示された各機構は、図示されたレジ装置のように
上向きに湾曲している湾曲路を設けた装置の他に、他の
任意の構成を有する電子複写機に対しても適用出来るが
、特に、転写ドラムを用いるカラ―電子複写機において
、十分な効果を発揮させることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の画像形成装置においては、前述
したように、レジ部の用紙路を上向に湾曲させて構成し
、用紙のル―プの方向を規制する手段を設けることによ
り、レジ部を湾曲路により構成しても、用紙の先端部を
規制する作用と、画像転写部に向けて送り出す作用とを
正確に行うことができる。また、本発明の装置では、レ
ジ装置内でジャムが発生した場合でも、その用紙が湾曲
路に設けた開口から突出する状態にされ、ユニットを本
体から引き出した際に、そのジャム紙が湾曲路内でアコ
―デオン状に折れたりすることなしに、容易に除去する
ことが可能になる。さらに、本発明において、OHPシ
ート等を使用してコピ―を作成する場合でも、該OHP
シート等のような腰の強い用紙類に対しても、搬送作用
を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の画像形成装置の構成を示す側面図
である。
【図2】  本発明のレジ装置の構成を示す説明図であ
る。
【図3】  OHPシートの検知手段の構成を示す正面
図である。
【図4】  OHPシートの構成と、センサとの関係を
示す説明図である。
【図5】  OHPシートの裏面を上に向けた状態の説
明図である。
【図6】  紙厚検知手段の構成を示す説明図である。
【図7】  用紙のル―プ量の制御手段の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1    カラ―電子複写機、  2    感光体ド
ラム、10    引き出しユニット、11    転
写ドラム、20    レジ装置、  21    湾
曲路、  25    突出部材、26    ガイド
シート部材、  30    プリレジローラ、32 
   レジローラ、  35    押圧ローラ、40
    センサ部材、  45    OHPシート、
50    ロ―タリ―エンコ―ダ、  55    
制御手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光体ドラムに形成したトナ―画像を
    用紙に転写し、該トナ―画像を担持する用紙を定着装置
    を通して定着し、コピ―を作成する画像形成装置におい
    て、前記用紙を画像の転写部に向けて案内する用紙路を
    、湾曲路として構成し、該用紙路の前後にロ―ラ装置を
    配置し、用紙の先端部の位置決めと、該用紙にル―プを
    形成する機構を構成し、前記湾曲路として構成した用紙
    路の上流側で、その用紙路を構成する下側のガイド板に
    上向の突出部材を配置し、用紙のル―プの向きを規制す
    るとともに、前記用紙路の曲がり部の外側のガイド板の
    内面に、用紙を曲線部の内側に向けて押圧する部材を配
    置することを特徴とする画像形成装置の用紙送り装置。
  2. 【請求項2】  前記用紙路と感光体ドラムおよび、定
    着装置等の部材を1つのユニットとして構成し、前記ユ
    ニットを複写機本体から引き出し可能に設けるとともに
    、前記用紙路の内部で停止した用紙を、湾曲路の内側に
    形成した開口から引き出して除去し得るように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の用紙
    送り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597428B1 (en) 1997-07-10 2003-07-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for forming photographic images
JP2006347742A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Fuji Xerox Co Ltd シートセンサ、シート搬送装置および画像形成装置
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