JP3623261B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3623261B2 JP3623261B2 JP24145894A JP24145894A JP3623261B2 JP 3623261 B2 JP3623261 B2 JP 3623261B2 JP 24145894 A JP24145894 A JP 24145894A JP 24145894 A JP24145894 A JP 24145894A JP 3623261 B2 JP3623261 B2 JP 3623261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- sheet
- image forming
- carrier sheet
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、給紙ローラおよび搬送ローラによって、原稿を給送しながら、画像を読み取る給紙装置を載置した複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の給紙装置の原稿挿入時の概略構成図を示す。図において給紙装置40は、原稿Pを上部ガイド1と下部ガイド2との間に挿入し、シャッタ3に付き当てる。この際、原稿サイズ検知センサ4が原稿Pを検知し、その検知信号により原稿ソレノイド5がONされ、ソレノイドレバー6が支軸7を中心に図中反時計方向に回動することにより、給紙ローラ8が押えコロ9に圧接するまで下降し、原稿Pを挟持する。
【0003】
同時に、シャッタ3を図示省略のソレノイド等の駆動手段により、原稿搬送路Aを開放する方向へ移動する。かつ、原稿ソレノイド5がONされてから、図示省略のモータが回転駆動を始め、給紙ローラ8、搬送ローラ10,11、排紙ローラ12が回転開始する。
【0004】
前記モータおよび各ローラ8,〜12は、ベルト駆動またはギャ駆動によりすべて連結されているから、図4に示すように原稿Pは斜行補正用レジストシャッタ13に当接するまで給送される。
【0005】
この際、レジスト前検知センサ14がOFFされ、原稿Pがレジストシャッタ13に当接した後、一旦前記モータが停止し、複写機本体側の転写用紙が給紙されるのを待機する。
【0006】
複写機本体側の給紙が終了すると、ランプ15が点灯した後、前記モータが再度回転し始める。このモータが回転を始めてから、レジストシャッタ用ソレノイトをONさせることにより、レジスタシャッタ13が動作し、原稿搬送路を開放する。従って、原稿Pは搬送ローラ10,11、排紙ローラ12で搬送されながら、ランプ15で照射され、複写機本体の感光体に画像が伝達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図5に示すように薄紙等の原稿Pをポリエチレンフィルム等からなるキャリアシート20の上シート20aと下シート20bとの間に挟持して給送することがある。この際、キャリアシート20がレジストシャッタ13に当接し、キャリアシート20の斜行が補正され、一旦前記モータが停止して再度回転し、レジストシャッタ13を動作し、原稿搬送路が開放され、キャリアシート20が給送される際に、原稿Pがキャリアシート20で挟持されるために、原稿Pのみの場合に比較して重くなり、給紙ローラ8の送り出しの際に、滑りが生じ、キャリアシート20を送り出すタイミングが遅れて、画像上でズレが発生するという問題があった。
【0008】
この問題の解消のために、コピー動作前に作業者がキー入力によりキャリアシート20の有無を入力し、複写機本体を制御するソフト系である制御装置(図示省略)において、原稿給紙における先端レジストのタイミングをズラしていた、しかし、作業者にキャリアシート20の有無をキー入力する煩わしさを与え、キー入力の忘れによる先端レジストのズレが発生するという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、上記問題点を改善するために、原稿をキヤリアシートに挟持しているかどうかが検出され、先端レジストのタイミングが調整され、取扱い操作が容易な画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、シート状の原稿または最大原稿の幅よりも大きいキャリアシートで保持された原稿を給紙装置を介して給送し、この原稿画像を読みとって画像形成する画像形成装置において、
(1)前記給紙装置は、
(1−1)シート状の原稿の搬送方向の両端よりも外側にそれぞれ配置された、原稿の有無を検知するシート検知センサをそれぞれ備えたものであり、
(2)前記給紙装置が原稿を給送する際に、
(2―1)前記シート検知センサの一方が原稿を検知した場合は、原稿が斜行していると判断するが、
(2―2)前記シート検知センサの双方が原稿を検知した場合は、キャリアシートと判断して、原稿のみを給紙するときとは異なるタイミングで画像を形成することを特徴とするものである。
ここで、
(3)前記異なるタイミングとは、画像を形成するタイミングを所定時間遅延させるものである。
上記目的を達成するための本発明の給紙装置は、シート状の原稿または最大原稿の幅よりも大きいキャリアシートで保持された原稿を給送する給紙装置において、
(4)原稿の有無を検知する複数のシート検知センサを備え、
(5)該シート検知センサは、
(5−1)給送されるシート状の原稿の搬送方向の両端よりも外側であって、且つ、給送されるキャリアシートの両端よりも内側の位置にそれぞれ配置されたものであることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本発明の画像形成装置を採用することにより、シート状の原稿またはキャリアシートで保持された原稿を給紙装置を介して給送し画像形成する際に、給紙装置に斜行補正用シャッターの上流側に最大原稿の幅より大きく前記キャリアシートの幅の両端部分に近くそれぞれ設けられ、最大原稿幅では同時に検知できないがキャリアシート幅では同時に検知し得る検知手段を設けることによって、原稿をキャリアシートに挟持するかしないかに拘らず、先端レジストのタイミングが調整され、その取扱い操作が容易である。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図2は本発明が実施された画像形成装置の概略構成図を示し、同図(A)はその正面図、同図(B)はその側面図である。図において本実施例では複写機である画像形成装置50は、圧板21を開放して給紙装置40が原稿台22上の動作位置にあり、原稿Pが挿入されると、画像をミラー23、レンズ24およびミラー25を経て、感光体26に送る。なお、27は現像部、28は転写分離部、29は給紙部、30は定着部である。
【0014】
図1は本発明の一実施例の概略構成図を示す。図において給紙装置40の原稿搬送路Aに、斜行補正用として設けられたレジストシャッタ13の上流側で、最大原稿Pの幅より大きいキャリアシート20の幅の両端部分に近い図中斜線部分に検知手段、本実施例ではキャリアシート検知センサ16,16がそれぞれ設けられている。このキャリアシート検知センサ16,16は、最大原稿Pの幅では同時に検知できないが、キャリアシート20の幅では同時に検知し得るように配置されている。
【0015】
従って、この検知センサ16,16は、キャリアシート20に挟持されない最大幅の原稿Pの場合には、レジストシャッタ13の上流側の中央部に配置されたレジスタ前センサ14のみが検知されまたは原稿Pがいずれか片側へ寄せられた場合には、中央のレジスト前センサ14と片側のキャリアシート検知センサ16とのみが検知され、同時にキャリアシート検知センサ16,16が検知されないために、キャリアシート20がなしと検知される。
【0016】
このようなキャリアシート検知センサ16,16の検知信号は、図示省略のソフト系の制御装置において、先端レジストのタイミングをズラせるように調整され、キャリアシートの画像上のズレが解消される。
【0017】
なお、本発明は、上記実施例に限定するものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様においても実施することが可能である。
【0018】
【発明の効果】
上記説明ですでに明らかなように、本発明の画像形成装置は、シート状の原稿またはキャリアシートで保持された原稿を給紙装置を介して給送し画像形成する際に、給紙装置に斜行補正用シャッターの上流側に最大原稿の幅より大きく前記キャリアシートの幅の両端部分に近くそれぞれ設けられ、最大原稿幅では同時に検知できないがキャリアシート幅では同時に検知し得る検知手段を設けることによって、従来技術の問題点が容易に解決され、原稿をキャリアシートに挟持するかしないかに拘らず、先端レジストのタイミングが調整され、その取扱い操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明が実施された画像形成装置の概略構成図を示し、同図(A)はその正面図、同図(B)はその側面図である。
【図3】従来の給紙装置の原稿挿入時の概略構成図である。
【図4】従来の給紙装置の原稿搬送時の概略構成図である。
【図5】キャリアシートの概略構成図である。
【符号の説明】
8 給紙ローラ
13 レジストシヤッタ
14 レジスト検知センサ
16 キャリアシート検知センサ
20 キャリアシート
40 給紙装置
Claims (3)
- シート状の原稿または最大原稿の幅よりも大きいキャリアシートで保持された原稿を給紙装置を介して給送し、この原稿画像を読みとって画像形成する画像形成装置において、
前記給紙装置は、
シート状の原稿の搬送方向の両端よりも外側にそれぞれ配置された、原稿の有無を検知するシート検知センサをそれぞれ備えたものであり、
前記給紙装置が原稿を給送する際に、
前記シート検知センサの一方が原稿を検知した場合は、原稿が斜行していると判断するが、
前記シート検知センサの双方が原稿を検知した場合は、キャリアシートと判断して、原稿のみを給紙するときとは異なるタイミングで画像を形成することを特徴とする画像形成装置。 - 前記異なるタイミングとは、画像を形成するタイミングを所定時間遅延させるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- シート状の原稿または該原稿を保持したキャリアシートを給送する給紙装置において、
原稿の有無を検知する複数のシート検知センサを備え、
該シート検知センサは、
該給紙装置で給送されるシート状の原稿のうち最大幅をもつ原稿の搬送方向の両端よりも外側であって、且つ、該最大幅をもつ原稿よりも大きいキャリアシートの搬送方向の両端よりも内側の位置に配置されたものであり、原稿の斜行またはキャリアシートの有無を検知するものであることを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24145894A JP3623261B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24145894A JP3623261B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08106134A JPH08106134A (ja) | 1996-04-23 |
JP3623261B2 true JP3623261B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=17074619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24145894A Expired - Fee Related JP3623261B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3623261B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP24145894A patent/JP3623261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08106134A (ja) | 1996-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006027859A (ja) | シート搬送装置および画像形成装置並びに画像読取装置 | |
JP3324920B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPS63295364A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3623261B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2533920B2 (ja) | 複数モ―ド自動原稿取扱装置 | |
JP2004009245A (ja) | 後処理装置 | |
JP3574764B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP4192832B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3495600B2 (ja) | 用紙の斜め搬送補正装置 | |
JP3507701B2 (ja) | 給紙搬送装置 | |
JPH09150987A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP2000034042A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP3167861B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0789645A (ja) | 用紙供給装置の用紙幅方向補正機構 | |
JP2659728B2 (ja) | 電子複写機 | |
JP2703910B2 (ja) | 電子複写機 | |
JP3208675B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH04337747A (ja) | 画像形成装置の用紙送り装置 | |
JPH07137890A (ja) | 手差し給紙装置における用紙の方向変換装置 | |
JP4192831B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3714888B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2527127Y2 (ja) | シート搬送装置 | |
JP2657232B2 (ja) | 原稿自動送り機構 | |
JPH04116043A (ja) | シート検知装置 | |
JP2000203729A (ja) | 用紙搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |