JPH08106134A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08106134A
JPH08106134A JP24145894A JP24145894A JPH08106134A JP H08106134 A JPH08106134 A JP H08106134A JP 24145894 A JP24145894 A JP 24145894A JP 24145894 A JP24145894 A JP 24145894A JP H08106134 A JPH08106134 A JP H08106134A
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敬 佐藤
Ryuichi Inaba
龍一 稲葉
Atsushi Mitobe
敦 水戸部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿をキャリアシートに挟持するかしないか
に拘らず、先端レジストのタイミングが調整され、その
取扱い操作が容易である。 【構成】 シート状の原稿Pまたはキャリアシート20
で保持された原稿Pを給紙装置40を介して給送し画像
形成する際に、給紙装置40に斜行補正用シャッター1
3の上流側で、最大原稿Pの幅より大きい前記キャリア
シート20の幅の両端部分に近くそれぞれ設けられ、最
大原稿幅では同時に検知できないがキャリアシート幅で
は同時に検知し得る検知手段16,16を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙ローラおよび搬送
ローラによって、原稿を給送しながら、画像を読み取る
給紙装置を載置した複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の給紙装置の原稿挿入時の概
略構成図を示す。図において給紙装置40は、原稿Pを
上部ガイド1と下部ガイド2との間に挿入し、シャッタ
3に付き当てる。この際、原稿サイズ検知センサ4が原
稿Pを検知し、その検知信号により原稿ソレノイド5が
ONされ、ソレノイドレバー6が支軸7を中心に図中反
時計方向に回動することにより、給紙ローラ8が押えコ
ロ9に圧接するまで下降し、原稿Pを挟持する。
【0003】同時に、シャッタ3を図示省略のソレノイ
ド等の駆動手段により、原稿搬送路Aを開放する方向へ
移動する。かつ、原稿ソレノイド5がONされてから、
図示省略のモータが回転駆動を始め、給紙ローラ8、搬
送ローラ10,11、排紙ローラ12が回転開始する。
【0004】前記モータおよび各ローラ8,〜12は、
ベルト駆動またはギャ駆動によりすべて連結されている
から、図4に示すように原稿Pは斜行補正用レジストシ
ャッタ13に当接するまで給送される。
【0005】この際、レジスト前検知センサ14がOF
Fされ、原稿Pがレジストシャッタ13に当接した後、
一旦前記モータが停止し、複写機本体側の転写用紙が給
紙されるのを待機する。
【0006】複写機本体側の給紙が終了すると、ランプ
15が点灯した後、前記モータが再度回転し始める。こ
のモータが回転を始めてから、レジストシャッタ用ソレ
ノイトをONさせることにより、レジスタシャッタ13
が動作し、原稿搬送路を開放する。従って、原稿Pは搬
送ローラ10,11、排紙ローラ12で搬送されなが
ら、ランプ15で照射され、複写機本体の感光体に画像
が伝達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
ように薄紙等の原稿Pをポリエチレンフィルム等からな
るキャリアシート20の上シート20aと下シート20
bとの間に挟持して給送することがある。この際、キャ
リアシート20がレジストシャッタ13に当接し、キャ
リアシート20の斜行が補正され、一旦前記モータが停
止して再度回転し、レジストシャッタ13を動作し、原
稿搬送路が開放され、キャリアシート20が給送される
際に、原稿Pがキャリアシート20で挟持されるため
に、原稿Pのみの場合に比較して重くなり、給紙ローラ
8の送り出しの際に、滑りが生じ、キャリアシート20
を送り出すタイミングが遅れて、画像上でズレが発生す
るという問題があった。
【0008】この問題の解消のために、コピー動作前に
作業者がキー入力によりキャリアシート20の有無を入
力し、複写機本体を制御するソフト系である制御装置
(図示省略)において、原稿給紙における先端レジスト
のタイミングをズラしていた、しかし、作業者にキャリ
アシート20の有無をキー入力する煩わしさを与え、キ
ー入力の忘れによる先端レジストのズレが発生するとい
う問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、原稿をキヤリアシートに挟持しているかどうかが
検出され、先端レジストのタイミングが調整され、取扱
い操作が容易な画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シート状の原稿またはキャリアシートで
保持された原稿を給紙装置を介して給送し画像形成する
画像形成装置において、前記給紙装置に斜行補正用シャ
ッターの上流側に最大原稿の幅より大きく前記キャリア
シートの幅の両端部分に近くそれぞれ設けられ、最大原
稿幅では同時に検知できないがキャリアシート幅では同
時に検知し得る検知手段を備えることを特徴とする画像
形成装置である。
【0011】
【作用】本発明の画像形成装置を採用することにより、
シート状の原稿またはキャリアシートで保持された原稿
を給紙装置を介して給送し画像形成する際に、給紙装置
に斜行補正用シャッターの上流側に最大原稿の幅より大
きく前記キャリアシートの幅の両端部分に近くそれぞれ
設けられ、最大原稿幅では同時に検知できないがキャリ
アシート幅では同時に検知し得る検知手段を設けること
によって、原稿をキャリアシートに挟持するかしないか
に拘らず、先端レジストのタイミングが調整され、その
取扱い操作が容易である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】図2は本発明が実施された画像形成装置の
概略構成図を示し、同図(A)はその正面図、同図
(B)はその側面図である。図において本実施例では複
写機である画像形成装置50は、圧板21を開放して給
紙装置40が原稿台22上の動作位置にあり、原稿Pが
挿入されると、画像をミラー23、レンズ24およびミ
ラー25を経て、感光体26に送る。なお、27は現像
部、28は転写分離部、29は給紙部、30は定着部で
ある。
【0014】図1は本発明の一実施例の概略構成図を示
す。図において給紙装置40の原稿搬送路Aに、斜行補
正用として設けられたレジストシャッタ13の上流側
で、最大原稿Pの幅より大きいキャリアシート20の幅
の両端部分に近い図中斜線部分に検知手段、本実施例で
はキャリアシート検知センサ16,16がそれぞれ設け
られている。このキャリアシート検知センサ16,16
は、最大原稿Pの幅では同時に検知できないが、キャリ
アシート20の幅では同時に検知し得るように配置され
ている。
【0015】従って、この検知センサ16,16は、キ
ャリアシート20に挟持されない最大幅の原稿Pの場合
には、レジストシャッタ13の上流側の中央部に配置さ
れたレジスタ前センサ14のみが検知されまたは原稿P
がいずれか片側へ寄せられた場合には、中央のレジスト
前センサ14と片側のキャリアシート検知センサ16と
のみが検知され、同時にキャリアシート検知センサ1
6,16が検知されないために、キャリアシート20が
なしと検知される。
【0016】このようなキャリアシート検知センサ1
6,16の検知信号は、図示省略のソフト系の制御装置
において、先端レジストのタイミングをズラせるように
調整され、キャリアシートの画像上のズレが解消され
る。
【0017】なお、本発明は、上記実施例に限定するも
のではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の
態様においても実施することが可能である。
【0018】
【発明の効果】上記説明ですでに明らかなように、本発
明の画像形成装置は、シート状の原稿またはキャリアシ
ートで保持された原稿を給紙装置を介して給送し画像形
成する際に、給紙装置に斜行補正用シャッターの上流側
に最大原稿の幅より大きく前記キャリアシートの幅の両
端部分に近くそれぞれ設けられ、最大原稿幅では同時に
検知できないがキャリアシート幅では同時に検知し得る
検知手段を設けることによって、従来技術の問題点が容
易に解決され、原稿をキャリアシートに挟持するかしな
いかに拘らず、先端レジストのタイミングが調整され、
その取扱い操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明が実施された画像形成装置の概略構成図
を示し、同図(A)はその正面図、同図(B)はその側
面図である。
【図3】従来の給紙装置の原稿挿入時の概略構成図であ
る。
【図4】従来の給紙装置の原稿搬送時の概略構成図であ
る。
【図5】キャリアシートの概略構成図である。
【符号の説明】
8 給紙ローラ 13 レジストシヤッタ 14 レジスト検知センサ 16 キャリアシート検知センサ 20 キャリアシート 40 給紙装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の原稿またはキャリアシートで
    保持された原稿を給紙装置を介して給送し画像形成する
    画像形成装置において、前記給紙装置に斜行補正用シャ
    ッターの上流側に最大原稿の幅より大きく前記キャリア
    シートの幅の両端部分に近くそれぞれ設けられ、最大原
    稿幅では同時に検知できないがキャリアシート幅では同
    時に検知し得る検知手段を備えることを特徴とする画像
    形成装置。
JP24145894A 1994-10-05 1994-10-05 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3623261B2 (ja)

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