JPH0433353Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433353Y2
JPH0433353Y2 JP1986150136U JP15013686U JPH0433353Y2 JP H0433353 Y2 JPH0433353 Y2 JP H0433353Y2 JP 1986150136 U JP1986150136 U JP 1986150136U JP 15013686 U JP15013686 U JP 15013686U JP H0433353 Y2 JPH0433353 Y2 JP H0433353Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
sides
surface material
flat
long side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986150136U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6354789U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986150136U priority Critical patent/JPH0433353Y2/ja
Publication of JPS6354789U publication Critical patent/JPS6354789U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0433353Y2 publication Critical patent/JPH0433353Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は出入口の扉などに用いられるフラツシ
ユパネルに係り、特にその長側辺部の構成に改良
を加えたフラツシユパネルに関するものである。
[従来の技術] 出入口の扉に用いられるフラツシユパネルとし
て、枠材でパネルの本体部分を構成しておき、こ
の両面に樹脂材よりなる表面材を被装したものが
ある。このような樹脂板よりなる表面材でパネル
両面を被装したフラツシユパネルにおいては、長
側辺部の周面も扉を開けた際に見えるので、この
長側辺部の仕上がりをも美麗なものとする必要が
ある。
従来の樹脂板を表面材としたフラツシユパネル
の側辺部の構成を第6図ないし第8図を参照して
説明する。
第6図の従来例は、アルミニウム材等より成る
側辺部材3を用いたものであり、フラツシユパネ
ルの側辺部周面を側辺部材本体3aで覆うと共
に、この本体3aから垂直に突出する突出部3b
及び3cとで表面材1,2の側辺部を挟持したも
のである。
第7図に示す従来例は、表面材1,2をそれぞ
れフラツシユパネルの側辺部周面に回り込ませ、
かつ両表面材1,2の合わせ部分を更にフラツシ
ユパネル内側に折曲させ、この折返部1a,2a
を重ね合わせるようにしたものである。
第8図に示す従来例は、フラツシユパネルの側
辺部にコ字状部材4を配置し、表面1,2をこの
コ字状部材4の両平行部の外側面に接着したもの
である。なお符号5はコ字状部材4の内面に装着
された補強材を示す。
[考案が解決しようとする問題点] 第6図に示す従来例においては、フラツシユパ
ネルを正面から見ると側辺部材3の突出部3bが
額縁状に見え、見栄えが極めて悪いという問題が
ある。また、この突出部3bと表面材1,2との
合わせ面の端部に埃が溜まりやすく、汚れが付着
しやすい。
第7図に示す従来例においては、折返部1a,
2a同士の合わせ面に比較的大きな溝状の筋Aが
あき、フラツシユパネル側辺部の見栄えが極めて
悪いという問題がある。即ち、表面材1,2は樹
脂成形物であるところから、一般に真空成形又は
圧空成形等の成形方法によつて成形されるのであ
るが、このような成形方法で折曲部を形成する
と、この折曲部がシヤープとならず鈍く湾曲した
ものとなる。そのため、これら折返部を重ね合わ
せると、上記の如く比較的大きな溝状の筋Aがあ
いてしまうのである。このように大きな溝状の筋
がパネル側辺部に生じたのでは、極めて見栄えが
悪い。
第8図に示す従来例おいては、フラツシユパネ
ル正面と側辺部とのコーナ部に表面材1,2の側
端面が露出することになり、この小口処理が必要
であると共に、小口処理を施してもなお仕上がり
が悪く、フラツシユパネル側辺部の見栄えが悪い
という問題があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案のフラツシユパネルは、パネルの両面を
樹脂板よりなる表面材で被装し、かつこの表面材
をパネルの長側辺側の周面に回り込ませてあるフ
ラツシユパネルにおいて、該長側辺側の周面の中
央部にて該表面材を凹陥させてパネル長手方向に
延在する凹陥部を形成する。そして、この凹陥部
に帯材を装着した。
該表面材は、該長側辺部の周面における該パネ
ル長手方向と直交方向の断面形状がクランク形状
であり、且つ該周面においてパネル両面の表面材
の端辺同志の間に間隙があいている。
前記帯材は、前記凹陥部に嵌合した平板状の本
体部と;該本体部に連なつており、前記間隙を通
つて前記周面における表面材の裏面に回り込み、
さらにパネルの両面の辺縁部における表面材の裏
面に回り込む支片部と;を備えている。
[作用] 本考案のフラツシユパネルにおいては、パネル
の側辺部分(周面)に2条の筋が外観上表われる
が、この筋は同側辺部の端角部に寄つているの
で、外観を悪化させず、見栄えが良い。本考案で
は、帯材の支片部がパネル両面の表面材の端縁を
挟持して連結しているため、表面材同志の連結強
度が高い。さらに、支片部が表面材の裏面をバツ
クアツプするため、フラツシユパネルの長側辺部
分の剛性も高いものとなる。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照して本考案につい
て更に詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例に係るフラツシユパネ
ルの正面図、第3図は同左側面図の部分拡大図
(矢印矢視図)、第1図は第3図の−線断面
図、第4図はフラツシユパネルの上、下端部の断
面図、第5図は隅角部(第2図の矢印V部分)の
組立斜視図である。
このフラツシユパネル10は、正面視形状が長
方形状であり、枠材13を組み合わせることによ
り本体を構成し、この本体の両面に表面材11,
12を被装してある。この表面材11,12はフ
ラツシユパネルの長側辺側に回り込んでおり、か
つ長側辺側の周面の中央部分にては更にクランク
状に折曲され、フラツシユパネル長手方向に延在
する凹陥部が形成されている。そして、この凹陥
部に帯材14が装着されている。本実施例におい
て、帯材14は平板状の本体部14aと、表面材
11の前記クランク状折曲部を回り込むコ字形状
部14bと、このコ字形状部14bからL字状に
帯材側辺方向に延出しているL字状折曲部14c
を備えている。このコ字形状部14bとL字状折
曲部14cとで支片部が構成されている。このコ
字形状部14bが前記表面材11のクランク状折
曲部を包み込み、L字状折曲部14cが表面材1
1,12の隅角部、11a,12aの内側コーナ
部に当てがわれている。従つて、表面材11,1
2はこの帯材14によつて挟み込まれて連結され
る。
このように構成されたフラツシユパネルの長側
辺側の周面においては、帯材14の側辺に沿つて
細筋Bが見えることになるが、この細筋Bは前記
隅角部11a,12aに寄つた部分に設けられる
ことになり、外観を悪化させることがない。ま
た、この帯材14の角部を直角形状としておくこ
とにより、この筋Bを前記従来の溝状の筋Aの約
半分の幅とすることができ、見栄えを向上するこ
とができる。
また、コ字形状部14bが表面材11,12の
端縁(クランク状折曲部)を包み込んで両表面材
11,12同志を連結しているため、表面材1
1,12の連結強度が高い。
加えて、L字状折曲部14cが表面材11,1
2の隅角部11a,12aの内面部分に当てがわ
れているため、この隅角部11a,12a付近に
おけるフラツシユパネルの剛性も高い。
なお、この帯材14を表面材11,12間に設
けられるには、第5図に示す如くフラツシユパネ
ルの角部に切込み15を設けておき、切込み15
から前記帯材14をフラツシユパネル長側辺に沿
つて差し込むようにする。
また、図示はしていないが、両表面材11,1
2及び枠材13で囲まれるフラツシユパネル内部
には、例えば発泡ウレタン等の樹脂を注入しその
強度及び剛性を高めるようにしてある。
このフラツシユパネル1を扉として用いる場合
には、その上下辺部は外観にさらされることがな
い。従つてその上下辺部は、第4図に示す如く表
面材11,12の上辺部周面への回り込み部に折
返部11a,12aを形成し、この折返部11
a,12aを重ね合わせた従来の構成として十分
である。
本考案において、上記帯材14としては、表面
材11,12と同材質の合成樹脂材とするのが好
適である。このようにすれば表面材と同色に着色
することができ、外観上の見栄えを極めて良好な
ものにできる。
[考案の効果] 以上の通り、本考案のフラツシユパネルにおい
ては、パネル長側辺側の周面の外観が改良されて
おり、極めて見栄えがよい。また、表面材も樹脂
成形体でよく、製造コストも廉価である。さら
に、この長側辺の周面における表面材の端縁同志
の連結強度が高い。加えて、フラツシユパネルの
長側辺部分における剛性も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るフラツシユパネ
ルの側辺部の水平断面図、第2図は同フラツシユ
パネルの正面図、第3図は同側面図、第4図は同
フラツシユパネルの上辺部分の垂直断面図、第5
図は同フラツシユパネルの各部の組立斜視図、第
6図、第7図及び第8図は従来例を説明するフラ
ツシユパネル側辺部の水平断面図である。 1,2,11,12……表面材、14……帯
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パネルの両面を樹脂板よりなる表面材で被装
    し、且つ該表面材をパネルの長側辺側の周面に回
    り込ませてあるフラツシユパネルにおいて、 該長側辺部の周面の中央部にて該表面材を凹陥
    させてパネル長手方向に延在する凹陥部を形成
    し、この凹陥部に帯材を装着したフラツシユパネ
    ルであつて、 該表面材は、該長側辺部の周面における該パネ
    ル長手方向と直交方向の断面形状がクランク形状
    であり、且つ該周面においてパネル両面の表面材
    の端辺同志の間に間隙があいており、 前記帯材は、前記凹陥部に嵌合した平板状の本
    体部と;該本体部に連なつており、前記間隙を通
    つて前記周面における表面材の裏面に回り込み、
    さらにパネルの両面の辺縁部における表面材の裏
    面に回り込む支片部と;を備えていることを特徴
    とするフラツシユパネル。
JP1986150136U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0433353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986150136U JPH0433353Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986150136U JPH0433353Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6354789U JPS6354789U (ja) 1988-04-12
JPH0433353Y2 true JPH0433353Y2 (ja) 1992-08-10

Family

ID=31066000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986150136U Expired JPH0433353Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0433353Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023017989A (ja) * 2018-11-09 2023-02-07 コマニー株式会社 防火ドア

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126388U (ja) * 1982-02-20 1983-08-27 日本フネン株式会社 建築用のパネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023017989A (ja) * 2018-11-09 2023-02-07 コマニー株式会社 防火ドア

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6354789U (ja) 1988-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61247514A (ja) 車両用のサンバイザ
JPH0433353Y2 (ja)
JPH0245046Y2 (ja)
JPH0277131U (ja)
JP2573168Y2 (ja) ガラス扉構造
JPS5927198Y2 (ja) 自動車用リヤシ−トのシ−トバツクパツド
JPH04113925A (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JPH0440995Y2 (ja)
JPS5811867Y2 (ja) コ−ナ−装置
JPH072323Y2 (ja) 自動車用内装部品の接合構造
JPH0129130Y2 (ja)
JPH05556Y2 (ja)
JPH054751Y2 (ja)
JPS6139652Y2 (ja)
JP2556355Y2 (ja) ミラー付サンバイザ
JPH0120461Y2 (ja)
JP3004138U (ja) ランドセルの蓋
JPH0227117Y2 (ja)
JPH071506Y2 (ja) ドアパネルの構造
JPH0728990Y2 (ja) 自動車用内装材
JPH0712136Y2 (ja) 自動車リヤドア用ウエザストリップ
JPH045116U (ja)
JP2602210Y2 (ja) トランクルームトリム
JPH0315428Y2 (ja)
JP3222789B2 (ja) ボディのフランジ仕上げ部