JPH0433350Y2 - - Google Patents

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JPH0433350Y2
JPH0433350Y2 JP1986116655U JP11665586U JPH0433350Y2 JP H0433350 Y2 JPH0433350 Y2 JP H0433350Y2 JP 1986116655 U JP1986116655 U JP 1986116655U JP 11665586 U JP11665586 U JP 11665586U JP H0433350 Y2 JPH0433350 Y2 JP H0433350Y2
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JP
Japan
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bead
glass plate
present
leg
head
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JP1986116655U
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として型材からなる建造物のガラ
スの取付に使用して有効なビードに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
アルミニウム型材からなる温室やサンルーム、
あるいははめ殺し窓は、傾斜した屋根材又は垂直
の型材の開口部にビードを介してガラス板を装着
し、室内に外部からの光線が侵入するようにして
いる。このようなガラス板の装着にあたつては、
型材との間の水密性、気密性が特に重要であり、
ビードの形状にも種々工夫がなされている。
第5図は実開昭57−26526号公報に開示された
この種ビードを示すもので、a図に示すものは内
壁に凹凸3を有する型材1の溝2に、頂部が90°
の山形に形成された断面矢印状のビード4の脚部
を押込んで固定し、ビード4の頂部の一方の面5
に傾斜したガラス板6を当接したものである。
また、b図に示すものは、頂部が平坦に形成さ
れた断面T字状のビード4aの脚部を、内壁に凹
凸3を有する型材1の溝2に押込んで固定し、ビ
ード4aの頂部の平坦面5aに配設したガラス板
6を当接したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のビードは、使用場所によつ
て断面形状が異なるため、各種形状のものを準備
しなければならず、在庫管理が面倒であるばかり
でなく、コストアツプの原因になつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、頭部が円弧状に形成されそのほぼ中央
部から一方の側を脚部とし、該脚部の下端部にこ
れと直交して上下が山形に形成された嵌合部を有
し、該嵌合部と前記頭部との間に空間部を形成し
てなる断面ほぼC字状のビードを提供するもので
ある。
〔作用〕
本考案では、前記上下が山形に形成された嵌合
部が型材に設けられた溝状の取付部に嵌め込まれ
ると同時に、該溝状取付部を形成する一方の突片
が前記ビードの頭部を嵌合部とにより形成される
空間部に嵌合されることにより、ビードが型材に
強固に取付けられる。
また前記円弧状の頭部又は脚部外面は、型材に
設置されるあらゆる傾斜のガラス板、水平又は垂
直のガラス板に当接して、十分な水密、気密性を
確保する。
〔実施例〕
第1図aは本考案に係るビードを使用した温室
の一部を示す断面図、bはその一部拡大断面図、
第2図は第1図aの要部拡大断面図である。図に
おいて、11はアルミニウム型材からなる屋根、
12はこの屋根材11を支持する上枠で、ビード
15を取付ける長いアリ溝状の溝13を備えてい
る。14は屋根材11の開口部に取付けられたガ
ラス板である。15は本考案に係るビードで、そ
の拡大断面を第3図に示す。このビード15は頭
部16が円弧状に形成され、そのほぼ2分の1が
脚部17となつて一方の側に空間部18を形成
し、脚部17の下端部にこれと直交して上下が山
形19,19aに形成された嵌合部20が設けら
れた断面ほぼC字状のものである。
次に上記のような構造のビード15の装着及び
ガラス板14の当接について説明する。先ず、上
枠12溝13にビード15の脚部20を嵌合す
る。このとき、ビード15のアリ溝状の溝13に
は上下が山形19,19aに形成された脚部20
が嵌合され、空間部18には溝13の一方の縁部
が嵌合されるので、ビード15は上枠11に強固
に固定される。次に第1図aに示すように上端部
がビード、パツキン等によつて支持されたガラス
板14の下端部をこのビード15上に当接して下
部表側にパツキンを装着し、b図に示すようにビ
ス12aを締めれば、その反作用でガラス板14
の移動が阻止され、ガラス板14は水密かつ気密
に保持される。
第4図ははめ殺し窓に本考案のビード15を使
用した例を示すもので、上部が上枠12に支持さ
れたガラス板14の下部側面を、下枠21の溝1
3に取付けたビード15の側面に当接させるよう
にしたものである。
上記の説明では本考案に係るビードをアルミニ
ウム型材からなる温室等に使用した場合を示した
が鉄、その他の金属、木材等からなる温室等にも
使用することができる。また本考案に係るビード
とにより傾斜又は垂直に配置されたガラス板を支
持する場合を示したが、ガラス板を水平に支持す
る場合にも使用することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は1種
類のビードで各所に使用できるので、在庫管理が
容易であるばかりでなく、コストを低減できる
等、実用に供して効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案のビードを使用した温室屋根
の断面図、bはその一部拡大断面図、第2図は第
1図aの要部拡大断面図、第3図は本考案実施例
の断面図、第4図は本考案のビードを使用したは
め殺し窓の断面図、第5図a,bは従来のビード
の一例を示す断面図である。 13……溝、14……ガラス板、15……ビー
ド、16……頭部、17……脚部、18……中間
部、19,19a……山形部、20……嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭部が円弧状に形成されそのほぼ中央部から一
    方の側を脚部とし、該脚部の下端部にこれと直交
    して上下が山形に形成された嵌合部を有し、該嵌
    合部と前記頭部との間に空間部を形成してなる断
    面ほぼC字状のビード。
JP1986116655U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0433350Y2 (ja)

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JP1986116655U JPH0433350Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6323486U JPS6323486U (ja) 1988-02-16
JPH0433350Y2 true JPH0433350Y2 (ja) 1992-08-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7165846B2 (ja) * 2021-04-07 2022-11-07 久米工業株式会社 手摺りパネル用ビード及び手摺り用ビード取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162981U (ja) * 1982-04-24 1983-10-29 松下電工株式会社 ビ−トの納まり構造

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JPS6323486U (ja) 1988-02-16

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