JPH04333342A - 携帯時計用外装部品の製造方法 - Google Patents

携帯時計用外装部品の製造方法

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Publication number
JPH04333342A
JPH04333342A JP10425391A JP10425391A JPH04333342A JP H04333342 A JPH04333342 A JP H04333342A JP 10425391 A JP10425391 A JP 10425391A JP 10425391 A JP10425391 A JP 10425391A JP H04333342 A JPH04333342 A JP H04333342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
wax
wax pattern
pattern
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP10425391A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Koizumi
小泉 照雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04333342A publication Critical patent/JPH04333342A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯時計用外装部品の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4、図5に示す。従来の
加工方法としては、まずC部品11とD部品13におい
て、一体にて成形加工するか、または、C部品11とD
部品13を別々に製造しておき、C部品11をD部品1
3の内側所定の位置にセット後スポット溶接にて2仮固
定を行い、そののちC部品11とD部品13の間に線形
状または粉末状のろう材をセットし加熱してろう材を溶
融状態とし毛細管現象を用いてC部品11とD部品13
をろう付固定する。その後別に製造されD部品の端面1
4の形状と一致する端面15の形状を有するE部品を、
D部品の端面14にセットし、スポット溶接にて仮固定
を行い、そののちD部品の端面14とE部品の端面15
の間に線形状または粉状のろう材をセットし加熱してろ
う材を溶融状態として毛細管現象を用いてD部品13と
E部品12を一体にしていた。図5は一体になった状態
を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述のような従
来技術を用いた時、以下に示すような課題を有している
【0004】別々に製造したものを一体に接合加工して
いるため、 (1)2部品以上の多部品を別々に製造後、ろう付等に
より一体化しているため加工工程数が多くなり、工数増
によるコスト高となる。 (2)接合面においては、部品間の加工時の寸法バラツ
キ、セット時のズレ等により部品間に段差が出来、見映
え外観を損ねる。 (3)ろう付による接合はスキ間への毛細管現象を用い
てろう材を充填しているため、部品間のスキ間のバラツ
キによりろう切れが部分的に発生し、穴あき等見映え外
観を損ねる。 (4)それらを修正するためには手作業による修正とな
り、工数がかかりコストアップとなる。 (5)2体以上の部品を接合しているため複雑形状モデ
ルは加工困難となり、造形的に見て制約がある。 等の課題を有している。そこで本発明はこのような課題
を解決するもので、その目的とするところは、一体に2
製造を可能にすることにより、加工工程数の減少、接合
部の廃止を実現し、大幅なコストダウン、見映え外観の
向上、造形の自由度の向上を提供するところである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯時計用外装
部品の製造方法は、中心部に空間を有するB部品と概B
部品の中心の空間部に特定形状を有するA部品が内接す
るように構成された携帯時計用外装部品の製造方法にお
いて、ロストワックス鋳造法を用いて製造する時、A部
品を不水溶性ワックスにてワックスパターンを型取りし
たのち、概不水溶性ワックスパターンの外周部に空間部
形状と同一形状に水溶性ワックスにてワックスパターン
を型取りしたのち、該水溶性ワックスパターンの外周部
にB部品外形形状と同一形状に不水溶性ワックスにてワ
ックスパターンを型取りしたのち、水溶性ワックスパタ
ーンを水中にて除去後、鋳型作成、鋳造したことを特徴
とする。
【0006】また、A部品とB部品を異種金属にて構成
された携帯時計用外装部品の製造方法において、まずA
部品を金属にて作成したのち、概A部品の外周部に空間
部形状と同一形状に水溶性ワックスにてワックスパター
ンを型取りしたのち、水溶性ワックスパターンの外周部
にB部品形状と同一形状に不水溶性ワックスにてワック
スパターンを型取りしたのち、水溶性ワックスを水中に
て除去後、鋳型作成、鋳造したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0008】図1は本発明の工程順を示したものである
。まず内側空間部に入るA部品のマスターAを銅合金等
を用いて製作する。この時寸法は鋳造にて収縮する分大
きく設定する。このマスターAを用いてシリコンゴムに
てゴム型を製作する。概ゴム型のマスターAと同一形状
の空洞部に70°〜75℃で溶解された不水溶性ワック
スを0.5Kg/cm2 〜1.2Kg/cm2の圧力
にて射出しマスターAとワックスの収縮分小さくなった
相似形のワックスパターン取りを行う。別にB部品の空
間形状と同一形状で先に作成したA部品のワックスパタ
ーンをセットできる溝を有し、収縮分だけ大きくした中
子用マスターを製作し、A部品と同様にシリコンゴムに
てゴム型を製作する。概ゴム型の中子用マスターと相似
形の空洞部の概溝部にマスターAのワックスパターンを
セットし60℃〜65℃で溶解された水溶性ワックスを
0.5Kg/cm2 〜1.2Kg/cm2 の圧力に
て水溶性ワックスパターンを取る。この時マスターAの
ワックスパターンを抱き込む様に中子様水溶性ワックス
が成形される。別にB部品の外形形状と同一で中子用水
溶性ワックスパターンをセットできる溝を有し、収縮分
だけ大きくしたマスターBを製作し、マスターAと同様
にシリコンゴムにてゴム型を製作する。概ゴム型の部品
の外形と相似形の空洞部の概溝部にマスターAのワック
スパターンと中子用マスターのワックスパターンと一体
となったワックスパターンをセットし、70℃〜75℃
で溶解された不水溶性ワックスを0.5Kg/cm2 
〜1.2Kg/cm2 の圧力にて不水溶性ワックスパ
ターンを取る。その後この3部品が一体となったワック
スパターンを水中に約60〜90分間浸漬しておく。こ
の時中子用マスターの水溶性ワックスパターンの一部は
マスターBの不水溶性ワックスの表面に出ている様に設
定してある。60〜90分の水中浸漬で水溶性ワックス
は溶け出しマスターBのワックスパターンとマスターA
のワックスパターンの間に空間ができる。
【0009】概ワックスパターンをツリー状にセットし
鋳型を製作する。この時、B部品用ワックスパターンの
表面には、A部品が視認できる穴が設けられており、こ
の穴より埋没材が流れ込みB部品とA部品の空間で充填
する。鋳型を焼成後所定の金属をロストワックス法を用
いて鋳造する。その後鋳型をばらして製品を取り出し研
磨工程を経て製造となる。製品完成を図3に示す。
【0010】図2はA部品とB部品を異なった金属にて
製造した時の工程順を示したものである。A部品をまず
金属にて製作するこの時A部はをB部品より高融点の材
料を用い、融点は850℃以上の金属である。A部品は
金属そのまま使用するかまたは、表面に酸化防止用の表
面処理を施す。表面処理例としては、金メッキ、プラチ
ナメッキ、パラジウムメッキ、ロジウムメッキ等がある
。別にB部品の空間形状と同一形状で先に製作したA部
品をセットできる溝を有し収縮分だけ大きくした中子用
マスターを銅合金等を用いて製作する。この中子用マス
ターを用いてシリコンゴムによりゴム型を製作する。 概ゴム型の中子用マスターと相似形の空洞部の概溝部に
A部品をセットし60℃〜65℃で溶解された水溶性ワ
ックスを0.5Kg/cm2 〜1.2Kg/cm2 
の圧力にて水溶性ワックスパターンを取る。この時A部
品を抱き込む様に中子用水溶性ワックスが成形される。 別にB部品の外形形状と同一で中子用水溶性ワックスパ
ターンがセットできる溝を有し収縮分だけ大きくしたマ
スターBを製作し、中子用マスターと同様にシリコンゴ
ムにてゴム型を作成する。概ゴム型のB部品の外形と相
似形の空洞部の概溝部に金属よりなるA部品と中子用マ
スターのワックスパターンと一体となったワックスパタ
ーンをセットし、70℃〜75℃で溶解された不水溶性
ワックスを0.5Kg/cm2 〜1.2Kg/cm2
 の圧力にて不水溶性ワックスパターンを取る。その後
この3部品が一体となったワックスパターンを水中に約
60〜90分間浸漬しておく。この時中子用マスターの
水溶性ワックスパターンの一部はマスターBの不水溶性
ワックスの表面に出ている様に設定してある。60〜9
0分の水中浸漬で水溶性ワックスは溶け出しマスターB
のワックスパターンとマスターAのワックスパターンの
間に空間ができる。
【0011】概ワックスパターンをツリー状に組立て鋳
型を製作する。この時、B部品用ワックスパターンの表
面には、A部品が視認できる穴が設けられており、この
穴より鋳型材が流れ込みB部品とA部品の空間で充填す
る。鋳型を焼成後所定の金属をロストワックス法を用い
て鋳造する。その後鋳型をばらして製品を取り出し研磨
工程を経て製品となる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば中心部
に空間を有するB部品と概B部品の中心の空間部に特定
形状を有するA部品が内接するように構成された携帯時
計用外装部品の製造においてA部品、B部品を一体に成
形することにより工程数の削減をはかり、又接合部の廃
止により大幅なコストダウン、見映え外観の向上、複雑
形状デザインの実現を可能とする等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工程図。
【図2】本発明の他の工程図。
【図3】本発明の実施例の側面断面図。
【図4】従来技術のろう付前の側面断面図。
【図5】従来技術の完成品の側面断面図。
【符号の説明】
1  A部品 2  B部品 3  空間部 4  穴 11,11′  C部品 12,12′  E部品 13,13′  D部品 14  D部品の端面 15  E部品の端面 16  ロー付面 17  空間部 18,  18′  穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部に空間を有するB部品と概B部品の
    中心の空間部に特定形状を有するA部品が内接するよう
    に構成された携帯時計用外装部品の製造方法において、
    ロストワックス鋳造法を用いて製造する時、A部品を不
    水溶性ワックスにてワックスパターンを型取りしたのち
    、概不水溶性ワックスパターンの外周部に空間部形状と
    同一形状に水溶性ワックスにてワックスパターンを型取
    りしたのち、概水溶性ワックスパターンの外周部にB部
    品外形形状と同一形状に不水溶性ワックスにてワックス
    パターンを型取りしたのち、水溶性ワックスパターンを
    水中にて除去後、鋳型作成、鋳造したことを特徴とする
    携帯時計用外装部品の製造方法。
  2. 【請求項2】A部品とB部品を異種金属にて構成された
    携帯時計用外装部品の製造方法において、まずA部品を
    金属にて作成したのち、概A部品の外周部に空間部形状
    と同一形状に水溶性ワックスにてワックスパターンを型
    取りしたのち、水溶性ワックスパターンの外周部にB部
    品形状と同一形状に不水溶性ワックスにてワックスパタ
    ーンを型取りしたのち、水溶性ワックスを水中にて除去
    後、鋳型作成、鋳造したことを特徴とする請求項1記載
    の携帯時計用外装部品の製造方法。
JP10425391A 1991-05-09 1991-05-09 携帯時計用外装部品の製造方法 Pending JPH04333342A (ja)

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JP10425391A JPH04333342A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 携帯時計用外装部品の製造方法

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JP10425391A JPH04333342A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 携帯時計用外装部品の製造方法

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JPH04333342A true JPH04333342A (ja) 1992-11-20

Family

ID=14375771

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JP10425391A Pending JPH04333342A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 携帯時計用外装部品の製造方法

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JP (1) JPH04333342A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2627214C1 (ru) * 2016-03-16 2017-08-03 Общество с ограниченной ответственностью "Компания Анлина" Способ изготовления корпуса часов

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2627214C1 (ru) * 2016-03-16 2017-08-03 Общество с ограниченной ответственностью "Компания Анлина" Способ изготовления корпуса часов

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