JP2006320672A - ゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006320672A
JP2006320672A JP2005174193A JP2005174193A JP2006320672A JP 2006320672 A JP2006320672 A JP 2006320672A JP 2005174193 A JP2005174193 A JP 2005174193A JP 2005174193 A JP2005174193 A JP 2005174193A JP 2006320672 A JP2006320672 A JP 2006320672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax pattern
wax
head
golf club
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005174193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunyu Ko
峻勇 黄
Chun-Yu Chen
俊育 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fu Sheng Industrial Co Ltd
Original Assignee
Fu Sheng Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fu Sheng Industrial Co Ltd filed Critical Fu Sheng Industrial Co Ltd
Publication of JP2006320672A publication Critical patent/JP2006320672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C7/00Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
    • B22C7/02Lost patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/10Cores; Manufacture or installation of cores
    • B22C9/108Installation of cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 ワックスパターンの結合品質を高め、ヘッド鋳物の表面加工のコストを下げ、鋳造行程全体の歩留まりを高める製造方法を提供する。
【解決手段】 第一鋳型セットを利用して予め第一ワックスパターン部を製造し結合部が形成される段階と、第一ワックスパターン部を第二鋳型セットの第一型穴の内部に置き入れ、第一型穴は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、ワックス液を第二鋳型セットの第二型穴の内部に注入させ、第二型穴は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、第二鋳型セットの第二型穴の内部のワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部を形成し、第二ワックスパターン部は一体になるように第一ワックスパターン部の結合部に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターンを組成して精密鋳造によりヘッド鋳物を鋳造する段階とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法に関するもので、特に予め第一ワックスパターン部を製成し、鋳型セットを利用して第一ワックスパターン部に直接ワックス射出して第二ワックスパターン部を結合することにより、一体成型になるようにヘッドワックスパターンを製成し、さらに後続におけるヘッドの鋳造品質を高めることができる製造方法に係るものである。
従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法としては、下記の段階が含まれる。a)ワックスパターンの鋳型を製造し、ワックス液を上記ワックスパターンの鋳型の型穴の内部に注入し、そして型を開けてからヘッドワックスパターンを形成する段階と、b)上記ヘッドワックスパターンをセラミックスラリーに浸漬させてセラミックシェルを製成し、それからセラミックシェルを加熱し、ワックス液を熱熔融して流し出すことにより、上記セラミックシェルの内部には対応するようにヘッドの形状を有した型穴が形成される段階と、c)熱熔融した金属液を上記セラミックシェルの内部に注入させ、上記金属液が固化した後、上記セラミックシェルを打破してヘッド本体を取り出すことができ、上記ヘッド本体には結合部が形成される段階と、d)選択的に上述した型抜き鋳造または従来の鍛造、機械加工などの製造工程を利用してさらに進んでヘッド部材を製造し、例えばフェース板を製造する段階と、e)選択的に熔接、貼接、圧合嵌設、螺設などの方式を利用して上記ヘッド部材(フェース板)をヘッド本体の結合部に結合させることにより、ゴルフクラブヘッドを組成する段階が含まれるようにとしたものがある。
また、従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法としては、図14から図16に示すように、下記の段階が含まれる。a)二片式のワックスパターン11、12を別々に成型させる作業において、図14に示すように、第一鋳型と第二鋳型(図示せず)にそれぞれワックス液を注入することにより、鋳型を開けてから二片式のワックスパターン11、12をそれぞれ形成させ、例えば本体ワックスパターン11とフェース板ワックスパターン12を形成させる段階と、b)ワックスパターンの貼接作業において、図14に示すように、二片式のワックスパターン11、12に対して貼接の作業を行うことにより、別々に独立した二片のワックスパターン11、12を一体になるように貼接させる段階と、c)セラミックスラリーに浸漬してセラミックシェル13を製成する作業において、図15に示すように、二片式のワックスパターン11、12が一体に貼接された表面をセラミックスラリーに浸漬してセラミックシェル13を形成させ、それからワックスパターン11、12を熱熔融して流し出し、そしてセラミックシェル13にはキャビティの形状に対応した突出部が形成され、さらにセラミックシェル13の片側において注入口が形成される段階と、d)セラミックシェル13によりアイアンヘッドを製造する作業において、図16に示すように、熱熔融された金属液をセラミックシェル13の内部に注入させ、上記金属液が固化した後、セラミックシェル13を打破して一体成形のヘッド14を取り出す段階が含まれるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
中華民国公告番号第514574号公報
上記のような従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法においては、複数部材による組合せの方式を利用してゴルフクラブヘッドを製造するが、ヘッド本体とヘッド部材を別々に製造し、それから再び組合せる方法では下記の製造工程の問題点を有している。例えば、ヘッド本体とヘッド部材を如何に結合しても、両者の結合位置には亀裂が生じるのを避けることができず、特にゴルフクラブヘッドが長期に打球すると、ヘッド部材(フェース板)は打球の応力の作用によってヘッド本体から離脱し易くなるという問題点があった。また、安定した結合の関係を形成させるべく、上記ヘッド本体の結合部の構造は必ず複雑になるため、製造と組立の困難性が増えるばかりか、量産時間とコストの低減に不利になるという問題点があった。
また、上記のような従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法においては、一体成形のヘッド14を製造することができ、そしてヘッド14の背面において直接キャビティ141を形成することができ、特にキャビティ141を深孔の造形(undercut)を製成するのに役立つため、ヘッド14の打球の性能を高めたり、または製品の造形の需要性に符合したりすることができる。それにしても、上述した方法ではやはり下記の製造工程の問題点を有している。例えば、貼接の作業を行う時、本体ワックスパターン11とフェース板ワックスパターン12は通常としてワックス液を利用して境界の表面を充填するが、図14a、15a、16aに示すように、上記充填が不確実の場合、二個のワックスパターン11、12の間には隙間aが生じるため、セラミックスラリーの浸漬時において上記セラミックスラリーが隙間aに滲み込んでしまう。その結果、脱蝋した後、取得されたセラミックシェル13の内部には毛ばりbが形成され、さらに鋳造した後、毛ばりbによりヘッド14には隙間cが形成され、隙間cによりヘッド14の鋳造完成品の歩留りを下げてしまう。もう一方、図14bに示すように、ワックスパターンの製造工程において、さらに充填材a’(ワックス液、樹脂、シリカゲルまたは熱溶接剤)を使用して境界の隙間aを充填することができる。しかし、充填材a’は通常として比較的高い粘着性を有し、例えばワックスが100℃である時、粘着度が100cps以上に達するため、充填材a’が隙間aの内部に毛細充填し難いだけではなく、ワックスパターン11、12に接触する時には冷却し固化になり易いため、隙間aの表面において粘着して残留してしまう。その結果、充填材a’により隙間aを充填することができるが、境界において反って表面に不規則な突起が生じてしまうだけではなく、さらに後続において製成されたヘッド14の鋳物(図示せず)に対して比較的複雑な表面研磨加工を行わなければならなくなる。特に、もし上記不規則な突起がヘッド14の鋳物のキャビティ141の内部の境界に形成された場合、加工用の工具がキャビティ141に進入し難いため、キャビティ141の内部の表面研磨加工は極めて困難になり、そのために加工のコストが大幅に増えると共に、製造の時間も長くなるという問題点があった。このように、上記のような従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法をさらに改良しなければならない。
本発明はこのような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、予め第一ワックスパターン部を製造し、それから第一ワックスパターン部を鋳型セットに置き入れ、ワックス射出を行って第二ワックスパターン部を直接形成することにより、第一ワックスパターンと第二ワックスパターンは一体成形になるようにヘッドワックスパターンを形成することができるため、平らなワックスパターンの結合表面を形成し、さらにワックスパターンの結合品質を増やし、ヘッド鋳物の表面の平整度を増やし、後続における鋳造の歩留りを高めることができるゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法を提供しようとするものである。
本発明の第一の目的は、予め第一ワックスパターン部を製造し、それから第一ワックスパターン部を鋳型セットに置き入れ、ワックス射出を行って第二ワックスパターン部を形成することにより、一体成形になるようにヘッドワックスパターンを形成することができるため、ワックスパターンの結合品質を増やし、ヘッド鋳物の表面加工の需要性を減らし、さらに後続における鋳造の歩留りを高めることができるゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明によるゴルフクラブヘッドの製造方法は、下記のようになるものである。すなわち、
第一鋳型セットを利用して予め第一ワックスパターン部を製造し、第一ワックスパターン部には結合部が形成される段階と、第一ワックスパターン部を第二鋳型セットの第一型穴の内部に置き入れ、第一型穴は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、ワックス液を第二鋳型セットの第二型穴の内部に注入させ、第二型穴は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、第二鋳型セットの第二型穴の内部の上記ワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部を形成し、第二ワックスパターン部は一体になるように第一ワックスパターン部の結合部に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターンを組成する段階と、ヘッドワックスパターンをセラミックスラリーに浸漬してセラミックシェルを形成させ、それからセラミックシェルに対して加熱による脱蝋を行う段階と、セラミックシェルを利用して鋳造を行うことにより、ヘッド鋳物を製成する段階とを含む。
本発明によるゴルフクラブヘッドの製造方法は、第二型穴には他に少なくとも一個のコアが組み立てられ、コアは第一ワックスパターン部の結合部の周縁に対応するように当接するのに用いられ、第二鋳型セットの第二型穴がワックス射出を行う時、コアによりワックス液が第一ワックスパターン部のその他の部位まで溢れて流出しないように確保することもできる。また、第一ワックスパターン部と第二ワックスパターン部は重り、ヘッド本体、フェース板本体、フェース板、ホーゼル、蓋板、ヘッド前半部、ヘッド後半部のヘッド部材から選択することもできる。また、第一ワックスパターン部は重りを選択した時、第一ワックスパターン部は凹欠部を形成され、凹欠部は第一ワックスパターン部の正面と背面を貫穿するように形成されることもできる。また、第一ワックスパターン部の凹欠部は深孔の造形に形成されることもできる。また、第一ワックスパターン部の結合部には選択的に階段状部、環状フランジ、環状溝、結合孔による結合構造が形成されることにより、第一ワックスパターン部と第二ワックスパターン部との結合の信頼性を増やすこともできる。また、コアは単片の板体からなることもできる。また、コアは選択的に数片の板体、数枚の鋳型体により組成されることもできる。また、コアは耐熱の弾性材質によって製成されることにより、後続における型抜きの作業に役立つこともできる。
また、本発明によるゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法は、予め第一ワックスパターン部を製造し、第一ワックスパターン部には結合部が形成され、第一ワックスパターン部は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、第一ワックスパターン部の結合部には直接ワックス射出により第二ワックスパターン部が形成され、第二ワックスパターン部は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、第一ワックスパターン部と第二ワックスパターン部を冷却し、第二ワックスパターン部は一体になるように第一ワックスパターン部の結合部に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターンを組成する段階とを含む。
また、本発明によるゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法は、上記ワックス射出により第二ワックスパターン部を形成する段階には、第一ワックスパターン部を第一鋳型セットの第一型穴の内部に置き入れ、第一型穴は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、ワックス液を第二鋳型セットの第二型穴の内部に注入させ、第二型穴は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、第二鋳型セットの第二型穴の内部の上記ワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部を形成し、第二ワックスパターン部は一体になるように第一ワックスパターン部の結合部に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターンを組成する段階とが含まれる。
さらに、本発明によるゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法は、ヘッドワックスパターンを製成した後、他にヘッドワックスパターンをセラミックスラリーに浸漬してセラミックシェルを形成させ、それからセラミックシェルに対して加熱による脱蝋を行う段階と、セラミックシェルを利用して鋳造を行うことにより、ヘッド鋳物を製成する段階とが含まれる。
本発明のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法によれば、予め第一ワックスパターン部を製造し、それから第一ワックスパターン部を鋳型セットに置き入れ、ワックス射出を行って第二ワックスパターン部を形成することにより、一体成形になるようにヘッドワックスパターンを形成することができるため、ワックスパターンの結合品質を増やし、ヘッド鋳物の表面加工の需要性を減らし、さらに後続における鋳造の歩留りを高めることができるという利点がある。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1から図10を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法には下記の段階が含まれる。a)第一鋳型セット200を利用して予め第一ワックスパターン部20を製造し、第一ワックスパターン部20には結合部21が形成される段階と、b)第一ワックスパターン部20を第二鋳型セット300の第一型穴301の内部に置き入れ、第一型穴301は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、c)ワックス液を第二鋳型セット300の第二型穴302の内部に注入させ、第二型穴302は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、d)第二鋳型セット300の第二型穴302の内部の上記ワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部30を形成し、第二ワックスパターン部30は一体になるように第一ワックスパターン部20の結合部21に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターン40を組成する段階と、e)ヘッドワックスパターン40をセラミックスラリーに浸漬させてセラミックシェル400を形成させ、それからセラミックシェル400に対して加熱による脱蝋を行う段階と、f)セラミックシェル400を利用して鋳造を行うことにより、ヘッド鋳物50を製成する段階とを含む。
図1、2、3、4を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法の第一段階においては、第一鋳型セット200を利用して予め第一ワックスパターン部20を製造し、第一ワックスパターン部20には結合部21が形成される。先ず、第一鋳型セット200を製造し、第一鋳型セット200には型穴201が設けられ、型穴201の形状は予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される。それから、ワックス液を第一鋳型セット200の型穴201の内部に射入することにより、第一ワックスパターン部20を製造する。製品の設計の需要性に応じて、上記ヘッドの第一部位(第一ワックスパターン部20)は各種のヘッド部材から選択することができ、例えば重り、ヘッド本体または重り体などから選択することができる。本発明において、第一ワックスパターン部20は好ましくは重り体を例に挙げ、第一ワックスパターン部20には結合部21と凹欠部22が設けられる。結合部21は第一ワックスパターン部20の正面の凹欠部22のリップ縁に形成される。凹欠部22は第一ワックスパターン部20の正面と背面を貫穿するように形成され、そして深孔の造形(undercut)になるように選択することができる。また、後続の鋳造工程において必要とする注入口を形成するべく、第一ワックスパターン部20には好ましくは少なくとも一個の注入口部23が突出するように設けられる。
図1、5を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法の第二段階においては、第一ワックスパターン部20を第二鋳型セット300の第一型穴301の内部に置き入れ、第一型穴301は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される。先ず、第二鋳型セット300を製造し、第二鋳型セット300には第一型穴301と第二型穴302が設けられ、第一型穴301と第二型穴302の形状はそれぞれ予定されたヘッドの第一部位と第二部位の形状に対応するように形成される。第一ワックスパターン部20はヘッドの第一部位に対応する第一型穴301の内部に置き入れられると同時に、第一ワックスパターン部20の結合部21はヘッドの第二部位の第二型穴302に対面して対応するように形成される。それから、第一ワックスパターン部20に第一型穴301を置き入れた後、第二鋳型セット300には他に少なくとも一個のコア303が組み立てられる。製造工程の需要性に応じて、コア303は選択的に単片の板体を使用したり、または数片の板体からなるのを選択したりすることができる。また、コア303も耐熱の弾性材質を利用して製成することにより、後続の型抜きの製造工程において役立つことができる。コア303は第一ワックスパターン部20の凹欠部22が結合部21に近い側の内周縁に対応するように当接するのに用いられることにより、第二型穴302がワックス射出を行う時、コア302によりワックス液が第一ワックスパターン部20の凹欠部22の内部まで溢れて流出しないように確保することができる。
図1、6、7を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法の第三、第四段階においては、ワックス液(図示せず)を第二鋳型セット300の第二型穴302の内部に注入させ、第二型穴302は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成され、さらに第二鋳型セット300の第二型穴302の内部の上記ワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部30を形成し、第二ワックスパターン部30は一体になるように第一ワックスパターン部20の結合部21に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターン40を組成する。製品の設計の需要性に応じて、上記ヘッドの第二部位(第二ワックスパターン部30)は各種のヘッド部材から選択することができ、例えばフェース板本体、フェース板、ホーゼルまたは各種の蓋板(クラウン板、サイド板、ソール板)などから選択することができる。本発明において、第二ワックスパターン部30は好ましくはフェース板本体を例に挙げ、第二ワックスパターン部30にはフェース板31とホーゼル32が含まれる。ワックス液が射入された後、ワックス液は段々と第二型穴302を充填し、そしてワックス液が第一ワックスパターン部20の結合部21に接触した時、結合部21も熱を受けることによって部分的に熔融してしまう。そのため、冷却して第二ワックスパターン部30を形成した時、第一ワックスパターン20部と第二ワックスパターン部30はいかなる余分な充填材(例えば貼接用ワックス液)を使用することなく、最良な接合の品質を獲得することができる。また、第一ワックスパターン部20はすでに予備成形されたため、第二鋳型セット300には第一ワックスパターン部20の凹欠部22に対して構造が複雑な組立式コアを予め設計する必要がなく、板状のコア303を利用するだけで、ワックスパターンの鋳型の構造を相対的に簡単にすることができるため、製造工程の複雑性を低減し、さらに型の製造コストを低く抑えることができる。それにより、本発明においては従来の組立式コアの技術によりワックスパターンの内部において型ラインが生じるのを克服することができる。
図1、8、9を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法の第五段階においては、ヘッドワックスパターン40をセラミックスラリーに浸漬させてセラミックシェル400を形成させ、それからセラミックシェル400に対して加熱による脱蝋を行う。ヘッドワックスパターン40は従来のようなセラミックスラリー浸漬と砂振りかけの技術を経てセラミックシェル400(ceramic shell)を形成する。セラミックシェル400には型穴401と注入口402が形成される。セラミックシェル400が確実に乾燥して硬化した後、セラミックシェル400に対して加熱し脱蝋を行うことにより、型穴401の内部のヘッドワックスパターン40を除去する。
図1、9、10を参照すると、本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法の第六段階においては、セラミックシェル400を利用して鋳造を行うことにより、ヘッド鋳物50を製成する。セラミックシェル40が脱蝋して中空の型穴401が形成された後、それから熔融された熔湯(図示せず)は注入口402を経て型穴401の内部に注入され、上記熔湯が冷却し固化された後、セラミックシェル400を打破することにより、一体成形になるようにヘッド鋳物50を製成することができる。ヘッド鋳物50にはフェース板51、ホーゼル52とキャビティ53が設けられ、キャビティ53は使用上の需要性に応じて深孔の造形に形成することができる。図10に示すように、鋳造後においてフェース板51の背面とキャビティ53の境界の表面にはいかなる隙間も生じることがない。比較的よい平らな表面を獲得することができるため、キャビティ53の内部において表面研磨加工を行う必要性がない。また、ヘッド鋳物50の外周面は接合する境界においても不規則な突起を生じることがないため、外部において表面研磨加工を行う必要性を減らすことができる。
図11、12を参照すると、本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法の段階は実質上として実施例1とは同じである。ただし、実施例1と比較してみると、実施例2において第一ワックスパターン部は前ワックスパターン部60からなり、前ワックスパターン部60の形状はゴルフクラブヘッドの前半部の形状に対応するように形成されるが、フェースゾーンを含まないように形成される。前ワックスパターン部60は型穴の形状に対応した第一鋳型セット(図示せず、図2と相似する)でワックス射出を行うことによって予備成形される。また、第二鋳型セットは複数個の支持座71、複数個のコアセット72と複数個の外型70によって共同で組成される。支持座71とコアセット72は全て多数個の型体により組成され、そして支持座71とコアセット72は共同で囲んで第一型穴(標示せず)を形成し、上記第一型穴は実質上として予定されたヘッドの前半部の形状に対応するように形成される。ワックスパターン部60は初歩的に支持座71とコアセット72により形成された第一型穴(標示せず)の内部に固定することができる。上記第二鋳型セットの外型70とコアセット72は他に共同で第二型穴700を形成する。第二型穴700は予定されたヘッドの後半部の形状に対応するように形成される。
それから、図13を参照すると、上記第二鋳型セットの第二型穴700にはワックス射出により後ワックスパターン部80(第二ワックスパターン部)が形成される。それにより、前ワックスパターン部60と後ワックスパターン部80は同様に一体成形になるようにヘッドワックスパターン90を形成することができるため、後続においてセラミックスラリー浸漬、砂振りかけ、脱蝋、鋳造などの製造工程(図8、9、10と相似する)を行うことができる。前ワックスパターン部60がすでに予備成形されたため、前ワックスパターン部60に対して構造が複雑な組立式コアを予め設計する必要がなく、相対的に簡単なコアセット72を利用するだけで、ワックスパターンの鋳型の構造を相対的に簡単にすることができるため、製造工程の複雑性を低減し、さらに型の製造コストを低く抑えることができる。それにより、本発明においては従来の組立式コアの技術によりワックスパターンの内部において型ラインが生じるのを克服することができる。
また、図12a、12b、12c、12dと12eに示すように、前ワックスパターン部60は製品の使用上の需要性に応じて選択的に各種の形状の結合部を形成することにより、前ワックスパターン60部と後ワックスパターン部80との結合の面積および結合の信頼性を増やし、さらにワックス液の漏れを防止することができる。
図12aに示すように、前ワックスパターン部60の結合部には階段状部61と環状フランジ62が含まれ、階段状部61は相対的に環状フランジ62の内側に位置するように形成される。階段状部61はコアセット72が対応するように当接するのに用いられる。それにより、第二型穴700がワックス射出を行った時、コアセット72によりワックス液が前ワックスパターン部60とコアセット72との間のフリースペース(free space)の内部まで溢れて流出しないように確保することができる。
図12bに示すように、前ワックスパターン部60の結合部には同様に階段状部61と環状フランジ62が含まれるが、階段状部61は相対的に環状フランジ62の外側に位置するように形成される。環状フランジ62はコアセット72が対応するように当接するのに用いられることにより、ワックス液が漏れるのを防止することができる。
図12cに示すように、前ワックスパターン部60の結合部には環状フランジ62、環状溝63と環状フランジ64が含まれ、環状フランジ62、環状溝63と環状フランジ64は順序よく外から内へ相対になるように設けられる。環状フランジ64も同様にコアセット72が対応するように当接するのに用いられることにより、ワックス液が漏れるのを防止することができる。
図12d、12eに示すように、前ワックスパターン部60の結合部にも階段状部61と環状フランジ62が含まれ、階段状部61は相対的に環状フランジ62の内側に位置するように形成される。環状フランジ62にはさらに少なくとも一個の結合孔621、622、623が予め設けられ、結合孔621、622、623は選択的に適当な幾何形状に形成され、例えば楕円形、方形、円形、矩形、三角形などの幾何形状からなる。それにより、第二型穴700がワックス射出を行った時、結合孔621、622、623に同期にワックス液が浸み込むことができるため、前ワックスパターン部60と後ワックスパターン部80との結合の信頼性を増やすことができる。
上述の如く、従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法によれば、図14に示すように、二片式のワックスパターン11、12を貼接する時、キャビティの内部において隙間aを露出し易いため、後続における鋳造完成品の歩留りに影響を及ぼしてしまうという問題点があったが、図1に示す本発明のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法によれば、予め第一ワックスパターン部20を製造し、それから第一ワックスパターン部20を第二鋳型セット300の内部に置き入れ、ワックス射出を行うことによって直接第二ワックスパターン部30を形成することにより、第一ワックスパターン部20と第二ワックスパターン部30は一体成形になるようにヘッドワックスパターン40を形成することができるため、平らなワックスパターンの結合表面を形成し、さらにワックスパターンの結合品質を増やし、ヘッド鋳物の表面の平整度を増やし、後続における鋳造の歩留りを高めることができると同時に、ワックスパターンの鋳型の構造を相対的に簡単にすることができるため、製造工程の複雑性を低減し、さらに型の製造コストを低く抑えることができる。
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による製造工程のブロック図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第一段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第一段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第一段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第二段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第三段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第四段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第五段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第五段階の説明図である。 本発明の実施例1のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第六段階の説明図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第一段階の説明図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第二段階の説明図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による各種の前ワックスパターン部と鋳型の局部拡大図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による各種の前ワックスパターン部と鋳型の局部拡大図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による各種の前ワックスパターン部と鋳型の局部拡大図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による各種の前ワックスパターン部と鋳型の局部拡大図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による前ワックスパターン部の局部拡大図である。 本発明の実施例2のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法による第三と第四段階の説明図である。 従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法によるワックスパターンの貼接作業の説明図である。 図14の局部拡大図である。 図14のもう一つの局部拡大図である。 従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法によるセラミックシェルの製造作業の説明図である。 図15の局部拡大図である。 従来のゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法によるヘッドの鋳造作業の説明図である。 図16の局部拡大図である。
符号の説明
11 本体ワックスパターン 12 フェース板ワックスパターン
13 セラミックシェル 14 ヘッド
141 キャビティ 20 第一ワックスパターン部
21 結合部 22 凹欠部
23 注入口部 200 第一鋳型セット
201 型穴 30 第二ワックスパターン部
31 フェース板 32 ホーゼル
300 第二鋳型セット 301 第一型穴
302 第二型穴 303 コア
40 ヘッドワックスパターン 400 セラミックシェル
401 型穴 402 注入口
50 ヘッド鋳物 51 フェース板
52 ホーゼル 53 キャビティ
60 前ワックスパターン部 61 階段状部
62 環状フランジ 621 結合孔
622 結合孔 623 結合孔
63 環状溝 64 環状フランジ
70 外型 71 支持座
72 コアセット 700 型穴
80 後ワックスパターン部 90 ヘッドワックスパターン
a 隙間 a’ 充填材
b 毛ばり c 隙間

Claims (20)

  1. a)第一鋳型セット(200)を利用して予め第一ワックスパターン部(20)を製造し、第一ワックスパターン部(20)には結合部(21)が形成される段階と、
    b)第一ワックスパターン部(20)を第二鋳型セット(300)の第一型穴(301)の内部に置き入れ、第一型穴(301)は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、
    c)ワックス液を第二鋳型セット(300)の第二型穴(302)の内部に注入させ、第二型穴(302)は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、
    d)第二鋳型セット(300)の第二型穴(302)の内部の上記ワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部(30)を形成し、第二ワックスパターン部(30)は一体になるように第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターン(40)を組成する段階と、
    e)ヘッドワックスパターン(40)をセラミックスラリーに浸漬してセラミックシェル(400)を形成させ、それからセラミックシェル(400)に対して加熱による脱蝋を行う段階と、
    f)セラミックシェル(400)を利用して鋳造を行うことにより、ヘッド鋳物(50)を製成する段階と、
    を含むゴルフクラブヘッドの製造方法。
  2. 第二型穴(302)には他に少なくとも一個のコア(303)が組み立てられ、コア(302)は第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)の周縁に対応するように当接するのに用いられ、第二鋳型セット(300)の第二型穴(302)がワックス射出を行う時、コア(302)によりワックス液が第一ワックスパターン部(20)のその他の部位まで溢れて流出しないように確保することを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  3. 第一ワックスパターン部(20)と第二ワックスパターン部(30)は重り、ヘッド本体、フェース板本体、フェース板、ホーゼル、蓋板、ヘッド前半部、ヘッド後半部のヘッド部材から選択することを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 第一ワックスパターン部(20)は重りを選択した時、第一ワックスパターン部(20)は凹欠部(22)を形成され、凹欠部(22)は第一ワックスパターン部(20)の正面と背面を貫穿するように形成されることを特徴とする請求項3記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  5. 第一ワックスパターン部(20)の凹欠部(22)は深孔の造形に形成されることを特徴とする請求項4記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  6. 第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)には選択的に階段状部、環状フランジ、環状溝、結合孔による結合構造が形成されることにより、第一ワックスパターン部(20)と第二ワックスパターン部(30)との結合の信頼性を増やすことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  7. コア(303)は単片の板体からなることを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  8. コア(303)は選択的に数片の板体、数枚の鋳型体により組成されることを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  9. コア(303)は耐熱の弾性材質によって製成されることにより、後続における型抜きの作業に役立つことを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  10. a)予め第一ワックスパターン部(20)を製造し、第一ワックスパターン部(20)には結合部(21)が形成され、第一ワックスパターン部(20)は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、
    b)第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)には直接ワックス射出により第二ワックスパターン部(30)が形成され、第二ワックスパターン部(30)は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、
    c)第一ワックスパターン部(20)と第二ワックスパターン部(30)を冷却し、第二ワックスパターン部(30)は一体になるように第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターン(40)を組成する段階と、
    を含むゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  11. 上記ワックス射出により第二ワックスパターン部(30)を形成する段階には、
    a)第一ワックスパターン部(20)を第一鋳型セット(200)の第一型穴(201)の内部に置き入れ、第一型穴(201)は実質的に予定されたヘッドの第一部位の形状に対応するように形成される段階と、
    b)ワックス液を第二鋳型セット(300)の第二型穴(302)の内部に注入させ、第二型穴(302)は実質的に予定されたヘッドの第二部位の形状に対応するように形成される段階と、
    c)第二鋳型セット(300)の第二型穴(302)の内部の上記ワックス液を冷却することにより、第二ワックスパターン部(30)を形成し、第二ワックスパターン部(30)は一体になるように第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)に結合されることにより、共同でヘッドワックスパターン(40)を組成する段階と、
    が含まれることを特徴とする請求項10記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  12. ヘッドワックスパターン(40)を製成した後、他に
    a)ヘッドワックスパターン(40)をセラミックスラリーに浸漬してセラミックシェル(400)を形成させ、それからセラミックシェル(400)に対して加熱による脱蝋を行う段階と、
    b)セラミックシェル(400)を利用して鋳造を行うことにより、ヘッド鋳物(50)を製成する段階と、
    が含まれることを特徴とする請求項10記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  13. 第二型穴(302)には他に少なくとも一個のコア(303)が組み立てられ、コア(302)は第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)の周縁に対応するように当接するのに用いられ、第二鋳型セット(300)の第二型穴(302)がワックス射出を行う時、コア(302)によりワックス液が第一ワックスパターン部(20)のその他の部位まで溢れて流出しないように確保することを特徴とする請求項10記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  14. 第一ワックスパターン部(20)と第二ワックスパターン部(30)は重り、ヘッド本体、フェース板本体、フェース板、ホーゼル、蓋板、ヘッド前半部、ヘッド後半部のヘッド部材から選択することを特徴とする請求項10記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  15. 第一ワックスパターン部(20)は重りを選択した時、第一ワックスパターン部(20)は凹欠部(22)を形成され、凹欠部(22)は第一ワックスパターン部(20)の正面と背面を貫穿するように形成されることを特徴とする請求項14記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  16. 第一ワックスパターン部(20)の凹欠部(22)は深孔の造形に形成されることを特徴とする請求項15記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  17. 第一ワックスパターン部(20)の結合部(21)には選択的に階段状部、環状フランジ、環状溝、結合孔による結合構造が形成されることにより、第一ワックスパターン部(20)と第二ワックスパターン部(30)との結合の信頼性を増やすことを特徴とする請求項10記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  18. コア(303)は単片の板体からなることを特徴とする請求項13記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  19. コア(303)は選択的に数片の板体、数枚の鋳型体により組成されることを特徴とする請求項13記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
  20. コア(303)は耐熱の弾性材質によって製成されることにより、後続における型抜きの作業に役立つことを特徴とする請求項13記載のゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法。
JP2005174193A 2005-05-16 2005-06-14 ゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法 Pending JP2006320672A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW094115777A TWI263518B (en) 2005-05-16 2005-05-16 Manufacturing method for golf club head and wax pattern thereof

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006320672A true JP2006320672A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37417982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005174193A Pending JP2006320672A (ja) 2005-05-16 2005-06-14 ゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7152656B2 (ja)
JP (1) JP2006320672A (ja)
TW (1) TWI263518B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104149233A (zh) * 2014-07-16 2014-11-19 王芳华 树脂钻石的制作方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2903663B1 (fr) * 2006-07-12 2009-06-12 Airbus France Sas Ensemble de repos pour un avion.
CN102000768B (zh) * 2010-12-07 2016-01-06 株洲中航动力精密铸造有限公司 一种精铸蜡模成型方法
CN102950246B (zh) * 2011-08-31 2014-07-02 苏州市志诚机械有限公司 用于一种弯针杆轴壳的注蜡模具
US8939192B2 (en) 2013-03-05 2015-01-27 Karsten Manufacturing Corporation Two cavity molds and methods of manufacturing a golf club head
WO2017083416A1 (en) * 2015-11-09 2017-05-18 Karsten Manufacturing Corporation Embedded high density casting
CN106424587B (zh) * 2016-10-20 2018-05-22 苏州东吴黄金文化发展有限公司 一种素金空心路路通的制作方法
US10874915B2 (en) 2017-08-10 2020-12-29 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads
US11701557B2 (en) 2017-08-10 2023-07-18 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads
US10780327B2 (en) 2017-08-10 2020-09-22 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads with titanium alloy face
CN108145084B (zh) * 2017-12-23 2019-09-06 安徽鑫宏机械有限公司 一种组合式石膏内芯熔模型壳铸造工艺

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4160313A (en) * 1975-09-25 1979-07-10 Rolls-Royce Limited Method of making a wax pattern for a shell mould
US5538798A (en) * 1995-04-12 1996-07-23 Niemin Porter & Co. D/B/A Cast Alloys, Inc. Investment casting gating for metal wood golf club heads
US5651932A (en) * 1995-04-14 1997-07-29 Butler; Byron Method for investment wax casting of golf club heads
US5908643A (en) * 1996-06-12 1999-06-01 Sturm, Ruger & Company, Inc. Injection mold apparatus for producing a pattern
JP2002523154A (ja) * 1998-08-21 2002-07-30 ダンロップ マックスフライ スポーツ コーポレーション 多層構造を有したゴルフクラブアイアン
TW514574B (en) 2000-07-12 2002-12-21 Advanced Internatioanl Multite Method for manufacturing golf club iron head
US6739376B1 (en) * 2002-12-04 2004-05-25 Advanced International Multitech Co., Ltd. Method for producing a golf club head
US6805547B2 (en) * 2003-01-03 2004-10-19 Fu Sheng Industrial Co., Ltd. Mold assembly for forming a wax pattern in the shape of a golf club head
TWI224530B (en) * 2003-12-24 2004-12-01 Advanced Int Multitech Co Ltd Wax mold based golf club head manufacturing process employing soluble wax

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104149233A (zh) * 2014-07-16 2014-11-19 王芳华 树脂钻石的制作方法
CN104149233B (zh) * 2014-07-16 2016-08-24 王芳华 树脂钻石的制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI263518B (en) 2006-10-11
US20060254741A1 (en) 2006-11-16
TW200640544A (en) 2006-12-01
US7152656B2 (en) 2006-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006320672A (ja) ゴルフクラブヘッドおよびそのワックスパターンの製造方法
US6183377B1 (en) Method for producing a gold club head
CN104493081A (zh) 用于空心涡轮叶片熔模铸造的注蜡模具及其快速制造方法
CN109396345A (zh) 一种用于熔模铸造模壳局部激冷的方法
KR100912098B1 (ko) 정밀주조 제품의 왁스패턴 조립을 위한 트리의 구조 및조립방법
CN100537076C (zh) 高尔夫球杆杆头及其蜡模的制造方法
JP2004202567A (ja) ゴルフヘッドの製造方法
JPS6261754A (ja) 複合中子鋳型を用いた鋳造法
US6971436B2 (en) Connecting method for wax patterns of a golf club head
TWI604872B (zh) Golf club head wax mold manufacturing methods
JP3293420B2 (ja) エンジンのシリンダブロックおよびその製造方法
JP2007111169A (ja) ゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法
JP2005312781A (ja) ゴルフクラブヘッドのワックスパターンの製造方法
JP6886364B2 (ja) 組立模型の製造方法
JP2005245214A (ja) 釣竿用ガイドリングの製造方法
JPH07112617B2 (ja) 二層鋳物の鋳造方法
JP2007130665A (ja) シリンダブロック製造方法、ウォータジャケット形成中子製造方法、及びシリンダブロック
JP2005296288A (ja) ゴルフクラブヘッドの製造方法
JP4084589B2 (ja) ゴルフクラブヘッドの製造方法
JP2006055868A (ja) 鋳造方法および鋳造用金型
JP2005296997A (ja) ゴルフクラブヘッドのワックスパターンの接合方法
JP4790515B2 (ja) ウイリアムスコア形成用部品及び鋳型製作用模型
KR20030089910A (ko) 금형의 주조방법
KR20020095641A (ko) 금형의 주조방법
JP6170525B2 (ja) 異材鋳包み鍛圧型のゴルフクラブヘッドの製造方法