JPS63137541A - エンジンバルブの精密鋳造法 - Google Patents
エンジンバルブの精密鋳造法Info
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- JPS63137541A JPS63137541A JP28517586A JP28517586A JPS63137541A JP S63137541 A JPS63137541 A JP S63137541A JP 28517586 A JP28517586 A JP 28517586A JP 28517586 A JP28517586 A JP 28517586A JP S63137541 A JPS63137541 A JP S63137541A
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- wax model
- wax
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- Pending
Links
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はエンジンバルブ、特に中空のエンジンバルブの
精密鋳造法に関する。
精密鋳造法に関する。
[従来の技術]
中空エンジンバルブはその断面図を第7図に示すように
、軸部10の中心に空洞部12が穿設されており、傘部
14の中央下面にこの空洞部12の開口部16があり、
この開口部16はふな18で密閉されている。従来この
中空エンジンバルブの製造法は、穴の明いていない軸部
10と傘部14とを一体にしたものを鍛造して作り、空
洞部12はドリルで穴明は加工して製作していた。しか
し、この穴明は加工は材料が硬い上に、穴明けの径が3
−輪程度で深さが50〜70mmの空洞部12を穿設し
なければならず、軸部10の中心に真っ直ぐに空洞部1
2を設けることが困難であると同時に作業能率も悪かっ
た。
、軸部10の中心に空洞部12が穿設されており、傘部
14の中央下面にこの空洞部12の開口部16があり、
この開口部16はふな18で密閉されている。従来この
中空エンジンバルブの製造法は、穴の明いていない軸部
10と傘部14とを一体にしたものを鍛造して作り、空
洞部12はドリルで穴明は加工して製作していた。しか
し、この穴明は加工は材料が硬い上に、穴明けの径が3
−輪程度で深さが50〜70mmの空洞部12を穿設し
なければならず、軸部10の中心に真っ直ぐに空洞部1
2を設けることが困難であると同時に作業能率も悪かっ
た。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は中空エンジンバルブの製作における前記のごと
き問題点に鑑みてなされたもので、鋳造時に製品の外形
と空洞部が同時に出来、しかも所望の寸法精度の空洞部
が穿設され、しかも多量の製品を製作できるエンジンバ
ルブの精密鋳造法を提供することを目的とする。
き問題点に鑑みてなされたもので、鋳造時に製品の外形
と空洞部が同時に出来、しかも所望の寸法精度の空洞部
が穿設され、しかも多量の製品を製作できるエンジンバ
ルブの精密鋳造法を提供することを目的とする。
[−問題点を解決するための手段]
本発明のエンジンバルブの精*鋳造法は、軸部中心に空
洞部を有し、傘部中央に前記空洞部の開口部を有する中
空エンジンバルブのろう模型成形用めす型を作成する工
程と、前記めす型を用いてろう模型を作成する工程と、
湯口、湯道、せきとなる部分を含めたろう模型を組み立
てる工程と、前記組み立てられたろう模型の表面に耐火
物からなるコーティングをする工程と、前記コーティン
グされたろう模型を加熱焼成して脱ろうして鋳型を製作
する工程と、前記鋳型に溶湯を鋳造する工程とからなる
ことを要旨とする。
洞部を有し、傘部中央に前記空洞部の開口部を有する中
空エンジンバルブのろう模型成形用めす型を作成する工
程と、前記めす型を用いてろう模型を作成する工程と、
湯口、湯道、せきとなる部分を含めたろう模型を組み立
てる工程と、前記組み立てられたろう模型の表面に耐火
物からなるコーティングをする工程と、前記コーティン
グされたろう模型を加熱焼成して脱ろうして鋳型を製作
する工程と、前記鋳型に溶湯を鋳造する工程とからなる
ことを要旨とする。
[作用]
中空エンジンバルブのろう模型はろう模型成形用めす型
にろうを注入することのよって作成される。出来上がっ
たろう模型は製品と同じ外形を有しかつ空洞部も正確に
写し取られる。出来上がった多数のろう模型は、湯口、
湯道、せき等となる部分を含めてろう模型の組み立てが
行なわれ、いわゆるツリーと称されるろう模型組み立て
体ができる。このろう模型組み立て体の表面には耐火物
からなるコーティングが付着されると鋳型が出来上がる
0次いで鋳型は加熱してろう模型を溶出する。鋳型はさ
らに加熱焼成したのち溶湯が注入される。出来上がった
製品は所望の形状でかつ寸法精度よく空洞部が出来てお
り、後から何等の加工も必要としない。
にろうを注入することのよって作成される。出来上がっ
たろう模型は製品と同じ外形を有しかつ空洞部も正確に
写し取られる。出来上がった多数のろう模型は、湯口、
湯道、せき等となる部分を含めてろう模型の組み立てが
行なわれ、いわゆるツリーと称されるろう模型組み立て
体ができる。このろう模型組み立て体の表面には耐火物
からなるコーティングが付着されると鋳型が出来上がる
0次いで鋳型は加熱してろう模型を溶出する。鋳型はさ
らに加熱焼成したのち溶湯が注入される。出来上がった
製品は所望の形状でかつ寸法精度よく空洞部が出来てお
り、後から何等の加工も必要としない。
[実施例]
本発明の実施例のついて以下工程に従って説明する。第
1図はろう型模型成型用めす型20の断面図である。こ
のめす型20は製造工程中に生ずる金型や金属の膨張収
縮を考慮して、それを相殺する伸び率を加えて決められ
ている0次にろう模型の成型は液状またはペースト状の
ろうをインジェクションマシン22によりめす型20に
注入することによってなされる。なお、空洞部12を形
成する細く長い中空部分には水溶性のソルブルワックス
コアを用いても良い。
1図はろう型模型成型用めす型20の断面図である。こ
のめす型20は製造工程中に生ずる金型や金属の膨張収
縮を考慮して、それを相殺する伸び率を加えて決められ
ている0次にろう模型の成型は液状またはペースト状の
ろうをインジェクションマシン22によりめす型20に
注入することによってなされる。なお、空洞部12を形
成する細く長い中空部分には水溶性のソルブルワックス
コアを用いても良い。
第2図はろう模型を組み立てた状態の斜視図を示す、ろ
う模型は製品となる部分のほか、湯口24、湯道26、
せき28となる部分も一体のろう模型に組み立てられ、
これをツリー30と称している。
う模型は製品となる部分のほか、湯口24、湯道26、
せき28となる部分も一体のろう模型に組み立てられ、
これをツリー30と称している。
次に鋳型の製作に移るが、鋳型はツリー30のまわりに
耐火物を形成させたのち、ツリー30を溶かし出すこと
によって作られる。ツリー30への耐火物層の被着は第
3図に示すように耐火バインダーと耐火物微粉末からな
るスラリー32への浸漬と、第4図に示すように耐火物
微粒子34の振りかけとによって行なわれる。
耐火物を形成させたのち、ツリー30を溶かし出すこと
によって作られる。ツリー30への耐火物層の被着は第
3図に示すように耐火バインダーと耐火物微粉末からな
るスラリー32への浸漬と、第4図に示すように耐火物
微粒子34の振りかけとによって行なわれる。
第5図に示すように、ツリー30の回りに鋳型36が形
成されたならば、ろう模型を溶かし出す脱ろうの工程に
はいる。脱ろうは鋳型を電気炉またはオートクレーブに
入れて熱を加えろう模型を溶出する。
成されたならば、ろう模型を溶かし出す脱ろうの工程に
はいる。脱ろうは鋳型を電気炉またはオートクレーブに
入れて熱を加えろう模型を溶出する。
脱ろうの終わった鋳型は付着するろうや不完全燃焼のカ
ーボンを取り除き、さらに鋳型を強化するとともに適切
な通気性を与えるため、高温で焼成した後、第6図に示
すように溶湯38を鋳込み製品を取り出す。
ーボンを取り除き、さらに鋳型を強化するとともに適切
な通気性を与えるため、高温で焼成した後、第6図に示
すように溶湯38を鋳込み製品を取り出す。
[発明の効果]
本発明のエンジンバルブの精密鋳造法は以上説明したよ
うに、中空エンジンバルブのろう模型成形用めす型を作
成する工程と、前記めす型を用いてろう模型を作成する
工程と、湯口、湯道、せきとなる部分を含めたろう模型
を組み立てる工程と、前記組み立てられたろう模型の表
面に耐火物からなるコーティングをする工程と、前記コ
ーティングされたろう模型を加熱焼成して脱ろうして鋳
型を製作する工程と、前記鋳型に溶湯を鋳造する工程と
からなるものであって、従来方法に比べ困難なドリルで
の穴明は工程を必要とせず、鋳造する時に外形と穴明け
が同時に出来、かつ穴明けの寸法精度もよく、一度に多
量の製品を能率良く作ることが出来るとい優れた効果が
ある。
うに、中空エンジンバルブのろう模型成形用めす型を作
成する工程と、前記めす型を用いてろう模型を作成する
工程と、湯口、湯道、せきとなる部分を含めたろう模型
を組み立てる工程と、前記組み立てられたろう模型の表
面に耐火物からなるコーティングをする工程と、前記コ
ーティングされたろう模型を加熱焼成して脱ろうして鋳
型を製作する工程と、前記鋳型に溶湯を鋳造する工程と
からなるものであって、従来方法に比べ困難なドリルで
の穴明は工程を必要とせず、鋳造する時に外形と穴明け
が同時に出来、かつ穴明けの寸法精度もよく、一度に多
量の製品を能率良く作ることが出来るとい優れた効果が
ある。
第1図はろう模型成形用めす型の断面図、第2図は組み
立てられたろう模型の斜視図、第3図および第4図は耐
火物のコーディングを説明する斜視図、第5図は鋳型の
斜視図、第6図は鋳型に溶湯を注入している状態の概略
図、第7図は中空エンジンバルブの断面図である。 10・・・軸部、12・・・空洞部、14・・・傘部、
16・・・開口部、18・・・ふた、20・・・ろう模
型成形用めす型、24・・・湯口、26・・・湯道、2
8・・・せき、32・・・耐火物スラリー、34・・・
耐火物粒子、36・・・鋳型、 第1図 第2図 第3図 第4図第5図 第6図
立てられたろう模型の斜視図、第3図および第4図は耐
火物のコーディングを説明する斜視図、第5図は鋳型の
斜視図、第6図は鋳型に溶湯を注入している状態の概略
図、第7図は中空エンジンバルブの断面図である。 10・・・軸部、12・・・空洞部、14・・・傘部、
16・・・開口部、18・・・ふた、20・・・ろう模
型成形用めす型、24・・・湯口、26・・・湯道、2
8・・・せき、32・・・耐火物スラリー、34・・・
耐火物粒子、36・・・鋳型、 第1図 第2図 第3図 第4図第5図 第6図
Claims (1)
- (1)軸部中心に空洞部を有し、傘部中央に前記空洞部
の開口部を有する中空エンジンバルブのろう模型成形用
めす型を作成する工程と、前記めす型を用いてろう模型
を作成する工程と、湯口、湯道、せきとなる部分を含め
たろう模型を組み立てる工程と、前記組み立てられたろ
う模型の表面に耐火物からなるコーティングをする工程
と、前記コーティングされたろう模型を加熱焼成して脱
ろうして鋳型を製作する工程と、前記鋳型に溶湯を鋳造
する工程とからなることを特徴とするエンジンバルブの
精密鋳造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28517586A JPS63137541A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | エンジンバルブの精密鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28517586A JPS63137541A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | エンジンバルブの精密鋳造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137541A true JPS63137541A (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=17688069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28517586A Pending JPS63137541A (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | エンジンバルブの精密鋳造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63137541A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020064224A (ko) * | 2002-05-09 | 2002-08-07 | 엄영순 | 납골함의 주조방법 |
CN106734990A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-31 | 重庆市江津区恩聪机械厂 | 多模组沾浆系统 |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP28517586A patent/JPS63137541A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020064224A (ko) * | 2002-05-09 | 2002-08-07 | 엄영순 | 납골함의 주조방법 |
CN106734990A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-31 | 重庆市江津区恩聪机械厂 | 多模组沾浆系统 |
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