JPS6030549A - 細孔を有する鋳物の製造法 - Google Patents
細孔を有する鋳物の製造法Info
- Publication number
- JPS6030549A JPS6030549A JP13965883A JP13965883A JPS6030549A JP S6030549 A JPS6030549 A JP S6030549A JP 13965883 A JP13965883 A JP 13965883A JP 13965883 A JP13965883 A JP 13965883A JP S6030549 A JPS6030549 A JP S6030549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- mold
- pattern
- fine hole
- pores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/0072—Casting in, on, or around objects which form part of the product for making objects with integrated channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/02—Sand moulds or like moulds for shaped castings
- B22C9/04—Use of lost patterns
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、消失模型を使用する鋳造における細孔を有す
る精密鋳造鋳物の製造法に関する。
る精密鋳造鋳物の製造法に関する。
ロストワックス鋳造法では、目的とする鋳物の形状に対
応する消失模型（ロウ模型）を準備し、その表面に耐火
物層を形成したのち、消失模型を溶かし出して耐火物層
の殻体を“鋳型とし、これに適宜の焼成・予熱を施した
のち金属溶湯を鋳込むことによシ目的とする鋳物を製造
するものである。
応する消失模型（ロウ模型）を準備し、その表面に耐火
物層を形成したのち、消失模型を溶かし出して耐火物層
の殻体を“鋳型とし、これに適宜の焼成・予熱を施した
のち金属溶湯を鋳込むことによシ目的とする鋳物を製造
するものである。
この鋳造法において、細孔を有する鋳物を製造する場合
には、対応する細孔を備えた消失模型を用意しなければ
ならない。消失模型に細孔を形成する方圧としては、無
孔のま＼製作された消失模型に機械加工を加えて穿孔す
るか、あるいは消失模型製作用金型として、細孔に対応
する細い円柱体が中子として形成された金型を使用する
ことによシ有孔消失模型を得る方法などがある。
には、対応する細孔を備えた消失模型を用意しなければ
ならない。消失模型に細孔を形成する方圧としては、無
孔のま＼製作された消失模型に機械加工を加えて穿孔す
るか、あるいは消失模型製作用金型として、細孔に対応
する細い円柱体が中子として形成された金型を使用する
ことによシ有孔消失模型を得る方法などがある。
しかし、金型の加工および消失模型の加工ともに容易で
はなく、細孔が長尺であるほど、その困難は増す。また
、たとえ消失模型に細孔を形成し得たとしても、その後
の鋳型形成過程で、深く細い孔内全体に所要の耐火物層
を形成することは極めて困難である。
はなく、細孔が長尺であるほど、その困難は増す。また
、たとえ消失模型に細孔を形成し得たとしても、その後
の鋳型形成過程で、深く細い孔内全体に所要の耐火物層
を形成することは極めて困難である。
本発明は、消失模型に、鋳物の細孔に相当する外径の石
英管を相゛当する部位に包摂させておくことによシ上記
問題を解決し７たものである。
英管を相゛当する部位に包摂させておくことによシ上記
問題を解決し７たものである。
本発明方法の具体例について工程順に説明すれば、まず
第１図に示すように、模型成形用金型（１）内に、細孔
を形成するだめの石英管（２）を設置しておき、これに
ロウなどの液状またはペースト状の模型材料（５）を注
入する。
第１図に示すように、模型成形用金型（１）内に、細孔
を形成するだめの石英管（２）を設置しておき、これに
ロウなどの液状またはペースト状の模型材料（５）を注
入する。
その模型材料が凝固し終って形成された模型を金型から
取出し、これを常法により、耐火性バインダーと耐火物
微粉末とからなるスラリー中へのディッピング、および
模型表面に付着したスラリー被膜への耐火物粒子のサン
ディングを行うことにより第２図に示すように模型（８
）の表面に被着した耐火物層（４）を形成せしめる。
取出し、これを常法により、耐火性バインダーと耐火物
微粉末とからなるスラリー中へのディッピング、および
模型表面に付着したスラリー被膜への耐火物粒子のサン
ディングを行うことにより第２図に示すように模型（８
）の表面に被着した耐火物層（４）を形成せしめる。
ついで、模型（３）を、模型材料の材質に応じて加熱、
その他の方法によシ溶解・流出（脱ロウ）させて、第３
図に示すように耐火物層（４）からなる鋳型を得る。鋳
型（４）内には、石英管（２）が、その一端部と鋳型壁
との係着関係によシ固定されている。
その他の方法によシ溶解・流出（脱ロウ）させて、第３
図に示すように耐火物層（４）からなる鋳型を得る。鋳
型（４）内には、石英管（２）が、その一端部と鋳型壁
との係着関係によシ固定されている。
得られた鋳型は、残留する模型材料や可燃性成分の除去
、鋳型強化あるいは通気性付与のために常法による焼成
に付され、しかるのち、第４図のように所定の金属溶湯
（財）の鋳造が行なわれる。
、鋳型強化あるいは通気性付与のために常法による焼成
に付され、しかるのち、第４図のように所定の金属溶湯
（財）の鋳造が行なわれる。
鋳造後、溶湯の凝固完了をまって鋳造体を鋳型（４）か
ら取出し、石英管（２）を破砕除去すれば、第５図に示
すように、石英管により与えられた長尺の細孔■を有す
る鋳物（ｑが得られる。
ら取出し、石英管（２）を破砕除去すれば、第５図に示
すように、石英管により与えられた長尺の細孔■を有す
る鋳物（ｑが得られる。
本発明において、消失模型（３）に抱摂される石英管（
２）の外径、長さ、本数、位置、方向などはむろん上記
の例に限られず、目的とする鋳物の形態に応じて任意に
設定されるものである。例えば、鋳物の縦方向、横方向
に複数本の細孔を形成させる場合には、それに相当する
部位および方向に必要な数だけの石英管を含む消失模型
を使用し、それらの石英管が中子として固定された鋳型
を製作して鋳造に供すればよい。また、石英管（２）は
真直の円筒体に限られるわけではなく、目的とするνｊ
物の細孔の形状に応じ、例えばＵ字状、Ｌ字状の曲管の
場合もあり、あるいは第６図のようにスパイラル状の石
英管を使用することにより、これに対応するスパイラル
状細孔を形成することもできる。
２）の外径、長さ、本数、位置、方向などはむろん上記
の例に限られず、目的とする鋳物の形態に応じて任意に
設定されるものである。例えば、鋳物の縦方向、横方向
に複数本の細孔を形成させる場合には、それに相当する
部位および方向に必要な数だけの石英管を含む消失模型
を使用し、それらの石英管が中子として固定された鋳型
を製作して鋳造に供すればよい。また、石英管（２）は
真直の円筒体に限られるわけではなく、目的とするνｊ
物の細孔の形状に応じ、例えばＵ字状、Ｌ字状の曲管の
場合もあり、あるいは第６図のようにスパイラル状の石
英管を使用することにより、これに対応するスパイラル
状細孔を形成することもできる。
石英管は耐熱性にすぐれ、かつ中子として必要な強度を
有し、しかも鋳造体が形成されたのちは、砕き割ること
によシ簡単に除去されるので、所望の形状の細孔を容易
に形成することができる。
有し、しかも鋳造体が形成されたのちは、砕き割ること
によシ簡単に除去されるので、所望の形状の細孔を容易
に形成することができる。
本発明における消失模型の形成から鋳造に到るまでの各
工程は、石英管が使用される点を除けば特別の条件が付
加されることはなく、この種の一般的製造条件に従って
行なえばよく、また公知の種々の変形態様を適用するこ
とができる。なお、前記図示の鋳造では、鋳型（４）を
バックサンド（５）にてケース（６）内に固定したソリ
ッドモールド法の例を示したが、むろんそれに限られず
、前記ディッピングとサンディングによる耐火物層のコ
ーティングを適当回数反復して所要強度の鋳型を形成す
ることにより、所謂セラミックモールド法として鋳造を
実施してもよい。
工程は、石英管が使用される点を除けば特別の条件が付
加されることはなく、この種の一般的製造条件に従って
行なえばよく、また公知の種々の変形態様を適用するこ
とができる。なお、前記図示の鋳造では、鋳型（４）を
バックサンド（５）にてケース（６）内に固定したソリ
ッドモールド法の例を示したが、むろんそれに限られず
、前記ディッピングとサンディングによる耐火物層のコ
ーティングを適当回数反復して所要強度の鋳型を形成す
ることにより、所謂セラミックモールド法として鋳造を
実施してもよい。
本発明の実施例について説明すると、第８図に示す鋳物
の製造を目的として、第７図の消失模型製作用金型（１
）〔模型材料の収縮代を見込んだ寸法に製作〕を使用し
、その中央部軸心にそって不透明石英管（２）〔外径８
喘・長さ４５０門〕を立設した。石英管（２）は下端部
を、金型底部に穿設された浅い孔内に着脱可能に嵌着固
定し、上端部付近は、金型の上面に橋渡しした支持部材
（８）で固定した。
の製造を目的として、第７図の消失模型製作用金型（１
）〔模型材料の収縮代を見込んだ寸法に製作〕を使用し
、その中央部軸心にそって不透明石英管（２）〔外径８
喘・長さ４５０門〕を立設した。石英管（２）は下端部
を、金型底部に穿設された浅い孔内に着脱可能に嵌着固
定し、上端部付近は、金型の上面に橋渡しした支持部材
（８）で固定した。
この金型に模型材料としてワックスを流し込み、凝固後
、型バランをして、石英管を含む消失模型を取出し、さ
らにデツピングおよびサンディングによシ模型の側肩部
および底面を被覆する耐火物層を形成した。脱ロウ後、
適当な温度で焼成し、その周囲をバックサンドで埋め、
ソリッドモールドを形成して、これにニッケルグレン鋳
鉄溶湯９０ｋｇを鋳込温度１５５０’Ｃにて鋳造した。
、型バランをして、石英管を含む消失模型を取出し、さ
らにデツピングおよびサンディングによシ模型の側肩部
および底面を被覆する耐火物層を形成した。脱ロウ後、
適当な温度で焼成し、その周囲をバックサンドで埋め、
ソリッドモールドを形成して、これにニッケルグレン鋳
鉄溶湯９０ｋｇを鋳込温度１５５０’Ｃにて鋳造した。
凝固後、石英管を破砕して中子の型抜を行い、第８図に
示すように、軸心にそって貫通する細孔（杓を有する円
筒状鋳物（Ｑ（鋳物外径（Ｄ） ２００ ｍｍ・長さ山
）４００＋ｌｉ、細孔の径（ｒ） ｓ ｍｍ ）を得た
。
示すように、軸心にそって貫通する細孔（杓を有する円
筒状鋳物（Ｑ（鋳物外径（Ｄ） ２００ ｍｍ・長さ山
）４００＋ｌｉ、細孔の径（ｒ） ｓ ｍｍ ）を得た
。
このように、本発明によれば、消失模型に石英管を抱摂
させておくだけで、従来のような複雑で困難な金型や模
型の加工を省略して所望の細孔を有する鋳物が得られる
。模型内に石英管を含ませる操作に何ら困難はなく、得
られた鋳物からの石英管型抜も容易であり、また形成さ
れる細孔の形状・寸法精度も良好である。更に、石英管
の形状に応じて、屈曲、螺旋、その他の任意の形状の細
孔を形成することもできる。むろん、本発明による鋳輪
は単なる円筒体に限られず、鋳物の用途に応じた任意の
形態に鋳造されるものであり、例えばジェットエンジン
やガスタービンのブレード類に使用される複雑な中空孔
を有する冷却翼などの製造に有用である。
させておくだけで、従来のような複雑で困難な金型や模
型の加工を省略して所望の細孔を有する鋳物が得られる
。模型内に石英管を含ませる操作に何ら困難はなく、得
られた鋳物からの石英管型抜も容易であり、また形成さ
れる細孔の形状・寸法精度も良好である。更に、石英管
の形状に応じて、屈曲、螺旋、その他の任意の形状の細
孔を形成することもできる。むろん、本発明による鋳輪
は単なる円筒体に限られず、鋳物の用途に応じた任意の
形態に鋳造されるものであり、例えばジェットエンジン
やガスタービンのブレード類に使用される複雑な中空孔
を有する冷却翼などの製造に有用である。
第１図〜第４図は本発明の工程の具体例を示す縦断面図
、第５図ＣＩ）は細孔を有する鋳物の例を示す平面図、
ＣＩ）はＡ−Ａ断面図、第６図は、中子（石英管）の他
の形状を例示する外観図、第７図は消失模型製作用金型
の他の例を示す縦断面図、第８図（１）は細孔を有する
鋳物の他の例を示す平面図、（Ｉ）はＢ−Ｂ断面図であ
る。 ２：中多（ＥＬ”￥醤）、：３：、シ角夫七１Ｌ、ｆ：
耐火物層（鋳型）、５：バックサンド、７：取鍋、Ｗ：
消失模型材料、Ｍ：金属溶湯、Ｃ：鋳物、Ｐ：＠孔。 代理人 弁理士 宮 崎 新八部
、第５図ＣＩ）は細孔を有する鋳物の例を示す平面図、
ＣＩ）はＡ−Ａ断面図、第６図は、中子（石英管）の他
の形状を例示する外観図、第７図は消失模型製作用金型
の他の例を示す縦断面図、第８図（１）は細孔を有する
鋳物の他の例を示す平面図、（Ｉ）はＢ−Ｂ断面図であ
る。 ２：中多（ＥＬ”￥醤）、：３：、シ角夫七１Ｌ、ｆ：
耐火物層（鋳型）、５：バックサンド、７：取鍋、Ｗ：
消失模型材料、Ｍ：金属溶湯、Ｃ：鋳物、Ｐ：＠孔。 代理人 弁理士 宮 崎 新八部
Claims (1)
- （１） 消失模型を使用して細孔を有する鋳物を製造す
る方法において、鋳物の細孔に相当する外径の石英管を
細孔相当部位に包摂させてなる消失模型の表面に耐火物
層を被着させたのち、模型を溶出させて該石英管が中子
として固定された鋳型を形成せしめ、該鋳型にて鋳造を
行ったのち、鋳造体内から石英管を破砕除去することを
特徴とする細孔を有する鋳物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13965883A JPS6030549A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 細孔を有する鋳物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13965883A JPS6030549A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 細孔を有する鋳物の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6030549A true JPS6030549A (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=15250390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13965883A Pending JPS6030549A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 細孔を有する鋳物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030549A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0272471A2 (de) * | 1986-12-15 | 1988-06-29 | EISENGIESSEREI MONFORTS GMBH & CO | Verfahren und Giessform zum Herstellen eines Gusseisenkörpers und danach hergestellter Gusseisenkörper |
| JP2007083291A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Toyota Motor Corp | 鋳造方法及び鋳型 |
| CN103949589A (zh) * | 2014-04-25 | 2014-07-30 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种利用铜管制造铝合金铸件中弯曲等径孔的方法 |
| CN103949588A (zh) * | 2014-04-25 | 2014-07-30 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种铝合金铸件中细长弯曲异形孔的成形方法 |
| CN108393467A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-08-14 | 共享装备股份有限公司 | 一种负压消失模深长孔铸造成型方法 |
| CN114178505A (zh) * | 2021-12-13 | 2022-03-15 | 东营诚扬精密机械有限公司 | 一种轻合金机匣内部管路精准形成方法 |
-
1983
- 1983-07-30 JP JP13965883A patent/JPS6030549A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0272471A2 (de) * | 1986-12-15 | 1988-06-29 | EISENGIESSEREI MONFORTS GMBH & CO | Verfahren und Giessform zum Herstellen eines Gusseisenkörpers und danach hergestellter Gusseisenkörper |
| JP2007083291A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Toyota Motor Corp | 鋳造方法及び鋳型 |
| CN103949589A (zh) * | 2014-04-25 | 2014-07-30 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种利用铜管制造铝合金铸件中弯曲等径孔的方法 |
| CN103949588A (zh) * | 2014-04-25 | 2014-07-30 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种铝合金铸件中细长弯曲异形孔的成形方法 |
| CN103949588B (zh) * | 2014-04-25 | 2016-04-20 | 西安航空动力股份有限公司 | 一种铝合金铸件中细长弯曲异形孔的成形方法 |
| CN108393467A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-08-14 | 共享装备股份有限公司 | 一种负压消失模深长孔铸造成型方法 |
| CN108393467B (zh) * | 2018-01-23 | 2020-07-07 | 共享装备股份有限公司 | 一种负压消失模深长孔铸造成型方法 |
| CN114178505A (zh) * | 2021-12-13 | 2022-03-15 | 东营诚扬精密机械有限公司 | 一种轻合金机匣内部管路精准形成方法 |
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