JPH0432910B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432910B2 JPH0432910B2 JP1632185A JP1632185A JPH0432910B2 JP H0432910 B2 JPH0432910 B2 JP H0432910B2 JP 1632185 A JP1632185 A JP 1632185A JP 1632185 A JP1632185 A JP 1632185A JP H0432910 B2 JPH0432910 B2 JP H0432910B2
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- Japan
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- concrete
- iron
- coupler
- separator
- heavy
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- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 18
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Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建設工事において、クライミング足
場用のレールなど比較的重量のある支持用長尺物
をコンクリート壁体に取付ける工法に関する。
場用のレールなど比較的重量のある支持用長尺物
をコンクリート壁体に取付ける工法に関する。
例えば、卵形等のコンクリート構造物を施工す
る場合を例として説明すると、第5図に示すよう
に側壁工事は内側、外側共クライミング足場1を
用いて高さ1.5m程度で多数段に分割し、連続的
に施工する。第6図はこのクライミング足場1の
詳細を示す側面図で、型枠パネルを備えた型枠フ
レーム1aを中にしてヒンジ構造の足場フレーム
1bが両側に設けられ、この足場フレーム1bは
型枠フレーム1aの下方にあたる下半部がこれか
ら突出する脚によりレール1cに係止かつ上昇自
在に連結されている。図中1dは、上昇用の油圧
ジヤツキを示す。
る場合を例として説明すると、第5図に示すよう
に側壁工事は内側、外側共クライミング足場1を
用いて高さ1.5m程度で多数段に分割し、連続的
に施工する。第6図はこのクライミング足場1の
詳細を示す側面図で、型枠パネルを備えた型枠フ
レーム1aを中にしてヒンジ構造の足場フレーム
1bが両側に設けられ、この足場フレーム1bは
型枠フレーム1aの下方にあたる下半部がこれか
ら突出する脚によりレール1cに係止かつ上昇自
在に連結されている。図中1dは、上昇用の油圧
ジヤツキを示す。
そして前記レール1cを取付けるには一例とし
て、第4図に示すようにコンクリート打設前に所
定の位置にダクト2を固定しておく。このダクト
2はアスベストセメント製のもので、コンクリー
ト硬化後該ダクト2内にPC鋼棒3を挿入し、ア
ンカーヒユールゼと称せられるカツプラー4で外
側用のアンカーボルト5と接続し、このアンカー
ボルト5をもつてレール1cを締付け固定してい
た。
て、第4図に示すようにコンクリート打設前に所
定の位置にダクト2を固定しておく。このダクト
2はアスベストセメント製のもので、コンクリー
ト硬化後該ダクト2内にPC鋼棒3を挿入し、ア
ンカーヒユールゼと称せられるカツプラー4で外
側用のアンカーボルト5と接続し、このアンカー
ボルト5をもつてレール1cを締付け固定してい
た。
なお、ダクト2内の使用後の穴はモルタルを注
入し、その両端はゴム及びアスベストセメントパ
ツキンを三重に詰めている。
入し、その両端はゴム及びアスベストセメントパ
ツキンを三重に詰めている。
このようなダクトによる穴を形成する方法で
は、施工時の安全性は高いが、使用後の防水処理
が問題であり、モルタルによるグラウトやパツキ
ンの介在など手間のかかる作業を行なわなければ
ならない。
は、施工時の安全性は高いが、使用後の防水処理
が問題であり、モルタルによるグラウトやパツキ
ンの介在など手間のかかる作業を行なわなければ
ならない。
本発明の目的はかかる従来例の不都合を解消
し、多くの部材や特別の工程を必要とせず、簡単
に行えかつ防水処理の心配もない重量部材のコン
クリート構造物壁体への取付工法を提供すること
にある。
し、多くの部材や特別の工程を必要とせず、簡単
に行えかつ防水処理の心配もない重量部材のコン
クリート構造物壁体への取付工法を提供すること
にある。
本発明工法は前記目的を達成するため、クライ
ミング足場用レールやその他の重量部材をコンク
リート構造物の壁体へ取付けるに際し、コンクリ
ート打設時にはセパレータ端に円錐台形の鉄コン
を螺着し、コンクリート硬化後該鉄コンをセパレ
ータ端から外し、この鉄コンと前半部が同一形状
で後半部が鉄コンよりも伸びた形状のカツプラー
をセレータ端に螺着し、該カツプラーのコンクリ
ート面からの突出部を取付けるべき重量部材の底
面孔に挿入して係止させるとともにカツプラーの
中心のボルト孔にアンカー用のボルトを螺合し、
このボルトで重量部材を締付け固定することを要
旨とするものである。
ミング足場用レールやその他の重量部材をコンク
リート構造物の壁体へ取付けるに際し、コンクリ
ート打設時にはセパレータ端に円錐台形の鉄コン
を螺着し、コンクリート硬化後該鉄コンをセパレ
ータ端から外し、この鉄コンと前半部が同一形状
で後半部が鉄コンよりも伸びた形状のカツプラー
をセレータ端に螺着し、該カツプラーのコンクリ
ート面からの突出部を取付けるべき重量部材の底
面孔に挿入して係止させるとともにカツプラーの
中心のボルト孔にアンカー用のボルトを螺合し、
このボルトで重量部材を締付け固定することを要
旨とするものである。
本発明によれば、型枠パネルを固定するための
セパレータを利用でき、部材も少なくてすむとと
もに特別に穴を設ける必要がないので防水処理の
問題も生じない。
セパレータを利用でき、部材も少なくてすむとと
もに特別に穴を設ける必要がないので防水処理の
問題も生じない。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1A図〜第1D図は本発明工法の実施例を示
す縦断側面図で、図中6は壁体Aのコンクリート
打設時に型枠を固定するためのセパレータを示
す。第1A図に示すように、コンクリート打設時
にはセパレータ6端に円錐台形の鉄コン7を螺着
し、図示は省略するが、この鉄コン7にホームタ
イ等を螺合して通常の型枠組みを行なう。この鉄
コン7は第2図に示すように端面の複数の係合孔
7aが形成されており、第3図に示すような脱着
治具8で締付け若しくは取外しを行うものであ
る。なお、鉄コン7は鉄を材質としたからこのよ
うに称するもので、通常の木コンに相当し、木、
合成樹脂等を材質とするものでもよい。
す縦断側面図で、図中6は壁体Aのコンクリート
打設時に型枠を固定するためのセパレータを示
す。第1A図に示すように、コンクリート打設時
にはセパレータ6端に円錐台形の鉄コン7を螺着
し、図示は省略するが、この鉄コン7にホームタ
イ等を螺合して通常の型枠組みを行なう。この鉄
コン7は第2図に示すように端面の複数の係合孔
7aが形成されており、第3図に示すような脱着
治具8で締付け若しくは取外しを行うものであ
る。なお、鉄コン7は鉄を材質としたからこのよ
うに称するもので、通常の木コンに相当し、木、
合成樹脂等を材質とするものでもよい。
コンクリート硬化後、脱型して前記治具8を用
いてセパレータ6耐から鉄コン7を外せば、セパ
レータ6の周囲には円錐台形状の孔が形成され
る。
いてセパレータ6耐から鉄コン7を外せば、セパ
レータ6の周囲には円錐台形状の孔が形成され
る。
第1B図中、9は鋼製のカツプラーであり、こ
れは前半部分が前記鉄コン7と同一型状で、この
部分からさらに後半部分に向けて少し長く同一径
で伸びたものである。
れは前半部分が前記鉄コン7と同一型状で、この
部分からさらに後半部分に向けて少し長く同一径
で伸びたものである。
従つて、このカツプラー9は前半部が前記鉄コ
ンで形成された円錐台形状の孔に合致するので、
該カツプラー9をセパレータ6端に治具8を用い
て螺着すれば下半部は壁体Aのコンクリート面よ
り突出する。
ンで形成された円錐台形状の孔に合致するので、
該カツプラー9をセパレータ6端に治具8を用い
て螺着すれば下半部は壁体Aのコンクリート面よ
り突出する。
第1C図中、10はレール1cの底面(若しく
は側面)に形成される円形の孔であり、前記カツ
プラー9の突出部9aをこの孔10内に挿入して
レール1cを係止させる。さらに第1D図に示す
ようにカツプラー9のボルト孔にアンカー用のボ
ルト11を螺合し、該ボルト11にナツト12を
取付けてレール1cの底部を締付固定する。
は側面)に形成される円形の孔であり、前記カツ
プラー9の突出部9aをこの孔10内に挿入して
レール1cを係止させる。さらに第1D図に示す
ようにカツプラー9のボルト孔にアンカー用のボ
ルト11を螺合し、該ボルト11にナツト12を
取付けてレール1cの底部を締付固定する。
ところで、セパレータ6は壁体Aをほぼ貫通す
るものであり、図示は省略したが反対側にも同様
にしてレール1cが取付けられる。
るものであり、図示は省略したが反対側にも同様
にしてレール1cが取付けられる。
また、本実施例ではクライミング足場の支持レ
ールを取付ける場合について説明したが他の重量
部材を取付ける場合にも応用できることは言うま
でもない。
ールを取付ける場合について説明したが他の重量
部材を取付ける場合にも応用できることは言うま
でもない。
以上述べたように本発明の重量部材のコンクリ
ート構造物壁体への取付工法は、クライミング足
場用レールやその他の重量部材をコンクリート構
造物の壁体へ取付けるに際し、型枠パネルを固定
するためのセパレータを利用するので、多くの部
材や特別の工法を必要とせず簡単に取付けられる
とともに、穴を別途あけることもないので防水処
理を特に施す必要もなく、壁体の信頼性も損なう
おそれがないものである。
ート構造物壁体への取付工法は、クライミング足
場用レールやその他の重量部材をコンクリート構
造物の壁体へ取付けるに際し、型枠パネルを固定
するためのセパレータを利用するので、多くの部
材や特別の工法を必要とせず簡単に取付けられる
とともに、穴を別途あけることもないので防水処
理を特に施す必要もなく、壁体の信頼性も損なう
おそれがないものである。
第1A図〜第1D図は本発明工法の各工程を示
す縦断側面図、第2図は鉄コンの斜視図、第3図
は脱着治具の斜視図、第4図は従来の取付工法を
示す縦断側面図、第5図は球形PC構造物の施工
の説明図、第6図はクライミング足場の側面図で
ある。 1……クライミング足場、1a……型枠フレー
ム、1b……足場フレーム、1c……レール、1
d……油圧ジヤツキ、2……ダクト、3……鋼
棒、4……カツプラー、5……アンカーボルト、
6……セパレータ、7……鉄コン、7a……係合
孔、8……脱着治具、9……カツプラー、9a…
…突出部、10……孔、11……アンカー用ボル
ト、12……ナツト。
す縦断側面図、第2図は鉄コンの斜視図、第3図
は脱着治具の斜視図、第4図は従来の取付工法を
示す縦断側面図、第5図は球形PC構造物の施工
の説明図、第6図はクライミング足場の側面図で
ある。 1……クライミング足場、1a……型枠フレー
ム、1b……足場フレーム、1c……レール、1
d……油圧ジヤツキ、2……ダクト、3……鋼
棒、4……カツプラー、5……アンカーボルト、
6……セパレータ、7……鉄コン、7a……係合
孔、8……脱着治具、9……カツプラー、9a…
…突出部、10……孔、11……アンカー用ボル
ト、12……ナツト。
Claims (1)
- 1 クライミング足場用レールやその他の重量部
材をコンクリート構造物の壁体へ取付けるに際
し、コンクリート打設時にはセパレータ端に円錐
台形の鉄コンを螺着し、コンクリート硬化後該鉄
コンをセパレータ端から外し、この鉄コンと前半
部分が同一形状で後半部分が鉄コンよりも伸びた
形状のカツプラーをセパレータ端に螺着し、該カ
ツプラーのコンクリート面からの突出部を取付け
るべき重量部材の底面孔に挿入して係止させると
ともにカツプラーの中心のボルト孔にアンカー用
のボルトを螺合し、このボルトで重量部材を締付
け固定することを特徴とした重量部材のコンクリ
ート構造物壁体への取付工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1632185A JPS61176731A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 重量部材のコンクリ−ト構造物壁体への取付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1632185A JPS61176731A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 重量部材のコンクリ−ト構造物壁体への取付工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61176731A JPS61176731A (ja) | 1986-08-08 |
JPH0432910B2 true JPH0432910B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=11913217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1632185A Granted JPS61176731A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 重量部材のコンクリ−ト構造物壁体への取付工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61176731A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011108069A1 (ja) | 2010-03-01 | 2011-09-09 | トヨタ自動車株式会社 | サイドエアバック装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003049496A (ja) * | 2001-08-06 | 2003-02-21 | Hiro Corporation:Kk | 胴縁固定用ブラケット |
JP4568127B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2010-10-27 | 大成建設株式会社 | ブラケットの固定構造 |
JP2006207212A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Taisei Corp | 取付構造および構造物の取付方法 |
JP2006299628A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Shimizu Corp | インサート金物、及び、それを用いたアンカー構造、ブラケットの支持構造、荷重物の支持工法 |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1632185A patent/JPS61176731A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011108069A1 (ja) | 2010-03-01 | 2011-09-09 | トヨタ自動車株式会社 | サイドエアバック装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61176731A (ja) | 1986-08-08 |
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