JPH04328956A - 画像デ−タの読出し方法 - Google Patents
画像デ−タの読出し方法Info
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- JPH04328956A JPH04328956A JP3125438A JP12543891A JPH04328956A JP H04328956 A JPH04328956 A JP H04328956A JP 3125438 A JP3125438 A JP 3125438A JP 12543891 A JP12543891 A JP 12543891A JP H04328956 A JPH04328956 A JP H04328956A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/40—Extraction of image or video features
- G06V10/42—Global feature extraction by analysis of the whole pattern, e.g. using frequency domain transformations or autocorrelation
- G06V10/421—Global feature extraction by analysis of the whole pattern, e.g. using frequency domain transformations or autocorrelation by analysing segments intersecting the pattern
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- Image Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,画像全体を表わす画像
データの中から所望の部分画像の画像データを読出す画
像データの読出し方法に関する。
データの中から所望の部分画像の画像データを読出す画
像データの読出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置においては,画像内の一部
の領域の画像(以下,「部分画像」と呼ぶ。)について
画像合成処理などの各種の画像処理を行なう場合がある
。このような部分画像の画像処理を行なう際には,その
部分画像を表わす部分画像データを画像全体の画像デー
タから抽出して,その部分画像データについて画像処理
を行なえばよい。
の領域の画像(以下,「部分画像」と呼ぶ。)について
画像合成処理などの各種の画像処理を行なう場合がある
。このような部分画像の画像処理を行なう際には,その
部分画像を表わす部分画像データを画像全体の画像デー
タから抽出して,その部分画像データについて画像処理
を行なえばよい。
【0003】画像データがランレングスデータである場
合に,画像全体のランレングスデータから部分画像のラ
ンレングスデータを読出すのは,一般に次のように行な
われている。図11は,ランレングスデータで表わされ
る画像の一例を示す概念図であり,図12は,ランレン
グスデータの配列を表わす概念図である。図11の画像
IMは主走査方向Yの各走査線L1,L2,…Liごと
に,それぞれ図12のランレングスデータDr1,Dr
2,…Driによって表わされている。
合に,画像全体のランレングスデータから部分画像のラ
ンレングスデータを読出すのは,一般に次のように行な
われている。図11は,ランレングスデータで表わされ
る画像の一例を示す概念図であり,図12は,ランレン
グスデータの配列を表わす概念図である。図11の画像
IMは主走査方向Yの各走査線L1,L2,…Liごと
に,それぞれ図12のランレングスデータDr1,Dr
2,…Driによって表わされている。
【0004】図12において,異なる色の画像部分が存
在する走査線のランレングスデータは,複数の単位ラン
レングスデータを含んでいる。例えば,ランレングスデ
ータDr1は3つの単位ランレングスデータDr1(1
),Dr1(2),Dr1(3)を含んでいる。これら
の複数の単位ランレングスデータDr1(1),Dr1
(2),Dr1(3)は,例えば走査線L1上の画像が
白色/黒色/白色の線で構成されている時に,これらの
色のラン長さをそれぞれ表わすデータである。
在する走査線のランレングスデータは,複数の単位ラン
レングスデータを含んでいる。例えば,ランレングスデ
ータDr1は3つの単位ランレングスデータDr1(1
),Dr1(2),Dr1(3)を含んでいる。これら
の複数の単位ランレングスデータDr1(1),Dr1
(2),Dr1(3)は,例えば走査線L1上の画像が
白色/黒色/白色の線で構成されている時に,これらの
色のラン長さをそれぞれ表わすデータである。
【0005】図12に示すように走査線順次に配列され
ているランレングスデータの中から,部分画像PIを表
わすランレングスデータを抽出するには,まず,最初の
単位ランレングスデータDr1(1)から順に読出して
,部分画像PIの最初の画素Piの画像を表わす単位ラ
ンレングスデータを検索する。そして,この部分画素の
最初の画素Piから最後の画素Peまでの画像を表わす
ラングスデータを抽出する。
ているランレングスデータの中から,部分画像PIを表
わすランレングスデータを抽出するには,まず,最初の
単位ランレングスデータDr1(1)から順に読出して
,部分画像PIの最初の画素Piの画像を表わす単位ラ
ンレングスデータを検索する。そして,この部分画素の
最初の画素Piから最後の画素Peまでの画像を表わす
ラングスデータを抽出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は,上述のように
,ランレングスデータの全データ空間の先頭からデータ
の読み出しを行ない,部分画像の始点である画素Piの
ランレングスデータを検索していたので,その検索にか
なりの処理時間を要していた。画像処理装置は,部分画
像に対して画像合成などの画像処理を行なう前に,この
ような検索処理を行なわなければならないので,画像処
理の全体の処理時間を短縮するのが困難であるという問
題があった。
,ランレングスデータの全データ空間の先頭からデータ
の読み出しを行ない,部分画像の始点である画素Piの
ランレングスデータを検索していたので,その検索にか
なりの処理時間を要していた。画像処理装置は,部分画
像に対して画像合成などの画像処理を行なう前に,この
ような検索処理を行なわなければならないので,画像処
理の全体の処理時間を短縮するのが困難であるという問
題があった。
【0007】この発明は,従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり,所望の部分画像
のランレングスデータを高速に読出すことのできる画像
データの読出し方法を提供することを目的とする。
を解決するためになされたものであり,所望の部分画像
のランレングスデータを高速に読出すことのできる画像
データの読出し方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め,この発明による画像データの読出し方法は,(1)
画像を光学走査することにより,主走査方向に沿った画
像のラン長さを走査線順次に表わすランレングスデータ
セットを作成する工程と,(2)前記ランレングスデー
タセットを所定の画像メモリに記憶する工程と,(3)
前記画像メモリに記憶されたランレングスデータセット
の各ランレングスデータを走査線順次に読出しつつ,各
走査線の先頭の画像部分を表わすランレングスデータに
ついて,当該走査線の副走査位置と前記画像メモリにお
ける当該ランレングスデータのアドレスとの対応関係を
示すインデックスデータを作成する工程と,(4)指定
された部分画像の副走査方向の範囲に基づいて,前記イ
ンデックスデータを参照することにより,前記画像メモ
リに記憶されたランレングスデータセットの中から前記
部分画像を表わすランレングスデータを読出す工程と,
を備える。
め,この発明による画像データの読出し方法は,(1)
画像を光学走査することにより,主走査方向に沿った画
像のラン長さを走査線順次に表わすランレングスデータ
セットを作成する工程と,(2)前記ランレングスデー
タセットを所定の画像メモリに記憶する工程と,(3)
前記画像メモリに記憶されたランレングスデータセット
の各ランレングスデータを走査線順次に読出しつつ,各
走査線の先頭の画像部分を表わすランレングスデータに
ついて,当該走査線の副走査位置と前記画像メモリにお
ける当該ランレングスデータのアドレスとの対応関係を
示すインデックスデータを作成する工程と,(4)指定
された部分画像の副走査方向の範囲に基づいて,前記イ
ンデックスデータを参照することにより,前記画像メモ
リに記憶されたランレングスデータセットの中から前記
部分画像を表わすランレングスデータを読出す工程と,
を備える。
【0009】
【作用】部分画像の副走査方向の範囲に基づいてインデ
ックスデータを参照すれば,部分画像の副走査方向の範
囲の走査線を表わすランレングスデータが,画像メモリ
のどのアドレスに記憶されているかを特定できる。した
がって,このアドレスに記憶されているランレングスデ
ータを画像メモリから読出すことによって,部分画像の
ランレングスデータを高速に読出すことができる。
ックスデータを参照すれば,部分画像の副走査方向の範
囲の走査線を表わすランレングスデータが,画像メモリ
のどのアドレスに記憶されているかを特定できる。した
がって,このアドレスに記憶されているランレングスデ
ータを画像メモリから読出すことによって,部分画像の
ランレングスデータを高速に読出すことができる。
【0010】
【実施例】図1は,本発明の一実施例を適用して画像処
理を行なう画像処理システムの構成を示すブロック図で
ある。この画像処理システムは,スキャナなどの画像入
力装置10とハードディスクなどの外部記憶装置20と
,画像処理装置30とを備えている。
理を行なう画像処理システムの構成を示すブロック図で
ある。この画像処理システムは,スキャナなどの画像入
力装置10とハードディスクなどの外部記憶装置20と
,画像処理装置30とを備えている。
【0011】画像処理装置30は,キーボードやマウス
等で構成される指示入力部31と,画像処理部32とを
備えている。画像処理部32は,インデックスメモリ3
21と,画像メモリ322と,処理部323とを備えて
いる。処理部323は所定のソフトウエアプログラムに
従って指定された処理を実行するCPUである。なお,
これらの要素31,321,322,323はバスライ
ン33によって互いに接続されている。
等で構成される指示入力部31と,画像処理部32とを
備えている。画像処理部32は,インデックスメモリ3
21と,画像メモリ322と,処理部323とを備えて
いる。処理部323は所定のソフトウエアプログラムに
従って指定された処理を実行するCPUである。なお,
これらの要素31,321,322,323はバスライ
ン33によって互いに接続されている。
【0012】図2は,この画像処理システムを用いて画
像処理を行なう処理手順を示すフローチャートである。 ステップS1では,原画像を画像入力装置10で光電走
査することによって,原画像のランレングスデータDr
を読取る。ランレングスデータDrは,前述の図12に
示したように,走査線順に配列された単位ランレングス
データから構成されている。図3は,単位ランレングス
データDri(j)の構造を示す概念図である。単位ラ
ンレングスデータDri(j)は,次の5つのデータで
構成されている。
像処理を行なう処理手順を示すフローチャートである。 ステップS1では,原画像を画像入力装置10で光電走
査することによって,原画像のランレングスデータDr
を読取る。ランレングスデータDrは,前述の図12に
示したように,走査線順に配列された単位ランレングス
データから構成されている。図3は,単位ランレングス
データDri(j)の構造を示す概念図である。単位ラ
ンレングスデータDri(j)は,次の5つのデータで
構成されている。
【0013】(1)ジャンプフラグJF:次の単位ラン
レングスデータが次のアドレスに存在する場合は0,次
のアドレス以外のアドレスに存在する場合には1となる
フラグ。このフラグが1となる場合については更に後述
する。(2)予備データDF:予備的なデータを記憶す
るためのデータ。(3)最終データフラグLE:走査線
の最後の単位ランレングスデータであることを示すフラ
グ。(4)色コードデータCC:その単位ランレングス
データが表わす画像の色を示すデータ。なお,原画像を
線画などの白黒画像と仮定すれば,ステップS1の時点
において色コードデータCCで表わされる色は,白また
は黒である。(5)ラン長さRL:単位ランレングスデ
ータのラン長さ。
レングスデータが次のアドレスに存在する場合は0,次
のアドレス以外のアドレスに存在する場合には1となる
フラグ。このフラグが1となる場合については更に後述
する。(2)予備データDF:予備的なデータを記憶す
るためのデータ。(3)最終データフラグLE:走査線
の最後の単位ランレングスデータであることを示すフラ
グ。(4)色コードデータCC:その単位ランレングス
データが表わす画像の色を示すデータ。なお,原画像を
線画などの白黒画像と仮定すれば,ステップS1の時点
において色コードデータCCで表わされる色は,白また
は黒である。(5)ラン長さRL:単位ランレングスデ
ータのラン長さ。
【0014】ステップS2では,読取ったランレングス
データDrを画像入力装置10から外部記憶装置20に
供給し,外部記憶装置20にランレングスデータDrを
格納する。なお,外部記憶装置20には通常多数の画像
についてのランレングスデータDrが収納される。
データDrを画像入力装置10から外部記憶装置20に
供給し,外部記憶装置20にランレングスデータDrを
格納する。なお,外部記憶装置20には通常多数の画像
についてのランレングスデータDrが収納される。
【0015】ステップS3では,処理の対象となる画像
のランレングスデータDrを外部記憶装置20から画像
処理装置30に供給し,画像メモリ322にそのランレ
ングスデータDrを記憶する。なお,ステップS2を省
略して,画像入力装置10で読取られたランレングスデ
ータDrを直ちに画像メモリ322に記憶してもよい。
のランレングスデータDrを外部記憶装置20から画像
処理装置30に供給し,画像メモリ322にそのランレ
ングスデータDrを記憶する。なお,ステップS2を省
略して,画像入力装置10で読取られたランレングスデ
ータDrを直ちに画像メモリ322に記憶してもよい。
【0016】ステップS4では,処理部323がランレ
ングスデータDrに基づいて画像の領域分割処理を行な
う。この領域分割処理は,画像内の互いに独立した画像
領域(例えば,白色の背景の中にある複数の島状の黒色
画像領域)ごとに互いに異なる色コードデータCCを割
り当てる処理である。図5の部分画像については,下地
の領域R1と文字Aの領域R2とにそれぞれ異なる色コ
ードデータCCの値(例えば1と2)が割り当てられる
。この結果,同じ画像領域に属する画素には同じ色コー
ドデータCCが割り当てられるので,色コードデータC
Cを調べることによって各画像領域を互い区別すること
ができる。この場合に,色コードデータCCで表わされ
る色は画像の実際の色ではなく,便宜的に各画像領域に
割り当てられた色となる。
ングスデータDrに基づいて画像の領域分割処理を行な
う。この領域分割処理は,画像内の互いに独立した画像
領域(例えば,白色の背景の中にある複数の島状の黒色
画像領域)ごとに互いに異なる色コードデータCCを割
り当てる処理である。図5の部分画像については,下地
の領域R1と文字Aの領域R2とにそれぞれ異なる色コ
ードデータCCの値(例えば1と2)が割り当てられる
。この結果,同じ画像領域に属する画素には同じ色コー
ドデータCCが割り当てられるので,色コードデータC
Cを調べることによって各画像領域を互い区別すること
ができる。この場合に,色コードデータCCで表わされ
る色は画像の実際の色ではなく,便宜的に各画像領域に
割り当てられた色となる。
【0017】なお,画像の領域分割処理の方法について
は,例えば「画像処理装置とその使い方」,丸太洋二等
著,日刊工業新聞社,1989年1月発行,第66頁〜
第67頁に記載されている。
は,例えば「画像処理装置とその使い方」,丸太洋二等
著,日刊工業新聞社,1989年1月発行,第66頁〜
第67頁に記載されている。
【0018】ステップS5では,処理部323がランレ
ングスデータDrに基づいてインデックスデータを作成
し,インデックスメモリ321に収納する。インデック
スデータは,各走査線の先頭の画像部分を表わす単位ラ
ンレングスデータについて,その走査線の副走査位置と
画像メモリ322における単位ランレングスデータのア
ドレスとの対応関係を示すデータである。
ングスデータDrに基づいてインデックスデータを作成
し,インデックスメモリ321に収納する。インデック
スデータは,各走査線の先頭の画像部分を表わす単位ラ
ンレングスデータについて,その走査線の副走査位置と
画像メモリ322における単位ランレングスデータのア
ドレスとの対応関係を示すデータである。
【0019】図4は,インデックスデータIDの構成を
示す概念図である。また,図5はインデックスデータI
Dと各走査線との対応関係を示す概念図である。走査線
L1,L2に対応するインデックスデータID1,ID
2は,それぞれアドレスデータADと予備データDEと
で構成されている。アドレスデータADは,各走査線の
先頭の画像部分を表わす単位ランレングスデータが,画
像メモリ322のどのアドレスに記憶されているかを示
す。予備データDEは,例えばその走査線が何個の単位
ランレングスデータで構成されているかを示すデータを
含んでいる。なお,インデックスメモリ321のアドレ
スは,各インデックスデータIDiの副走査座標iに対
応している。すなわち,インデックスメモリ321のア
ドレスiにあるインデックスデータを読出せば,副走査
座標iに対するインデックスデータIDiを得ることが
できる。
示す概念図である。また,図5はインデックスデータI
Dと各走査線との対応関係を示す概念図である。走査線
L1,L2に対応するインデックスデータID1,ID
2は,それぞれアドレスデータADと予備データDEと
で構成されている。アドレスデータADは,各走査線の
先頭の画像部分を表わす単位ランレングスデータが,画
像メモリ322のどのアドレスに記憶されているかを示
す。予備データDEは,例えばその走査線が何個の単位
ランレングスデータで構成されているかを示すデータを
含んでいる。なお,インデックスメモリ321のアドレ
スは,各インデックスデータIDiの副走査座標iに対
応している。すなわち,インデックスメモリ321のア
ドレスiにあるインデックスデータを読出せば,副走査
座標iに対するインデックスデータIDiを得ることが
できる。
【0020】図6は,ステップS5の処理手順を示すフ
ローチャートである。まず,ステップS51では,先頭
フラグHFを1にイニシャライズする。先頭フラグHF
はインデックスデータの作成時にのみ用いるフラグであ
り,各走査線の先頭にある単位ランレングスデータにつ
いては1となり,各走査線の先頭にない単位ランレング
スデータについては0となるフラグである。画像データ
の最初の単位ランレングスデータは,一番目の走査線の
先頭にあるので,ステップS51では先頭フラグHFの
値を1に設定する。
ローチャートである。まず,ステップS51では,先頭
フラグHFを1にイニシャライズする。先頭フラグHF
はインデックスデータの作成時にのみ用いるフラグであ
り,各走査線の先頭にある単位ランレングスデータにつ
いては1となり,各走査線の先頭にない単位ランレング
スデータについては0となるフラグである。画像データ
の最初の単位ランレングスデータは,一番目の走査線の
先頭にあるので,ステップS51では先頭フラグHFの
値を1に設定する。
【0021】ステップS52では処理部323が画像メ
モリ322から単位ランレングスデータを1つ読出す。
モリ322から単位ランレングスデータを1つ読出す。
【0022】ステップS52において画像メモリ322
に収納されていた単位ランレングスデータが読出せない
場合には(すなわち,その画像のすべての単位ランレン
グスデータについてステップS5の処理を終了していた
場合には),ステップS53でステップS5の処理を終
了し,図2のステップS6に移行する。一方,ステップ
S52において単位ランレングスデータを読出せた場合
には,ステップS54以後の処理を実行する。
に収納されていた単位ランレングスデータが読出せない
場合には(すなわち,その画像のすべての単位ランレン
グスデータについてステップS5の処理を終了していた
場合には),ステップS53でステップS5の処理を終
了し,図2のステップS6に移行する。一方,ステップ
S52において単位ランレングスデータを読出せた場合
には,ステップS54以後の処理を実行する。
【0023】ステップS54では,先頭フラグHFの値
が1であるか否かが処理部323によって調べられる。 HF=1であれば,ステップS55においてインデック
スデータが追加される。すなわち,図4に示すインデッ
クスデータIDのうち,1つの走査線についてのインデ
ックスデータIDiが作成される。最初の単位ランレン
グスデータについては,副走査座標i=1に対するイン
デックスデータID1が作成される。そして,ステップ
S56において先頭フラグHFの値が0にリセットされ
る。
が1であるか否かが処理部323によって調べられる。 HF=1であれば,ステップS55においてインデック
スデータが追加される。すなわち,図4に示すインデッ
クスデータIDのうち,1つの走査線についてのインデ
ックスデータIDiが作成される。最初の単位ランレン
グスデータについては,副走査座標i=1に対するイン
デックスデータID1が作成される。そして,ステップ
S56において先頭フラグHFの値が0にリセットされ
る。
【0024】一方,ステップS54においてHF=0で
あれば,ステップS55,S56をスキップしてステッ
プS57が実行される。
あれば,ステップS55,S56をスキップしてステッ
プS57が実行される。
【0025】ステップS57では,単位ランレングスデ
ータの最終データフラグLE(図3参照)の値が調べら
れ,LE=1の時にはステップS58で先頭フラグHF
の値を1に設定する。これは,LE=1の場合には,そ
の単位ランレングスデータが1本の走査線の終端まで達
しているので,次の単位ランレングスデータについてイ
ンデックスデータを作成するようにするためである。ス
テップS58の後はステップS52が再び実行され,次
の単位ランレングスデータについて上述の処理が繰り返
し実行される。
ータの最終データフラグLE(図3参照)の値が調べら
れ,LE=1の時にはステップS58で先頭フラグHF
の値を1に設定する。これは,LE=1の場合には,そ
の単位ランレングスデータが1本の走査線の終端まで達
しているので,次の単位ランレングスデータについてイ
ンデックスデータを作成するようにするためである。ス
テップS58の後はステップS52が再び実行され,次
の単位ランレングスデータについて上述の処理が繰り返
し実行される。
【0026】なお,ステップS57においてLE=0で
あればステップS58を省略してステップS52に移行
する。以上のステップS51〜S58を繰り返すことに
より,図4に示すインデックスデータIDが処理部32
3によって作成され,インデックスメモリ321に記憶
される。
あればステップS58を省略してステップS52に移行
する。以上のステップS51〜S58を繰り返すことに
より,図4に示すインデックスデータIDが処理部32
3によって作成され,インデックスメモリ321に記憶
される。
【0027】図2に戻り,ステップS5でインデックス
データIDを作成された後に,ステップS6において画
像処理が行なわれる。図7はステップS6における画像
処理の詳細手順を示すフローチャートである。
データIDを作成された後に,ステップS6において画
像処理が行なわれる。図7はステップS6における画像
処理の詳細手順を示すフローチャートである。
【0028】ステップS61では,オペレータが指示入
力部31に部分画像PI(図5参照)の範囲を指定する
とともに,画像処理の内容を指定する。部分画像PIの
範囲は,例えばの先頭画素Piの座標(i0,j0)と
終端画素Peの座標(i1,j1)とによって指定され
る。この指定は,例えば先頭画素Piと終端画素Peの
位置においてマウス(図示せず)をクリックすることに
より行なわれる。なお,先頭画素Piとは,副走査座標
の小さな順に,主走査方向に画素を順次たどった時に(
すなわち走査線順次に画像をたどった時に)最初に遭遇
する画素(部分画像PI内の画素)である。
力部31に部分画像PI(図5参照)の範囲を指定する
とともに,画像処理の内容を指定する。部分画像PIの
範囲は,例えばの先頭画素Piの座標(i0,j0)と
終端画素Peの座標(i1,j1)とによって指定され
る。この指定は,例えば先頭画素Piと終端画素Peの
位置においてマウス(図示せず)をクリックすることに
より行なわれる。なお,先頭画素Piとは,副走査座標
の小さな順に,主走査方向に画素を順次たどった時に(
すなわち走査線順次に画像をたどった時に)最初に遭遇
する画素(部分画像PI内の画素)である。
【0029】なお,先頭画素Piと終端画素Peの座標
以外のデータによって部分画像PIの範囲が指定された
場合にも,そのデータに基づいて先頭画素Piと終端画
素Peの副走査座標i0,i1が求められ,これらの副
走査座標i0,i1に従って下記の処理が行なわれる。
以外のデータによって部分画像PIの範囲が指定された
場合にも,そのデータに基づいて先頭画素Piと終端画
素Peの副走査座標i0,i1が求められ,これらの副
走査座標i0,i1に従って下記の処理が行なわれる。
【0030】画像処理の種類としては,他の画像と部分
画像PIとの合成処理,所定の色をその部分画像PIに
つける色付け処理,細らせ処理,太らせ処理などがある
。
画像PIとの合成処理,所定の色をその部分画像PIに
つける色付け処理,細らせ処理,太らせ処理などがある
。
【0031】ステップS62では,処理部323が部分
画像PIの副走査座標の範囲i0〜i1に対するインデ
ックスデータを順次読出す。最初の時点では,先頭画素
Piの副走査座標i0をアドレスとしてインデックスメ
モリ321にアクセスし,インデックスデータIDiを
インデックスメモリ321から読み出す。
画像PIの副走査座標の範囲i0〜i1に対するインデ
ックスデータを順次読出す。最初の時点では,先頭画素
Piの副走査座標i0をアドレスとしてインデックスメ
モリ321にアクセスし,インデックスデータIDiを
インデックスメモリ321から読み出す。
【0032】ステップS63では,読み出されたインデ
ックスデータIDiのアドレスデータADをアドレスと
して画像メモリ322にアクセスし,そのアドレスに記
憶されている単位ランレングスデータを画像メモリ32
2から読み出す。
ックスデータIDiのアドレスデータADをアドレスと
して画像メモリ322にアクセスし,そのアドレスに記
憶されている単位ランレングスデータを画像メモリ32
2から読み出す。
【0033】ステップS64では,その単位ランレング
スデータが部分画像PI内の画像を表わしている場合に
,ステップS61で指定された画像処理(例えば他の画
像との合成処理)をその単位ランレングスデータに対し
て実施する。その単位ランレングスデータが部分画像P
I内の画像を表わしているか否かは,その単位ランレン
グスデータが表わす主走査座標の範囲と,部分画像の先
頭画素Piの主走査座標j0並びに終端画素Peの主走
査座標j1とを比べることによって判断できる。
スデータが部分画像PI内の画像を表わしている場合に
,ステップS61で指定された画像処理(例えば他の画
像との合成処理)をその単位ランレングスデータに対し
て実施する。その単位ランレングスデータが部分画像P
I内の画像を表わしているか否かは,その単位ランレン
グスデータが表わす主走査座標の範囲と,部分画像の先
頭画素Piの主走査座標j0並びに終端画素Peの主走
査座標j1とを比べることによって判断できる。
【0034】ステップS65において,その単位ランレ
ングスデータがその主走査線の(すなわち,副走査座標
位置の)最終データであるか否かを判断し,最終データ
である場合にはステップS68に移行し,最終データで
ない場合にはステップS66に移行する。
ングスデータがその主走査線の(すなわち,副走査座標
位置の)最終データであるか否かを判断し,最終データ
である場合にはステップS68に移行し,最終データで
ない場合にはステップS66に移行する。
【0035】ステップS66では,現在の副走査座標に
ついて部分画像の部分画像PIの主走査範囲の画像処理
が終了したか否かが判断される。この判断は,ステップ
S63で読み出された単位ランレングスデータが表わす
画像の主走査座標の範囲と,部分画像PIの終端画素P
eの主走査座標とを比較することによって行なわれる。 部分画像PIの主走査範囲の画像処理が終了していない
場合には,ステップS67に移行する。ステップS67
では,画像メモリ322から次の単位ランレングスデー
タを読みだしてステップS64に戻る。一方,ステップ
S66において部分画像PIの主走査範囲の画像処理が
終了している場合には,ステップS68に移行する。
ついて部分画像の部分画像PIの主走査範囲の画像処理
が終了したか否かが判断される。この判断は,ステップ
S63で読み出された単位ランレングスデータが表わす
画像の主走査座標の範囲と,部分画像PIの終端画素P
eの主走査座標とを比較することによって行なわれる。 部分画像PIの主走査範囲の画像処理が終了していない
場合には,ステップS67に移行する。ステップS67
では,画像メモリ322から次の単位ランレングスデー
タを読みだしてステップS64に戻る。一方,ステップ
S66において部分画像PIの主走査範囲の画像処理が
終了している場合には,ステップS68に移行する。
【0036】ステップS68は,ステップS65におい
て単位ランレングスデータが現在の走査線の(すなわち
,副走査座標位置の)最終データであると判断された場
合,および,ステップS66において部分画像PIの主
走査範囲の画像処理が終了していると判断された場合に
実行される。
て単位ランレングスデータが現在の走査線の(すなわち
,副走査座標位置の)最終データであると判断された場
合,および,ステップS66において部分画像PIの主
走査範囲の画像処理が終了していると判断された場合に
実行される。
【0037】ステップS68では,部分画像PIの副走
査範囲の処理が終了したか否かが判断される。終了して
いなければ,ステップS62に戻り,次の走査線の単位
ランレングスデータについてステップS62からS67
の処理を順次実施する。
査範囲の処理が終了したか否かが判断される。終了して
いなければ,ステップS62に戻り,次の走査線の単位
ランレングスデータについてステップS62からS67
の処理を順次実施する。
【0038】以上のようにして部分画像PIに対する画
像処理が終了すると,図2のステップS7において画像
処理の結果として得られた画像データ(単位ランレング
スデータ)を外部記憶装置20に収納し,全体の処理が
終了する。
像処理が終了すると,図2のステップS7において画像
処理の結果として得られた画像データ(単位ランレング
スデータ)を外部記憶装置20に収納し,全体の処理が
終了する。
【0039】上述のように,インデックスデータIDを
予め作成し,画像処理の際にインデックスデータIDに
従って部分画像のランレングスデータを読み出すように
すれば,ランレングスデータを画像の最初から読み出す
必要がないので,部分画像を表わすランレングスデータ
を高速に読み出すことができるという利点がある。
予め作成し,画像処理の際にインデックスデータIDに
従って部分画像のランレングスデータを読み出すように
すれば,ランレングスデータを画像の最初から読み出す
必要がないので,部分画像を表わすランレングスデータ
を高速に読み出すことができるという利点がある。
【0040】なお,画像メモリ322内における単位ラ
ンレングスデータの配列は,図12に示すように,走査
の順番になっているとは限らず,画像上で隣合う部分を
示す単位ランレングスデータが飛び離れたアドレスに記
憶されている場合がある。図8は,このような場合の単
位ランレングスデータの配列を示す概念図である。図8
において,単位ランレングスデータDri(k−1)の
次のアドレスにあるデータDri(k)は図9に示すジ
ャンプデータの形式を有しており,ジャンプ先の単位ラ
ンレングスデータDrr(s)のアドレスを示している
。このジャンプデータは,その先頭ビット(MSB)に
あるジャンプフラグJFの値が1であり,最後尾の32
ビットがジャンプ先のアドレスである。
ンレングスデータの配列は,図12に示すように,走査
の順番になっているとは限らず,画像上で隣合う部分を
示す単位ランレングスデータが飛び離れたアドレスに記
憶されている場合がある。図8は,このような場合の単
位ランレングスデータの配列を示す概念図である。図8
において,単位ランレングスデータDri(k−1)の
次のアドレスにあるデータDri(k)は図9に示すジ
ャンプデータの形式を有しており,ジャンプ先の単位ラ
ンレングスデータDrr(s)のアドレスを示している
。このジャンプデータは,その先頭ビット(MSB)に
あるジャンプフラグJFの値が1であり,最後尾の32
ビットがジャンプ先のアドレスである。
【0041】図8の例では,単位ランレングスデータD
ri(k−1)の次に,ジャンプデータDri(k)で
指定されるアドレスに記憶された単位ランレングスデー
タDrr(s)が画像メモリ322から読み出される。 この単位ランレングスデータDrr(s)の2つ後のア
ドレスのデータDrr(s+2)もジャンプデータの形
式を有しており,単位ランレングスデータDri(k+
1)にジャンプすることを示している。
ri(k−1)の次に,ジャンプデータDri(k)で
指定されるアドレスに記憶された単位ランレングスデー
タDrr(s)が画像メモリ322から読み出される。 この単位ランレングスデータDrr(s)の2つ後のア
ドレスのデータDrr(s+2)もジャンプデータの形
式を有しており,単位ランレングスデータDri(k+
1)にジャンプすることを示している。
【0042】このように,単位ランレングスデータの配
列が走査線順ではなくジャンプしている場合には,図4
のインデックスデータIDのアドレスデータADも,こ
れに応じて各走査線の先頭の単位ランレングスデータに
関するアドレスを示している。例えば,図8の単位ラン
レングスデータDrr(s)が副走査座標rの先頭に相
当する場合には,副走査座標rのインデックスデータI
Drが有するアドレスデータADは,画像メモリ322
内における単位ランレングスデータDrr(s)のアド
レスを示すことになる。
列が走査線順ではなくジャンプしている場合には,図4
のインデックスデータIDのアドレスデータADも,こ
れに応じて各走査線の先頭の単位ランレングスデータに
関するアドレスを示している。例えば,図8の単位ラン
レングスデータDrr(s)が副走査座標rの先頭に相
当する場合には,副走査座標rのインデックスデータI
Drが有するアドレスデータADは,画像メモリ322
内における単位ランレングスデータDrr(s)のアド
レスを示すことになる。
【0043】なお,この発明は上記実施例に限られるも
のではなく,その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり,例えば次のよ
うな変形も可能である。
のではなく,その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり,例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0044】(1)図7の手順では,1つの単位ランレ
ングスデータごとに,画像合成などの所定の画像処理を
行なうこととしていた。しかし,画像処理を行なうのに
複数の走査線上の画像データが必要な場合には,ランレ
ングスデータに基づいて複数の走査線上の画像データを
所定の画像フレームメモリに展開し,展開された画像デ
ータに基づいて画像処理を行なってもよい。例えば,画
像の太らせ処理や細らせ処理などのように,MxN画素
のマスク(M,Nは整数であり,例えばM=N=3)を
用いて処理を行なう場合には,N本の主走査線の画像デ
ータを画像フレームメモリに展開して画像処理を行なえ
ばよい。
ングスデータごとに,画像合成などの所定の画像処理を
行なうこととしていた。しかし,画像処理を行なうのに
複数の走査線上の画像データが必要な場合には,ランレ
ングスデータに基づいて複数の走査線上の画像データを
所定の画像フレームメモリに展開し,展開された画像デ
ータに基づいて画像処理を行なってもよい。例えば,画
像の太らせ処理や細らせ処理などのように,MxN画素
のマスク(M,Nは整数であり,例えばM=N=3)を
用いて処理を行なう場合には,N本の主走査線の画像デ
ータを画像フレームメモリに展開して画像処理を行なえ
ばよい。
【0045】(2)上記実施例では,各走査線ごとにラ
ンレングスデータが区切られているものとしたが,1つ
の単位ランレングスデータによって複数の走査線に渡る
画像を表わすような種類のランレングスデータを考える
ことができる。この発明は,以下に示すように,このよ
うなランレングスデータにも適用することができる。
ンレングスデータが区切られているものとしたが,1つ
の単位ランレングスデータによって複数の走査線に渡る
画像を表わすような種類のランレングスデータを考える
ことができる。この発明は,以下に示すように,このよ
うなランレングスデータにも適用することができる。
【0046】図10は,このような場合の例を示す説明
図である。図10の(a)において,20本の走査線L
1〜L20の領域がすべて白色であると仮定する。この
とき,最初のランレングスデータDr1(1)は,図1
0の(b)に示すように,ラン長さRLの値が画像の主
走査座標の最大値Ymaxの20倍の長さを示している
。また,予備データDFは,この単位ランレングスデー
タDr1(1)で表わされる走査線の本数を示すデータ
として用いられている。
図である。図10の(a)において,20本の走査線L
1〜L20の領域がすべて白色であると仮定する。この
とき,最初のランレングスデータDr1(1)は,図1
0の(b)に示すように,ラン長さRLの値が画像の主
走査座標の最大値Ymaxの20倍の長さを示している
。また,予備データDFは,この単位ランレングスデー
タDr1(1)で表わされる走査線の本数を示すデータ
として用いられている。
【0047】このとき,インデックスデータは,図10
の(c)に示す構成とする。すなわち,走査線L1〜L
20に対応するインデックスデータID1〜ID20の
アドレスデータADの値は,すべて最初の単位ランレン
グスデータDr1(1)のアドレス(=01)を示す。 また,予備データDEは,そのインデックスデータに対
応する走査線が,単位ランレングスデータDr1(1)
で表わされる20本の走査線のうちで何本目の走査線に
相当しているかを示す。
の(c)に示す構成とする。すなわち,走査線L1〜L
20に対応するインデックスデータID1〜ID20の
アドレスデータADの値は,すべて最初の単位ランレン
グスデータDr1(1)のアドレス(=01)を示す。 また,予備データDEは,そのインデックスデータに対
応する走査線が,単位ランレングスデータDr1(1)
で表わされる20本の走査線のうちで何本目の走査線に
相当しているかを示す。
【0048】このように,1つの単位ランレングスデー
タが複数本の走査線におよぶ画像を表わしている場合に
も,各インデックスデータに対応する走査線が複数本の
走査線のうちで何本目の走査線に相当しているかを示す
データをインデックスデータに含めるようにすれば,イ
ンデックスデータに従って任意の副座標位置のランレン
グスデータを読み出すことができる。従って,上記実施
例と同様に,所望の部分画像の単位ランレングスデータ
を高速に読み出すことが可能である。
タが複数本の走査線におよぶ画像を表わしている場合に
も,各インデックスデータに対応する走査線が複数本の
走査線のうちで何本目の走査線に相当しているかを示す
データをインデックスデータに含めるようにすれば,イ
ンデックスデータに従って任意の副座標位置のランレン
グスデータを読み出すことができる。従って,上記実施
例と同様に,所望の部分画像の単位ランレングスデータ
を高速に読み出すことが可能である。
【0049】(3)上記実施例では,図5の部分画像P
Iを表わす単位ランレングスデータのすべてについて画
像処理を行なうものとした。しかし,部分画像PI内の
所定の画像領域を表わす単位ランレングスデータについ
てのみ画像処理を行なうようにしてもよい。図5の画像
IMはステップS4において領域分割されており,部分
画像PI内の2つの画像領域R1,R2の色コードデー
タCCの値(図3参照)は,それぞれ1と2に設定され
ている。そこで,図7のステップS64において,例え
ば色コードデータCCの値が2である単位ランレングス
データについてのみ画像処理(例えば所定の色を付ける
処理)を行なうようにすれば,画像処理を領域R2につ
いて選択的に行なうことができるという利点がある。な
お,画像処理の対象となる領域の指定は,例えば図7の
ステップ61において行なえばよい。
Iを表わす単位ランレングスデータのすべてについて画
像処理を行なうものとした。しかし,部分画像PI内の
所定の画像領域を表わす単位ランレングスデータについ
てのみ画像処理を行なうようにしてもよい。図5の画像
IMはステップS4において領域分割されており,部分
画像PI内の2つの画像領域R1,R2の色コードデー
タCCの値(図3参照)は,それぞれ1と2に設定され
ている。そこで,図7のステップS64において,例え
ば色コードデータCCの値が2である単位ランレングス
データについてのみ画像処理(例えば所定の色を付ける
処理)を行なうようにすれば,画像処理を領域R2につ
いて選択的に行なうことができるという利点がある。な
お,画像処理の対象となる領域の指定は,例えば図7の
ステップ61において行なえばよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の画像デー
タの読出し方法では,部分画像の副走査方向の範囲に基
づいてインデックスデータを参照することにより,部分
画像の副走査方向の範囲の走査線を表わすランレングス
データが,画像メモリのどのアドレスに記憶されている
かを特定できる。したがって,このアドレスに記憶され
ているランレングスデータを画像メモリから読出すこと
によって,部分画像のランレングスデータを高速に読出
すことができるという効果がある。
タの読出し方法では,部分画像の副走査方向の範囲に基
づいてインデックスデータを参照することにより,部分
画像の副走査方向の範囲の走査線を表わすランレングス
データが,画像メモリのどのアドレスに記憶されている
かを特定できる。したがって,このアドレスに記憶され
ているランレングスデータを画像メモリから読出すこと
によって,部分画像のランレングスデータを高速に読出
すことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を適用する画像処理システム
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図3】単位ランレングスデータの構成を示す概念図。
【図4】インデックスデータの構成を示す概念図。
【図5】画像とインデックスデータとの対応関係を示す
説明図。
説明図。
【図6】ステップS5の詳細手順を示すフローチャート
。
。
【図7】ステップS6の詳細手順を示すフローチャート
。
。
【図8】ジャンプデータを含むランレングスデータの配
列を示す概念図。
列を示す概念図。
【図9】ジャンプデータの構成を示す概念図。
【図10】ランレングスデータとインデックスデータの
構成の変形例を示す説明図。
構成の変形例を示す説明図。
【図11】画像の一例を示す説明図。
【図12】ランレングスデータの配列を示す概念図。
10 画像入力装置
20 外部記憶装置
30 画像処理装置
31 指示入力部
32 画像処理部
AD アドレスデータ
CC 色コードデータ
DE 予備データ
DF 予備データ
Dr ランレングスデータ
Dri 単位ランレングスデータ
ID インデックスデータ
IM 画像
JF ジャンプフラグ
LE 最終データフラグ
PI 部分画像
RL ラン長さ
Claims (1)
- 【請求項1】 画像全体を表わす画像データの中から
所望の部分画像の画像データを読出す画像データの読出
し方法であって,(1)画像を光学走査することにより
,主走査方向に沿った画像のラン長さを走査線順次に表
わすランレングスデータセットを作成する工程と,(2
)前記ランレングスデータセットを所定の画像メモリに
記憶する工程と,(3)前記画像メモリに記憶されたラ
ンレングスデータセットの各ランレングスデータを走査
線順次に読出しつつ,各走査線の先頭の画像部分を表わ
すランレングスデータについて,当該走査線の副走査位
置と前記画像メモリにおける当該ランレングスデータの
アドレスとの対応関係を示すインデックスデータを作成
する工程と,(4)指定された部分画像の副走査方向の
範囲に基づいて,前記インデックスデータを参照するこ
とにより,前記画像メモリに記憶されたランレングスデ
ータセットの中から前記部分画像を表わすランレングス
データを読出す工程と,を備えることを特徴とする画像
データの読出し方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125438A JPH04328956A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 画像デ−タの読出し方法 |
US07/872,220 US5283840A (en) | 1991-04-26 | 1992-04-22 | Method and apparatus for extracting image data |
EP92107064A EP0510694A2 (en) | 1991-04-26 | 1992-04-24 | Method of and apparatus for extracting image data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125438A JPH04328956A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 画像デ−タの読出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04328956A true JPH04328956A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14910093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3125438A Pending JPH04328956A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 画像デ−タの読出し方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5283840A (ja) |
EP (1) | EP0510694A2 (ja) |
JP (1) | JPH04328956A (ja) |
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- 1991-04-26 JP JP3125438A patent/JPH04328956A/ja active Pending
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US5283840A (en) | 1994-02-01 |
EP0510694A2 (en) | 1992-10-28 |
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