JP3396374B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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Description
画像とに対して画像処理を行う画像処理装置及び画像処
理方法に関する。
程等において、コンピュータシステムを用いて色付け等
の画像処理を行ったり、また画像部品のレイアウト等が
行われている。たとえば、図1に示すように、モニタに
表示された枠と枠内の文字に対して色変換の画像処理を
行う場合の従来の画像処理方法を説明する。ここで、枠
と枠内の文字「500」とはともにランレングスデータ
で構成された線画である。
定し、所望の色(変換したい色)を色番号によって入力
する。これにより、枠L1を構成するランレングスデー
タの色番号がオペレータによって入力された色番号に変
更され、モニタ上の表示色がそれに応じて変更される。
次に枠内の背景L2を指定し、同様の処理により所望の
色に変換する。そしてさらに、文字である「5」L3、
「0」L4、「0」L5と、2つの「0」の内側の領域
L6、L7とを同様に指定して色変換を行う。
も全く同様である。
像処理方法では、オペレータがいちいち画像領域を指示
しなければならず、編集作業が煩雑である。枠L1と文
字L3〜L5の元の色がそれぞれ別であれば、それぞれ
のランレングスデータの色番号によって枠と各文字とを
区別して認識することができ、このため、枠及び文字を
それぞれ指定することなく所望の色に変換することが可
能である。
5の元の色が同じであって、それぞれを異なる色に変更
する場合、前述のように、どの画像をどのように変更す
るのかをオペレータがいちいち指定する必要がある。本
発明の課題は、枠と枠内の画像とが同じ色を有してお
り、それらに対してそれぞれべつの画像処理を行う場合
に、処理のための操作を簡単に行えるようにすることに
ある。
おける「枠」及び「枠内画像」について、画像処理とし
て「色変換処理」を行う場合を例にとって、図2及び図
3を用いて説明する。図2に示すように、枠状の画像
(本発明の「枠」とは必ずしも一致しない)である枠
1、枠2、枠3、枠4が多重に表示され、枠4の内部に
文字「A」が表示されているとする。
〜4及び文字がともに元の色番号が「1」で同色であ
り、少なくとも文字を枠1〜4と異なる色(変更色番号
「7」)に変換しようとする場合、本発明でいう「枠」
は枠1〜4であり、また「枠内画像」は文字である。ま
た、図3(b)に示すように、変更色番号が枠1〜4及
び文字のそれぞれで異なる場合も、前記同様に、「枠」
は枠1〜4であり、「枠内画像」は文字である。
及び文字がともに色番号「1」で同色であっても、枠4
と文字とが同じ色番号「7」に変更されるように指定さ
れた場合、本発明でいう「枠」は枠1〜3であり、「枠
内画像」は枠4と文字である。なぜなら、「枠」と「枠
内画像」とは異なる画像処理が施されるように定義され
るものだからである。
3、4及び文字は同色で元色番号が「1」であるが、枠
2は元色番号が「3」であり、かつ文字が他の枠1〜4
と異なる色番号に変更される場合、本発明の「枠」は枠
1、3及び4であり、また「枠内画像」は文字である。
枠2は、その画像データ(ランレングスデータ)の色番
号により他の枠と容易に識別することができる。
設定されており、変更色番号として背景1〜3が「2」
に、背景4が「5」に設定された場合、本発明でいう
「枠」は背景1〜3であり、また「枠内画像」は背景4
である。以上のように、色変換処理を例に取った場合、
「枠」と「枠内画像」とは、元色番号及び変更色番号に
よって定義されるものであり、元色が同色でかつ異なる
画像処理(異なる色付け)が実行されるものである。
果〕請求項1に係る画像処理装置は、枠とこの枠と同色
で枠内に位置する枠内画像とを含む画像データを画像処
理する装置であって、枠と枠内画像を含む処理領域を指
定する処理領域指定手段と、枠と枠内画像のそれぞれに
対する画像処理情報を入力する処理情報入力手段と、枠
の領域の検索を行う枠領域連結検索手段と、処理手段と
を有している。処理手段は、枠と枠内画像を枠領域連結
検索手段の検索結果により区別して、画像処理情報に基
づいてそれぞれ画像処理する手段である。
同色の枠内画像に対して画像処理が施される。処理を行
う場合は、まず、枠及び枠内画像を含んで、画像処理を
行う領域が指定される。また、この指定された領域内の
枠及び枠内画像のそれぞれに対する画像処理情報が入力
される。そして、前記枠の領域が連結検索されて枠が認
識される。この連結検索によって枠と枠内画像とが区別
できるので、入力された画像処理情報に基づいて、枠及
び枠内画像に対してそれぞれ画像処理が実行される。
報を入力するだけで、枠及び枠内画像が自動的に区別さ
れて指定された画像処理が実行される。このため、枠及
び枠内画像をそれぞれオペレータが指定する必要がな
く、操作が非常に容易になる。請求項2に係る画像処理
装置は、請求項1の装置において、画像データは色番号
とレングスからなる複数個のランレングスデータからな
っている。また、枠の領域に含まれる少なくともひとつ
のランレングスデータを検索開始データとして生成する
検索開始データ生成手段をさらに備えている。そして、
枠領域連結検索手段は、検索開始データを検索開始点と
して、検索開始データと同じ色番号で隣接するランレン
グスデータを検索することにより枠領域を検索する。
となるが、ここでは、検索開始データ生成手段によっ
て、少なくとも1つのランレングスデータを検索開始デ
ータとして生成するので、オペレータが枠の連結検索の
開始点を指定する等の操作が不要になる。また、検索に
関しては、検索開始データとなるランレングスデータが
既に生成されているので、このランレングスデータを元
にして隣接するランレングスデータを検索することによ
り、簡単に枠領域を検索することができる。
の装置において、処理領域の境界に位置するランレング
スデータを検索開始点として、そのランレングスデータ
と同じ色番号で、処理領域内で枠より外側の領域である
枠外領域を検索する枠外領域連結検索手段をさらに備え
ている。また、検索開始データ生成手段は、枠外領域連
結検索手段による検索中に、異なる色番号のランレング
スデータを発見した場合は、そのランレングスデータを
検索開始データとして生成する。
レングスデータを検索開始点とするので、検索開始点の
生成が容易になる。また、検索中においては、異なる色
番号のランレングスデータを発見したときに検索開始デ
ータとするので、前記同様に検索開始データの生成が容
易になる。請求項4に係る画像処理装置は、請求項2又
は3の装置において、枠及び枠内画像は同じ第1色で表
され、処理手段は、枠処理手段と枠内画像処理手段とを
備えている。枠処理手段は、枠領域連結検索手段で検索
されたランレングスデータを枠の画像処理情報に基づい
て画像処理する。枠内画像処理手段は、色番号が第1色
でかつ、枠領域連結検索手段で検索されたものを除いた
ランレングスデータを枠内画像の画像処理情報に基づい
て画像処理する。
画像を色番号と枠領域の連結検索結果とによりそれぞれ
認識する。このため、請求項1の装置と同様に、枠を検
索するだけで簡単に枠と枠内画像とを区別できる。請求
項5に係る画像処理装置は、請求項2から4のいずれか
に記載の装置において、ランレングスデータは、さらに
領域情報を含み、領域情報は、枠領域連結検索手段の検
索結果を付与するために用いられる。
領域情報によって枠と枠内画像とを区別できる。請求項
6に係る画像処理装置は、請求項1から5のいずれかに
記載の装置において、画像処理情報は変換する色番号で
ある。請求項7に係る画像処理装置は、請求項1から5
のいずれかの装置において、画像処理情報は、太らせま
たは細らせの幅情報である。
枠と同色で枠内に位置する枠内画像とを含む画像データ
を画像処理する方法であって、以下の工程を備えてい
る。 (a) 枠と枠内画像を含む処理領域を指定する工程。 (b) 枠と枠内画像のそれぞれに対する画像処理情報を入
力する工程。 (c) 枠の領域の検索を行う工程。
より区別して、画像処理情報に基づいてそれぞれ画像処
理する工程。この画像処理方法では、請求項1の装置と
同様に、処理領域を指定し、画像処理情報を入力するだ
けで、枠及び枠内画像が自動的に区別されて指定された
画像処理が実行される。このため、処理のための操作が
非常に容易になる。
実行するコンピュータに、枠とこの枠と同色で枠内に位
置する枠内画像とを含む画像データを画像処理させるた
めに、以下の工程をコンピュータに実行させる命令を含
むプログラムを格納しており、コンピュータが読取可能
である。 (a) 枠と枠内画像を含む処理領域を指定する工程。
処理情報を入力する工程。 (c) 枠の領域の検索を行う工程。 (d) 枠と枠内画像を工程(c) の検索結果により区別し
て、画像処理情報に基づいてそれぞれ画像処理する工
程。このような記憶媒体では、格納された前記プログラ
ムをコンピュータに実行させることにより、請求項1及
び8と同様に、容易な操作で画像処理を行わせることが
できる。
装置のブロック構成図である。この画像処理装置はコン
ピュータシステムによって構成されており、CPU1
と、システムの基本的な制御プログラムが格納されたR
OM2と、データ処理用のプログラムが格納されたRA
M3と、処理すべき画像データを一時的に保存するため
のワークメモリ4と、ハードディスク5とを有してい
る。また、この画像処理装置は、表示装置としてのカラ
ーCRT6と、キーボード7と、ポインティングデバイ
スとしてのマウス8とを有している。
示すように、CRT6に表示された画像のうちの処理す
べき領域を抽出するための処理領域抽出手段10と、処
理領域内に含まれる枠の最外部を検索する最外部検索手
段11と、最外部のデータを検索開始データとして枠を
連結検索する連結検索手段12と、検索開始データを生
成する検索開始データ生成手段12aと、検索された枠
と枠内の画像とに対してそれぞれ一括して画像処理する
処理手段13と、表示用のデータを作成する表示用デー
タ作成手段14と、データ書換手段17の各機能を実現
するためのソフトウェアプログラムが格納されている。
またこのRAM3には、ワーククメモリ4に取り込まれ
た画像データのうちの処理領域内の画像データを格納す
る処理対象画像データ格納部15と、キーボード7によ
って入力された画像処理情報を格納する処理情報格納部
16とが構成されている。
に格納されている画像データから、マウス8によって指
定された領域の画像データを処理対象画像データとして
抽出し、その抽出された処理対象画像データを処理対象
画像データ格納部15に格納する機能を有する。最外部
検索手段11は、マウス8によって指定された領域の境
界である最外部を検索する機能を有する。連結検索手段
12は、処理対象画像データに対して、最外部検索手段
11によって検索された最外部又は前回の連結検索時に
生成された検索開始データから検索を開始し、同一の色
が連結している領域毎に異なる領域情報を処理対象画像
データに付与する機能を有する。検索開始データ生成手
段12aは、連結検索手段12による連結検索中に次領
域の連結検索のための検索開始データを生成する機能を
有する。処理手段13は、領域情報が付与された処理対
象画像データと処理情報格納部16に格納された各領域
毎に設定された画像処理情報とに基づいて、処理対象画
像データを処理する機能を有する。表示用データ作成手
段14は、処理手段13による処理済みの処理対象画像
データまたはワークメモリ4に格納された画像データを
表示用データに変換する機能を有する。データ書換手段
17は、処理対象画像データ格納部15に格納された処
理済みの画像データを元の画像データに戻すために、ワ
ークメモリ4の画像データを書き換える機能を有する。
2によって区分けられた連結領域毎の画像処理情報が格
納される。この画像処理情報は、キーボード7を介して
オペレータによって入力されるもので、例えば、変更す
る色の情報や、太らせまたは細らせのための幅情報であ
る。なお、前記各手段の機能を実現するプログラムはハ
ードディスク5に格納されており、実行時にRAM3に
転送される。また、ハードディスク5へのプログラムの
格納は、磁器ディスク、光磁器ディスク、CD−ROM
等の携帯可能な記憶媒体から行われる。
は、処理対象画像を同じ色が連結する画素で構成された
領域毎に区分するためのもので、例えば、図6に示すよ
うに、枠外の領域A1、窓枠領域A2、枠内の領域A3
4(背景領域A3と文字領域A4を合わせたもの)に区
分するためのものである。このように区分することによ
り、枠と文字「500」が同じ色であっても、この区分
された領域情報により、枠と文字は分離でき、従って別
々の処理を施すことができる。
示すように、データ変換するデータ変換部20と、次ラ
イン検索データバッファ22と、左側ライン検索データ
バッファ23と、右側ライン検索データバッファ24
と、処理検索データバッファ25と、連結検索処理部2
6とを含んでいる。データ変換部20は、連結領域を検
索するために、処理対象画像データ格納部15に格納さ
れた画像データの一部を後述する他の形式のデータに変
換する機能を有する。各データバッファ22〜25は、
それぞれ連結検索処理を行う際に、処理している画像デ
ータ(データ変換された画像データ)や、処理中の画像
データに隣接する画像データのうちで連結する(同色
の)画像データを一時的に格納するものである。
がランレングス形式で表される線画を例にとって、各格
納部及びバッファでのデータの構成を説明する。なお、
以降は、線画の画像データを線画データと表現する。ワ
ークメモリ4に格納される線画データLW1は、図8に
示すように、各ラインの先頭アドレス及びランレングス
データ数からなる先頭ポインタ管理テーブルSP1と、
色番号及び長さ(レングス)データからなるランレング
スデータRL1とを含んでいる。また、処理対象画像デ
ータ格納部15に格納される処理対象線画データLW2
は、図9に示すように、先頭ポインタ管理テーブルSP
2とランレングスデータRL2とを含む点については線
画データLW1と同じであるが、ランレングスデータR
L2の色番号と長さデータとの間に、各ランレングスデ
ータの領域情報AIと処理済みフラグPFとを格納する
エリアが設けられている。領域情報AIは連結領域の区
分けを示すデータで、処理済みフラグPFは連結検索処
理が終了したか否かを示すフラグである。さらに、連結
検索手段12内におけるデータ変換後のランレングスデ
ータRL3には、図10に示すように、X座標、Y座
標、色番号、領域情報、処理済みフラグ、長さ(レング
ス)及び線画データアドレスが含まれる。
変換されたランレングスデータRL3との関係を図11
に示す。この変換は、前述のように、データ変換部20
によって行われる。すなわち、データ変換部20は、線
画データLW2から連結検索処理部26により指定され
た1組のランレングスデータRL2をランレングスデー
タRL3に変換する機能を有する。ランレングスデータ
RL3に含まれるX座標としては、連結検索処理部26
で管理している処理ラインxが設定される。Y座標とし
ては、処理ラインxのランレングスデータRL2のレン
グスデータを積算した値が設定され、アドレスとして
は、指定された1組のランレングスデータが格納されて
いる線画データLW2におけるアドレスが設定される。
その他の色番号、領域情報、処理済みフラグおよびレン
グスは、ランレングスデータRL2がそのまま複写され
る。
2に示すように、第1判別部30と、第2判別部31
と、その他の画像処理部32と、枠処理部33と、枠内
画像処理部34とを有している。第1判別部30は、連
結検索処理の処理結果による領域情報と色情報とによっ
て、枠及び枠内画像の画像データとそれ以外の画像デー
タとを区別する。また第2判別部31は、同様に領域情
報と色情報とによって、枠の画像データと枠内画像の画
像データとを区別する。枠処理部33及び枠内画像処理
部34は、それぞれ画像処理情報に基づいて、枠及び枠
内画像の画像データを一括して画像処理する。なお、そ
の他の画像処理部32は、枠及び枠内画像の画像データ
以外の画像データに対してそのまま何も処理せずに出力
する。
図13以降のフローチャートに従って説明する。 〔メイン制御〕装置が起動している状態では、CRT6
に、ハードディスク5等に収納されている画像のファイ
ルのリストがアイコンリストとして表示されている。オ
ペレータが画像処理プログラムを選択することにより図
13に示す処理ルーチンが開始される。ここでは、線画
を画像処理(線画処理)する線画処理プログラムが選択
された場合を例にとって説明する。
き線画データLW1をハードディスク5からワークメモ
リ4にロードする。処理すべき画像の選択は、CRT6
に表示されている線画のアイコンリストを選択すること
により可能である。このステップS1が実行されること
により、CRT6にはたとえば図14(a)に示すよう
な窓枠と「500」という文字とが表示される。ステッ
プS2においては、画像処理すべき領域を指定するとと
もに、その処理のための情報を受け付ける。
の周囲の2点P1、P2をマウス8で指示することによ
り(図の+が指示点)、その2点P1、P2を対角線と
する四角形の領域が処理領域として認識される。なお、
領域が多角形で指示された場合は、指示多角形を含む最
小矩形領域内において以降の処理がなされる。そして次
に、図15に示すように、処理領域内でかつ窓枠より外
側の領域A1(元の色番号:0)、窓枠A2(元の色番
号:1)、窓枠内の背景A3(元の色番号:0)及び窓
枠内の文字A4(元の色番号:1)のそれぞれを、元色
に対してどのような色に変更するかの画像処理情報をオ
ペレータが入力するのを待つ。図15は、処理情報を入
力する場合のCRT6における表示例を示すものであ
り、窓枠A2、背景A3、文字A4を、各々色番号
「4」、「7」、「3」に変更する例である。
の「枠」には「窓枠A2」が対応し、「枠内画像」には
「文字A4」が対応している。次にステップS3では、
図14(b)に示すように、オペレータによって指定さ
れた処理領域を処理対象線画データLW2として切り出
す。この処理対象線画データLW2は処理対象画像デー
タ格納部15に格納される。この状態において、線画デ
ータLW2の各ランレングスデータRL2の処理済フラ
グPFは、未処理を示す「0」を設定し、ステップS2
で指定した領域の境界の座標を含んでいるランレングス
データの領域情報AIは、領域A1であることを示す
「1」を設定し、それ以外を「0」に設定する。
けしていくための変数iを「1」に設定する。ステップ
S5では領域Aiの連結検索を行って、処理領域内の連
結領域を自動認識する。図14の例では、処理領域内で
かつ窓枠A2より外側の領域A1と窓枠A2とが連結検
索される。なお、領域A1は、文字(枠内画像)と同色
ではないので、本発明で定義される「枠」ではないが、
この例では領域A1も連結検索を行う。これは、窓枠A
2を連結検索する場合の検索開始データを設定するため
である。
がすべて終了したか否かを判断し、終了していない場合
は、ステップS6からステップS7に移行して変数iを
インクリメントし、終了するまでステップS5〜ステッ
プS7を繰り返す。図14及び図15の例では、領域A
1と領域A2の連結検索が行われ、領域A3、A4の連
結検索は行われない。連結検索が必要な領域についての
すべての連結検索処理が終了すれば、ステップS6から
ステップS8に移行する。ステップS8では、以上の処
理によって自動的に区分けされた各画像領域に対して、
ステップS2で受け付けた処理情報に従って一括で線画
処理(色変換)を行う。図14の例では、同図(c)に
示すように、窓枠が色番号「1」から「4」に変更さ
れ、窓枠内の背景が色番号「0」から「7」に変更さ
れ、さらに文字が色番号「1」から「3」に変更されて
それぞれ色付けされる。
色変更された処理領域の線画データLW2を、元の線画
データLW1に戻す処理を行う。これにより、元の画面
中の画像が指定された色に変更されたこととなる。ステ
ップS9の工程は、データ書換手段17の機能に相当す
る。 〔連結検索処理〕領域Aiの連結検索処理について、図
16に基づいて詳細に説明する。
ために、次ライン検索データバッファ22、左側ライン
検索データバッファ23、右側ライン検索データバッフ
ァ24及び処理検索データバッファ25をRAM3内に
作成する。これらのバッファは、前述のように、現在検
索しているランレングスデータ(以下、単にデータと記
す場合もある)、あるいはそのデータに隣接するデータ
のうち連結する(色番号が同じである)データを一時的
に格納するためのものである。
(処理ラインx)から開始するのかを決定するための処
理を実行する。線画データLW2および各バッファ2
2、23、24に格納されている領域情報が「i」の線
画データのうち、最小のx座標を検索開始データ(処理
ラインx)として決定する。次にステップS12では、
前述の座標xを持つ連結検索開始データを処理検索デー
タバッファ25に転送する。ステップS13では、処理
検索データバッファ25内のランレングスデータを連結
検索処理部26に取り出し、ステップS14において線
画データLW2のそのランレングスデータの領域情報A
Iを「i」に設定するとともに、処理済みフラグPFを
「1」に設定する。なお、ステップS13でデータを処
理検索データバッファ25から取り出す際に、そのデー
タをクリアする。
理、すなわち、領域情報「i」を設定したデータに隣接
しているデータの連結検索処理を実行する。右連結検索
処理を図18のフローチャートに従って説明する。ま
た、ここでは、図19に示すような連結状態で、データ
D1が処理検索データバッファ25に格納されている場
合を想定する。
処理に先立って、その上部のデータD2、D3及びD8
(色番号「0」)とデータD9(色番号「1」)の連結
検索処理が既に行われており、これらのデータに領域情
報「1」又は「2」が付与されている。また、領域Ai
(i=2)を連結検索している状態を示している。この
ため、データD1は、前述のステップS14において、
領域情報として「2」が設定される。
タバッファ25から連結検索処理部26にデータD1を
取り出すとともに、データD1と隣接する処理済みフラ
グPFが「0」のデータD4〜D7を線画データLW2
から検索する。そして、そのデータD1を処理検索デー
タバッファ25からクリアする。ステップS52では、
隣接データD4〜D7が連結条件と一致するか否か、す
なわち色番号が「1」であるか否かを判断する。データ
D4,D6及びD7の場合にはステップS52でYES
と判断され、ステップS53に移行する。ステップS5
3では、一致したデータのX座標がx又は(x−1)で
あるか否かを判断する。すなわち、上下あるいは左側に
接しているか否かを判断する。データD6は下方向に接
し、データD7は左側に接しているので、これらのデー
タをステップS54においてデータ変換部20を介して
左側ライン検索データバッファ23に格納する。また、
ステップS53でNOの場合、すなわちデータD4のよ
うに右側に接している場合は、ステップS55に移行
し、データ変換部20を介して次ライン検索データバッ
ファ22に格納する。
場合は、ステップS52において連結条件が一致しない
と判断され、この場合はステップS52からステップS
57に移行する。そして、ステップS57において、線
画データLW2のデータD5に対して次領域の検索開始
データ作成のために、次の領域情報(「i+1」:3)
を設定する。このステップS57の工程が、検索開始デ
ータ生成手段12aの機能に相当する。なお、この場合
は処理済みフラグは「0」のままで「1」にはしない。
したがって、このデータD5は、次の連結領域を検索す
る場合の検索開始データとなる。また、データD2、D
3、D8及びD9のように処理済みフラグが「1」の場
合は、ステップS51において検索されないので、特に
処理はされない。
ファ25にデータが残っているか否かを判断し、残って
いる場合は前述の処理を繰り返す。すべてのデータにつ
いて前述の処理を実行した場合はこのルーチンを抜け出
す。このようにして、ステップS15において領域情報
が設定されたデータの連結検索が行われる。
標xを有するデータについての連結検索が終了したか否
か、すなわち処理検索データバッファ25に座標xのデ
ータが残っているか否かを判断する。残っている場合は
ステップS12〜ステップS15の処理を繰り返す。座
標xを有するデータのすべてについて処理を終了した場
合は、ステップS17に移行する。
ッファ22にデータがあるか否かを判断する。前述のよ
うな右連結検索処理により、データD4が次ライン検索
データバッファ22に格納されているので、この場合は
ステップS18に移行する。ステップS18では、処理
座標値xをインクリメントする。すなわち処理座標を右
側に移動する。そして、前述のステップS13〜ステッ
プS17を繰り返す。
座標を次々に右側に移動していくことにより、連結検索
を開始したデータより右側の領域の各データについて連
結検索処理を行うことができる。次ライン検索データバ
ッファ22にデータがなくなった場合は、ステップS1
7からステップS19に移行する。ステップS19では
左側ライン検索データバッファ23にデータがあるか否
かを判断する。前述のような右連結検索処理により、未
処理のデータD6,D7が左側ライン検索データバッフ
ァ23に格納されているので、この場合はステップS1
9から図17のステップS21に移行する。
は、基本的には前述のステップS11〜ステップS19
の処理と同様であり、前記ステップS11〜ステップS
19とは逆に左方向への連結検索処理を行っていく。ま
ずステップS21では、左方向に連結検索を行っていく
場合の検索開始データを決定する。ここでは、左側ライ
ン検索データバッファ23に格納されているデータのう
ちで最もX座標の大きなデータ、すなわち、最も右側に
位置するデータを検索開始データとする。この場合のX
座標を処理座標xとする。次にステップS22では、座
標xを持つデータを処理検索データバッファ25に転送
し、ステップS23ではデータを連結検索処理部26に
取り出し、ステップS24において線画データLW2の
そのランレングスデータの領域情報AIを「i」に設定
して処理済みフラグPFを「1」に設定する。
を実行する。左連結検索処理を図20のフローチャート
に従って説明するが、基本的には図18に示した右連結
検索処理と同様である。また、ここでは、図21に示す
ような連結状態で、データD6が処理検索データバッフ
ァ25に格納されている場合を想定する。
タバッファ25から連結検索処理部26にデータD6を
取り出すとともに、データD6と隣接する処理済みフラ
グ「0」のデータD5,D7,D10,D11,D12
を線画データLW2から検索し、データD6を処理検索
データバッファ25からクリアする。ステップS62で
は、隣接データD5,D7,D10,D11,D12が
連結条件と一致するか否か、すなわち色番号がデータD
6と一致するか否かを判断する。データD7,D11及
びD12の場合には、ステップS62でYESと判断さ
れてステップS63に移行する。ステップS63では、
一致したデータのX座標がx又は(x+1)であるか否
かを判断する。すなわち、上下あるいは右側に接してい
るか否かを判断する。上下あるいは右側に接しているデ
ータD11については、ステップS64において右側ラ
イン検索データバッファ24に格納する。また、左側に
接しているデータ12の場合は、ステップS65に移行
し、次ライン検索データバッファ22に格納する。
データについては連結条件が一致しないと判断され、こ
の場合はステップS62からステップS67に移行す
る。そして、ステップS67において、線画データLW
2のデータD10に対して、次領域の検索開始データ作
成のために、次の領域情報(「i+1」:3)を設定す
る。このステップS67の工程は、ステップS57の工
程とともに、検索開始データ生成手段12aの機能に相
当する。ただし、データD5については、領域情報
「3」が設定されているので、再設定する必要はない。
ファ25にデータが残っているか否かを判断し、残って
いる場合は前述の処理を繰り返す。すべてのデータにつ
いて前述の処理を実行した場合はこのルーチンを抜け出
す。図17に戻って、ステップS26では、座標xを有
するデータについての連結検索が終了したか否か、すな
わち処理検索データバッファ25に座標xのデータが残
っているか否かを判断する。残っている場合はステップ
S22〜ステップS25の処理を繰り返す。座標xを有
するデータのすべてについて処理を終了した場合は、ス
テップS27に移行する。
ッファ22にデータがあるか否かを判断し、ある場合は
ステップS28に移行する。ステップS28では、処理
座標値xをデクリメントして処理座標を左側に移動す
る。そして、前述のステップS23〜ステップS27を
繰り返す。前述の連結検索処理を繰り返しながら処理座
標を次々に左側に移動していくことにより、連結検索を
開始したデータより左側の領域の各データについて連結
検索処理を行うことができる。
がなくなった場合は、ステップS27からステップS2
9に移行し、右側ライン検索データバッファ24にデー
タがあるか否かを判断する。左連結検索処理により、未
処理のデータが右側ライン検索データバッファ24に格
納されているような場合は、ステップS29からステッ
プS11に移行する。
理を行い、各データバッファに未処理のデータがなくな
れば、連結検索処理を終了する。図22に、図14の例
における連結検索処理の結果を示す。領域A1、A2の
ランレグスデータRL2の領域情報AIは、それぞれす
べて「1」、「2」に設定されている。また、領域A1
及びA2のランレングスデータRL2の処理済みフラグ
PFはすべて「1」に設定されている。領域A3のラン
レングスデータRL2の領域情報AIは「3」又は
「0」に設定されている。領域A4のランレングスデー
タRL2の領域情報AIは「0」に設定されている。ま
た、領域A3及びA4の処理済みフラグPFはすべて
「0」に設定されている。
に基づいて区分することができる。領域A1は領域情報
が「1」のランレングスデータ、領域A2は領域情報が
「2」のランレングスデータ、領域A3は領域情報が
「1」以外で色番号が「0」のランレンスグスデータ、
領域A4は領域情報AIが「2」以外で色番号が「1」
のランレングスデータである。
上のような連結検索処理を実行すれば、領域A1のデー
タには領域情報「1」が、また窓枠A2を構成するデー
タには領域情報「2」が、それ以外は領域情報「0」又
は「3」がそれぞれ付与される。したがって、この領域
情報と元色番号のデータとを利用して、図23に示すよ
うな線画処理を実行する。
理対象画像データ格納部15からデータを取り出す。ス
テップS71では、この取り出したデータの領域情報が
「1」であるか否か、すなわちこのデータが領域A1を
構成するデータであるか否かを判断する。判断がYES
である場合は特に何も処理をすることなくステップS7
2に移行する。ステップS72では、処理対象画像デー
タ格納部15に格納されているデータのすべてについて
処理が終了したか否かを判断する。終了していない場合
はステップS70に戻り、次のデータを取り出す。ステ
ップS71において、領域情報が「1」でないと判断さ
れた場合はステップS73に移行し、そのデータの色番
号が「0」であるか否かを判断する。ステップS71で
NOと判断され、かつ色番号が「0」である場合は、窓
枠A2内の背景A3を構成するデータであることがわか
るので、この場合はステップS74に移行して、図15
に示す指示に従って、元色番号「0」を変更色番号
「7」に変更する。ステップS71、73及び74が図
12における第1判別部30及びその他の画像処理部3
2に相当する。
ないと判断された場合は、ステップS75に移行する。
ステップS75では、データの領域情報が「2」である
か否か、すなわちそのデータが窓枠A2を構成するデー
タであるか否かを判断する。窓枠A2を構成するデータ
である場合は、ステップS76に移行し、色番号を
「1」から変更色番号である「4」に変更する。また、
ステップS75でNOと判断された場合は、ステップS
77に移行し、色番号が「1」であるか否かを判断す
る。このステップS77でYESと判断された場合は、
窓枠A2内の文字A4を構成するデータであることがわ
かる。したがってこの場合は、ステップS78に移行し
て元の色番号「1」を変更色番号である「3」に変更す
る。ステップS75からステップS78までの処理が、
図12の第2判別部31、枠処理部33及び枠内画像処
理部34に相当している。
内の複数の連結領域を全て自動で認識して区分けでき、
各連結領域に対して一括して色変換等の線画処理を行う
ことができる。このため、従来に比較して線画処理が非
常に容易になる。 〔変形例〕上記実施形態では、領域A1と領域A3の画
像処理については説明しなかったが、領域A1と領域A
3は、同じ色であっても、ランレングスデータに付与さ
れた領域情報AIにより識別可能であるため、領域2と
領域A4の処理と同様に、それぞれ異なる画像処理を施
すことができる。
して、色番号を設定し、画像処理として色変更する場合
について説明したが、画像処理としては、色変更に限ら
れるものでなく、太らせ・細らせ処理やテクスチャ処理
であってもよい。太らせ・細らせ処理の場合は、太らせ
るまたは細らせる先の幅を各領域毎に設定すればよい。
また、テクスチャ処理の場合は、予め設定されている複
数のテクスチャパターンを各領域毎に設定すればよい。
ひとつの場合について説明したが、図24のように、枠
と枠内画像が複数の場合についても、複数の枠を含む処
理領域を2点(P3及びP4)を指定することにより実
現できる。これは、領域A1を連結検索処理中に、検索
開始データ生成手段12aにより、枠A2aと枠A2b
のそれぞれに含まれるデータが検索開始データとして生
成されるので、領域A2aとA2bは共に同じ領域とし
て検索することができるからである。
の図。
の図。
のブロック構成図。
画データの構成図。
図。
の模式的構成図。
の模式的構成図。
Claims (9)
- 【請求項1】枠とこの枠と同色で枠内に位置する枠内画
像とを含む画像データを画像処理する画像処理装置であ
って、 前記枠と前記枠内画像を含む処理領域を指定する処理領
域指定手段と、 前記枠と前記枠内画像のそれぞれに対する画像処理情報
を入力する処理情報入力手段と、 前記枠の領域の検索を行う枠領域連結検索手段と、 前記枠と前記枠内画像を前記枠領域連結検索手段の検索
結果により区別して、前記画像処理情報に基づいてそれ
ぞれ画像処理する処理手段と、を備えた画像処理装置。 - 【請求項2】前記画像データは、色番号とレングスから
なる複数個のランレングスデータからなり、 前記枠の領域に含まれる少なくともひとつのランレング
スデータを検索開始データとして生成する検索開始デー
タ生成手段をさらに備え、 前記枠領域連結検索手段は、前記検索開始データを検索
開始点として、該検索開始データと同じ色番号で隣接す
るランレングスデータを検索することにより枠領域を検
索することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】前記処理領域の境界に位置するランレング
スデータを検索開始点として、該ランレングスデータと
同じ色番号で、前記処理領域内で前記枠より外側の領域
である枠外領域を検索する枠外領域連結検索手段をさら
に備え、 前記検索開始データ生成手段は、 前記枠外領域連結検索手段による検索中に、異なる色番
号のランレングスデータを発見した場合は、該ランレン
グスデータを前記検索開始データとして生成することを
特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記枠及び前記枠内画像は同じ第1色で表
され、 前記処理手段は、 前記枠領域連結検索手段で検索されたランレングスデー
タを前記枠の画像処理情報に基づいて画像処理する枠処
理手段と、 色番号が前記第1色でかつ、前記枠領域連結検索手段で
検索されたものを除いたランレングスデータを前記枠内
画像の画像処理情報に基づいて画像処理する枠内画像処
理手段と、を備えたことを特徴とする請求項2又は3に
記載の画像処理装置。 - 【請求項5】前記ランレングスデータは、さらに領域情
報を含み、前記領域情報は、前記枠領域連結検索手段の
検索結果を付与するために用いられることを特徴とする
請求項2から4のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項6】前記画像処理情報は、変換する色番号であ
ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の
画像処理装置。 - 【請求項7】前記画像処理情報は、太らせまたは細らせ
の幅情報であることを特徴とする請求項1から5のいず
れかに記載の画像処理装置。 - 【請求項8】枠とこの枠と同色で枠内に位置する枠内画
像とを含む画像データを画像処理する画像処理方法であ
って、 (a) 前記枠と前記枠内画像を含む処理領域を指定する工
程と、 (b) 前記枠と前記枠内画像のそれぞれに対する画像処理
情報を入力する工程と、 (c) 前記枠の領域の検索を行う工程と、 (d) 前記枠と前記枠内画像を前記工程(c) の検索結果に
より区別して、前記画像処理情報に基づいてそれぞれ画
像処理する工程と、を備えた画像処理方法。 - 【請求項9】プログラムを実行するコンピュータに、枠
とこの枠と同色で枠内に位置する枠内画像とを含む画像
データを画像処理させるために、 (a) 前記枠と前記枠内画像を含む処理領域を指定する工
程と、 (b) 前記枠と前記枠内画像のそれぞれに対する画像処理
情報を入力する工程と、 (c) 前記枠の領域の検索を行う工程と、 (d) 前記枠と前記枠内画像を前記工程(c) の検索結果に
より区別して、前記画像処理情報に基づいてそれぞれ画
像処理する工程と、を前記コンピュータに実行させる命
令を含むプログラムを格納した前記コンピュータが読取
可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16911796A JP3396374B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-06-28 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP1441496 | 1996-01-30 | ||
JP8-14414 | 1996-01-30 | ||
JP16911796A JP3396374B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-06-28 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09269589A JPH09269589A (ja) | 1997-10-14 |
JP3396374B2 true JP3396374B2 (ja) | 2003-04-14 |
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ID=26350363
Family Applications (1)
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JP16911796A Expired - Fee Related JP3396374B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-06-28 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3396374B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16911796A patent/JP3396374B2/ja not_active Expired - Fee Related
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