JP2993880B2 - 電子ファイル装置 - Google Patents

電子ファイル装置

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JP2993880B2
JP2993880B2 JP8011530A JP1153096A JP2993880B2 JP 2993880 B2 JP2993880 B2 JP 2993880B2 JP 8011530 A JP8011530 A JP 8011530A JP 1153096 A JP1153096 A JP 1153096A JP 2993880 B2 JP2993880 B2 JP 2993880B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ エ
イディド デザイン(Computer Aided
Design,以下CAD)装置を接続した電子ファイ
ル装置に係り、特に、CAD装置で生成される画像の電
子ファイル化に際し、検索用のキーワードを自動的に抽
出することが可能な画像データの登録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子ファイル装置がワープロ、パ
ソコン、ファクシミリに続づく第4のOA(オフィス
オートメイション)機器として登場し、大量の書類や図
面などを画像情報のまま光ディスクに蓄積できるように
なってきた。すなはち、電子ファイル装置は、原図をス
キャナから入力して、一枚一枚の電子化された画像デー
タを大量に光ディスクに蓄積する。また必要に応じて、
光ディスクから画像データを取だし、表示印刷する物で
ある。
【0003】一方、画像データを検索するに当たり、単
純な方法として、光ディスクの第一ページ目から画像デ
ータを表示・確認する方法が考えられる。しかし、この
方法では、所望に画像データがいつ表示されるか不明な
ため、検索効率が著しく劣化するという致命的な欠陥が
あった。そこで、効果的な検索を実現するため、画像デ
ータを登録する際にその画像データの内容を指し示すキ
ーワードを付加する。そして、検索に際しては、キーワ
ードを用いて所望の画像データを探索する方法が広く用
いられている。このキーワードの付け方として、文書な
どの含む画像では、文書中から重要語句を割当てる方法
が普通である。また、図面などでは、その図面の内容を
表現した図名等の語句を割当てる。ここでは、次に述べ
る概念と区別するため、上記のキーワードを文字キーワ
ードと定義する。
【0004】しかし、上記文字キーワードでは、図面の
持つ概形等の図形的な特徴を十分に表現していると言い
難い。このため、図形の特徴を形で表わすキーワードを
考えれば、図面を検索しやすくなるのでは、ないかと別
の方法が考案された。
【0005】上記目的で発明された方法が、特開昭60
−83179号公報に記載の従来技術である。
【0006】すなはち、登録する原図を入力装置で読み
取り、読み取ったデータを表示装置で表示する。その画
像の輪郭をポインティングデバイス(マウス、タブレッ
トなど)を用いて、人手でなぞる作業を行なう。そし
て、なぞって出来た図形を縮小して、それをキーワード
とする。このようにして作成した縮小図形は、画像の特
徴部分だけが抽出されているため、所望の画像と別の画
像とを容易に識別できる。また、縮小することにより、
表示装置のキーワード表示画面上に、作成した多数のキ
ーワードが一括して表示できる。最後に、表示された縮
小図形をポインティングデバイス等により指定すれば、
所望の画像データを光ディスクから読みだしてくるよう
になっていた。
【0007】以上述べたように、上記従来技術では、図
形そのものをキーワードとして定義できる。したがっ
て、操作者の直感に合った外形パターンをキーワードと
して用いることができ、大容量の光ディスクから目的の
画像を容易に検索出来るようになっていた。なお、その
他関連する従来例として、例えば、特開昭62−720
67、62−93757号公報を参照されたい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上で詳述した従来技術
は、検索に関する効率が大幅に改善されたが、キーワー
ドの登録作業に関しては外形および文字ともに依然とし
て課題が残った。
【0009】すなはち、上記に示した外形キーワードの
作成では、入力した画像一枚一枚について操作者がポイ
ンティングデバイスを利用して、画像の外形をなぞる作
業が必要である。したがって、画像データを一枚一枚登
録するため、上記作業が発生し、登録作業に多大な時間
を要するという欠点があった。
【0010】また、文字キーワードの作成においては、
登録する画像から適確な語句を導きだして、入力する手
作業が必要である。それに付け加えて、キーワードは一
つだけでは、分かりにくいため複数個必要となってくる
場合が多く、更に作業時間と人手が必要とするという欠
点があった。
【0011】本発明の目的は、文字コードを生成する装
置と接続した電子ファイル装置において、文字コードを
文字フォントパターンに展開した上で、文字キーワード
と対応づけて保存する電子ファイル装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においてはベクトルデータファイルを入力
し、ラスタ(画像)データへ変換する際に、あらかじめ
設定した属性条件に合致したファイルの内容をキーワー
ドとし、ラスタ−データを登録し、このキーワードで検
索する。
【0013】また、本発明においては、図面のベクトル
データを生成するCAD装置を接続した電子ファイル装
置において、その内部にベクトル−ラスタ(画像)変換
器を置き、そのデータ変換器で、ベクトル装置の生成す
るベクトルデータからキーワードを自動的に抽出する構
成とする。その抽出する手段は、ベクトルデータが線種
や座標値等の属性より構成されていることを利用し、生
成された図面の特徴をよく表わす属性の条件をあらかじ
め設定しておき、その属性条件に合致した属性を持つベ
クトルデータを抽出する機能を有し、(1)登録でラス
タ変換されるもののみならず変換されないものも含んで
いる。
【0014】上述した本発明の構成により、CAD装置
を接続した電子ファイル装置の内部に、あるいは両装置
の間に、あるいはCAD装置の内部に置かれたベクトル
−ラスタ変換器は、CAD装置のベクトルデータを電子
ファイル装置のラスタデータに変換する。その変換する
過程で、ベクトルデータが持つコード情報を利用し上記
の手段を実現する。
【0015】まず、第1の手段で登録するファイル名を
切り出す手段として、画像を登録するときに、ベクトル
装置から電子ファイル装置へ送られる登録用ファイル名
をキーワードとする。
【0016】第2の書式情報によりタイトル欄を切り出
す手段は、ベクトルデータのコード情報の文字属性のデ
ータを抽出し、あらかじめ与えられた座標値の範囲にあ
るコード情報の文字コードを抽出してキーワードとす
る。
【0017】第3の図面中の図形の最長サイズのコード
を切り出す手段は、コード情報の数値属性を取りだし
て、縦、横方向について比較し、最大サイズを抽出す
る。抽出したコードをキーワードとする。
【0018】第4の図形を構成しているプリミティブと
トポロジーを抽出する手段と、第5のベクトルデータの
コード情報の線種属性を抽出して、縮小した図形から類
似度の近いアイコンコードを抽出する手段は、座標位置
でソートされたベクトルデータをCAD装置から受け取
り、そのベクトルデータのコード情報の線種属性を全て
抽出する。そして、抽出したベクトルデータを図形単位
に分類する。その分類した図形の中から最大の図形を取
り出すことで外形が得られる。第4の手段については、
外形を得ることより主要なプリミティブを抽出できる。
また、前記のように、コード情報が座標位置でソートさ
れているので、順次取り出したプリミティブはそれらの
位置関係により順番が決まるため、トポロジーを抽出で
きる。それから、第5は取り出した図形の類似度の近い
アイコンコードがあるか判定するために、前記のトポロ
ジーを利用する。それは、アイコンコードの付属情報に
アイコンコードのトポロジーが格納されているからであ
る。トポロジーの一致するアイコンコードがあれば類似
度が近いので、アイコンコードをキーワードとする。そ
れがなければ、取り出した図形をある所定の大きさに縮
小して新規に登録する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を第1図
により説明する。第1図は本発明を実現する構成図であ
り、第4図が本発明の動作フローチャートである。
【0020】第1図は、ベクトル装置のCADシステム
(以下CADと呼ぶ)11と、本発明のキーワードを抽
出するベクトル−ラスタ変換器(以下データ変換器と呼
ぶ)12と、画像の登録管理を行なう電子ファイル装置
(以下電子ファイルと呼ぶ)13が、接続されている。
また、データ変換器12は、CAD11から送られてく
るデータを受け取るベクトルインタフェース21、ベク
トルインタフェース21が受け取ったベクトルデータを
ラスタデータに変換されて格納するデータ変換用RAM
(以下DRと呼ぶ)22、データ変換後に画像データと
キーワードを電子ファイル13に送るラスタインタフェ
ース23、抽出したキーワードを格納するキーワードR
AM(以下KRと呼ぶ)24、データ変換器12を制御
し、かつベクトルデータをラスタデータに変換する制御
部25で構成されている。
【0021】第2図はCAD11で作成された図面を示
し、第2図の図面がCAD11で管理されているデータ
構造が第3図である。第3図はCAD11とベクトルイ
ンタフェース21で処理対象となるデータである。ま
た、第3図のデータはCAD11で昇順に第3図の座標
1の項目によりソーティングされてる。それは、第3図
の座標1項目のxについてソートした後に、座標1項目
のyでソートされる。
【0022】次に、第4図について詳細に説明する。
【0023】処理401は、ファイル名を抽出してキー
ワードとする処理である。CAD11から電子ファイル
13に作成した第2図の図面を登録するが、登録すると
きのコマンドとして、ファイル転送のように、転送元フ
ァイル名と転送先ファイル名が必要である。転送元ファ
イル名は、CAD11が管理しているファイル名であ
り、転送先ファイル名は、電子ファイル13で必要とな
るキーワードである。よって、転送先ファイル名は、登
録するときにベクトルインタフェース21が最初に受け
取るデータで、転送先ファイル名を処理部25がKR2
4に格納することでキーワードとできる。
【0024】処理402では、CAD11から第3図の
データをベクトルインタフェース21が受け取る。
【0025】処理403は、転送データが終了したかを
判定する。終了でないなら処理404に、終了なら処理
420に進む。
【0026】処理404、処理405、処理406は、
データの属性を判定する。判定するデータの属性は、第
3図の属性の項目であり、属性が文字属性ならば処理4
07へ、数値属性ならば処理409へ、実線属性ならば
処理411へ進む。また、その他のときは処理412へ
進む。
【0027】処理407と処理408で、書式情報によ
るキーワードの抽出を行なう。書式情報は、第2図の枠
31の枠内に書かれている文字の位置情報であり、キー
ワードとなる語は、第2図の文字列32から文字列36
の文字である。それでは、処理407の範囲判定は、第
2図の枠31が図面の最右下なので、その範囲内に文字
属性のプリミティブの座標があるか判定する。判定して
座標が範囲内のときは、処理408で第3図のデータの
値項目の文字列を取りだしKR24へ格納する。範囲外
のときは、処理412へ進む。また、処理408が終了
した後も処理412へ進む。
【0028】処理409と処理410では、第2図の図
形37の最大サイズをx方向とy方向で、見つけてキー
ワードとする。処理409で、第3図の値項目が最大値
か判定する。最大値は、KR24にワークエリアを取り
初期値を0として、数値属性のデータの値項目の値と比
較する。KR24のワークエリアの値よりもデータの値
が大きければ、処理410でKR24のワークエリアの
値とデータの値をスワップする。また、その処理は、
x、y方向とも行なう。よって、データが終了したとき
にKR24のワークエリアに示されている値が最大値で
あり、それがキーワードとなる。それで、処理409の
最大値の判定で最大値でないときと、処理410が終了
したときは、処理412へ進む。
【0029】処理411は、実線属性のデータをKR2
4へ見つかった順にすべて格納していく。その後、処理
412へ進むが、残り2つのキーワードの抽出する方法
は、第5図の処理440より説明する。
【0030】処理412は、送られてくる第3図のベク
トルデータをラスタデータに変換する。DR22は、ビ
ットマップメモリなので、ベクトルデータを処理部25
が解析してDR22に書き込む。書き込んだ後に処理4
02に戻る。
【0031】処理403で入力データが終了すると、D
R22にすべての登録データがベクトルデータからラス
タデータに変換されて書き込まれていて、処理420に
進む。
【0032】処理420は、前記した実線属性のデータ
から外形キーワードを抽出するため、第5図の処理44
0へ進む。
【0033】処理440は、KR24に格納してある実
線属性のベクトルデータを図形単位に分類する。分類す
る仕方として、KR24に格納してあるデータが、処理
411で見つかった順に格納されるから、最初のデータ
と次のデータとで、接点を持っているかを調べる。そし
て、KR24に格納してある実線属性のベクトルデータ
についてすべて調べて分類する。
【0034】処理441では、処理440で接点を調べ
た結果、数個の図形単位にベクトルデータが分類されて
いるので、その分類してある中から各図形の面積を計算
して最大図形を探す。そうすると第2図は、一図形であ
るので、処理441では第2図の図形37が探しだされ
る。
【0035】そして、処理442で図形を構成するプリ
ミティブと該相互間のトポロジーの抽出を行なう。処理
441で見つかった第2図の図形37を構成するベクト
ルデータから、ベクトルデータの図形属性を処理411
で見つかった順に取り出すと、図形を構成するプリミデ
ィブはすぐに抽出できる。またトポロジーは、抽出した
プリミティブに位置情報の関係符号を付け加える。よっ
て、第2図の図形37は、丸、長方形、丸の順にプリミ
ティブが抽出出来て、それぞれの間にx方向である関係
符号を付けてキーワードとする。その抽出したキーワー
ドをKR24に格納する。そして、最後のキーワードを
抽出するために処理443に進む。
【0036】処理443では、電子ファイル13よりラ
スタインタフェース23を経てKR24に第6図(a)
が読み込まれる。その読み込まれた第6図(a)のデー
タは、電子ファイル13が持つアイコンコードのデータ
構成になっている。また、第6図(b)は、第6図
(a)に対応したアイコンコードである。
【0037】処理444では、処理443で読み込んだ
第6図(a)のトポロジー情報と処理442で検出した
トポロジーを比較して、トポロジーの一致したアイコン
コードがあれば、処理445へ進み、なければ処理44
6に進む。
【0038】処理445では、処理443で読み込んだ
アイコンコード情報のトポロジーの一致した電子ファイ
ル13が画像をどのアドレスに格納し、そのアドレスを
付加させるためのコードを付けて、一時KR24に格納
する。
【0039】処理446で、新規にアイコンコードを作
成するために、図形をある一定の大きさに縮小する倍率
を求める。求めた倍率で、KR24に図形分類し抽出し
て格納されてある実線属性のベクトルデータをラスタデ
ータに変換して、KR24に格納する。そしてそのアイ
コンコードの情報を付加する。そして、処理445、処
理446が終了したら処理421に戻る。
【0040】以上までの処理でKR24に、5種類のキ
ーワードが格納されたことになる。
【0041】処理421では、変換したラスタデータを
DR22からラスタインタフェース23を経て、電子フ
ァイル13に送る。そして、転送が終了したら処理44
2に進む。
【0042】処理422では、KR24に格納されてい
るキーワードをラスタインタフェース23を経て電子フ
ァイル13に送る。そこで、処理422でキーワードの
種類を選択可能にするために、CAD11から電子ファ
イル13に画像を登録するコマンドに、キーワード選択
コードを追加する。よって、登録コマンドは転送元ファ
イル名、転送先ファイル名、キーワード選択コードとな
る。そして、処理422はキーワード選択コードを解析
してキーワードを選択して電子ファイル13に送る。
【0043】以上説明した実施例では一度の処理で5種
類のキーワードを生成したが、本発明は5種類のキーワ
ード生成に限定するものではない。必要に応じて一つの
図面に対して、1種類或いは2以上の複数種類のキーワ
ードを生成することもできる。この制御は制御部22の
制御プログラムによって適宜選択可能であることは言う
までもない。
【0044】本発明の検索の実施例を第7図により説明
する。
【0045】第7図は本発明を実現する構成図である。
蓄積装置51はベクトル−ラスタ変換器12からラスタ
データとキーワードを受け取り蓄積する。また、制御部
55からの信号に従い、蓄積しているデータより選択し
たラスタデータまたはキーワード群を出力装置52へ送
り、キーワード群を検索装置54へ送る。出力装置52
はベクトル−ラスタ変換器12からのキーワード、蓄積
装置51からのキーワード、あるいは蓄積装置51から
のラスタデータを制御部55からの信号に従って操作者
に表示する。入力装置53は操作者の入力操作に従っ
て、検索すべきキーワードを検索装置54へ送る。更
に、登録時にベクトル−ラスタ変換器12で抽出したキ
ーワードを表示するモードか、検索時に蓄積装置51に
蓄積したキーワード一覧を表示するモードか、蓄積装置
51に蓄積したラスタデータを表示するモードかのいず
れかの処理モードを制御部55へ送る。検索装置54は
蓄積装置51より受け取ったキーワード群の中から入力
装置53より受け取ったキーワードを検索し、蓄積装置
51のどの位置にデータが存在するかの検索情報を制御
部55へ送る。制御部55は入力装置53から受け取る
処理モードの指定に従い、ベクトル−ラスタ変換器12
からのキーワードか、蓄積装置51からのキーワード
か、蓄積装置51からのラスタデータかのどれを表示す
るかを出力装置52へ伝え、蓄積しているキーワード群
を出力装置52と検索装置54へ送るように蓄積装置5
1へ信号を送る。また、検索装置54からの検索情報を
受け取り、受け取った検索情報に対応するラスタデータ
を出力装置52へ送るように蓄積装置51へ信号を送
る。
【0046】検索時には操作者が登録されているすべて
のキーワードを知っており、操作者が直接にキーワード
を入力する場合の処理を説明する。
【0047】ベクトル−ラスタ変換器12にて自動的に
キーワードを抽出するため、登録時に、入力装置53か
ら制御部55への信号により、制御部55は出力装置5
2にベクトル−ラスタ変換器12のキーワードを表示さ
せる。これにより、操作者は登録終了時にすべてのキー
ワードを知る。検索時は、入力装置53から制御部55
への信号により、制御部55が蓄積装置51のキーワー
ド群を検索装置54へ出力させる。次に、操作者が入力
装置53からキーワードを入力し、検索装置54へ送
り、検索装置54で得られた検索情報を制御部55へ送
る。制御部55は検索情報を蓄積装置51へ送り、検索
情報に対応したラスタデータを出力装置52へ送らさせ
る。以上の処理により、操作者が入力したキーワードに
対応する画像を出力装置52に表示できる。
【0048】検索時には操作者が登録されているキーワ
ードを知らず、蓄積されているキーワードを表示し、操
作者が表示されているキーワードを選択することによ
り、キーワードを入力する場合の処理を説明する。
【0049】検索時に、入力装置53から制御部55へ
の信号により、蓄積装置51のキーワード群を出力装置
52と検索装置54へ送らさせる。出力装置52は受け
取ったキーワード群を表示し、操作者にキーワードを知
らせる。これに対して操作者はキーワードを選択し、入
力装置53から選択内容を入力して、検索装置54へ送
る。検索装置54は受け取ったキーワード群と選択内容
から検索情報を作成し、制御部55へ送る。制御部55
は検索情報を蓄積装置51へ送り、検索情報に対応した
ラスタデータを出力装置52へ送らさせる。以上の処理
により、操作者が選択したキーワードに対応する画像を
出力装置52に表示できる。
【0050】本発明を実現する他のシステムを第8図に
より説明する。
【0051】第8図は本発明の登録方式と検索方式を実
現する構成図である。CADシステム11は作成する図
面のベクトルデータを生成し、生成したベクトルデータ
をCADシステムインタフェース61へ送る装置であ
る。CADシステムインタフェース61は第1図のベク
トルインタフェース21に対応する装置であり、CAD
システム11から送られてくるベクトルデータのデータ
形式をバスa69のデータ形式に変換し、バスa69を
経由してメモリa64のベクトルデータ部67へ格納す
る。描画装置62は第1図の制御部25に対応する装置
であり、メモリa64のベクトルデータ部67に記憶さ
れているベクトルデータをバスa69経由で読み出し、
描画機能を用いてラスタデータへ変換し、バスa69経
由でメモリa64のラスタデータ部68に格納する。描
画装置62としては、日立製作所製LSIのHD634
84(ACRTC)等を使用する。
【0052】CPUa63とメモリa64の制御プログ
ラム部65は第1図の制御部25に対応する。CPUa
63はメモリa64の制御プログラム部65に記憶され
ているプログラムに従って、キーワードを抽出し、バス
a69に接続されているすべての装置を制御する。CP
Ua63のキーワード抽出処理は第4図と第5図記載の
フローチャートに従い、メモリa64のベクトルデータ
部67に記憶されているベクトルデータからキーワード
となるデータを抽出し、メモリa64のキーワード部6
6に格納する。また、第6図記載のアイコンコード情報
がメモリa64のキーワード部66に記憶されており、
CPUa63はメモリa64のキーワード部66からア
イコンコード情報を読み取り、キーワードとしてメモリ
a64のキーワード部66へ格納する。CPUa63と
しては汎用プロセッサのインテル社製LSIの8028
6等を使用する。
【0053】メモリa64は制御プログラム部65、キ
ーワード部66、ベクトルデータ部67、ラスタデータ
部68より構成されている。制御プログラム部65は第
1図の制御部25に対応しており、第4図および第5図
記載のフローチャートに対応したプログラムを記憶す
る。キーワード部66は第1図のキーワードRAM24
に対応しており、CPUa63が抽出したキーワードと
第6図記載のアイコンコードの情報を記憶する。ベクト
ルデータ部67とラスタデータ部68は第1図のデータ
変換用RAM22に対応し、CADシステム11で作成
した図面のベクトルデータと変換後のラスタデータを各
々記憶する。
【0054】バスa69は接続されている各装置間での
データ授受を実現する信号線である。
【0055】バスインタフェース70に第1図のラスタ
インタフェース23に対応する装置であり、バスa69
とバスb77との間で互いの形式にデータを変換し、デ
ータ交換するためのインタフェースである。
【0056】CPUb71はメモリb78の制御プログ
ラム部79に記憶されているプログラムに従って、バス
b77に接続しているすべての装置を制御する。特に検
索時は、第7図の制御部55に相当し、キーボード87
およびキーボード制御部86を介して入力される操作者
の指示に従って、操作者の必要な情報をディスプレイ7
6に表示するように、装置全体を制御する。CPUb7
1としては汎用プロセッサのインテル社製LSIの80
286等を使用する。
【0057】画像処理装置72は主にデータ圧縮装置7
3とデータ復元装置74から構成されている。光ディス
ク85に多くのデータを記憶するため、データ圧縮装置
73はメモリb78のラスタデータ部80に記憶されて
いるラスタデータを読み込み、データ量を圧縮して、メ
モリb78の圧縮データ部81へ格納する。また、圧縮
されたデータを表示可能なラスタデータへ復元するた
め、データ復元装置74はメモリb78の圧縮データ部
81に記憶されているデータを読み込み、ラスタデータ
に復元して、メモリb78のラスタデータ部80へ格納
する。画像処理装置72として日立製作所製LSIのH
D63085(DICEP)等を使用する。
【0058】ディスプレイ制御装置75は第7図の出力
装置52に対応する装置であり、メモリb78のラスタ
データ部80に記憶されているラスタデータ、キーワー
ド部82に記憶されているキーワード、光ディスク85
に記憶されているキーワードをCPUb71の制御によ
って選択し、ディスプレイ76に表示させる。
【0059】メモリb78は制御プログラム部79、ラ
スタデータ部80、圧縮データ部81、キーワード部8
2より構成されている。制御プログラム部79は第7図
の制御部55に対応しており、CPUb71のプログラ
ムを記憶する。ラスタデータ部80はバスインタフェー
ス70経由でメモリa64のラスタデータ部68から送
られてくるラスタデータを記憶する。また、画像処理装
置72のデータ復元装置74で復元されたラスタデータ
を記憶する。記憶したラスタデータは圧縮されるために
画像処理装置72のデータ圧縮装置73に読み出される
か、表示されるためにディスプレイ制御装置75に読み
出される。圧縮データ部81は画像処理装置72のデー
タ圧縮装置73で生成したデータを記憶する。記憶した
データは復元されるために画像処理装置72のデータ復
元装置74に読み出されるか、保存されるために光ディ
スク制御装置84に読み出される。キーワード部82は
CPUa63が抽出し、メモリa64のキーワード部6
6に記憶されたキーワードをバスインタフェース70経
由で受け取り、記憶する。更に、キーボード87から操
作者が入力したキーボードをキーボード制御装置86経
由で記憶する。記憶したキーワードは光ディスク85へ
登録されるために光ディスク制御装置84に読み出され
るか、検索のためにキーワード検索装置83に読み出さ
れる。
【0060】キーワード検索装置83は第7図の検索装
置54に相当する装置であり、メモリb78のキーワー
ド部82に記憶された多量のキーワードや光ディスク8
5に記憶された多量のキーワードの中から、キーボード
87で入力されてメモリb78のキーワード部82に記
憶された特定のキーワードを検索する。キーワード検索
装置としては、AMD社のAm95C85(CADM)
等の検索用ICを用いれば良い。
【0061】光ディスク制御装置84および光ディスク
85は第7図の蓄積装置51に対応する装置である。光
ディスク制御装置84はメモリb78の圧縮データ部8
1に記憶されたデータとキーワード部82に記憶された
キーワードを読み出し、光ディスク85に格納する。逆
に、光ディスク85から読み出したデータとキーワード
をメモリb78に戻す。光ディスク85はデータとキー
ワードを保存する記憶媒体である。
【0062】キーボード制御装置86とキーボード87
は第7図の入力装置53に対応する装置である。操作者
がキーボード87へキーワード等を入力することより、
キーボード制御装置86はキーボード87から入力され
た内容をCPUb71とメモリb78のキーワード部8
2へ送る。
【0063】バスb77は接続されている各装置間での
データ授受を実現する信号線である。
【0064】以上説明したシステム構成により、本発明
の登録方式と検索方式を実現できる。
【0065】以上で説明した実施例ではベクトルデータ
の入力手段に接続するものとしてCADシステムを示し
たが、本発明はこれをCADシステムに限定するもので
はない。大型計算機等がプリンタへ出力する文字コード
を文字情報のみからなるベクトルデータと考え、文字コ
ードを文字フォントパターンに展開して保存するため、
大型計算機等のプリンタへの出力と接続することができ
る。また、何らかの手段で生成されたベクトルデータを
フロッピィディスクや磁気テープなどの記憶媒体に格納
した場合、その記憶媒体を読み取る装置に接続すること
ができる。更に、何らかの手段で生成されたベクトルデ
ータを通信回線に通した場合、その通信回線とのインタ
フェース装置に接続することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
AD装置で生成したベクトルデータから電子ファイル装
置用の画像データに変換する際に、前記ベクトルデータ
から文字キーワードを自動的に抽出することにより、人
手と時間をかけないで高速に画像データを電子ファイル
装置に登録できるという効果がある。
【0067】また、本発明によれば、外部装置で生成し
た文字コードデータを文字フォントパターンに展開した
上で、文字キーワードと対応づけて保存し、前記文字コ
ードを自動的に検索キーワードとして抽出するので、人
手と時間をかけないで高速に登録できるという効果と、
プリンタへの出力内容を印刷せずに確認できるという効
果がある。
【0068】以上の技術は、従来の電子ファイル装置の
最大のボトルネックを根本的に解消ものであり、実用的
見地から見て、その効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】電子ファイルに登録させる図面の例を示した図
である。
【図3】図2のベクトルデータのデータ構成を示す図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】図4に示す外形キーワード抽出の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図6】(a)はアイコンコードのデータ構造を示す
図、(b)は(a)のアイコンコードを示す図である。
【図7】本発明の検索の一実施例を示す構成図である。
【図8】本発明の一システム構成例を示す図である。
【符号の説明】
11……CADシステム 12……ベクトル−ラスタ変換器 13……電子ファイル装置 21……ベクトルインタフェース 22……データ変換用RAM 23……ラスタインタフェース 24……キーワードRAM 25……ベクトル−ラスタ変換器制御部 51……蓄積装置 52……出力装置 54……検索装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金間 誠一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニ クス機器開発研究所内 (72)発明者 舘 仁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立マイクロソフトウエアシステ ムズ内 (72)発明者 内山 元 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 奥村 昌宏 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 藤縄 雅章 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 久布白 直明 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 清水 弘夫 東京都品川区南大井6−27−18大森第2 別館株式会社日立製作所情報事業本部内 (56)参考文献 特開 昭60−207975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 G06F 17/30 H04N 1/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字コードデータからなるファイルを取り
    込み保存する電子ファイル装置であって、 前記文字コードデータからなるファイルを取り込む手段
    と、 該取り込んだ文字コードデータを、文字フォントパター
    ンデータに変換して検索対象とする手段と、 該取り込んだ文字コードを検索キーワードとして抽出す
    る手段と、 前記検索対象としての文字フォントパターンデータと前
    記抽出した検索キーワードとしての文字コードとを、各
    々を対応付けて新たなファイルとして蓄積手段に格納す
    る手段とを備えることを特徴とする電子ファイル装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子ファイル装置はさら
    に、 前記蓄積手段に格納された前記検索キーワードを用いた
    検索を行う検索手段と、 前記検索手段で得られた検索情報に対応した文字フォン
    トパターンデータを出力する手段と、 を備えることを特徴とする電子ファイル装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の電子ファイル装置
    において、 前記抽出手段は、前記取り込んだファイルのファイル名
    称を検索キーワードとして抽出することを特徴とする電
    子ファイル装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3いずれか一に記載の電子
    ファイル装置において、 前記出力手段は、前記文字フォントパターンデータを表
    示する手段であることを特徴する電子ファイル装置。
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