JPH07203178A - 画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理方法

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Publication number
JPH07203178A
JPH07203178A JP5335623A JP33562393A JPH07203178A JP H07203178 A JPH07203178 A JP H07203178A JP 5335623 A JP5335623 A JP 5335623A JP 33562393 A JP33562393 A JP 33562393A JP H07203178 A JPH07203178 A JP H07203178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
run
image data
data
point coordinate
start point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5335623A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Nakajima
廣則 中島
Hiroshige Takano
広茂 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5335623A priority Critical patent/JPH07203178A/ja
Publication of JPH07203178A publication Critical patent/JPH07203178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランレングス符号方式の画像データを使った
画像処理装置において、少ないメモリ容量になり、しか
も高速演算にした画像データ演算を得る。 【構成】 2値画像データをラン数と始点座標及びラン
長さで表されるランレングス符号方式の画像データに変
換して編集処理等を行う画像処理装置において、始点座
標及びラン長さから各ランの始点座標と終点座標を求
め、該始点座標と終点座標及びラン数を使った処理S1
〜S9によってラン個別の新たな始点座標と長さとラン
数を持つ反転画像データを得る。このことにより、反転
画像データを得るのに画像データをビットマップデータ
に変換することを不要にし、ビット単位の演算を不要に
し、ランレングスデータのままの演算で反転画像データ
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を読み取って得ら
れる2値画像データを処理する画像処理装置に係り、特
にランレングスデータを使う場合の画像データ処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手書き図面等をCAD(コンピ
ュータ・エイディド・デザイン)に取り込むために図面
入力装置が使用される。この図面入力装置は、図面や文
書などの画像をイメージスキャナ等で読み取ってCAD
等で取り扱うに適した画像データを得るためのものであ
る。この図面入力装置では、画像ベクトル化処理技術等
を使用して画像データを処理する。
【0003】画像ベクトル化処理による画像処理フロー
の概要を図3に示す。図に示すように、まずイメージス
キャナ等から白黒に2値化された画像データを読み込み
(SS1)、読み込んだ2値画像データを用いてベクト
ル化処理を行う(SS3)。すなわち画像の輪郭を抽出
して輪郭ベクトルを生成し、さらにその輪郭ベクトルを
用いて芯線ベクトルを生成する。
【0004】この後、ベクトルデータを用いて認識処理
を行い(SS5)、画像を構成する基本要素(文字・線
分・シンボル等)を分離してコード化する。原図が低品
質である場合、その2値画像データにはノイズ(線の切
れ・かすれ等を含む)が含まれており、その後の認識処
理に悪影響を及ぼす。このような理由から2値画像デー
タやベクトルデータに対しノイズ除去等を目的としてイ
ンタラクティブに編集処理を行うことが可能となってい
る(SS2,4)。
【0005】読み取った2値画像データは、ラン数と始
点座標とラン長さで表されるランレングス符号方式の画
像データに変換され、編集処理等に供される。図4にラ
ンレングス符号方式の画像データのデータ構造例を示
す。この方式では、たとえばX座標単位(X1、X2
…)でデータをブロック化し、各ブロックにおいて、当
該X座標におけるラン数(n、m、…)や各ランの始点
座標(Y座標)と長さ(ビット数)を格納する。
【0006】一般に、画像データはデータ量が非常に多
くなり、また編集処理におけるデータ更新等の場合は扱
いにくいという難点があるが、ランレングス符号方式で
は画像データを圧縮した形で表現しているため、データ
量が比較的少なくて済み、編集処理におけるデータ更新
等にあたっても扱い易い利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像処理、例えば白黒反転の画像データを得るための反
転演算(NOT)や2つの画像の重ね書き等のための論
理和演算(OR)、論理積演算(AND)等の演算処理
では、ランレングスデータを一旦ビットマップデータに
変換し、ビット単位での演算を行っている。
【0008】このため、画像データの編集処理等を行う
ためには、膨大な量になるビットマップデータを格納す
るメモリを必要とする。また、ビット単位での演算にな
るため、ソフトウエア演算では長い時間を必要とする問
題があった。
【0009】本発明の目的は、ランレングス符号方式の
画像データを使った画像処理装置において、少ないメモ
リ容量になり、しかも高速演算になる画像データ処理方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、ラスタスキャン方式により読み取った2値
画像データをラン数と始点座標及びラン長さで表される
ランレングス符号方式の画像データに変換して編集処理
等を行う画像処理装置において、前記始点座標及びラン
長さから各ランの始点座標と終点座標を求め、該始点座
標と終点座標及びラン数を使ったラン個別の反転演算又
はラン相互の論理和演算もしくは論理積演算によって新
たな始点座標と長さとラン数を持つ画像データを得るこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、ランレングス符号方式の画像
データを使った編集処理等に際し、ランレングスデータ
から得る各ランの始点座標と終点座標から各ランの演算
処理で新たな画像データを得る。
【0012】このことにより、画像データ処理に画像デ
ータをビットマップデータに変換することを不要にし、
ビット単位の演算を不要にする。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係る反転演算
(NOT)のフローである。
【0014】本実施例では、図4に示すランレングスデ
ータ構造で各X座標(X1、X2、…)の黒ラン数(n、
m、…)と、ラン始点座標(Y1、Y2、…)と、長さを
持つ画像データについて、その反転画像データを得る。
【0015】まず、黒ラン数rnが零か否かを判定する
(ステップS1)。この判定でラン数rnが零のとき、
当該X座標には黒ランが存在しない(全部白ラン)こと
を意味することから、その反転(全部黒ラン)のデータ
は始点座標がY軸の先頭座標、長さがY軸の最終座標と
する(ステップS2)。なお、ラン数は反転演算のた
め、以下の複数ランの場合も含めて変更を必要としな
い。
【0016】ステップS1の判定で、複数ランの場合、
その1個目の黒ランの始点座標が先頭座標か否かを判定
し(ステップS3)、先頭座標には黒ランが存在しない
(NO)場合、すなわち入力黒ランが図2の(a)に示
す入力パターン例のように先頭座標には白ランが存在す
る場合、この反転のデータは図2の(b)に示すように
始点座標は先頭座標Y0、長さは1個目の黒ランの始点
座標Y1までとする(ステップS4)。
【0017】次に、ステップS3の判定で図2の(c)
に示すように1個目の黒ランの始点座標が先頭になると
き、又は図2の(a)のパターンでの2個目以降の黒ラ
ンについては、以下のステップS5乃至S9によって始
点座標と長さを求める。
【0018】入力黒ランの終点座標がY軸の最終座標Y
e、又はNOT演算したデータの終点座標がY軸の最終
座標Yeになるか否かを判定する(ステップS5)。こ
れら終点座標は、その始点座標と長さから求められる。
【0019】この判定において、終点座標が最終座標に
ないとき、始点座標を入力黒ランの終点座標にする(ス
テップS6)。例えば、図2の(c)に示す入力パター
ンでは1個目の黒ランの始点座標が先頭座標にあり、し
かも終点座標が最終座標にないため、反転データは同図
の(d)に示すように、1個目の黒ランが入力黒ランの
終点座標になる。
【0020】また、図2の(a)に示す入力パターンで
は1個目の入力黒ランの終点座標が反転データの2個目
の黒ランの終点座標になる。
【0021】次に、入力黒ラン数だけの処理を終えたか
否かのチェックをする(ステップS7)。すなわち、最
終の入力黒ランでの処理か否かで当該入力黒ランに対す
る反転データの長さを最終座標(ステップS8)、又は
次の入力黒ランの始点座標まで(ステップS9)とす
る。
【0022】これらステップS8、S9の処理でステッ
プS5に戻り、次の入力黒ランについての始点座標と長
さを求め、最終の入力黒ランの処理終了でNOT演算を
終える。図2の(a)又は(c)の入力パターンに対す
る演算結果のパターン(b)又は(d)を持つランレン
グスデータを得ることができる。
【0023】以上までの演算は、反転演算の場合を示す
が、論理和演算又は論理積演算についてもランレングス
データを使って演算できる。さらに、複数のランレング
スデータの排他的論理和演算等はこれら反転演算と論理
和演算及び論理積演算を組み合わせて実現される。
【0024】例えば、図2の(e)と(f)に示す2つ
の入力黒ランの論理和(OR)演算は、始点座標の小さ
い方を出力黒ランの始点座標とし、一方の黒ランの終点
座標より小さい始点座標が続く限りを条件にして最も大
きくなる終点座標までを長さとすることで図2の(g)
に示す論理和出力を得る。
【0025】また、論理積演算には、始点座標の大きい
方を出力黒ランの始点座標とし、両方の黒ランの終点座
標の内から小さい方の終点座標までを長さとすることで
図2の(h)に示す論理積出力を得る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
ンレングス符号方式の画像データを使って編集処理等を
行う画像処理装置において、ランレングスデータに持つ
始点座標及びラン長さから各ランの始点座標と終点座標
を求め、該始点座標と終点座標及びラン数を使ったラン
個別の反転演算又はラン相互の論理和演算もしくは論理
積演算によって新たな始点座標と長さとラン数を持つ画
像データを得るようにしたため、画像データ処理に従来
法のようにビットマップデータに変換することを不要に
し、ビット単位の演算を不要にすることができ、これに
伴い少ないメモリ容量にしてしかも高速演算ができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート。
【図2】実施例における演算を説明するためのパターン
例。
【図3】画像処理装置の画像処理例を示すフローチャー
ト。
【図4】ランレングスデータの構造例。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラスタスキャン方式により読み取った2
    値画像データをラン数と始点座標及びラン長さで表され
    るランレングス符号方式の画像データに変換して編集処
    理等を行う画像処理装置において、 前記始点座標及びラン長さから各ランの始点座標と終点
    座標を求め、該始点座標と終点座標及びラン数を使った
    ラン個別の反転演算又はラン相互の論理和演算もしくは
    論理積演算によって新たな始点座標と長さとラン数を持
    つ画像データを得ることを特徴とする画像データ処理方
    法。
JP5335623A 1993-12-28 1993-12-28 画像データ処理方法 Pending JPH07203178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335623A JPH07203178A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 画像データ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335623A JPH07203178A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 画像データ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203178A true JPH07203178A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18290664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5335623A Pending JPH07203178A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 画像データ処理方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH07203178A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104677919A (zh) * 2013-11-28 2015-06-03 斯克林集团公司 数据运算方法、数据运算装置及缺陷检查装置
EP4220542A1 (en) 2022-01-26 2023-08-02 SCREEN Holdings Co., Ltd. Image processing method, computer program and recording medium

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104677919A (zh) * 2013-11-28 2015-06-03 斯克林集团公司 数据运算方法、数据运算装置及缺陷检查装置
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