JPH05342340A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH05342340A
JPH05342340A JP4152461A JP15246192A JPH05342340A JP H05342340 A JPH05342340 A JP H05342340A JP 4152461 A JP4152461 A JP 4152461A JP 15246192 A JP15246192 A JP 15246192A JP H05342340 A JPH05342340 A JP H05342340A
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Junichi Yamakawa
淳一 山川
Yoshihiro Ishida
良弘 石田
Akihiro Katayama
昭宏 片山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を読み込んで輪郭線を抽出し記憶する際
に、輪郭線のデータ料を減らし必要なメモリ容量を減ら
す。 【構成】 2値画像獲得部1により、画像をラスタ走査
順に読み込み、アウトライン抽出部2により注目画素と
その近傍画素とから輪郭ベクトルを検出する。ベクトル
データ作成部3はその輪郭ベクトルを入力データとし
て、連続するベクトルの始点座標の差分を計算し、その
差分の値に応じた桁数のデータパケットにその値を納め
て記憶しておく。データパケットにはその長さを表す符
号が付されている。アウトライン平滑変倍部4は、記憶
されている差分値を通常の座標表現に戻して平滑化ある
いは変倍処理を行う。2値画像再生部5は輪郭ベクトル
をラスタ表現に変換し、そのデータを2値画像出力部6
により出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2値画像の変倍処理に関
し、特に2値画像の輪郭情報を用いて高画質な変倍画像
を得る画像処理方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を読み込んでその輪郭線を抽
出し、読み込んだ画像を、その輪郭線を表現するアウト
ラインベクトルとして記憶しておく画像処理装置は提案
されていた。この場合には、アウトラインベクトルは画
面内における始点座標と終点座標とで表現されており、
従ってひとつのベクトルは2つの点の座標から成る固定
長のデータであった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】したがって上記従
来例では、画像を構成するアウトラインベクトルの数に
比例してそれを記憶するに必要なメモリの容量が増大
し、記憶すべきベクトルが多い場合には、アウトライン
ベクトルを保持するために必要となるメモリ容量が非常
に大きくなるという欠点があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、画像のアウトラインベクトルデータを保持するのに
必要なメモリ容量を小さくできる画像処理方法及びその
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の画像処理
方法は次のような構成から成る。
【0006】画像データにおける注目画素とその近傍画
素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを検出
し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの輪郭
を形成する輪郭ベクトルを抽出する工程と、前記輪郭ベ
クトルを可変長データに変換して表現する変換工程と、
前記可変長データをメモリに格納する格納工程とを備え
る。
【0007】画像データにおける注目画素とその近傍画
素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを検出
し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの輪郭
を形成する、始点座標と終点座標とで表現した輪郭ベク
トルを抽出する工程と、前記輪郭ベクトルにおける注目
ベクトルの始点座標と該注目ベクトルに連続するベクト
ルの始点座標との差分を算出する工程と、前記差分の値
に応じて前記差分を可変長データに変換する変換工程
と、前記可変長データを格納する工程とを備える。
【0008】上記目的を達成するために、本発明の画像
処理装置は次のような構成から成る。
【0009】画像データにおける注目画素とその近傍画
素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを検出
し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの輪郭
を形成する輪郭ベクトルを抽出する手段と、前記輪郭ベ
クトルを可変長データに変換して表現する変換手段と、
前記可変長データをメモリに格納する格納手段とを備え
る。
【0010】画像データにおける注目画素とその近傍画
素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを検出
し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの輪郭
を形成する、始点座標と終点座標とで表現した輪郭ベク
トルを抽出する手段と、前記輪郭ベクトルにおける注目
ベクトルの始点座標と該注目ベクトルに連続するベクト
ルの始点座標との差分を算出する手段と、前記差分の値
に応じて前記差分を可変長データに変換する変換手段
と、前記可変長データを格納する手段とを備える。
【0011】
【実施例】
<実施例1>次に、本発明の実施例である画像処理装置
を、図面を参照して説明する。
【0012】図1は本実施例の特徴を最もよく表わす図
面である。同図において、2値画像獲得部1は、変倍処
理の対象である画像を読み込み、ラスタ走査形式の2値
画像を出力する。アウトライン抽出部2は、ラスタ走査
形式の2値画像から粗輪郭ベクトル(平滑・変倍処理を
施す前のアウトラインベクトル)を抽出する。ベクトル
データ作成部3は、座標値で与えられる粗輪郭ベクトル
データから、その座標値の差分をとって可変長のデータ
を作成し、アウトライン平滑・変倍部4は、アウトライ
ンベクトルの平滑化及び変倍処理を行う。2値画像再生
部5は、アウトラインベクトルデータから、そのデータ
の表現する2値画像をラスタ走査形式の2値画像データ
として再生する。2値画像出力部6は、ラスタ走査型の
2値画像データを表示したり、ハードコピーを取った
り、あるいは通信路などへ出力する。
【0013】2値画像獲得部1は、例えばイメージリ−
ダで画像を読み取って2値化し、ラスタ走査形式で出力
する公知のラスタ走査型2値画像出力装置で構成され
る。
【0014】アウトライン抽出部2は、画像からラスタ
走査順に注目画素を取り出し、注目画素とその近傍の画
素とに基づいて画素配列のベクトルを水平及び垂直の両
方向で検出する。そして、検出されたベクトルの接続状
態により、画像の輪郭を抽出する。
【0015】図2は、2値画像獲得部1から出力される
ラスタ走査型の2値画像データの走査形態を示してお
り、かつ、アウトライン抽出部2が入力とするラスタ走
査型の2値画像データの走査形態をも示している。かく
の如きの形式で、2値画像獲得部1により出力される2
値画像データを、アウトライン抽出部2は入力としてい
る。図2において、×を○で囲んだマークは、ラスタ走
査中の2値画像の注目画素101を示しており、注目画
素101の近傍8画素を含めた9画素領域102が特に
拡大されて表わされている。アウトライン抽出部2は、
注目画素をラスタ走査順に移動させ、各注目画素に対
し、9画素領域102における各画素の状態(白画素化
もしくは黒画素か)に応じて、注目画素と注目画素の近
傍画素との間に存在する輪郭辺ベクトル(水平ベクトル
もしくは垂直ベクトル)を検出する。輪郭辺ベクトルが
存在する場合には、その辺ベクトルの始点座標とその向
きのデータを抽出して、それら辺ベクトル間の接続関係
を更新しながら粗輪郭ベクトルを抽出する。
【0016】図3に、注目画素と注目画素の近傍画素間
の輪郭辺ベクトルの抽出状態の一例を示した。同図にお
いて、△印は垂直ベクトルの始点を表わし、○印は水平
ベクトルの始点を表わしている。図4に、該アウトライ
ン抽出手段によって抽出された粗輪郭ベクトルループの
例を示している。図において、格子で区切られる各升目
は入力画像の画素位置を示し、空白の升目は白画素を意
味し、点模様で埋められた丸印は黒画素を意味してい
る。図3と同様に、△印は垂直ベクトルの始点を表わ
し、○印は水平ベクトルの始点を表わしている。アウト
ライン抽出部2では、図4の例の様に、黒画素の連結す
る領域を水平ベクトルと垂直ベクトルが交互に連結する
粗輪郭ベクトルループを、ベクトルの進む向きに向かっ
て右側が黒画素領域となる様に抽出する。また、各粗輪
郭ベクトルの始点は、入力画像の各画素の中間位置とし
て抽出され、原画中の一画素巾の線部分も、有為な巾を
持った粗輪郭ループとして抽出される。このように抽出
された粗輪郭ベクトルループ群は、図5に示すようなデ
ータ形式でアウトライン抽出部2より出力される。
【0017】図5に示されたデータは、画像中より抽出
された総粗輪郭ループ数aと、第1輪郭ループから第a
輪郭ループまでの各粗輪郭ループデータ群からなり、各
粗輪郭ループデータは、粗輪郭ループ内に存在する輪郭
辺ベクトルの始点の総数(輪郭辺ベクトルの総数とも考
えることができる)と、ループを構成している順番に並
んだ各輪郭辺ベクトルの始点座標(x座標値、y座標
値)の値(水平ベクトルの始点及び垂直ベクトルの始点
が交互に並ぶ)の列より構成されている。
【0018】ベクトルデータ作成部3は、アウトライン
抽出部2より出力される粗輪郭ベクトルデータを入力と
し、輪郭を表現するベクトルの座標値から終点座標と始
点座標の差分値をとり、その値を可変長で表現してアウ
トラインベクトルデータを作成する。図6はベクトルデ
ータ作成部を実現するハードウエア構成例を示す。図に
おいて、CPU61は、ROM62とI/Oポート63
とRAM64とバス65で接続されている。本構成中、
アウトライン抽出部2の出力は、図5に示すデータ形式
でRAM64に格納されている。CPU61は図7のフ
ローチャートで示される手順で動作し、ベクトルデータ
作成の処理を実行する。
【0019】ベクトルデータ作成処理を図7を用いて説
明する。ステップS1では、図5で示されるデータ形式
で注目輪郭線の第1番目の点の座標を開始点として、固
定長の開始点座標値データを作成し、RAM64に書き
込む。開始点座標値データは図8に示す様に32ビット
の固定長のデータであり、最上位の第32ビットと第1
6ビットは使用せず、第17ビットから第31ビットま
での15ビットがx座標、第1ビットから第15ビット
までの同じく15ビットがy座標である。従って座標値
(x,y)は15ビットの符号なし整数で表わされるこ
とになる。
【0020】ステップS2では、注目ベクトルの終点座
標値から始点座標値を引いてx,yそれぞれの座標差分
値を作る。
【0021】ステップS3では座標差分値に対してデー
タを作成する。通常の座標表現も座標原点からの差分で
あると考えれば、互いに隣接する点の座標の差分は通常
の座標表現よりも小さな値となることは容易に理解でき
る。そのため、差分による座標表現は差分値の桁数に応
じた可変長データとして扱う。
【0022】図9に座標差分値のデータを格納するため
のデータパケットを示す。4ビット長のパケット91は
下位3ビットを差分値に使用し、8ビット長のパケット
92は下位6ビットを差分値に使用し、16ビット長の
パケット93は下位13ビットを差分値に使用する。4
ビット長パケット91の最上位ビット、8ビット長パケ
ット92の上位2ビット、16ビット長パケット93の
上位3ビットはそれぞれ各パケットサイズを示す部分
で、復号する際にはパケットサイズを表す上位ビットか
ら一意にパケットサイズを決定することができる。座標
差分値に対してデータパケットのサイズを決定するが、
各パケットサイズで表現できる数は、4ビット長で8種
類、8ビット長で64種類、16ビット長で8192種
類であるので、図10に示す様に用いるパケットを決定
する。図10は図7のステップS3を詳しくしたフロー
チャートである。
【0023】図10において、座標差分値が−4以上3
以下(以降−4〜3と表記)の時には(S101)、4
ビット長パケット91を作成し(S102)、4〜35
または−36〜−5の時は(S103)、8ビット長パ
ケット92を作成し(S104)、36〜4131また
は−4132〜−37の時には(S105)、16ビッ
ト長パケット93を作成する(S106)。作成したパ
ケットはRAM64に書き込む。パケットに入り切らな
い場合には、エラーとして処理する(S107)。以上
でステップS3における座標差分値の算出を終える。
【0024】ステップS4では注目するベクトルを1つ
進め、ステップS5で輪郭線内のベクトルが終了したか
判定して、終了していなければステップS2からステッ
プS4までを繰り返し、座標差分値データをベクトルご
とに作成する。
【0025】また、ひとつの輪郭について終了したなら
ば、ステップS6では新たな輪郭線に処理を進め、ステ
ップS7ですべての輪郭線について終了したかテストす
る。終了してなければ新たな輪郭線についてステップS
1からステップS6までの処理を繰り返す。
【0026】こうして座標差分値により表現された輪郭
ベクトルが作成されるが、このデータは例えば図5のテ
ーブルと同じく、各輪郭ごとの座標の羅列として格納し
ておけば良い。この場合、各輪郭の開始点は通常の座標
値で表現し、開始点以降を座標差分値で表現したテーブ
ルとなる。
【0027】アウトライン平滑・変倍部4も、図6の構
成におけるCPU61により図11の手順を実行するこ
とで実現できる。図11にアウトライン平滑・変倍処理
の手順を示す。
【0028】ステップS11では、ベクトルデータ作成
部3によって出力されたベクトルデータを入力として取
り込む。
【0029】ステップS12では、各ベクトルごとに、
注目ベクトルとその前後のベクトルの向きと長さの組み
合わせによって場合分けをし、それぞれのパターンに応
じて注目ベクトルに対して第1平滑化後の輪郭点を定義
する。この輪郭点は、角にあたる輪郭点であり、後段の
第2平滑化では平滑化されない角点と、それ以外の代表
点からなる。第1平滑化処理のパターンは以下の3種類
に分けて考えることができる。
【0030】原画中のノイズの除去 シャープな角の保存 緩やかな斜線の平滑化 画像の拡大,縮小処理はこれらの処理と共に行う。
【0031】ステップS13では、各輪郭ループ上の角
点を除く代表点ごとに、注目点及びその前後の各座標値
から加重平均を算出し、その結果得られる座標値を注目
点に対する第2の平滑化後の輪郭点とする。角点に対し
ては、角点の座標とそのものをもって第2の平滑化後の
輪郭点座標値とする。加重平均に用いられる重み係数
は、現状では注目点の前後の点にはそれぞれ1/4を、
注目点には1/2を用いている。第2平滑化の処理例を
図12に示す。図12において、平滑化前の輪郭の座標
がPi で表されている。点Pi の座標のx,y各成分に
ついて、 Qi =1/4Pi-1 +1/2Pi +1/4Pi+1 なる点Qi を求め、それらの点で構成された輪郭が第2
平滑化後の輪郭線である。
【0032】ステップS14では平滑化されたベクトル
データを出力し、平滑・変倍処理を終了する。
【0033】2値画像画生部5は、例えばI/Oを介し
て転送された第二平滑化済の輪郭データを元に、その輪
郭データにより表現されるベクトル図形で囲まれる領域
を塗りつぶして生成される2値画像をラスタ走査型式で
出力する。出力されたラスタ走査型式データは、ビデオ
プリンタなどの2値画像出力部6により可視化される。
【0034】なお、アウトライン平滑・変倍部4では、
ベクトルデータ作成部3により出力される輪郭開始点座
標値とアウトラインベクトルの座標差分値とから、順次
必要な座標値を求める処理を実行し、通常の座標表現に
戻してから平滑・変倍処理を行う。この座標差分値によ
る表現を通常の座標表現に戻す処理のブロック図を図1
3に示す。
【0035】ベクトルデータ作成部3の出力は入力部1
31に入力され、輪郭開始点座標値132はラッチ13
5に、座標差分値133はラッチ134に保持される。
ラッチ135とラッチ134の値は加算器136によっ
て加算され、座標値が出力部137により出力されると
ともに、ラッチ135の値も加算器で得られた値に更新
される。この場合、差分値133の初期値として0を用
いれば、開始点は座標値132がそのまま出力される。
こうして出力された座標値がアウトライン平滑・変倍部
4の入力となる。もちろん、この処理は、図6の構成に
おいてCPU61がプログラムを実行することで実現す
ることもできる。
【0036】2値画像再生部5においては、アウトライ
ンベクトルを輪郭線としてその一方の側を黒く塗りつぶ
した画像をラスタ型式のデータに変換するが、そのため
には注目ベクトルとその直前ベクトル、直後ベクトルの
3つのベクトルが必要である。図14にはアウトライン
を構成するベクトルの一部を示す。この図からわかる様
に、連続する3つのベクトルを用いる2値画像再生部5
ではP1〜P4の4つの座標が必要であるので、2値画
像再生部5には4つの座標を保持しておくための図示し
ないレジスタを用いて動作する様に構成する。これらの
4つのレジスタは、注目ベクトルに対する処理が終了す
るごとに4つの中で最も以前に入力された座標値を消去
し、同時に、逐次入力される新座標値を格納して順次注
目ベクトルを更新ながら用いる。この2値画像再生部5
による処理は既知の手順で良い。2値画像再生部5で得
られたラスタデータを基に、2値画像出力部6は、CR
T等への表示出力あるいはプリンタ装置等による印刷出
力を行う。
【0037】以上説明したように、本実施例の画像処理
装置によれば、画像を読み込んで得た輪郭を表すアウト
ラインベクトルデータを、通常の座標表現よりも圧縮し
た形式で表現しているため、それを格納するためには容
量の小さなメモリですむ。
【0038】なお、本実施例をファクシミリに応用した
場合の構成図を図22・23・24に示す。
【0039】図22は本実施例を受信側のファクシミリ
に応用した構成図であり、MH符号などで送信された符
号を復号して入力2値画像データを作成し、そのデータ
についてアウトライン処理を行う。アウトライン処理部
で再生成された2値画像は記録装置によって紙などに出
力されたり、図示しない表示装置によってディスプレイ
などに表示されたりする。
【0040】図23は本実施例を送信側のファクシミリ
に応用した構成図である。スキャナなどで入力された画
像信号を2値化して入力画像データを作成し、そのデー
タに対してアウトライン処理を行う。アウトライン処理
部で再生成された2値画像は画像メモリに蓄えられ、符
号器によってMH符号などの符号に変換されて送信され
る。
【0041】図24は本実施例の送信・受信両方の入力
画像に対して応用した場合の構成図である。前記の2例
を組み合わせたものであるが、送受信制御回路によって
セレクタが制御され、送信・受信によってアウトライン
処理部の入力元・出力先を決定する。ここで、特に2値
画像獲得手段として読み取り部を選択し、2値画像出力
手段を記録装置として構成(あるいは選択)することも
可能であり、この場合は変倍機構を有するデジタル複写
機(あるいはコピーモード)の実現が可能である。
【0042】
【実施例2】前記実施例の説明においてベクトルデータ
作成手段では座標のx,y両成分の差分値を使用した
が、粗輪郭ベクトルは水平または垂直のベクトルのみか
ら構成されるので、座標値の変化する成分だけの座標を
もってベクトルデータとしてよい。しかし、この場合に
は、平滑処理でx,yそれぞれのベクトルデータを作成
する必要がある。
【0043】
【実施例3】前記実施例の説明において、ベクトルデー
タは数種類のパケットサイズを示す値を内包する方式で
あったが、パケットサイズが変更される場合に次のパケ
ットサイズを示すマーカを挿入する方式にしてもよい。
この場合、図7のステップS3で使用されるデータパケ
ットは、図15に示す様に4ビット長パケット151、
8ビット長パケット152、16ビット長153の3種
のデータパケットと、次のデータのパケットサイズが異
なる場合にそのパケットの前に挿入される4ビット長の
マーカ154とから構成される。各データパケットの最
上位ビットは差分値データとマーカを区別するフラグと
して使用され、それ以外の部分をデータとして使用でき
る。
【0044】図16にはこの時の差分値データ作成の処
理示す。差分値に応じてパケットサイズが決定されデー
タが作成されるが、前のデータのパケットサイズと異な
るサイズのパケットを使用する場合には使用するパケッ
トサイズを指示するマーカが作成される。
【0045】図16において、座標差分値が−4以上3
以下(−4〜3と表記する)の時には(S161)、直
前に作成したデータパケットが4ビット長パケット15
1であったかテストし(S162)、そうでなければ次
のパケットサイズを4ビット長と指定するマーカ154
を作成する(S163)。その後4ビット長パケット1
51を作成する(S164)。
【0046】座標差分値が4〜35または−36〜−5
の時は(S165)、直前に作成したデータパケットが
8ビット長パケット152であったかテストし(S16
6)、そうでなければ次のパケットサイズを8ビット長
と指定するマーカ154を作成する(S167)。その
後8ビット長パケット152を作成する(S168)。
【0047】座標差分値が36〜4131または−41
32〜−37の時には(S169)、直前に作成したデ
ータパケットが16ビット長パケット153であったか
テストし(S170)、そうでなければ次のパケットサ
イズを16ビット長と指定するマーカ154を作成する
(S171)。その後16ビット長パケット153を作
成する(S172)。作成したパケットはRAM64に
書き込む。差分値がパケットに入り切らない場合には、
エラーとして処理する(S173)。
【0048】
【実施例4】前記実施例の説明のベクトルデータ作成部
3で、座標差分値をベクトルデータにする時のアウトラ
インベクトルの差分値の分布からハフマン符号を割り当
て、ハフマン符号化してそれをベクトルデータとしても
よい。この場合、図7のステップS3による差分値デー
タ作成は、図17に示すような構成の下で行われる。ア
ウトラインベクトルのすべての差分値データ171から
ハフマン符号作成部172でハフマン符号表173を作
成し、この符号表173を用いてハフマン符号器175
で各アウトラインベクトルの座標差分値を符号化し、ベ
クトルデータ176を出力する。
【0049】
【実施例5】前記実施例4ではアウトラインベクトルの
差分値の分布からハフマン符号を割り当てたが、あらか
じめ用意されたハフマン符号表を用いて符号化してもよ
い。この場合の図7のステップS3による差分値データ
作成処理は図18に示すような構成で行われる。ハフマ
ン符号器182はあらかじめ内部にハフマン符号表(複
数あってもよい)をもち、各アウトラインの差分値18
1にハフマン符号を割り当て符号化しベクトルデータ1
83を出力する。
【0050】
【実施例6】前記実施例の説明において、ベクトルデー
タをアウトラインベクトルの座標値の差分値から作成し
たが、座標値そのものを可変長のデータ形態とするベク
トルデータとして扱ってもよい。この場合図7のベクト
ルデータ作成処理を図19の様に変更する。
【0051】ステップS21の処理において作成される
データ形式は可変長のデータであり、実施例1〜実施例
5に記述した方法を各ベクトルの座標値に対して適用す
ればよい。各ベクトルの座標値は、その桁数に合わせて
その表現に必要な最短のパケットに合わせて格納され
る。用いるパケットは図9あるいは図15で説明したパ
ケットでよい。ステップS22〜S25は、図7のステ
ップS4〜S7と同じ内容の処理である。
【0052】
【実施例7】輪郭ベクトルデータをアウトラインベクト
ルの座標値の2階差分値を可変長のデータ形態とするベ
クトルデータとして扱ってもよい。この場合、図7の実
施例のベクトルデータ作成処理を図20の様に変更す
る。ベクトルデータ作成処理によって出力される2階差
分値データ作成には輪郭開始点座標値と輪郭線第1ベク
トル差分値が必要となるので、これらのデータを図20
のステップS31及びS33で作成する。ステップS3
1の処理におけるデータ形態としては実施例の図7のス
テップS1と同様にするか、実施例6と同様にしてもよ
い。ステップS33の処理におけるデータ形態としては
実施例1〜実施例5のいずれかの手法も適用可能であ
る。ステップS35の処理のおけるデータ形態としては
実施例1〜実施例5に記述した方法を各ベクトルの座標
値の2階差分値に対して適用すればよい。
【0053】まず、ステップS31〜S33は、図7の
フローチャートのステップS1〜S3と同じ内容の処理
で良い。ステップS34において、作成した差分値の更
に差分値を計算する。ステップS35では、開始点と最
初の座標差分値と、それ以降作成された2階差分値とを
メモリに格納し、2階差分値で表現されたベクトルデー
タを作成する。2階差分値に対してもその値に応じたデ
ータパケットを用意し、データを縮小することができ
る。データがどの程度小さくなるかは元の画像データに
依存するが、連続する輪郭ベクトルの2階差分が小さけ
れば、すなわち滑らかな輪郭の画像に対してはデータを
縮小する効果が期待できる。ステップS36〜S39は
図7のステップS4〜S7と同様の処理である。
【0054】
【実施例8】実施例1では、アウトライン抽出部2によ
って抽出された粗輪郭データを、図6のRAM64に出
力後にベクトルデータ作成部3への入力としていたが、
これをメモリを介してデータのやり取りをするのではな
く、図21に示す様にアウトライン抽出部1とベクトル
データ作成部3とは、I/O間の通信によって逐次デー
タのやり取りを行ってもよい。即ち、ベクトルデータ作
成部3は図5に示した形式のデータ全部が揃ってから入
力するのみでなく、画像中の総輪郭数a、第1番目の輪
郭線中の総点b、第1番目の点のx座標、第1番目の点
のy座標・…といった順にI/Oを介してアウトライン
抽出部2から処理済のデータをそのつど受け取り、受け
取った点の座標値を用いて、後続の輪郭点座標を受け取
るのと並行してベクトルデータの作成を進めている様に
構成してもよい。
【0055】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の画像処理方
法及びその装置は、画像のアウトラインベクトルデータ
を保持するのに必要なメモリ容量を小さくすることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のディジタル2値画像処理装置の構成を
示す図である。
【図2】ラスター走査型の2値画像からアウトラインを
抽出する様態を説明する図である。
【図3】ラスター走査型の2値画像からアウトラインを
抽出する様態を説明する図である。
【図4】ラスター走査型の2値画像からアウトラインを
抽出する様態を説明する図である。
【図5】アウトライン抽出部より出力されるアウトライ
ンデータである。
【図6】ベクトルデータ作成部のブロック構成図であ
る。
【図7】ベクトルデータ作成処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【図8】輪郭線開始点のデータ形態を示す図である。
【図9】ベクトルデータ形態を示す図である。
【図10】差分値データ作成処理のフローチャートであ
る。
【図11】アウトライン平滑・変倍処理の概略を示すフ
ローチャートである。
【図12】第二平滑化を説明する図である。
【図13】ベクトルデータから座標値を得る処理のブロ
ック図である。
【図14】アウトラインベクトルの一部分を示す図であ
る。
【図15】第3の実施例でのデータ形態を示す図であ
る。
【図16】第3の実施例での差分値作成処理のフローチ
ャートである。
【図17】第4の実施例でのベクトルデータ作成処理の
ブロック図である。
【図18】第5の実施例でのベクトルデータ作成処理の
ブロック図である。
【図19】第6の実施例でのベクトルデータ作成処理の
フローチャートである。
【図20】第7の実施例でのベクトルデータ作成処理の
フローチャートである。
【図21】第8の実施例でのアウトライン抽出部とアウ
トライン平滑・変倍部のインタフェースを示す図であ
る。
【図22】実施例の画像処理装置を応用したファクシミ
リ装置のブロック図である。
【図23】実施例の画像処理装置を応用したファクシミ
リ装置のブロック図である。
【図24】実施例の画像処理装置を応用したファクシミ
リ装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…2値画像獲得部、 2…アウトライン抽出部、 3…ベクトルデータ作成部、 4…アウトライン平滑・変倍部、 5…2値画像再生部、 6…2値画像出力部、 61…CPU、 64…RAM、 63…I/O、 91…4ビット長データパケット、 92…8ビット長データパケット、 93…16ビット長データパケットである。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データにおける注目画素とその近傍
    画素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを検
    出し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの輪
    郭を形成する輪郭ベクトルを抽出する工程と、 前記輪郭ベクトルを可変長データに変換して表現する変
    換工程と、 前記可変長データをメモリに格納する格納工程と、を備
    えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記変換工程は、前記輪郭ベクトル各々
    の始点座標の値を、該値に応じて前記格納工程により格
    納する桁数を決定し、該桁数により表現することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記変換工程は、前記輪郭ベクトルのう
    ち連続するベクトルの始点座標の差分値を算出し、該差
    分値に応じて前記格納工程により格納する桁数を決定
    し、該桁数により表現することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記変換工程は、前記輪郭ベクトルのう
    ち連続するベクトルの始点座標の2階差分値を算出し、
    該2階差分値に応じて前記格納工程により格納する桁数
    を決定し、該桁数により表現することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記変換工程は、前記輪郭ベクトルのう
    ち連続するベクトルの始点座標の差分値を算出し、該差
    分値の分布に応じてハフマン符号を割り当て、差分値に
    応じたハフマン符号に変換することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記変換工程は、前記輪郭ベクトルのう
    ち連続するベクトルの始点座標の値を、該値の分布に応
    じてハフマン符号を割り当て、座標値に応じてハフマン
    符号に変換することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記変換工程は、前記輪郭ベクトルのう
    ち連続するベクトルの始点座標の2階差分値を算出し、
    該2階差分値の分布に応じてハフマン符号を割り当て、
    2階差分値に応じてハフマン符号に変換することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 画像データにおける注目画素とその近傍
    画素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを検
    出し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの輪
    郭を形成する、始点座標と終点座標とで表現した輪郭ベ
    クトルを抽出する工程と、 前記輪郭ベクトルにおける注目ベクトルの始点座標と該
    注目ベクトルに連続するベクトルの始点座標との差分を
    算出する工程と、 前記差分の値に応じて前記差分を可変長データに変換す
    る変換工程と、 前記可変長データを格納する格納工程と、を備えること
    を特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記変換工程は、前記差分値の分布に応
    じてハフマン符号を割り当て、前記差分値に応じたハフ
    マン符号に変換することを特徴とする請求項8記載の画
    像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記変換工程は、前記差分値に応じて
    前記格納工程により格納する桁数を決定し、該桁数によ
    り表現することを特徴とする請求項8記載の画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 画像データにおける注目画素とその近
    傍画素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを
    検出し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの
    輪郭を形成する輪郭ベクトルを抽出する手段と、 前記輪郭ベクトルを可変長データに変換して表現する変
    換手段と、 前記可変長データを格納する格納手段と、を備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記変換手段は、前記輪郭ベクトル各
    々の始点座標の値を、該値に応じて前記格納手段により
    格納する桁数を決定し、該桁数により表現することを特
    徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記変換手段は、前記輪郭ベクトルの
    うち連続するベクトルの始点座標の差分値を算出し、該
    差分値に応じて前記格納手段により格納する桁数を決定
    し、該桁数により表現することを特徴とする請求項11
    記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記変換手段は、前記輪郭ベクトルの
    うち連続するベクトルの始点座標の2階差分値を算出
    し、該2階差分値に応じて前記格納手段により格納する
    桁数を決定し、該桁数により表現することを特徴とする
    請求項11記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記変換手段は、前記輪郭ベクトルの
    うち連続するベクトルの始点座標の差分値を算出し、該
    差分値の分布に応じてハフマン符号を割り当て、差分値
    に応じたハフマン符号に変換することを特徴とする請求
    項11記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記変換手段は、前記輪郭ベクトルの
    うち連続するベクトルの始点座標の値を、該値の分布に
    応じてハフマン符号を割り当て、座標値に応じたハフマ
    ン符号に変換することを特徴とする請求項11記載の画
    像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記変換手段は、前記輪郭ベクトルの
    うち連続するベクトルの始点座標の2階差分値を算出
    し、該2階差分値の分布に応じてハフマン符号を割り当
    て、2階差分値に応じたハフマン符号に変換することを
    特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 画像データにおける注目画素とその近
    傍画素をラスタ走査順に取り出して画素配列ベクトルを
    検出し、該画素配列ベクトルを基に、前記画像データの
    輪郭を形成する、始点座標と終点座標とで表現した輪郭
    ベクトルを抽出する手段と、 前記輪郭ベクトルにおける注目ベクトルの始点座標と該
    注目ベクトルに連続するベクトルの始点座標との差分を
    算出する手段と、 前記差分の値に応じて前記差分を可変長データに変換す
    る変換手段と、 前記可変長データを格納する格納手段と、を備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記変換手段は、前記差分値の分布に
    応じてハフマン符号を割り当て、前記差分値に応じたハ
    フマン符号に変換することを特徴とする請求項18記載
    の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記変換手段は、前記差分値に応じて
    前記格納手段により格納する桁数を決定し、該桁数によ
    り表現することを特徴とする請求項18記載の画像処理
    装置。
  21. 【請求項21】 前記差分データに基づいて、前記輪郭
    ベクトルを始点座標と終点座標とによる表現に戻す手段
    を更に備えることを特徴とする請求項18乃至20記載
    の画像処理装置。
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US08/475,451 US5757961A (en) 1992-06-11 1995-06-07 Image processing method and apparatus for obtaining a zoom image using contour information of a binary image

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