JP2773264B2 - 画像入力処理装置 - Google Patents

画像入力処理装置

Info

Publication number
JP2773264B2
JP2773264B2 JP17882789A JP17882789A JP2773264B2 JP 2773264 B2 JP2773264 B2 JP 2773264B2 JP 17882789 A JP17882789 A JP 17882789A JP 17882789 A JP17882789 A JP 17882789A JP 2773264 B2 JP2773264 B2 JP 2773264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
input
data
processing
contour
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17882789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0342782A (ja
Inventor
稔 山中
啓介 後藤
泰三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP17882789A priority Critical patent/JP2773264B2/ja
Publication of JPH0342782A publication Critical patent/JPH0342782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2773264B2 publication Critical patent/JP2773264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、画像処理装置に係り、特に画像の加工,編
集のための画像入力処理装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、輪郭検出装置によって画像情報を輪郭ベク
トル及びランレングスベクトルとして処理する画像処理
装置において、 ランレングスベクトル情報で加工,編集した画像をス
キャニングデータに変換して輪郭検出装置に切換入力で
きるようにすることにより、 画像メモリを不要にしながら加工,編集を容易にした
ものである。
C.従来の技術 文字や図形等のパターンを処理する場合、例えば、書
類や図面等の被写体をイメージスキャナ等の入力装置で
操作して得られる黒と白の2値画像データ(入力パター
ン)に変換し、この2値画像データから対象物の輪郭画
素を抽出し、情報圧縮処理や対象物の認識処理を行って
いる。
このうち、2値画像データから対象物の輪郭画素を抽
出するための従来方式は、第3図に示すような動作を示
す。これは以下のような処理の流れで記述できる。
まず、2値画像データをすべて、専用画像メモリMに
記憶する。
次に、このメモリMから検出対象となるTの輪郭の始
点となる点、例えば、点Piを探す。
この点Piに隣接する点を順次追跡抽出して対象物Tの
輪郭画素を抽出する。
このように、従来の輪郭画素抽出方式においては、1
画面分の2値画像データを記憶するための専用メモリを
必要とする。これは、入力する書類や図面のサイズが大
きくなればなるほど、また、高解像度にするほどメモリ
が大容量になる欠点を有する。
ハードウェア構成の点からいえば、画像メモリは入力
画像の縦横サイズに比例して大きくなるため、場合によ
ってはメモリボードの追加を考慮した構成が必要とな
る。例えば、A0サイズを対象とする画像メモリは、A4サ
イズの画像メモリに比べて、16倍もの容量を必要として
おり、A4サイズのメモリボードが1枚で構成されるとき
でもA0サイズは16枚も必要である。
次に、処理時間にも大きな影響がある。従来の方式で
は、画像メモリに1画面分が記憶されるまでの待ち時間
が必要であり、又、輪郭を抽出するためには、逐次追跡
をソフトウェアで行う必要があり、これらも対象の画像
のサイズや解像度に比例して、処理時間に影響を与える
ことになる。
以上をまとめると、従来の輪郭抽出方式では、単に画
像サイズを大きくしたり、解像度を高くするだけで、ハ
ードウェア構成,処理時間等に影響する欠点があり、さ
らには、製品外観や価格などにも影響を及ぼす要因とな
っていた。
上述の問題点を解消する輪郭検出装置として、被写体
の2値画像データを2画素×2画素単位にラスタスキャ
ンで取り出し、画素間の接続関係から画素データの輪郭
要素を系列化した圧縮データとして作成するものを本出
願人は既に提案している(例えば特願昭62−60744号、
特願昭62−161945号)。
この輪郭検出装置は、被写体を第4図に示すようにラ
スタスキャンして得られる黒白の2値化画素データ列と
してラインメモリに1ライン分だけ記憶更新し、ライン
メモリの連続する2ビット画素と、次のラインの2値化
画素入力データ列の同じX軸走査位置の2ビット画素と
の2×2画素単位について前後左右斜方向の黒白ビット
の組み合わせから輪郭ベクトルを抽出する。
従って、1画面分の画像メモリを用意することなく、
1ライン分の画素メモリによって輪郭の抽出を可能とす
る。また、1ラインのスキャニング時間を単位として処
理を行うため、1画面の入力時間とほぼ等しい高速処理
を可能にする。さらに、輪郭画素間の接続情報も同時に
求めることができ、情報圧縮等の処理を迅速,容易にす
る。
D.発明が解決しようとする課題 従来のラスタスキャン方式の輪郭検出装置において、
原画像に対して部分的あるいは全体的な加工さらに複数
画像から合成画像を得る編集を必要とする場合がある。
例えば、対話的にしか排除できない雑音の除去処理や複
数の図面を画像上で切り貼りして1つの図面として合成
する処理、さらには画像メモリになる光ディスク装置等
から画像データを引用する機能が要望される。
上述のような画像の加工,編集処理には、スキャナ等
による入力画像を原画像として一旦画像メモリに保存
し、この画像メモリの記憶画像データでの加工,編集を
行った後にラスタスキャンデータとして輪郭検出装置に
入力しており、加工編集を可能とするには画像メモリを
必要として前述と同様の問題が起きることになる。
本発明の目的は、画像メモリを不要にしながら画像の
加工,編集を容易にした画像入力処理装置を提供するこ
とにある。
E.課題を解決するための手段と作用 本発明は、上記目的を達成するため、画像のスキャニ
ングデータを入力として輪郭ベクトル及びランレングス
ベクトル情報に変換する輪郭検出装置を備えた画像処理
装置において、前記輪郭検出装置にて生成されたランレ
ングスベクトル形式の画像情報を記憶しておく手段と、
前記入力された画像のスキャニングデータと、前記記憶
しておいたランレングスベクトル形式の画像情報から予
め変換することによって得られるスキャニングデータと
を切換えて出力する手段と、前記切換えられたスキャニ
ングデータ出力を前記輪郭検出装置の入力とする手段と
を備え、ランレングスベクトル形式で画像情報を記憶す
ることで該形式での画像の加工,編集を可能とし、この
画像情報をスキャニングデータに変換することで輪郭検
出装置への入力をイメージスキャナ等からの入力と同等
に取り扱えるようにしたものである。
F.実施例 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
画像入力部1はイメージスキャナ等からのラスタスキャ
ンによる2値画像データを取り込み、内部処理を容易に
するデータ変換、例えばシリアルデータをパラレルデー
タに変換する。入力切換部2は画像入力部1と後述の加
工画像出力部との両出力画像データを切り換えて取り込
み、画像出力部3において再びスキャニングデータに変
換して輪郭検出装置4に与え、輪郭検出対象画像データ
として取り扱われる。
輪郭検出装置4は輪郭ベクトル情報に対して情報圧縮
によるランレングスベクトル化機能を備え、入力スキャ
ニングデータから原画像のランレングスベクトル情報を
得る。この輪郭検出装置4は入力画像を加工,編集する
必要のない場合は輪郭ベクトル情報又はランレングスベ
クトル情報をそのまま画像情報として利用し、加工又は
編集する場合にはランレングスベクトル情報にして加
工,編集画像情報として出力する。
デュアルポートメモリ5は、システムバス6又はロー
カルバス7を通してデータの書き込み及び読み出しが可
能にされ、外部記憶装置からの画像情報の記憶及び輪郭
検出装置4から加工,編集対象となるランレングスベク
トル情報をホストCPU8の制御のもとにシステムメモリ9
を介在させて書き込まれ、また書き込まれたデータはロ
ーカルCPU10の制御のもとに画素列データに変換(原画
像のスキャニングデータに変換)されて加工画像出力部
11に書き込まれる。この変換にはローカルメモリ12の変
換プログラムとデータの一時保存によって行われる。ま
た、ローカルCPU10は入力切換部2の切換制御や画像デ
ータの変換,入出力制御を行う。
こうした構成において、輪郭検出装置4には画像入力
部1からのスキャニングデータが取り込まれて輪郭ベク
トルさらにランレングスベクトルに変換され、該データ
の雑音の除去等の加工にはランレングスベクトルとして
デュアルポートメモリ5に取り出し、この画像に対する
加工を施した後、該メモリ5に再書き込みして加工画像
出力部11の経路で輪郭検出装置4に戻される。また、複
数画像の切り貼りには輪郭検出装置4のランレングスベ
クトルから切り出した情報をメモリ5、出力部11を経て
画像入力部1からの情報と間欠的に切り換えて輪郭検出
装置4に与えることで実現される。また、輪郭検出装置
4に保存される画像のみで切り貼りを行うにはメモリ5
に対する書き込みを調整することで実現される。さら
に、光ディスク装置等の外部記憶装置に記憶する画像を
加工,編集するにはシステムバス6を通した画像情報を
メモリ5に書き込んで加工,編集するか、又は画像入力
部1からスキャニングデータとして入力することで実現
される。
これら各処理は、輪郭検出装置4がランレングスベク
トル情報の生成機能を有し、この情報をデュアルポート
メモリ5に書き込み、加工画像出力部11を通して入力切
換部2でスキャニングデータとして切換入力可能にした
ことで実現されるものである。そして、画像メモリを不
要にしてランレングスベクトル情報という圧縮したデー
タの取り扱いを可能にする。
第2図は本発明の画像入力処理装置を使用した画像処
理システムの構成例を示し、第1図と同じものは同一符
号で示す。同図中、画像入力処理装置13は第1図に破線
ブロックAで示す部分に相当し、画像編集部14はホスト
CPU8に代わって画像の加工,編集処理を行い、この処理
にグラフィックディスプレイ15とマウス16による加工,
編集画像の表示と入力を行う。外部記憶装置17は磁気デ
ィスクや光ディスクにされてインターフェース18を通し
てシステムバス6に結合され、加工編集画像情報の取り
込みが行われる。外部出力インターフェース19は原画像
のほかに加工,編集した画像をXYプロッタ等のハードコ
ピーや画像伝送のための外部出力を得る。
G.発明の効果 以上のとおり本発明によれば、ランレングスベクトル
形式で画像情報を記憶し、この情報をスキャニングデー
タに変換して輪郭検出装置に切換入力できる画像入力回
路としたため、ランレングスベクトル情報で加工,編集
した画像処理になって大容量の画像メモリを不要にする
と共に、加工,編集した画像情報を輪郭検出装置に再入
力するのにスキャニングデータによる切換入力にして加
工,編集を容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
実施例のシステム構成図、第3図は従来の輪郭画素抽出
態様図、第4図はラスタスキャンの態様図である。 1……画像入力部、2……入力切換部、3……画像出力
部、4……輪郭検出装置、5……デュアルポートメモ
リ、6……システムバス、7……ローカルバス、8……
ホストCPU、9……システムメモリ、10……ローカルCP
U、11……加工画像出力部、12……ローカルメモリ、A
……画像入力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−243077(JP,A) 実開 昭63−39767(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/66 330 G06F 15/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像のスキャニングデータを入力として輪
    郭ベクトル及びランレングスベクトル情報に変換する輪
    郭検出装置を備えた画像処理装置において、 前記輪郭検出装置にて生成されたランレングスベクトル
    形式の画像情報を記憶しておく手段と、 前記入力された画像のスキャニングデータと、前記記憶
    しておいたランレングスベクトル形式の画像情報から予
    め変換することによって得られるスキャニングデータと
    を切換えて出力する手段と、 前記切換えられたスキャニングデータ出力を前記輪郭検
    出装置の入力とする手段とを備えたことを特徴とする画
    像入力処理装置。
JP17882789A 1989-07-11 1989-07-11 画像入力処理装置 Expired - Fee Related JP2773264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17882789A JP2773264B2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 画像入力処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17882789A JP2773264B2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 画像入力処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0342782A JPH0342782A (ja) 1991-02-22
JP2773264B2 true JP2773264B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=16055357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17882789A Expired - Fee Related JP2773264B2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 画像入力処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2773264B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0342782A (ja) 1991-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5075895A (en) Method and apparatus for recognizing table area formed in binary image of document
JPH0793559A (ja) 高解像コンピユータ・グラフイツクスの圧縮画像蓄積方法
JP2958584B2 (ja) ノイズ除去方法
EP0410771A2 (en) Image processing apparatus
JPH06203153A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2773264B2 (ja) 画像入力処理装置
JPH0457570A (ja) 画像処理装置
JP2002342710A (ja) 文字切出し装置及びそれに用いる文字切出し方法並びにそのプログラム
JPH041862A (ja) 図形選択方法
JP2993007B2 (ja) 画像領域識別装置
JPH07118002B2 (ja) 画像処理装置
JP2790276B2 (ja) 文字読取装置
JP3064305B2 (ja) ディジタル複写機
JP4309987B2 (ja) ラスタデータの編集方法及び装置
JP3082790B2 (ja) イメージデータ処理装置および文書ファイリングシステム
JP2641432B2 (ja) インタフエース装置
JP3054315B2 (ja) 画像処理方法及びその装置
JP2991735B2 (ja) バッファリング方式
JPH0581428A (ja) 画像処理方法
JP2679098B2 (ja) 輪郭検出画像の符号化処理装置
JPH0696171A (ja) 画像処理装置
JPH08263041A (ja) 文字図形の縁どり方法および装置
JPH0554144A (ja) パターン認識辞書の登録装置
JPH0762859B2 (ja) 文字パターン認識修正装置
JPH07203178A (ja) 画像データ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees