JPH0432779Y2 - - Google Patents

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JPH0432779Y2
JPH0432779Y2 JP1986093649U JP9364986U JPH0432779Y2 JP H0432779 Y2 JPH0432779 Y2 JP H0432779Y2 JP 1986093649 U JP1986093649 U JP 1986093649U JP 9364986 U JP9364986 U JP 9364986U JP H0432779 Y2 JPH0432779 Y2 JP H0432779Y2
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insertion hole
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、IC、モジユール、スイツチ等の電
子部品をプリント基板に取付けるようにした電子
部品の取付装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、プリント基板7に設けた挿入孔8,
26に部品本体2,25を挿入し、その部品本体
2,25のリード線3,23を前記プリント基板
7の導電パターン10に半田付けするようにした
電子部品1,24の取付装置において、前記部品
本体2,25はモールド成形されて側面に成形バ
リ4,28を有しており、前記挿入孔8,26の
内周面8a,26aに少なくとも一対の互いに対
向する係止部9,18,20,27を内方に突出
させて設け、これら一対の係止部9,18,2
0,27間に前記部品本体2,25を嵌め込んで
前記成形バリ4,28を前記係止部9,18,2
0,27に係止させることにより、部品点数及び
作業工数を増加させることなく、部品本体を挿入
孔内にて確実に保持させることができるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来から、電子部品、例えばICをプリント基
板に取付けるには、ICの多数のリード線(足)
に対応させた多数のリード線挿入孔をプリント基
板に設け、これらリード線挿入孔にそれぞれリー
ド線を挿入して、これらリード線をプリント基板
の導電パターンに半田付けする方法が多く採用さ
れている。ところがこの場合、ICのピツチが狭
い多数のリード線に対応してプリント基板の多数
のリード線挿入孔もピツチが狭くなり、プリント
基板の加工が難しい上に、多数のリード線を多数
のリード線挿入孔に挿入する際のICの位置決め
が難しい問題があつた。
このため、プリント基板にICの部品本体を挿
入し得る挿入孔を設け、この挿入孔に部品本体を
上方または下方から挿入して、部品本体から側方
に突出しているリード線をプリント基板の導電パ
ターンに当接させ、これを半田付けするようにし
たものがあつた。ところがこの場合は、部品本体
を挿入孔内で保持することができないので、取付
けの際には、プリント基板に抵抗やコンデンサ等
の他の部品を装着してこれらのデイツプ半田を行
つた後、ICを単独で挿入孔に挿入してこれを手
作業で半田付けしていた。このため、手作業のバ
ラツキによつて半田付け不良が多く発生し易い上
に、作業工数の増加の問題があつた。
そこで、上述した問題を解決することができる
公知例として。実公昭45−27982号公報がある。
この公知例は、部品本体の互いに対向する側面に
シリコンゴム等からなる弾性層を接着等によつて
取付け、プリント基板の挿入孔に部品本体の弾性
層を挿入孔の内周縁に圧着させて、その部品本体
を挿入孔内にて保持させることができるようにし
たものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した公知例では、部品本体
に取付ける弾性層という特別な対策部品が必要で
あり、部品点数が多くなる。さらにこの弾性層を
部品本体に接着等によつて取付けるために、作業
工数が多くなる問題があつた。このため、部品本
体を挿入孔内に保持させることによつて手作業に
よる半田付けから開放されても、逆に別の点から
部品点数及び作業工数が増加してしまう問題があ
つた。
そこで本考案は、部品点数及び作業工数を増加
させることなく、部品本体を挿入孔内にて確実に
保持させることができるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、プリント基板に設けた挿入孔に部品
本体を挿入し、その部品本体のリード線をプリン
ト基板の導電パターンに半田付けするようにした
電子部品の取付装置において、前記部品本体はモ
ールド成形されて側面に成形バリを有しており、
前記挿入孔の内周縁に少なくとも一対の互いに対
向する係止部を内方へ突出させて設け、これら一
対の係止部間に前記部品本体を嵌め込んで前記成
形バリを前記係止部に係止させることによつてそ
の部品本体を前記挿入孔内にて保持させるように
構成したものである。
〔作用〕 本考案は、挿入孔に設けた少なくとも一対の係
止部間に部品本体を嵌め込んで前記成形バリを前
記係止部に係止させることによつて、その部品本
体が挿入孔内にて確実に保持されるので、抵抗や
コンデンサ等の他の部品と同時に通常のデイツプ
半田を行うことができる。それでいて係止部は挿
入孔と同時に形成することができるので、部品本
体に特別な対策部品を取付けることによる部品点
数及び作業工数の増加は全くない。
〔実施例〕
以下、本考案をICの取付装置に適用した実施
例を図面に基づいて説明する。
まず第1図〜第4図において、電子部品である
IC1は、その部品本体2がエポキシ樹脂等の合
成樹脂によつて直方体状にモールド成形されたも
のであり、部品本体2の互いに対向する側面2a
には多数のリード線(足)3がほぼクランク状に
突出させて配設されている。そして部品本体2の
側面2aと、リード線3がない側の互いに対向す
る側面2bとには、部品本体2が金型によつてモ
ールド成形される際に生じるバリ4をそのまま部
品本体2から突出した状態に残存させている。
次に、プリント基板7には部品本体2を挿入し
得るほぼ長方形状の挿入孔8が設けられている。
そしてこの挿入孔8の内周縁8aには一対の互い
に対向する係止部9が内方へ突出させて設けられ
ている。そして第3図に示すように、一対の係止
部9の両端縁9a間の間隔L1は部品本体2の両
側面2b間の間隔L2よりも若干小さく形成され
ている。なお一対の係止部9はプリント基板7に
挿入孔8を打抜き加工等によつて形成する際に同
時に一体に形成される。またプリント基板7の下
面には多数の導電パターン10が設けられてい
る。
次に、上述したプリント基板7にIC1を取付
れる際には、部品本体2を挿入孔8に下方から挿
入して、挿入孔8に設けられた一対の係止部9間
に嵌め込む。すると、第2図及び第3図に示すよ
うに、部品本体2の両側面2bのバリ4が一対の
係止部9の両端縁9aに係止することになるの
で、部品本体2が挿入孔8内で確実に保持される
ことになる。また第3図に示すように、IC1の
ICチツプ12は金属板13上に配置されており、
IC1が製造される際には、連続する金属板13
にICチツプ12が多数配置された状態で多数の
部品本体2がモールド成形され、これら多数の部
品本体2が互いに切離される。そこで金属板13
の切断端部を積極的に部品本体2の両側面2bか
ら突出させて、この切断端部を一対の係止部9の
両端縁9aに係止させるようにしてもよい。なお
第4図に示すように部品本体2を挿入孔8に挿入
させた際、リード線3が導電パターン10に当接
されることによつて、挿入孔8内での部品本体2
の上下方向が位置決めされる。
そして、上述のようにIC1がプリント基板7
に取付けられると共に、抵抗やコンデンサ等の他
の部品15がプリント基板7に装着され、この
後、IC1や他の部品15等が同時に半田デイツ
プされて、導電パターン10へのリード線3の半
田付け16が行われる。この際、部品本体2が挿
入孔8内で確実に保持されているので、他の部品
15の半田デイツプ後にIC1だけを単独で手作
業によつて半田付けする必要はなく、自動機によ
る半田デイツプを簡単に行うことができる。
次に、第5図及び第6図は変形例を示すもので
あつて、第5図ではプリント基板7の挿入孔8の
内周縁8aに前述と同様な一対の係止部18が設
けられているが、これら一対の係止部18の両端
縁18aには三角状の凹凸部19が形成されてい
る。また第6図では一対の係止部20の両端縁2
0aに方形状の凹凸部21が形成されている。こ
れら一対の係止部18,20によれば、その凹凸
部19,21によつて部品本体2の両側面2bの
バリ4との係止抵抗が一段と大きくなり、部品本
体2をより一層確実に挿入孔8内にて保持させる
ことができる。
次に、第7図は応用例を示すものであつて、こ
の応用例では電子部品として多数のリード線23
が四方に配設されているほぼ正方形状のIC24
をプリント基板7に取付けたものである。このプ
リント基板7には部品本体25を挿入し得るほぼ
正方形状の挿入孔26が設けられていて、その挿
入孔26の内周縁26aの四隅に二対の互いに対
向する係止部27が内方へ突出させて設けられて
いる。
そして、プリント基板7にIC24を取付ける
際には、部品本体25を挿入孔26に下方から挿
入して、挿入孔26に設けられたこれら二対の係
止部27間に嵌め込む。すると、部品本体25の
隅部25aに生じているバリ28が各係止部27
のほぼ直角状に形成された凹部27aに係止する
ことになるので、部品本体25が挿入孔26内で
確実に保持されることになる。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
なお本考案は、ICの取付装置に限られること
なく、各種のモジユール、スイツチ等、各種の電
子部品の取付装置に広範囲に適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、プリント基板の挿入孔に設けた少な
くとも一対の係止部間に電子部品の部品本体を嵌
め込んで部品本体の側面の成形バリを係止部に係
止させることによつて、その部品本体を挿入孔内
にて確実に保持させることができる。従つて、プ
リント基板に装着された抵抗やコンデンサ等の他
の部品と同時に電子部品を自動機によつて半田デ
イツプすることが可能になり、電子部品だけを単
独で手作業により後付けする場合に比較して、半
田付け不良を極力少なくすることができると共
に、作業工数の大幅な削減を図ることができる。
しかもそれでいて、プリント基板に挿入孔を打
抜き加工等によつて形成する際に係止部を同時に
形成することができかつ部品本体を特別な形状に
成形する必要がないので、部品本体を挿入孔内に
て保持させるために特別な対策部品を取付ける必
要が全くなくて、部品点数及び作業工数が増加す
る問題は全くない。従つて、作業性を著しく向上
させると共に大幅なコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をICの取付装置に適用した実施
例を示すものであつて、第1図は取付前のプリン
ト基板と電子部品との分解斜視図、第2図は取付
後の平面図、第3図は第2図−線断面図、第
4図は第2図−線断面図、第5図及び第6図
はそれぞれ変形例における係止部の拡大平面図、
第7図は応用例における取付後の平面図である。 なお図面に用いた符号において、1,24……
IC(電子部品)、2,25……部品本体、3,2
3……リード線、7……プリント基板、8,26
……挿入孔、8a,26a……内周縁、9,1
8,20,27……係止部、10……導電パター
ン、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント基板に設けた挿入孔に部品本体を挿入
    し、その部品本体のリード線を前記プリント基板
    の導電パターンに半田付けするようにした電子部
    品の取付装置において、 前記部品本体はモールド成形されて側面に成形
    バリを有しており、 前記挿入孔の内周縁に少なくとも一対の互いに
    対向する係止部を内方に突出させて設け、 これら一対の係止部間に前記部品本体を嵌め込
    んで前記成形バリを前記係止部に係止させること
    によつて前記部品本体を前記挿入孔内にて保持さ
    せるように構成したことを特徴とする電子部品の
    取付装置。
JP1986093649U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0432779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986093649U JPH0432779Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS631377U JPS631377U (ja) 1988-01-07
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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130286612A1 (en) * 2011-01-13 2013-10-31 Panasonic Corporation Mounting structure for circuit component and method for mounting circuit component

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4527982Y1 (ja) * 1967-07-17 1970-10-28
JPS6239089A (ja) * 1985-08-14 1987-02-20 株式会社日立製作所 回路基板

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