JP2886119B2 - 電力用半導体モジュール - Google Patents

電力用半導体モジュール

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JP2886119B2
JP2886119B2 JP27350895A JP27350895A JP2886119B2 JP 2886119 B2 JP2886119 B2 JP 2886119B2 JP 27350895 A JP27350895 A JP 27350895A JP 27350895 A JP27350895 A JP 27350895A JP 2886119 B2 JP2886119 B2 JP 2886119B2
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protrusion
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    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
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    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の電力用半導
体チップを基板上に搭載した電力用半導体モジュールに
関し、特に、入出力端子等の外部引出端子や中間接続端
子等の端子と上記基板との接続の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような電力用半導体モジュール
は、装置の小型、軽量化を図るために様々な用途に応用
されており、例えば、溶接機や充電器、無停電電源装置
等においては、それらの電源部分を構成するインバータ
回路に用いられている。この電力用半導体モジュールと
して、例えば図5に示すようなものがある。
【0003】同図において、1は基板で、この基板1
は、図示していないが、表面にメタライズ等により銅回
路(パターン)が形成されたセラミック等の絶縁層を、
例えば銅や鉄、アルミニウム等の金属製のベース板上に
設けたものである。この基板1上に、詳しくは上記銅回
路上に、トランジスタやダイオード等の種々の電力用半
導体素子、及び抵抗やコンデンサ等の受動素子等のチッ
プ部品2が配置され、更に、これらのチップ部品2の電
極上、或いは上記銅回路上に、外部引出端子や中間接続
端子等の複数の端子3、3、・・・が配置されている。
【0004】なお、上記各チップ部品2や端子3、3、
・・・等の基板1への接続は、基板1の必要箇所にクリ
ーム半田を塗布した後に、上述の如く各チップ部品2及
び端子3、3、・・・等を配置し、これをリフロー炉で
加熱することによって半田付けしている。そして、この
半田付けの後に、同図に点線で示すように、基板1の周
縁及び上方を例えば樹脂製のケースで覆い、このケース
内に所定量のシリコンゲルを注入してこれを加熱硬化
し、更にエポキシ樹脂を充填してこれを加熱硬化するこ
とによって、電力用半導体モジュールを完成させてい
る。なお、基板1の四隅には、取付孔5、5、・・・が
設けられており、上記ケースは、これらの取付孔5、
5、・・・を回避する状態に設けられている。
【0005】ところで、上記複数の端子3、3、・・
は、それらを基板1上に配置する際、その配置位置の位
置決めを確実に行うと共に、配置作業を簡略化させるた
めに、通常、予め数個を1つにまとめてから、即ち一体
化してから基板1上に配置される。そこで、この数個の
端子3、3、・・・を例えば図6に示すように一体化す
るのに、従来、例えば耐熱性樹脂により上記各端子3、
3、・・・をモールド(成型)することが行われてい
た。
【0006】同図に示すように、各端子3、3、・・・
は、長尺状の金属板を概略L字状に折り曲げ加工したも
ので、基板1上に面接触する内部配線接続部31と、こ
の内部配線接続部31と略直角を成して伸延する外部配
線接続部32とで構成されている。そして、各内部配線
接続部31が基板1上の所定位置に配置されるよう並べ
られた状態で、外部配線接続部32の内部配線接続部3
1側寄りの位置において耐熱性樹脂モールド104によ
り互いに強固に結合されており、即ち、各端子3、3、
・・・は、耐熱性樹脂モールド104に強固に固定され
た状態で一体化されている。なお、外部配線接続部31
の内部配線接続部32とは反対側の端部には、この外部
配線接続部31にワイヤケーブルを接続する際に、この
ワイヤケーブルを挿入させるためのケーブル取付孔33
が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、耐熱性樹脂モールド104を成型して各端
子3、3、・・・を固定する際に、耐熱性樹脂モールド
104による各端子3、3、・・・の固定位置に多少な
りともズレ(取付誤差)が生じる。特に、端子3の外部
配線接続部31が伸延する方向(図6における上下方
向)に上記ズレが生じている場合、このズレの生じてい
る端子3、3、・・・を基板1上に配置すると、例えば
図7に誇張して示すように、基板1と十分に接触しない
端子、即ち浮いた端子(同図の右から2番目と4番目の
端子)3、3が現れる。また、上記固定位置のズレが小
さくても、基板1側において各端子3、3、・・・との
接触部分に多少の凹凸がある場合には、上記と同様に浮
いた端子が現れる。
【0008】従って、このままの状態で基板1の半田付
けを行うと、上記浮いた端子3、3については確実な半
田付けが行われずに、半田付け不良(接触不良)を起こ
してしまう。その結果、上記半田付けの不良箇所におい
て発熱が生じ、ひいてはこの発熱によって電力用半導体
モジュール自体を破損してしまうことがあるという問題
がある。この問題は、数多くの半導体素子や受動素子等
のチップ部品2、2、・・・を搭載しているこの電力用
半導体モジュールが高価な部品であるだけに、非常に大
きな問題である。
【0009】そこで、本発明は、基板1に対して各端子
3、3、・・・を確実に接触させるよう構成することに
より、上記のような基板1と各端子3、3、・・・との
半田付け不良を解消することのできる電力用半導体モジ
ュールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、各々略同じ方向に沿って貫通する複数の貫通孔を有
する端子台と、上記各貫通孔毎に各々を貫通する状態に
挿入され一端が基板と接続される複数の端子と、を具備
し、上記各貫通孔及び上記各端子のうち一方は、他方に
対向する表面から該他方に向かって突出する突部を備
え、上記他方は、上記貫通方向に沿って上記突部を間に
挟んだ状態で該突部と嵌合した嵌合部を備え、上記端子
と上記端子台とが上記貫通方向に沿って相対的に若干移
動可能な状態に上記突部と上記嵌合部との間に隙間を設
けたことを特徴とするものである。
【0011】即ち、各端子は、端子台の各貫通孔に挿入
された状態で一体化されている。また、この状態におい
て、突部と嵌合部とが嵌合しているので、各端子は上記
各貫通孔から抜け出ることはない。そして、各端子は、
端子台に対して上記貫通孔の貫通方向(端子の挿入方
向)に沿って若干移動可能とされており、つまりは各端
子毎に基板に対して若干移動可能とされている。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記各端子を金属板で形成し、上記金
属板を、例えば打ち抜き加工や折り曲げ加工等の板金加
工を施すことにより上記突部又は上記嵌合部を該金属
板、即ち各端子と一体に形成したことを特徴とするもの
である。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記他方の上記一方に対向する
表面に、上記貫通方向に沿って上記嵌合部に向かうに従
い上記一方に向かって徐々に傾斜する傾斜面、即ちテー
パを、設けたことを特徴とするものである。
【0014】即ち、端子を貫通孔に挿入して突部と嵌合
部とを嵌合させる際、突部は上記傾斜面に案内されて嵌
合部と嵌合する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る電力用半導体モジュ
ールの実施の形態について、その一例を図1から図4を
参照して説明する。なお、本実施の形態は、上述した従
来技術における各端子3、3、・・・に対し、後述する
打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すと共に、上記従来
技術における耐熱性樹脂モールド104に代えて、後述
する端子台4により上記各端子3、3、・・・を一体化
するものである。そして、この一体化した端子3、3、
・・・を、上記従来技術と同様に、上述の図5に示す如
く基板1上の所定箇所に配置する。これ以外の構成につ
いては、上記従来技術と同様であり、同等部分には同一
符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0016】図1は、上記端子台4によって一体化され
た端子3、3、・・・を基板1上に配置した状態を示す
図である。同図に示す端子台4は、例えば耐熱性樹脂を
成型したもので、略四角柱状の外観形状を有している。
また、この端子台4は、その長さ方向に沿う一側面から
これと対向する側面に上記長さ方向と略直角を成して貫
通する状態に、上記長さ方向に沿って各々所定の間隔を
隔てて複数(本実施の形態においては4つ)の貫通孔4
1、41、・・・を有している。
【0017】そして、上記各貫通孔41、41、・・・
毎に、各端子3、3、・・・が、各々の外部配線接続部
32を貫通させた状態で挿入されている。なお、各端子
3、3、・・・は、各々の外部配線接続部32の一端に
これと略直角を成して形成された内部配線接続部31
を、各々端子台4の一方側(同図の下方側)に位置させ
ると共に、これらの内部配線接続部31、31、・・・
を各々同一方向(同図を記載した紙面の表面側)に向け
て伸延させた状態で各貫通孔41、41、・・・に挿入
されいる。そして、これらの内部配線接続部31、3
1、・・・が、各々基板1上のチップ部品2の電極上、
或いは銅回路上に接続されている。
【0018】また、各端子3の外部配線接続部32に
は、この外部配線接続部32の幅方向における略中央で
かつ内部配線接続部31の近傍に、2つの嵌合爪34、
35が形成されている。これらの嵌合爪34、35の部
分拡大図を、図2に示す。同図に示すように、これらの
嵌合爪34、35は、各々の先端が外部配線接続部32
の長さ方向において互いに間隔dT を隔てて対向してお
り、また、外部配線接続部32の一方の面側、例えば内
部配線接続部31の伸延する側に向かってhT だけ突出
する状態に設けられている。更に、外部配線接続部32
の上記嵌合爪34、35が突出した側の面には、この外
部配線接続部32の長さ方向に沿って上記各嵌合爪3
4、35の先端に向かうに従い上記嵌合爪34、35の
突出方向に向かって徐々に傾斜する状態に、傾斜面3
6、37が形成されている。
【0019】なお、上記嵌合爪34、35、及び傾斜面
36、37を形成するには、まず、外部配線接続部32
を例えば打ち抜き加工することにより、上記嵌合爪3
4、35と成るべく例えば凸状の2つの切り込みを、各
々の先端が外部配線接続部32の長さ方向において互い
に間隔を隔てて対向する状態に形成する。そして、この
打ち抜いた凸状部分を、外部配線接続部32の上記一方
の面側に向けて例えば折り曲げ加工すればよい。なお、
本実施の形態においては、上記凸状の切り込みを例えば
各々の底辺を互いに対向させた左右対称の台形状とし、
この台形の底辺と非平行辺とを切り込む状態に打ち抜き
加工し、これによって、上記折り曲げ加工時における上
記切り込み部分の折り曲げを容易にしている。
【0020】一方、端子台4に設けられている貫通孔4
1、41、・・・は、図3に示すように、各々の開口部
が、各端子3の外部配線接続部32の長さ方向を横切る
方向の断面よりも若干大きい寸法を有する概略角孔とさ
れている。また、各々の貫通孔41の内壁面のうち、上
記外部配線接続部32の嵌合爪34、35が突出した側
に対向する内壁面には、上記嵌合爪34、35の一方、
例えば内部配線接続部31の位置する側と反対側に位置
する嵌合爪34を収納した溝部42が設けられている。
この溝部42は、貫通孔41の一方の開口部、例えば図
1における上方側の開口部から、この貫通孔41の貫通
方向に沿って伸延しているが、他方の開口部(同図にお
ける下方側の開口部)までには達しておらず、これによ
って、この内壁面の上記他方の開口部側には、外部配線
接続部32側に向かって突出する突部43が形成され
る。
【0021】なお、突部43の上記貫通方向に沿う寸法
R は、嵌合爪34、35間の間隔dT よりも若干小さ
い寸法とされている。また、各貫通孔41における上記
外部配線接続部32の厚さ方向の寸法tR は、外部配線
接続部32の厚さ寸法tT とこの外部配線接続部32に
設けられた嵌合爪34、35の高さ寸法hT との和(t
T +hT )よりも小さい寸法とされている。
【0022】即ち、上記2つの嵌合爪34、35は、突
部43を間に挟んだ状態でこの突部43と嵌合してい
る。従って、この嵌合状態においては、各端子3、3、
・・・は、図4に示すように、各々の外部配線接続部3
2、32、・・・を端子台4の各貫通孔41、41、・
・・に挿入させた状態で、これらの貫通孔41、41、
・・・から抜け出ないように一体化されている。
【0023】また、上記各嵌合爪34、35と突部43
とが嵌合している状態においては、各貫通孔41の貫通
方向における上記嵌合爪34、35と突部43との間に
は、〔dT −dR 〕の隙間が形成されている。従って、
各外部配線接続部32(端子3)は、端子台4に対し
て、各貫通孔41の貫通方向に沿って上記隙間分の寸法
〔dT −dR 〕だけ相対的に移動可能であり、即ち、基
板1上の高さ方向に対して、上記隙間分の寸法〔dT
R 〕だけ相対的に移動可能とされている。
【0024】上記のように、本実施の形態においては、
上述した従来技術とは異なり、上述の耐熱性樹脂モール
ド104等によって各端子3を強固に一体化するような
ことはないので、各端子3の固定位置にズレ(取付誤
差)が生じてしまうようなことはない。また、各端子3
が基板1の高さ方向に対して上記隙間分の寸法〔dT
R 〕だけ移動できるように構成されているので、基板
1側において各端子3(内部配線接続部31)との接触
部分に多少の凹凸がある場合でも、この基板1側の凹凸
を上記各端子3の移動により吸収することができる。従
って、基板1に対して全ての端子3、3、・・・を確実
に接触させることができる、ひいては全ての端子3、
3、・・・について確実な半田付けを行うことができ
る。
【0025】また、上記嵌合爪34、35については、
これを有する端子3を、例えば打ち抜き加工や折り曲げ
加工等の板金加工することにより、上記端子3と一体に
形成しているので、これらを簡単かつ低コストで製造す
ることができる。また、突部42についても、端子台4
を樹脂成型する際に同時に形成することができるので、
上記と同様に、簡単かつ低コストで製造することができ
る。
【0026】更に、各端子3(外部配線接続部32)に
設けられている嵌合爪34、35には、傾斜面36、3
7が形成されているので、図1に示すように、各端子3
を各貫通孔41に挿入して、各々に設けられている嵌合
爪34、35と突部43とを嵌合させる際、特に貫通孔
41内に挿入される嵌合爪34の傾斜面36が、上記両
者の嵌合を案内するように作用する。従って、上記両者
を嵌合させ易いという効果がある。
【0027】なお、本実施の形態においては、端子3の
数を4つとしたが、複数であればこの数に限らない。ま
た、端子3、3、・・・を、例えば外部引出端子とした
が、これに限らず、中間接続端子等の他の端子にも適用
することができる。そして、端子台4については、耐熱
性樹脂に限らず、例えばセラミック等の他の材料により
形成してもよい。
【0028】また、嵌合爪34、35、及び突部43の
形状については、互いに嵌合できるよう構成すれば、上
記各図に示すような形状に限ることはない。そして、突
部43を設ける位置については、貫通孔41内、若しく
は上記各図に示す位置とは反対側の開口部側に設けても
よい。更に、嵌合爪34、35については端子3(外部
配線接続部32)側に設け、突部43については貫通孔
41側に設けたが、これらを各々逆に、即ち嵌合爪3
4、35を貫通孔42側に設け、突部43を端子3側に
設けてもよい。また、嵌合爪34、35及びこれと嵌合
する突部43との組合せについても、各端子3及び貫通
孔42毎に複数組設けてもよい。
【0029】そして、端子3は、上述の板状以外の形状
でもよい。また、端子台4の形状についても、四角柱状
に限らない。
【0030】
【実施例】上記端子3として、幅wT =10mm、厚さ
T =1.0mmの金属板を使用したとき、この端子3
及び上記貫通孔4の各寸法として、例えば次のような値
を適用することにより、上述した各効果を十分に得るこ
とができた。
【0031】即ち、嵌合爪34、35については、その
突出量hT を、hT =0.5mmとする。また、嵌合爪
34、35の各先端の幅xT を、xT =3.0mm、非
切り込み部分(台形の上辺に対応する部分)の幅y
T を、yT =1.0mm、長さzT を、zT =2.0m
mとする。そして、各嵌合爪34、35の各先端間の間
隔dT を、dT =2.0mm乃至2.4mm、例えば
2.4mmとする。
【0032】一方、貫通孔41については、その幅wR
を、wR =〔wT +0.1mm〕乃至〔wT +0.8m
m〕、即ち10.1mm乃至10.8mmとし、例えば
10.2mmとする。また、厚さtR を、tR =〔tT
+0.1mm〕乃至〔tT +0.8mm〕、即ち1.1
mm乃至1.4mmとし、例えば1.2mmとする。ま
た、この貫通孔41の貫通方向に沿う突部43の寸法d
R を、dR =〔dT −0.8mm〕乃至〔dT −0.1
mm〕とし、例えば1.6mmとする。そして、この突
部43の突出量hR を、hR =0.4mmとする。ま
た、溝部42の幅xR を、xR =〔xT +0.1mm〕
乃至〔xT +0.8mm〕、即ち3.1mm乃至3.8
mmとし、例えば3.2mmとする。
【0033】これらの寸法構成により、上記嵌合爪3
4、35と突部43とを確実に嵌合させ、これによって
各端子3、3、・・・を各貫通孔41、41、・・・か
ら抜け出ないよう一体化することができた。また、各端
子3、3、・・・毎に、基板1の高さ方向に対して各々
0.1mm乃至0.8mmだけ移動できるので、基板1
に各端子3、3、・・・を確実に接触させることがで
き、その結果、全ての端子3、3、・・・に対して確実
な半田付けを行うことができた。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、各端
子が、端子台の各貫通孔に挿入された状態で、これらの
貫通孔から抜け出ないように一体化されている。従っ
て、上述したような耐熱性樹脂モールド104によって
各端子3、3、・・・を強固に固定するという従来技術
とは異なり、各端子の固定位置にズレ(取付誤差)が生
じてしまうようなことはない。また、各端子が基板に対
して若干移動できるように構成されているので、基板側
において各端子との接触部分に多少の凹凸がある場合で
も、この基板側の凹凸を上記各端子の移動により吸収す
ることができる。従って、基板に対して全ての端子を確
実に接触させることができるので、全ての端子について
確実な半田付けを行うことができ、即ち、上述の従来技
術において課題としていた半田付け不良を解消すること
ができるという効果がある。
【0035】請求項2に記載の発明においては、金属板
を板金加工することにより、各端子と上記突部又は嵌合
部とを一体形成しているので、これらを簡単かつ低コス
トで製造することができるという効果がある。
【0036】請求項3に記載の発明においては、端子を
貫通孔に挿入して突部と嵌合部とを嵌合させる際、突部
が傾斜面に案内されながら嵌合部と嵌合するので、両者
を嵌合させ易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力用半導体モジュールの実施の
形態の一例において端子を基板上に配置した状態を示す
図で、(a)は、図5におけるD−D断面図、(b)及
び(c)は、各々同図(a)におけるA−A及びB−B
断面図である。
【図2】同実施の形態の一例における端子の嵌合爪部分
を拡大した外観図で、(a)は、正面図、(b)は、側
面図である。
【図3】図1(a)におけるC−C断面図である。
【図4】同実施の形態の一例において端子台により一体
化された端子の外観斜視図である。
【図5】電力用半導体モジュールのケースを取り付ける
前の基板上のチップ部品の配置状態を示す平面図であ
る。
【図6】一体化された端子の従来例を示す外観斜視図で
ある。
【図7】図6に示す従来の一体化された端子を基板上に
配置した状態を示す図で、図5におけるD−D断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板 2 チップ部品 3 端子 4 端子台 31 内部配線接続部 32 外部配線接続部 34、35 嵌合爪 41 貫通孔 43 突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 1/18 H01L 23/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々略同じ方向に沿って貫通する複数の
    貫通孔を有する端子台と、上記各貫通孔毎に各々を貫通
    する状態に挿入され一端が基板と接続される複数の端子
    と、を具備し、上記各貫通孔及び上記各端子のうち一方
    は、他方に対向する表面から該他方に向かって突出する
    突部を備え、上記他方は、上記貫通方向に沿って上記突
    部を間に挟んだ状態で該突部と嵌合した嵌合部を備え、
    上記端子と上記端子台とが上記貫通方向に沿って相対的
    に若干移動可能な状態に上記突部と上記嵌合部との間に
    隙間を設けたことを特徴とする電力用半導体モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電力用半導体モジュー
    ルにおいて、上記各端子を金属板で形成し、上記金属板
    を板金加工することにより上記突部又は上記嵌合部を該
    金属板と一体に形成したことを特徴とする電力用半導体
    モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電力用半導体モ
    ジュールにおいて、上記他方の上記一方に対向する表面
    に、上記貫通方向に沿って上記嵌合部に向かうに従い上
    記一方に向かって徐々に傾斜する傾斜面を、設けたこと
    を特徴とする電力用半導体モジュール。
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