JPH04327293A - シート状あるいはウエブ状のセルロース繊維含有製品の製造方法 - Google Patents

シート状あるいはウエブ状のセルロース繊維含有製品の製造方法

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JPH04327293A
JPH04327293A JP3349726A JP34972691A JPH04327293A JP H04327293 A JPH04327293 A JP H04327293A JP 3349726 A JP3349726 A JP 3349726A JP 34972691 A JP34972691 A JP 34972691A JP H04327293 A JPH04327293 A JP H04327293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩留りおよび脱水を改
良するためにアニオン無機粒子およびカチオン重合体を
使用することによる、セルロース繊維を含有するシート
状あるいはウエブ状の製品、特に紙、を製造する方法に
関する。さらに詳細に述べれば、本発明は、前記製造に
おける歩留りおよび脱水の系としてアニオン無機粒子を
アルミニウムを含有するカチオン炭水化物重合体と組合
わせて使用することに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】紙の
製造において歩留りおよび/または脱水を改良するため
に、カチオン炭水化物重合体、特にカチオンデンプンな
らびにカチオングアールガムと、ベントナイトおよび様
々なタイプのシリカゾルのようなアニオン無機粒子との
組合わせを使用することは公知である。カチオン炭水化
物重合体に対しては、置換度DSがしばしばカチオン電
荷の尺度として与えられる。DSは、カチオン置換基を
有するグルコース単位当りの位置の平均数を与える。市
場ではこれまで比較的低いカチオン性のカチオンデンプ
ンが通常使用されてきた。欧州特許第41056号には
、シリカゾルと組合わせたカチオンデンプンの使用が記
載されており、またPCT特許出願公開公報第WO86
/00100号にはアルミニウム変性のシリカゾルと組
合わせてカチオンデンプンあるいはカチオングアールガ
ムを使用することが記載されている。これらの文献では
共に、カチオンデンプンが0.01ないし0.05の置
換度を有する時に最良の結果が得られることが述べられ
ており、また後者の文献では一般に0.01ないし0.
1の置換度が提示されている。欧州特許出願第2345
13号では、カチオンデンプン、シリカゾルおよび高分
子量のアニオン重合体の使用が記載されており、またこ
の出願では、前記デンプンは0.01ないし0.20の
置換度を有しているということが一般的に述べられてお
り、一方、実施例によれば0.025の置換度を有する
カチオンデンプンが使用される。欧州特許出願第335
575号には、カチオンデンプン(さらなる詳細な説明
はない)、カチオン合成重合体およびベントナイトある
いはコロイドシリカを、製紙における特別な工程で使用
することが提案されている。PCT特許出願公開公報第
WO89/12661号には、スメクタイト型のコロイ
ド粘土、特にヘクトライトおよびベントナイト、と組合
わせたカチオンデンプンの使用が開示されており、さら
にそのカチオンデンプンに対しては、置換度は0.03
超、好適には0.035ないし0.05の範囲内にある
べきことが述べられている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によって、セルロ
ース繊維を含有するシート状あるいはウエブ状の製品の
製造において、アルミニウムを含有するカチオンデンプ
ンあるいはアルミニウムを含有するカチオンガラクトマ
ンナンであるカチオン炭水化物重合体と組合わせてアニ
オン無機粒子を使用する際に、驚くほど良好な歩留りお
よび脱水の結果が得られることが見い出された。
【0004】それ故に本発明は、セルロース含有繊維お
よび任意のフィラーの懸濁液をワイヤー上で成形しかつ
脱水する工程と乾燥する工程とを具備する、前記懸濁液
からセルロース繊維を含有するシート状あるいはウエブ
状の製品を製造する方法であって、アニオン無機粒子と
カチオン炭水化物重合体とを、特許請求の範囲でさらに
規定するように、前記懸濁液に添加する前記方法に関す
る。
【0005】本発明によって使用されるカチオン炭水化
物重合体は、カチオンデンプンあるいはカチオンガラク
トマンナンであって、かつそれは少なくとも0.02の
置換度を有しかつ少なくとも0.01重量%のアルミニ
ウムを含有する。前記カチオン炭水化物重合体は、1.
0までの置換度を有することができる。アルミニウムの
含量は、適切には少なくとも0.02重量%であり、好
適な範囲は0.05ないし5重量%であり、特に好まし
くは0.1ないし1.5である。アルミニウムを含有す
るカチオンデンプンおよびカチオンガラクトマンナンは
既に公知であって、それらの製造方法はそれぞれ欧州特
許出願第303039号および欧州特許出願第3030
40号に開示されている。本発明の方法において使用さ
れる炭水化物重合体がアルミニウムを含有するというこ
とは、アルミニウムが炭水化物重合体の実際の分子の中
に結合されているということを意味する。アルミニウム
がどのように結合されているかは完全には明らかでない
が、1つの理論は、アルミン酸イオンの形でアルミニウ
ムが分子に錯体結合しているということである。カチオ
ン化されたデンプン中の原料デンプンはジャガイモ、小
麦、トウモロコシ、大麦、からす麦、米およびタピオカ
デンプンのような任意のデンプン並びに様々な種類のデ
ンプンの混合物でよい。好適なカチオンガラクトマンナ
ンはカチオングアールガムであり、また、前記カチオン
炭水化物重合体が前記に示したような好適なアルミニウ
ム含量と置換度とを有するカチオンデンプンであること
が特に好ましい。参考として本願に組みいれてある欧州
特許出願第303039号および欧州特許出願第303
040号でそれぞれ開示されている方法によれば、デン
プンおよびガラクトマンナン(例えばグアールガム)は
、微粉砕された疎水性ケイ酸および特にアルミン酸アル
カリでありうるアルカリ性物質の存在の下で、アルキレ
ンエポキシドを含有する窒素によって乾式でカチオン化
される。好適には、欧州特許出願第303039号で開
示されたようなアルミン酸アルカリを使用して製造され
たカチオンデンプンが本方法において使用される。
【0006】本発明の好適な実施態様は、上記のように
アルミニウムを含有し、かつ少なくとも0.07の高い
置換度を有するカチオンデンプンあるいはカチオンガラ
クトマンナンの使用に関する。高カチオン性の前記炭水
化物重合体は、1.0までの置換度を有することが可能
であり、置換度は好適には、0.1ないし0.6の範囲
内である。これらの置換度を有するカチオンデンプンは
特に好適である。高カチオン化アルミニウム含有デンプ
ンによって得られる歩留りと脱水との成果は、アルミニ
ウムを含有しないより低い置換度を有するカチオンデン
プンを、アルミニウム含有の高カチオンデンプンを使用
する場合に相当するカチオン電荷数となる量で使用して
得られる結果よりも、実質的に良好である。その結果は
また、同じ置換度を有するがアルミニウムを含有してい
ないカチオンデンプンに比べても実質的に良好である。
【0007】カチオン炭水化物重合体は、従来通り、水
溶液の形で繊維懸濁液に添加される。グアールガムのよ
うなカチオンガラクトマンナンの水溶液は従来通り冷水
中に溶解して製造する。本発明によって使用されるカチ
オンデンプンの水溶液は、それが約0.07までの比較
的低い置換度を有する時には該デンプンの普通の蒸解に
よって製造することができる。約0.12またはそれ以
上の置換度を有する非常に高度にカチオン化されたデン
プンに対しては、冷水中への溶解をデンプン溶液の製造
に対しても使用することができる。前記デンプンを冷水
中に溶解した時よりも低い用量で最適な効果を与えるこ
とがこれまでに分っているので、蒸解したデンプンを使
用するのが好適である。蒸解は技術的な見地からも、ま
た取扱いに関しても好適である。特に好適な実施態様に
よれば、以下に記載された方法によって製造されたデン
プン溶液が使用される。この方法によれば、カチオン化
デンプンの粒子を冷水と混合し、存在する凝集塊がすべ
て破壊されかつ分離した各粒子が湿潤するようにせん断
力を加え、その後、その混合物を少なくとも約60℃、
好適には少なくとも100℃に加熱し、最大粘度を越え
てしまうまで加熱状態に保っておく。カチオン化デンプ
ンと冷水との混合物は、Gorator(登録商標)型
の装置の中でせん断力を受けるようにするのが適当であ
り、該装置の中では前記混合物に比較的高いせん断力を
付加して、凝集塊の分解と湿潤とを非常に短い時間、約
5分以内、好適には約1分以内で行なうことが可能であ
る。次に上記混合物を直ちに好適には約1分以内に加熱
する。熱処理さえも非常に短時間好適には5分以上続か
ないべきであり、沸騰を防ぐためにジェットクッカー内
において加圧下で行うのが好ましい。この方法は、高カ
チオン化デンプンに対して特に好適である。溶解方法と
は関係なく、得られたカチオンデンプン水溶液は、通常
約0.1ないし約3重量%の範囲内の固体含量まで稀釈
してから繊維懸濁液に添加される。アルミニウム含有デ
ンプン溶液は、2%溶液で測定して4ないし10のpH
、好適には6ないし8のpHを有するものである。
【0008】使用されるアニオン無機粒子は、製紙での
使用が既に公知である。そのようなものの例として、ベ
ントナイトおよびベントナイト型の粘土(クレイ)(例
えばモンモリロナイト、硫酸チタニル、およびシリカを
ベースにした様々な粒子)のような膨潤可能なコロイド
粘土を挙げることができる。ベントナイト並びにシリカ
をベースにした粒子が好適である。アニオン無機粒子は
、水中分散の形でセルロース繊維含有懸濁液に添加され
る。
【0009】欧州特許出願第235893号に開示され
ているようなベントナイトが好適である。ベントナイト
の分散液は、粉末状のベントナイトを水に分散すること
によって好適に製造され、ベントナイトは膨潤して通常
400ないし800m2 /gの範囲内の大きな表面積
となる。繊維懸濁液に添加される分散液中のベントナイ
トの濃度は、通常1ない10重量%の範囲内である。
【0010】本方法で使用することのできるシリカをベ
ースにした粒子、即ちSiO2 をベースにした粒子に
は、コロイドシリカおよびコロイド状アルミニウム変性
シリカもしくはケイ酸アルミニウム並びに様々な型のポ
リケイ酸が含まれる。これらは、セルロース繊維懸濁液
にコロイド分散液、いわゆるゾルの形で添加される。こ
れらの粒子は、それらの体積に比して大きな表面積を有
しているので、コロイド分散液中の粒子は重力によって
沈降することはない。シリカをベースにした適当なゾル
は、前記の欧州特許第41056号およびPCT特許出
願公開公報第WO86/00100号に開示されている
ようなゾルである。これらのゾル中のコロイドシリカは
、好適には50ないし1000m2/g、さらに好適に
は約100ないし1000m2 /gの比表面積を有す
る。この型のゾルは市場でかつ約400ないし600m
2 /gの比表面積を有する粒子を用いて普通に使われ
ており、その平均粒径は通常20nm未満、大抵の場合
約10nm以下1nmまでである。別の1つの好適なシ
リカゾルは、8ないし45%の範囲のS値を有し、75
0ないし1000m2 /gの範囲の比表面積を有する
シリカ粒子を含有するゾルであり、該粒子は表面がアル
ミニウムで2ないし25%の程度まで変性されている。 前記した市販のゾルとは反対に、これらの好適なゾルは
比較的低いS値を有する。S値は凝集体即ちミクロゲル
形成の度合の尺度であって、低いS値はより大きなミク
ロゲル量を示し、さらに分散相中のSiO2 含量の尺
度と見なすこともできる。これらのゾルは、本願で参考
として引用してあるPCT特許出願公開公報第WO91
/07350号に開示されている。低いS値のゾルは、
好適には約3ないし約12重量%のSiO2 含量を有
する通常のアルカリ性水ガラスの稀釈溶液から、それを
約1ないし約4のpHまで酸性にして製造することがで
きる。酸性化して得られる酸性ゾルを次に、好適には水
ガラスを添加して、好適には少なくともpH8まで、最
も好適にはpH8ないし11の範囲内にまで、そして好
適にはSiO2 のM2 Oに対する最終モル比が約2
0:1ないし約75:1の範囲内になるまで、アルカリ
性にする。開示されたようなゾルの製造では、ミクロゲ
ル度は様々な方法で影響を受けうるので、所望の低い値
に調節することができる。ミクロゲル度は酸性ゾルの製
造時点とアルカリ化の時点で、塩の含量、濃度の調整に
よって影響されうるが、それは約5のpHでゾルに対す
る最低安定度を通過する時にミクロゲル度が影響を受け
るからである。それ故に、この通過の時間を延ばすこと
によって、ミクロゲル度を所望する値に調整することが
できる。アルカリ化の時点で乾燥含量、SiO2 含量
を調整することによってミクロゲル度を調節することは
特に好適であり、より高い乾燥含量がより低いS値を与
える。アルカリ化の後に粒子の成長が始まり、それによ
って比表面積が減少し、成長過程が進行して所望通りの
比表面積が得られた後にこの表面積はそれ自体公知の方
法でアルミニウム変性によって安定化される。使用する
ことのできる別の1つの型のシリカをベースとするゾル
は、6:1ないし12:1の範囲内の比較的低いSiO
2 のM2 O(Mはアルカリ金属イオンおよび/また
はアンモニウムイオン)に対するモル比を有し、さらに
そのゾルは700ないし1200m2 /gの範囲内の
比表面積を有するシリカ粒子を含有している。そのよう
なゾルは、同様に本願に参考として引用してあるPCT
特許出願公開公報第WO91/07351号に開示され
ている。ケイ酸材料が約1nmの非常に小さな粒子の形
で、1000m2 /g以上約1700m2 /gまで
の非常に大きな比表面積を有し、さらにある程度の凝集
度即ちミクロゲル形成度を有して存在することを意味す
るポリケイ酸をベースにした好適なゾルが、欧州特許出
願第348366号、欧州特許出願第359552号お
よびPCT特許出願公開公報第WO89/06637号
に開示されている。
【0011】実用的な見地からは、原料に添加されるシ
リカをベースにしたゾルは、0.05ないし5.0重量
%の濃度を有するのが好適である。ポリケイ酸をベース
にしたゾルに対しては、ゲル化を防ぐために濃度は低く
すべきであって、好適には2重量%を越えてはならない
【0012】繊維懸濁液に添加されるアニオン無機コロ
イド粒子の量は、乾燥繊維および任意のフィラーについ
て乾燥物として計算して少なくとも0.01kg/to
nであるべきである。適切な量は0.1ないし5kg/
tonの範囲内であり、好適には0.1ないし3kg/
tonの範囲内である。前記カチオン炭水化物重合体は
、乾燥繊維および任意のフィラーについて乾燥物として
計算して少なくとも0.1kg/tonの量で通常使用
される。適切には0.5ないし50kg/tonの量、
好適には1ないし20kg/tonの量で使用される。 通常カチオン炭水化物重合体の無機材料に対する重量比
は少なくとも0.01:1、好適には少なくとも0.2
:1であるべきである。カチオン炭水化物重合体に対す
る上限は、経済面から主として決定され、100:1ま
での比で使用することができる。逆の添加順序も行いう
るが、カチオン炭水化物重合体をアニオン無機粒子より
前に繊維懸濁液に添加するのが最も適切である。
【0013】本発明は、シート状あるいはウエブ状のセ
ルロース繊維含有製品の製造に関し、主として、板紙お
よびボール紙を含めた紙およびパルプシートの製造を意
図している。これらの製品の製造では、機械の速度を増
すことができるように微細な繊維と任意のフィラーの歩
留りができるだけ良好であると共に、脱水ができるだけ
高速度であることの両方を達成することが重要である。 本方法によれば、前記した歩留りの向上と脱水速度の増
加の両方がもたらされる。パルプシートは、さらなる紙
の製造を意図するものである。パルプシートの製造は、
通常約1ないし6重量%の乾燥物含量を有するセルロー
ス含有繊維の懸濁液から出発して、それをワイヤー上で
脱水し乾燥することによって行なわれる。パルプシート
は通常フィラーを含有しておらず、また任意の歩留りお
よび脱水の改良物質以外は、シート製造時に通常何の化
学薬品も添加されていない。本方法は紙の製造に特に好
適である。紙の製造では、繊維懸濁液、即ち原料への多
種多様な化学添加物が通常使用される。一般的に、前記
原料は約0.1ないし約6重量%の範囲内の乾燥分含量
を有し、さらに前記懸濁液はしばしばフィラーを含有す
る。本発明にかかるアニオン無機粒子とカチオン炭水化
物重合体は、様々な型のセルロース含有繊維の原料から
紙を製造する際に使用することができ、また前記原料は
、乾燥材料をベースにしてかかる繊維を好適には少なく
とも50%含有するべきである。当該成分は、例えば、
硫酸パルプおよび亜硫酸パルプのようなケミカルパルプ
、ケミ・サーモメカニカルパルプ(CTMP)、サーモ
メカニカルパルプ、リファイナメカニカルパルプあるい
は広葉樹ならびに針葉樹からの砕木パルプからの繊維原
料への添加剤として使用することができ、また再生繊維
をベースにした原料にも使用できる。前記原料はまた、
例えばカオリン、二酸化チタン、セッコウ、チョークお
よびタルクのような通常の種類の鉱物質フィラーをも含
有することができる。特に良好な結果は、高い置換度を
有するアルミニウム含有デンプンを通常困難と考えられ
ている原料に対してアニオン無機粒子と共に使用する時
に得られた。そのような原料の例は、砕木パルプのよう
なメカニカルパルプを含有する原料、再生繊維をベース
にした原料、ならびにリグニンおよび溶解有機化合物の
ようなアニオン不純物を多量におよび/または電解質を
大量に含有する原料である。高カチオン化アルミニウム
含有デンプンとの本発明による前記組合わせは、少なく
とも25重量%のメカニカルパルプを含有する原料に対
して特に好適である。本発明による製紙は約3.5ない
し約10の広いpH範囲内で実施することができる。良
好な結果が、特にミョウバンを使用した時に、約3.5
ないし約6の比較的低いpH値の原料からの製紙におい
ても認められたが、かかる範囲では以前では、良好な歩
留りと脱水とを得るのがアルカリ性原料に比べて遥かに
困難であった。
【0014】パルプシートと紙との両方の製造において
、追加のカチオン歩留り助剤、例えばカチオンポリアク
リルアミド、ポリエチレンイミン、ポリ(ジアリルジメ
チルアンモニウムクロリド)およびポリアミドアミンを
使用することができる。
【0015】本発明による紙の製造において、疎水化剤
、乾燥強度剤、湿潤強度剤などのような通常使用される
他の紙用化学添加剤も勿論使用することができる。歩留
りと脱水の効果をさらに増すために、原料への添加剤と
してアルミニウム化合物を使用することは特に好適であ
る。製紙においてそれ自体公知の任意のアルミニウム化
合物、例えばミョウバン、アルミン酸塩、塩化アルミニ
ウム、硝酸アルミニウム、ならびにポリアルミニウム化
合物(例えばポリ塩化アルミニウム、ポリ硫酸アルミニ
ウムおよび塩化物と硫酸塩との両方のイオンを含有する
ポリアルミニウム化合物)を使用することができる。
【0016】
【実施例】本発明を以下の実施例でさらに詳細に説明す
るが、かかる実施例は本発明を限定することを意図する
ものではない。特に断りない限り、部および百分率はそ
れぞれ重量部および重量%を意味する。
【0017】実施例1 本実施例ではフィラーと微細な繊維の歩留りを測定した
。原料は晒しカンバ硫酸塩パルプと晒しマツ硫酸塩パル
プとの60/40混合物70%およびチョーク30%を
含有する標準原料であった。Na2 SO4 ・10H
2 O  0.3g/lをpH4.5の前記原料に添加
した。 原料濃度は5.0g/lであり、また微細画分含量は3
8.6%であった。歩留りを測定するために、バッフル
付の「ブリット(Britt)動的脱水ジャー」を使用
したが、これは製紙工業において歩留りを評価するため
の通常の方法である。かくはん速度は1000rpmに
設定した。
【0018】アニオン無機材料としては、PCT特許出
願公開公報第WO86/00100に開示されている型
のアルミニウム変性シリカゾルを使用した。該ゾルは約
40のSiO2 :Na2 Oモル比となるまでアルカ
リ安定化した。その粒子は500m2 /gの比表面積
を有し、かつ表面原子団中のケイ素原子の9%はアルミ
ニウム原子で置き換えられている。上記ゾルを前記原料
に乾燥原料系(繊維+フィラー)の1トン当り乾燥物質
2kgに相当する量で加えた。使用したカチオンデンプ
ンは、置換度0.18でアルミニウムを0.3重量%の
量で含有するもの(デンプンA)および同じ置換度では
あるがアルミニウムを含有しないもの(デンプンB)で
あった。上記2種類のデンプンは欧州特許出願第303
039号に開示された方法によって製造し、カチオン化
はデンプンAに対してはアルミン酸塩の存在下で行なっ
たが、他方デンプンBに対してはアルミン酸塩なしで実
施した。またすべての試験において、繊維とフィラーと
の1トン当りミョウバン10kgを前記原料に別個に添
加した。化学薬品に関する添加順序がミョウバン、カチ
オンデンプン、シリカゾルであった。ミョウバンだけを
前記原料に添加した場合は歩留りは10.8%であった
。 結果は以下の表1に示してある。
【0019】
【表1】
【0020】同一の置換度ではあるがアルミニウムを含
有していないデンプンBに比べて、明らかに歩留りの実
質的な改良がアルミニウムを含有するデンプンAによっ
て得られた。
【0021】実施例2 本実施例においては、微細繊維の歩留りを実施例1にお
けるのと同じようにして測定した。原料は再生繊維原料
〔OCC(故段ボール)37%、新聞故紙55%および
雑故紙6%の組成を有する〕であって、pH7.8であ
った。微細画分含量は38.5%であった。水相中のカ
ルシウムイオン含量は150ppmでかつCOD値(化
学的酸素要求量)は800mg  O2 /lであった
。実施例1におけるのと同じシリカゾルを使用して乾燥
原料1トン当り2kgの量で添加した。2種類のカチオ
ンデンプンを使用した。すなわち、置換度0.15でア
ルミニウム含量0.3%であるデンプンC、およびアル
ミニウムを含有しない通常の低カチオン化デンプンでR
aisamyl  142の商品名で販売されているデ
ンプンDである。このデンプン(D)は置換度が0.0
42であって、このことはデンプンCはデンプンDの約
3.6倍のカチオン電荷を有することを意味している。
【0022】
【表2】
【0023】これらの試験は、本発明によって使用した
デンプンが、従来普通に使用されているデンプンよりも
よい結果を与えることを示している。上記試験はまた、
もし高カチオン化アルミニウム含有デンプンを用いたの
とほぼ同じ追加電荷数を与えるまで後者の量を増加した
としても、改良された結果は得られないことをも示して
いる。
【0024】実施例3 本実施例においては、再生繊維をベースにした原料を使
用して上記した方法に従って歩留りを評価した。パルプ
のpHは6、伝導率は2900μS/cm、カルシウム
イオン含量は290ppm、またCOD値は1800m
g  O2 /lであった。微細画分含量は34.5%
であった。実施例1におけるのと同じシリカゾルを2K
g/ton使用し、またカチオンデンプンは0.18の
置換度と約0.3%のアルミニウム含量とを有していた
。この試験は蒸解されたデンプンと、冷水中に溶解した
デンプンとの間の差を評価するために行なった。これら
の試験において、蒸解されたデンプンは70%の最適歩
留りを8kg/tonの用量で与えた一方、冷水溶解デ
ンプンに対する最適歩留り72%は、用量が15kg/
tonになって始めて達成された。
【0025】実施例4 本実施例においては、脱水効果を「カナダ標準ろ水度(
CSF)試験器」によって評価したが、これはSCAN
(スカンジナビア紙パルプ標準規格)−C  21:6
5による脱水あるいは排水の能力の特徴を表わすための
普通の方法である。化学薬品の添加はすべて800rp
mの混合速度で、出口がふさがれたバッフル付の「ブリ
ット動的脱水ジャー」の中で45秒間行ない、次に原料
系はカナダ標準ろ水度試験器装置に移した。
【0026】原料はCTMP50%、未晒し硫酸塩パル
プ30%、板紙工場からの損紙20%のパルプ混合物を
ベースにした。濃度は4g/lであり、pHは7.5で
あった。化学薬品を添加しなかった場合のCSF値は3
90mlであった。
【0027】様々なアニオン無機材料a)〜d)を本試
験で使用した。a)欧州特許第41056号で開示され
た型のアニオンシリカゾルであり、以下、BMA−Oと
して示す。このゾルはSiO2 :Na2 Oモル比が
約40となるまでアルカリ安定化されており、その粒子
は500m2 /gの比表面積を有する。b)約25の
比較的低いS値、約900m2 /gの比表面積を有し
ており、5%の程度までアルミニウム変性されたアニオ
ンシリカゾルであり、以下、BMA−590と示す。c
)欧州特許出願第348366号で開示された型の、約
1450m2 /gの比表面積を有するポリケイ酸であ
り、以下、PSAと示す。d)ベントナイト。上記無機
材料はすべての試験において乾燥原料について乾燥物と
して計算して1kg/tonに相当する量で添加した。
【0028】カチオンデンプンは、A:0.12の置換
度を有しておりアルミニウム0.4重量%を含有するカ
チオンデンプン、B:アルミニウムを含有しないそれ(
A)に相当するカチオンデンプン、C:0.042の置
換度を有する通常の低カチオン化デンプン、Raisa
myl  142であった。これらは以下の表3および
表4でそれぞれCS−A、CS−BおよびCS−Cとし
て示してある。
【0029】以下の表3および表4に示してあるように
、ある試験では前記カチオンデンプンをカチオンポリア
クリルアミド(PAM)と組合わせて使用し、またある
試験ではミョウバンを別個に原料に1.5kg/ton
の量で添加した。前記カチオンデンプンはアニオン無機
材料より前に原料に添加し、またミョウバンを添加した
場合には、それは他の化学薬品より前に添加した。カチ
オンPAMを使用した時には、それはデンプンより後で
はあるが無機材料より前に原料に添加した。表3は本発
明にかかるデンプンCS−Aについての結果を示し、ま
た表4はデンプンCS−BおよびCS−Cについての結
果を示している。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】試験1、2および3ならびに試験15、1
6および17の間の比較から明らかなように、カチオン
デンプンがアルミニウムを含有する場合に、脱水効果の
かなりの改良を得ることができる。試験18、19およ
び20では、低カチオン化デンプンCが、試験1、2お
よび3におけるアルミニウム含有高カチオン化デンプン
Aの添加時に相当する電荷数を与える量で添加された。 明らかなように、本発明によって得られた脱水効果は従
来使用された低カチオン化デンプンの量を増加すること
によっては得ることができない。
【0033】実施例5 本実施例では、脱水効果を実施例4におけるのと同じ方
法で評価した。原料は晒しカンバ硫酸塩パルプと、晒し
マツ硫酸塩パルプとの60/40混合物70%およびチ
ョーク30%をベースにしている。原料のpHは7であ
り、また濃度は4.85g/lであった。さらにNa2
 SO4 ・10H2 O  1g/lを添加した。す
べての試験において、ミョウバンを最初に乾燥繊維とフ
ィラーをベースにして1kg/tの量で原料に添加した
。使用したアニオン無機物質は、約500m2 /gの
比表面積を有し、かつ約40:1のSiO2 :Na2
 Oモル比にまでアルカリ安定化した、欧州特許第41
056号に記載された市販のシリカゾルであった。前記
ゾルを乾燥繊維とフィラーとについて乾燥物として計算
して2kg/tonの量で添加した。0.042の置換
度を有しておりそれぞれアルミニウムを0.15または
0.3%含有するカチオンデンプンと、同じ置換度は有
するがアルミニウムを含有しないデンプンとの間で比較
を行なった。下の表5に示されている結果はCSF(m
l)で表わしてある。
【0034】
【表5】
【0035】実施例6 本実施例においては、0.042の置換度と0.3%の
アルミニウム含量とを有するカチオンデンプンと、同じ
置換度を有するがアルミニウムを含有していないカチオ
ンデンプンとを使用した場合における歩留りの比較を行
なった。原料は、実施例5の原料と同様のものであるが
、唯一の差異はNa2 SO4 ・10H2Oを僅かに
0.3g/l添加したことである。微細画分含量は39
.1%であった。これらの試験においては、原料にミョ
ウバンを別個に添加するということは行なわなかった。 実施例5におけるのと同じシリカゾルを使用し、それを
2kg/tonの量で添加した。歩留りは実施例1に記
載したように測定した。下の表6では結果を歩留り(%
)で示してある。
【0036】
【表6】
【0037】実施例7 本実施例においては、微細分の歩留りを実施例1におけ
るのと同じ方法で測定した。原料は再生繊維原料〔OC
C(故段ボール)40%と新聞故紙60%との組成を有
する〕であって、8.1のpHを有していた。原料濃度
は5g/lであり、また微細画分含量は28.1%であ
った。原料のCOD値は750であり、伝導率は800
μS/cmであった。
【0038】欧州特許第348366号に開示された型
の重合ケイ酸(PSA)を使用した。上記重合ケイ酸は
水ガラスのイオン交換によって製造したものであって、
約1250m2 /gの比表面積を有していた。上記ポ
リケイ酸を乾燥原料1トン当り1kgの量で、カチオン
デンプンの後に添加した。使用したカチオンデンプンは
、0.15の置換度を有しかつ0.3重量%でアルミニ
ウムを含有するもの(デンプンA)、および同じ置換度
を有するがアルミニウムを含有していないもの(デンプ
ンB)であった。ミョウバンあるいはアルミン酸ナトリ
ウムを上記原料に添加した場合には、それらをAl2 
O3 として計算して0.15kg/tonの量で、前
記カチオンデンプンの前に添加した。結果を下の表7に
示してある。
【0039】
【表7】
【0040】この実施例は、重合ケイ酸とアルミニウム
含有カチオンデンプンとの組合わせによって、重合ケイ
酸とアルミニウム不含有カチオンデンプンとによる場合
に比較してかなり改良された歩留りの効果が得られ、ま
たこのことはアルミニウム化合物が原料に別個に添加さ
れて後者の系が使用された場合にも当てはまることを示
している。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  セルロース含有繊維と任意のフィラー
    との懸濁液にアニオン無機粒子とカチオン炭水化物重合
    体とを添加し、該懸濁液をワイヤー上で成形し、さらに
    乾燥する工程を具備する、前記懸濁液からシート状ある
    いはウエブ状のセルロース繊維含有製品を製造する方法
    であって、アニオン無機粒子と、少なくとも0.02の
    置換度を有しかつ少なくとも0.01重量%のアルミニ
    ウムを含有するカチオンデンプンあるいはカチオンガラ
    クトマンナンであるカチオン炭水化物重合体とを前記懸
    濁液に添加することを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】  前記カチオン炭水化物重合体がカチオ
    ンデンプンであることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】  前記カチオン炭水化物重合体がカチオ
    ングアールガムであることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】  前記カチオン炭水化物重合体が少なく
    とも0.07の置換度を有することを特徴とする請求項
    1、2あるいは3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記カチオン炭水化物重合体が0.0
    7ないし1.0の置換度を有することを特徴とする請求
    項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記カチオン炭水化物重合体が0.0
    5ないし5重量%のアルミニウムを含有することを特徴
    とする請求項1〜5のうちのいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】  前記アニオン無機粒子がシリカをベー
    スにした粒子であることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】  前記アニオン無機粒子がコロイドシリ
    カ、コロイド状アルミニウム変性シリカ、コロイドケイ
    酸アルミニウムあるいはポリケイ酸であることを特徴と
    する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】  前記アニオン無機粒子がベントナイト
    であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記カチオン炭水化物重合体を、乾
    燥繊維および任意のフィラーに対して乾燥物として計算
    して、1トン当り少なくとも0.1kgの量で前記懸濁
    液に添加することを特徴とする請求項1〜6のうちのい
    ずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】  前記アニオン粒子を乾燥繊維および
    任意のフィラーに対して乾燥物として計算して、1トン
    当り少なくとも0.01kgの量で前記懸濁液に添加す
    ることを特徴とする請求項1、7、8あるいは9に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】  前記のシート状あるいはウエブ状の
    製品が紙であることを特徴とする請求項1〜11のうち
    のいずれかに記載の方法。
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