JP2521539B2 - 製紙方法 - Google Patents

製紙方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、改良された保持・除水システムを用いた製
紙方法に関する。更に詳しくは、本発明は製紙工程にお
ける保持・除水システムとして、陽イオン合成ポリマ
ー、陰イオン無機コロイドおよびアルミネートの併用に
関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題] 製紙工程における保持・除水剤として、陽イオン保持
剤と無機コロイドを併用することは以前から知られてい
る。欧州特許出願第0218674号明細書には、結合剤およ
び保持剤としてポリアクリルアミドと陰イオンシリカゾ
ルとの併用が開示されている。強力に荷電した上記ゾル
のコロイド粒子はポリマー保持剤の架橋を形成し、これ
によってきわめて良好な保持・除水効果が得られるもの
と考えられる。また英国特許第2015614号明細書には、
ポリマー陽イオン保持剤とポリアルミニウム化合物との
併用が記載されている。さらに米国特許第4,643,801号
明細書には、製紙工程における結合剤として、陽イオン
デンプン、陰イオンシリカゾルおよび陰イオン高分子量
ポリマー、特に陰イオンポリアクリルアミドを併用する
ことが述べられている。上記米国特許による三成分シス
テムには、さらにミョウバン、ナトリウムアルミネート
またはポリヒドロキシアルミニウムクロリド等のアルミ
ニウム化合物を加えることもできる。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、アルミネートを陽イオン合成ポリマ
ーおよび陰イオン無機コロイドと併用することによっ
て、製紙工程における保持・除水効果が改良されること
が判明した。除水効果が改良されることによって、抄紙
機のスピードを上昇させることが可能になり、さらには
抄紙機の乾燥部門において乾燥によって除去すべき水分
の量が少なくなる。
従って本発明は、繊維および場合によっては充填剤を
含有するセルロースのサスペンションをワイヤ上で形成
ならびに除水することにより成る製紙方法において、上
記サスペンションの形成ならびに除水を陰イオン無機コ
ロイド、アルミネートおよび陽イオン合成ポリマーの存
在下で実施することを特徴とする製紙方法に関する。
上記三成分は、任意の順序で繊維素材に加えることが
できる。最良の効果を挙げるためには、最初にアルミネ
ートを素材に添加し、つぎに陽イオン合成ポリマーを加
え、最後に陰イオン無機コロイドを加えるとよい。また
陰イオン無機コロイドを最初に素材に添加し続いて陽イ
オンポリマーとアルミネートとを任意の順序において加
えた場合にも、既知の方法と比較してかなりの改良効果
を得ることができる。これらの三成分を別々に添加する
ことが望ましいが、添加の前にこれらの三成分のうちの
二つを予め混ぜ合わせておくことも可能である。
本発明に用いる陽イオン合成ポリマーとしては、従
来、製紙業界で保持剤および/または湿潤紙力増強剤と
して使用されている陽イオン有機窒素含有ポリマー類が
適している。特に適当な例として、陽イオンポリアクリ
ルアミド類、ポリエチレンイミン類、ポリアミン樹脂、
ポリアミドアミン樹脂等が挙げられる。ポリアミン樹脂
およびポリアミドアミン樹脂は、エピクロロヒドリンに
よる変性を施した状態で用いるとよい。また陽イオンメ
ラミン・ホルムアルデヒドおよびユリア・ホルムアルデ
ヒド湿潤紙力増強用樹脂も陽イオン合成ポリマーとして
利用できる。陽イオン合成ポリマーの使用量は、乾燥繊
維および場合により使用される充填剤の0.01〜3重量
%、好ましくは0.03〜2重量%の範囲内である。
本発明において使用する陰イオン無機コロイドは、製
紙業界で以前から用いられているそれ自体既知の物質で
ある。このようなコロイドの例としては、モントモリロ
ナイト、ベントナイト、硫酸チタニルゾル、シリカゾ
ル、アルミニウム変性シリカゾル、アルミニウムシリケ
ートゾルが挙げられる。「コロイド」、「コロイド状」
という用語は、きわめて小さい粒子を意味する。陰イオ
ン物質粒子の比表面積は50m2/g以上、より好ましくは10
0m2/g以上であり、50〜1000m2/gの範囲内が望ましい。
陰イオン無機コロイドはシリカをベースとするコロイド
が望ましい。
特に適当なシリカをベースとするコロイドとしては、
欧州特許第41056号明細書(本出願の参考文献とする)
に開示されているコロイド状粒子より成るシリカゾル、
ならびに欧州特許第0218674号明細書(同様に本出願の
参照文献とする)に開示されているアルミニウム含有シ
リカゾルが挙げられる。これらのゾル中のコロイド状シ
リカの比表面積は50〜1000m2/gが好ましく、約100〜100
0m2/gがより好ましく、約300〜700m2/gの場合に最良の
結果を得ることができる。コロイド状シリカ粒子の粒径
は20nm未満が適当であり、約10〜約1nmが好ましいこと
が判明している(比表面積約550m2/gのコロイド状シリ
カ粒子は、平均粒径約5nmに相当する)。約2〜60重量
%、好ましくは約4〜30重量%のSiO2を含有するアルカ
リ安定化ゾルの状態の上述のシリカゾルを用いると、良
好な結果が得られる。シリカゾルは、SiO2:M2O(MはN
a、K、LiおよびNH4より成る群から選択されたイオン)
のモル比が10:1〜300:1、好ましくは15:1〜100:1となる
割合でアルカリを用いることによって安定化できる。上
述のように、アルミニウムシリケートまたはアルミニウ
ム変性シリカゾルより成る少なくとも一表面層を有し、
粒子の表面がケイ素原子とアルミニウム原子とを9.5:0.
5〜7.5:2.5の比率で含有し、かつ上記の表面積および粒
径がこれらのゾルにもあてはまるところのコロイド粒子
を使用すると、良好な結果が得られる。このような条件
を満たすシリカゾルは、例えばEka Nobel社から市販さ
れている。
素材に添加する陰イオンコロイドの量は、乾燥セルロ
ース繊維ならびに場合により用いられる充填剤の0.005
〜2重量%、好ましくは0.01〜0.4重量%である。素材
に添加するゾル中のコロイド、好ましくはコロイド状シ
リカの濃度は、決定的因子ではない。実用上の見地から
は、素材への添加時点におけるゾルの濃度は0.05〜5.0
重量%が適当である。
アルミネートとは、製紙業界において、特にロジンを
用いた疎水化用としてそれ自体広く知られているアルカ
リアルミネートを指す。ナトリウムアルミネート(Na2A
l2O4)を用いるのが好ましい、経済的見地からは不利で
はあるがカリウムアルミネートを使用しても勿論さしつ
かえない。アルミネートの使用量は広範囲に変えること
ができる。アルミネートを素材に添加する際には、水溶
液の形態が適当であり、溶液の濃度は決定的因子ではな
く、実際的な考慮に基づいて調整し得る。本発明によれ
ば、陰イオン無機コロイドの量と比べて極めて少量のア
ルミネートを用いることによって、除水効果を著しく改
良できることが判明した。Al2O3換算でアルミネートと
無機コロイドとの重量比が0.01:1であっても改良効果が
得られる。上限は決定的因子ではない。但しアルミネー
トと無機コロイドとの比が3:1を超えると、説明できる
程の改良は得られない。上記の比率は0.02:1〜1.5:1の
範囲内が適当であり、0.05:1〜0.7:1が好ましい。これ
までに述べてきた比率はすべてAl2O3として換算された
アルミネートと無機コロイドとの重量比である。
本発明のシステムによる改良された保持・除水効果
は、広範囲のpH値を有する素材に対して得ることができ
る。pH値の範囲は約4〜約10であり、5以上が適当であ
り、6〜9の範囲内が好ましい。それ自体アルカリ性で
あるところのアルミネート溶液を添加しても所望のpH値
に達しない場合は、例えば水酸化ナトリウムを添加する
ことによって素材のpH値を調整することができる。チョ
ーク等のアルカリ性緩衝充填剤を用いる場合は、調整を
施さなくとも自然に所望のpH値が得られる。チョーク以
外の充填剤も当然使用できるが、このような場合は素材
のpH値を上述の範囲内に保つように注意する必要があ
る。
本発明による製紙方法においては、例えばカオリン、
二酸化チタン、石膏、チョーク、タルク等の慣用の鉱物
充填剤を使用することができる。本明細書において使用
する「鉱物充填剤」とは、上記の各充填剤以外にも珪灰
石、ガラス繊維、ならびに発泡パーライト等の低密度鉱
物充填剤が含まれる。鉱物充填剤は通常、この様な充填
剤に一般に用いられる濃度の水性スラリーの状態で添加
する。あるいは場合によっては、素材に添加する前に充
填剤を本発明による除水・保持システムの成分で処理し
てもよく、例えば充填剤を陽イオン合成ポリマーおよび
アルミネートまたは無機コロイドで処理し、次に残りの
成分を素材に添加することができる。
本発明による三成分システムは、異なるタイプの繊維
含有セルロース素材を用いた製紙に使用できる。素材は
繊維含有セルロースを少なくとも50%含有するのが適当
である。本発明の三成分システムは、例えば硬木または
軟木から得られる硫酸または亜硫酸パルプ等の化学パル
プ、熱機械パルプ、精製パルプおよび枠木パルプから製
造した繊維の素材に使用することができる。また本発明
の三成分システムは、再生パルプにもちろん使用可能で
ある。本明細書に用いる「紙」ならびに「製紙」とは、
紙および紙製品だけではなく、パルプシート、厚紙、板
紙ならびにその加工品等のシートまたはウェブを含むそ
の他のセルロース繊維をも包含する。
本発明の方法はそれ自体既知のやり方で実施すること
ができ、例えばサイズ剤等のその他の添加物を素材に加
えることもできる。
[実施例] 以下の実施例によって、本発明をさらに説明する。特
に指定しない限り、部およびパーセントはすべて重量に
基づくものである。
実施例1 下記試験において、SCAN−C 21:65に定められる除水
性の測定に一般に用いられる「Canadian Freeness Test
er」を用いて除水効果を調べた。
素材は漂白されたカンバ/松硫酸パルプ(60:40)を
ベースとし、チョーク30重量%を含有する。素材のpH値
は8.5であり、CSFは300mlであった。
下記の表は、乾燥素材システム(繊維プラス充填剤)
に対する化学添加物の比率を示す。陰イオンコロイドと
しては、アルカリを用いて安定化した比表面積500m2/g
を有するシリカゾルを用いた。陽イオン合成ポリマーと
しては、Percol 292という商品名でAllied Colloids社
から発売されている中程度の陽イオン性を有する陽イオ
ンポリアクリルアミドを使用した。ナトリウムアルミネ
ートは0.025%水溶液の形で添加し、アルミネートの量
はAl2O3としてのKgで表示した。各化学物質の添加は、
1の希釈素材(約0.3%)対して、攪拌下において15
秒間隔でアルミネート、陽イオンポリマー、無機コロイ
ドの順になされた。フロックされた素材をフリーネス装
置に移し、最終の添加の15分後に測定を行なった。回収
した水分は除水効果の指標となるものであり、Canadian
Standard Freeness(CSF)mlで表示した。三成分を用
いた試験において得られた水は非常に透明であった。こ
の事実は、フロックの微粉物質の保持も良好であったこ
とを示している。
上記の表から明らかな様に、きわめて少量のアルミネ
ートを用いることによって、陽イオンポリマーおよび陰
イオンコロイドより成るシステムの除水効果が著しく改
良される。このアルミネートの効果は、陽イオンポリマ
ーまたは陰イオンコロイドのいずれか一方のみと併用し
た場合には得られない。
実施例2 本例では、別の陽イオン合成ポリマーを用いた点以外
は、実施例1と全く同じ操作を行なった。これらの陽イ
オン合成ポリマーは、Kymene 557 Hという商品名でHerc
ulse社より発売されているA)エピクロロヒドリンによ
る変性を施したポリアミドアミン樹脂であり、またはDe
lfloc−50という商品名でHercules社より発売されてい
るB)変性ポリアミン樹脂である。
実施例3 本例では、充填剤を含まない砕木素材を使用した。こ
の素材には予め0.5g/のNa2SO4・10H2Oを添加すること
によって、大規模条件下に相当するイオン強度を得た。
陽イオンポリマーは実施例1で使用したものと同じポリ
アクリルアミドを用いた。陰イオンコロイドとしては、
アルミニウムを用いて変性を施し、15%アルカリで安定
化したシリカゾルを用いた。このコロイド粒子の表面は
9%アルミニウム原子で変性されており、粒子の表面積
は500m2/gであった。ナトリウムアルミネート、陽イオ
ンポリマー、陰イオンコロイドの順序で添加した。この
試験は、希H2SO4および希NaOHで素材のpH値を6および
7.5にそれぞれ調整して行なった。
実施例4 これらの試験では、実施例3と同様に、0.5g/のNa2
SO4・10H2Oを添加した砕木素材を使用した。素材のpH値
は6.5であった。添加した化学物質は、ナトリウムアル
ミネート、Polimin SKという商品名でBASFから発売され
ている陽イオンポリエチレンイミン、および水中におけ
る比表面積が約400〜800m2/gのベントナイトコロイドで
ある陰イオンコロイドである。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤ上において繊維含有セルロースのサ
    スペンションを形成し除水する製紙方法において、陰イ
    オン無機コロイド、アルミネートおよび陽イオン合成ポ
    リマーの存在下において上記形成および除水を実施する
    ことを特徴とする製紙方法。
  2. 【請求項2】前記陰イオンコロイドがシリカをベースと
    するコロイドであることを特徴とする請求項1に記載の
    製紙方法。
  3. 【請求項3】前記コロイドが少なくともアルミニウムシ
    リケートまたはアルミニウム変性を施したシリカゾルの
    一表面層を有する粒子を有するシリカゾルであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の製紙方法。
  4. 【請求項4】前記コロイド粒子の比表面積が50〜1000m2
    /gの範囲内であることを特徴とする請求項1,2または3
    に記載の製紙方法。
  5. 【請求項5】前記コロイドの粒径が最大20nmであること
    を特徴とする請求項3に記載の製紙方法。
  6. 【請求項6】前記陽イオン合成ポリマーが陽イオンポリ
    アクリルアミド、ポリエチレンイミン、ポリアミンまた
    はポリアミドアミンであることを特徴とする請求項1に
    記載の製紙方法。
  7. 【請求項7】前記アルミネートを陰イオン無機コロイド
    および陽イオン合成ポリマーを添加する前に繊維サスペ
    ンションに加えることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の製紙方法。
  8. 【請求項8】前記陰イオン無機コロイドの使用量が、乾
    燥繊維および場合によって使用する充填剤の0.005〜2
    重量%の範囲内であることを特徴とする請求項1,2,3,4
    または5に記載の製紙方法。
  9. 【請求項9】前記陽イオン合成ポリマーの使用量が、乾
    燥繊維および場合により使用する充填剤の0.01〜3重量
    %の範囲内であることを特徴とする請求項1または6に
    記載の製紙方法。
  10. 【請求項10】Al2O3として換算されるアルミネートの
    陰イオン無機コロイドに対する重量比が0.01:1〜3:1の
    範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の製紙方
    法。
JP1220495A 1988-09-01 1989-08-29 製紙方法 Expired - Lifetime JP2521539B2 (ja)

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