JPH04326521A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH04326521A
JPH04326521A JP9655791A JP9655791A JPH04326521A JP H04326521 A JPH04326521 A JP H04326521A JP 9655791 A JP9655791 A JP 9655791A JP 9655791 A JP9655791 A JP 9655791A JP H04326521 A JPH04326521 A JP H04326521A
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JP
Japan
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wiring
crystal grain
grain size
integrated circuit
circuit device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9655791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ishida
石田 進一
Yasushi Kawabuchi
靖 河渕
Tokio Kato
加藤 登季男
Yukio Tanigaki
谷垣 幸男
Akira Haruta
亮 春田
Masayasu Suzuki
正恭 鈴樹
Masashi Sawara
政司 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置お
よびその製造技術に関し、特に、Cu配線を有する半導
体集積回路装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、シリコン(Si)基板上に形
成されるLSIの配線材料としては、電気抵抗が低い、
酸化珪素膜との密着性が良い、加工が容易であるなどの
理由からAlが使用されてきた。
【0003】しかし、LSIの高集積化に伴う配線の微
細化によって、エレクトロマイグレーション(EM)、
ストレスマイグレーション(SM)、ボイドなどに起因
するAl配線の信頼性の低下が深刻な問題となってきた
ことから、Alに代わる各種配線材料が提案されており
、その中の一つにCuがある。
【0004】Cuは、その電気抵抗がAlの約2/3と
低いため、Alに比べて電流密度を大きくとることがで
き、かつその融点がAlよりも400℃以上高いことか
らEM耐性も高いので、微細な配線を形成することがで
きるという利点がある。
【0005】なお、Cu配線については、株式会社プレ
スジャーナル社、昭和63年5月20日発行の「月刊セ
ミコンダクターワールド  1988.6」P89〜P
93において論じられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Cu配
線は、層間絶縁膜堆積時の熱によって配線の表面にヒロ
ック(hillock) と称される突起が生成し易く
、このヒロックを介して配線間が短絡したり、層間絶縁
膜にクラックが発生したりするなどの問題があった。
【0007】また、線幅が0.3μm程度まで微細化さ
れるようになると、Cu配線であってもエレクトロマイ
グレーション(EM)やボイドなどに起因する配線寿命
の低下が不可避になってくる。
【0008】本発明の目的は、Cu配線の信頼性を向上
させることのできる技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、下記の
とおりである。
【0011】本願の一発明であるCu配線は、配線を構
成するCuの結晶粒径を1μmまたはそれ以上にしたも
のである。
【0012】本願の他の発明であるCu配線は、配線を
構成するCuの結晶粒径を配線の線幅と等しいかまたは
それ以上にしたものである。
【0013】
【作用】上記した手段によれば、Cu配線の結晶粒径を
1μmまたはそれ以上にすることにより、粒界拡散によ
るCu原子の移動を抑制できるので、層間絶縁膜堆積時
の熱によるヒロックの生成を抑制することができる。
【0014】また、Cu配線の結晶粒径を配線の線幅と
等しいかまたはそれ以上にすることにより、配線のエレ
クトロマイグレーション寿命を向上させることができる
【0015】
【実施例1】図1は、本実施例1のCu配線1を示す一
部破断斜視図、図2は、このCu配線1を示す断面図で
ある。
【0016】本実施例1のCu配線1は、シリコン単結
晶からなる半導体基板2上に形成された酸化珪素からな
る絶縁膜3の上に形成されており、Cu配線1の上には
、同じく酸化珪素からなる層間絶縁膜4が形成されてい
る。
【0017】このCu配線1の線幅(W)は約0.3μ
mであり、結晶粒径(R)は少なくとも1μm以上であ
る。Cu配線1は、10−8Pa以下の真空中、分子線
エピタキシー法を用いて半導体基板2の絶縁膜3上にC
uの薄膜を堆積した後、これをドライエッチングでパタ
ーニングすることによって形成したものである。
【0018】絶縁膜3上に少なくとも1μm以上の粒径
を有するCuの薄膜を堆積する方法として、上記分子線
エピタキシー法の他、300℃以上の高温雰囲気中、ま
たは10−8Pa以下の真空中でのスパッタリング法を
利用することもできる。
【0019】図3は、Cu配線1の結晶粒径と、このC
u配線1上に層間絶縁膜4を形成した後に発生したヒロ
ック数との関係を示す図である。
【0020】本図から明らかなように、Cu配線1の結
晶粒径を少なくとも1μm以上にすることにより、ヒロ
ックの数を約20ヶ/mm以下に低減することができ、
このヒロックに起因する配線間の短絡不良や層間絶縁膜
4にクラックが発生する不良を低減することができた。
【0021】また、本実施例1では、半導体基板2の絶
縁膜3上に結晶粒径(R)の異なるCuの薄膜を堆積し
てCu配線を形成し、その線幅(W)に対する結晶粒径
(R)の比(R/W)と、配線のエレクトロマイグレー
ション寿命との関係を実測して図4に示す結果を得た。
【0022】本図から明らかなように、Cu配線のR/
W比を1またはそれ以上にすることにより、そのエレク
トロマイグレーション寿命を大幅に改善することができ
、配線の信頼性が著しく向上した。
【0023】
【実施例2】本実施例2では、300℃以上の高温雰囲
気中、Cuの純度が99.99%以上のターゲットを用
いたスパッタリング法によって半導体基板2の絶縁膜3
上にCuの薄膜を堆積した後、この薄膜をドライエッチ
ングでパターニングして線幅が約0.3μmのCu配線
1を形成した。
【0024】図5は、Cuの純度と、結晶粒径および層
間絶縁膜4を形成した後に発生したヒロック数との関係
を示す図である。
【0025】本図から明らかなように、Cuの純度が9
9.99%以上のターゲットを用いることにより、結晶
粒の成長が促進され、Cu配線1の結晶粒径を約6μm
程度まで大きくすることができたので、ヒロックの数を
約5ヶ/mm以下と著しく低減することができた。また
、Cuの純度が99.99%以上のターゲットを用いた
ことにより、ボイドの発生を抑制することもできた。
【0026】さらに、本実施例2のCu配線1は、その
R/W比が約6/0.3(=20)と極めて大きいため
、エレクトロマイグレーション寿命を大幅に改善するこ
とができた。
【0027】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0028】例えば結晶粒径が1μm以上のCu配線を
形成する方法として、前記実施例で説明した方法の他、
通常のスパッタリング法によって微細な結晶粒径のCu
配線を形成した後、ランプアニール法を用いてこのCu
配線を短時間アニールすることによってその結晶粒を成
長させる方法もある。
【0029】以上の説明では、半導体基板上に形成され
る配線に適用した場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、1個の半導体素子、例えばパワー
トランジスタを搭載した単体構造の半導体装置や磁気セ
ンサーなどの信号変換装置の配線に適用することもでき
る。
【0030】また、本発明は、基板上に配線層のみを形
成した配線基板、例えばマザーボードやベビーボードへ
の応用も可能である。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0032】Cu配線の結晶粒径を1μmまたはそれ以
上にすることにより、層間絶縁膜堆積時の熱によるヒロ
ックの生成を抑制することができる。
【0033】また、Cu配線の結晶粒径を配線の線幅と
等しいかまたはそれ以上にすることにより、配線のエレ
クトロマイグレーション寿命を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるCu配線の一部破断斜
視図である。
【図2】半導体基板上に形成されたこのCu配線の断面
図である。
【図3】Cu配線の結晶粒径とヒロック数との関係を示
すグラフ図である。
【図4】Cu配線の線幅に対する結晶粒径の比とエレク
トロマイグレーション寿命との関係を示すグラフ図であ
る。
【図5】Cuの純度と結晶粒径およびヒロック数との関
係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1  Cu配線 2  半導体基板 3  絶縁膜 4  層間絶縁膜 R  結晶粒径 W  線幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板上に形成されたCu配線の
    結晶粒径を、1μmまたはそれ以上にしたことを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】  10−8Pa以下の真空中、分子線エ
    ピタキシー法を用いて半導体基板上に、結晶粒径が1μ
    mまたはそれ以上のCuの薄膜を堆積する工程を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】  300℃以上の高温雰囲気中、または
    10−8Pa以下の真空中でのスパッタリング法によっ
    て半導体基板上に、結晶粒径が1μmまたはそれ以上の
    Cuの薄膜を堆積する工程を有することを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】  Cuの純度が99.99%以上のター
    ゲットを用いることを特徴とする請求項3記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】  半導体基板上に形成されたCu配線の
    結晶粒径を、配線の線幅と等しいかまたはそれ以上にし
    たことを特徴とする半導体集積回路装置。
JP9655791A 1991-04-26 1991-04-26 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH04326521A (ja)

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