JPH0432577Y2 - - Google Patents

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JPH0432577Y2
JPH0432577Y2 JP1986028751U JP2875186U JPH0432577Y2 JP H0432577 Y2 JPH0432577 Y2 JP H0432577Y2 JP 1986028751 U JP1986028751 U JP 1986028751U JP 2875186 U JP2875186 U JP 2875186U JP H0432577 Y2 JPH0432577 Y2 JP H0432577Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワイヤハンマを用いて打点記録を行
う記録装置に関するものであり、詳しくは、イン
クリボンカセツトの着脱機構の改良に関するもの
である。
(従来の技術) このような記録装置の一種に、本考案出願人が
実願昭60−39248号として出願した「カラー記録
装置」がある。
第5図は、このようなカラー記録装置の概略構
成説明図である。第5図において、10は記録紙
20が巻き付けられたプラテンであり、例えばス
テツプモータおよびギアにより所定の速度で回転
駆動される。30はキヤリツジであり、例えばス
テツプモータにより記録紙20の送り方向と直交
する方向に往復移動させられる。第6図は、この
ようなキヤリツジ30の具体例の要部を示す構成
説明図である。なお、キヤリツジ30は本体とカ
バーとで形成されているが、第6図ではこれらを
重ね合わせて一体化したものとして2点鎖線で示
している。
第6図において、本体の一端近傍には軸受31
が設けられてこの軸受31にはコイルばね32を
介してワイヤハンマ33が垂直方向に変位可能に
挿入され、他端近傍にはヨーク34が配置される
とともにヨーク34の上にはコイル35およびア
ーマチユア36が積層配置されて磁気回路が形成
されている。37はカバーの内面に取り付けられ
アーマチユア36の押えばねとして作用する板ば
ねであり、自由端がアーマチユア36を介してヨ
ーク34の端面にほぼ対向するようにして取り付
けられている。アーマチユア36は、途中部分が
カバーの内面の途中部分にアーマチユア36を垂
直方向に変位可能に案内するように形成されたガ
イド38に嵌め合い、一端がワイヤハンマ33の
端部を押圧し、他端が板ばね37により押圧され
てヨーク34およびコイル35に対向するように
形成されている。そして、カバーの板ばね37の
近傍の内面には板ばね37の自由端よりも突出す
るようにして突起39が設けられるとともにアー
マチユア36の板ばね37側の端部近傍には突起
39に嵌め合う穴40が設けられていて、カバー
は板ばね37およびアーマチユア36を取り付け
た状態で本体に重ね合わせるようにして取り付け
られる。これにより、第6図に示すようなキヤリ
ツジ30が構成されることになり、アーマチユア
36はコイル35の励磁の有無に応じてヨーク3
4および板ばね37との接触部を回転中心にして
回転変位し、選択的にワイヤハンマ33をほぼ垂
直方向に変位させることになる。なお、41はキ
ヤリツジ30を記録紙20の送り方向と直交する
方向に案内する案内軸である。
再び第5図において、50は幅方向に複数色に
染め分けられたエンドレスのカラーインクリボン
であり、記録紙30の有効記録幅に対向した状態
で一定の方向に移動可能にインクリボンカセツト
51に収納されている。52はインクリボン50
を手送りするためのつまみである。なお、インク
リボンカセツト51は、直方体状に形成されイン
クリボン50を収納する収納部と、この収納部の
長手方向の両側面にインクリボン50を記録紙2
0の有効記録幅に対向した状態で案内するように
同一方向に一体形成された案内部によりほぼコ字
形に形成されている。このインクリボンカセツト
51は、第7図に示すように、カセツトホルダ6
0に装置本体の前面から着脱可能に取り付けられ
る。カセツトホルダ60は、左右の側面に植設さ
れた軸61,62を介して図示しない装置本体の
前面の左右の両側板間の上部に揺動可能に取り付
けられている。カセツトホルダ60の上辺はL字
形に折り曲げられてインクリボンカセツト51の
上面と対向するガイド63として形成され、下辺
には第8図に示すようにインクリボンカセツト5
1の前面下部に形成さけた段付部53に嵌め合つ
て弾性力で保持するための折曲部が形成された板
ばね64がガイド63と対向するようにして例え
ばリベツトで固定され、裏面には取付板65を介
してインクリボン50を移動させるためのモータ
66が取り付けられている。このモータ66の回
転出力は、図示しない歯車列を介してつまみ52
の端部が着脱可能に嵌め合わされる駆動軸67に
伝達される。なお、カセツトホルダ60は、例え
ばモータとセクタギアにより往復方向に回転駆動
される。これにより、インクリボン50はカセツ
トホルダ60の揺動軸61,62を中心にして記
録紙30の送り方向に沿つて揺動されることにな
る。
このように構成された装置の記録動作について
説明する。
まず、電源を投入することにより、キヤリツジ
30は一旦0%側(左方向)に移動し、例えばレ
バーとフオトセンサとで構成された図示しない基
準位置信号発生手段を駆動して基準位置信号を発
生させるとともに基準位置で停止する。一方、カ
セツトホルダも基準位置まで回転して図示しない
同様な基準位置信号発生手段を駆動して基準位置
信号を発生させるとともに基準位置で停止する。
これにより、キヤリツジ30およびインクリボン
50の初期化が行われることになる。
次に、第1チヤンネルに割り当てられたインク
リボン50の色帯がワイヤハンマ51と正対する
ように、カセツトホルダが基準位置から所定の角
度回転駆動される。
このようにしてカセツトホルダを基準位置から
所定の角度回転駆動させた後、キヤリツジ30を
基準位置(0%)から100%側に向かつて一定の
速度で移動させる。そして、キヤリツジ30が移
動の途中で第1チヤンネルの記録位置に到達する
ことによりキヤリツジ30は停止し、コイル35
が選択的に励磁されてワイヤハンマ33による打
点記録動作が行われる。これにより、記録紙30
には第1チヤンネルに割り当てられた所定の色で
第1チヤンネルの測定信号の大きさがドツト記録
されることになる。打点記録が終わると、キヤリ
ツジ30は100%位置まで移動して停止する。
キヤリツジ30が100%位置で停止している状
態で、第2チヤンネルに割り当てられているイン
クリボン50の色帯がワイヤハンマ33と正対す
るようにカセツトホルダを第1チヤンネルの位置
から所定の角度回転駆動させる。
このようにしてカセツトホルダを第1チヤンネ
ルに割り当てられている所定の位置から所定の角
度回転駆動させた後、キヤリツジ30を100%位
置から0%側に向かつて一定の速度で移動させ
る。そして、キヤリツジ30が移動の途中で第2
チヤンネルの記録位置に到達することによりキヤ
リツジ30は停止し、コイル35が選択的に励磁
されてワイヤハンマ33による打点記録動作が行
われる。これにより、記録紙20には第2チヤン
ネルに割り当てられた所定の色で第2チヤンネル
の測定信号の大きさがドツト記録されることにな
る。打点記録が終わると、キヤリツジ30は0%
位置まで移動して停止する。
以下、同様な動作をインクリボン50の色帯の
数だけ繰り返して複数チヤンネルの測定信号の大
きさを各チヤンネルに割り当てられた所定の色の
ドツトパターンでアナログ的に記録する。
このように構成することにより、キヤリツジ3
0には1本のワイヤハンマ33が設けられるのみ
であり、部品点数を大幅に削減でき、キヤリツジ
30の小型軽量化が図れ、コストも低くできる。
また、キヤリツジ30の小型化が図れることか
ら、相対的に記録紙30の有効記録幅が広くな
り、一定の有効記録幅を確保するために必要な装
置の幅を従来に比べて狭くできる。また、キヤリ
ツジ30が軽くなることから、比較的小型のモー
タでキヤリツジ30を高速に移動させることがで
き、消費電力が節約でき、発熱量も小さくでき
る。また、駆動用の繰り糸の剛性不足や駆動用モ
ータのトルク不足による不感帯などに起因する記
録品質の低下を軽減することができる。さらに、
インクリボンカセツト51の交換を装置の前面か
ら行うことができ、交換作業が容易になる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような構成によれば、インクリボ
ンカセツト51はカセツトホルダ60の上部に設
けられたガイド63と下部に設けられた板ばね6
4とで挟持されることから、インクリボンカセツ
ト51の着脱時に板ばね64に無理な力が加わつ
て板ばね64を破損してしまうおそれがある。ま
た、インクリボンカセツト51をカセツトホルダ
60から取り外すときにインクリボンカセツト5
1と板ばね64とを同時につかんでしまつて円滑
に取り外せないことがある。また、板ばね64の
エツジで怪我をするおそれがある。さらに、板ば
ね64および板ばね64を固定するための部品も
必要になり、部品点数が増えることになる。
本考案は、このような従来の欠点を解決したも
のであつて、その目的は、比較的簡単な構成でイ
ンクリボンカセツトを安全かつ容易に着脱できる
カラー記録装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) このような目的を達成する本考案は、直方体状
に形成されインクリボンを収納する収納部と、こ
の収納部の長手方向の両側面にインクリボンを記
録紙の有効記録幅に対向した状態で案内するよう
に同一方向に一体形成された案内部によりほぼコ
字形に形成されたインクリボンカセツトと、 インクリボンカセツトのインクリボンの収納部
の上下面および両側面を着脱可能に挟持するよう
に上下面および両側面が形成されたカセツトホル
ダと、 打点動作を行うワイヤハンマを有し、記録紙の
幅方向に沿つてインクリボンを介して記録紙と対
向するように移動可能に配置されたカセツトホル
ダとは独立したキヤリツジとを有し、 前記インクリボンカセツトおよびカセツトホル
ダの一方の側面には相互に嵌め合う位置決め用の
係合機構が形成され、他方の側面には相互に嵌め
合う保持用の係合機構を設けたことを特徴とす
る。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は、本考案の一実施例の要部を示す構成
説明図であり、第7図と同一部分には同一符号を
付けている。第1図において、インクリボンカセ
ツト51の左側面には外側に突起54が形成され
弾性を有する保持用の爪55がモールド成型によ
り一体化され、右側面には位置決め用の突起体5
6がモールド成型により一体化されている。一
方、カセツトホルダ60の下辺は上辺と同様にL
字形に折り曲げられてインクリボンカセツト51
の底面と対向するガイド68として形成され、左
側面にはインクリボンカセツト51に設けられた
爪55の突起54が嵌め合う穴69が設けられ、
右側面にはインクリボンカセツト51に設けられ
た突起体56が嵌め合う穴70が設けられてい
る。
このように構成された機構の動作について、第
3図を用いて説明する。
まず、インクリボンカセツト51をカセツトホ
ルダ60に取り付けるのにあつては、aに示すよ
うに突起体56を穴70に嵌め合せながらインク
リボンカセツト51を矢印Aの方向に回転させて
カセツトホルダ60の正面に押し当てるようにす
る。これにより、インクリボンカセツト51はカ
セツトホルダ60のガイド68に案内されてbに
示すようにカセツトホルダ60に装着される。そ
して、インクリボンカセツト51がカセツトホル
ダ60の所定の位置に装着された状態では、突起
体56が穴70に嵌め合わされるとともに爪55
の突起54が穴69に嵌め合わされる。この結
果、インクリボンカセツト51は爪55の弾性力
で右側面側に押し付けられ、カセツトホルダ60
に対するインクリボンカセツト51の前後、左
右、上下方向の位置決めが行なわれることにな
る。この状態で所定の記録動作が実行される。次
に、インクリボンカセツト51をカセツトホルダ
60から取り外すのにあたつては、cに示すよう
に爪55をインクリボンカセツト51側に押し付
けて突起54と穴69との係合を解除しながら1
点鎖線で示すように矢印Bの方向に回転させる。
このような構成によれば、片手操作でインクリ
ボンカセツト51をカセツトホルダ60に安全か
つ容易に着脱でき、インクリボンカセツト51装
着時のカセツトホルダ60に対する位置決めおよ
びカセツトホルダ60によるインクリボンカセツ
ト50の保持が確実に行われることになる。そし
て、構成要素はモールド成型により一体化でき、
部品点数を削減できる。
なお、カセツトホルダ60の穴69に嵌め合う
ようにインクリボンカセツト51に設ける爪55
の突起54としては、例えば第4図に示すように
三角形状に形成してもよい。このような形状によ
れば、テーパCの部分により円滑に装着されると
ともに、テーパDの部分によりインクリボンカセ
ツト51およびカセツトホルダ60の寸法のバラ
ツキが吸収されて位置決めがより確実に行われる
ことになる。
また、上記実施例では、インクリボンカセツト
51側に突起55,56を設けてカセツトホルダ
0側にこれら突起55,56が嵌め合う穴69,
70を設ける例を示したが、カセツトホルダ60
側に突起を設けてインクリボンカセツト51側に
これら突起が嵌め合う切欠部などを設けるように
してもよい。
また、上記実施例では、複数色に染め分けられ
たカラーインクリボンおよび1本のワイヤハンマ
を用いて打点カラー記録を行うカラー記録装置の
例について説明したが、これに限るものではな
く、単色のインクリボンと1本のワイヤハンマと
の組み合わせやカラーインクリボンと複数本のワ
イヤハンマとの組み合わせであつてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、比較的
簡単な構成でインクリボンカセツトを安全かつ容
易に着脱できる記録装置が実現でき、実用上の効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す構成説
明図、第2図は第1図におけるインクリボンカセ
ツトの構成説明図、第3図は第1図におけるイン
クリボンカセツトの着脱動作の説明図、第4図は
インクリボンカセツトに設けられる爪の突起の具
体例図、第5図は従来のカラー記録装置の要部の
一例を示す構成説明図、第6図は第5図の装置で
用いるキヤリツジの具体例を示す要部の構成説明
図、第7図は従来の装置におけるインクリボンカ
セツトの着脱説明図、第8図は第7図におけるイ
ンクリボンカセツトの装着説明図である。 10……プラテン、20……記録紙、30……
キヤリツジ、50……インクリボン、51……イ
ンクリボンカセツト、54……突起、55……
爪、56……突起体、60……カセツトホルダ、
69,70……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直方体状に形成されインクリボンを収納する収
    納部と、この収納部の長手方向の両側面にインク
    リボンを記録紙の有効記録幅に対向した状態で案
    内するように同一方向に一体形成された案内部に
    よりほぼコ字形に形成されたインクリボンカセツ
    トと、 インクリボンカセツトのインクリボンの収納部
    の上下面および両側面を着脱可能に挟持するよう
    に上下面および両側面が形成されたカセツトホル
    ダと、 打点動作を行うワイヤハンマを有し、記録紙の
    幅方向に沿つてインクリボンを介して記録紙と対
    向するように移動可能に配置されたカセツトホル
    ダとは独立したキヤリツジとを有し、 前記インクリボンカセツトおよびカセツトホル
    ダの一方の側面には相互に嵌め合う位置決め用の
    係合機構が形成され、他方の側面には相互に嵌め
    合う保持用の係合機構を設けたことを特徴とする
    記録装置。
JP1986028751U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0432577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986028751U JPH0432577Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986028751U JPH0432577Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS62141718U JPS62141718U (ja) 1987-09-07
JPH0432577Y2 true JPH0432577Y2 (ja) 1992-08-05

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ID=30832005

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JP1986028751U Expired JPH0432577Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055453Y2 (ja) * 1985-03-05 1993-02-12

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JPS62141718U (ja) 1987-09-07

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