JP2622546B2 - 熱転写プリンタのヘッド退避機構 - Google Patents

熱転写プリンタのヘッド退避機構

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JP2622546B2
JP2622546B2 JP62151295A JP15129587A JP2622546B2 JP 2622546 B2 JP2622546 B2 JP 2622546B2 JP 62151295 A JP62151295 A JP 62151295A JP 15129587 A JP15129587 A JP 15129587A JP 2622546 B2 JP2622546 B2 JP 2622546B2
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thermal
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正則 上田
謙二 梅原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface

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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、ヘッド退避動作と連動してリボンフィード
解除動作を兼ね行うヘッド退避機構を備えた熱転写プリ
ンタにおいて、ヘッド退避時に、用紙にヘッド端面の影
響による縦線の汚れがつくのを防止することを目的とし
たもので、ヘッド退避機構のヘッド退避動作とリボンフ
ィード解除動作との間にタイムラグを設け、リボンフィ
ード解除によりリボン巻取側の張力がゆるんでからヘッ
ド退避が行われるようにして目的の達成を図っている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱転写プリンタに係り、特にヘッド退避動作
と連動してリボンフィード解除動作を兼ね行うヘッド退
避機構に関する。
〔従来の技術〕
この種の熱転写プリンタにおいては、スペース動作の
終わりにヘッド退避機構を作動させ、サーマルヘッドを
プラテンから退避させるとともに、リボンフィードを解
除するようになっている。この場合、従来は、ヘッド退
避動作とリボンフィード解除動作が同時に行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来構造の場合、ヘッド端面の影響によっ
て用紙に縦線の汚れが付くことがある。第2図はこの説
明図で、サーマルヘッド1がプラテン2から退避する際
に、ヘッド左右でのリボン3の張力変化(リボン巻き取
り方向の張力T1がT2より大きくなる)によってリボン3
がわずかに用紙100の紙面をこするために汚れが発生す
る。
これを防止する対策として、サーマルヘッドをオーバ
ランさせながらヘッド退避を行うようにすることが考え
られるが、乾電池駆動の熱転写プリンタの場合、スペー
スモータとヘッド退避機構の駆動源(モータまたはソレ
ノイド)を同時に駆動するのは電源容量の点から無理が
ある。また、コストダウンのためにスペース送りとヘッ
ド退避機構の駆動源を共通化する構造の場合は、オーバ
ランしながらヘッド退避することはできない。
従って、他の適切な対策が望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決することのできる熱転写
プリントのヘッド退避機構を提供するもので、そのため
の手段として、本発明では、サーマルヘッドのプラテン
に沿った移動動作から、インクリボンフィード力を得る
変換伝達機構を有し、ヘッド退避動作と連動してリボン
フィード解除動作を兼ね行うヘッド退避機構を備えた熱
転写プリンタにおいて、ヘッド退避機構は、サーマルヘ
ッドを搭載するヘッドキャリアと、ヘッドキャリアを回
動して、ヘッド退避動作を行なわせる回動レバーとを有
し、回動レバーの一端部には前記変換伝達機構を構成す
る部材が設けられ、他端部がヘッドキャリアの係合部と
ゆとりを持って嵌合していることにより、ヘッド退避動
作とリボンフィード解除動作の間に、リボンフィード解
除によりリボン巻取側の張力がゆるんでからヘッド退避
が行われるようにしている。
〔作用〕
ヘッド退避に先立ってリボンフィード解除が行われ、
リボン張力T1(第2図参照)がゆるむ。このとき、サー
マルヘッドは退避動作にはいっていないため、リボンは
用紙とプラテンの間で確実に固定されている。サーマル
ヘッドは、このようにリボンがゆるんだ後退避動作を行
うため、リボン張力変化によるリボンのこすれにより発
生する用紙汚れを防止することが可能である。
〔実施例〕
以下、第1図に関連して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係る熱転写ブリンタのヘッド退避機
構を示す側面図で、図中、11はプラテン、12はサーマル
ヘッド、13はヘッド退避機構、14はリボンフィードギア
である。
ヘッド退避機構13は、ステーシャフト15に摺動及び回
動自在に支持されるヘッドキャリア16と、該ヘッドキャ
リア16を賦勢するスプリング17と、ラックレバー18とよ
りなり、プラテン11はヘッドキャリア16上に取り付けら
れてプラテン11に対向している。ラックレバー18は、実
線で示すヘッド圧接位置と、鎖線で示すヘッド退避位置
とに位置決め可能に設けられて図の紙面と垂直方向に伸
びており、その一端18aには、リボンフィードギア14と
係合するラック19が形成されている。また、ラックレバ
ー18の他端18bはヘッドキャリア16に形成されたスリッ
ト20にゆとりを持って嵌合している。リボンフィードギ
ア14は、ヘッドキャリア16側に設けられ、プラテン11と
サーマルヘッド12の間を通るリボンを収納するリボンカ
セット(図示せず)の巻取側スプールを駆動する。
用紙は、プラテン11とリボンの間を通してセットさ
れ、該用紙に対する印字は、ラックレバー18を実線のヘ
ッド圧接位置に位置決めした状態で行われる。この状態
では、サーマルヘッド12はヘッドキャリア16を賦勢する
スプリング17の賦勢力によってリボン,用紙を介してプ
ラテン11に圧接し、ラックレバー18のラック19はリボン
フィードギア14に噛合する。そして、この状態で、ヘッ
ドキャリア16をスペース動作させながら、サーマルヘッ
ド12の表面に形成されている発熱体に、所定時期に所定
のパターンで通電することにより1行の印字が行われ
る。このスペース動作時に、ラック19と噛合するリボン
フィードギア14が回転してリボン巻き取りが行われる
が、この場合、リボンと用紙の間でスペース方向での相
対移動を生じないようにサーマルヘッド12のスペース速
度と同速度で巻き取りが行われる。
スペース動作終了後に、ラックレバー18は図示しない
駆動手段により鎖線のヘッド退避位置に位置決めされる
が、この過程において、まずラック19がリボンフィード
ギア14から離脱し、ヘッド退避に先立ってリボンフィー
ド解除が行われてリボン張力がゆるむ。このときサーマ
ルヘッド12は退避動作に入っていないため、リボンは用
紙とプラテン11の間で確実に固定される。その後ラック
レバー18の移動が進行して他端18bがスリット20の下方
でヘッドキャリア16に係合すると、該ヘッドキャリア16
はスプリング17の賦勢力に抗し図の時計方向に回動し、
サーマルヘッド12はプラテン11から退避するが、この退
避はリボンがゆるんだ後で行われるため、リボン張力変
化によるリボンこすれは発生せず、用紙よごれを防止す
ることが可能である。このような効果は、ラックレバー
18の他端18bをヘッドキャリア16のスリット20に適当な
ゆとりを持って嵌合させ、これにより、ヘッド退避動作
とリボンフィード解除動作の間にタイムラグを設けるこ
とによって得られるものである。
その後、ヘッドキャリア16はスペース方向と逆方向に
移動してもとの位置に復帰し、次に上述と同様の手順に
より次の行の印字が行われる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、ヘッド退避動作
とリボンフィード解除動作との間にタイムラグを設け、
これにより、リボン解除によってリボン巻取側の張力が
ゆるんでからヘッド退避を行うようになっているため、
従来問題となっていたヘッド退避時のリボンこすれによ
る用紙汚れを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の熱転写プリンタのヘッド退避
機構を示す側面図、 第2図は従来構造の問題点説明図で 図中、 11はプラテン、 12はサーマルヘッド、 13はヘッド退避機構である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッド(12)のプラテン(11)に
    沿った移動動作から、インクリボンフィード力を得る変
    換伝達機構(19,14)を有し、 ヘッド退避動作と連動してリボンフィード解除動作を兼
    ね行うヘッド退避機構(13)を備えた熱転写プリンタに
    おいて、 前記ヘッド退避機構(13)は、 前記サーマルヘッド(12)を搭載するヘッドキャリア
    (16)と、 前記ヘッドキャリア(16)を回動して、ヘッド退避動作
    を行なわせる回動レバー(18)とを有し、 前記回動レバー(18)の一端部(18a)には前記変換伝
    達機構(19,14)を構成する部材(19)が設けられ、他
    端部(18b)がヘッドキャリア(16)の係合部(20)と
    ゆとりを持って嵌合していることにより、 ヘッド退避動作とリボンフィード解除動作の間に、リボ
    ンフィード解除によりリボン巻取側の張力がゆるんでか
    らヘッド退避が行われるようにしたことを特徴とする熱
    転写プリンタのヘッド退避機構。
JP62151295A 1987-06-19 1987-06-19 熱転写プリンタのヘッド退避機構 Expired - Lifetime JP2622546B2 (ja)

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JPS63315259A JPS63315259A (ja) 1988-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62270366A (ja) * 1986-05-20 1987-11-24 Seiko Epson Corp プリンタのキヤリツジ機構

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JPS63315259A (ja) 1988-12-22

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