JP2689062B2 - プリンタ用印字ユニット - Google Patents

プリンタ用印字ユニット

Info

Publication number
JP2689062B2
JP2689062B2 JP5039197A JP3919793A JP2689062B2 JP 2689062 B2 JP2689062 B2 JP 2689062B2 JP 5039197 A JP5039197 A JP 5039197A JP 3919793 A JP3919793 A JP 3919793A JP 2689062 B2 JP2689062 B2 JP 2689062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
ribbon
printing unit
ribbon cassette
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5039197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06210881A (ja
Inventor
信義 松沢
Original Assignee
株式会社ワイ・イー・データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ワイ・イー・データ filed Critical 株式会社ワイ・イー・データ
Priority to JP5039197A priority Critical patent/JP2689062B2/ja
Publication of JPH06210881A publication Critical patent/JPH06210881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2689062B2 publication Critical patent/JP2689062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写プリンタの印字ユ
ニットに関するものであり、特にリボンカセットを自動
交換しながら印字を行うプリンタの印字ユニットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラープリンタは、1本のリボン
にイエロー、マゼンタ、シアン、クロの4色のインクを
順次に塗布したインクリボンを用いて合成色を作る方法
が広く使われており、印字ユニットはカセットを自動交
換したり、カセットを識別する必要が無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カセット交
換式の熱転写プリンタを実現する印字ユニットを提供す
ることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、第1の発明は、サーマル
ヘッドと、サーマルヘッドを圧接・退避させる手段と、
リボンカセットを取り込み・排出する手段と、リボンカ
セットを案内・保持する手段と、リボンを巻取る手段と
を具備し、且つサーマルヘッドを取り付けたスライド板
の端部に、印字時にカセットの開口部端を押し退けてカ
セットの位置を規制するための斜面部を設けた構成とし
たものである。
【0005】また、第2の発明は、前記第1の発明によ
る構成に更に、リボンカセットの取り込み位置を検知す
る手段を設けたものであり、第3の発明は、第1または
第2の発明に、更にリボンカセット位置検出手段を兼ね
たリボンカセット識別手段を設けたものである。
【0006】
【実施例】図面は本発明の実施例を示すもので、図1は
本発明にかゝる印字ユニットを搭載したカラープリンタ
の斜視図、図2は本発明にかゝる印字ユニットの内部構
成を示す斜視図、図3は本発明にかゝる印字ユニットに
使用するリボンカセットの斜視図、図4はインクリボン
カセットと印字ヘッドの印字時における位置関係を示す
説明図である。
【0007】図1に於いて、印字ユニット1はキャリヤ
プレート2に取り付けられており、キャリヤプレート2
は送りネジ3と案内機構2aに結合してあり、送りネジ
3を回転することにより左右に動かすことができる。
【0008】4aは印字ユニット1に搭載された状態の
リボンカセット、5は紙送りのローラ、6はプラテン、
7はリボンカセットを複数個収納するとともにリボンカ
セットを押し出す機能と、取り込む機能を有しているリ
ボン収納ユニット、4bはリボン収納ユニット7に収納
された状態のリボンカセットである。
【0009】(リボン巻き取り機構) 図2は本発明にかゝる印字ユニットの内部構造を示すも
ので、フレーム9にはリボン巻き取り機構が設けられて
いる。即ちモータ10の回転が中間ギヤ11を介してギ
ヤ12に伝えられ、ギヤ12は軸13aに回転出来るよ
うに取り付けられていて、ギヤ12の回転は摩擦機構1
4aを介してツメリング15aに伝えられる。このツメ
リング15aにはツメ16が設けてあり、リボンカセッ
トが搭載された時にリボンカセットのツメリングと嵌合
してリボンを巻き取る。
【0010】他方の軸13bにも同様にツメリング15
b摩擦機構14bが嵌めてあるが、摩擦機構14bの一
端は直接フレーム9に取り付けてあり、摩擦機構の摩擦
トルクがツメリング15bを回すに必要なトルクとな
る。
【0011】なお摩擦機構14aの摩擦トルクは摩擦機
構14bの摩擦トルクより十分大きくなっている。この
摩擦機構14aはリボン巻き径の変化に対応する為であ
り、摩擦機構14bはセット側のリボンの弛みを無くす
ためのテンションをリボンに持たせる為のものである。
【0012】(カセットのガイドと保持) カセットの取り込み、排出のためのカセットのガイド
は、主ガイドとして軸17a17bがあり、ローラ18
が補助的なガイド機構として働くようになっている。
【0013】またカセットが引き込まれた状態での保持
は、バネ19で圧接されたゴム輪20が受け持ってい
る。ゴム輪20はプレート21に設けたモータ22によ
り駆動されるが、減速比を大きくとっているため、ロー
ラへの外力で回転せずカセット保持機能ができる。
【0014】(ヘッド圧接、退避機構) プレート23にはヘッドロード機構が設けられている。
即ちプレート23にはスライドガイド24,24を両側
に介してスライド板25が昇降自在に取り付けられ、ま
たモータ26とギヤ27が取り付けられている。
【0015】ギヤ27はプレート23に軸着されたギヤ
27’が噛合されていて、このギヤ27’には他端をス
ライド板25に接続したリンク28bが連繋されてい
る。従って、モータ26を回転させると、ギヤ27が回
り、ギヤ27’及びリンク28bを介してスライド板2
5が上下動する。
【0016】スライド板25にはサーマルヘッド29が
取り付けてあり、印字時にスライド板25を下げてヘッ
ドを用紙に圧接し、印字が終わればヘッドを上げて退避
させることが出来る。
【0017】(カセットの位置規制と抜け止め) 図4は印字ユニットに搭載されたリボンカセット4aと
印字時のサーマルヘッド29の位置関係を示す図で、サ
ーマルヘッド29の下端は印字時にカセット中央の開口
部30に突入しインクリボン31を伴って下がり、カセ
ットの外に出て印字用紙を圧接する位置になる。
【0018】この時サーマルヘッド29を取り付けてい
るスライド板25の端部25aの位置をカセットの開口
部端30aに十分近くにしてスライド板25が開口部3
0に突入した時、このスライド板によってカセットの位
置を規制できるようにしている。
【0019】また端部25aには下部に斜面部25bを
設け、カセット位置が少し抜ける方向にずれていてもサ
ーマルヘッドの下降により斜面部25bが開口部端30
aと接触してカセットを所定の位置へ押し戻すことがで
きるようにしている。
【0020】(カセット取り込み、排出機構) 図2に示したプレート32にはリボンカセットの取り込
み・排出機構であるカセット駆動ユニット33が設けら
れている。
【0021】カセット駆動ユニット33はプレート21
にカセット駆動モータ22と軸20aと2個のゴム輪2
0、20とギヤ34が取り付けられており、モータ22
の回転でモータ軸に取付けられたギヤ33及びギヤ34
を介してゴム輪20、20が回転するようになってい
る。またカセット駆動ユニット33は、バネ19により
下方に付勢されていてカセットが入ってきた時はこのバ
ネの力でゴム輪20、20がカセットを押しつけ駆動す
るようになっている。
【0022】(リボンカセットの識別とカセットの取り
込み位置の検知) リボンカセット4bがカセット収納ユニット7(図1参
照)から押し出されてカセットの中空軸35a、35b
が印字ユニットの軸17a、17bに嵌まって押し込ま
れ、ゴム輪20、20の所まで来ると、既に回転を始め
ているゴム輪20、20の回転によりカセットが取り込
まれる。
【0023】回路基板36にはリボンカセットの識別ス
イッチ37が4個設けられており、この回路基板36は
カセットが取り込まれたときカセットの上部に近接して
配置されており、識別スイッチ37の作動レバー37a
がカセット上部に設けられた溝38(図3参照)に入る
ようになっている。実施例では識別スイッチの数は4ビ
ット信号を発生できるように4個のスイッチを並列に配
置している。
【0024】カセットの溝38には識別チップ39が識
別番号に応じた数と配置でセットされ、この識別チップ
は溝38を部分的に埋めるような形に盛り上がってい
て、カセットが取り込まれてチップの位置がスイッチレ
バーの所に来るとチップのあるスイッチレバーが押し上
げられてスイッチがONになる。
【0025】実施例では、識別チップの位置Lはカセッ
トが入りきった位置になるように設定されていて、識別
スイッチ37がONになると、カセット駆動モータ22
の回転を停止するようにしている。即ち識別スイッチ3
7はカセットの入った位置の検知も兼ねている。
【0026】実施例では識別信号発生にメカスイッチを
使用しているが、光検出手段、磁気検出手段等各種の信
号発生手段が可能である。
【0027】また実施例ではカセットの識別信号がカセ
ットの位置の検知も兼ねているが分離することも差し支
えない。
【0028】
【発明の効果】本発明に依れば、カセット交換方式の最
重要部分であるリボンカセット交換機能を持った印字ユ
ニットがコンパクト且つ簡単な構造で実現できるととも
に、カセットの識別機能をも併せ実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる印字ユニットを搭載したカラー
プリンタの斜視図である。
【図2】本発明の実施例の内部構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例で使用したリボンカセットの斜
視図である。
【図4】インクリボンカセットと印字ヘッドの印字時に
おける位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 印字ユニット 2 キャリプレート 3 送りネジ 4a,3b リボンカセット 5 紙送りのローラ 6 プラテン 7 リボン収納ユニット 8 ガイドプレート 9 フレーム 10 モータ 11 中間ギヤ 12 ギヤ 13a,13b 軸 14a,14b 摩擦機構 15a,15b ツメリング 16 ツメ 17a,17b 軸 18 ローラ 19 バネ 20 ゴム輪 21 プレート 22 モータ 23 プレート 24 スライドガイド 25 スライド板 26 モータ 27 ギヤ 28a ピン 28b リンク 29 サーマルヘッド 30 開口部 31 インクリボン 32 プレート 33 カセット駆動ユニット 34 ギヤ 35a,35b 中空軸 36 回路基板 37 識別スイッチ 37a 作動レバー 38 溝 39 識別チップ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドと、サーマルヘッドを圧
    接・退避させる手段と、リボンカセットを取り込み・排
    出する手段と、リボンカセットを案内・保持する手段
    と、リボンを巻取る手段とを具備し、且つ、サーマルヘ
    ッドを取り付けたスライド板の端部に、印字時にカセッ
    トの開口部端を押し退けてカセットの位置を規制するた
    めの斜面部を設けたことを特徴とするプリンタ用印字ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 リボンカセットの取り込み位置を検知す
    る手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ用印字ユニット。
  3. 【請求項3】 リボンカセット位置検出手段を兼ねたリ
    ボンカセットの識別手段を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載のプリンタ用印字ユニット。
JP5039197A 1993-01-19 1993-01-19 プリンタ用印字ユニット Expired - Fee Related JP2689062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039197A JP2689062B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 プリンタ用印字ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039197A JP2689062B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 プリンタ用印字ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06210881A JPH06210881A (ja) 1994-08-02
JP2689062B2 true JP2689062B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=12546403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5039197A Expired - Fee Related JP2689062B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 プリンタ用印字ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2689062B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153150U (ja) * 1983-03-29 1984-10-13 沖電気工業株式会社 プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06210881A (ja) 1994-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6168328B1 (en) Thermal transfer printer with a plurality of cassette holder plates
US4622563A (en) Printing apparatus with multiple ribbon cassettes holder
JPH05229198A (ja) カード印刷装置
US4898484A (en) Thermal transfer printer
US5249873A (en) Method and apparatus for thermal transfer recording and ink paper cassette therefor
JP2689062B2 (ja) プリンタ用印字ユニット
EP0841180A2 (en) Recording apparatus
US5913623A (en) Recording apparatus
US6014159A (en) Recording apparatus
US4698646A (en) Thermal transfer recording system
JP2728191B2 (ja) 画像形成装置
EP0841183B1 (en) Recording apparatus
US5839838A (en) Image printer
JP2750714B2 (ja) 熱転写記録装置
US5733053A (en) Thermal transfer printing apparatus
JP2566831B2 (ja) 熱転写記録装置
JP2841622B2 (ja) プリンタ装置
JPS6350126Y2 (ja)
JP3470202B2 (ja) 熱転写画像形成装置
JP2526046Y2 (ja) 熱転写型プリンタ装置
EP0841179A1 (en) Recording apparatus
JP2622546B2 (ja) 熱転写プリンタのヘッド退避機構
JPH0813566B2 (ja) 記録装置
JPS6063187A (ja) 熱転写形プリンタ
JP3359980B2 (ja) カラーサーマルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees