JPH0432460A

JPH0432460A - シート材分配装置

Info

Publication number: JPH0432460A
Application number: JP2139031A
Authority: JP
Inventors: Makoto Kitahara; 誠北原
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-05-28
Filing date: 1990-05-28
Publication date: 1992-02-04
Anticipated expiration: 2013-09-21
Also published as: JP2801365B2; US5186454A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、シート材分配装置、中でもピン群をシート材
排出手段に対して移動させて分配を行うピン移動式のシ
ート材分配装置に関する。

〔従来の技術〕

従来よりの、この種のシート材分配装置は第７図に示す
ように構成されている。

画像形成装置３１にはシート材分類装置３２が接続され
ており、上記画像形成装置３１は画像が形成されソート
材５を搬送する搬送ローラ３６対及びシート材５を本体
外に排出する排出ローラ対６等を有している。

シート材分類装置３２は、画像形成装置３１から排出さ
れたシート材５を搬送する複数の搬送ローラ対４０．４
１（排出手段）とその間に配設されたガイド板４２と、
複数のピン４５　（４５ａ〜４５ｊ）を有するピンユニ
ット４６等を備えている。上記ピンユニット４６は、不
図示の昇降手段（移動手段）により搬送ローラ対４１に
対し相対的に矢印４７．４９方向に移動して、上記搬送
ローラ４１に所定のピン４５を対応させている。

また、上記ガイド板４２の適所には、バス１２中のシー
ト材を検知するためのシート材センサ５０が配設されて
いる。

上記シート材分類装置の作用を第９図のタイミングチャ
ートに示す対応番号に基づいて説明する。

■、画像形成装置３１の画像形成スタートにより、画像
形成装置３１からスタート信号がシート材分類装置３２
へ送られる。

■、画像形成装置３１からのスタート信号によす、搬送
ローラ４０，４１はシート材５の排出方向に回転すると
共に、ピンユニット４６は矢印４９方向に下降し、最上
位のピン４５ａが搬送ローラ対４１に対応した状態のホ
ームポジションＨ−Ｐに復帰してシート材排出に備える
。

■、画像形成装置３１からシート材５が排出され、ガイ
ド板４２内においてシート材センサ５０によりシート材
５が検知される。

■、シート材５は、搬送ローラ対４１により下流のピン
４５ａに排出されていく。

■、シート材５の後端がシート材センサ５０を通過する
。

■、上記■の時点から所定時間を経過後に、シート材５
の後端が搬送ローラ対４１を通過すると、不図示のピン
ユニット昇降手段が駆動される。

■、ピンユニット昇降手段の作動により、ピンユニット
４６は１ピン分だけ矢印４７方向へ上昇シフトされ、下
位のピン４５ｂが搬送ローラ対４１に対応する。

■、続く２枚目のシート材５の排出に備えて待機する。

■、その後、２枚目のシート材５が画像形成装置３１か
ら排出されて前記■と同一動作に入る。

以下同様にして、上記■〜■までの動作を繰り返し行な
って、シート材５の分類・搬送を行なう。

ピン群を上昇させて所定枚数のシート材を分配し終ると
、次にピン群を下降させながら同様にシート材を分配し
てゆく。

さてここで、ピン群を下降させながらシート材を分配し
たときとピン群を上昇させながらシート材を分配したと
きの排出されたシート材の状態を考える。

第８図（ａ）はピン群を下降させながらシート材をピン
内へ排出した場合を示す図である。センサ５０をシート
材の後端が抜けて所定時間後ピン群は下降しはじめるが
、例えば、シート材がピン４５ｂ上に着地していないう
ちピン４５ｂが下降動作が開始されると、ピン４５ｂは
一点鎖線位置から実線位置に移り、そのピン４５ｂに着
地すべきシート材の後端の軌跡は矢印のようになり、長
い距離滑空することになる。着地すべきシート材の滑空
方向と同方向にピンが移動するのである。

特に高速のプリンタ装置と組合わされて、シート材の間
隔が短い場合などは、この状態が顕著である。ここでは
逆戻りしてきたシート材の後端がピントレイの先端ガイ
ドである先端立向げ部４５、に当接したとき滑空が終了
したことになる。

第８図（ｂ）はピン群を上昇させながらシート材をピン
内に排出した場合を示す図である。このときはシート材
がピン上に着地していないうちピン群が上昇動作が開始
されると、ピンは一点鎖線で示す位置から実線で示す位
置に移り、シート材の後端の軌跡は矢印のようになり、
滑空距離が短くなっている。これは逆に、ピンがシート
材に近づく方向に移動するためである。これも、高速の
プリンター装置と組合わされてシート材の間隔が短い場
合などは、この状態が顕著である。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら第８図（ａ）、第８図（ｂ）で示したよう
に、ピンの上昇時と、下降時によってシート材の滑空距
離（滞空時間）が異なるため、ピン上に排出されたシー
ト材の積載状態が一定にならず、シート材の戻り不良、
乱れが発生する欠点があった。

〔課題を解決するための手段（及び作用）〕本発明は、
シート材を収納するための、複数のピン群をシート材排
出手段に対して移動可能に支持したシート材分配装置に
おいて前記ピン群の移動方向に応じてシート材の排出方
法を制御することを特徴とするもので、これによりピン
群の移動方向にかかわらずシート材のピン内での良好な
積載性、収納性をもったシート材分配装置を得ることを
目的としたものである。

シート材の排出方法として、シート材排出速度、ピン群
移動速度、ピン群移動タイミング等である。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すシート材分類装置（以
下ソータという）の縦断側面図である。

画像形成装置１とこれに接続されたソーダ２は、コード
３により電気的に接続されている。

ソータ２は、台４上に立設された１対の支柱７を有して
おり、この支柱７間には、前記排出ローラ対６にシート
搬入口が対向して支柱７に固着された搬入ガイド９と、
この搬入ガイド９の下流側に位置する回転自在の搬送ロ
ーラ対１０とがそれぞれ配設されている。

支柱７の下部に固着されたモータ１１のスプロケット１
２と、支柱７の上部に軸支されたスプロケット１３とに
はチェーン１５がそれぞれ掛は渡されており、このチェ
ーン１５の外部側（第１図において左側）の適所には、
昇降部材１６とこの昇降部材１６に一端を係止された引
っ張りばね１７とがそれぞれ接続されている。

上記昇降部材１６には左右１対のピン支持板１７の前端
が固着されており、このピン支持板１７には複数のピン
Ｂ　（Ｂ　ｌ−Ｂ　＋ｓ）の両側部がそれぞれ固着され
ている。上記ピン支持板１７及びピンＢ、〜Ｂ２により
ピンユニット４６が構成されている。画像形成装置１の
排出ローラ対６により排出されたシート材５は、対向し
て配置されたシート材分類装置２の搬入ガイド９に挿入
されて搬送ローラ対１０に導かれる。この搬送ローラ対
１０のニップ部に対向してピンＢのシート受は入れ口１
９が配設されており、上記搬送ローラ対１０から排出さ
れたシート材５は対応するピンＢ（図においてはＢ、）
上に収納積載される。搬入ガイド９のシートバスには、
ソート材５の通過を検知するためのシートセンサ２０が
配設されている。

上記ピン支持板１７は、前述したように昇降部材１６に
取りつけられているので、モータ１１の回転によりチェ
ーン１５が回動すると、これと共に昇降部材１６が昇降
することができ、これにより各ピンＢ１〜Ｂ１５のソー
ト受は入れ口１９を、搬送ローラ対１０に対向した位置
に任意に設定することができる。すなわち、ピンＢ、か
らピンＢ　１５に至る距離に相当する距離だけピンユニ
ット４６は上下動可能である。

さらに、ソータ（シート材分類装置）２は第２図に示す
ように制御部２１を有していて、画像形成装置１の制御
部２２と通信を行なっている。上記制御部２１の出力側
には、昇降手段である前記モータ１１及び排出モータ１
００が接続されている。

次に、上記ソータ２の作用を第４図のタイミングチャー
トの対応番号に基づいて説明する。

■、画像形成装置１のスタートにより、画像形成装置１
からスタート信号がシート材分類装置２へ送られる。

■、画像形成装置１からのスタート信号により、搬送ロ
ーラ対１０はシート排出方向に回転し、ピンＢはホーム
ポジションＨ−Ｐ、すなわち矢印４９方向に下降した最
下部の位置であって最上部のピンＢ、が搬送ローラ対１
０に対向する位置に復帰してソート材５の排出に備える
。

■、画像形成装置１部からシート材５が排出され、搬入
ガイド９内のシートセンサ２０にシート材５の先端が到
達する。

■、シート材５は、搬送ローラ対１０により下流のピン
Ｂ、に排出されていく。この排出速度はピン上昇時であ
るためＶｌで排出する。

■、シート材５の後端がシートセンサ２０を抜ける。

■、上記■の時点から所定時間経過後（シート材５の後
端が搬送ローラ対１０を抜けると）、ピンユニット昇降
手段であるモータ１１が駆動される。

■、モータ１１の回転によりピンユニット４６が１ピン
分だけ矢印４７方向にシフトして、次のピンＢ、が搬送
ローラ対１０に対向する位置にくるとピンユニット４６
は停止する。

■、上記■の停止と略同時に続く２枚目のシート材５が
画像形成装置１から排出されて前記■と同一の動作に入
る。

以下、同様にして上記■〜■までの作用を繰り返し行な
ってシート材５の分類・搬送を行なう。

ピン群を上昇させて所定枚数のシート材を分配し終ると
次にピン群を下降（矢印４９方向）させながら同様にシ
ート材を分配してゆ（。

ここで、前記動作■ではＶｌでシート材を排出したが、
ピン群を下降させてシート材を分配するときはシート材
を速度Ｖ、でピン内に遅い速度で排出する。モしてＶ、
＞Ｖ２と設定しであるため、ピン内へ排出されたシート
材の滑空距離（排出されたシート材が逆戻りして、シー
ト材の後端がピントレイの入口側に当接するまでの滞空
時間）が上昇時のシート材の滑空距離にちかづき、ピン
群の移動方向にかかわらず積載状態が一定になる。

つまり、速い速度で排出するとシート材は遠くまで飛び
出してしまって戻って来るのに時間がかかるので、ピン
が下降する時にはシートの戻りに更に時間がかかってし
まう。そこで、ピンが下降する時には、遅い速度でシー
トを排出して遠（まで飛び出さないようにする。その結
果、排出されたシートは直ちにピン上に落下積載される
ことになる。

第３図はシート分配装置制御部での判別ルーチンを示し
たフローチャートであり、ピン群が上昇するときは速度
ＶＩでシート材を排紙し、ピン群が下降のときは速度Ｖ
、でシート材を排紙する。

尚、速度の変更は、速度可変制御装置をピンの上昇又は
下降信号により制御して、速度を選択できるようにして
、モータ１００の回転速度を変更させる。

具体的には、例えば、ピンの上昇時における排出速度■
１によって排出されたシート材が戻ってくるまでの時間
を２秒とする。そして、ピントレイは下降してシートか
ら逃げる方向に移動するのであるから、これをピントレ
イ上昇時と比較して、シート材の排出速度が同じである
とすると排出されたシート材がピントレイに積載される
のに１秒の差がある。つまり、下降時の方が１秒長（か
かる。

従って、本発明では、ピンの下降時における排出速度■
２によって排出されたシート材が戻ってくるまでの時間
が１秒になるようにＶ２を定めればよい。その結果、上
昇時、下降時のいずれも、シート材がピントレイに積載
完了するのに同秒時かかることになり、積載性が向上す
る。ただし、この具体的秒数には何ら制限されない。

〔他の実施例〕

前記実施例では、ピン群の上昇、下降によりシート材の
ピン内への排出速度をそれぞれｖｌ。

■、と変更してシート材の分配を行っているが、ピン群
の移動速度を変更させてもよい。ピン群の移動速度はモ
ータ１１の速度を２速選択できるようにしておけばよい
（第５図）。

例えば前記動作■、■でのピン群上昇シフトの速度をＶ
３となるようにピン群のシフトを行ない、次にピン群が
下降しながらシート材を分配するときのピン群のシフト
速度をＶ４となるようにする。これはモータ１１の回転
速度を制御することで行うことが可能である。

そしてＶ、＞Ｖ、と設定しておけばシート材の排出状態
がピン群の移動方向にかかわらず積載状態が一定になる
。

またさらに、シート材がセンサ２０を抜けてピン群を移
動させるまでの時間ｔを変更してもよい。前記動作■、
■でシート材がセンサを抜けてｔ１時間たったらピン群
の上昇移動を開始し、次にピン群が下降しながら、シー
ト材を分配するときはこの時間をｔ２としてピン群の移
動を開始するようにする。ここで１．＜１２と設定して
おけばシート材の排出状態がピン群の移動方向にかかわ
らず積載状態が一定になる。

同様に、モータ１１を制御する制御部に、可変タイマー
を備え、センサー２０によるシート材の検知時からの時
間を可変できるようにしておけばよい（第６図）。

更に、上記第一、第二、第三の実施例を全部組合わせて
−の発明としてもよいことは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、ピン群の移動方向に応じてシート
材の排出方法を制御することにより、ピン群の移動方向
にかかわらずシート材のピン内での良好な積載性、収納
性をもったシート材分配装置を得ることができる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の断面図、第２図は本発明の実施例のブロック図、第３図は本発明
の実施例のフローチャート、第４図は本発明の実施例の
タイミングチャート、第５図、第６図は各々が他の例のブロック図、第７図は
従来例の断面図、第８図は第５図の排紙状態説明図、第９図は従来例のタイミングチャートである。２・・・シート分配装置１０・・・排出ローラ２０・・・センサ１１・・・昇降モータ１００・・・排出モータ４６・・・ピン群第２図第３図第５図第６図第８履ｔ５ｂ第３量（〜

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シート材を収納するための複数のピン群をシート
材排出手段に対して移動可能に支持したシート材分配装
置において前記ピン群の移動方向に応じてシート材の排
出方法を制御することを特徴とするシート材分配装置。
（２）前記シート材の排出方法とはシート材の排出速度
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
シート材分配装置。
（３）前記シート材の排出方法とはピン群の移動速度で
あることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のシ
ート材分配装置。
（４）前記シート材の排出方法とはピン群の移動タイミ
ングであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載のシート材分配装置。