JPH0643229B2 - シート排出装置 - Google Patents

シート排出装置

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JPH0643229B2
JPH0643229B2 JP63156448A JP15644888A JPH0643229B2 JP H0643229 B2 JPH0643229 B2 JP H0643229B2 JP 63156448 A JP63156448 A JP 63156448A JP 15644888 A JP15644888 A JP 15644888A JP H0643229 B2 JPH0643229 B2 JP H0643229B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機、プリンタ等の画像形成装置
の用紙や、その画像形成装置に装着される原稿自動送り
装置等の原稿のシートを、処理した後に自動的に排出す
るシート排出装置に係り、詳しくは、シートサイズの変
化に対応した排出搬送状態の可変制御に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、例えば原稿の自動送り装置では、プラテンの画像
形成部の上方に排紙載置台が設けられ、処理した後の原
稿をUターンさせて排出し、載置台上に摺動しながら排
出載置する構成であり、この場合の原稿排出速度は他の
搬送速度と同一に設定されている。また、載置台はある
程度傾斜して取付けられ、排出された原稿を自重落下に
より更に移動して整合性を図るようになっている。従っ
て、近年処理の高速化が要求されており、これにより原
稿の搬送、排出速度が増大すると、これに伴い排紙載置
台の傾斜が大きくなって占有空間の増大を招く。
そこで、例えばUSP4696463,USP4693
461の先行技術のように、排出速度を他の搬送速度に
比べて低下し、排紙載置台の傾斜を減じて原稿の整合性
を図ることを可能にしたものが知られている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、排紙載置台に原稿を排出する場合には、
原稿自体が載置台面又は既排出原稿面と摺動することに
なり、排出ストロークが長い程大きい摺動抵抗を受け
る。このため、上記従来例のように排出速度を常に一定
に下げる場合に、スモールサイズの原稿の整合性に合わ
せて決定すると、ラージサイズの原稿は摺動抵抗の増大
により座屈や丸まりを生じて整合不良になる。一方、ラ
ージサイズの原稿の整合性に合わせると、スモールサイ
ズの原稿の場合に摺動抵抗が小さいことから飛び過ぎて
しまい、載置台上に散乱して整合不良になる。従って、
一定の排出速度では原稿のサイズの大小に対し整合性を
共に満たすことはできない。
なお、複写機等の画像形成装置において用紙をトレイ等
に排出する場合も、同様の問題を生じる。
そこで、本発明は用紙、原稿等のシートを排出する際の
シートサイズの変化に対し、排紙載置台上での整合性を
常に得ることが可能なシート排出装置を提供することを
目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図及び第2図を参照して示すと、シートを搬送手
段(19)により排紙載置台(30)上に順次排出する
際の排出速度を搬送速度よりも遅くするシート排出装置
において、シートの搬送方向の長さに応じてシート排出
時の搬送状態としての排出速度を変化させる制御手段
(35,36)を有し、該制御手段(35,36)によ
って、シート搬送方向の長さが長い程、排出速度を増大
制御する、ことを特徴とするものである。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、シートが搬送手段(19)により搬
送される過程で、制御手段(35,36)は、シートの
排出速度をシートの搬送方向の長さに応じて変化させ
る。したがって、シート搬送方向の長さが長い程、排出
速度は増大制御され、これによりシートはいずれのサイ
ズの場合も排紙載置台(30)上に良好に整合して載置
される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
第1図において、本発明を原稿自動送り装置に適用した
実施例について述べる。符号Aは原稿自動送り装置であ
って、画像形成装置Bの上部に装着され、給紙部C、搬
送部D、排出部Eを有する。給紙部Cは装置本体2の内
部から外に給紙載置台1が水平に突設され、この載置台
1上に原稿Sの束が原稿面を下向きに載置される。装置
本体2の内部において原稿Sの端部上方にはピックアッ
プローラ3がソレノイド5により接して原稿Sを上方か
ら送り出し、離れて送り出しを停止するように設けら
れ、このローラ3の先に原稿Sの搬送方向と同方向に回
転する搬送ローラ6及びそれと逆方向に回転する分離ロ
ーラ7が設けられる。これらのローラ6,7の先には原
稿Sの先端を検出する分離センサ9が配置され、このセ
ンサ9の先に一対の給送ローラ10、原稿Sの先端と後
端を検出する給紙センサ11が設けられる。
搬送部Dは上記給紙部Cの前方の画像形成部におけるプ
ラテン12上に、搬送ベルト13が駆動ローラ15と従
動ローラ16の間に巻付けて設置され、ベルト13とプ
ラテン12の間で原稿Sを搬送するようになっている。
ベルト13の背面には原稿送りの確実性を増すように複
数のローラ17が押圧接触している。ローラ15の搬送
モータ19のモータ軸上にはモータ回転を制動するブレ
ーキ20、複数のスリットを有するクロック円板21と
スリットを検出するフォトインタラプタ22からなる搬
送クロック発生器23が設けられる。
排出部Eは従動ローラ16の先に上方に向けてU字形に
屈曲したUターン排出路25が設けられ、排出口26の
付近に排出ローラ27が、排出路25の途中に排紙セン
サ29が設置される。また、排出口26の先の装置本体
2上面に排紙載置台30が連続して設けられる。
第2図において制御系について述べる。符号31はマイ
コン等の制御ユニットであり、分離センサ9の原稿先端
信号、給紙センサ11の原稿先後端信号、排紙センサ2
9の原稿後端信号、クロック発生器23の原稿搬送時の
パルス信号、画像形成装置Bの給紙スタート信号が入力
して処理される。そして、制御ユニット31からドライ
バ32a,32b,32cを介して搬送モータ19に駆
動信号が、ソレノイド5にドライブ信号が、ブレーキ2
0にブレーキ信号が、画像形成装置Bに処理スタート信
号が出力するように構成される。
ここで、本発明の要部について更に述べると、制御ユニ
ット31は給紙センサ11とクロック発生器23の信号
が入力するシートサイズ検出部33を有する。このシー
トサイズ検出部33は給紙センサ11による原稿Sの先
端と後端信号の間クロック発生器23からのパルス信号
のパルスをカウントし、このカウント数により原稿Sの
搬送方向の長さを検出して、スモール又はラージのサイ
ズを判断する。このサイズ信号は排出速度決定部35に
入力するが、ここには予め通常搬送速度Vに対し高い
排出速度Vと低い排出速度Vが、V>V>V
の関係で設定されており、スモールサイズの場合はV
を、ラージサイズの場合はVを選択する。そして、排
出速度制御部36で排紙センサ29の原稿後端信号が入
力すると、V又はVの駆動信号をモータ19に出力
するようになっている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、給紙スター
ト信号が入力すると、ピックアップローラ3がソレノイ
ド5により給紙載置台1上の原稿Sの束の上に下降して
最上位のものを送り出す。この送り出された原稿Sは搬
送ローラ6と分離ローラ7により重送防止して最上のも
のが1枚だけ繰り出され、分離センサ9により原稿Sの
先端を検出すると、ソレノイド5によりローラ3が再び
原稿Sの束から上昇退避する。
次いで、繰り出された原稿Sは給送ローラ10により搬
送ベルト13の方に導かれ、このとき給紙センサ11に
より原稿Sの先端を検出すると、この時点から搬送モー
タ19のクロック発生器23から生じるパルスのカウン
トを開始する。一方、原稿Sは給送ローラ10から更に
ベルト13に受け継がれて、プラテン12上を原稿面を
下向きにした状態で水平に搬送される。そして、給紙セ
ンサ11からプラテン12上の所定位置までの距離に相
当するパルス数だけカウントすると、モータ19が停止
すると同時にブレーキ20が作動してベルト13は停止
するのであり、こうして原稿Sはベルト13により押圧
した状態で所定位置に停止する。
また、このとき給紙センサ11の原稿先端と共に後端の
信号、クロック発生器23のパルス信号は制御ユニット
31のシートサイズ検出部33に入力し、原稿Sのサイ
ズが検出される。そして、排出速度決定部35により原
稿Sのサイズに応じた排出速度V又はVが選択さ
れ、排出時の整合性が準備されている。
そこで、上述のように原稿Sがプラテン12上の所定位
置に停止すると、処理スタート信号が画像形成装置Bに
出力することで、原稿Sに基づいて画像形成される。そ
して、画像形成の処理が終了すると、給紙スタート信号
により再び搬送モータ19が上述と同じ搬送速度V
回転して、ベルト13により原稿Sの排出が開始する。
この場合には、原稿SがUターン排出路25により表裏
が反転され、排出口26から排紙載置台30上に原稿面
を上向きにして排出される。
かかる排出中に排紙センサ29が原稿Sの後端を検出す
ると、制御ユニット31の排出速度制御部36でモータ
19が低速に可変制御される。即ち、第3図のフローチ
ャートのように、原稿Sがスモールサイズで摺動抵抗の
小さい場合は、低い排出速度Vに設定され、これによ
り原稿Sは飛び過ぎを生じることなく静かに載置台30
上に排出して整合しながら載置する。一方、ラージサイ
ズの原稿Sの場合は、上述より高い排出速度Vで排出
されることで、原稿Sは載置台30上を大きい摺動抵抗
に打勝って移動し、座屈等を生じることなく排出載置す
ることになる。
以上、排出時の排出速度を可変制御する実施例について
述べたが、排出速度低下のタイミングを可変制御しても
良い。
即ち、原稿Sがスモールサイズの場合は早いタイミング
で速度低下して原稿の飛びすぎを抑え、ラージサイズの
場合はそのタイミングを遅くして充分な排出状態を得
る。これには、第4図のフローチャートのように、排紙
センサ29が原稿Sの後端を検出した時点から、スモー
ルサイズの場合は短い待ち時間T経過後に低い排出速
度Vに落し、ラージサイズの場合は長い待ち時間T
経過後に同様に速度をVに落とす。これにより、原稿
Sが減速された速度Vにて給送される距離は、原稿S
搬送方向の長さに応じて可変となるように制御されて、
上記実施例と同様にシートサイズの長短に対し、排紙載
置台上で原稿が安定して整合される。
なお、上述実施例は原稿自動送り装置での原稿排出につ
いて述べたが、本発明は複写機、プリンタ等の転写用紙
の排出にも適用されることは言うまでもない。
例えば、第5図のような複写機等の画像形成装置Bの排
紙トレイ40、又は第6図のような画像形成装置Bの排
紙部に接続されるシート分類装置Fのビン41への排紙
にも適用される。この場合は、用紙をサイズ毎に収納す
るカセット42,43の用紙サイズ信号からサイズを判
断し、排紙センサ44又は44′で用紙通過検知後に排
紙ローラ45又は45′で排出速度又は速度低下タイミ
ングを可変制御すれば良い。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、画像形成装置又
はそこに装着される原稿自動送り装置において、シート
を排紙載置台上に排出する場合の搬送状態をシートサイ
ズに応じて可変制御するので、スモール及びラージのい
ずれのサイズの場合も飛び過ぎ、座屈等を防止して確実
に整合できる。
排出時の搬送状態の可変制御によりシートの整合性にシ
ートの自重落下を期待しなくてすむので、排紙載置台の
傾斜は小さくできて装置を小型化し得る。
速度低下タイミング可変制御の場合は制御が容易化し、
排出速度可変制御の場合はシートの排出が安定化して整
合性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を原稿自動送り装置に適用した実施例を
示す断面図、第2図は制御系のブロック図、第3図は排
出速度可変制御の作用を示すフローチャート図、第4図
は速度低下タイミング可変制御の作用を示すフローチャ
ート図。また、第5図と第6図は本発明を画像形成装置
の排紙部に適用した実施例を示す図である。 1……シート(原稿)、 19……搬送手段(搬送モータ)、 33……検出手段(シートサイズ検出部)、 35,36……制御手段(排出速度決定部、排出速度制
御部)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを搬送手段により排紙載置台上に順
    次排出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くするシー
    ト排出装置において、 シートの搬送方向の長さに応じてシート排出時の搬送状
    態としての排出速度を変化させる制御手段を有し、 該制御手段によって、シート搬送方向の長さが長い程、
    排出速度を増大制御する、 ことを特徴とするシート排出装置。
  2. 【請求項2】シートを搬送手段により排紙載置台上に順
    次排出する際の排出速度を搬送速度よりも遅くするシー
    ト排出装置において、 シートの搬送方向の長さに応じてシート排出時の搬送状
    態としての排出速度低下のタイミングを変化させる制御
    手段を有し、 該制御手段によって、シート搬送方向の長さが長い程、
    排出速度低下のタイミングを遅延制御して遅い速度で送
    る長さを短くする、ことを特徴とするシート排出装置。
JP63156448A 1988-06-23 1988-06-23 シート排出装置 Expired - Fee Related JPH0643229B2 (ja)

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