JPH0432180A - スパークプラグ - Google Patents
スパークプラグInfo
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- JPH0432180A JPH0432180A JP13445290A JP13445290A JPH0432180A JP H0432180 A JPH0432180 A JP H0432180A JP 13445290 A JP13445290 A JP 13445290A JP 13445290 A JP13445290 A JP 13445290A JP H0432180 A JPH0432180 A JP H0432180A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、傘状の外側電極で中心電極の発火部を覆う形
状のスパークプラグに関する。
状のスパークプラグに関する。
[従来の技術]
外側電極の耐折損性の改善を図るため、複数の穴が穿設
された平板部、および主体金具の先端部に接合される複
数の脚部、を有する外側電極で中心電極の先端部を覆っ
たスパークプラグが知られている。
された平板部、および主体金具の先端部に接合される複
数の脚部、を有する外側電極で中心電極の先端部を覆っ
たスパークプラグが知られている。
[発明が解決しようとする課題]
しかるに、このスパークプラグは耐折損性の改善に重点
がおかれており、従来のスパークプラグに比べ、着火性
および耐ブレイグニション性に劣る傾向がある。
がおかれており、従来のスパークプラグに比べ、着火性
および耐ブレイグニション性に劣る傾向がある。
本発明の目的は、着火性および耐ブレイグニション性に
優れたスパークプラグの提供にある。
優れたスパークプラグの提供にある。
[課題を解決するための手段]
上記課題の達成のため、本発明は、筒状の主体金具と、
該主体金具に嵌め込まれて固定される軸孔付きの絶縁体
と、先端を前記軸孔から突出して前記絶縁体内に固定さ
れる中心電極と、該中心電極の先端面とスパークギャッ
プを隔てて平行的に配されるとともに、複数の穴を有す
る平板部、および該平板部の周縁から延出し前記主体金
具の先端部に溶接される複数の脚部からなる外側電極と
を備えてなるスパークプラグにおいて、前記外側電極の
母材を、ニッケルを90重量%以上含有する高ニッケル
合金で形成し、貴金属を主体とする貴金属板を溶接した
、クロム10重量%以上のニッケル合金板を、前記中心
電極の先端面と対向する位置の平板部に溶接した構成を
採用した。
該主体金具に嵌め込まれて固定される軸孔付きの絶縁体
と、先端を前記軸孔から突出して前記絶縁体内に固定さ
れる中心電極と、該中心電極の先端面とスパークギャッ
プを隔てて平行的に配されるとともに、複数の穴を有す
る平板部、および該平板部の周縁から延出し前記主体金
具の先端部に溶接される複数の脚部からなる外側電極と
を備えてなるスパークプラグにおいて、前記外側電極の
母材を、ニッケルを90重量%以上含有する高ニッケル
合金で形成し、貴金属を主体とする貴金属板を溶接した
、クロム10重量%以上のニッケル合金板を、前記中心
電極の先端面と対向する位置の平板部に溶接した構成を
採用した。
[作用および発明の効果]
(作用)
ニッケルを90重量%以上含有する高ニッケル合金は熱
伝導性が良いので外側電極を異常過熱させない。
伝導性が良いので外側電極を異常過熱させない。
クロム10重量%以上のニッケル合金板は、貴金属板と
母材の高ニッケル合金との熱膨張係数の違いを緩衝する
。
母材の高ニッケル合金との熱膨張係数の違いを緩衝する
。
中心電極の先端面と対向する位置の貴金属板が火花を受
ける。
ける。
(効果)
外側電極は異常過熱しないのでブレイグニションは極め
て起こり難い。
て起こり難い。
高ニッケル合金と貴金属板との熱膨張係数の違いをニッ
ケル合金板が緩衝するので、貴金属板は容易に剥離しな
い。
ケル合金板が緩衝するので、貴金属板は容易に剥離しな
い。
中心電極を容易に細くできるので着火性に優れる。なお
、貴金属板に火花が集中しても貴金属板は貴金属を主体
とする材料で構成されているので消耗は極めて少ない。
、貴金属板に火花が集中しても貴金属板は貴金属を主体
とする材料で構成されているので消耗は極めて少ない。
[実施例コ
つぎに、本発明の一実施例を図に基づき説明する。
第1図、第2図に示すごとく、スパークプラグAは、筒
状の主体金具1と、該主体金具1に嵌め込まれて固定さ
れる軸孔21付きの絶縁体2と、先端を軸孔21から突
出して絶縁体2内に固定される中心電極3と、この中心
電極3の先端面31とスパークギャップ32を隔てて平
行的に配されるとともに、3個の穴41を有する平板部
42、およびこの平板部42の周縁から延出し主体金具
1の先端部11に溶接される3本の脚部43からなる外
側電極4とを備える。また、前記中心電極3の先端面3
1と対向する位1f44の平板部42には、貴金属板5
を溶接したニッケル合金板6が溶接されている。
状の主体金具1と、該主体金具1に嵌め込まれて固定さ
れる軸孔21付きの絶縁体2と、先端を軸孔21から突
出して絶縁体2内に固定される中心電極3と、この中心
電極3の先端面31とスパークギャップ32を隔てて平
行的に配されるとともに、3個の穴41を有する平板部
42、およびこの平板部42の周縁から延出し主体金具
1の先端部11に溶接される3本の脚部43からなる外
側電極4とを備える。また、前記中心電極3の先端面3
1と対向する位1f44の平板部42には、貴金属板5
を溶接したニッケル合金板6が溶接されている。
主体金具1は、低炭素鋼で形成され、外周に機関取付は
用のねじ12が刻まれている。この主体金具1の先端部
11には外側電極4を溶接する段13が設けられている
。また内壁にはパツキン14を周設するテーバ15が設
けられている。
用のねじ12が刻まれている。この主体金具1の先端部
11には外側電極4を溶接する段13が設けられている
。また内壁にはパツキン14を周設するテーバ15が設
けられている。
絶縁体2は、アルミナを主体とするセラミック焼結体で
形成され、基底22を前記パツキン14に当接している
。
形成され、基底22を前記パツキン14に当接している
。
中心電極3は、インコネル600(商標)内に銅を担持
して複合化を図った中軸33の先端に直径dl=1.2
mmの白金−20%イリジウム合金34を溶接している
。
して複合化を図った中軸33の先端に直径dl=1.2
mmの白金−20%イリジウム合金34を溶接している
。
外側電極4は、母材を90重量%以上のニッケル、1〜
3重量%の珪素1〜3重量%のクロム、0.2〜2重量
%のアルミニウム、3重量%以下のマンガンを添加した
高ニッケル合金で形成されている。この高ニッケル合金
は、熱伝導性に優れるとともに、優れた耐蝕性を備える
。また、外側電極4の平板部42(厚さtl=1.5m
m)には穴41が、中心から同距離で、かつ120°間
隔でもって開けられている。
3重量%の珪素1〜3重量%のクロム、0.2〜2重量
%のアルミニウム、3重量%以下のマンガンを添加した
高ニッケル合金で形成されている。この高ニッケル合金
は、熱伝導性に優れるとともに、優れた耐蝕性を備える
。また、外側電極4の平板部42(厚さtl=1.5m
m)には穴41が、中心から同距離で、かつ120°間
隔でもって開けられている。
貴金属板5は、直径d3=1.3mm、厚さt3=0.
4mmの円盤形状を呈し、白金−20%ニッケルで形成
されている。
4mmの円盤形状を呈し、白金−20%ニッケルで形成
されている。
ニッケル合金板6は、直径d2=2.0mm、厚さt2
=0.6mmの円盤形状を呈し、インコネル600など
クロム10重量%以上を添加したニッケル合金で形成さ
れている。なお、インコネル600は高温での耐酸化腐
蝕性に優れる。
=0.6mmの円盤形状を呈し、インコネル600など
クロム10重量%以上を添加したニッケル合金で形成さ
れている。なお、インコネル600は高温での耐酸化腐
蝕性に優れる。
つぎに、スパークプラグAの製造方法を第3図〜第5図
とともに説明する。
とともに説明する。
(1)外側電極4の中央に凹部45を形成する。
(2)第3図に示すように、凹部45にニッケル合金板
6を嵌め込んで抵抗溶接する。
6を嵌め込んで抵抗溶接する。
(3)第4図に示すように穴41を開ける。
(4)第5図に示すように、ニッケル合金板6に貴金属
板5を抵抗溶接する。
板5を抵抗溶接する。
(5)この外側電極4を主体金具1の段13に抵抗溶接
する。
する。
つぎに、耐剥離性の評価試験について述べる。
比較品は、第6図に示すように、貴金属板5を直接、外
側電極4の母材に溶接して製造されている。なお、各部
材の材質および寸法はスパークプラグAと同一である。
側電極4の母材に溶接して製造されている。なお、各部
材の材質および寸法はスパークプラグAと同一である。
アイドリング1分、全開1分を1サイクルとして、これ
を100時間行ったところ、スパークプラグAの貴金属
板5にニッケル合金板6も含め)は剥離しなかったが、
比較品の貴金属5は70時間で剥離した。
を100時間行ったところ、スパークプラグAの貴金属
板5にニッケル合金板6も含め)は剥離しなかったが、
比較品の貴金属5は70時間で剥離した。
つぎに、スパークプラグAの作用効果について述べる。
(ア)常温〜600℃の範囲において、外側電極4の母
材は13〜17X10−’/deg、ニッケル合金板6
のインコネル600は約11×10″6/deg、貴金
属板5の白金−20%ニッケルは6〜l0X10−’/
degの熱膨張係数をとる。
材は13〜17X10−’/deg、ニッケル合金板6
のインコネル600は約11×10″6/deg、貴金
属板5の白金−20%ニッケルは6〜l0X10−’/
degの熱膨張係数をとる。
このため、各部材間に熱履歴による応力がかかり難く、
貴金属板5は極めて剥離し難い、よって、スパークプラ
グAは耐久性に優れる。
貴金属板5は極めて剥離し難い、よって、スパークプラ
グAは耐久性に優れる。
(イ)外側電極で中心電極を覆う形状のスパークプラグ
は通常のスパークプラグに比べ外側電極が過熱され易い
傾向にある。しかし、外側電極4の母材に熱伝導性に優
れる高ニッケル合金を用いたので、外側電極4の異常過
熱に起因するブレイグニションは極めて起こり難い。こ
れは、特に、高熱価プラグの場合に有効である。
は通常のスパークプラグに比べ外側電極が過熱され易い
傾向にある。しかし、外側電極4の母材に熱伝導性に優
れる高ニッケル合金を用いたので、外側電極4の異常過
熱に起因するブレイグニションは極めて起こり難い。こ
れは、特に、高熱価プラグの場合に有効である。
(つ)中心電極の発火部(白金−20%イリジウム合金
34)を細((1,0mm 〜1.5mm)しているの
でスパークプラグAは着火性に優れる。
34)を細((1,0mm 〜1.5mm)しているの
でスパークプラグAは着火性に優れる。
なお、火花は貴金属板5に集中するが、貴金属板5は容
易に消耗しない。
易に消耗しない。
本発明は上記実施例以外につぎの実施態様を含む。
a 母材へのニッケル合金板の溶接は、面一的に埋没し
て行う〈上記実施例)以外に、突出させて行っても良い
。
て行う〈上記実施例)以外に、突出させて行っても良い
。
b、先に貴金属板をニッケル合金板に溶接し、これを中
心電極の先端面と対向する位置の平板部に溶接しても良
い。
心電極の先端面と対向する位置の平板部に溶接しても良
い。
C9貴金属板は、白金−イリジウム合金等でも良い
d、ニッケル合金板は、その他インコネル601等でも
良い。
良い。
e、上記実施例の場合、各部材の寸法はつぎの値が好ま
しい。
しい。
直径d3はdlの1,0倍〜1.5倍、1.0倍未満で
あるとニッケル合金板6のインコネル600が消耗する
。1,5倍を越えると大きいニッケル合金板6が必要に
なり熱引きが悪化する。
あるとニッケル合金板6のインコネル600が消耗する
。1,5倍を越えると大きいニッケル合金板6が必要に
なり熱引きが悪化する。
直径d2はdlの1.5倍〜3.0倍。1.5倍未満で
あると貴金属板5が剥離し易くなる。3倍を越えると熱
引きが悪化する。
あると貴金属板5が剥離し易くなる。3倍を越えると熱
引きが悪化する。
厚さt2は厚さtlの1/2以下。1/2を越えると熱
引きが悪化する。
引きが悪化する。
厚さt3は厚さtlの1/3以下。1/3を越えると剥
離し易くなる。
離し易くなる。
第1図は第2図に示すスパークプラグの要部構造図であ
る。 第2図は本発明にかかるスパークプラグの一実施例を示
す構造図である。 第3図〜第5図はそのスパークプラグの外側電極の製造
工程を示す、下面図および断面図である。 第6図は比較品の要部構造図である。
る。 第2図は本発明にかかるスパークプラグの一実施例を示
す構造図である。 第3図〜第5図はそのスパークプラグの外側電極の製造
工程を示す、下面図および断面図である。 第6図は比較品の要部構造図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)筒状の主体金具と、 該主体金具に嵌め込まれて固定される軸孔付きの絶縁体
と、 先端を前記軸孔から突出して前記絶縁体内に固定される
中心電極と、 該中心電極の先端面とスパークギャップを隔てて平行的
に配されるとともに、複数の穴を有する平板部、および
該平板部の周縁から延出し前記主体金具の先端部に溶接
される複数の脚部からなる外側電極と を備えてなるスパークプラグにおいて、 前記外側電極の母材を、ニッケルを90重量%以上含有
する高ニッケル合金で形成し、 貴金属を主体とする貴金属板を溶接した、クロム10重
量%以上のニッケル合金板を、前記中心電極の先端面と
対向する位置の平板部に溶接したことを特徴とするスパ
ークプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13445290A JPH0432180A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | スパークプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13445290A JPH0432180A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | スパークプラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432180A true JPH0432180A (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=15128676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13445290A Pending JPH0432180A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | スパークプラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432180A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6885135B2 (en) | 2001-03-16 | 2005-04-26 | Denso Corporation | Spark plug and its manufacturing method |
CN105207061A (zh) * | 2014-06-23 | 2015-12-30 | 韦坤明 | 中心电极外延、多极点、突出式的火花塞 |
CN105305232A (zh) * | 2014-06-23 | 2016-02-03 | 韦坤明 | 中心电极外延、多极点、突出封闭式的火花塞 |
US11286642B2 (en) | 2014-06-10 | 2022-03-29 | Danfoss Power Solutions Ii Technology A/S | Energy recovery system for off-highway vehicles with hydraulic transformer coupled to transmission power take-off |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13445290A patent/JPH0432180A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6885135B2 (en) | 2001-03-16 | 2005-04-26 | Denso Corporation | Spark plug and its manufacturing method |
US11286642B2 (en) | 2014-06-10 | 2022-03-29 | Danfoss Power Solutions Ii Technology A/S | Energy recovery system for off-highway vehicles with hydraulic transformer coupled to transmission power take-off |
CN105207061A (zh) * | 2014-06-23 | 2015-12-30 | 韦坤明 | 中心电极外延、多极点、突出式的火花塞 |
CN105305232A (zh) * | 2014-06-23 | 2016-02-03 | 韦坤明 | 中心电极外延、多极点、突出封闭式的火花塞 |
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