JPH02152185A - 窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプラグ - Google Patents

窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプラグ

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Publication number
JPH02152185A
JPH02152185A JP30629288A JP30629288A JPH02152185A JP H02152185 A JPH02152185 A JP H02152185A JP 30629288 A JP30629288 A JP 30629288A JP 30629288 A JP30629288 A JP 30629288A JP H02152185 A JPH02152185 A JP H02152185A
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JP
Japan
Prior art keywords
spark plug
insulator
nitride
insulating body
coating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP30629288A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Oshima
崇文 大島
Shigeyasu Yamada
山田 茂保
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関のスパークプラグに係わり、特に絶
縁体に窒化アミニウムを用いたスパークプラグの改良に
関する。
[従来の技術] 従来の窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプラ
グB(第3図参照)は、先端に外側電極110が溶接さ
れた筒状主体金具100と、該筒状主体金具に嵌め込ま
れ窒化アルミニウムで形成された筒状の絶縁体200と
、該絶縁体200内に嵌挿される中心電極300とから
なる(特公昭55−46634号公報)。
し発明が解決しようとする課題] しかるに、従来の窒化物系セラミック絶縁体を有するス
パークプラグBは、つぎのような欠点がある。
(あ)窒化物系セラミック(窒化アルミニウムも古む)
絶縁体200を使用したスパークプラグBは、実際に自
動車のエンジンに装着して長時間の耐久試験を行うと、
絶縁体′&1Tii210にコロナ放電と思われる浅い
溝220が根元230から発火部側240に向かって掘
れ、この清220に沿って高電圧がリークし、発火ミス
が発生し易くなる。
(い)窒化物系セラミックは、第4図に示すように、高
温になると電気伝導度カ月、昇(絶縁性が悪化する)し
、絶縁体200の脚長部250の根元230からのコロ
ナの伸展か顕著となる。これにより、このコロナの伸展
が発火部側240まで到達して正規のギャップ310で
発火ミスを起こす。
本発明の目的は、絶縁体の表面に電気導通路の形成が起
こり難い窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプ
ラグの提供にある。
し課題を解決するための手段コ 上記課題の達成のため、本発明の窒化物系セラミック絶
縁体を有するスパークプラグは、筒状主体金具と、該筒
状主体金具に嵌め込まれ窒化物系セラミック焼結体で形
成された筒状の絶縁体と、前記絶縁体内に嵌挿される中
心電極とからなる窒化物系セラミック絶縁体を有するス
パークプラグにおいて、前記絶縁体には、少なくともパ
ツキン当接面および脚長部の根元側表面に、少なくとも
5μの厚さに、高融点ガラス、酸化物系セラミックまた
はこれらの複合体よりなる高絶縁性のコーティング層を
形成した構成を採用した。
し作用および発明の効果] 本発明はつぎの作用および発明の効果を奏する。
(力)高融点ガラス、酸化物系セラミックまたはこれら
の複合体よりなる高絶縁性のコーティング層により、高
温状態において優れた電気絶縁性が得られる。
(キ)最も、コロナ放電による溝の形成が起き易いパツ
キン当接面および脚長部の根元側表面に、コーティング
が施されている。このため、溝の形成は起こり難い。な
お、部分コーティングの場合はコストが若干抑えられる
(り)少なくとも5μの厚さである理由は、5ノ1未満
であるとコーティング層の効果が奏し難いためである。
これら(力)〜(り)により、本発明の窒化物系セラミ
ック絶縁体を有するスパークプラグは、絶縁体の表面に
、溝による電気導通路の形成が起こり難く、発火部での
発火ミスが生じ難い。また、絶縁体が高温になっても、
電気伝導度が」−昇しないので絶縁体の脚長部の根元か
らのコロナの伸展は生じ難い。
[実施例] つぎに本発明の窒化物系セラミック絶縁体を有するスパ
ークプラグを第1図に示す第1実施例に基づき説明する
スパークプラグ(熱価4)は、筒状主体金具1と、該筒
状主体金具1内に嵌め込まれた絶縁体2と、該絶縁体2
内に嵌挿される中心電極3とからなる。
筒状主体金具1は、耐熱金属で形成され、先端には外側
電極11が溶接され、内側のテーパ面12にはパツキン
13が配設されている。また、収り付けねじ径はφ14
で、ねじリーチは19mmである。
絶縁体2は、窒化アルミニウム<AJIN)で形成され
、前記パツキン13により前記筒状主体金具1内に係止
されている。この絶縁体2の脚長部21は20 m m
である。
中心電極3はニッケル合金製で先端が■カット(図示せ
ず)されている。また、中軸との間に抵抗(図示せず)
が配されている。
つぎに、このスパークプラグの脚長部21に酸化物系セ
ラミックであるアルミナ(AfJ203 )を下記の方
法でコーティングし、比較品とともに排気量2000c
c、6気筒エンジンに装着し、5000rpm全開、5
00時間の耐久試験を行った。■スパークプラグAl 
:窒化アルミニウムである絶縁体2の表面にCVD (
化学蒸着法)でアルミナを蒸易さぜ10μのアルミナコ
ーティング層22を形成させたもの。
■スパークプラグA2:絶縁体2の表面にPVD(物理
蒸着法)の溶射により10μのアルミナコーティング層
22を形成させたもの。
■スパークプラグA3:絶縁体2を1200℃で5時間
、大気雰囲気中で保持して、窒化アルミニラム表面を1
0μ酸化させ酸化被膜23を形成さぜなもの。
■スパークプラグB(比較品):アルミナコーティング
層22または酸化波M23を形成させないもの。
この耐久試験結果は、スパークプラグBのみが脚長部2
1に電気導通路を形成して450時間〜500時間で発
火ミスを起こした。また、スパークプラグBの絶縁体2
の表面には高温燃焼ガスによる酸化被膜23はほとんど
形成されていなかった。
つぎに、本実施例のスパークプラグ(スパークプラグA
1〜A3)の作用および効果を述べる。
くす)上記のような極めて過酷な耐久試験を行った場合
、本発明が施されていないスパークプラグBは450時
間〜500時間で発火ミスを起こすが、本発明を施した
ものは、絶縁体2の表面に、溝による電気導通路の形成
が認められず正常に発火する。
(シ)本実施例では、脚長部21が2 Q m mにつ
いての結果であり、脚長部21が短いタイプでは更に早
期に電気導通路の形成が起きやすいので、その場合は効
果はさらに顕著となる。
(ス)上記のスパークプラグBの結果のようにエンジン
に装着し酸化被膜が自然に形成されることとは期待薄で
ある。つまり、本発明の構成が施された、スパークプラ
グA1−スパークプラグA3のようなあらかじめ、絶縁
体2の表面にアルミナコーティングM22や酸化被膜2
3が形成されたものでないと効果がでない。
(セ)プラグが装着されるエンジンが、LPG燃料を使
用するエンジン、ガスエンジン等の場合、燃焼時に発生
する水(I(20)の窒化珪素への悪影響も防げる。
本発明の窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプ
ラグは、つぎの実施態様を含む。
a、コーティング層の形成は、第2図に示すようにパツ
キン当接面24を含み、脚長部21の一部でも良い。
b、コーティング層はアルミナに限定されず、耐電圧に
優れたものならば他のものでも良く、そのコーティング
方法は上記実施例以外に例えば高絶縁性、高耐熱性の釉
薬を塗布して焼き付けても良く、あるいはレーザーによ
る被膜を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる窒化物系セラミック絶縁体を有
するスパークプラグの一実施例を示す部分断面図、第2
図はそのプラグの池の実施例を示す部分断面図である。 第3図は従来の窒化物系セラミック絶縁体を有するスパ
ークプラグの、絶縁体の表面に電気導通路の形成が起こ
る過程を示す概略図、第4図は窒化物系セラミックの温
度と電気伝導度の関係を示すグラフである。 図中 A1、A2、A3・・・スパークプラグ(窒化物
系セラミック絶縁体を有するスパークプラグ)1・・・
筒状主体金具 2・・・絶縁体 3・・・中心電極21
・・・脚長部 22・・・アルミナコーティング層(コ
ーティング層) 23・・・酸化被膜(コーティング層
) 24・・・パツキン当接面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)筒状主体金具と、 該筒状主体金具に嵌め込まれ窒化物系セラミック焼結体
    で形成された筒状の絶縁体と、 前記絶縁体内に嵌挿される中心電極と からなる窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプ
    ラグにおいて、 前記絶縁体には、 (ア)少なくともパッキン当接面および脚長部の根元側
    表面に、 (イ)少なくとも5μの厚さに、 (ウ)高融点ガラス、酸化物系セラミックまたはこれら
    の複合体よりなる高絶縁性のコーティング層を形成した
    ことを特徴とする窒化物系セラミック絶縁体を有するス
    パークプラグ。
JP30629288A 1988-12-02 1988-12-02 窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプラグ Pending JPH02152185A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30629288A JPH02152185A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプラグ

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JP30629288A JPH02152185A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 窒化物系セラミック絶縁体を有するスパークプラグ

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JPH02152185A true JPH02152185A (ja) 1990-06-12

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JP (1) JPH02152185A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517941U (ja) * 1991-08-14 1993-03-05 日本特殊陶業株式会社 ターミナルの取付構造
WO2013102520A1 (de) * 2012-01-03 2013-07-11 Robert Bosch Gmbh Isolator für eine zündkerze und zündkerze mit derartigem isolator
CN104285345A (zh) * 2012-05-11 2015-01-14 弗拉明集团知识产权有限责任公司 抵抗结垢的火花塞

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