JP6503397B2 - 点火プラグ - Google Patents

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Description

本発明は点火プラグに関し、特に非平衡プラズマを利用する点火プラグに関するものである。
混合気に着火する点火プラグとして、非平衡プラズマを利用するものがある(特許文献1)。特許文献1に開示される点火プラグは、中心電極が挿入された有底筒状の絶縁体を主体金具が保持する。この点火プラグは、主体金具と中心電極との間に交流電圧または複数回のパルス電圧が印加されると、点火プラグの誘電率に応じた電荷が絶縁体の表面に移動し、絶縁体の周囲の気体を電離し(絶縁体の周囲に非平衡プラズマを発生させ)、混合気に着火する。
特開2014−22341号公報
しかしながら上記従来の技術では、点火プラグの製造時において絶縁体への中心電極の挿入性を確保するために、有底筒状の絶縁体の内周面と中心電極との間に隙間が設けられる。その隙間、即ち絶縁体と中心電極との間にできる空気層が、中心電極と主体金具との間に絶縁体と直列に配置されることになるので、点火プラグの見かけの誘電率が低下する。その結果、点火プラグに投入された電力に対する絶縁体の表面の電荷の発生量が低下する(損失が生じる)という問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、エネルギーの損失を抑制し、着火性を向上できる点火プラグを提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明の点火プラグは、先端側から後端側へと軸線に沿って延び、先端が閉じた有底筒状の絶縁体と、径方向内側へ張り出し、絶縁体を先端側から係止する棚部を備え、絶縁体を外周側から保持する筒状の主体金具と、を備える。絶縁体のうち棚部に係止される係止部よりも先端側の部位の内周面の少なくとも一部を覆う導電層と、導電層に電気的に接続されると共に主体金具と絶縁される端子と、を備える。
請求項1記載の点火プラグによれば、絶縁体のうち棚部に係止される係止部よりも先端側の部位の内周面の少なくとも一部が導電層に覆われ、主体金具と絶縁される端子が、導電層に電気的に接続される。点火プラグが内燃機関に取り付けられると、係止部よりも先端側の絶縁体は燃焼室に曝され、絶縁体の周囲に発生した非平衡プラズマが混合気の着火に用いられる。その部分の絶縁体の内周面が導電層に覆われ、導電層と絶縁体との間に空気層が配置されないので、空気層が着火性に与える影響を抑制できる。よって、エネルギーの損失を抑制し、着火性を向上することができる。
請求項2記載の点火プラグによれば、導電層は内周面のうち少なくとも先端を覆うので、請求項1の効果に加え、少なくともより燃焼室の中心に近い位置で非平衡プラズマを発生させることができる。その結果、着火性をさらに向上させることができる。
請求項3記載の点火プラグによれば、導電層は内周面の全てを覆うので、請求項1又は2に記載の効果に加え、より多くの絶縁体の周囲の気体を電離できる。
請求項4記載の点火プラグによれば、熱伝導性をもつ部材が、絶縁体の内側に挿入される。その部材の先端は係止部よりも先端側に位置するので、請求項1から3のいずれかの効果に加え、係止部よりも先端側の絶縁体の熱が部材に伝わることにより、絶縁体の熱放散性を向上できる。
請求項5記載の点火プラグによれば、部材は、絶縁体のうち係止部の先端よりも後端側の部分に一部が接しているので、部材の熱を絶縁体に伝導できる。部材の熱を絶縁体に伝え易くできるので、請求項4の効果に加え、絶縁体の熱放散性をより向上できる。
請求項6記載の点火プラグによれば、部材は、係止部よりも先端側の少なくとも一部と接触しているので、絶縁体の熱を部材に伝導できる。よって、請求項4又は5の効果に加え、絶縁体の熱を部材に伝え易くできる。
本発明の第1実施の形態における点火プラグの片側断面図である。 先端を拡大した点火プラグの片側断面図である。 第2実施の形態における点火プラグの片側断面図である。 第3実施の形態における点火プラグの片側断面図である。 先端を拡大した点火プラグの片側断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施の形態における点火プラグ10の軸線Oを境にした片側断面図であり、図2は先端を拡大した点火プラグ10の片側断面図である。図1及び図2では、紙面下側を点火プラグ10の先端側、紙面上側を点火プラグ10の後端側という(図3から図5においても同じ)。図2では、点火プラグ10の後端側の図示が省略されている(図3及び図5においても同じ)。
図1に示すように点火プラグ10は、絶縁体20及び主体金具30を備えている。絶縁体20は、先端21が閉じた有底円筒状の部材であり、先端21側から後端22側へと軸線Oに沿って延びている。絶縁体20は、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等により形成されている。絶縁体20は、径方向の外側へ突出する円環状の鍔部23が、軸線O方向の中央に設けられている。絶縁体20は、鍔部23よりも先端側の外周に、外径が先端21側へ向かうにつれて縮径する係止部24が形成されている。
絶縁体20の内周面25は、絶縁体20の後端22に開口する。絶縁体20の内周面25には、係止部24よりも後端22側に、径方向の内側へ向けて張り出す段部26が形成されている。段部26は、先端21側へ向かうにつれて縮径している。絶縁体20は外周に主体金具30が固定される。
主体金具30は、内燃機関(図示せず)のねじ穴に固定される略円筒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。主体金具30は、後端側から先端側へと軸線Oに沿って加締め部31、工具係合部32、湾曲部33、座部34、胴部35の順に連接されている。胴部35は外周面にねじ部36が形成されている。
加締め部31及び湾曲部33は、絶縁体20に主体金具30を取り付けるための部位である。工具係合部32は、内燃機関(図示せず)のねじ穴にねじ部36を結合するときにレンチ等の工具を係合させる部位である。座部34は、胴部35の後端側に位置し、径方向外側に環状に突出する部位である。座部34は、胴部35との間に環状のガスケット41が配置される。ガスケット41は、ねじ穴(図示せず)にねじ部36が締結されたときに、座部34と内燃機関(図示せず)とに挟まれてねじ穴とねじ部36との隙間を封止する。
胴部35には、径方向の内側へ張り出す棚部37が、全周に亘って形成されている。棚部37は、内径が先端側へ向かうにつれて縮径している。棚部37は、係止部24で絶縁体20を係止する部位である。本実施の形態では、棚部37と係止部24との間にパッキン42(図2参照)が配置される。パッキン42は、主体金具30を構成する金属材料よりも軟質の軟鋼板等の金属材料で形成される円環状の板材である。
主体金具30の棚部37が、先端21側から絶縁体20の係止部24を係止することにより、棚部37よりも先端側に、絶縁体20の先端部27が突出する。先端部27は、第1部28と、第1部28の先端側に連接されると共に第1部28よりも外径の小さい第2部29と、を備えている。絶縁体20は、先端部27の内周面25の少なくとも一部が導電層40で覆われている。
絶縁体20の鍔部23より後端22側の外周と主体金具30の工具係合部32の内周との間に、一対のリング部材43、及び、リング部材43間に挟まれたタルク等の充填材44が配置される。主体金具30の加締め部31が絶縁体20に向けて径方向内側に加締められると、リング部材43、充填材44及び鍔部23を介して、係止部24が主体金具30の棚部37へ向けて押圧される。その結果、主体金具30は、パッキン42、リング部材43及び充填材44を介して絶縁体20を固定する。主体金具30が固定された絶縁体20は、主体金具30の先端から第2部29が突出する。
端子金具50は、交流電圧やパルス電圧が入力される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具50の先端側は絶縁体20の内側に配置される。本実施の形態では、端子金具50は、絶縁体20に圧入される圧入部51を備えている。端子金具50は、主体金具30に対して絶縁されている。
絶縁体20の段部26に押し当てられた状態で、段部26に接続部52が係止されている。接続部52は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。接続部52は、B−SiO系等のガラス粒子と金属粉末とを含む組成物が溶融した導電性ガラスや導電性接着剤などの導電部材53で、端子金具50と接続されている。
図2に示すように絶縁体20は、係止部24の先端側の境界24aよりも先端側の先端部27の内周面25の内径が、先端21を除いて、先端部27の全長に亘って同一である。絶縁体20は、先端部27の内周面25の少なくとも一部が、導電層40で覆われている。導電層40は、化学的または物理的な力によって絶縁体20の内周面25に結合した導電性を有する層である。本実施の形態では、内周面25のうち先端21から段部26までの全面が導電層40で覆われている。
導電層40は、例えばめっき、導電ペースト等の導電性樹脂材料の塗布、溶射、蒸着などにより形成される。本実施の形態では、無電解ニッケルめっきにより導電層40が形成されている。導電層40のうち段部26に形成された部分に接続部52が接触して、導電層40に端子金具50が電気的に接続される。
点火プラグ10は、例えば、以下のような方法によって製造される。まず、絶縁体20の内周面25に導電層40を形成する。次に、接続部52を段部26に係止した後、導電部材53で接続部52と端子金具50との電気的な接続を確保しながら、端子金具50を絶縁体20に固定する。最後に、絶縁体20の外周に主体金具30を組み付けて点火プラグ10を得る。
点火プラグ10が内燃機関(図示せず)に取り付けられると、絶縁体20のうち係止部24よりも先端側の先端部27が燃焼室に曝される。先端部27の内周面25は導電層40に覆われている。点火プラグ10は導電層40と主体金具30とを絶縁体20が隔てる1種のコンデンサなので、端子金具50と主体金具30との間に交流電圧または複数回のパルス電圧が印加されると、先端部27に誘電体バリア放電が生じる。この放電によって点火プラグ10は気体(混合気)を電離し、非平衡プラズマの状態にして混合気に火炎核を発生させる。
点火プラグ10は、先端部27の内周面25が、化学的または物理的な力によって内周面25に結合する導電層40で覆われているので、導電層40と絶縁体20(先端部27)との隙間(空気層)をなくすことができる。特許文献1に開示される技術のように、絶縁体20を挟んで主体金具30に対向する中心電極と絶縁体20との間に隙間(空気層)があると、点火プラグ10の見かけの誘電率が低下するので、その分だけ絶縁体20の表面に蓄えられる電荷が少なくなる。そのため、点火プラグ10に投入された電力に対して出力(プラズマの発生量)が低下する、即ちエネルギーの損失が生じるという問題点がある。これに対し、本実施の形態によれば、導電層40と絶縁体20との隙間(空気層)が見かけの誘電率に与える影響を抑制できるので、エネルギーの損失を抑制できる。
また、絶縁体20の内周面25が導電層40で覆われることにより、点火プラグ10の見かけの誘電率がほとんど低下しないので、点火プラグ10に投入される電力が同じであれば、設計値に近い電荷が絶縁体20の表面に蓄えられる。よって、点火プラグ10の出力を増大できる。一方、点火プラグ10の効率が向上するので、従来と同程度の出力を得るには、点火プラグ10に投入する電力を減らすことができる。
点火プラグ10は、導電層40が内周面25のうち少なくとも先端21を覆うので、少なくとも絶縁体20の先端21の周囲の気体を電離できる。燃焼室(図示せず)の中心に近い位置に非平衡プラズマを発生させることができるので、着火性をより向上できる。さらに、点火プラグ10は導電層40が内周面25の全てを覆うので、先端部27の周囲の気体をより多く電離できる。
点火プラグ10は、先端部27の内周面25の内径が全長に亘って同一なので、第2部29の肉厚を第1部28の肉厚よりも薄くできる。これにより、第2部29の外周面に蓄えられる電荷を、第1部28の外周面に蓄えられる電荷よりも多くできる。点火プラグ10が内燃機関(図示せず)に取り付けられると、第1部28に比べて第2部29は燃焼室(図示せず)の内側(中心に近い位置)に配置されるので、混合気への着火性を向上できる。さらに、第2部29の全部および第1部28の一部が主体金具30から突出しているので、それらを燃焼室の気流に曝すことができ、着火性をより向上できる。
導電層40が絶縁体20の段部26まで延び、段部26の上で導電層40と接続部52とが軸線O方向に面接触する。接続部52と端子金具50とが導電部材53で接着されるので、端子金具50と導電層40との接続信頼性を確保できる。
軸線Oと直交する面で切断した断面において、導電層40の断面積は端子金具50の断面積に比べて遥かに小さいので、導電層40の軸線O方向の長さを、端子金具50の軸線O方向の長さに比べて短くすることで、端子金具50及び導電層40からなる電極系の抵抗値が過大にならないようにできる。これにより、端子金具50及び導電層40からなる電極系の電圧降下を生じ難くできる。よって、端子金具50の後端と導電層40との間に電位差を生じ難くできるので、点火プラグ10に投入された電力に対する損失を生じ難くできる。
次に図3を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、絶縁体20の先端部27の内周面25の内径が、軸線O方向に亘って同一(但し先端21を除く)の場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、内周面25に凹凸がある場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図3は第2実施の形態における点火プラグ60の片側断面図である。
図3に示すように点火プラグ60は、主体金具30に絶縁体61が保持されている。絶縁体61は、先端部27のうち第2部29の内周面25に凹凸部62が形成されている。凹凸部62は、内径の異なる同心円状の湾曲した壁が軸線O方向に連続してひだ状に形成される部位である。凹凸部62は、絶縁体61の焼成前の成形体の内周面を切削加工したり、焼成時に消失する中子を用いて成形体を成形したりして形成される。
絶縁体61は、凹凸部62を含む内周面25のうち先端21から段部26までの全面が導電層63で覆われている。導電層63のうち段部26に形成された部分に、端子金具50の接続部52が接触している。本実施の形態では、導電層63は、導電ペーストを絶縁体61の内周面25に塗布した後、絶縁体61に焼き付けることにより形成されている。導電層63は化学的または物理的な力によって絶縁体61の内周面25に結合するので、凹凸部62のような複雑な形状であっても、導電層63を内周面25の形状に沿って密着させることができる。
点火プラグ60は、接続部52に受熱部材64が連接されている。受熱部材64は、先端部27の熱が伝わる部材であり、絶縁体61の先端部27からの熱伝達等により先端部27の過熱を抑制する。受熱部材64は、接続部52よりも細い金属製(例えば低炭素鋼等)の棒状の部材であり、本実施の形態では、受熱部材64は接続部52と一体に成形されている。これにより、接続部52と受熱部材64とを別々に設ける場合に比べて、部品点数を削減できる。受熱部材64は、導電層63に接触することなく内周面25の内側に配置される。受熱部材64の先端65は、絶縁体61の係止部24の先端側の境界24aよりも先端21側に位置する。
点火プラグ60は、第2部29の内周面25に形成された凹凸部62が導電層63で覆われているので、第1実施の形態に比べて、第2部29に形成された導電層63の表面積を広くできる。導電層63の表面積を広くできる分だけ、絶縁体61の表面に蓄えられる電荷を増やすことができ、その分だけプラズマの発生量を増やすことができる。
絶縁体61の内側に受熱部材64が配置されており、受熱部材64の先端65は、係止部24の境界24aよりも先端21側に位置するので、先端部27の熱が熱伝達(対流)によって受熱部材64に伝わる。受熱部材64の熱伝導率は空気の熱伝導率よりも大きいので、受熱部材64が無く、内周面25の内側に空気が存在するだけの場合に比べて、先端部27を受熱部材64へ放熱させ易くできる。特に、主体金具30よりも先端側に受熱部材64の先端65が突出するので、先端部27の熱を受熱部材64に与えやすくできる。よって、受熱部材64による先端部27の熱放散性を向上できる。
受熱部材64は、段部26の表面の導電層63を介して絶縁体61に接する接続部52と一体化されているので、受熱部材64が受け取った熱を、接続部52から導電層63を通して段部26へ放散できる。段部26は、係止部24の境界24aよりも後端側(図3上側)にあるので、境界24aよりも先端側(図3下側)の先端部27の熱を、絶縁体61の後端側へ逃がすことができる。段部26への入熱は、パッキン42を介して主体金具30に放散されるので、熱放散性をさらに向上できる。
次に図4及び図5を参照して第3実施の形態について説明する。第2実施の形態では、導電性を有する受熱部材64を絶縁体61の内部に配置する場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、絶縁性を有する受熱部材80を絶縁体71の内部に配置する場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4は第3実施の形態における点火プラグ70の片側断面図であり、図5は先端を拡大した点火プラグ70の片側断面図である。
図4及び図5に示すように点火プラグ70は、主体金具30に絶縁体71が保持されている。絶縁体71は、係止部24の境界24aよりも先端側の先端部72の外径が、軸線O方向の全長に亘って同一に設定されている。先端部72のうち主体金具30よりも先端側へ突出する部分の内周面25に、凹部73が形成されている。凹部73は、先端部72のうち主体金具30の内側に配置される部分の内周面25の内径よりも内径が大きい部分である。凹部73は、絶縁体71の焼成前の成形体の内周面を切削加工したり、焼成時に消失する中子を用いて成形体を成形したりして形成される。
絶縁体71は、凹部73を含む内周面25のうち先端21から主体金具30の後端が位置する部分の内側までの全面が導電層74で覆われている。本実施の形態では、無電解ニッケルめっきによって導電層74が形成されている。
点火プラグ70は、先端部72の内側に受熱部材80が配置されている。受熱部材80は、アルミナや結晶化ガラス等のセラミックス等により形成された棒状の絶縁体である。受熱部材80は、段部26に係止される頭部81と、内周面25に挿入される軸部82とを備えている。軸部82は、凹部73を除いて、内周面25を覆う導電層74に面接触する。軸部82の先端83は、主体金具30よりも先端側に突出する。頭部81は、導電層74を介して段部26に接触している。頭部81は、B−SiO系等のガラス粒子を含む組成物や無機接着剤(所謂セメント)等の固定部材84によって、段部26に固定されている。固定部材84は、受熱部材80の頭部81を覆いつつ、頭部81と導電層74とを接着している。
端子金具90(図4参照)は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された棒状の部材である。端子金具90は、絶縁体71に圧入される圧入部91と、絶縁体71の内周面25を覆う導電層74に外周が面接触する接続部92と、を備えている。接続部92は、絶縁体71の鍔部23の位置まで軸線O方向に延びている。接続部92の外周が導電層74に接触して、導電層74に端子金具90が電気的に接続される。絶縁体71の後端側へ延ばした導電層74と端子金具90とが電気的に接続されるので、導電層74を軸線O方向に延ばした分だけ端子金具90の軸線O方向の長さを短くできる。端子金具90の軸線O方向の長さを短くできる分だけ、点火プラグ70を軽量化できる。
主体金具30は、先端に接地電極93が設けられている。接地電極93は導電性を有する棒状の金属材料(例えばニッケル基合金製)である。接地電極93は、絶縁体71の先端部72の径方向の外側の空間へ放電を広げるために設けられている。本実施の形態では、3本の接地電極93が、互いに周方向に間隔をあけて主体金具30の3か所に接合されている。接地電極93は、先端部72に形成された凹部73の軸線O方向の後端の位置まで、軸線O方向に延びている。
点火プラグ70は、先端部72の内周面25に形成された凹部73が導電層74で覆われているので、凹部73の境界(円環状の部分)の分だけ、第1実施の形態に比べて、先端部72に形成された導電層74の表面積を広くできる。導電層74の表面積を広くできる分だけ、絶縁体71の表面に蓄えられる電荷を増やすことができる。よって、その分だけプラズマの発生量を増やすことができる。
先端部72に凹部73が形成されることにより、先端部72のうち凹部73が形成された部分の肉厚を、凹部73以外の先端部72の肉厚よりも薄くできる。凹部73によって先端部72の肉厚を薄くした分だけ絶縁体71に蓄えられる電荷を増やすことができる。よって、さらにプラズマの発生量を増やすことができる。
絶縁体71の内側に配置された受熱部材80は、凹部73以外の内周面25を覆う導電層74に軸部82の外周が面接触しているので、軸部82の先端83だけが導電層74に接触する場合に比べて、接触面積を広くできる。これにより、先端部72から受熱部材80へ効率良く熱伝導できるので、先端部72の熱放散性を向上できる。
受熱部材80は、段部26の表面の導電層74に頭部81が接触しているので、軸部82が受け取った熱を、頭部81から導電層74を通して段部26へ放散できる。特に、頭部81は固定部材84に覆われており、固定部材84は頭部81と導電層74とを接着しているので、導電層74を介して頭部81から段部26への熱伝導性を向上できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記各実施の形態では、導電層40,63,74に端子金具50,90が電気的に接続される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。端子金具50,90に代えて、導電層40,63,74に電気的に接続しつつ主体金具30と絶縁される端子を設けることは当然可能である。例えば、径方向に絶縁体20,61,71を貫通する穴をあけ、その穴にリード線などの導体を通し、絶縁体20,61,71の外周に設けた端子と導電層40,63,74とをその導体で接続することは当然可能である。
上記各実施の形態では、先端部27,72の内周面25の全面を導電層40,63,74が覆う場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。先端部27,72の内周面25の少なくとも一部が導電層40,63,74で覆われていれば良い。先端部27,72は、点火プラグ10,60,70が内燃機関に取り付けられた場合に燃焼室に曝されるので、先端部27,72の周囲に非平衡プラズマを発生させて混合気に着火できるからである。
また、内周面25のうち少なくとも先端21が導電層40,63,74で覆われていればより好ましい。絶縁体20,61,71の先端21は、点火プラグ10,60,70が内燃機関に取り付けられた場合に、燃焼室内に最も突出する部分なので、先端21の内周面25が導電層40,63,74で覆われていれば、燃焼室の中心により近い先端21の周囲の混合気を電離して着火できるからである。
上記実施の形態では、受熱部材64,80が金属製やセラミック製の棒状の部材の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。受熱部材64,80は、絶縁体20,61,71の内部に配置されて先端部27,72の熱を奪うことができる部材であれば良いので、棒状の部材に限らず、金属やセラミックス等の粉末や粒などを用いることは当然可能である。受熱部材64,80として、これらの粉末や粒を絶縁体20,61,71の内部に充填できる。
なお、上記の各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施形態を変形して構成するようにしても良い。
例えば、第1実施の形態で説明した端子金具50、第2実施の形態で説明した受熱部材64が接合された端子金具50、第3実施の形態で説明した端子金具90と受熱部材80との組合せを、相互に交換することは当然可能である。
また、第1実施の形態および第2実施の形態で説明した先端部27と、第3実施の形態で説明した先端部72とを相互に交換することや、第3実施の形態で説明した接地電極93を、第1実施の形態および第2実施の形態で説明した主体金具30に接合することは当然可能である。
第3実施の形態で説明した受熱部材80のように、内周面25(導電層40,63)に受熱部材64が接触するように、第2実施の形態で説明した受熱部材64の外径を内周面25の内径と略同じ大きさにすることは当然可能である。受熱部材64を内周面25(導電層40,63)に接触させることで、受熱部材64へ熱伝導させ易くできる。
第1実施の形態および第2実施の形態では、端子金具50とは別に接続部52を設け、接続部52と端子金具50とを導電部材53で接続する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。導電部材53を省略して、端子金具50と接続部52とを一体化することは当然可能である。端子金具50と接続部52とを一体化することにより、部品点数を削減できる。
第2実施の形態では、接続部52と受熱部材64とが一体に成形された場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。導電性を有する受熱部材64と接続部52とを分けて、それらをB−SiO系等のガラス粒子と金属粉末とを含む組成物が溶融した導電性ガラスや導電性接着剤で接合することは当然可能である。また、ねじ等によって、受熱部材64を接続部52に接合することは当然可能である。これらの場合も第2実施の形態と同様の作用効果を実現できる。
上記実施の形態では、絶縁体20,61,71が単一の部材によって形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。絶縁体20,61,71を、係止部24を含む部分(以下「第1部分」と称す)と先端21を含む部分(以下「第2部分」と称す)とに分け、第1部分に第2部分を接合して絶縁体20,61,71を構成することは当然可能である。
上記各実施の形態では、リング部材43及び充填材44を介して主体金具30を絶縁体20,61,71に加締める場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。リング部材43及び充填材44を省略して、主体金具30を加締めることは当然可能である。
10,60,70 点火プラグ
20,61,71 絶縁体
21 先端
22 後端
25 内周面
27,72 先端部(部位)
30 主体金具
37 棚部
40,63,74 導電層
50,90 端子金具(端子)
64,80 受熱部材(部材)
65,83 先端
O 軸線

Claims (6)

  1. 先端側から後端側へと軸線に沿って延び、先端が閉じた有底筒状の絶縁体と、
    径方向内側へ張り出し、前記絶縁体を先端側から係止する棚部を備え、前記絶縁体を外周側から保持する筒状の主体金具と、を備える点火プラグであって、
    前記絶縁体のうち前記棚部に係止される係止部よりも先端側の部位の内周面の少なくとも一部を覆う導電層と、
    前記導電層に電気的に接続されると共に前記主体金具と絶縁される端子と、を備える点火プラグ。
  2. 前記導電層は、前記内周面のうち少なくとも前記先端を覆う請求項1記載の点火プラグ。
  3. 前記導電層は、前記内周面の全てを覆う請求項1又は2に記載の点火プラグ。
  4. 前記絶縁体の内側に挿入された熱伝導性をもつ部材を備え、
    前記部材の先端は、前記係止部よりも先端側に位置する請求項1から3のいずれかに記載の点火プラグ。
  5. 前記部材は、前記絶縁体のうち前記係止部の先端よりも後端側の部分に一部が接している請求項4に記載の点火プラグ。
  6. 前記部材は、前記係止部よりも先端側の少なくとも一部と接触している請求項4又は5に記載の点火プラグ。
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