JP6592473B2 - 点火プラグ - Google Patents

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Description

本発明は点火プラグに関し、特に非平衡プラズマを利用する点火プラグに関するものである。
内燃機関に装着される点火プラグとして、非平衡プラズマを利用するものがある(特許文献1)。点火プラグは、主体金具に保持された有底筒状の絶縁体が、中心電極の先端を内包する。点火プラグの主体金具と中心電極との間で放電が生じると、気体を電離して(非平衡プラズマ)、混合気に火炎核を発生させる。特許文献1に開示される従来の技術では、絶縁体のうち燃焼室に露出する先端側における単位面積当たりのプラズマの生成量を増やすために、絶縁体の先端側の外径を小さくして、絶縁体の先端側の肉厚を薄くしている。
特開2014−26754号公報
しかしながら、上記従来の技術では、絶縁体の先端側の外径を小さくするので、絶縁体の先端側の表面積が小さくなる。その結果、絶縁体の先端側におけるプラズマの生成範囲が狭くなり、着火性が低下するという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、絶縁体の先端側の表面積を確保しつつ肉厚を薄くすることで、着火性に優れる点火プラグを提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明の点火プラグは、先端側から後端側へと軸線に沿って延びる略棒状の中心電極と、少なくとも中心電極の先端部の周囲を取り囲むと共に先端側に底部を有する有底筒状の絶縁体と、絶縁体を外周側から保持する筒状の主体金具とを備えている。中心電極は、軸線に沿って延びる軸部と、軸部の先端に配置される頭部とを備えている。頭部は、軸線と直交する軸直角方向外側に軸部から突出する。絶縁体は、頭部の最大径よりも径が小さい軸孔を有する第1絶縁体と、第1絶縁体と直接または他部材を介して接合する第2絶縁体とを備えている。第1絶縁体の軸孔に軸部が配置され、第2絶縁体は頭部を内包する。
請求項1記載の点火プラグによれば、中心電極は、軸線に沿って延びる軸部と、軸部の先端に配置される頭部と、を備えており、頭部は軸線と直交する軸直角方向外側に軸部から突出する。よって、絶縁体の先端側の外径を小さくすることなく(つまり、絶縁体の先端側の表面積を確保しつつ)、絶縁体の肉厚を薄くできるので、プラズマの生成範囲を広くすることができ、着火性を向上できる。
また、絶縁体は、頭部の最大径よりも径が小さく軸部が配置される軸孔を有する第1絶縁体と、頭部を内包する第2絶縁体と、を備えている。そのため、軸部を取り囲む第1絶縁体の肉厚を、頭部を取り囲む第2絶縁体の肉厚に比べて厚くできる。よって、第1絶縁体を電流が貫通するのを抑制しながら、第2絶縁体の外表面に多くのプラズマを発生させることができる。また、絶縁体は、第1絶縁体および第2絶縁体の2部材を備えるので、中心電極を絶縁体へ容易に配置できる。
請求項2記載の点火プラグによれば、第1絶縁体は軸直角方向の外側へ大径部が突出し、主体金具は大径部よりも先端側に棚部が設けられる。棚部は全周に亘って大径部よりも軸直角方向の内側へ突出し、第1絶縁体の大径部は主体金具の棚部に支持される。絶縁体のうち軸部を覆う第1絶縁体に大径部を設ける場合、軸部よりも軸直角方向へ広がる頭部を内包する第2絶縁体に大径部を設ける場合に比べて、大径部の軸直角方向の厚さを厚くできるので、請求項1の効果に加え、大径部の機械的強度を確保できる。
請求項3記載の点火プラグによれば、第2絶縁体のうち少なくとも主体金具よりも先端側の外径は、棚部の最小内径よりも大きいので、第2絶縁体の表面積を大きくできる。また、中心電極は、軸部よりも軸直角方向へ広がる頭部を先端に備えているので、絶縁体のうち燃焼室の中心付近に近い部分の厚さを比較的薄くしながら、第2絶縁体の表面積を大きくすることができる。よって、請求項2の効果に加え、プラズマの発生量を増加できる。
請求項4記載の点火プラグによれば、頭部は主体金具の先端よりも先端側に配置される。絶縁体のうち主体金具と中心電極とに挟まれる部分で貫通が生じ易いが、主体金具の先端よりも先端側に頭部を配置することにより、第2絶縁体のうち頭部を取り囲む部分(肉厚の薄い部分)を主体金具の内側に配置しないようにできる。よって、請求項1から3のいずれかの効果に加え、さらに絶縁体の貫通を生じ難くできる。
本発明の第1実施の形態における点火プラグの片側断面図である。 一部を拡大した点火プラグの片側断面図である。 第2実施の形態における点火プラグの片側断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施の形態における点火プラグ10の軸線Oを境にした片側断面図であり、図2は一部を拡大した点火プラグ10の片側断面図である。図1及び図2では、紙面下側を点火プラグ10の先端側、紙面上側を点火プラグ10の後端側という(図3においても同じ)。図2では、点火プラグ10の軸線O方向の後端側の図示が省略されている。
図1及び図2に示すように点火プラグ10は、絶縁体11、中心電極50及び主体金具60を備えている。絶縁体11は、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等により形成される部材である。絶縁体11は、略円筒状の第1絶縁体20、及び、有底円筒状の第2絶縁体40を備えている。
第1絶縁体20は、後端側から先端側へ軸線Oに沿って胴部21、突出部22、大径部23、小径部25の順に連接されており、軸線Oに沿って形成された孔部29、段部30及び軸孔31が中心を貫通する。胴部21は、第1絶縁体20のうち後端側に位置する。胴部21と大径部23との境界から径方向の外側へ突出部22が鍔状に張り出している。突出部22は、胴部21と大径部23との境界の全周に亘って設けられている。
大径部23の先端側に設けられた小径部25は、第1小径部26及び第2小径部27を備えている。第2小径部27は第1小径部26の先端側に配置されている。第1小径部26の外径は、第2小径部27の外径よりも大きく、大径部23の外径よりも小さい。大径部23の外径と第1小径部26の外径との差により、先端側を向く係止部24が大径部23の外周に形成される。係止部24は、軸線O方向の先端側へ向かうにつれて縮径している。第2小径部27は、外周におねじ部28が形成されている。
孔部29は、胴部21から大径部23にかけて形成されている。軸孔31は、大径部23から第2小径部27にかけて形成されている。孔部29の内径は、軸孔31の内径よりも大きい。孔部29の内径と軸孔31の内径との差により、後端側を向く段部30が大径部23の内周に形成される。段部30は、軸線O方向の先端側へ向かうにつれて縮径している。
第2絶縁体40は、第1絶縁体20の第2小径部27の周囲を取り囲む部材である。第2絶縁体40は、円筒部41と、第2絶縁体40の先端面43を形成し円筒部41の先端側の開口を塞ぐ底部42と、を備えている。円筒部41の内周には、めねじ部44が形成されている。
めねじ部44は、第1絶縁体20の第2小径部27の外周に形成されたおねじ部28に係合して、第1絶縁体20に第2絶縁体40を直接接合する。円筒部41の外径は、第1絶縁体20の第1小径部26の外径と略等しい。円筒部41の径方向の肉厚は、第1小径部26の外径と第2小径部27の外径との差に略等しい。円筒部41の径方向の肉厚は、円筒部41の軸線O方向の全長に亘って同一である。第2絶縁体40の軸線O方向の長さは、第2小径部27の軸線O方向の長さよりも長い。
中心電極50は、棒状に形成された軸部51と、軸部51の先端に設けられた頭部52と、を備える導電性のある部材である。軸部51は、有底筒状に形成された電極母材の内部に、電極母材よりも熱伝導性に優れる芯材が埋設されている。芯材は銅または銅を主成分とする合金で形成されており、電極母材はニッケル基合金やニッケル等により形成されている。
中心電極50は、軸部51の後端に係合部53が設けられている。係合部53は、軸部51よりも軸線Oと直交する軸直角方向へ広がる部分であり、第1絶縁体20の孔部29に配置され、第1絶縁体20の段部30と係合する。軸部51は、頭部52の最大径よりも内径が小さい第1絶縁体20の軸孔31に配置される。
頭部52は、軸部51よりも軸線Oと直交する軸直角方向へ広がる部分であり、先端面54、側面55及び後端面56を有している。本実施の形態では、頭部52はニッケル基合金やニッケル等により円柱状に形成されており、溶接により軸部51の先端に接合されている。頭部52は、第1絶縁体20の第2小径部27よりも軸線O方向の先端側に配置される。第2絶縁体40は頭部52を内包する。頭部52の先端面54は第2絶縁体40の底部42に覆われ、頭部52の側面55は第2絶縁体40の円筒部41に覆われる。
端子金具57は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具57の先端側は第1絶縁体20の孔部29内に配置される。端子金具57と中心電極50の係合部53との間に、導電性を有するシール材58が配置される。シール材58は、例えばB−SiO系等のガラス粒子とCuやFe等の金属粒子とを含む組成物が用いられる。シール材58により中心電極50と端子金具57とは孔部29内で電気的に接続される。
主体金具60は、内燃機関(図示せず)に固定される略円筒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼やステンレス鋼等)によって形成されている。主体金具60は、後端側から先端側へと軸線Oに沿って加締め部61、工具係合部62、湾曲部63、座部64、胴部65の順に連接されている。胴部65は外周面にねじ部66が形成されている。
加締め部61及び湾曲部63は、第1絶縁体20を加締めるための部位である。工具係合部62は、ねじ部66を内燃機関のねじ穴(図示せず)に結合するときにレンチ等の工具を係合させる部位である。座部64は、胴部65の後端側に位置し、径方向の外側に環状に突出する部位である。座部64は、胴部65との間に環状のガスケット75が配置される。
胴部65は、径方向の内側へ突出する棚部67が内周に設けられている。棚部67は胴部65の全周に亘って設けられており、軸線O方向の先端側へ向かうにつれて縮径している。胴部65のうち棚部67より先端側の内径は、棚部67の最小内径と同じ大きさにされている。棚部67にはパッキン72が配置される。パッキン72は、軟鋼板等の金属材料で形成される円環状の板材である。
胴部65は、第1絶縁体20の大径部23及び小径部25、第2絶縁体40の円筒部41を介して、中心電極50と対向する。本実施の形態では、胴部65の先端68は、第2絶縁体40の先端面43よりも後端側(図2上側)に位置する。また、胴部65の先端68は、中心電極50の頭部52の後端面56よりも後端側(図2上側)に位置する。
主体金具60の工具係合部62の内周と第1絶縁体20の胴部21の外周との間に、一対のリング部材73及びリング部材73に挟まれたタルク等の粉末74が配置される。主体金具60の加締め部61を変形させてリング部材73に密着させると、リング部材73、粉末74及び突出部22を介して、係止部24が主体金具60の棚部67へ向けて押圧される。その結果、主体金具60は、パッキン72、リング部材73及び粉末74を介して第1絶縁体20に取り付けられる。パッキン72は棚部67と係止部24との隙間を気密に閉塞する。
点火プラグ10は、例えば、以下のような方法によって製造される。まず、中心電極50の軸部51を第1絶縁体20の軸孔31に挿入し、軸部51の先端に頭部52を溶接する。次に、シール材58の原料粉末を孔部29に充填して、孔部29に端子金具57を圧入し、加熱しながらシール材58の原料粉末を軸方向へ圧縮する。原料粉末を圧縮・焼結させ、シール材58で端子金具57と中心電極50との導通を確保する。次いで、第1絶縁体20のおねじ部28に第2絶縁体40のめねじ部44を結合して、第1絶縁体20に第2絶縁体40を接合する。最後に、第1絶縁体20及び第2絶縁体40の外周に主体金具60を組み付け、点火プラグ10を得る。
点火プラグ10は、主体金具60のねじ部66が内燃機関(図示せず)のねじ穴に取り付けられると、第2絶縁体40が燃焼室(図示せず)に露出する。点火プラグ10は中心電極50と主体金具60とを絶縁体11が隔てる1種のコンデンサなので、端子金具57と主体金具60との間に交流電圧または複数回のパルス電圧が印加されると、中心電極50と主体金具60との間に誘電体バリア放電が生じる。この放電によって点火プラグ10は気体(混合気)を電離し、非平衡プラズマの状態にして混合気に火炎核を発生させる。
端子金具57と主体金具60との間の印加電圧が一定であれば、絶縁体11に蓄えられる電荷の量は、中心電極50と主体金具60との間に介在する絶縁体11の厚さに反比例するので、絶縁体11の厚さが薄いほど第2絶縁体40の表面に生じるプラズマの生成量が増加する。
点火プラグ10は、軸部51の太さよりも外寸が大きい頭部52が先端に設けられた中心電極50を備えるので、絶縁体11の先端側の外径を小さくすることなく(つまり、絶縁体11の先端側の表面積を確保しつつ)、絶縁体11の先端側の肉厚を薄くできる。従って、プラズマの生成量を増やすことができ、着火性を向上できる。
また、プラズマの生成量を増やすために中心電極50の外径を軸方向の全長に亘って大きくすると、中心電極50と主体金具60との間に介在する絶縁体11の厚さを薄くできるが、その反面、絶縁体11を電流が貫通し易くなるという問題点がある。
これに対し点火プラグ10は、絶縁体11を第1絶縁体20と第2絶縁体40とに分け、軸部51よりも大きい頭部52を先端部に備える中心電極50を絶縁体11の内部に配置するので、中心電極50の軸部51を取り囲む第1絶縁体20(大径部23及び小径部25)を厚く、頭部52を取り囲む第2絶縁体40(円筒部41)を薄くできる。よって、第1絶縁体20の貫通を抑制しながら、第2絶縁体40の外表面に多くのプラズマを発生させることができる。
また、絶縁体11は、第1絶縁体20及び第2絶縁体40の2部材を備えるので、中心電極50の軸部51を第1絶縁体20で覆いながら、軸部51よりも外径の大きい頭部52を第2絶縁体40に内包できる。よって、頭部52を備える中心電極50を絶縁体11の内部へ容易に配置できる。
第1絶縁体20の先端側を第2絶縁体40で覆う構造なので、第1絶縁体20の軸孔31の大きさとは無関係に、第2絶縁体40に覆われる頭部52の外径を大きくできる。その結果、絶縁体11の厚みを確保しつつ、第2絶縁体40の表面積を大きくできるので、第2絶縁体40の外表面に発生するプラズマの量を増やすことができる。
この点火プラグ10は、燃費向上、CO低減を目的として、小型、高出力および低NOxを達成するために開発が続けられている近年の高効率エンジンに特に適している。高効率エンジンは高過給、高圧縮に加え混合気が希薄で着火性が乏しい場合があるので、燃焼室の広い範囲が電離される、燃焼室内の気体(混合気)を広範囲で活性化させ、その改質ガスによる着火性や燃焼効率の向上が期待されるからである。なお、点火プラグ10はガソリン、軽油、気体燃料等の種々の燃料系に適用可能である。
第2絶縁体40は、先端面43が、主体金具60の先端68よりも先端側(図2下側)に突出しているので、火炎核の成長を主体金具60が阻害しないようにできる。よって、着火性を向上できる。さらに、頭部52の後端面56は、主体金具60の先端68よりも先端側に配置されるので、第2絶縁体40のうち頭部52を取り囲む部分(肉厚の薄い部分)を主体金具60の外側に配置できる。貫通は、絶縁体11のうち主体金具60と中心電極50とに挟まれる部分で生じ易いが、主体金具60の先端68よりも先端側に頭部52を配置することにより、さらに絶縁体11の貫通を生じ難くできる。
第2絶縁体40は、めねじ部44が第1絶縁体20のおねじ部28に結合して第1絶縁体20に接合されるので、ねじの螺合ではなく無機接着剤だけで第2絶縁体40を第1絶縁体20に接合する場合に比べて、接合信頼性を向上できる。
めねじ部44及びおねじ部28を設けることによって、めねじ部44及びおねじ部28を設けない場合に比べて、第2小径部27の外周および円筒部41の内周の沿面距離を長くできる。その結果、第2小径部27と円筒部41との間を経路とする主体金具60と頭部52との間のリークを抑制できる。
主体金具60の棚部67は、全周に亘って大径部23よりも軸直角方向の内側へ突出して、第1絶縁体20の大径部23を支持する。このように絶縁体11は、第1絶縁体20に設けられた大径部23が、主体金具60の棚部67に支持されることで、主体金具60の内周に保持されている。軸部51を覆う第1絶縁体20に大径部23を設けることにより、軸部51よりも軸直角方向に広がる頭部52を覆う第2絶縁体40に大径部23を設ける場合に比べて、大径部23の軸直角方向の厚さを厚くできる。よって、大径部23の機械的強度を確保できる。
第2絶縁体40は、主体金具60の内部に円筒部41が存在するので、燃焼室内の燃焼ガスに円筒部41が曝されないようにできる。第2絶縁体40の全部が燃焼ガスに曝される場合に比べて、第2絶縁体40の過熱を抑制できるので、第2絶縁体40の異常過熱による混合気への着火を抑制できる。
主体金具60の外周にねじ部66が存在する胴部65の内部に、第2絶縁体40の円筒部41が存在する。よって、第2絶縁体40の熱を、円筒部41、胴部65及びねじ部66を介して内燃機関(図示せず)へ伝達できる。その結果、第2絶縁体40の過熱を抑制できるので、第2絶縁体40の異常過熱による混合気への着火をさらに抑制できる。
主体金具60の胴部65のうち棚部67よりも先端68側の部分は、先端68まで内径が同一なので、棚部67よりも先端68側の胴部65の肉厚を確保できる。その結果、第2絶縁体40の円筒部41の径方向の外側に存在する胴部65の熱容量を確保できる。また、円筒部41の外径は、第1絶縁体20の第1小径部26の外径と略等しく、円筒部41の径方向の肉厚は、第1小径部26の外径と第2小径部27の外径との差に略等しいので、第1小径部26及び円筒部41と胴部65との隙間を小さくできる。よって、第1小径部26及び円筒部41から胴部65へ熱伝達し易くできる。その結果、第2絶縁体40の過熱を抑制できるので、第2絶縁体40の異常過熱による混合気への着火をさらに抑制できる。
図3を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、中心電極50の頭部52の外径が、第1絶縁体20の第1小径部26の外径よりも小さい場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、中心電極100の頭部102の外径が、第1絶縁体81の小径部82の外径と略同じ場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図3は第2実施の形態における点火プラグ80の軸線Oを境にした片側断面図である。図3では点火プラグ80の後端側の図示が省略されている。
図3に示すように点火プラグ80は、第1絶縁体81、第2絶縁体90、中心電極100及び主体金具110を備えている。第1絶縁体81は、突出部22(図1参照)から先端側へ軸線Oに沿って大径部23、小径部82の順に連接されている。小径部82の外径は大径部23の外径よりも小さく、小径部82の外径は小径部82の軸線O方向の全長に亘って略同一である。小径部82は、先端側の外周におねじ部83が形成されている。
第2絶縁体90は、第1絶縁体81の小径部82の先端側の周囲を取り囲む部材である。第2絶縁体90は、円筒部91と、第2絶縁体90の先端面93を形成し円筒部91の先端側の開口を塞ぐ底部92と、を備えている。円筒部91の外径は、第1絶縁体81の小径部82の外径より大きい。円筒部91の内周にめねじ部94が形成されている。めねじ部94は、小径部82のおねじ部83と係合する。
点火プラグ80は、めねじ部94とおねじ部83との隙間に、第1絶縁体81や第2絶縁体90とは異なる他部材(充填材95)が配置されている。充填材95は、耐熱性および絶縁性を有し、めねじ部94及びおねじ部83の少なくとも一部に密着する。充填材95は、例えば無機接着剤(所謂セメント)、B−SiO系等のガラス粒子を含む組成物等が用いられる。充填材95は、めねじ部94とおねじ部83とを接着する。
絶縁性を有する充填材95が、めねじ部94とおねじ部83との隙間に配置され、めねじ部94及びおねじ部83の少なくとも一部に密着するので、小径部82と円筒部91との間を経路とするリークの抑制効果を高めることができる。また、充填材95が、めねじ部94及びおねじ部83に密着するので、充填材95の熱伝導率にもよるが、めねじ部94及びおねじ部83間の熱伝導性を向上させることができ、第2絶縁体90から第1絶縁体81への熱放散を良くすることができる。
めねじ部94及びおねじ部83を充填材95が接着するので、おねじ部83に対するめねじ部94の緩みを防止できる。点火プラグ80は、めねじ部94及びおねじ部83並びに充填材95によって第2絶縁体90が第1絶縁体81に接合されるので、第2絶縁体90の接合信頼性を向上できる。
中心電極100は、棒状に形成された軸部101と、軸部101の先端に設けられた頭部102と、を備える導電性のある部材である。軸部101は、ニッケル基合金やニッケル等により形成されている。軸部101の後端に係合部103が設けられている。係合部103は、軸部101よりも軸線Oと直交する軸直角方向へ広がり、第1絶縁体81の段部30と係合する。係合部103は、軸部101とねじで結合する。
頭部102は、軸部101よりも軸線Oと直交する軸直角方向へ広がる部分であり、先端面104、側面105及び後端面106を有している。本実施の形態では、頭部102はニッケル基合金やニッケル等により円板状に形成されている。頭部102は、第1絶縁体81の小径部82よりも軸線O方向の先端側に配置される。頭部102の外径は、第1絶縁体81の小径部82の外径と略同一である。
第2絶縁体90は頭部102を内包する。頭部102の先端面104は第2絶縁体90の底部92に覆われ、頭部102の側面105は第2絶縁体90の円筒部91に覆われる。本実施の形態では、円筒部91の外径は、円筒部91の軸線O方向の全長に亘って同一である。
主体金具110は、座部64(図1参照)から先端側へ軸線Oに沿って胴部111、脚部113の順に連接される。胴部111及び脚部113の外周に、ねじ部66が形成されている。胴部111は、径方向の内側へ突出する棚部112が内周に設けられている。棚部112は、パッキン72を介して第1絶縁体81の大径部23を支持する。棚部112は、軸線O方向の先端側へ向かうにつれて縮径している。
脚部113は、内径が、棚部112の最小内径よりも大きい円筒状の部位である。本実施の形態では、脚部113の内径は、脚部113の軸線O方向の全長に亘って同一である。脚部113は、第2絶縁体90の円筒部91及び第1絶縁体81の小径部82を介して、中心電極100と対向する。第2絶縁体90の外径は、棚部112の最小内径よりも大きい。本実施の形態では、脚部113の先端114は、第2絶縁体90の先端面93よりも後端側(図3上側)に位置する。また、脚部113の先端114は、主体金具110の頭部102の後端面106よりも後端側(図3上側)に位置する。
点火プラグ80は、例えば、以下のような方法によって製造される。まず、中心電極100の頭部102が予め接合された軸部101を、第1絶縁体81の軸孔31に挿入し、段部30に係合させた係合部103と軸部101とをねじで結合する。第1絶縁体81のおねじ部83に充填材95を塗布した後、おねじ部83にめねじ部94を螺合して、小径部82及び頭部102に第2絶縁体90を被せる。
次に、シール材58(図1参照)の原料粉末を孔部29に充填して、孔部29に端子金具57を圧入し、加熱しながらシール材58の原料粉末を軸方向へ圧縮する。原料粉末を圧縮・焼結させ、シール材58で端子金具57と中心電極100との導通を確保する。同時に、加熱により充填材95を硬化させ、充填材95を介して第1絶縁体81と第2絶縁体90とを接合する。次いで、第1絶縁体81及び第2絶縁体90の外周に主体金具110を組み付けて点火プラグ80を得る。
点火プラグ80は、第2絶縁体90のうち少なくとも主体金具110よりも先端側(図3下側)の部分の外径が、主体金具110の棚部112の最小内径よりも大きい。そのため、第1実施の形態に比べて、第2絶縁体90のうち主体金具110の先端114よりも先端側に突出する部分の表面積を大きくできる。よって、プラズマの発生量を増やすことができる。
第2絶縁体90のうち主体金具110の先端114よりも先端側に突出する部分の表面積を大きくできることに伴い、第2絶縁体90に内包される頭部102の外径を大きくできる。その結果、軸部101よりも軸直角方向へ広がる頭部102を中心電極100が有しない場合に比べて、絶縁体11の厚さを薄くしながら、第2絶縁体90の表面積を大きくできる。これにより、第2絶縁体90の外表面に発生するプラズマの量を増やすことができる。
絶縁体が第1絶縁体81及び第2絶縁体90の2部材に分割されていない場合には、主体金具110の棚部112よりも先端側に、棚部112の最小内径よりも外径が大きい絶縁体(第2絶縁体90)を設けることは難しい。しかし、第2絶縁体90は、係止部24よりも先端側の第1絶縁体81に接合されるので、棚部112の内径に制約を受けることなく、棚部112の内径よりも外径が大きい絶縁体(第2絶縁体90)を、主体金具110の先端側に容易に設けることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記各実施の形態では、おねじ部28,83及びめねじ部44,94によって第1絶縁体20,81に第2絶縁体40,90を接合する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。無機接着剤によって第1絶縁体20,81に第2絶縁体40,90を接合することは当然可能である。
上記各実施の形態では説明を省略したが、おねじ部28,83及びめねじ部44,94は連続的に設けても良いし、断続的に設けても良い。
上記各実施の形態では、第2絶縁体40,90の先端面43,93が、主体金具60,110の先端68,114より先端側に位置する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第2絶縁体40,90の先端面43,93を、主体金具60,110の先端68,114より後端側に存在させる(第2絶縁体40,90を主体金具60,110の内側に存在させる)ことは当然可能である。この場合も中心電極50,100の頭部52,102の表面積を大きくできるので、第2絶縁体40,90の外表面のプラズマの生成量を増やすことができるからである。
上記各実施の形態では、中心電極50,100の頭部52,102の後端面56,106が、主体金具60,110の先端68,114より先端側に位置する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。頭部52,102の後端面56,106を主体金具60,110の先端68,114より後端側に存在させ、頭部52,102の先端面54,104を主体金具60,110の先端68,114より先端側に存在させることは当然可能である。また、頭部52,102の先端面54,104を主体金具60,110の先端68,114より後端側に存在させ、第2絶縁体40,90の先端面43,93を主体金具60,110の先端68,114より先端側に存在させることは当然可能である。これらの場合も中心電極50,100の頭部52,102の表面積を大きくできるので、第2絶縁体40,90の外表面のプラズマの生成量を増やすことができるからである。
上記各実施の形態では、第2絶縁体40,90の外径が、第2絶縁体40,90の軸線O方向の全長に亘って同一である場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。即ち、点火プラグ10,80の製造工程において、第1絶縁体20,81の外周に主体金具60,110を組み付けた後、主体金具60,110の先端68,114側から第1絶縁体20,81に第2絶縁体40,90を接合できる。従って、第2絶縁体40,90のうち主体金具60,110よりも先端側に配置される部分の外径を、主体金具60,110の先端68,114の内径や、棚部67,112の最小内径よりも大きくできる。
第2絶縁体40,90のうち主体金具60,110よりも先端側に配置される部分の外径を大きくすることにより、第2絶縁体40,90の先端部の表面積を大きくできるので、プラズマの発生量を増やすことができる。さらに、第2絶縁体40,90の外径を大きくするのに伴い、中心電極50,100の頭部52,102の外径を大きくすることにより、第2絶縁体40,90の厚さを維持しつつ、第2絶縁体40,90の表面積を大きくできる。その結果、プラズマの発生量をさらに増やすことができる。
上記各実施の形態では、中心電極50,100の頭部52,102が円柱状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、頭部52,102の形状は適宜設定できる。頭部52,102の他の形状としては、例えば、円板状、球状、六角柱などの多角柱状などが挙げられる。
第1実施の形態では第1絶縁体20に第2絶縁体40を直接接合し、第2実施の形態では充填材95(他部材)を介して第1絶縁体81に第2絶縁体90を接合する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第1絶縁体20,81と第2絶縁体40,90との間に、おねじ及びめねじが形成された円環状の中間材(図示せず)を介在させ、中間材(他部材)を介して第1絶縁体20,81と第2絶縁体40,90とを接合することは当然可能である。
第1実施の形態では、係合部53が設けられた中心電極50の軸部51を軸孔31に挿入した後、頭部52を軸部51に接合する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第2実施の形態のように、頭部52が設けられた軸部51を軸孔31に挿入した後、ねじ等によって係合部53を軸部51に接合することは当然可能である。同様に、第2実施の形態で説明した中心電極100を第1実施の形態の中心電極50のようにすることは当然可能である。
第2実施の形態では、軸部101が接合された中心電極100の係合部103と端子金具57とをシール材58を用いて接続する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。係合部103及びシール材58を省略して、軸部101を端子金具57にねじ等を用いて接合することは当然可能である。
上記各実施の形態では、リング部材73及び粉末74を介して主体金具60,110を第1絶縁体20,81に加締める場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。リング部材73及び粉末74を省略して、主体金具60,110を加締めることは当然可能である。
10,80 点火プラグ
11 絶縁体
20,81 第1絶縁体
23 大径部
31 軸孔
40,90 第2絶縁体
50,100 中心電極
51,101 軸部
52,102 頭部
60,110 主体金具
67,112 棚部
68,114 先端
95 充填材(他部材)
O 軸線

Claims (4)

  1. 先端側から後端側へと軸線に沿って延びる略棒状の中心電極と、
    少なくとも前記中心電極の先端部の周囲を取り囲むと共に、前記先端側に底部を有する有底筒状の絶縁体と、
    前記絶縁体を外周側から保持する筒状の主体金具と、を備える点火プラグであって、
    前記中心電極は、前記軸線に沿って延びる軸部と、
    前記軸部の先端に配置され、前記軸線と直交する軸直角方向外側に前記軸部から突出する頭部と、を備え、
    前記絶縁体は、前記軸部が配置され、前記頭部の最大径よりも径が小さい軸孔を有する第1絶縁体と、
    前記第1絶縁体と直接または他部材を介して接合すると共に、前記頭部を内包する第2絶縁体と、を備える点火プラグ。
  2. 前記第1絶縁体は、前記軸直角方向の外側へ突出する大径部を備え、
    前記主体金具は、前記大径部よりも先端側に設けられると共に、全周に亘って前記大径部よりも前記軸直角方向の内側へ突出し、前記大径部が係止される棚部を備える請求項1記載の点火プラグ。
  3. 前記第2絶縁体のうち少なくとも前記主体金具よりも先端側の外径は、前記棚部の最小内径よりも大きい請求項2記載の点火プラグ。
  4. 前記頭部は、前記主体金具の先端よりも先端側に配置される請求項1から3のいずれかに記載の点火プラグ。
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