JP6311476B2 - 点火プラグ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の点火に用いられる点火プラグに関する。
内燃機関の燃焼室内に導入した混合気の着火には、軸状の中心電極と、内側に設けた貫通孔に中心電極を保持する筒状の絶縁碍子と、絶縁碍子の外周の一部を覆い絶縁碍子を保持する筒状のハウジングと、ハウジングの先端に延設して中心電極の先端との間に所定の放電ギャップを隔てて対向する接地電極とを有し、中心電極と接地電極との間に高電圧を印加したときに火花放電を発生する点火プラグが広く用いられている。
特許文献1には、ネジ部の外径が12mm以下の高融点金属チップを使用したスパークプラグにおいて、絶縁体の先端部分の厚さを1.1mm以上とし、ガスボリューム幅Eの値を適切に拡大することで、中心電極と主体金具との間の横飛び発生を防止し、当該中心電極の突出側の当該絶縁体の端面に対応する位置における外径と、基端部のパッキンの軸線方向前端内縁に対応する位置における外径とを特定の範囲に設定するとともに、当該中心電極の基端部から当該絶縁体の端面に対応する位置に至る電極外周面を先細りとなるテーパ面状に形成することで、ガスボリューム幅を拡大しても中心電極の全体の細径化を防止して、熱引きを確保したスパークプラグが開示されている。
特開2009−187954号公報
ところが、特許文献1にあるように、中心電極の基端側を先端側よりも太くなるように電極外周面をテーパ状に形成すると、ハウジングの一部を内側に向かって突出させ、絶縁体の拡径部を係止する突状係止部(ジッツ部ともいう。)と中心電極外周との距離が短くなる。
その結果、抵抗体よりも先端側の静電容量が大きくなり、容量放電による電極消耗を招く虞がある。
また、電界集中し易い突状係止部の内周端縁と中心電極外周面との距離が最も近くなる位置において絶縁体の肉厚が相対的に薄くなっているため、耐電圧の低下を招き易い。
特に、内燃機関の高過給化、高圧縮比化に伴い、放電電圧が上昇しているため、容量放電に伴う電極消耗の問題が顕在化している。
一方、内燃機関においては、点火プラグの細径化が望まれている。従来の点火プラグの構造のまま、点火プラグ全体を細径としたのでは、中心電極の細経化を伴うため、熱引きが低下し、プレイグニションを生じ易くなる虞がある。
また、中心電極の細径化に伴う熱引きの低下に対して熱価を確保するため碍子脚長を長くすると、くすぶり性が悪化する虞がある。
そこで、かかる実情に鑑み、本発明は、細径化の要求を満足しつつ、プレイグニションの抑制とくすぶりの抑制との両立を図りつつ、耐電圧の低下を伴うことなく、静電容量の低下により、ノイズの低減と電極消耗の抑制とを図ることのできる点火プラグの提供を目的とする。
本発明は、少なくとも、軸状に伸びる中心電極(1)と、一方の端から前記中心電極の先端に設けた中心電極放電部(10)が露出し、他方の端から前記中心電極の基端に設けた中心電極端子部(18)が露出するように前記中心電極を保持する筒状の絶縁碍子(2)と、一方の端から前記絶縁碍子の先端側に設けた碍子脚部(20)が露出し、他方の端から前記絶縁碍子の基端側に設けた碍子頭部(23)が露出するように前記絶縁碍子を収容保持するハウジング(3)と、該ハウジングから前記中心電極放電部に向かって延びる接地電極(31)と、該接地電極の先端において前記中心電極放電部と所定の放電ギャップ(40)を隔てて対向する接地電極放電部(30)とを具備する点火プラグ(100)に係るものである。
本発明では、前記中心電極が、基端側から順に、前記中心電極端子部と前記中心電極放電部との間に、中軸部(17)と、中軸埋込部(16)と、基端側接着層(15)と、抵抗体(14)と、先端側接着層(13)と、連結部(12)と、高熱伝導部(11)と、を具備している。
前記中軸部は、基端側が前記中心電極端子部に接続され、前記碍子頭部の内側で円柱状に延びるように形成されている。前記中軸埋込部は、前記中軸部の先端側において、その一部を拡径して形成されている。前記抵抗体は、前記中軸埋込部に接続せしめて円柱状に形成されている。
前記連結部は、先端側において基端側に向かって径大となるように拡径して形成されている。前記高熱伝導部は、先端側において前記中心電極放電部と接続し、円柱状に形成されている。
前記基端側接着層は、前記抵抗体の基端側に配設され、前記中軸埋込部と前記抵抗体との電気的接続を図ると共に、前記中軸埋込部を前記絶縁碍子の内側に固定している。
前記先端側接着層は、前記抵抗体の先端側に配設され、前記抵抗体と前記連結部との電気的接続を図ると共に、前記連結部を前記絶縁碍子の内側に固定している。
本発明では、前記絶縁碍子が、前記碍子頭部と前記碍子脚部との間に、前記碍子脚部よりも径大となる碍子中胴部(21)と、該碍子中胴部の一部を鍔状に拡径した碍子大径部(22)とを具備し、前記ハウジングが、その内周面の一部を中心に向かって突出せしめた突状係止部(34)と、基端側端縁を内側に向かって加締めた加締め部(36)とによって、前記碍子中胴部と碍子大径部とを加締め固定している。
本発明の点火プラグは、少なくとも、前記高熱伝導部が前記連結部に接続する基端位置における前記高熱伝導部の直径(φD)を前記抵抗体が前記接着層に接続する直径φDよりも径小とすると共に、前記碍子脚部が一定の直径(φD)を維持したまま垂直に延びるように前記突状係止部から露出する碍子脚部垂直部(203)を具備し、前記高熱伝導部と前記連結部との境界を高熱伝導部根本部(120)とし、該高熱伝導部根本部を基準として、前記碍子脚部の根本部(210)までの垂直距離を碍子脚部絶縁距離L(mm)としたとき、0.9≦L≦1.7に設定したことを特徴とする。
本発明によれば、前記高熱伝導部の外径を細くすることで、相対的に前記碍子脚部の肉厚が厚くなり、抵抗体よりも先端側の静電容量を小さくすることができる。
しかも、所定の長さだけ、前記碍子脚部の外径を一定とすることで、前記碍子脚部が根本部から直ちに縮径する場合に比べ静電容量を小さくできる。
その結果ノイズの低減と容量放電による電極消耗の抑制とを同時に実現することができる。
また、前記碍子脚部の肉厚の増加によって耐電圧も上昇する。加えて、前記突状係止部から前記碍子脚部垂直部が露出するように形成されているので、前記突状係止部の周辺における電界集中が抑制され、更に耐電圧が高くなっている。
さらに、前記軸方向絶縁距離Lを本発明の範囲に設定することで、前記高熱伝導部から前記抵抗体までの軸方向の距離が短くなり中軸部へ放熱性が向上する。
以上により、前記高熱伝導部の細径化による熱引きの低下を補って、プレイグニションを抑制することができる。
しかも、前記碍子脚部の長さは変更する必要がないので、くすぶり性を悪化させることもない。
本発明の点火プラグの全体概要を示す一部断面図 本発明の点火プラグの特徴を示す要部拡大断面図 耐電圧、及び、静電容量に対する中心電極外径/碍子脚部外径比の効果を示す特性図 図3を相対化した特性図 耐電圧に対する碍子脚部垂直部長さの効果を示す特性図 耐電圧に対する軸方向絶縁長さの効果を示す特性図 プレイグニション抑制に対する軸方向絶縁長さの効果を示す特性図
図1、図2を参照して本発明の実施形態における点火プラグ100の概要について説明する。
なお、以下の説明において、図略の外部電源に接続される側を基端側、内燃機関の燃焼室に臨む側を先端側と称する。
点火プラグ100は、少なくとも、中心電極1と絶縁碍子2とハウジング3とを具備して構成されている。
中心電極1は、軸状に伸びるように形成され、一方の端には、中心電極放電部10が設けられ、他方の端には、中心電極端子部18が設けられている。
絶縁碍子2は、筒状に形成され、一方の端から中心電極放電部10が露出し、他方の端から中心電極端子部18が露出するように中心電極1を保持する。
絶縁碍子2の先端側には、碍子脚部20が設けられ、基端側には碍子頭部23が設けられている。
ハウジング3は、筒状に形成され、一方の端から碍子脚部20が露出し、他方の端から碍子頭部23が露出するように絶縁碍子2を収容保持している。
ハウジング3には、中心電極放電部10に向かって延びる接地電極31と、接地電極31の先端において中心電極放電部10と所定の放電ギャップ40を隔てて対向する接地電極放電部30が設けられている。
点火プラグ100は、図略の内燃機関に設けられ、外部電源から中心電極1と接地電極31との間に高電圧が印加されると中心電極放電部10と接地電極放電部30との間で火花放電を発生し、内燃機関の燃焼室内に導入された混合気の点火を行うものである。
点火プラグ100は、取付ネジ部33の呼び径がM8、M9、M10、M11、M12、M13、M14のいずれかの点火プラグに適宜採用し得るものである。
中心電極1は、中心電極端子部18と中心電極放電部10との間に、基端側から順に中軸部17と、中軸埋込部16と、接着層15と、抵抗体14と、接着層13と、連結部12と、高熱伝導部11とを具備している。
中心電極1は、筒状の絶縁碍子2に収容保持され、絶縁碍子2の先端側から図略の内燃機関の燃焼室内に中心電極放電部10が露出し、絶縁碍子2の基端側から中心電極端子部18が露出し、図略の外部電源に接続される。
中心電極放電部10には、Pt、イリジウム等、公知の耐熱貴金属材料が用いられている。
高熱伝導部11には、Fe、Ni、これらの合金等、公知の耐熱性金属材料が用いられ、その内側にCu等の公知の熱伝導率の高い金属材料が用いられ、円柱状に形成され、碍子脚部20内に埋設されている。
高熱伝導部11の先端は、碍子脚部20から露出して中心電極放電部10接続している。
高熱伝導部11の基端には、径大となるように拡径された連結部12が形成されている。高熱伝導部11が碍子脚部20からの抜けを防止している。
連結部12は、高熱伝導部11と抵抗体14との接続を図ると共に、基端側に向かって拡径するように形成され、絶縁碍子2の中胴部内周傾斜面213に係止され、高熱伝導部11が碍子脚部20からの抜け防止を図っている。
先端側接着層13、基端側接着層15には、ガラス粉末と銅、鉄、若しくは、これらの合金等の金属粉末を混合したものが用いられ、絶縁碍子2内の所定位置に充填圧縮された後加熱熔融されている。
先端側接着層13は、抵抗体14の先端側において、高熱伝導部11の基端側に設けた連結部12を気密に封止固定すると共に、連結部12と抵抗体14との電気的導通を図っている。
基端側接着層15は、抵抗体14の基端側において、抵抗体14の基端側及び中軸埋込部16を絶縁碍子2の内側に気密に封止固定すると共に、抵抗体14と中軸部17との電気的導通を図っている。
先端側接着層13、及び、基端側接着層15の抵抗値は、数mΩ程度である。
抵抗体14には、B2O3−SiO2系、BaO−SiO2−B2O系3、ZnO−B2O3−SiO2系、BaO−CaO−B2O3−SiO系2、Na2O−SiO2−B2O3系、K2O−SiO2−B2O3系、Al2O3−B2O3−SiO2系、BaO−B2O3系、Bi2O−B2O3系、SiO2−MgO−Al2O3系のいずれかから選択される1種以上からなるガラス粉末と、カーボン等の導電性粉末と、Al2O3、SiO2、SiC、Si3N4、ZrO2のいずれかから選択される1種以上を含有する絶縁性材料からなる骨材とからなり、絶縁碍子2の内側に区画した抵抗体収容孔214に充填圧縮された後、加熱熔融されて構成されている。
抵抗体14は、抵抗体収容孔214の内径に倣い、円柱状に形成されている。
中軸押込部16は、中軸部17の先端側において、その直径の一部を拡径したネジ状に形成して構成され、接着層15を加熱熔融した状態で押し込まれている。
中軸部17には、鉄、ニッケル、これらの合金、若しくは、ステンレス等の金属が用いられ、円柱状に形成されている。
中軸部17は、円柱状に形成され、碍子頭部23に埋設され、基端側において絶縁碍子2から露出する位置には中心電極端子部18が設けられ、中心電極1と外部に設けた図略の電源との電気的接続を図っている。
中心電極端子部18には、鉄、ニッケル、これらの合金、若しくは、ステンレス等の金属が用いられており、必要に応じて中軸部17から着脱可能に設けても良い。
本発明においては、抵抗体14の外径φD(半径R)と、高熱伝導部11の外径φD(半径R)としたとき、少なくとも、D>D(即ち、R>R)の関係が成立しており、後述する絶縁碍子2がガスポケット41に露出する碍子脚部20には、中心軸C/Lに並行となるように一定の碍子脚部外径φD(半径R)で垂直に延びる碍子脚部垂直部203が形成されている。
このような構造とすることで、抵抗体14の先端側の静電容量を小さくし、ノイズの低減や容量放電の低減による耐久性の向上を図っている。
さらに、碍子脚部20の外径φD(半径R)と、高熱伝導部11の外径φD(半径R)との間に0.18≦D/D(=R/R)≦0.32の関係が成立している。
後述する本発明者等の鋭意試験によって、半径比R/Rを特定の範囲に設定することで、耐電圧の向上と、容量放電の低減との両立を図り耐久性の高い点火プラグ100が実現できことが判明した。
より望ましくは、抵抗体14の外径φD(半径R)と、高熱伝導部11の外径φD(半径R)と、中軸埋込部16の外径φD(半径R)との間で、D>D>D(即ち、R>R>R)の関係が成立するように各部を形成することによって、抵抗体14の緻密化を促進し、更なる細径化、耐久性の向上を図ることもできる。
絶縁碍子2は、高純度アルミナからなり、筒状に形成されている。
絶縁碍子2の内側には中心電極1を挿通保持している。
絶縁碍子2は、碍子脚部20と、碍子中胴部21と、碍子大径部22と、碍子頭部23とによって構成されている。
碍子脚部20は、後述する突状係止部34の先端側から図略の燃焼室に連通するガスポケット41内に露出している。
碍子脚部20の基端側には、碍子脚部20よりも径大となるように拡径された碍子中胴部21が設けられている。
碍子中胴部21の先端は、突状係止部34に直接又は、環状のシール部材42を介して当接している。
碍子中胴部21の一部には、外径方向に向かって鍔状に張り出す碍子大径部22が形成されている。
碍子大径部22の基端側を覆うように、タルク等の公知の粉末充填部材38が配設され、ハウジング3に設けた加締め部36によって加締め固定されている。
碍子大径部22の基端側には、ハウジング3から露出する碍子頭部23が設けられている。
放電時のリークを防止するため、碍子頭部23の一部をコルゲート状に形成し、中心電極端子部18とハウジング3との沿面距離を長くしても良い。
ハウジング3には、鉄、ニッケル、これらの合金、炭素鋼、ステンレス等の公知の金属材料が用いられ、筒状に形成されている。
ハウジング3は、接地電極放電部30、接地電極31、ガスポケット周壁部(側面電極部)32、取付ネジ部33、突状係止部34(ジッツ部ともいう。)、碍子収容部35、加締め部36、六角部37によって構成されている。
ハウジング3は、その内周面の一部を中心に向かって突出せしめた突状係止部34と、基端側端縁を内側に向かって加締めた加締め部36とによって、碍子中胴部21と碍子大径部22とを加締め固定している。
接地電極放電部30は、中心電極放電部10と所定の放電ギャップ40を隔てて対向する位置に配設されている。
接地電極放電部30は、耐久性を向上すべく、イリジウム、若しくは、イリジウム合金、白金、若しくは、白金合金等の公知の貴金属を用いても良い。
接地電極31には、鉄、ニッケル、ニッケル合金等の導電性、伝熱性に優れた金属が用いられている。
接地電極31はハウジング3の先端から中心電極放電部10に対向する位置までL字型に湾曲するように設けられ、先端に接地電極放電部30が配設されている。
ハウジング3の一部は碍子脚部20の周囲を取り囲み、内側にガスポケット41を区画するガスポケット周壁部32を構成している。
ガスポケット周壁部32の外周側には、取り付けネジ部33が形成され、図略の内燃機関のエンジンヘッドへ固定できるようになっている。
取付ネジ部33は、熱的には、ガスポケット周壁部32を介して、ガスポケット41内の発生した熱をエンジンヘッドへ放熱している。
取付ネジ部33は、電気的には、接地電極31、ガスポケット周壁部32を介して接地電極放電部30を内燃機関のエンジンヘッドに接地している。
ガスポケット周壁部32は、電気的には、高熱伝導部11との間に電界を生じる側面電極としても機能している。 碍子収容部35は、内側に絶縁碍子2を収容保持するため、碍子中胴部21を収容可能な碍子収容部内周面350が設けられている。
碍子収容部内周面350の基端側には、碍子大径部22よりも径大となる粉末充填部351が形成されている。
碍子収容部内周面350の先端側には、突状係止部34が形成されている。
突状係止部34は、ハウジング3の内周面の一部を中心に向かって環状に突出しており、碍子中胴部21の先端を係止している。
突状係止部34の先端側に区画したガスポケット41には、碍子脚部20が露出している。
碍子中胴部21の先端が突状係止部34に保持された状態で、ハウジング3の基端側に設けた加締め部36が粉末充填部材38を介して碍子大径部23を軸方向に押圧することで、ハウジング3と絶縁碍子2との間の気密性を保持している。
ハウジング3の基端側外周には取付ネジ部33を締め付けるための六角部37が設けられている。
ハウジング3と図略のエンジンヘッドとの間にはガスケット39が配設されており、点火プラグ100とエンジンヘッドとの気密性を確保してる。
碍子大径部22、及び、碍子頭部23の内側には、中軸部17及び中軸押込部16が挿通可能な中軸挿通孔222が穿設されている。
碍子中胴部21の内側には、中軸挿通孔222よりも径小となる抵抗体収容孔214が穿設されている。
中軸挿通孔222と抵抗体収容孔214とは、先端に向かって径小となるように縮径する大径部内周傾斜面221によって連通されている。
碍子脚部20の内側には、抵抗体収容孔214よりも径小となる電極挿入孔201が穿設されている。
抵抗体収容孔214と電極挿入孔201とは、先端に向かって径小となるように縮径する碍子中胴部内周傾斜面213によって連通されている。
碍子中胴部内周傾斜面213には、連結部12が係止され、高熱伝導部11の抜け止めが図られている。
碍子中胴部21の碍子中胴部外周面212よりも径小となる碍子脚部20との間に設けられ先端に向かって径小となる碍子中胴部外周傾斜面211と碍子脚部垂直部203とが交わる位置を碍子脚部根本部210と称する。
碍子脚部20には、中心軸C/Lに並行となるように一定の碍子脚部外径φD(半径R)で垂直に延びる碍子脚部垂直部203が形成されている。
また、碍子脚部根本部210を基準とした、中心軸C/Lと並行となるように垂直に延びる突状係止部34の係止部内周面340が形成されている。
本発明者等の鋭意試験により、碍子脚部根本部210の位置を基準として、係止部内周面340の長さを、突状係止部端縁軸方向長さLとし、碍子脚部垂直部203の長さを碍子脚部垂直部長さL(mm)としたとき、L>Lに設定するのが望ましいことが判明した。
高熱伝導部11と連結部12との境界を高熱伝導部根本部120と称する。
高熱伝導部根本部120を基準として、碍子脚部根本部210までの垂直距離を碍子脚部絶縁距離L(mm)としたとき、0.9≦L3≦1.7に設定するのが望ましいことが判明した。
点火プラグ100は、少なくとも、高熱伝導部11が連結部12に接続する基端位置における高熱伝導部の直径φDを抵抗体14が接着層13に接続する位置における直径φDよりも径小とすると共に、碍子脚部が一定の直径φDを維持したまま垂直に延びるように前記突状係止部から露出する碍子脚部垂直部203を具備することを特徴とするものである。
本発明の点火プラグ100においては、抵抗体14の外径φDを中軸押込部16の外径φDよりも小さくすることで、抵抗体14の充填密度の均質化、高密度化を図り、比抵抗を高くし、抵抗体14の小型化による点火プラグ100の更なる小型化を実現している。
さらに、高熱伝導部11の外径φDを抵抗体14の外径φDよりも小さくすることで、従来の抵抗体の外径と中軸押込部の外径とを等しく設定した場合にくらべ、高熱伝導部11を細くして、周囲を覆う絶縁碍子2の碍子中胴部21から碍子脚部20に縮径する部分の肉厚を相対的厚くして、抵抗体14よりも先端側の静電容量を小さくすることができる。
本発明者の鋭意試験により、中心電極径碍子径比率R/Rを0.18以上0.32以下とすることで、高熱伝導部11を細くして、碍子脚部20の肉厚を相対的に厚くすることで耐電圧性能を高くしつつ、静電容量を小さくし、容量放電による電極消耗の抑制ができることが判明した。
加えて、従来に比べ、高熱伝導部11の外径を細くすることで、その周囲を覆う絶縁碍子2の肉厚が相対的に厚くなり、径方向の絶縁耐圧が高くなるので、高熱伝導部11の基端側に設けた、連結部12の根本部120と、絶縁碍子2の碍子中胴部21から碍子脚部20に径変する根本部210との間の軸方向の距離、即ち、軸方向絶縁距離Lを短くしても、0.9mm≦L≦1.8mmに設定すれば、絶縁耐圧の低下を招くことなく、熱引きを確保することができ、プレイグニションの発生を抑制できることが判明した。
図3、図4を参照して、高熱伝導部11の外径φD(半径R)と碍子脚部20の外径φD(半径R)と耐電圧DST(kV)並びに静電容量C(μF)との関係について説明する。
図3は、取付ネジ部33の呼び径M10、M12、M14について、碍子脚部20の外径φDをそれぞれ、5.0mm、5.9mm、6.9mmに固定し、高熱伝導部11の外径φDを、それぞれ、0.9〜1.6mm、1.06〜1.89mm、1.24〜2.21mmに変化させたときの耐電圧DST(kV)及び静電容量C(μF)の変化を示すものである。
なお、静電容量Cは、2πεL/Ln(R/R)によって算出した値である。
但し、εは、絶縁碍子2を構成するアルミナの比誘電率、Lは、碍子脚部20においてRを一定とした範囲の軸方向の長さ(碍子脚部垂直部長さLに相当)である。
また、本試験結果は、碍子脚部絶縁距離Lを2.5mmとしたときのものである。
図4は、最も高い耐電圧を1とし、耐電圧の変化を相対値で表したものである。
従来の点火プラグにおいては、高熱伝導部の外径は、碍子脚部の外径の半分程度(即ち、D/D=R/R=0.5程度)に形成されていた。
碍子脚部20の外径φDを一定とし、高熱伝導部11の外径φDを変化させたところ、絶縁耐圧は徐々に上昇した後、絶縁耐圧が低下に転じ、ピーク値が存在することが判明した。
これは、高熱伝導部11の外径を細くすると、その分、碍子脚部20の肉厚が厚くなるため、絶縁耐圧が上昇するが、一定の範囲を超えて高熱伝導部11の外径を細くすると、電界集中を招き、絶縁耐圧が低下するためと考えられる。
一方、高熱伝導部11の外径φDの細径化(即ち、中心電極径碍子径比率R/Rの低下)に伴い、碍子脚部20の外径φDの増加するため、必然的に静電容量Cは、小さくなる。
以上により、半径比R/Rを0.18以上0.32以下とすることで、抵抗体14とハウジング3に設けた突状係止部34との間の絶縁耐圧を確保しつつ、抵抗体14よりも先端側における静電容量Cを小さくできるとの知見を得た。
図5を参照して、絶縁碍子2が突状係止部34からガスポケット41内に露出する碍子脚部20において、外径φD一定で軸方向に直線的に延びる碍子脚部垂直部203の長さLと絶縁碍子2の耐電圧に対する効果について説明する。
なお、本試験結果は半径比R/R=0.3(R=2.1mm、R=6.9mm)、碍子脚部絶縁距離L=2.5mmに設定し、碍子脚部垂直部長さLを変化させたものである。
図5に示すように、碍子脚部垂直部203の長さLが、突状係止部34の垂直部分の長さLを超えると、急激に耐電圧が上昇することが判明した。
これは、従来のように、碍子脚部に垂直部が設けられることなく、碍子脚部の根本から徐々に縮径している場合には、根本部の絶縁耐圧が最も高くなるが、根本部に電界集中を招くため耐電圧が低くなるためと考えられる。
一方、本発明によらず、特許文献1にあるように、中心電極の基端部から絶縁体の端面に対応する位置に至る電極外周面を先細りのテーパ面状に形成すると、相対的に碍子脚部の根本部における絶縁距離が短くなり、耐電圧の低下を招く虞がある。
そこで、本発明では、碍子脚部垂直部203の長さLをハウジング3の内側に設けた突状係止部34の垂直部分の長さLよりも長くすることにより、耐電圧の高い点火プラグを実現できるとの知見を得た。
図6を参照して、本発明の点火プラグ100の耐電圧に対する高熱伝導部11の基端側根本部120から、碍子脚部20の基端側根本部210に至るまでの軸方向絶縁長さLの影響を調査した結果について説明する。
なお、本試験結果は半径比R/R=0.3(R=2.1mm、R=6.9mm)としたときの結果である。
高熱伝導部11の細径化によって、相対的に、碍子脚部20の肉厚を厚くできるので、耐電圧が向上する。
そこで、軸方向絶縁長さLを短くした場合に、従来の耐電圧と同等の耐電圧を維持できる限界を調査した。
その結果、方向絶縁長さLを2.5mmから1.5mmまで短くしても、耐電圧は全く変化しなかったが、0.9mmより短くすると、所定の耐電圧下限を下回る虞を生じるため、これを下限とした。
図7、表1を参照して、本発明の点火プラグ100のプレイグ発生温度に対する高熱伝導部11の半径Rを細径化した場合の、軸方向絶縁距離Lの長さの影響を調査した試験結果について説明する。
高熱伝導部11の半径Rを細径とすると、熱引き性の低下が懸念されるが、その反面、高熱伝導部11の半径Rの細径化により、碍子脚部20の肉厚が厚くなるので、耐電圧性が向上する。
そこで、耐電圧性能を維持しつつ、軸方向絶縁距離Lを1.7mm以下とすることで、高熱伝導部11から中軸部17への熱移動を容易にした。
これによって、中心電極1を介した冷却効果が向上し、プレイグ発生温度を940℃以上とすることができ、熱引き性の低下を補うことができることが判明した。
即ち、高熱伝導部11の細径化に伴う、冷却効果の低下を軸方向絶縁距離Lを短くすることで補ってプレイグの発生を抑制できることが判明した。
一方、上述したように、軸方向絶縁距離Lを0.9mmより短くとすると、耐電圧が低下するので、0.9mm≦L≦1.7mmとするのが望ましいとの知見を得た。
Figure 0006311476
100 点火プラグ
1 中心電極
10 中心電極放電部
11 高熱伝導部
12 連結部
13、15 接着層
14 抵抗体
16 中軸埋込部
17 中軸部
18 中心電極端子部
2 絶縁碍子
20 碍子脚部(先端側露出部)
203 碍子脚部垂直部
21 碍子中胴部
210 碍子脚部根本部
23 碍子頭部
3 ハウジング
30 接地電極放電部
31 接地電極
34 突状係止部(ジッツ部)
340 ジッツ部内周垂直部
36 加締め部
40 放電ギャップ
高熱伝導部半径
碍子脚部半径
抵抗体半径
中軸押込部半径
突状係止部端縁軸方向長さ
碍子脚部垂直部長さ
中心電極軸方向絶縁長さ
φD 高熱伝導部直径
φD 碍子脚部直径
φD 抵抗体直径
φD 中軸押込部直径

Claims (5)

  1. 少なくとも、軸状に伸びる中心電極(1)と、一方の端から前記中心電極の先端に設けた中心電極放電部(10)が露出し、他方の端から前記中心電極の基端に設けた中心電極端子部(18)が露出するように前記中心電極を保持する筒状の絶縁碍子(2)と、一方の端から前記絶縁碍子の先端側に設けた碍子脚部(20)が露出し、他方の端から前記絶縁碍子の基端側に設けた碍子頭部(23)が露出するように前記絶縁碍子を収容保持するハウジング(3)と、該ハウジングから前記中心電極放電部に向かって延びる接地電極(31)と、該接地電極の先端において前記中心電極放電部と所定の放電ギャップ(40)を隔てて対向する接地電極放電部(30)とを具備し、
    前記中心電極が、前記中心電極端子部と前記中心電極放電部との間に、
    基端側が前記中心電極端子部に接続され、前記碍子頭部の内側で円柱状に延びる中軸部(17)と、
    該中軸部の先端側において、その一部を拡径した中軸埋込部(16)と、
    該中軸埋込部に接続せしめた円柱状の抵抗体(14)と、
    先端側において基端側に向かって径大となるように拡径した連結部(12)を具備し、先端側において前記中心電極放電部と接続する円柱状の高熱伝導部(11)と、
    前記中軸埋込部と前記抵抗体との電気的接続を図ると共に、前記中軸埋込部を前記絶縁碍子の内側に固定する基端側接着層(15)と、
    前記抵抗体と前記連結部との電気的接続を図ると共に、前記連結部を前記絶縁碍子の内側に固定する先端側接着層(13)と、を具備し、
    前記絶縁碍子が、前記碍子頭部と前記碍子脚部との間に、前記碍子脚部よりも径大となる碍子中胴部(21)と、該碍子中胴部の一部を鍔状に拡径した碍子大径部(22)とを具備し、
    前記ハウジングが、その内周面の一部を中心に向かって突出せしめた突状係止部(34)と、基端側端縁を内側に向かって加締めた加締め部(36)とによって、前記碍子中胴部と碍子大径部とを加締め固定した点火プラグであって、
    少なくとも、前記高熱伝導部が前記連結部に接続する基端位置における前記高熱伝導部の直径(φD)を前記抵抗体が前記接着層に接続する直径(φD)よりも径小とすると共に、
    前記碍子脚部が一定の直径(φD)を維持したまま先端側に延びるように前記突状係止部から露出する碍子脚部垂直部(203)を具備し、
    前記高熱伝導部と前記連結部との境界を高熱伝導部根本部(120)とし、該高熱伝導部根本部を基準として、前記碍子脚部の根本部(210)までの垂直距離を碍子脚部絶縁距離L(mm)としたとき、
    0.9≦L≦1.7に設定したことを特徴とする点火プラグ(100)
  2. 前記高熱伝導部の半径をR、前記碍子脚部の半径をRとしたとき、
    0.18≦R/R≦0.32である請求項1に記載の点火プラグ
  3. 前記碍子脚部の根本部(210)の位置を基準として、前記突状係止部の内周面(340)の長さを、突状係止部端縁軸方向長さLとし、前記碍子脚部垂直部の長さを碍子脚部垂直部長さLとしたとき、
    >Lである請求項1又は2に記載の点火プラグ
  4. 前記抵抗体の直径(φD)を前記中軸埋込部の直径(φD)よりも径小とした請求項1ないし3のいずれかに記載の点火プラグ
  5. 前記ネジ部の呼び径が、M8、M9、M10、M11、M12、M13、M14のいずれかである請求項1ないし4のいずれかに記載の点火プラグ
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