JPH04318846A - 自動照合袋詰め装置 - Google Patents

自動照合袋詰め装置

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Publication number
JPH04318846A
JPH04318846A JP8657491A JP8657491A JPH04318846A JP H04318846 A JPH04318846 A JP H04318846A JP 8657491 A JP8657491 A JP 8657491A JP 8657491 A JP8657491 A JP 8657491A JP H04318846 A JPH04318846 A JP H04318846A
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JP
Japan
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negative
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bag
sheet
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Application number
JP8657491A
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English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネガフイルムとこのネガ
フイルムから焼付けされた写真プリントとを照合して、
一致したもの同士をDP袋に袋詰めする自動照合袋詰め
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現像所においては、自動焼付装置を使用
してネガフイルムの画像を印画紙に焼付けしている。従
来は、出来上がった写真プリントとネガフイルムとが対
応しているか否かは作業員の目視により照合がされ、一
致した写真プリントとネガフイルムとは、手作業によっ
て袋詰めされて顧客へ返送される。
【0003】ところで、現像所では多量のフイルム及び
プリントを処理しなければならず、作業員の手作業によ
る照合及び袋詰めでは低効率であり、また照合及び袋詰
の際にミスを起こす可能性が大きい。上記欠点を解消す
る方法として、ネガフイルムと、このネガフイルムに対
応する写真プリントとに同一のID番号を付し、ネガフ
イルムのID番号及び写真プリントのID番号をセンサ
ーで読み取って自動的に照合し、ID番号の対応するネ
ガフイルムと写真プリントとをまとめてプリント袋に挿
入する自動照合袋詰め装置が提案されている。この自動
照合袋詰め装置は自動焼付装置と一体的にされており、
ロール状にされた複数オーダーのネガフイルムがセット
されると、印画紙への焼付け、印画紙の現像及びID番
号の対応するネガフイルムと写真プリントとをまとめて
プリント袋に挿入する工程が一貫して行われる。
【0004】ところで、この自動照合袋詰め装置は自動
焼付装置と一体的にされており、機械のジャミングが発
生してID番号が読み取れなくなると(例えば、ネガフ
イルムが蛇行してセンサーがID番号を読みとれなかっ
た場合等)、ネガフイルムと写真プリントとの同期がと
れなくなり、自動照合をすることができない。この場合
には、装置からロール状のネガフイルム、搬送途中のネ
ガフイルム及び写真プリントとを全て取り出して、最初
から処理工程をやり直さなければならず、取り出された
ネガフイルムと写真プリントを別途設けられたフイルム
ビューワーで目視して照合しなければならず、この作業
が煩雑である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ネガフイルムと写真プリントとを自動的に照合し
て一致したもの同士を袋詰めすることができ、所望によ
り手動の照合をも即座に行うことができる自動照合袋詰
め装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1オーダーの
ネガフイルムをネガシートに挿入し、前記ネガフイルム
に対応した画像毎にカットされた写真プリント及び前記
ネガシートをプリント袋に挿入する自動照合袋詰め装置
であって、前記ネガフイルムと前記写真プリントとを照
合して一致したもの同士をプリント袋に挿入する照合挿
入部と、前記写真プリントを前記照合挿入部または外部
排出部の何れか一方へ選択して搬送する選択搬送手段と
、を備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成の自動照合袋詰め装置では、例えば、
自動焼付け装置に連結された場合には、ネガフイルムは
1オーダー毎にネガシートに挿入される。一方、前記ネ
ガフイルムに対応した写真プリントは、画像毎にカット
される。自動照合時には、画像毎にカットされた写真プ
リントは選択搬送手段によって照合挿入部へ搬送される
。照合挿入部では、ネガシートに挿入された1オーダー
のネガフイルムと写真プリントとが照合され、一致した
もの同士がプリント袋に挿入される。また、手動照合す
る場合には、画像毎にカットされた写真プリントは選択
搬送手段によって外部排出部を介して装置外部へ搬送さ
れる。したがって、作業員は写真プリントとネガフイル
ムとの照合作業を即座に装置外部で行うことができる。
【0008】
【実施例】図1乃至図11にしたがって、本発明の実施
例を説明する。
【0009】図2に示すように、撮影済のネガフイルム
12が収納されたパトローネ13は、DP取次店におい
て、集配ルート識別番号、取次店識別番号、受付番号等
からなるID番号と、これらの番号に対応したバーコー
ド15とが印刷されたDP袋90に入れられ現像所に送
られる。
【0010】図3に示すように、現像所ではDP袋90
のバーコード15をバーコードリーダー(図示せず)で
読み取り、前記集配ルート識別番号、取次店識別番号、
受付番号にラボ受付番号等を加えた番号を作成し、この
番号に対応したバーコードをバーコード印字装置(図示
せず)によってシールSに印字する。このシールSは、
DP袋90、パトローネ13、パトローネ13から引き
出されたネガフイルム12の先端部に夫々張り付けられ
る。
【0011】シールSが張り付けられたネガフイルム1
2は周知のフイルムスプライサ(図示せず)により他の
オーダーのものと接合されて長尺状にされ、ロール状に
巻き取られる。その後、ロール状のネガフイルム12は
、周知の現像機によって現像処理が行われる。
【0012】また、現像後のネガフイルム12は図4に
示すように、周知のネガ検定機21にかけられ、各コマ
毎にネガ検定が行われ、プリントを行うコマに対しては
ネガフイルム12の一方の側縁部にノツチが形成され、
補正の必要なコマに対しては濃度補正データ及び色補正
データがネガ検定機21に入力される。これらの補正デ
ータや、ノッチ数、スプライステープと先頭ノッチとの
間隔、各ノッチ間の間隔等のデータは、メモリカード1
7に各ID番号毎に記録される。
【0013】このようにネガ検定されたロール状のネガ
フイルム12は、自動焼付袋詰め装置10にセツトされ
る。
【0014】図5に示すように、自動焼付袋詰め装置1
0にはプリンター部26、プロセッサー部60、ネガカ
ッティングインサーター31、自動照合部262、DP
袋供給部11及び制御装置30が備えられている。
【0015】〔プリンター部〕図6に示すように、プリ
ンター部26には、ロール状にされたネガフイルム12
が装填されるネガ供給リール14、ロール状の印画紙2
8が装填されるペーパー供給リール50、露光部19及
びメモリカード17の情報を読み取るカード装填部30
6が設けられている。
【0016】ネガ供給リール14のフイルム搬送方向側
(図6矢印A方向側)には搬送ローラー16及び読取セ
ンサー56が設けられている。搬送ローラー16は制御
装置30によって作動が制御され、ネガ供給リール14
からネガフイルム12を引き出して露光部19のプリン
ト位置へ搬送する。一方、読取センサー56はネガフイ
ルム12に張り付けられたシールSのID番号を光学的
に読み取り、この信号を制御装置30へ出力する。
【0017】ペーパー供給リール50のフイルム搬送方
向側(図6矢印A方向側)には搬送ローラー52が設け
られている。搬送ローラー52は制御装置30によって
作動が制御され、印画紙28をペーパー供給リール50
から引き出して、露光部19のプリント位置に搬送する
【0018】露光部19には露光ランプ24、フィルタ
25、ミラーボックス22、露光マスク18及びレンズ
20が備えられている。露光ランプ24から出た光りは
フィルタ25、ミラーボックス22を介してネガフイル
ム12の画像に照射され、ネガフイルム12の画像はレ
ンズ20及び露光マスク18を介して印画紙28に結像
される。
【0019】また、露光部19のフイルム搬送方向側(
図6矢印A方向側)には、フイルムストック部23が設
けられており、このフイルムストック部23に焼付け工
程が終了されたネガフイルム12が所定長さ貯留される
【0020】一方、印画紙28のプリント位置の印画紙
搬送方向側(図6矢印A方向側)には、裏印字ヘッド5
4、IDコード露光ヘッド27及びパンチ装置29が設
けられている。
【0021】裏印字ヘッド54は、制御装置30からの
指令によって印画紙28の焼付けコマに対応するコマ番
号、ID番号等を印画紙28の裏面に印字する。
【0022】図7に示すように、IDコード露光ヘッド
27は、制御装置30からの指令によって印画紙28の
1オーダー先頭コマ28Aの搬送方向先頭側(図7紙面
矢印A方向側)の余白部350へID番号351を露光
させる。
【0023】また、パンチ装置29は、小孔からなるソ
ートマーク352、カットマーク354及びID番号孔
356を制御装置30からの指令によって印画紙28の
余白部350に形成する。ソートマーク352は各オー
ダー間の境界を示し、カットマーク354は各コマ毎に
印画紙28を切断する際の位置を示すものである。ID
番号孔356は複数個の小孔からなり、これら小孔の有
無によりID番号を示す。このID番号孔356のID
番号はネガフイルム12との自動照合に用いられる。
【0024】図6に示すように、パンチ装置29の印画
紙搬送方向側(図6矢印A方向側)には、リザーバー部
58が設けられており、焼付け露光後の印画紙28が所
定長さ貯留される。このリザーバー部58の印画紙搬送
方向側(図6矢印A方向側)には、プロセッサー部60
が配置されている。
【0025】〔プロセッサー部〕プロセッサー部60に
は、発色現像槽62、漂白定着槽64、リンス槽66及
び乾燥部68が設けられており、画像の焼付けられた印
画紙28は各槽内を順次搬送されて処理された後、乾燥
部68を介して排出される。
【0026】〔自動照合部〕図5に示すように、プロセ
ッサー部60の図5矢印C方向側には、自動照合部26
2が配置されている。
【0027】図1に示すように、自動照合部262には
写真プリント蓄積搬送装置73が設けられており、この
写真プリント蓄積搬送装置73にプロセッサー部60か
ら排出された印画紙28が搬送される。この写真プリン
ト蓄積搬送装置73の図1矢印A方向側の側面には確認
窓366が設けられている。この確認窓366によって
、乾燥直後の印画紙28の画像面を装置の外方から確認
できる。
【0028】確認窓366よりもフイルム搬送方向側(
図1矢印A方向とは反対方向側)には、読取センサー6
9及びカッター部70が配置されている。読取センサー
69は、印画紙28に形成されたソートマーク352、
カットマーク354及びID番号孔356を検出し制御
装置30に検出信号を出力する。カッター部70は制御
装置30からの信号により作動され、カットマーク35
4の検出信号に基づき各コマの余白部と画像とを切り離
す。
【0029】カッター部70のフイルム搬送方向側(図
1矢印A方向とは反対方向側)には写真プリント蓄積部
372が設けられている。この写真プリント蓄積部37
2にはV字溝部374が設けられており、各コマ毎に切
断された写真プリント72がこのV字溝部374に一旦
蓄積される。この写真プリント蓄積部372には制御装
置30によって作動が制御される押出レバー装置376
が備えられており、1オーダ分の写真プリント72がV
字溝部374に蓄積されると、押出レバー装置376に
よってV字溝部374内の写真プリント72を図1矢印
C方向へ押し出す。
【0030】写真プリント蓄積部372の図1矢印C方
向側にはソーター74が配置されている。ソーター74
は、制御装置30によって回転が制御される駆動ローラ
ー224とこれに巻掛けられた搬送ベルト226により
構成されている。この搬送ベルト226には複数個の仕
切り板228によって区画された複数個のストック部7
5が設けられている。なお、このソーター74は、読取
センサ69が読み取ったソートマーク352の検出信号
により1オーダー分の写真プリント72がストック部7
5に入れられると1棚分だけ図1矢印A方向とは反対方
向へ移動される。
【0031】このソーター74の搬送方向下流側(図1
矢印A方向とは反対方向側)には、選択搬送手段として
の写真プリント搬送ガイド380が設けられている。写
真プリント搬送ガイド380には排出レバー235が備
えられている。この排出レバー235はプランジャー3
96によって上下方向へ移動される。このプランジャー
396はモータ397によって駆動されるベルト398
に取り付けられており、ベルト398の移動により図1
矢印C方向及び矢印C方向とは反対方向へ移動される。 なお、プランジャー396及びモータ397は制御装置
30によって作動が制御される。
【0032】写真プリント搬送ガイド380の図1矢印
C方向側には装置前面側(図1矢印C方向側)に開口す
る外部排出部としてのプリント排出口382が設けられ
ている。また、写真プリント搬送ガイド380のプリン
ト排出口382とは反対側(図1矢印C方向とは反対方
向側)には照合挿入部の一部である挿入ガイド384が
設けられており、この挿入ガイド384の下方には前記
挿入ガイド384と共に照合挿入部の一部を構成する係
止板214が配置されている。
【0033】〔ネガカッティングインサータ〕図5及び
図8に示すように、フイルムストック部23のネガフイ
ルム搬送方向下流側には、ネガカッティングインサータ
ー31が配置されている。ネガカッティングインサータ
ー31には、第1ジャム検出センサー33、搬送ローラ
ー16A、16B、読取センサー34、ノッチセンサー
386及びカッター部32が順に設けられており、焼付
け工程終了後のネガフィルム12は搬送ローラー16A
、16Bによって第1ジャム検出センサー33、読取セ
ンサー34及びノッチセンサー386を介してカッター
部32へ搬送される。第1ジャム検出センサー33には
レバー35が備えられており、ネガフィルム12が蛇行
するとレバー35にネガフィルム12が接触してジャミ
ングを検出する。なお、第1ジャム検出センサー33の
ジャミング検出信号は制御装置30に送られるようにな
っており、ジャミングが発生した際には警報が発せられ
るようになっている。
【0034】読取センサー34及びノッチセンサー38
6は制御装置30に連結されており、読取センサー34
はネガフィルム12に張り付けられたシールSのIDナ
ンバーを読み取り、読取信号を制御装置30に出力する
。制御装置30はネガフイルム12のIDナンバーと現
像済みの印画紙28のIDナンバーとを照合し、IDナ
ンバーが一致した場合には、ノッチセンサー386から
のノッチ検出信号に基づいてカツター部32へ作動信号
を出力する。
【0035】カッター部32には、一対のカッター上刃
92とカッター下刃94が配設されている。カッター上
刃92には、カッター作動用モーター96が連結されて
おりカッター上刃92をネガフィルム12方向へ駆動さ
せる。このカッター作動用モーター96が制御装置30
の作動信号によって作動され、ネガフィルム12を所定
の長さ(通常6コマ)に切断すると共に、読取センサー
34で読み取られたIDナンバーの情報に基づいて、1
オーダー単位のネガフィルム12の連結部を切断する。
【0036】このカッター部32と前後して、ネガフィ
ルム12をカッター部32へ搬送する搬送ローラー16
Aと、カッター部32で切断されたネガフィルム12(
短尺ピースネガ42)をネガシート38の挿入口に送り
出す送り出しローラー16Bが配置されている。搬送ロ
ーラー16A、16Bは、図示しないローラー軸に取付
けられたプーリーに巻き掛けられた搬送ベルト98によ
って、搬送用モーター100からの回転力が伝達されて
いる。なお、この搬送用モーター100は制御装置30
によって作動が制御される。
【0037】カッター下刃94の図8矢印A方向側には
、ネガフイルム12の不要部を排出する排出用ソレノイ
ド102が配設されている。この排出用ソレノイド10
2は制御装置30によって作動が制御され、切断された
不要なネガフイルム12をプレート101を傾斜させて
下方へ落とすようになっている。
【0038】また、排出用ソレノイド102と搬送方向
上流側に配置された送り出しローラー16Bとの間には
、第2ジャム検出センサー37が配置されている。第2
ジャム検出センサー37にはレバー39が備えられてお
り、ネガフィルム12が蛇行するとレバー39にネガフ
ィルム12が接触してジャミングを検出する。なお、第
2ジャム検出センサー37のジャミング検出信号は制御
装置30に送られるようになっており、ジャミングが発
生した際には警報が発せられるようになっている。
【0039】また、搬送方向下流側の末端に配置された
送り出しローラー16B付近には、短尺ピースネガ42
の後端を検出する挿入検出センサー104が設けられて
おり、この挿入検出センサー104の検出信号は制御装
置30に出力される。
【0040】挿入検出センサー104の図8矢印A方向
側には、楔状とされた2枚のガイド板106が先端部を
ネガシート38の挿入口に向けた状態で配置されている
【0041】なお、短尺ピースネガ42の先端部がネガ
シート38の挿入口に送り込まれるときには、エアポン
プ44の圧縮空気が送風口46に排出され、ネガシート
38の挿入口が開かれる。なお、このネガシート38は
光を透過する樹脂フイルムで形成されており、ネガシー
ト38内に挿入されたネガフイルム12のシールSを光
によって検出することがきるようになっている。
【0042】ネガシート38は円筒状のネガシート供給
ロール36に巻き取られている。このネガシート供給ロ
ール36は、支持用ローラー105で回動可能に支持さ
れており、支持用ローラー105は、複数のギア108
を介してシート引出し用モーター110によって回転さ
れる。なお、このシート引出し用モーター110は制御
装置30によって作動が制御される。
【0043】ネガシート供給ロール36から引き出され
る長尺状のネガシート38には、短尺ピースネガ42を
収納するネガ収納部が幅方向に沿って連続して配列され
ている。このネガシート38は、ローラー112へルー
プ状に巻掛けられ、ネガシート印字部40へ搬送される
。ネガシート印字部40には、図示しない印字ヘッドと
駆動モーターが備えられており、ネガフィルム12に貼
付されたシールSに記録されたIDナンバーを読み取る
読取センサー34の信号に基づいて、ネガシート38へ
IDナンバーを印字するようになっている。このIDナ
ンバーが印字されたネガシート38は、シート搬送モー
ター114によって駆動される一対の搬送ローラー11
6によって、第3ジャム検出センサー115を介した後
、シートスリッター118へ送り出される。なお、シー
ト搬送モーター114は制御装置30によって作動が制
御される。第3ジャム検出センサー115にはレバー1
17が備えられており、ネガフィルム12が蛇行すると
レバー117にネガフィルム12が接触してジャミング
を検出する。なお、第3ジャム検出センサー115のジ
ャミング検出信号は制御装置30に送られ、ジャミング
が発生した際には警報が発せられるようになっている。
【0044】シートスリッター118の上下のユニット
が接合する面には、図示しない穿設機構が形成されてお
り、スリッター駆動用モーター120により、下側に配
置されるユニットが押し上げられると、ネガシート38
にいわゆるミシン目Mがネガシート38の幅方向に沿っ
て形成される。なお、このスリッター駆動用モーター1
20は制御装置30によって作動が制御される。ミシン
目Mが形成されたネガシート38は、ネガフイルム12
のシールSのID番号を読み取るIDスキャナー250
を介して、排出用モーター122によって駆動される排
出用ローラー124によって排出され、さらにローラー
126を介して一対の搬送ローラ388で上方に搬送さ
れる。なお、IDスキャナー250は制御装置30に連
結されている。また、排出用モーター122は制御装置
30によって作動が制御される。搬送ローラ388の上
側には分離ガイド390が設けられており、この分離ガ
イド390は制御装置30によって作動が制御される図
示されない駆動機構によって図8矢印C方向及び矢印C
方向とは反対方向側へ移動できる。
【0045】分離ガイド390の図8矢印C方向側には
一対のローラ130が配置されている。このローラ13
0は制御装置30によって作動が制御され、分離ガイド
390が図8矢印C方向側へ移動した際には、分離ガイ
ド390を介して送られたネガシート38を挟持してネ
ガ折畳み部128へ搬送する。また、ローラ130のネ
ガ折畳み部128側には、制御装置30に連結されたミ
シン目検出センサー252が配置されている。
【0046】一方、分離ガイド390の上側には一対の
搬送ローラ342が設けられており、図9に示すように
、分離ガイド390が図9矢印C方向とは反対方向側へ
移動した際には、搬送ローラ388から送られたネガシ
ート38が搬送ローラ392を介してフイルムビューワ
ー394に搬送される。なお、搬送ローラ392のフイ
ルムビューワー394側には、制御装置30に連結され
たミシン目検出センサー254が設けられている。
【0047】〔ネガシート折畳み部〕図10に示すよう
に、ネガ折畳み部128には、ローラー130のネガシ
ート搬送方向側にネガシート38のミシン目Mを検出す
るミシン目検出センサー132と折畳みローラー134
とが配置されている。ミシン目検出センサー132は制
御装置30に連結されており、ネガシート38のミシン
目Mを検出すると検出信号を制御装置30に出力する。 また、折畳みローラー134は作動が制御装置30によ
って制御される。ミシン目検出センサー132がネガシ
ート38のミシン目Mを検出すると、ローラー130は
ネガシート38を挟持した状態で停止され、ネガシート
38の先端は折畳みローラー134で引っ張られる。こ
れによって、ネガシート38はミシン目Mから切断され
る。
【0048】折畳みローラー134のネガシート搬送側
には第1のストッパー部136が配置されており、この
第1のストッパー部136には折畳みローラー134に
挟持搬送された1オーダー単位のネガシート38が挿入
される。第1のストッパー部136には、2枚の矩形状
のプレートによってネガシート38の挿入部138が形
成されている。挿入部138の挿入口140の先端部に
は、折畳みローラー134から搬送されるネガシート3
8を案内するため、折畳みローラー134側に湾曲する
R部142が設けられている。また挿入部138の末端
には、係止壁144が設けられている。この係止壁14
4は、位置変更用モーター146によって駆動され、位
置変更用モーター146が回動すると係止壁144は挿
入部138と平行に配置されたねじ軸148に沿って移
動する。
【0049】また、折畳みローラー134の下方には、
折畳みローラー134の一方とで、ネガシート38の中
間部を挟持搬送する案内ローラー150が配置されてい
る。この案内ローラー150の搬送側には、ネガシート
38の中間部が挿入される第2のストッパー部152が
設けられている。この第2のストッパー部152も第1
のストッパー部136と同様に、挿入部154の末端に
係止壁156が設けられ、位置変更用モーター158で
駆動されるようになっている。また第2のストッパー部
152の挿入口160にも、案内ローラー150から搬
送されるネガシート38の中間部を案内するため、案内
ローラー150側に湾曲するR部162が設けられてい
る。
【0050】案内ローラー150のローラー軸164に
はプーリー166が取付けられており、折畳み用モータ
ー168の駆動力がタイミングベルト170を介して伝
達される。なお、折畳み用モーター168は制御装置3
0によって作動が制御される。また、ローラー軸164
には、プーリー172が固定されている。このプーリー
172とネガシート38の受皿174の上方に配置され
るプーリー176には搬送用ベルト178が巻き掛けて
ある。さらに、この搬送用ベルト178と対向して下方
にも、同様に搬送用ベルト178が配置されており、こ
れらによって、折り畳まれたネガシート38を挟持して
受皿174に向かって搬送する。
【0051】〔ネガシート搬送部〕図10及び図1に示
すように、受皿174は、制御装置30によって作動が
制御される図示しない回動用モーターで旋回可能とされ
ている。この受皿174にはシート挿入用モーター18
0で駆動される押し板182が備えられており、この押
し板182によって受皿174に載置されたネガシート
38をベルトコンベア184へ送り込む。なお、シート
挿入用モーター180は制御装置30によって作動が制
御される。
【0052】ベルトコンベア184は、シート搬送用モ
ーター186で駆動される複数のローラー188と、こ
のローラー188に巻き掛けられる搬送ベルト190で
構成されている。なお、シート搬送用モーター186は
制御装置30によって作動が制御される。
【0053】〔チラシ及びネガシート挿入部〕図11に
示すように、ベルトコンベア184のネガシート搬送方
向下流側には、チラシ及びネガシート挿入部193が配
置されている。チラシ及びネガシート挿入部193には
、プレート状の搬送路194が設けられている。搬送路
194の上面には搬送ユニット192が載置されており
、この搬送ユニット192は制御装置30によって作動
が制御される図示しない駆動装置によって図11矢印A
方向及び矢印A方向とは反対方向へ移動される。
【0054】搬送路194の上方には、チラシ86がス
トックされるチラシ給紙台196が配設されている。こ
のチラシ給紙台196は、搬送路194に対して所定の
角度をもって配置されている。従って、チラシ給紙台1
96にチラシ86を載置すると、チラシ86は断面形状
がL型のエンドプレート198とチラシ86との自重に
よって呼出ローラー200に向かって送り出される。こ
の呼出ローラー200は、呼出モーター201によって
駆動され、チラシ86を搬送路194へ搬送する。なお
、呼出モーター201は制御装置30によって作動が制
御される。
【0055】搬送ユニット192には、チラシ86とネ
ガシート38を検出する積載検出センサー195が備え
られている。積載検出センサー195がチラシ86及び
ネガシート38を検出すると検出信号を制御装置30に
出力し、搬送ユニット192が搬送路194の中央部に
形成された矩形状のガイド孔202に案内され、図11
矢印A方向とは反対方向に移動する。また、搬送路19
4の図11矢印A方向側端部の上方には読取センサー7
6が配置されており、ネガシート38に印字されたID
ナンバーを読み取り、検出信号を制御装置30に出力す
る。
【0056】搬送路194の図11矢印A方向とは反対
方向側には、プリント袋80をストックするプリント袋
給紙台204が配置されている。このプリント袋給紙台
204のプリント袋80の送出方向側端部は搬送路19
4に向かって張出しており、搬送路194の搬送方向下
流側末端部に接近している。さらに、プリント袋給紙台
204のプリント袋80の送出方向側には、呼出モータ
ー207によって駆動される呼出ローラー206が設け
られている。この呼出ローラー206はプリント袋給紙
台204のプリント袋80を搬送路194の端部で保持
すると共に搬送路194に送り出す役目を有している。 なお、呼出モーター207は制御装置30によって作動
が制御される。
【0057】また、搬送路194の図11矢印A方向と
は反対方向側端部の下方には、プリント袋印字部78が
配置されている。このプリント袋印字部78は制御装置
30に連結されており、前記読取センサー76で読み取
られたIDナンバー(写真プリントの)と同一のIDナ
ンバーをプリント袋80に印字する。
【0058】搬送路194の下流側(図11矢印A方向
とは反対方向側)には、ベルトコンベア212が設けら
れている。ベルトコンベア212は搬送用モーター21
0によって駆動されるようになっており、この搬送用モ
ーター210は制御装置30によって作動が制御される
【0059】このベルトコンベア212の搬送方向下流
側(図11矢印A方向とは反対方向側)には係止板21
4が設けられており、最先のプリント袋80を一旦保持
する。
【0060】この係止板214には、プリント袋80に
印字されたIDナンバーを読み取る読取センサー88が
設けられており、この読取センサー88は検出信号を制
御装置30に出力する。
【0061】この係止板214の上側に、前述した写真
プリント72を案内する挿入ガイド384が配置されて
いる。この挿入ガイド384は挿入用モーター218に
よって駆動される挿入レバー216によってプリント袋
80の開口部方向へ移動して下端部がプリント袋80内
へ挿入される。なお、挿入用モーター218は制御装置
30によって作動が制御される。
【0062】係止板214の下方にはベルトコンベア2
20が配置されている。ベルトコンベア220は、搬送
モーター219で駆動され、この搬送モーター219は
御装置30によって作動が制御される。
【0063】〔DP袋供給部〕ベルトコンベア220の
搬送方向下流側(図11矢印C方向側)には、DP袋9
0が供給されるDP袋供給部11が設けられている。
【0064】DP袋供給部11には、ベルトコンベア2
20の排出方向側にDP袋90の下端部を挟持するクラ
ンプ222が設けられている。このクランプ222の基
部は、送りねじ230が螺合しており、この送りねじ2
30は電動モーター232によって回転され、クランプ
222を排出ベルト245側に移動する。
【0065】クランプ222の図11矢印A方向とは反
対方向側には、ID番号が印字されたDP袋90をスト
ックするストック部236が設けられている。このスト
ック部236の前面壁は切り取られており、エアー吸盤
240がDP袋90の表面に当接できるようになってい
る。エアー吸盤240は図示しない真空発生装置により
吸引力を付与され、モーター244で駆動される送りね
じ241にガイドされ図11矢印A方向及び矢印A方向
とは反対方向へ移動される。
【0066】エアー吸盤240の近傍には、DP袋90
のID番号に向かい合う位置に、バーコードリーダー2
42が配置されており、このバーコードリーダー242
はDP袋90のID番号を読み取って制御装置30へ読
取信号を出力する。また、このクランプ222には図示
しない駆動源によって接離する開口レバー260が設け
られており、DP袋90の開口部近傍の両端部を挟持し
てDP袋90を開口させる。
【0067】さらに、クランプ222は開口レバー26
0と共に制御装置30によって作動が制御される図示し
ない駆動装置によって図11矢印B方向とは反対方向へ
傾斜されるようになっており、図11想像線に示すよう
に、クランプ222で挟持したDP袋90の上端部をベ
ルトコンベア220の排出側端部とDP袋供給部11の
上面に開口する手動照合用挿入口264との何れか一方
に対応させることができる。
【0068】また、クランプ222の図11矢印B方向
側には、DP袋90の表面と向かい合う位置に印字ユニ
ット234が設けられている。この印字ユニット234
は制御装置30の出力信号により制御され、プリント枚
数等の情報を印字する。
【0069】なお、この排出ベルト245の排出口には
、図示しない受皿が配置されている。
【0070】次に、本実施例の作用について説明する。 先ず、これから焼付けを行うネガフイルム12の露光条
件、ID番号等が記録されたメモリカード17をカード
装填部306に装填する。
【0071】ネガ供給リール14に巻かれたネガフイル
ム12は、搬送ローラー16によって、搬送方向下流側
(矢印A方向側)に搬送され、読取センサー56によっ
てネガフイルム12の1オーダー毎の先頭に貼られたシ
ールSのIDナンバーが読み取られる。制御装置30で
ネガフイルム12のID番号とメモリカード17のID
番号とが照合され、一致した場合にはネガフイルム12
は露光部19のプリント位置へ搬送される。なお、ID
番号が一致しない場合には、警告音を発するようにして
もよい。プリント位置にセットされたプリント対象コマ
の画像は、メモリカード17の露光条件データに基づき
露光部19で最適に焼付け露光される。
【0072】焼付け終了後のネガフイルム12は、フイ
ルムストック部23に送られ、所定長さ分貯留される。
【0073】一方、焼付が終了した印画紙28は、搬送
ローラー16によって搬送されて裏印字ヘッド54に至
り、裏面に前記読取センサー56で読み取られたシール
SのIDナンバーと同一のIDナンバーが印字される。 さらに、図7に示すように、印画紙28には、1オーダ
の先頭コマ28Aの搬送方向先頭側(図7矢印A方向側
)の余白部350にソートマーク352及びID番号孔
356がパンチ装置29によって穿孔され、ネガフイル
ム12のIDナンバーと同一のIDナンバーがIDコー
ド露光ヘッド27によって焼付けられる。また、各コマ
間の余白部350にはカットマーク354がパンチ装置
29によって穿孔される。その後、印画紙28はリザー
バー部58で所定長さ分貯留された後、プロセッサー部
60へ送られ現像処理される。
【0074】プロセッサー部60では、印画紙28は発
色現像槽62、漂白定着槽64及びリンス槽66で順次
現像処理され、乾燥部68で乾燥処理される。次に、印
画紙28は、ソートマーク352、ID番号孔356及
びカットマーク354が読取センサー69で読み取られ
、各検出信号が制御装置30に送られる。乾燥処理後の
印画紙28はカッター部70に搬送され、カットマーク
354の各検出信号に基づいてコマ毎に切断され、写真
プリント72とされる。この際、カットマーク354、
ソートマーク352、ID番号孔356等の小孔は余白
部350と共に廃棄される。コマ毎に切断された写真プ
リント72は写真プリント蓄積部372のV字溝部37
4へ搬送され、1オーダーの写真プリント72がV字溝
部374へ蓄積される。V字溝部374に1オーダーの
写真プリント72が蓄積されると、押出レバー装置37
6によって1オーダーの写真プリント72がソーター7
4のストック部75内へ押し出される。ストック部75
内に入った1オーダーの写真プリント72は図矢印A方
向とは反対方向へ搬送され、ソーター74の写真プリン
ト搬送ガイド380側端部で待機される。
【0075】また、プロセッサー部60の読取センサ6
9によって印画紙28のID番号孔356が検出される
と、これに対応してフイルムストック部23に貯留され
たネガフイルム12がネガカッティングインサーター3
1へ搬送される。
【0076】ここで、ネガフイルム12のネガカッティ
ングインサーター31への搬入時にジャミングの発生に
よってネガフイルム12が図8想像線で示すように蛇行
した場合には、ジャム検出センサー33のレバー35に
ネガフイルム12が当接して検出信号が制御装置30に
出力され警報が発せられる。
【0077】ネガカッティングインサーター31では、
読取センサー34でネガフイルム12のシールSのID
ナンバーが読み取られると共にノッチセンサー386で
ノッチが読み取られ、制御装置30に各検出信号が送ら
れる。制御装置30からの信号に基づいてカツター部3
2が作動され、ネガフイルム12は6コマ毎のフイルム
ピースに切断され、短尺ピースネガ42とされる。なお
、ネガフイルム12がカツター部32を通過する際にジ
ャミングの発生によってネガフイルム12が図8想像線
で示すように蛇行した場合には、ジャム検出センサー3
7のレバー39にネガフイルム12が当接して検出信号
が制御装置30に出力され警報が発せられる。
【0078】また、搬送ローラー16Bによってネガシ
ート供給ロール36から引き出されたネガシート38に
は切断されたネガフイルム12に対応したIDナンバー
がネガシート印字部40によって印字される。そして短
尺ピースネガ42はIDナンバーが印字されたネガシー
ト38のネガ収納部へ搬送ローラー16Bで1枚づつ収
納される。
【0079】短尺ピースネガ42が収納されたネガシー
ト38は、シートスリッター118によってオーダーの
最終部にミシン目Mが形成される。ミシン目Mが形成さ
れたネガシート38は排出ローラー122、ローラー1
26、搬送ローラ388を介して分離ガイド390に至
る。なお、ネガシート38がシートスリッター118に
至る際にジャミングの発生によってネガシート38が図
8想像線で示すように蛇行した場合には、ジャム検出セ
ンサー115のレバー117にネガシート38が当接し
て検出信号が制御装置30に出力され警報が発せられる
【0080】短尺ピースネガ42が収納されたネガシー
ト38と写真プリント72とを自動照合される場合には
、分離ガイド390は搬送ローラ388と搬送ローラ3
92の間に位置されており、搬送されてきたネガシート
38は分離ガイド390を介して折畳み部128へ搬送
される。
【0081】折畳み部128では、ネガシート38がミ
シン目Mに沿って、1オーダー単位にカットされ折り畳
まれる。ここで、ネガシート折畳み部の作動を詳細に説
明する。
【0082】図10に示すように、1オーダー単位とさ
れたネガシート38の先端部は、折畳みローラー134
挟持搬送され、第1のストッパー部136挿入される。 次に、ネガシート38の先端部が第1のストッパー部1
36の係止壁144に突当ると、折畳みローラー134
によって搬送されるネガシート38の中間部が、案内ロ
ーラー150と折畳みローラー134に挟持搬送され、
第2のストッパー部152に挿入される。さらに、この
ネガシート38の中間部が、第2のストッパー部152
の係止壁156に突当ると、ネガシート38の後端部は
、搬送ベルト178の挿入口付近に位置している。この
とき、第1のストッパー部136及び第2のストッパー
部152に設けられた係止壁144、156を矢印B方
向に移動させ、ネガシート38を押し出す。これによっ
て、ネガシート38は3折りの状態で、搬送ベルトに挟
持搬送されていく。なお、IDナンバーは、ネガシート
38の先端部に印字されているので、受皿174上へネ
ガシート38が搬送された時、常に折り畳まれたネガシ
ート38の上側に位置する。また、係止壁144、15
6の位置を変化させれば、1オーダー単位のネガシート
38の長短に応じて、ネガシート28を3折りとするこ
とができる。
【0083】図11に示すように、折り畳まれた1オー
ダー単位のネガシート38は、ベルトコンベア184に
よって搬送路194の図11矢印A方向側に配置された
搬送ユニット192に挿入される。このとき、ネガシー
ト38のIDナンバーが読取センサー76で読み取られ
、IDナンバー読取信号が制御装置30に送られる。 さらに、搬送ユニット192には宣伝広告用のチラシ8
4が挿入される。ネガシート38は宣伝広告用のチラシ
84と共に搬送路194上を搬送ユニット192によっ
て図11矢印A方向とは反対方向に搬送され、プリント
袋80に挿入される。
【0084】次に、このプリント袋80には、プリント
袋印字部78によってネガシート38のIDナンバーに
対応したIDナンバーが印字され、ベルトコンベア21
2によって係止板214へ搬送され、待機される。
【0085】係止板214で待機されたプリント袋80
は読取センサー88でIDナンバーが読み取られ、ソー
ター74の写真プリント搬送ガイド380側端部で待機
された写真プリント72のIDナンバーと照合され、I
Dナンバーが一致すると、写真プリント搬送ガイド38
0の移動レバー395が図1矢印D方向へ移動され(図
1参照)、写真プリント72は挿入ガイド384を介し
てプリント袋80に挿入される。写真プリント72、ネ
ガシート38及び宣伝広告用のチラシ84が挿入された
プリント袋80は、ベルトコンベア220によってDP
袋供給部11へ搬送される。
【0086】自動照合時には、クランプ222は矢印C
方向とは反対方向側に傾斜されているため、ベルトコン
ベア220から排出されたプリント袋80はDP袋90
内へ挿入される。なお、プリント袋80がDP袋90内
へ挿入される前には、印字ユニット234によってプリ
ント袋80にはプリント内容等が印字される。
【0087】プリント袋80が挿入されたDP袋90は
その後封がなされ、排出ベルト245によって自動焼付
袋詰め装置10の外部に排出される。
【0088】なお、ジャム検出センサー33、37、1
15によってネガフイルム12及びまたはネガシート3
8の搬送不良が検出された場合には、図示しない切り換
えスイッチを操作して自動照合から手動照合へ切り換え
る。これによって、分離ガイド390は矢印C方向とは
反対方向へ移動して(図9参照)短尺ピースネガ42が
収納されたネガシート38はフイルムビューワー394
へ搬送され、写真プリント搬送ガイド380の搬出レバ
ー235がストック部75内の写真プリント72を矢印
C方向へ押圧してプリント排出口382から写真プリン
ト72が排出される。これによって、機器内部のネガフ
イルム12及び写真プリント72が外部へ搬送され、作
業員がネガフイルム12及び写真プリント72を目視し
て照合作業を行うことができる。
【0089】照合されたネガフイルム12及び写真プリ
ント72は、自動焼付袋詰め装置10の外部に置かれた
プリント袋80(図5参照)に入れられ、手動照合用挿
入口64に挿入される。このとき、DP袋供給部11で
はクランプ222は垂直にされており、手動照合用挿入
口64から落下された前記プリント袋80がDP袋90
に挿入される。
【0090】プリント袋80が挿入されたDP袋90は
その後排出ベルト245によって自動焼付袋詰め装置1
0の外部に排出される。
【0091】なお、本実施例の自動焼付袋詰め装置10
には、ネガシート38に挿入されたネガフイルム12の
シールSを読み取るIDスキャナー250、写真プリン
ト12のID番号孔を読み取る読取センサー69が設け
られているため、他の自動焼付袋詰め装置10によって
途中工程まで終了された短尺ピースネガ42が挿入され
たネガシート38及びカット前の長尺状の写真プリント
72を本実施例の自動焼付袋詰め装置10のネガシート
ロール36にセットして自動照合してDP袋90に袋詰
めすることもできる。この場合、他の自動焼付袋詰め装
置10によって焼付けられた長尺状の写真プリント72
をセットする供給ロールを図1の読取センサー69の図
矢印A方向側に配置すればよい。
【0092】また、本実施例では、ネガシート38はネ
ガシート供給ロール36を引き出された後、ローラー1
12、搬送ローラー116を介して排出用ローラー12
4へ達するようになっているが、本発明はこれに限らず
、短尺ピースネガ42をネガシート38内へ挿入しない
場合には、ローラー112から排出されたネガシート3
8を直接排出用ローラー124へ送ってもよい。
【0093】また、本実施例の自動焼付袋詰め装置10
は、プリンター部26とプロッセサー部60とを連結し
た構成としたが本発明はこれに限らず、プリンター部2
6及びプロッセサー部60は必ずしも連結しなくてもよ
い。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
照合袋詰め装置は上記構成としたので、ネガフイルムと
写真プリントとを自動的に照合して一致したもの同士を
袋詰めすることができ、また、所望により手動の照合を
も即座に行うことができるすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動照合袋詰め装置の要
部を示す斜視図である。
【図2】写真撮影者が現像所に供する時のDP袋とパト
ローネを示す斜視図である。
【図3】シールSを張りつけたDP袋、パトローネ及び
フイルムを示す斜視図である。
【図4】ネガ検定機の処理を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例に係る自動照合袋詰め装置が適
用されたラボ機を示す全体概略斜視図である。
【図6】での全体の処理の流れを示す、ブロック図であ
る。
【図7】カット前の写真プリントの表面を示す平面図で
ある。
【図8】本発明の実施例に係る自動照合袋詰め装置のネ
ガカッティングインサーターを示し、自動照合時のネガ
シートの配置を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例に係る自動照合袋詰め装置のネ
ガカッティングインサーターを示し、手動照合時のネガ
シートの配置を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例に係る自動照合袋詰め装置の
ネガ折り畳み部を示す側面図である。
【図11】本発明の実施例に係る自動照合部の一部を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10    自動照合袋詰め装置 12    ネガフイルム 38    ネガシートート 72    写真プリント 80    プリント袋 214  係止板(照合挿入部) 380  写真プリント搬送ガイド(選択搬送手段)3
84  挿入ガイド(照合挿入部) 382  プリント排出口(外部排出部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1オーダーのネガフイルムをネガシートに
    挿入し、前記ネガフイルムに対応した画像毎にカットさ
    れた写真プリント及び前記ネガシートをプリント袋に挿
    入する自動照合袋詰め装置であって、前記ネガフイルム
    と前記写真プリントとを照合してプリント袋に挿入する
    照合挿入部と、前記写真プリントを前記照合挿入部また
    は外部排出部の何れか一方へ選択して搬送する選択搬送
    手段と、を備えたことを特徴とする自動照合袋詰め装置
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