JPH0527404A - プリント処理装置 - Google Patents

プリント処理装置

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Publication number
JPH0527404A
JPH0527404A JP17984291A JP17984291A JPH0527404A JP H0527404 A JPH0527404 A JP H0527404A JP 17984291 A JP17984291 A JP 17984291A JP 17984291 A JP17984291 A JP 17984291A JP H0527404 A JPH0527404 A JP H0527404A
Authority
JP
Japan
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print
bag
tray
arrow
photographic
Prior art date
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Pending
Application number
JP17984291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断されたプリントの端部を自動的に揃え
る。 【構成】 良品プリント受部84に写真プリント35の
長手方向両端部に対向する縦壁面部412を設ける。再
焼きプリント受部82の上方にも同一構成の再焼きプリ
ント受部82を配置する。写真プリント35が良品プリ
ント受部84、再焼きプリント受部82に入れられる
と、長手方向両端部が揃えられる。良品プリント受部8
4の側方にプリント整頓テーブル430を配置する。写
真プリント35を移動する押出レバー428を設け、こ
の押出レバー428で長手方向両端部が揃えられた写真
プリント35をプリント整頓テーブル430に搬送す
る。プリント整頓テーブル430には写真プリント35
を幅方向に移動するレバー476を設け、端部には押圧
板482を設ける。プリント整頓テーブル430上の写
真プリント35を幅方向に移動してレバー476と押圧
板482との間で挟持することによって幅方向両端部が
揃えられ、写真プリント35のすべての端部が揃えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カットされたプリント
の端部を揃えるプリント処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、写真現像所においては、フイルム
の画像が長尺状の印画紙に連続して焼付けられる。これ
によって長尺状のプリントが出来上がり、その後、長尺
状のプリントはカッターによって画像コマ毎に切断され
る。切断されたプリントは手作業によって単位にソータ
ーに入れられてプリント袋に入れられる。
【0003】ところで、ソーターに入れられたプリント
は単に重ねられているのみで端部が揃えられていないた
め、プリント袋に入れる際に入れ難かった。このため、
大きいプリント袋を使用することも考えられるが不経済
である。また、プリント袋に入れたプリントの端部がば
らばらでは見栄えもよくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、切断されたプリントの端部を自動的に揃えてプリ
ントをプリント袋に入れ易くすることができるプリント
処理装置を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント処理装
置は、上下方向に配設されプリントを載置する複数の受
皿と、前記各受皿に設けられ前記プリントの一方の両端
部に対向する一対の縦壁部と、前記各受け皿の底面に設
けられ前記縦壁部に沿った方向に形成される長孔と、前
記長孔を上下方向に挿通すると共に前記長孔に沿って移
動する第1の移動手段と、前記各受け皿の前記プリント
の移動方向側に設けられ前記プリントが載置される載置
部と、前記載置部に設けられ前記プリントの他方の両端
部の一方側に当接し前記プリントを前記移動方向に移動
する第2の移動手段と、前記載置部の前記移動方向側に
設けられ前記プリントの端部に当接する当接部材と、前
記当接部材を前記プリントに対して退避させる駆動手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のプリント処理装置によれば、画像コマ
毎に切断された複数のプリントが受皿に入れられると、
これら複数のプリントは一方の両端部が一対の縦壁部に
対向することによって一方の両端部が揃えられて重ねら
れる。その後、受皿上の重ねられたプリントは第1の移
動手段によって長孔に沿って移動され載置部上へ送り出
される。載置部へ送り出されたプリントは第2の移動手
段によって前記移動方向へ移動され、当接部材に当接さ
れると共に当接部材と第2の移動手段とによって挟持さ
れる。これによって載置部上のプリントは、他方の両端
部が揃えられ、これをもってプリントは全ての端部が揃
えられる。ここで、載置部の当接部材近傍にプリント袋
又はプリント袋へプリントを搬送するトレーを配設し
て、駆動手段を作動させて当接部材を退避させ、さらに
第2の移動手段でプリントを移動することによって全て
の端部が揃えられたプリントがプリント袋内又はトレー
内に入れられる。
【0007】さらに、このプリント処理装置には、受皿
が上下方向に複数設けられているため、例えば、焼き上
がったプリントを検品した後、再焼きの必要なプリント
を上側の受皿に入れ、再焼きの必要がないプリントを下
側の受皿に入れれば、これらのプリントは第1の移動手
段によって載置部へ送り出されて、載置部上で重ねられ
る。その後、載置部上のプリントは第2の移動手段と当
接部材とによって挟持されて全ての端部が揃えられる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図19にしたがっ
て説明する。
【0009】図2(A)に示すように、撮影済のネガフ
イルム11が収納されたパトローネ13は、DP取次店
において、集配ルート識別番号、取次店識別番号、受付
番号等からなるIDコードと、これらの番号に対応した
バーコード15とが印刷されたDP袋23に入れられ現
像所に送られる。
【0010】図2(B)に示すように、現像所ではDP
袋23のバーコード15をバーコードリーダー(図示せ
ず)で読み取り、前記集配ルート識別番号、取次店識別
番号、受付番号にラボ受付番号等を加えた番号を作成
し、この番号に対応したバーコードをバーコード印字装
置(図示せず)によってシールSに印字する。このシー
ルSは、DP袋23、パトローネ13、パトローネ13
から引き出されたネガフイルム11の先端部に夫々張り
付けられる。
【0011】シールSが張り付けられたネガフイルム1
1は周知の現像機によって現像処理が行われる。さら
に、現像処理されたネガフイルム11は、周知の焼付機
にかけられプリントとしての長尺状のプリントペーパー
34に複数オーダーのネガフイルム11の画像がコマ番
号の若い順に焼付けられる。その後、画像が焼付られた
プリントペーパー34は図示しないリールに巻き取られ
る。
【0012】このプリントペーパー34には、コマ番
号、IDコード等が裏面に印字され、図3に示すよう
に、表面には1オーダー先頭コマ34Aの搬送方向先頭
側(図3紙面矢印A方向側)の余白部17にIDコード
19が露光される。さらに、プリントペーパー34の余
白部17には小孔からなるソートマーク42、カットマ
ーク40及びIDコード孔21が形成される。ソートマ
ーク42は各オーダー間の境界を示し、カットマーク4
0は各コマ毎にプリントペーパー34を切断する際の位
置を示すものである。IDコード孔21は複数個の小孔
からなり、これら小孔の有無によりIDコードを示す。
このIDコード孔21のIDコードはネガフイルム11
との自動照合に用いられる。また、不要であると判断さ
れたプリントには図4(A)に示すようにプリントペー
パー34の画像上に不要マーク60が付され、再焼きが
必要であると判断されたプリントには図4(B)に示す
ようなマークとしての再焼きマーク64がプリントペー
パー34の画像上に付される。
【0013】図5に示すように、プリント作業の終了し
たネガフイルム11は切断されて6コマ毎の短尺ピース
ネガ11Aとされ、ネガシート27に挿入される。この
ネガシート27は長尺状とされ、短尺ピースネガ11A
を収納する袋状のネガ収納部27Aが長手方向に連続し
て配列されており、短尺ピースネガ11Aが挿入された
ネガシート27はマガジン30に巻取られる。なお、短
尺ピースネガ11Aは、マガジン30から引き出された
ネガシート27の先端側の方がコマ番号が若くなるよう
に並べられており、他のオーダーの短尺ピースネガ11
Aも同様に順に並べられている。また、ネガフイルム1
1先端に張り付けられたシールSはマガジン30に巻き
取られた際に表側になるよう張り付けられている。
【0014】図1に示すように、本発明が適用された自
動照合袋詰め装置33には、ネガシート処理部12、プ
リントペーパー処理部14、チラシ処理部16、プリン
ト袋処理部18及びDP袋処理部20を備え、これらの
各処理部が互いに連結されて構成されている。
【0015】DP袋処理部20は横長の本体ケース22
を備えており、本体ケース22上面奥側の左側及び中央
部にはプリントペーパー処理部14が配設されている。
プリントペーパー処理部14の上面には右側にチラシ処
理部16が配設されている。プリントペーパー処理部1
4の右側にはライトボックス24が配設されており、本
体ケース22の奥側でかつライトボックス24及びプリ
ントペーパー処理部14の右側奥側にはプリント袋処理
部18が配設されている。なお、本体ケース22の上面
略半分手前側は手作業等に使用する作業用スペース28
とされている。
【0016】〔プリントペーパー処理部14〕図6に示
すように、プリントペーパー処理部14には、本体ケー
ス22の上面にケース23を備えており、このケース2
3から立設された支持部25の先端にはスプール32が
設けられている。このスプール32にはロール状に巻回
されたプリントペーパー34がセットされる。プリント
ペーパー処理部14には図示されない制御装置によって
制御される複数個の搬送ローラー38が備えられてお
り、搬送ローラー38の搬送方向下流側にはプリントペ
ーパー34に設けられたIDコード19を読み取る第2
のIDコード読取手段としてのプリントコード検出セン
サー45と、カットマーク40を検出するカットマーク
検出センサー44と、ソートマーク42を検出するソー
トマーク検出センサー46が順に設けられている。この
れらのプリントコード検出センサー45、カットマーク
検出センサー44及びソートマーク検出センサー46は
図示されない制御装置に接続されている。ソートマーク
検出センサー46の下流側には図示されない制御装置で
制御されるプリント切断手段としてのカッター48が配
設されておりプリントペーパー34を幅方向に切断しプ
リントとしての1画像コマ単位の写真プリント35とす
る。
【0017】図7に示すように、カッター48の搬送方
向下流側には仕分部50が配設されている。仕分部50
内部には図示されない制御装置で搬送が制御される搬送
路ローラー対52、54、56、58が夫々所定間隔を
おいて配設されている。搬送路ローラー対52と搬送路
ローラー対54との間には、不要マーク60を検出する
不要マーク検出センサー62及び再焼きマーク64を検
出する識別手段としての再焼きマーク検出センサー66
が設けられている。これら不要マーク検出センサー62
及び再焼きマーク64検出センサー66は図示されない
制御装置に接続されている。
【0018】搬送路ローラー対54と搬送路ローラー対
56との間には、軸68を中心に傾斜される第1案内板
70が設けられており、この第1案内板70は図示され
ない制御装置(図示省略)によって傾斜が制御される。
この第1案内板70の下方には廃棄ボックス72が配設
されている。
【0019】さらに、搬送路ローラー対56と搬送路ロ
ーラー対58との間には、軸74を中心に傾斜される第
2案内板76が設けられており、この第2案内板76は
図示されない制御装置(図示省略)によって傾斜が制御
される。この第2案内板76の下方には第1案内路78
が設けられており、第2案内板76の下方に落下したプ
リントペーパー34を図7右側下方に配設されたプリン
ト処理装置10の受皿としての良品プリント受部84に
案内する。
【0020】また、搬送路ローラー対58の搬送方向下
流側には、第2案内路80が設けられており、搬送路ロ
ーラー対58から排出されたプリントペーパー34をソ
ーター及び良品プリント受部84の上側に配設された受
皿としての再焼プリント受部82に案内する。
【0021】図8に示すように、再焼きプリント受部8
2は底面としての底面部410の長手両端部に縦壁部と
しての一対の縦壁面部412を備えている。縦壁面部4
12間の寸法は写真プリント35の長手方向の寸法より
も若干大きくされており、写真プリント35が再焼きプ
リント受部82の底面部410に落とし込まれると写真
プリント35の長手方向側の端部位置が揃えられる。ま
た、底面部410には長手方向中間部に長手方向とは直
交する方向に長孔としての溝414が形成されている。
【0022】再焼きプリント受部82の下方には良品プ
リント受部84が配設されている。この良品プリント受
部84は再焼きプリント受部82と同一構成となってい
る。
【0023】なお、再焼きプリント受部82及び良品プ
リント受部84は図示されない本体に支持されている。
【0024】良品プリント受部84の下方には、押出部
416が配設されている。押出部416には、前記再焼
きプリント受部82及び良品プリント受部84の溝41
4の長手に沿った方向にベルト418を移動させる搬送
ベルト装置420が水平に配設されている。このベルト
418は一対のプーリ422に巻き掛けられており、プ
ーリ422の一方は図示されない制御装置で制御される
モーター424で回転駆動される。
【0025】ベルト418には、上面に固定ブロック4
26が固着さており、固定ブロック426の上面には第
1の移動手段としての押出レバー428が図示しない蝶
番を介して取り付けられており、図8で実線で示すよう
な立設状態と図8で想像線で示すような水平状態とにす
ることができる。また、この押出レバー428は図示さ
れないロック機構により立設状態で位置を固定すること
ができ、立設状態では、押出レバー428の先端が前記
再焼きプリント受部82の底面部410よりも所定寸法
上方に突出する。また、搬送ベルト装置420の長手両
端部近傍には、固定ブロック426が遮る位置に透過セ
ンサー452、454が設けられており、固定ブロック
426の停止位置、すなわち、押出レバー428の停止
位置を決めるリミットスイッチの役目を有している。な
お、これらの透過センサー452、454は図示されな
い制御装置に接続されている。
【0026】再焼きプリント受部82及び良品プリント
受部84の図8矢印B方向側には載置部としてのプリン
ト整頓テーブル430が配置されている。プリント整頓
テーブル430は平面部432の全周に下方に延びる側
板434が設けられボックス状とされている。プリント
整頓テーブル430の図8矢印L、R方向側の側板43
4には、長手両端部に夫々リンク436、438、44
0、442の一端が軸支されている。これらリンク43
6、438、440の他端は図示されない本体ベースに
軸支されており、プリント整頓テーブル430側の軸支
位置と図示されない本体ベース側の軸支位置との間の寸
法は同一とされて、これらリンク436、438、44
0は互いに平行状態とされている。また、リンク442
はリンク436、438、440よりも長く形成されて
おり、このリンク442はリンク436、438、44
0の図示されない本体ベース側の軸支位置に相当する位
置がピン444で軸支されている。このリンク442の
下端部には、ショートリンク446の一端が軸支されて
おり、このショートリンク446の他端がモーター44
8の軸に固定された円板450の外周部近傍に軸支され
ている。したがって、モーター448の軸が回転される
と、リンク442が揺動してプリント整頓テーブル43
0が再焼きプリント受部82及び良品プリント受部84
から接離する方向(図8矢印F、B方向)へ移動され
る。なお、リンク442の矢印F、B方向両側には一対
の透過センサー490が設けられており、リンク442
の揺動範囲を決めるリミットスイッチの役目を有してい
る。また、プリント整頓テーブル430が再焼きプリン
ト受部82及び良品プリント受部84側へ移動した際に
は、プリント整頓テーブル430は良品プリント受部8
4側の端部が良品プリント受部84の下方へ若干もぐり
込むようになっている。
【0027】プリント整頓テーブル430の平面部43
2には、長手方向に沿って一対の溝456が形成され、
この溝456の再焼きプリント受部82及び良品プリン
ト受部84側端部には溝456の長手方向とは直角方向
に延びる溝458が形成されている。
【0028】平面部432の下側にはプリント搬送装置
460が設けられている。このプリント搬送装置460
には一対のプーリー462が長手方向に沿って配設され
ており、このプーリー462にはベルト464が巻き掛
けられている。プーリー462の一方はモーター466
の軸に固定されており、このモーター466は図示され
ない制御装置によって制御される。
【0029】ベルト464にはL字金具468の縦壁部
470が固着されており、L字金具468の水平部47
2には、一対の回転ソレノイド474が取付られてい
る。この回転ソレノイド474は軸方向を溝456の長
手に沿って配設されており、図示されない制御装置によ
って作動が制御される。回転ソレノイド474の回転軸
には夫々第2の移動手段としてのレバー476が固着さ
れており、これらのレバー476は、溝458の直下に
おいて回転されて、図8に示すように、垂直状態(想像
線で示す状態)又は水平状態(実線で示す状態)にする
ことができる。なお、垂直状態にされたレバー476
は、溝456から平面部432の上へ突出される。ま
た、プリント搬送装置460の長手両端部近傍には、L
字金具468が遮る位置に透過センサー478、480
が設けられており、レバー476の停止位置を決めるリ
ミットスイッチの役目を有している。なお、これらの透
過センサー478、480は図示されない制御装置に接
続されている。
【0030】また、プリント整頓テーブル430には、
再焼きプリント受部82及び良品プリント受部84側と
は反対側端部に当接部材としての押圧板482が設けら
れている。この押圧板482は下端部が軸484に固定
されており、軸484の一端に取付られた一対のギアー
486を介して駆動手段としてのモーター488に連結
している。したがって、モーター488を回転させて押
圧板482を垂直状態(実線の状態)または略水平(想
像線の状態)にすることができる。なお、このモーター
488は図示されない制御装置によって制御される。
【0031】〔チラシ処理部16〕図10に示すよう
に、チラシ処理部16には、チラシ搬送手段としての2
台のユニット型自動給紙装置Mが上下に組合わされてお
り、上側のユニット型自動給紙装置Mには用紙113が
ストックされ、下側のユニット型自動給紙装置Mには用
紙112がストックされている。各ユニット型自動給紙
装置Mには用紙送り出し用の搬出ローラー130が備え
られており、これらの搬出ローラー130は図示しない
制御装置によって作動が制御される。各搬出ローラー1
30の搬送側には用紙搬送経路Rが設けられており、下
端の搬出口150から用紙112、113が搬出され
る。
【0032】〔ネガシート処理部12〕図9に示すよう
に、ライトボックス394の図9矢印B方向側にはマガ
ジン30が配設され、ライトボックス394の下側には
ネガシート処理部12が配設されている。
【0033】ライトボックス394にはマガジン30の
図9矢印F方向側に切断手段を構成するローラー330
が設けられている。このローラー330はシート引出し
用モーター310によって回転されるようになってお
り、ネガシート27を図9矢印F方向側に搬送する。な
お、このシート引出し用モーター310は図示されない
制御装置によって作動が制御される。
【0034】ローラー330の搬送方向下流側には、短
尺ピースネガ11Aに貼付されたシールSのIDナンバ
ーを読み取る第1のIDコード読取手段としてのIDス
キャナー331、ネガシート27のミシン目Mを検出す
るミシン目検出センサー332が配置されている。ミシ
ン目検出センサー332は図示されない制御装置に連結
されており、ネガシート27のミシン目Mを検出すると
検出信号を図示されない制御装置に出力する。ミシン目
検出センサー332の図9矢印F方向側には湾曲した分
離ガイド390が設けられており、この分離ガイド39
0は図示されない制御装置によって作動が制御される図
示されない駆動機構によって上下方向に移動され、この
分離ガイド390がローラー330の図9矢印F方向側
に位置すると(図9に実線で示す状態)、ネガシート2
7は分離ガイド390に案内されて折り畳み手段300
へ搬送される。
【0035】なお、分離ガイド390の図9矢印F方向
側にはライトボックス394の斜面の頂部近傍に形成さ
れた排出孔130が設けられている。したがって、分離
ガイド390が前記ローラー330の図9矢印F方向側
よりも下方(図9に想像線で示す状態)に移動すると、
ローラー330によって搬送されたネガシート27は排
出孔130を挿通してライトボックス394の斜面上に
搬送される。
【0036】折り畳み手段300の搬送方向上流側には
切断手段を構成する折畳みローラー334が配置されて
いる。この折畳みローラー334は作動が図示されない
制御装置によって制御される。ミシン目検出センサー3
32がネガシート27のミシン目Mを検出すると、ロー
ラー330はネガシート27を挟持した状態で停止さ
れ、ネガシート27の先端は折畳みローラー334で引
っ張られ、ネガシート27はミシン目Mから切断され
る。
【0037】折畳みローラー334のネガシート搬送側
には第1のストッパー部336が配置されており、この
第1のストッパー部336には折畳みローラー334に
挟持搬送された1オーダー単位のネガシート27が挿入
される。第1のストッパー部336には、2枚の矩形状
のプレートによってネガシート27の挿入部338が形
成されている。挿入部338の挿入口340の先端部に
は、折畳みローラー334から搬送されるネガシート2
7を案内するため、折畳みローラー334側に湾曲する
R部342が設けられている。また挿入部338の末端
には、係止壁344が設けられている。この係止壁34
4は、位置変更用モーター346によって駆動され、位
置変更用モーター346が回動すると係止壁344は挿
入部338と平行に配置されたねじ軸348に沿って移
動する。
【0038】また、折畳みローラー334の下方には、
折畳みローラー334の一方とで、ネガシート27の中
間部を挟持搬送する案内ローラー350が配置されてい
る。この案内ローラー350の搬送側には、ネガシート
27の中間部が挿入される第2のストッパー部352が
設けられている。この第2のストッパー部352も第1
のストッパー部336と同様に、挿入部354の末端に
係止壁356が設けられ、位置変更用モーター358で
駆動されるようになっている。また第2のストッパー部
352の挿入口360にも、案内ローラー350から搬
送されるネガシート27の中間部を案内するため、案内
ローラー350側に湾曲するR部362が設けられてい
る。
【0039】案内ローラー350のローラー軸364に
はプーリー366が取付けられており、折畳み用モータ
ー368の駆動力がタイミングベルト370を介して伝
達される。なお、折畳み用モーター368は図示されな
い制御装置によって作動が制御される。また、ローラー
軸364には、プーリー372が固定されている。この
プーリー372とプーリー372の矢印B方向斜め下側
に配設されるプーリー376には搬送用ベルト378が
巻き掛けてある。さらに、この搬送用ベルト378と対
向して下方にも、同様に搬送用ベルト378が配置され
ており、これらによって、折り畳まれたネガシート27
を挟持してトレー528に向かって搬送する。 〔プリント袋処理部18〕図10に示すように、プリン
ト袋処理部18は、ネガシート27、用紙112、11
3及び写真プリント35を搬送するソーター部518、
プリント袋20を搬送し、ソーター部518にプリント
袋520を掛止するプリント袋取出手段としてのプリン
ト袋搬送部522、ネガシート27、用紙112、11
3及び写真プリント35が挿入されたプリント袋520
を折畳んでDP袋524に投入するプリント袋挿入部5
26(図11参照)から構成されている。 (ソーター部518)図10に示されるように、ソータ
ー部518には、上下方向に用紙112、113、ネガ
シート27及び写真プリント35が搬出されるトレー5
28が取付けられたチェーン530が設けられている。
このチェーン530は、下側に配置された歯車532
と、モーター534の駆動力を伝達する歯車536に巻
き掛けられ、反時計方向(矢印A方向)に周動するよう
になっている。歯車536には、チェーン530の弛み
を補正するコイルばね538が設けられており、ボルト
540でチェーン530の張力が調整できるようになっ
ている。
【0040】このチェーン530には、所定の間隔で留
め具542が固定されている。この留め具542は、ト
レー528の一端部に形成されたコ字状の止め板528
Aに設けられたブラケット544をピン546で回転自
在に支持している。トレー528の下面には、支持片5
48の一端が固定されている。この支持片548の他端
には、回転体550が軸支されている。この回転体55
0は、チェーン530の外周面と当接し、トレー528
がチェーン530の左側に位置したとき、トレー528
を下側から支持し略水平状態とするようになっている。
【0041】このソーター部518の左上方には、チラ
シ処理部16、ネガシート処置部12、プリントペーパ
ー処理部14が上から順に配置されており、順次、トレ
ー528に用紙112、113、ネガシート27、写真
プリント35を載置する。 (プリント袋搬送部522)図10及び図11に示され
るように、ソーター部518の下部の左側には、プリン
ト袋搬送部522が配置されている。
【0042】このプリント袋搬送部522には、図示し
ないプリント袋520のストック部から、プリント袋5
20を受け皿558に向かって搬送する搬送ローラー5
60が配置されている。この搬送ローラー560の搬送
方向には、搬送ベルト562が設けられており、受け皿
558へプリント袋520を送り出すようになってい
る。この受け皿558は、矩形状のプレートでプリント
袋520の搬入側は、プリント袋520の先端部が引っ
掛からないように、下方へ湾曲している。また、後方部
には、板状のエンドプレート564が設けられ、搬送さ
れてくるプリント袋520の袋底部520Aを整えるよ
うになっている。またプリント袋520の搬送方向と直
交する両側には、一端が受け皿558の上面に突出した
開口手段としての押板566を有する一対のガイド板5
68が設けられている。図12に示されるように、ガイ
ド板568には、ラック570が形成されている。この
ラック570は、受け皿558の下面に設けられたピニ
オン572と噛合している。このピニオン572は図示
しないモーターで駆動され、時計方向または反時計方向
に回転するようになっている。これによって、ガイド板
568が矢印D方向または矢印D方向とは反対方向に移
動して、押板566がプリント袋520の両側を整える
ようになっている。
【0043】図11に示されるように、受け皿558の
上方には、プリント袋520の袋部の外面に吸着する吸
盤574が配置されている。図10に示されるように、
吸盤574の側部には、パイプ576が取付けられてい
る。このパイプ576は、図示しないコンプレッサーと
連通して、吸盤74に吸引力を付与するようになってい
る。この吸盤574は、プリント袋520の幅方向に沿
って設けられた横材578にボルトで固定されている。
この横材578は、吊下材580の下端部にボルトで固
定されている。この吊下材580の上端部は、図13に
示されるように、ソーター部518に向かって配置され
た一対のシャフト582に摺動可能に支持された方形状
の移動子584に連結されている。さらに、図10に示
されるように、シャフト582の一端は、上下方向に配
置されたロッド584に上下移動可能に支持されてい
る。これによって、プリント袋520の袋部の外面を吸
着した吸盤574は、図示しない駆動手段によって、一
旦ロッド584に沿って上方に移動してプリント袋52
0を持ち上げ、次にシャフト582に沿ってソーター部
518方向へ移動し、トレー528の先端部へプリント
袋520の袋底部520Aを掛止するようになってい
る。
【0044】また、受け皿558の上方には、図13に
示されるように、上下方向に一対のシャフト586が設
けられている。このシャフト586には、カッター58
8が固定されている。このシャフト586は、図示しな
い駆動手段で回転され、カッター588を矢印C方向に
回転させることによって、プリント袋520の糊付け部
を切断するようになっている。 (プリント袋挿入部526)図11に示されるように、
プリント袋520の袋底部520Aを掛止したトレー5
28の先端部の軌跡沿って、上部から下部に向かう円弧
状のスロープ590が形成されている(図10参照)。
【0045】このスロープ590の下端には、図10に
示されるように、プリント袋520が収納されるボック
ス592が配置されている。このボックス592は、大
小2つの壁部594とその壁部594の下端部を連結す
る底部596より構成されている。左側の壁部594
は、ボックス592がスロープ590の下端側に移動し
たとき、スロープ590の下部に入り込めるように、高
さが制限されている。
【0046】図11に示されるように、ボックス592
の底部596は、矢印F、B方向に延設された搬送板5
98に載置されている。この搬送板598から突出した
ボックス592の端部には、底部596と壁部594を
囲むようにブラケット600が取付けられている。この
ブラケット600の対向する一対の脚部には、左右の壁
部594を貫通するシャフト602が取付けられてい
る。これによって、ボックス592は、シャフト602
を中心として、矢印E方向に回動可能になっている。な
お、図14に示されるように、搬送板598から突出し
たボックス592の端部の底部596には、ストッパー
597が固定されており、ボックス592が回動したと
き、プリント袋520がずり落ちないようになってい
る。
【0047】また、ブラケット600の底面は搬送ベル
ト604に固定されている。この搬送ベルト604は図
示しない駆動手段によって、矢印F、B方向に移動する
ようになっている。これによって、ボックス592は、
搬送ベルト604によって、矢印F、B方向に搬送され
る。
【0048】図10及び図11に示されるように、搬送
ベルト604の右端部には、プリント袋折込手段として
の板状のストッパー606が設けられている。このスト
ッパー606の先端部は、ボックス592の右側の壁部
594近辺まで延設されている。従って、ストッパー6
06が、ボックス592に収納されたプリント袋520
の折込み部としての折り合せ部520Bと接触すること
によって、プリント袋520の折り合せ部520Bが折
り曲げられるようになっている。
【0049】図11に示されるように、搬送ベルト60
4の右端には、側板608と、この側板608の両側部
から直角に屈曲する一対の脚板610により構成され、
ボックス592を収容できる大きさのケース612が配
置されている。このケース612は、DP袋524への
投入口まで延設されるガイド板614の上に載置されて
いる。ケース612の側板608の下部は、移動固子6
16から立設するブラケット618にピン620で固定
されている。この移動固子616は連結材622で搬送
ベルト624に連結されている。この搬送ベルト624
はモーター626の駆動力によって、矢印F、B方向に
移動するようになっている。また、移動固子616に
は、搬送ベルト624と平行に配置されたシャフト62
8が貫通しケース612をDP袋524への投入口に向
かってガイドするようになっている。さらに、ケース6
12の左側の脚板の中央部には、開口部630が形成さ
れている。この開口部630には、一端が側板608に
軸支された押え板632の他端部が入り込んでいる。こ
の押え板632は、板ばねとして機能し、折り曲げられ
たプリント袋520の折り合せ部520Bに折り目を形
成するようになっている。
【0050】DP袋524への投入口には、所定の間隔
で一対のクランプ634が配置されている。このクラン
プ634に、図示しないDP袋搬送手段によってストッ
ク部から搬送されてくるDP袋524の挿入口の両端が
下方から押し込まれるようになっている。これによっ
て、DP袋524の挿入口が押し拡げられ、プリント袋
520が投入されるようになっている。
【0051】〔DP袋処理部20〕図15に示すよう
に、DP袋処理部20には、IDコードが印字されたD
P袋524をストックするストック箱710が設けられ
ている。このストック箱710の前面は切り取られてお
り、DP袋取出手段としてのエアー吸着盤712がDP
袋23の表面(矢印F方向側の面)に当接できるように
なっている。このエアー吸着盤712は図示しない真空
発生装置により吸引力を付与され、モーター714で駆
動される送りねじ716にガイドされて移動する。ま
た、エアー吸着盤712の近傍には、DP袋524に向
かい合ってバーコードリーダー718が配設されてお
り、このバーコードリーダー718はDP袋524のI
Dコードを読み取って図示されない制御装置に信号を出
力する。
【0052】ストック箱710の矢印R方向側には、プ
リント袋挿入手段としてのクランプ720が設けられて
いる。このクランプ720は、エアー吸着盤712によ
って吸着されたDP袋524の下端部を挟持することが
でき、また、図示しない作動源によって矢印F、B方向
へ傾斜することができる。また、このクランプ720に
は、モーター722によって回転される送りねじ724
が螺合しており、この送りねじ724によってクランプ
720は移動されるようになっている。なお、モーター
714、722は図示されない制御装置によって回転が
制御される。
【0053】クランプ720の上側には、図示されない
制御装置によって制御される印字手段としての印字ユニ
ット726がDP袋524に向かい合って配設されてお
り、DP袋524の所定位置にプリント枚数、値段等を
印字するようになっている。
【0054】印字ユニット726の矢印R方向側には、
上側に手動照合用挿入口29が設けられている。この手
動照合用挿入口29はクランプクランプ720の移動軌
跡直上に位置しており、図1に示すように、本体ケース
22の作業スペース28上に設けられている。また、こ
の手動照合用挿入口29の矢印B方向側斜め下方側に前
述したプリント袋挿入部526のガイド板614先端が
位置している。
【0055】図11に示すように、ガイド板614先端
近傍には、DP袋開口手段760が設けられている。こ
のDP袋開口手段760は図示しない移動手段に連結さ
れた一対の開口金具762を備えており、DP袋524
の傾斜にしたがって開口部に追従するようにされてい
る。この開口金具762は略V字状を呈しており、DP
袋524の開口部両端部に対応した位置に移動して、図
示されない回転手段により矢印P方向に回転され開口部
から内方に入り込むとDP袋524が図11に示すよう
に開口される。
【0056】さらに、手動照合用挿入口29よりも矢印
R方向側には、図示されない制御装置によって制御され
るバーコードラベル張付装置728及び封印手段として
の封印装置730が配設されている。バーコードラベル
張付装置728はDP袋23の表面にバーコードラベル
732を貼り付けるようになっており、封印装置730
は封印シールロール734から封印シール736をレバ
ー738先端でDP袋524の開口部蓋に張り付けて封
印をするようになっている。
【0057】封印装置730の矢印R方向側には排出ベ
ルト装置740が設けられており、DP袋23はベルト
対742の間に挟持されて搬送される。
【0058】排出ベルト装置740の矢印R方向側に
は、下側にDP袋排出手段としてのガイド板744が設
けられている。このガイド板744は図示されない制御
装置によって制御される図示しない駆動装置によって、
排出ベルト装置740の搬送方向とは直角方向に傾斜す
るようになっている。
【0059】このガイド板744の下方にはDP袋収容
ボックス746が配設されいる。このDP袋収容ボック
ス746は中央で仕切られており、排出ベルト装置74
0の搬送方向右側(矢印F方向側)が合格品収容部74
8とされ、排出ベルト装置740の搬送方向左側(矢印
B方向側)が再焼き品収容部750とされている。
【0060】次に、本実施例の作用を説明する。図示し
ないスイッチをオン状態とすると、図10に示すよう
に、それぞれのユニット型自動給紙装置Mにストックさ
れた用紙112、113が一枚づつ排出口150からト
レー528内へ排出される。
【0061】次に、用紙112、113が積載されたト
レー528は下方へ移動し、図9に示すように、ネガシ
ート処理部12の搬送用ベルト378の排出側斜め下方
に一旦停止して待機する。図9に示すように、短尺ピー
スネガ11Aが収納されたネガシート27は、ローラー
330によって引き出される。
【0062】ネガシート27と写真プリント35とを自
動照合する場合には、分離ガイド390を上側に移動す
る(図9にて実線で示す位置)。ネガシート27は分離
ガイド390を介しネガシート処理部12へ搬送され先
端側がローラー334に挟持される。ここで、ネガシー
ト27に挿入された短尺ピースネガ11Aに貼られたシ
ールSがIDスキャナー331で検出された後にミシン
目検出センサー332によってネガシート27のミシン
目Mが検出されると、ローラー330が停止されてロー
ラー334のみが回転される。これによって、ネガシー
ト27はミシン目Mから切り離され1オーダー単位のネ
ガシート27とされる。
【0063】図9に示すように、1オーダー単位とされ
たネガシート27の先端部は、折畳みローラー334で
挟持搬送され、第1のストッパー部336に挿入され
る。次に、ネガシート27の先端部が第1のストッパー
部336の係止壁344に突当ると、折畳みローラー3
34によって搬送されるネガシート27の中間部が、案
内ローラー350と折畳みローラー334に挟持搬送さ
れ、第2のストッパー部352に挿入される。さらに、
このネガシート27の中間部が、第2のストッパー部3
52の係止壁356に突当ると、ネガシート27の後端
部は、搬送ベルト378の挿入口付近に位置している。
このとき、第1のストッパー部336及び第2のストッ
パー部352に設けられた係止壁344、356を互い
に接近する方に移動させ、ネガシート27を押し出す。
これによって、ネガシート27は3折りの状態で、搬送
用ベルト378に挟持搬送され前述した用紙112、1
13が積載された待機状態のトレー528上へ排出され
る。
【0064】トレー528はネガシート27を受け取る
と、下方に移動されてプリント整頓テーブル430の押
圧板482の斜め下方に一旦停止して待機する。
【0065】一方、プリントペーパー処理部14では、
プリントペーパー34のIDコード19がプリントコー
ド検出センサー45で読み取られ、カットマーク40が
カットマーク検出センサー44で検出され、さらにソー
トマーク42がソートマーク検出センサー46で検出さ
れる。これらのセンサーの情報に基づいてプリントペー
パー34はカッター48で切断されて写真プリント35
とされオーダー単位分が搬送される。写真プリント35
はさらに不要マーク検出センサー62及び再焼きマーク
検出センサー66を通過し、不要マーク60の検出され
た写真プリント35は第1案内板70が傾斜されて廃棄
ボックス72内へ排出される。一方、不要マーク60及
び再焼きマーク64が検出されない写真プリント35、
すなわち良品の写真プリント35は第1案内板70上を
通過後、第2案内板76が傾斜されることによって第1
案内路78へ搬送される。第1案内路78へ搬送された
写真プリント35は良品プリント受部84内に排出され
る。また、再焼きマーク64が検出された写真プリント
35は第1案内板70及び第2案内板76上を通過後、
第2案内路80へ搬送される。第2案内路80へ搬送さ
れた写真プリント35は再焼プリント受部82内に排出
される。
【0066】良品プリント受部84内に良品の写真プリ
ント35が搬送されると、写真プリント35は底面部4
10へ順次積み重ねられる。このとき、写真プリント3
5は長手方向両端部が良品プリント受部84の両方の縦
壁面部412に対応するため長手方向両端部の位置が揃
えられる。また、再焼プリント受部82内に再焼きの写
真プリント35が搬送されると、同様にして、写真プリ
ント35は底面部410へ順次積み重ねられ長手方向
(矢印L、R方向)両端部の位置が揃えられる。
【0067】次に、モーター448が作動されてプリン
ト整頓テーブル430が矢印F方向側へ移動され、プリ
ント整頓テーブル430の矢印F方向側の端部が良品プ
リント受部84の下側にもぐり込む。また、このときに
は、ベルト464に取付られたL字金具468は良品プ
リント受部84側に移動しており、レバー476は図8
で実線で示すように水平状態となってプリント整頓テー
ブル430の平面部432から突出していない。
【0068】次に、図19に示すように、搬送ベルト装
置420が作動して押出レバー428が矢印B方向へ移
動して、再焼プリント受部82及び良品プリント受部8
4の溝410を通過することによって良品の写真プリン
ト35の上に再焼きの写真プリント35が重なってプリ
ント整頓テーブル430の平面部432上に載置され
る。このとき、写真プリント35は良品プリント受部8
4側の端部が、プリント整頓テーブル430の溝458
よりも矢印B方向側へ位置される。また、このときの写
真プリント35は長手方向両端部の位置が揃えられてい
る。
【0069】次に、回転ソレノイド474が回転され、
レバー476が垂直状態(図8に想像線で示す状態)と
され、プリント搬送装置460が作動して、レバー47
6が矢印B方向へ移動される。このとき、押圧板482
は平面部432に対して垂直(図8に実線で示す状態)
とされており、この状態でレバー476が写真プリント
35を押圧板482へ押圧することによって写真プリン
ト35の幅方向(矢印F、B方向)両端部の位置が揃え
られ、写真プリント35の端部位置は全て揃えられる。
【0070】写真プリント35の端部位置が揃えられる
と、この状態でプリント整頓テーブル430は矢印B方
向へ移動され、端部がトレー528に対応する。
【0071】ここで、待機しているトレー528に載置
されているネガシート27のID番号とプリント整頓テ
ーブル430上の写真プリント35のID番号とが一致
している場合には、押圧板482が倒され(図8に想像
線で示す状態)、レバー476がトレー528側に移動
されて、端部位置が揃えられた写真プリント35がトレ
ー528内へ押し出される。このとき、写真プリント3
5のトレー528側がトレー528の止め板528A側
底面に当接するまでレバー476が移動するため、トレ
ー528内で写真プリント35が乱れることはない。
【0072】トレー528は写真プリント35を受け取
ると、下方に移動される。図10に示されるように、ト
レー528が下側の歯車532にさしかかると、プリン
ト袋520の袋底部520Aがトレー528の先端部に
掛止され、プリント袋520が、トレー528と共に用
紙112、113、ネガシート27及び写真プリント3
5を袋部内に包み込む。このとき、トレー528上の写
真プリント35は端部が揃えられているため、プリント
袋520に入りやすい。また、プリント袋520に入っ
た写真プリント35も端部が揃っているため見栄えが良
いと共に検索がしやすく、顧客に対して好印象を与える
ことができる。
【0073】次に、図11に示すように、プリント袋5
20が、受け皿558の上に搬出され、プリント袋52
0の袋底部520A及びこれと直交する方向の両辺が、
エンドプレート564及びガイド板568(図12参
照)によって整えられる。次に、プリント袋520は、
図13に示すように、プリント袋520の袋部の糊付け
部がカッター588の位置に至る所まで搬送され、カッ
ター588によって糊付け部が切断される(図13参
照)。
【0074】次に、プリント袋520は図10に示され
るように、さらに矢印B方向に移動され、プリント袋5
20の袋底部がトレー528の先端部に掛止される。な
お、この時、プリント袋520は自重で袋部の口を開い
た状態となっているので、袋底部を容易にトレー520
の先端部へ掛止できる。
【0075】次に、図16(A)(B)に示されるよう
に、プリント袋520が掛止されたトレー528は、先
端部が下方に傾き、さらには下方に垂れ下がると同時
に、プリント袋20がボックス592内へ搬出される。
これと同時に、トレー528に載置されていた用紙11
2、113、ネガシート27、写真プリント35がプリ
ント袋520の中へ投入される。
【0076】次に、図17に示されるように、ボックス
592が矢印B方向に移動され、プリント袋520の折
り合せ部520Bがストッパー606に当たって折れ曲
がる。ここで、図11及び図14に示すように、ボック
ス592が回転してケース612に収容され、プリント
袋520が、ケース612内へ移動してプリント袋52
0の折り合せ部が押し板632によって押圧され、折り
目が形成される。
【0077】次に、図18に示されるように、ケース6
12が矢印F方向に移動して曲部614Aを通過する
と、プリント袋520は、ケース612の底部をすり抜
けてDP袋処理部20へ搬送される。
【0078】一方、DP袋処理部20では、ストック箱
710に位置するDP袋524のID番号がバーコード
リーダー718によって読み取られ、ID番号が付され
たシールSを有する短尺ネガピース11Aが挿入された
プリント袋520と照合される。ID番号が一致する
と、DP袋524がエアー吸着盤712によって吸引さ
れてクランプ720へ搬送され、このクランプ720に
よって下端部が挟持される。ここで、印字ユニット72
6が作動して、DP袋524にプリント枚数、再焼きプ
リントの有無、値段等が印刷される。印刷の終了したD
P袋524は、さらに矢印R方向へ搬送され、プリント
袋搬送部522の曲部614A先端位置でで停止する。
ここで、DP袋524が矢印B方向側へ傾斜され、上端
が曲部614A先端直下に位置する。
【0079】次いで、図示されない回転手段により開口
金具762が回転されDP袋524が開口され、前述し
たプリント袋520がケース612の底部をすり抜けて
DP袋524内に挿入される。
【0080】プリント袋520が挿入されたDP袋52
4はさらにバーコードラベル張付装置728及び封印装
置730の前に搬送され、バーコードラベル732が表
面に張り付けられると共に裏面側に封印シール736が
張り付けられ封印がなされる。
【0081】封印がされたDP袋524はクランプ72
0から外され、排出ベルト装置740によって矢印R方
向側へ搬送される。
【0082】排出ベルト装置740の矢印R方向側端部
に至ると、図示されない制御装置が再焼きマーク検出セ
ンサー66からの情報によりガイド板744の傾斜を変
え、再焼きの写真プリント35を有するDP袋524は
DP袋収容ボックス746の再焼き品収容部750へ落
下し、良品の写真プリント35のみを有するDP袋52
4は合格品収容部748へ落下される。
【0083】なお、ネガフイルム11と写真プリント3
5とを手動照合する場合には、分離ガイド390は上方
向へ移動させてネガシート27をライトボックス394
上へ搬送し、前面に設けられた蓋31を開けて、再焼プ
リント受部82及び良品プリント受部84から写真プリ
ント35を取り出す。なお、写真プリント35を取り出
す際には、図1に想像線で示すように押出レバー428
を水平状態とするこによって取り出し作業が容易にな
る。これによって、作業員はネガフイルム12及び写真
プリント72を目視して照合することができる。なお、
手動照合されたネガフイルム11及び写真プリント35
は、図示しないプリント袋に入れられ、手動照合用挿入
口からDP袋524に挿入される。このとき、DP袋処
理部20ではクランプ720は垂直にされており、手動
照合用挿入口29から落下された前記プリント袋がDP
袋524に挿入される。プリント袋が挿入されたDP袋
23はその後排出ベルト740によって搬送される。な
お、手動照合の場合には、ガイド板744の傾斜は手動
により変えられる。
【0084】
【発明の効果】本発明のプリント処理装置は上記構成と
したので、切断されたプリントの端部を自動的に揃えて
プリントをプリント袋に入れ易くすることができる優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント処理装置を示す斜視図で
ある。
【図2】(A)及び(B)はパトローネ及びDP袋を示
す斜視図である。
【図3】長尺状のプリントを示す平面図である。
【図4】(A)及び(B)はプリントペーパーを示す平
面図である。
【図5】マガジンに巻き取られたネガシートを示す斜視
図である。
【図6】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプリ
ントペーパー処理部の一部を示す断面図である。
【図7】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプリ
ントペーパー処理部の仕分部を示す断面図である。
【図8】本発明が適用された自動照合袋詰め装置の全体
を示す斜視図である。
【図9】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のライ
トボックスおよびネガ折り畳み部周辺を示す側面図であ
る。
【図10】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のソ
ーター部及びプリント袋処理部の作動状態を示す側面図
である。
【図11】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプ
リント袋処理部の作動状態を示した斜視図である。
【図12】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプ
リント袋処理部の受け皿の作動状態を示した裏面図であ
る。
【図13】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプ
リント袋処理部の吸盤及びカッターの作動状態を示した
斜視図である。
【図14】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプ
リント袋処理部でボックスからケースにプリント袋が搬
出される状態を示した側面図である。
【図15】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のD
P袋処理部を示す斜視図である。
【図16】(A)及び(B)は本発明が適用された自動
照合袋詰め装置のソーター部の作動状態を示した側面図
である。
【図17】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のソ
ーター部の作動状態を示した側面図である。
【図18】本発明が適用された自動照合袋詰め装置のプ
リント袋処理部でDP袋にプリント袋が挿入される状態
を示した側面図である。
【図19】再焼プリント受部及び良品プリント受部から
写真プリントがプリント整頓テーブルへ受け渡される状
態を示す、再焼プリント受部、良品プリント受部及びプ
リント整頓テーブル近傍の断面図である。
【符号の説明】
10 プリント処理装置 14 プリントペーパー処理部 33 自動照合袋詰め装置 35 写真プリント35(プリント) 82 再焼きプリント受部(受皿) 84 良品プリント受部(受皿) 410 底面部(底面) 412 縦壁面部(縦壁部) 414 溝(長孔) 428 押出レバー(第1の移動手段) 430 プリント整頓テーブル(載置部) 476 レバー(第2の移動手段) 482 押圧板(当接部材) 488 モーター(駆動手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下方向に配設されプリントを載置する
    複数の受皿と、前記各受皿に設けられ前記プリントの一
    方の両端部に対向する一対の縦壁部と、前記各受け皿の
    底面に設けられ前記縦壁部に沿った方向に形成される長
    孔と、前記長孔を上下方向に挿通すると共に前記長孔に
    沿って移動する第1の移動手段と、前記各受け皿の前記
    プリントの移動方向側に設けられ前記プリントが載置さ
    れる載置部と、前記載置部に設けられ前記プリントの他
    方の両端部の一方側に当接し前記プリントを前記移動方
    向に移動する第2の移動手段と、前記載置部の前記移動
    方向側に設けられ前記プリントの端部に当接する当接部
    材と、前記当接部材を前記プリントに対して退避させる
    駆動手段と、を備えたことを特徴とするプリント処理装
    置。
JP17984291A 1991-07-19 1991-07-19 プリント処理装置 Pending JPH0527404A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6610791B2 (en) 2000-02-14 2003-08-26 Toyo Gosai Kogyo Co., Ltd. Photosensitive compound and photosensitive resin

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6610791B2 (en) 2000-02-14 2003-08-26 Toyo Gosai Kogyo Co., Ltd. Photosensitive compound and photosensitive resin

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