JPH04318847A - 自動袋詰処理装置 - Google Patents

自動袋詰処理装置

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Publication number
JPH04318847A
JPH04318847A JP8657591A JP8657591A JPH04318847A JP H04318847 A JPH04318847 A JP H04318847A JP 8657591 A JP8657591 A JP 8657591A JP 8657591 A JP8657591 A JP 8657591A JP H04318847 A JPH04318847 A JP H04318847A
Authority
JP
Japan
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bag
print
photographic
section
prints
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Application number
JP8657591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH04318847A publication Critical patent/JPH04318847A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像処理されたフイル
ムの短尺ピースネガと、これに対応する写真プリントを
機械的に装詰する自動袋詰処理装置において、特に1オ
ーダーの写真プリントの処理枚数が所定の枚数をオーバ
ーしても、自動的に対応し袋詰することができる自動袋
詰処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、以下のような工程で写真用ネガフ
ィルムを写真プリントと共に袋詰し、顧客に返却する自
動袋詰処理装置が提案されている。
【0003】まず、現像処理されロール状に巻かれたネ
ガフイルムが、プリンター部へ送られ、帯状の印画紙に
ネガ像が焼付けられる。
【0004】次に、プリント工程が終了したネガフイル
ムは、一定の寸法(通常は6コマの長さ)にカットされ
て短尺ピースネガとされ、ネガシートに挿入される。こ
のネガシートは、1オーダー単位(以下「1オーダー単
位」とは、1つのパトローネに挿入されるフイルムの単
位を意味することとする。)にカットされ、宣伝広告用
のチラシと共にプリント袋に挿入される。一方、現像処
理された仕上がりプリントも画像毎にカットされ写真プ
リントとして、1オーダー毎にまとめられ、写真プリン
ト搬送用のソーターによって排出部に搬送される。次に
、1オーダー毎にまとめられた写真プリントが、排出部
からプリント袋に挿入され、このプリント袋がDP袋に
挿入される。
【0005】ところで、ネガフィルムの1コマに対し、
多数の写真プリントが現像処理されることがある。この
ような場合、1オーダーの写真プリントの処理枚数が多
くなると、ストック部の収容枚数(通常50枚)に限界
がある一定規格のソーターでは、1オーダー単位の写真
プリントをまとめて搬送することができなくなる。この
ため、1オーダー単位の写真プリントを自動的に区分け
することが困難となり、手作業に頼らざるを得無くなる
【0006】これに対処すべく、ソーター自体を大型化
しストック部の収容能力を大きくすることも考えられる
【0007】しかしながら、これでは自動袋詰処理装置
全体が大きくなるという不都合を生じ、また規格化され
たプリント袋及びDP袋には、大量の1オーダーの写真
プリントを収納することは困難である。
【0008】従って、結局ソーターを大型化しても、手
作業によって1オーダー当たりの写真プリントを幾つか
に分割し、プリント袋及びDP袋に収納しなければなら
ないが、今度は、分割して収納した写真プリントの1オ
ーダー単位の区分け作業が煩雑になり、作業の効率化が
図れない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、写真プリントの処理枚数の増加に対応して、写真
プリントを収納するプリント袋及びDP袋を自動的に追
加して袋詰処理を行う自動袋詰処理装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動袋詰
処理装置は、ネガフイルムを所定の長さにカットした短
尺ピースネガをネガシートに挿入し、このネガシートを
1オーダー単位にカットし、このカットされたネガシー
トを、画像毎にカットされ1オーダー毎に集められた写
真プリント及び宣伝広告用のチラシと共にプリント袋に
挿入し、このプリント袋を出荷用のDP袋に挿入する自
動袋詰処理装置において、1オーダーの前記写真プリン
トに記録された識別マークを読み取る写真プリント読取
手段と、前記写真プリントの枚数をカウントするカウン
ト手段と、前記写真プリントが排出されるストック部を
写真プリントに記録された識別マークを対応して記憶し
写真プリントを順次写真プリント排出部へ搬送する写真
プリント搬送手段と、1オーダーの先頭部の写真プリン
トが搬送されると写真プリントのオーダーと一致する前
記ネガシートが挿入されたプリント袋を供給し1オーダ
ーの先頭部でない写真プリントが搬送されるとプリント
袋のみを前記写真プリント排出部へ供給するプリント袋
供給手段と、前記写真プリントに記録された識別マーク
と同一の識別マークが記録された前記DP袋をストック
する第1のストック部と、前記識別マークが記録されて
いないDP袋をストックする第2のストック部と、前記
第1のストック部にストックされたDP袋の識別マーク
を読み取るDP袋読取手段と、前記ネガシートが挿入さ
れた前記プリント袋に記録された識別マークと前記DP
袋に記録された識別マークを照合し照合結果が一致する
と前記第1のストック部にストックされたDP袋をプリ
ント袋排出部へ供給し、その後前記写真プリントのオー
ダー枚数とカウントされた写真プリントの枚数が一致す
るまで前記第2のストック部にストックされたDP袋を
プリント袋排出部へ供給するDP袋供給手段と、を有す
ることを特徴としてる。
【0011】請求項2記載の自動袋詰処理装置は、第2
のストック部から供給されたDP袋へ前記DP袋読取手
段によって読み取られた識別マークをDP袋に記録する
DP袋記録手段を有することを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成の自動袋詰処理装置では、プリント処
理後のネガフイルムは、所定の長さにカットされ、短尺
ピースネガとしてネガシートに挿入される。このネガシ
ートは、1オーダー単位にカットされ、画像毎にカット
され1オーダー毎に集められた写真プリント及び宣伝広
告用のチラシと共にプリント袋に挿入される。最後にこ
のプリント袋が、出荷用のDP袋に挿入されて出荷され
る。
【0013】ここで、1オーダーの写真プリントの枚数
が、写真プリント搬送手段のストッカーの収容枚数以内
の場合、写真プリント読取手段が写真プリントに記録さ
れた識別マークを読み取り、1オーダーの写真プリント
が写真プリント搬送手段のストッカー内へ排出される。 この1オーダーの写真プリントが写真プリントの排出部
へ搬送されると、プリント袋供給手段によって写真プリ
ントのオーダーと一致するネガシート及び宣伝広告用の
チラシが挿入されたプリント袋が供給され、このプリン
ト袋に1オーダーの写真プリントが挿入される。次に、
第1のストック部から、識別マークが記録されたDP袋
がプリント袋排出部へ供給される。次に、DP袋読取手
段によってDP袋の識別マークを読み取り、プリント袋
に記録された識別マークと照合し、照合結果が一致する
と、プリント袋をDP袋に挿入し出荷する。
【0014】しかし、1オーダーの写真プリントの枚数
が、写真プリント搬送手段のストッカーの収容枚数より
多い場合、写真プリント読取手段が写真プリントに記録
された識別マークを読み取り、写真プリント搬送手段の
ストック部の収納枚数を見合う写真プリントをストック
部へ排出し、カウント手段で排出枚数をカウントする。 ここで、1オーダー単位の写真プリントの先頭である旨
をストック部と対応させて記憶する。次に、1オーダー
当たりの写真プリントの枚数とカウント枚数が一致する
まで、1オーダー単位の写真プリントであることをスト
ック部と対応させて記憶する。
【0015】次に、写真プリント搬送手段によって、1
オーダー当たりの先頭の写真プリントがストック部より
排出された場合は、プリント袋供給手段によって写真プ
リントのオーダーと一致するネガシート及び宣伝広告用
のチラシが挿入されたプリント袋が供給され、このプリ
ント袋に所定枚数の写真プリントが挿入される。次に、
第1のストック部から、識別マークが記録されたDP袋
がプリント袋排出部へ供給される。次に、DP袋読取手
段によってDP袋の識別マークを読み取り、プリント袋
に記録された識別マークと照合し、照合結果が一致する
と、プリント袋をDP袋に挿入する。
【0016】また、1オーダーの先頭以外の写真プリン
トがストック部より排出された場合は、プリント袋供給
手段によってプリント袋のみが供給され、このプリント
袋に所定枚数または所定枚数には足りない1オーダーの
残りの写真プリントが挿入される。次に、第2のストッ
ク部から、識別マークが記録されていないDP袋がプリ
ント袋排出部へ供給され、プリント袋が挿入される。そ
の後、DP袋記録手段によって、1オーダーの先頭の写
真プリントに記録された識別マークがDP袋に記録され
る。
【0017】なお、この操作は、1オーダーの写真プリ
ントの枚数とカウント枚数が一致するまで続けられる。
【0018】
【実施例】本実施例に係る自動袋詰処理10の全体構成
について説明する。
【0019】図1に示されるように、自動袋詰処理装置
10は写真プリントの焼付現像処理を行うラボ機器Rの
図面右側のボックス内へ設けられている。(ネガフィル
ムのカッター部及び挿入部)図1及び図2に示されるよ
うに、プリント処理が終了したネガフィルム12の先端
部には、図示されないIDナンバー(一例としてバーコ
ード、連続番号等)が記録されたシールS(図2参照)
が貼付され、搬送ローラー16によってカッター部32
へ搬送される。カッター部32は、一対のカッター上刃
92とカッター下刃94で構成されている。カッター上
刃92には、カッター作動用モーター96が連結されカ
ッター上刃92をネガフィルム12方向へ駆動させ、ネ
ガフィルム12を所定の長さ(通常6コマ)に切断する
と共に、第2の読取センサー34で読み取られたIDナ
ンバーの情報に基づいて、1オーダー単位のネガフィル
ム12の連結部を切断するようになっている。
【0020】このカッター部32と前後して、ネガフィ
ルム12をカッター部32へ搬送する搬送ローラー16
Aと、カッター部32で切断されたネガフィルム12(
短尺ピースネガ42)をネガシート38の挿入口に送り
出す送り出しローラー16Bが配置されている。搬送ロ
ーラー16A、16Bは、図示しないローラー軸に取付
けられたプーリーに巻き掛けられた搬送ベルト98によ
って、搬送用モーター100からの回転力が伝達されて
いる。カッター下刃94の右方には、撮影されていない
ネガフィルム12を排除する排出用ソレノイド102が
配設され、切断されたネガフィルム12の切れ端を、プ
レート101を傾斜させることによって下方へ落とすよ
うになっている。また、末端に配置された送り出しロー
ラー16B付近には、楔状とされた2枚のガイド板10
6の先端部がネガシート38の挿入口に常時挿入された
状態で配置されている。
【0021】なお、短尺ピースネガ42の先端部がネガ
シート38の挿入口に送り込まれるとき、エアポンプ4
4の圧縮空気が送風口46に排出され、ネガシート38
の挿入口を開くようになっている。
【0022】図2に示されるように、ネガシート38は
円筒状のネガシート供給ロール36に巻き取られている
。このネガシート供給ロール36は、支持用ローラー1
05で回動可能に支持されており、支持用ローラー10
5は、複数のギア108を介してシート引出し用モータ
ー110で回転されるようになっている。
【0023】ネガシート供給ロール36から引き出され
る長尺状のネガシート38には、短尺ピースネガ42を
収納するネガ収納部が幅方向に沿って連続して配列され
ている。このネガシート38は、ローラー112ヘルー
プ状に巻き掛けられ、ネガシート印字部40へ搬送され
る。このネガシート印字部40には、図示しない印字ヘ
ッドと駆動モーターが備えられており、ネガフィルム1
2に貼付されたシールSに記録されたIDナンバーを読
み取る第2の読取センサー34の信号に基づいて、ID
ナンバーを印字するようになっている。このIDナンバ
ーが印字されたネガシート38は、シート搬送モーター
114によって駆動される一対の搬送ローラー116に
よって、シートスリッター118へ送り出される。シー
トスリッター118の上下のユニットが接合する面には
、図示しない穿設機構が形成されており、スリッター駆
動用モーター120により、下側に配置されるユニット
が押し上げられると、ネガシート38にいわゆるミシン
目Mが各オーダー間へネガシート38の幅方向に沿って
形成されるようになっている。ミシン目Mが形成された
ネガシート38は、排出用モーター122によって駆動
される排出用ローラー124によって排出され、ローラ
ー126でループ状とされながら、ネガ折畳み部128
へ搬送される。 (ネガシート折畳み部)図2に示されるように、ネガシ
ート38の搬送部から搬送されたネガシート38は、一
対のローラー130に挟持搬送されて、ネガ折畳み部1
28へ至る。ローラー130の搬送方向側には、ネガシ
ート38のミシン目を検出するミシン目検出センサー1
32が配置されている。このミシン目検出センサー13
2がミシン目を検出すると、この検出信号に基づいてロ
ーラー130はネガシート38を挟持した状態で停止す
るようになっている。従って、ネガシート38は、ネガ
折畳み部128に配置される折畳みローラー134で引
っ張られ、ミシン目Mから切断される(図3参照)。
【0024】図4に示されるように、ミシン目Mから切
断され1オーダー単位とされたネガシート38の先端部
は、折畳みローラー134に挟持搬送され、第1のスト
ッパー部136に挿入される。第1のストッパー部13
6は、2枚の矩形状のプレートでネガシート38の挿入
部138が形成されている。挿入部138の挿入口14
0の先端部には、折畳みローラー134から搬送される
ネガシート38を案内するため、折畳みローラー134
側に湾曲するR部142が設けられている。また挿入部
138の末端には、係止部144が設けられている。こ
の係止部144は、位置変更用モーター146によって
駆動され、挿入部138と平行に配置されたねじ軸14
8に沿って移動するようになっている。
【0025】また、折畳みローラー134の下方には、
折畳みローラー134の一方とで、ネガシート38の中
間部を挟持搬送する案内ローラー150が配置されてい
る。この案内ローラー150の搬送側には、ネガシート
38の中間部が挿入される第2のストッパー部152が
設けられている。この第2のストッパー部152も第1
のストッパー部136と同様に、挿入部154の末端に
係止部156が設けられ、位置変更用モーター158で
駆動されるようになっている。また第2のストッパー部
152の挿入口160にも、案内ローラー150から搬
送されるネガシート38の中間部を案内するため、案内
ローラー150側に湾曲するR部162が設けられてい
る。
【0026】案内ローラー150のローラー軸164に
はプーリー166が取付けられており、折畳み用モータ
ー168の駆動力がタイミングベルト170を介して伝
達されるようになっている。またローラー軸164には
、プーリー172が固定されている。このプーリー17
2とネガシート38の受皿174の上方に配置されるプ
ーリー176とには搬送用ベルト178が巻き掛けてあ
る。また、この搬送用ベルト178と対向して下方にも
、同様に搬送用ベルト178が配置され、これらによっ
て、折り畳まれたネガシート38を挟持して受皿174
に向かって搬送するようになっている。 (ネガシート搬送部)図3及び図4に示されるように、
受皿174は、図示しない回動用モーターでネガシート
38の排出部とネガシート38の搬送部との間を旋回可
能とされている。受皿174に載置されたネガシート3
8は、移動用モーター180で駆動する押し板182に
よって、ベルトコンベア184へ送り込まれる。このベ
ルトコンベア184は、シート搬送用モーター186で
駆動される複数のローラー188と、このローラー18
8に巻き掛けられる搬送ベルト190で構成されており
、順次折り畳まれたネガシート38を搬送ユニット19
2方向へ送り出して行くようになっている。 (チラシ及びネガシート挿入部)図3に示されるように
、搬送ユニット192は、プレート状の搬送路194の
上面に位置し、搬送路194の上方は、チラシ86がス
トックされるチラシ給紙台196が配設されている。 このチラシ給紙台196は、搬送路194に対して所定
角度の傾斜をもって取付けられている。従って、チラシ
給紙台196に載置されるチラシ86は、断面形状がL
型のエンドプレート198とチラシ86との自重によっ
て、呼出ローラー200に向かって送り出されるように
なっている。呼出ローラー200は、呼出モーター20
1によって駆動され、チラシ86を搬送ユニット192
に向かって挟持搬送するようになっている。搬送ユニッ
ト192には、チラシ86とネガシート38を検出する
積載検出センサー195が備えられている。積載検出セ
ンサー195がチラシ86及びネガシート38を検出す
ると、搬送ユニット192は、搬送路194の中央部に
形成された矩形状のガイド孔202に案内され、矢印A
方向に移動するようになっている。また搬送ユニット1
92の下方には、第3の読取センサー76が配置され、
ネガシート38に印字されたIDナンバーを読み取るよ
うになっている。 (プリント袋供給部)搬送路194の下流側には、プリ
ント袋80をストックするプリント袋給紙台204が配
置されている。このプリント袋給紙台204のプリント
袋80の送り出し方向の先端部は、搬送路194に向か
って張出し、さらに搬送路194の下流側に接近してい
る。従って、呼出モーター207に駆動される呼出ロー
ラー206によって、プリント袋給紙台204から送り
出されたプリント袋80は、搬送路194の下流側で保
持されるようになっている。この時プリント袋80には
、プリント袋印字部78によって、第3の読取センサー
76で読み取られたIDナンバーが印字される。さらに
、IDナンバーが印字されたプリント袋80の開口部に
は、搬送ユニット192の先端部が挿入され、チラシ8
6及びネガシート38が挿入されるようになっている。
【0027】また、呼出モーター207は、制御装置3
0に接続されており、出力信号に基づいてネガシート3
6及びチラシ86が挿入されていないプリント袋80の
みを排出部へ供給するようになっている。
【0028】搬送路194から排出されたプリント袋8
0は、写真プリント72の排出部へ設けられた係止板2
14に保持される。この係止板214には、プリント袋
80に印字されたIDナンバーを読み取る第4の読取セ
ンサー88が設けられている。また、係止板214の上
方には、写真プリント72が挿入される挿入ガイド21
5が配置されている。この挿入ガイド215は挿入用モ
ーター218によって駆動する挿入レバー216によっ
て、プリント袋80の挿入口方向へ移動するようになっ
ている。 (写真プリント処理機構)図5に示されるように、印画
紙28は供給リール50に巻かれ長尺状とされている。 この印画紙28は、搬送ローラー52によって、プリン
ター部26に搬送されてネガフイルム12上の画像が焼
付られる。プリンター部26は、レンズ20、露光マス
ク18、ミラーボックス22及び露光ランプ24から構
成されている。この時の露光条件等は、制御装置30で
ネガフィルム12の濃淡等に合わせて自動調整されてい
る。
【0029】焼付が終了した印画紙28の裏面には、裏
印字ヘッド54によって、第1の読取センサー56で読
み取られた各オーダー毎のネガフイルム12の先端に取
付けられたIDナンバーが印字される(図5参照)。次
に印画紙28は、リザーバー部58を経てプロセッサー
部60に配置される発色現像槽62、漂白定着槽64及
びリンス槽66で順次現像処理され、乾燥部68で乾燥
処理される。次に、印画紙28は、カッター部70に搬
送されると、画像毎に切断され、写真プリント72とし
て、ストッカー71へオーダー単位の束としてストック
される。カッター部70には、写真プリント72のID
ナンバーを読み取る写真プリント読取センサー69が備
えられている。ストッカー71は図示しない駆動手段に
よって駆動され、ストックされた写真プリント72を、
ソーター74のストック部73に排出するようになって
いる(図5参照)。ここで、制御装置30は、ソーター
74に設けられたストック部73と写真プリント72の
IDナンバーとを対応して記録するようになっている。 (ソーター部)図3に示されるように、ソーター74は
、駆動ローラー224とこれに巻き掛けられた搬送ベル
ト226により構成されている。駆動ローラー224は
図示しない駆動源により、写真プリント72の排出部に
向かって搬送ベルト226を移動させるようになってい
る。この搬送ベルト226上には、複数のストック部7
3を形成する仕切り板228が設けられている。図3に
示されるように、ソーター74のストック部73へ排出
された写真プリント72は、写真プリントの排出部へ搬
送され、駆動モーター233で駆動される排出レバー2
35によって、挿入ガイド215へ投入される。 (DP袋供給部)図3に示されるように、係止板214
の下方には、搬送モーター219で駆動されるベルトコ
ンベア220が配置されている。このベルトコンベア2
20の下流部にはDP袋90、91の下端を挟持するク
ランプ222が設けられている。このクランプ222の
基部には、送りねじ230が螺合している。この送りね
じ230は、電動モーター232によって回転され、ク
ランプ222に挟持されたDP袋90、91を排出ベル
ト245の搬送部に向かって搬送するようになっている
。クランプ222の上方には、DP袋90、91の表面
と対峙する位置に印字ユニット234が設けられ、制御
装置30の出力信号に基づきIDナンバーを印字するよ
うになっている。
【0030】また、クランプ222の図面左方には、I
Dナンバーが印字されたDP袋90とIDナンバーが印
字されない追加用のDP袋91をストックするストック
部としてのボックス236、238が形成されている。 このボックス236、238の前面壁は切り取られ、エ
アー吸盤240がDP袋90、91の表面に吸着できる
ようになっている。エアー吸盤240は、図示しないコ
ンプレッサーにより吸引力を付与されモーター244で
駆動される送りねじ241にガイドされ移動可能とされ
ている。エアー吸盤240の下方には、DP袋90に印
字されたIDナンバーと対応する位置にバーコードリー
ダー242が配置され、DP袋90のIDナンバーを読
み取るようになっている。なお、この排出ベルト245
の搬出口には、図示しない受皿が配置され、1オーダー
単位のDP袋90、91が集積されて、クリップ等で結
束されるようになっている。
【0031】次に、本実施例に係る自動袋詰処理装置の
作用について説明する。プリント処理が終了したネガフ
イルム12は、カッター部32に搬送される。ここで、
各オーダー毎にネガフイルム12の先端に取付けられた
IDナンバーを読み取る第2の読取センサー34でID
ナンバーが読み取られると、制御装置30に信号が送ら
れ、制御装置30に接続されるネガシート印字部40に
よって、ネガシート供給ロール36に巻き取られたネガ
シート38へ、IDナンバーが印字される(図5参照)
【0032】カッター部32で切断されたネガフイルム
12は、短尺ピースネガ42として、送り込み用ソレノ
イド48によって、ネガシート38内へ収納される。
【0033】次に、ネガシート38はミシン目Mに沿っ
て、1オーダー単位にカットされ、折畳み部128で折
り畳まれて(図4参照)、搬送ユニット192に搬送さ
れる。ここで、ネガシート38のIDナンバーは、第3
の読取センサー76で読み取られ、その信号が制御装置
30に送られる(図5参照)。次に、ネガシート38は
宣伝広告用のチラシ86と共に、搬送ユニット192に
よってプリント袋80に挿入される。次に、このプリン
ト袋80には、制御装置30に接続されるプリント袋印
字部78によって、IDナンバーが印字される(図3参
照)。
【0034】一方、焼付が終了した印画紙28の裏面に
は、裏印字ヘッド54によって、第1の読取センサー5
6で読み取られたネガフイルム12の先端に取付けられ
たIDナンバーが印字される。このとき、制御装置30
は、IDナンバーと焼付枚数とを対応させて記憶する。 次に印画紙28は、プロセッサー部60で順次現像処理
され、乾燥部68で乾燥処理される(図5参照)。
【0035】以下、写真プリント72の処理枚数の増加
に対応するための手段がどのように作動するかを、図8
及び図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0036】自動袋詰処理装置の電源をオンすると図8
のメインルーチンが実行される。ステップ300におい
て、写真プリント読取センサー69が写真プリント72
の裏側に印字されたIDナンバーを検出したか否かを判
断する。次に、ステップ302でIDナンバーに対応す
る焼付枚数Lを読み込む。次にステップ304でカウン
ターのカウント値Aを0にする。さらに、ステップ30
6でフラグを0にする。次に、ステップ308で搬送ロ
ーラー52を駆動させ印画紙28を搬送し、カッター部
70で印画紙28を1画像分に切断して写真プリント7
2としてストッカー71に排出する。次にステップ31
0でカウンターのカウント値をカウントアップし、ステ
ップ312でカウント値Aが、IDナンバーに対応する
焼付枚数Lと一致したか否かを判断する。A=Lの場合
、ステップ316に移行する。A≠Lの場合、ステップ
314でカウント値AがSの倍数か否かを判断する。 なお、ここでSとは、ソーター74のストック部73が
写真プリント72を収納できる収納限度枚数(通常50
枚)とする。
【0037】ステップ314でカウント値AがSの倍数
でない場合、ステップ308に戻り、ステップ312ま
たはステップ314の判定が肯定されるまで、ステップ
308乃至ステップ314を繰り返す。また、ステップ
314でカウント値AがSの倍数になった場合、ステッ
プ316でストッカー71を駆動し、ソーター74のス
トック部73に写真プリント72の束を排出する。次に
ステップ318でフラグが0か否かを判断する。フラグ
が0の場合、ステップ320で写真プリント72の束が
IDナンバーで識別されるオーダーの先頭であることを
ソーター74のストック部73の位置と対応させて記憶
し、ステップ322でフラグを1にする。ステップ31
8でフラグが0でない場合、ステップ324で写真プリ
ント72の束が1オーダーの先頭でないことをソーター
74のストック部73の位置と対応させて記憶する。次
にステップ326で後述する袋詰処理を行い、ステップ
328でカウント値Aが、IDナンバーに対応する焼付
枚数Lと一致するか否かを判断する。ここで、A=Lの
場合、ステップ300へ戻り、上記処理を繰り返す。A
≠Lの場合は、1オーダーの写真プリントの焼付枚数L
が収納限度枚数Sよりも大きい場合である。この時は、
ステップ308に戻り、搬送ローラー52を駆動させ印
画紙28を搬送させる。
【0038】従って、上記処理を繰り返すことにより、
1オーダーの写真プリント72の焼付枚数Lが収納限度
枚数Sよりも大きい場合、写真プリント72がストック
部73に分割されて搬送されても、IDナンバーによっ
て区別される1オーダー単位の写真プリント72を明確
に区分することができる。
【0039】次に、袋詰処理を図9に示すフローチャー
トに従って説明する。ステップ330で、次にプリント
袋80に挿入する写真プリント72の束が1オーダーの
先頭であるか否かを判断する。この判断は、メインルー
チンでストック部73の位置と対応させて記憶したデー
ターに基づいて行われる。
【0040】写真プリント72の束が1オーダーの先頭
である場合、ステップ332で搬送ユニット192を駆
動し、プリント袋80へネガシート38及びチラシ86
を挿入する。次に、ステップ334でプリント袋にネガ
シート38と同一のIDナンバーをプリント袋印字部7
8で記録する。ステップ336でこのプリント袋80を
排出部へ搬送する。次に、ステップ338で排出レバー
235を駆動し、写真プリント72の束を挿入ガイド2
15に投入する。ステップ340で写真プリント72と
プリント袋80に記録されたIDナンバーを照合する。 IDナンバーが一致しない場合には、ステップ342で
ブザーを鳴らし、ステップ343で装置を停止して処理
を終了する。IDナンバーが一致した場合、ステップ3
44で挿入ガイド215を介して写真プリント72をプ
リント袋80に挿入する。次にステップ346において
ボックス236からDP袋90をエアー吸盤240で吸
着し排出部へ搬送すると共にバーコードリーダー242
でDP袋90のIDナンバーを読み込む。次にステップ
348でプリント袋80とDP袋90のIDナンバーを
照合する。照合結果が一致しない場合は、ステップ35
0でブザーを鳴らし、ステップ351で装置を停止して
処理を終了する。照合結果が一致する場合は、ステップ
352でDP袋90にプリント袋80を挿入する。次に
ステップ354で搬出ベルト245方向へDP袋90を
搬送し、メインルーチンに戻る。
【0041】また、ステップ330で、写真プリント7
2の束が1オーダーの先頭でない場合、ステップ356
でプリント袋80のみを排出部へ搬送する。次にステッ
プ358で排出レバー235を駆動し、写真プリント7
2の束を挿入ガイド215に投入する。次にステップ3
60で、挿入ガイド215を介して写真プリント72を
プリント袋80に挿入する。次にステップ362におい
てボックス238からDP袋91をエアー吸盤240で
吸着し排出部へ搬送すると共に印字ユニット234でD
P袋91のIDナンバーを印字する。次にステップ36
4でDP袋91にプリント袋80を挿入する。次にステ
ップ354で搬出ベルト245方向へへDP袋91を搬
送し、メインルーチンに戻る。
【0042】最後に、DP袋90、91は排出ベルト2
44で装置外へ搬送され、図示しない受皿へ1オーダー
単位のDP袋90、91が集積され、クリップ等で結束
される。
【0043】従って、上記処理を繰り返すことにより、
1オーダーの写真プリント72の焼付枚数Lがプリント
袋80及びDP袋90の収納枚数よりも多い場合でも、
プリント袋80及びDP袋91が自動的に追加されるの
で、手作業に切り換える必要がない。
【0044】また、DP袋91には、DP袋90を同一
のIDナンバーが印字され、さらに1オーダー単位に結
束されるので、オーダー別の区分けが容易に行え作業効
率が向上する。
【0045】なお、本実施例では、写真プリント72に
裏印字ヘッド54で裏印字を施したが、これに限られず
、IDナンバー露光焼付、IDナンバーホールパンチま
たはIDナンバーラベル貼付ける等によって、照合して
もよい。
【0046】さらに、写真プリント72にIDナンバー
を記録しなくても、1オーダー単位の写真プリント枚数
情報、1オーダー単位の写真プリントカット枚数情報、
ソーター移動位置情報等によって、照合してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
袋詰処理装置は、写真プリントの処理枚数が多い時、プ
リント袋及びDP袋が追加され自動的に写真プリントが
挿入されるので、写真プリントの処理枚数の増加に対応
できる。
【0048】また、増加した写真プリントを収納する追
加のDP袋には、ネガフィルムが挿入されたDP袋と同
一のIDナンバーが印字されるので、簡単に1オーダー
毎に区分することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動袋詰処理装置が組み込まれた
ラボ機器の全体概略図である。
【図2】本発明に係る自動袋詰処理装置のネガフィルム
挿入部を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る自動袋詰処理装置のプリント袋供
給部及びDP袋供給部を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る自動袋詰処理装置の折り畳部を示
した斜視図である。
【図5】本発明に係る自動袋詰処理装置全体の流れを示
したブロック図である。
【図6】本発明に係る自動袋詰処理装置の写真プリント
の枚数増加に対する制御方法を示しフローチャートであ
る。
【図7】本発明に係る自動袋詰処理装置の写真プリント
の枚数増加に対するプリント袋及びDP袋の追加制御方
法を示しフローチャートである。
【符号の説明】
30    制御装置 69    写真プリント読取センサー(写真プリント
読取手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ネガフイルムを所定の長さにカットし
    た短尺ピースネガをネガシートに挿入し、このネガシー
    トを1オーダー単位にカットし、このカットされたネガ
    シートを、画像毎にカットされ1オーダー毎に集められ
    た写真プリント及び宣伝広告用のチラシと共にプリント
    袋に挿入し、このプリント袋を出荷用のDP袋に挿入す
    る自動袋詰処理装置において、1オーダーの前記写真プ
    リントに記録された識別マークを読み取る写真プリント
    読取手段と、前記写真プリントの枚数をカウントするカ
    ウント手段と、前記写真プリントが排出されるストック
    部を写真プリントに記録された識別マークを対応して記
    憶し写真プリントを順次写真プリント排出部へ搬送する
    写真プリント搬送手段と、1オーダーの先頭部の写真プ
    リントが搬送されると写真プリントのオーダーと一致す
    る前記ネガシートが挿入されたプリント袋を供給し1オ
    ーダーの先頭部でない写真プリントが搬送されるとプリ
    ント袋のみを前記写真プリント排出部へ供給するプリン
    ト袋供給手段と、前記写真プリントに記録された識別マ
    ークと同一の識別マークが記録された前記DP袋をスト
    ックする第1のストック部と、前記識別マークが記録さ
    れていないDP袋をストックする第2のストック部と、
    前記第1のストック部にストックされたDP袋の識別マ
    ークを読み取るDP袋読取手段と、前記ネガシートが挿
    入された前記プリント袋に記録された識別マークと前記
    DP袋に記録された識別マークを照合し照合結果が一致
    すると前記第1のストック部にストックされたDP袋を
    プリント袋排出部へ供給し、その後前記写真プリントの
    オーダー枚数とカウントされた写真プリントの枚数が一
    致するまで前記第2のストック部にストックされたDP
    袋をプリント袋排出部へ供給するDP袋供給手段と、を
    有することを特徴とする自動袋詰処理装置。
  2. 【請求項2】  前記第2のストック部から供給された
    DP袋へ前記DP袋読取手段によって読み取られた識別
    マークをDP袋に記録するDP袋記録手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の自動袋詰処理装置。
JP8657591A 1991-04-18 1991-04-18 自動袋詰処理装置 Pending JPH04318847A (ja)

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JP8657591A JPH04318847A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 自動袋詰処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0710883A1 (de) * 1994-11-02 1996-05-08 CeWe Color AG & Co. Verfahren zur Zugabe eines Informationsträgers zu einem von einem Fotofinisher-Labor erstellten Auftragsergebnis

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0710883A1 (de) * 1994-11-02 1996-05-08 CeWe Color AG & Co. Verfahren zur Zugabe eines Informationsträgers zu einem von einem Fotofinisher-Labor erstellten Auftragsergebnis

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