JPH04317935A - 非磁性金属板の取出装置 - Google Patents
非磁性金属板の取出装置Info
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- JPH04317935A JPH04317935A JP14425291A JP14425291A JPH04317935A JP H04317935 A JPH04317935 A JP H04317935A JP 14425291 A JP14425291 A JP 14425291A JP 14425291 A JP14425291 A JP 14425291A JP H04317935 A JPH04317935 A JP H04317935A
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウムなどの
非磁性金属板(ブランク材)が積み重ねられたスタック
から1枚ずつ非磁性金属板(ブランク材)を取り出すた
めの取出装置に関し、確実に1枚ずつ取出して高速での
プレス成形を可能とするものである。
非磁性金属板(ブランク材)が積み重ねられたスタック
から1枚ずつ非磁性金属板(ブランク材)を取り出すた
めの取出装置に関し、確実に1枚ずつ取出して高速での
プレス成形を可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムなどの非磁性材料を用いた
プレス成形も多用されるようになっており、例えば自動
車のボデー部品などにおいても従来の鉄板に代わりアル
ミニウム板を用いるプレス成形も徐々に行われるように
なってきている。このようなアルミニウム板を用いて自
動車のボデー部品をプレス成形する場合には、所定の大
きさに切断されたブランク材を1ロット分などに積み重
ねたスタックを用意し、このスタックからブランク材を
1枚ずつプレスラインに送り出すようにする必要がある
。
プレス成形も多用されるようになっており、例えば自動
車のボデー部品などにおいても従来の鉄板に代わりアル
ミニウム板を用いるプレス成形も徐々に行われるように
なってきている。このようなアルミニウム板を用いて自
動車のボデー部品をプレス成形する場合には、所定の大
きさに切断されたブランク材を1ロット分などに積み重
ねたスタックを用意し、このスタックからブランク材を
1枚ずつプレスラインに送り出すようにする必要がある
。
【0003】このため、従来からデスタック装置(取出
装置)が用いられ、例えば鉄板のブランク材の場合には
、種々の装置が提案されており、特公昭61−1186
0号公報には、その概要を図5に示すように、磁性ブラ
ンク材であることから電磁石1を用いその通電時間を調
整して余分なブランク材Bを吊り上げないように構成し
たものが開示されるとともに、鉄板を1枚ずつ引き離す
方法としてその側面に永久磁石を当てることで鉄板自体
を磁化させ、その反発力を利用して1枚ずつ引き離すマ
グネットフロータが有効であるとされている。さらに、
実公昭61−39710号公報には、その概要を図6に
示すように、バキュームカップ2を用いてブランク材B
を吸着するように構成したものが開示されている。
装置)が用いられ、例えば鉄板のブランク材の場合には
、種々の装置が提案されており、特公昭61−1186
0号公報には、その概要を図5に示すように、磁性ブラ
ンク材であることから電磁石1を用いその通電時間を調
整して余分なブランク材Bを吊り上げないように構成し
たものが開示されるとともに、鉄板を1枚ずつ引き離す
方法としてその側面に永久磁石を当てることで鉄板自体
を磁化させ、その反発力を利用して1枚ずつ引き離すマ
グネットフロータが有効であるとされている。さらに、
実公昭61−39710号公報には、その概要を図6に
示すように、バキュームカップ2を用いてブランク材B
を吸着するように構成したものが開示されている。
【0004】ところが、これらのデスタック装置のうち
電磁石1やマグネットフロータを用いる前者では、デス
タックする対象が磁性材に限られ、非磁性材のアルミニ
ウム板に適用して電磁石1で吊り上げたり、引き離すこ
とができない。また、バキュームカップ2を用いる後者
の場合にあっても、アルミニウム板の場合には、鉄板の
場合と異なり、酸化し易く、傷がつきやすいため積重ね
てスタックSとする前に予め洗浄し、絞り加工のため成
形油を塗布するようにしており、成形油によってブラン
ク材B同志が張り付いた状態となって1枚ずつ取り出す
ことが難しい。
電磁石1やマグネットフロータを用いる前者では、デス
タックする対象が磁性材に限られ、非磁性材のアルミニ
ウム板に適用して電磁石1で吊り上げたり、引き離すこ
とができない。また、バキュームカップ2を用いる後者
の場合にあっても、アルミニウム板の場合には、鉄板の
場合と異なり、酸化し易く、傷がつきやすいため積重ね
てスタックSとする前に予め洗浄し、絞り加工のため成
形油を塗布するようにしており、成形油によってブラン
ク材B同志が張り付いた状態となって1枚ずつ取り出す
ことが難しい。
【0005】このため、アルミニウム板を用いる場合に
は、例えば図2に示すように、ブランク材Bの両端部に
位置する1組のバキュウムカップ3,3とその内側に位
置するもう1組のバキュームカップ4,4を設け、外側
の1組のバキュームカップ3,3で吸着して両側をめく
るようにした後、その隙間に空気ノズルから圧縮空気を
吹込んで1枚ずつ引き離し、もう1組のバキュームカッ
プ4,4で吸着して吊り上げるようにしている。
は、例えば図2に示すように、ブランク材Bの両端部に
位置する1組のバキュウムカップ3,3とその内側に位
置するもう1組のバキュームカップ4,4を設け、外側
の1組のバキュームカップ3,3で吸着して両側をめく
るようにした後、その隙間に空気ノズルから圧縮空気を
吹込んで1枚ずつ引き離し、もう1組のバキュームカッ
プ4,4で吸着して吊り上げるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、2組のバキ
ュームカップ3,4を用いることで、単にバキュームカ
ップ2(図6)で吸着する場合に比べ、剥がすようにで
きることからデスタックが容易となるものの十分な分離
力が得られず、特に成形油が塗布されている場合には、
鉄板の場合に比べ一層確実かつ極短時間に1枚ずつデス
タックすることが難しい。このため高速でのブランク材
Bの送り出しが出来ず、プレス成形の効率低下を招いて
しまうという問題がある。特に、自動車のボデー部品の
プレス成形ラインでは、通常の大部分は鉄板のプレス成
形を行い、ある期間のみアルミニウム板のプレス成形を
行うようにしているため、一層プレスの可動率の問題が
顕著になってしまう。この発明は、かかる従来技術の問
題点に鑑みてなされたもので、油などで張り付いた状態
の非磁性金属板のブランク材であっても極短時間に確実
に1枚ずつ剥がし、高速で送り出すことができる非磁性
金属板の取出装置を提供しようとするものである。
ュームカップ3,4を用いることで、単にバキュームカ
ップ2(図6)で吸着する場合に比べ、剥がすようにで
きることからデスタックが容易となるものの十分な分離
力が得られず、特に成形油が塗布されている場合には、
鉄板の場合に比べ一層確実かつ極短時間に1枚ずつデス
タックすることが難しい。このため高速でのブランク材
Bの送り出しが出来ず、プレス成形の効率低下を招いて
しまうという問題がある。特に、自動車のボデー部品の
プレス成形ラインでは、通常の大部分は鉄板のプレス成
形を行い、ある期間のみアルミニウム板のプレス成形を
行うようにしているため、一層プレスの可動率の問題が
顕著になってしまう。この発明は、かかる従来技術の問
題点に鑑みてなされたもので、油などで張り付いた状態
の非磁性金属板のブランク材であっても極短時間に確実
に1枚ずつ剥がし、高速で送り出すことができる非磁性
金属板の取出装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明の非磁性金属板の取出装置
は、積重ねられた非磁性金属板を真空吸着機構で吸着し
て取出す非磁性金属板の取出装置において、積重ねられ
た非磁性金属板の側方に磁束を形成する磁束発生機構を
設けるとともに、積重ねられた非磁性金属板の最上部に
前記磁束発生機構の磁束と電流とによって最上部の非磁
性金属板に上昇力を発生させる電流発生器を設ける一方
、これら積重ねられた非磁性金属板を剥がすように圧縮
空気を吹込む空気ノズルを設けたことを特徴とするもの
である。また、この発明の非磁性金属板の取出装置は、
前記電流発生器を最上部の非磁性金属板に当接させる電
極と直流電源と、この直流電源の供給を制御する制御器
とで構成したことを特徴とするものである。さらに、こ
の発明の非磁性金属板の取出装置は、前記電流発生器を
最上部の非磁性金属板と非接触状態に保持されて渦電流
を発生する渦電流発生器と直流電源と、この直流電源に
より渦電流を制御する渦電流制御器とで構成したことを
特徴とするものである。
題を解決するため、この発明の非磁性金属板の取出装置
は、積重ねられた非磁性金属板を真空吸着機構で吸着し
て取出す非磁性金属板の取出装置において、積重ねられ
た非磁性金属板の側方に磁束を形成する磁束発生機構を
設けるとともに、積重ねられた非磁性金属板の最上部に
前記磁束発生機構の磁束と電流とによって最上部の非磁
性金属板に上昇力を発生させる電流発生器を設ける一方
、これら積重ねられた非磁性金属板を剥がすように圧縮
空気を吹込む空気ノズルを設けたことを特徴とするもの
である。また、この発明の非磁性金属板の取出装置は、
前記電流発生器を最上部の非磁性金属板に当接させる電
極と直流電源と、この直流電源の供給を制御する制御器
とで構成したことを特徴とするものである。さらに、こ
の発明の非磁性金属板の取出装置は、前記電流発生器を
最上部の非磁性金属板と非接触状態に保持されて渦電流
を発生する渦電流発生器と直流電源と、この直流電源に
より渦電流を制御する渦電流制御器とで構成したことを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】この非磁性金属板の取出装置によれば、非磁性
金属板であっても電気的には導体であることから非磁性
金属板に電流発生器で電流を流し、この電流と外部から
の磁束発生機構による磁束によってフレミングの法則に
基づく上昇力を非磁性金属板に発生させ、この力に空気
ノズルからの圧縮空気による力を加えて非磁性金属板を
引き離すようにしており、確実に1枚ずつ取出して送出
すことができるようにしている。また、電流発生器を電
極と直流電源とその制御器とで構成するようにしており
、電極を接触させて電流を流し、この電流を制御器で短
時間に断続するなどすれば、一層確実に1枚ずつ非磁性
金属板を取り出すことができる。さらに、電流発生器を
渦電流発生器と直流電源とすることで、非磁性金属板と
非接触状態で渦電流を流すことができ、この渦電流を渦
電流制御器で断続するなどの制御によっても一層確実に
1枚ずつ非磁性金属板を取り出すことができる。
金属板であっても電気的には導体であることから非磁性
金属板に電流発生器で電流を流し、この電流と外部から
の磁束発生機構による磁束によってフレミングの法則に
基づく上昇力を非磁性金属板に発生させ、この力に空気
ノズルからの圧縮空気による力を加えて非磁性金属板を
引き離すようにしており、確実に1枚ずつ取出して送出
すことができるようにしている。また、電流発生器を電
極と直流電源とその制御器とで構成するようにしており
、電極を接触させて電流を流し、この電流を制御器で短
時間に断続するなどすれば、一層確実に1枚ずつ非磁性
金属板を取り出すことができる。さらに、電流発生器を
渦電流発生器と直流電源とすることで、非磁性金属板と
非接触状態で渦電流を流すことができ、この渦電流を渦
電流制御器で断続するなどの制御によっても一層確実に
1枚ずつ非磁性金属板を取り出すことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1および図2はこの発明の非磁性金属
板の取出装置の一実施例にかかリ、図1は全体構成図、
図2は動作説明図である。この非磁性金属板の取出装置
10は、磁性金属板や非磁性金属板のブランク材Bの区
別無く吸着することができる上下動可能なバキュームカ
ップ11を備えている。このバキュームカップ11はブ
ランク材Bが積み重ねられたスタックSの上部に設置さ
れており、ブランク材Bの送り方向両端部とその内側の
2組、少なくとも4つのバキュームカップ11a,11
a,11b,11bで構成され、ブランク材Bの幅に応
じて各組のバキュームカップ11aまたは11bがブラ
ンク材Bの送り直角方向に増設される。すなわち、スタ
ックSの上方には、フレーム12が固設され、このフレ
ーム12に昇降シリンダ13を介して上下動される昇降
フレーム14が設けられ、さらに、この昇降フレーム1
4に調整シリンダ15を介してそれぞれのバキュームカ
ップ11が上下方向位置を調整できるように取付けられ
ている。このようなバキュームカップ11の下方には、
スタックSの支持機構16が設けられ、搬送機構17と
昇降機構18で構成されており、搬送機構17によって
スタックSがブランク材Bの送り方向と直角方向に搬送
されるとともに、昇降機構18によってブランク材Bの
送り出しにともなって低くなるスタックSを上昇させ、
スタックSの最上部がほぼ一定になるようにする。
細に説明する。図1および図2はこの発明の非磁性金属
板の取出装置の一実施例にかかリ、図1は全体構成図、
図2は動作説明図である。この非磁性金属板の取出装置
10は、磁性金属板や非磁性金属板のブランク材Bの区
別無く吸着することができる上下動可能なバキュームカ
ップ11を備えている。このバキュームカップ11はブ
ランク材Bが積み重ねられたスタックSの上部に設置さ
れており、ブランク材Bの送り方向両端部とその内側の
2組、少なくとも4つのバキュームカップ11a,11
a,11b,11bで構成され、ブランク材Bの幅に応
じて各組のバキュームカップ11aまたは11bがブラ
ンク材Bの送り直角方向に増設される。すなわち、スタ
ックSの上方には、フレーム12が固設され、このフレ
ーム12に昇降シリンダ13を介して上下動される昇降
フレーム14が設けられ、さらに、この昇降フレーム1
4に調整シリンダ15を介してそれぞれのバキュームカ
ップ11が上下方向位置を調整できるように取付けられ
ている。このようなバキュームカップ11の下方には、
スタックSの支持機構16が設けられ、搬送機構17と
昇降機構18で構成されており、搬送機構17によって
スタックSがブランク材Bの送り方向と直角方向に搬送
されるとともに、昇降機構18によってブランク材Bの
送り出しにともなって低くなるスタックSを上昇させ、
スタックSの最上部がほぼ一定になるようにする。
【0010】このような支持機構16で支持されたスタ
ックSから非磁性金属板のブランク材Bを1枚ずつ引き
離すため、この非磁性金属板の取出装置10では、フレ
ミングの法則の磁束Φと電流Iと電磁力Fとの関係を利
用しており、発生する電磁力Fを非磁性金属板のブラン
ク材Bの分離力とする。すなわち、非磁性金属板であっ
ても電気的には、導体であり、電流Iを流すことができ
るとともに、磁界を形成することができる。
ックSから非磁性金属板のブランク材Bを1枚ずつ引き
離すため、この非磁性金属板の取出装置10では、フレ
ミングの法則の磁束Φと電流Iと電磁力Fとの関係を利
用しており、発生する電磁力Fを非磁性金属板のブラン
ク材Bの分離力とする。すなわち、非磁性金属板であっ
ても電気的には、導体であり、電流Iを流すことができ
るとともに、磁界を形成することができる。
【0011】そこで、磁束Φを形成するための機構とし
て、スタックSの上部の送り方向上流側に磁束発生機構
を構成する永久磁石19が設けられており、ブランク材
Bの送り方向と平行な磁束Φを形成する。なお、この永
久磁石19は磁性金属板のブランク材Bに対してはマグ
ネットフロータとして機能させ、永久磁石19を接触さ
せてそれぞれのブランク材を磁化し、1枚ずつ引き離す
のにも利用される。
て、スタックSの上部の送り方向上流側に磁束発生機構
を構成する永久磁石19が設けられており、ブランク材
Bの送り方向と平行な磁束Φを形成する。なお、この永
久磁石19は磁性金属板のブランク材Bに対してはマグ
ネットフロータとして機能させ、永久磁石19を接触さ
せてそれぞれのブランク材を磁化し、1枚ずつ引き離す
のにも利用される。
【0012】ブランク材Bに電流Iを流す機構として電
流発生器20が設けられる。この電流発生器20として
は、例えば図3に示すように、ブランク材Bに直接電流
Iを流す方式と、図4に示すように、ブランク材Bと非
接触状態として渦電流を発生させることによって電流I
を流す方式などがある。直接電流Iを流す方式では、電
流発生器20は2つの電極21,22と直流電源23及
び制御器24とで構成され、2つの電極21,22を最
上部のブランク材Bに押し当て、直流電源23から供給
される電流を制御器24で制御し、例えば直流電流を断
続して供給する。すると、磁束Φと電流Iの方向によっ
て上方への電磁力Fを得ることができ、電流Iを断続し
た場合には、電流Iの流れる間、電磁力Fが発生し、最
上部のブランク材Bに振動を与えて1枚に分離すること
ができる。
流発生器20が設けられる。この電流発生器20として
は、例えば図3に示すように、ブランク材Bに直接電流
Iを流す方式と、図4に示すように、ブランク材Bと非
接触状態として渦電流を発生させることによって電流I
を流す方式などがある。直接電流Iを流す方式では、電
流発生器20は2つの電極21,22と直流電源23及
び制御器24とで構成され、2つの電極21,22を最
上部のブランク材Bに押し当て、直流電源23から供給
される電流を制御器24で制御し、例えば直流電流を断
続して供給する。すると、磁束Φと電流Iの方向によっ
て上方への電磁力Fを得ることができ、電流Iを断続し
た場合には、電流Iの流れる間、電磁力Fが発生し、最
上部のブランク材Bに振動を与えて1枚に分離すること
ができる。
【0013】また、渦電流を発生させる方式では、電流
発生器20は電磁コイルで構成された渦電流発生器25
と直流電源26と、発生する渦電流を制御する渦電流制
御器27とで構成される。そして、渦電流発生器25を
構成する電磁コイルをスタックSの最上部のブランク材
Bに接近させて直流電源26から渦電流制御器27で電
流を制御して、例えば電流を断続して供給すると、ブラ
ンク材Bの表面に通電時にのみ渦電流iが発生し、永久
磁石19による磁束Φによって通電の瞬間に電磁力Fが
発生する。この場合の電磁力Fは渦電流iが円を描くよ
うに流れるため、磁束Φとの関係で上向きの力Fと下向
きの力が発生するが、上向きの力Fがブランク材Bの端
部に作用するようにし、この上向きの電磁力Fをブラン
ク材Bの分離力とする。
発生器20は電磁コイルで構成された渦電流発生器25
と直流電源26と、発生する渦電流を制御する渦電流制
御器27とで構成される。そして、渦電流発生器25を
構成する電磁コイルをスタックSの最上部のブランク材
Bに接近させて直流電源26から渦電流制御器27で電
流を制御して、例えば電流を断続して供給すると、ブラ
ンク材Bの表面に通電時にのみ渦電流iが発生し、永久
磁石19による磁束Φによって通電の瞬間に電磁力Fが
発生する。この場合の電磁力Fは渦電流iが円を描くよ
うに流れるため、磁束Φとの関係で上向きの力Fと下向
きの力が発生するが、上向きの力Fがブランク材Bの端
部に作用するようにし、この上向きの電磁力Fをブラン
ク材Bの分離力とする。
【0014】なお、ブランク材Bに分離力Fを発生させ
るための磁束発生機構を構成する永久磁石19及びブラ
ンク材Bに電流Iを流す電流発生器20をスタックSの
送り方向上流側の周囲1箇所に設けるようにしたが、ス
タックSの送り方向両側に設けたり、さらに送り方向と
直角方向に設けるようにして4箇所など複数箇所として
も良く、少なくとも周囲の1箇所に設けるようにすれば
良い。
るための磁束発生機構を構成する永久磁石19及びブラ
ンク材Bに電流Iを流す電流発生器20をスタックSの
送り方向上流側の周囲1箇所に設けるようにしたが、ス
タックSの送り方向両側に設けたり、さらに送り方向と
直角方向に設けるようにして4箇所など複数箇所として
も良く、少なくとも周囲の1箇所に設けるようにすれば
良い。
【0015】このような永久磁石19及び電流発生器2
0によってブランク材Bに分離力Fを発生させるブラン
ク材Bの端部側方には、永久磁石19の間からスタック
S最上部のブランク材Bに向けて圧縮空気を吹き込むよ
うに空気ノズル28が設けてある。この空気ノズル28
から圧縮空気を吹き込むことで、電磁力Fによるブラン
ク材Bの分離力に加え、圧縮空気の圧力による力がブラ
ンク材Bを引き離す方向に作用することになり、確実に
ブランク材B同志を剥がすことができる。
0によってブランク材Bに分離力Fを発生させるブラン
ク材Bの端部側方には、永久磁石19の間からスタック
S最上部のブランク材Bに向けて圧縮空気を吹き込むよ
うに空気ノズル28が設けてある。この空気ノズル28
から圧縮空気を吹き込むことで、電磁力Fによるブラン
ク材Bの分離力に加え、圧縮空気の圧力による力がブラ
ンク材Bを引き離す方向に作用することになり、確実に
ブランク材B同志を剥がすことができる。
【0016】このように構成された非磁性金属板の取出
装置10によるブランク材Sの取り出しについて、図2
などにより説明する。■ まず、支持機構16上のス
タックSの最上部のブランク材Bの側方に磁束発生機構
を構成する永久磁石19を位置させ、磁束Φを形成する
とともに、図3乃至図4に示すように、電流発生器20
の電極21,22または渦電流発生器25の電磁コイル
を所定の位置に配置する。また、空気ノズル28からは
圧縮空気を最上部のブランク材Bの端部に吹き付けるよ
うにしておく。
装置10によるブランク材Sの取り出しについて、図2
などにより説明する。■ まず、支持機構16上のス
タックSの最上部のブランク材Bの側方に磁束発生機構
を構成する永久磁石19を位置させ、磁束Φを形成する
とともに、図3乃至図4に示すように、電流発生器20
の電極21,22または渦電流発生器25の電磁コイル
を所定の位置に配置する。また、空気ノズル28からは
圧縮空気を最上部のブランク材Bの端部に吹き付けるよ
うにしておく。
【0017】■ この後、真空吸着機構のバキューム
カップ11を下降して最上部のブランク材Bに吸着する
。 ■ そして、電流発生器20の制御器24または渦電
流制御器27によって直流電源23,26から供給する
直流電流を制御して最上部のブランク材Bに電流Iを流
したり、渦電流iを発生する。すると、永久磁石19に
よる磁束Φと、電流発生器20による電流Iまたは渦電
流iによってフレミングの法則に基づく電磁力Fが発生
し、ブランク材Bを引き剥がすように作用する。この電
磁力Fによるブランク材Bの引き離しの際、制御器24
または渦電流制御器27によって供給電流を断続するこ
とを繰り返すようにすれば、電磁力Fの発生も断続され
、ブランク材Bに振動を与えることができ、2枚目のブ
ランク材Bを振り落とすようにして分離を促進できる。 これと同時に、ブランク材Bの側方の空気ノズル28か
ら吹き付けられる圧縮空気によってさらにブランク材B
が強く引き剥がされるとともに、真空吸着機構のバキュ
ームカップ11を外側に位置するバキュームカップ11
aから順に送り駆動機構によって引き上げるようにして
ブランク材Bの引き離しを促進するようにする。
カップ11を下降して最上部のブランク材Bに吸着する
。 ■ そして、電流発生器20の制御器24または渦電
流制御器27によって直流電源23,26から供給する
直流電流を制御して最上部のブランク材Bに電流Iを流
したり、渦電流iを発生する。すると、永久磁石19に
よる磁束Φと、電流発生器20による電流Iまたは渦電
流iによってフレミングの法則に基づく電磁力Fが発生
し、ブランク材Bを引き剥がすように作用する。この電
磁力Fによるブランク材Bの引き離しの際、制御器24
または渦電流制御器27によって供給電流を断続するこ
とを繰り返すようにすれば、電磁力Fの発生も断続され
、ブランク材Bに振動を与えることができ、2枚目のブ
ランク材Bを振り落とすようにして分離を促進できる。 これと同時に、ブランク材Bの側方の空気ノズル28か
ら吹き付けられる圧縮空気によってさらにブランク材B
が強く引き剥がされるとともに、真空吸着機構のバキュ
ームカップ11を外側に位置するバキュームカップ11
aから順に送り駆動機構によって引き上げるようにして
ブランク材Bの引き離しを促進するようにする。
【0018】■ ■と同時または少し遅れて真空吸着
機構のバキュウームカップ11全体を上昇させて最上部
のブランク材Bを送出すことで、ブランク材Bの取り出
しが完了する。以後これらの動作を繰り返すようにして
ブランク材Bを1枚ずつ取出すようにする。したがって
、このような非磁性金属板の取出装置10によれば、非
磁性体であるアルミニウムのブランク材Bで、しかも成
形油が塗布された状態であっても電気的には導体である
ことを利用し、電流を流すこと及び磁束を形成すること
によって電磁力を発生させることができ、この電磁力F
でブランク材Bを引き離すようにすることができる。さ
らに、“この電磁力F”、“空気ノズル28からの圧縮
空気の吹き付け”、“外側のバキュームカップ11a,
11aによるめくり上げ”の組み合わせによって確実に
1枚ずつブランク材Bをデスタックすることができ、ア
ルミニウムのブランク材Bの高速プレス成形が可能とな
る。
機構のバキュウームカップ11全体を上昇させて最上部
のブランク材Bを送出すことで、ブランク材Bの取り出
しが完了する。以後これらの動作を繰り返すようにして
ブランク材Bを1枚ずつ取出すようにする。したがって
、このような非磁性金属板の取出装置10によれば、非
磁性体であるアルミニウムのブランク材Bで、しかも成
形油が塗布された状態であっても電気的には導体である
ことを利用し、電流を流すこと及び磁束を形成すること
によって電磁力を発生させることができ、この電磁力F
でブランク材Bを引き離すようにすることができる。さ
らに、“この電磁力F”、“空気ノズル28からの圧縮
空気の吹き付け”、“外側のバキュームカップ11a,
11aによるめくり上げ”の組み合わせによって確実に
1枚ずつブランク材Bをデスタックすることができ、ア
ルミニウムのブランク材Bの高速プレス成形が可能とな
る。
【0019】また、電磁力Fを発生するための電流発生
器20を渦電流発生器で構成するようにすれば、ブラン
ク材Bと非接触状態で渦電流iを発生させることができ
、分離操作が容易となる。さらに、電磁力Fを断続して
発生させるように制御することで、ブランク材Bに振動
を与えることができ、2枚目のブランク材Bを振り落と
すようにして、さらに確実にデスタックすることができ
る。なお、この発明は上記実施例に限定するものでなく
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で各構成要素を変更
しても良いことは言うまでもない。
器20を渦電流発生器で構成するようにすれば、ブラン
ク材Bと非接触状態で渦電流iを発生させることができ
、分離操作が容易となる。さらに、電磁力Fを断続して
発生させるように制御することで、ブランク材Bに振動
を与えることができ、2枚目のブランク材Bを振り落と
すようにして、さらに確実にデスタックすることができ
る。なお、この発明は上記実施例に限定するものでなく
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で各構成要素を変更
しても良いことは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上、実施例とともに具体的に説明した
ようにこの発明の非磁性金属板の取出装置によれば、非
磁性金属板であっても電気的には導体であることから非
磁性金属板に電流発生器で電流を流し、この電流と外部
からの磁束発生機構による磁束によってフレミングの法
則に基づく上昇方向の電磁力を非磁性金属板に発生させ
ることができ、この力に空気ノズルからの圧縮空気によ
る力を加えて非磁性金属板を引き離すようにすることで
、非磁性金属板であっても確実に1枚ずつ取出して送出
すことができる。また、電流発生器を電極と直流電源と
その制御器とで構成するようにしたので、電極を接触さ
せて電流を流し、この電流を制御器で短時間に断続する
などすれば、ブランク材に振動を与え、2枚目を振り落
とすようにして一層確実に1枚ずつ非磁性金属板を取り
出すことができる。さらに、電流発生器を渦電流発生器
と直流電源とすることで、非磁性金属板と非接触状態で
渦電流を流すことができ、ブランク材の分離のための操
作が容易となるとともに、この渦電流を渦電流制御器で
断続するなどの制御によって、ブランク材に振動を与え
、2枚目を振り落とすようにして一層確実に1枚ずつ非
磁性金属板を取り出すことができる。したがって、この
ような非磁性金属板の取出装置によれば、高速での非磁
性金属板のプレス成形が可能となり、ダブルブランクの
問題を解消することができる。
ようにこの発明の非磁性金属板の取出装置によれば、非
磁性金属板であっても電気的には導体であることから非
磁性金属板に電流発生器で電流を流し、この電流と外部
からの磁束発生機構による磁束によってフレミングの法
則に基づく上昇方向の電磁力を非磁性金属板に発生させ
ることができ、この力に空気ノズルからの圧縮空気によ
る力を加えて非磁性金属板を引き離すようにすることで
、非磁性金属板であっても確実に1枚ずつ取出して送出
すことができる。また、電流発生器を電極と直流電源と
その制御器とで構成するようにしたので、電極を接触さ
せて電流を流し、この電流を制御器で短時間に断続する
などすれば、ブランク材に振動を与え、2枚目を振り落
とすようにして一層確実に1枚ずつ非磁性金属板を取り
出すことができる。さらに、電流発生器を渦電流発生器
と直流電源とすることで、非磁性金属板と非接触状態で
渦電流を流すことができ、ブランク材の分離のための操
作が容易となるとともに、この渦電流を渦電流制御器で
断続するなどの制御によって、ブランク材に振動を与え
、2枚目を振り落とすようにして一層確実に1枚ずつ非
磁性金属板を取り出すことができる。したがって、この
ような非磁性金属板の取出装置によれば、高速での非磁
性金属板のプレス成形が可能となり、ダブルブランクの
問題を解消することができる。
【図1】この発明の非磁性ブランク材のデスタック装置
の一実施例にかかる全体構成図である。
の一実施例にかかる全体構成図である。
【図2】この発明の非磁性ブランク材のデスタック装置
の一実施例にかかる動作説明図である。
の一実施例にかかる動作説明図である。
【図3】この発明の非磁性ブランク材の分離力の発生原
理の説明図である。
理の説明図である。
【図4】この発明の非磁性ブランク材の分離力の発生原
理の説明図である。
理の説明図である。
【図5】従来のデスタック装置の説明図である。
【図6】従来のデスタック装置の説明図である。
10 非磁性ブランク材のデスタック装置11 バ
キュームカップ 12 フレーム 13 昇降シリンダ 14 昇降フレーム 15 調整シリンダ 16 支持機構 17 搬送機構 18 昇降機構 19 永久磁石(磁束発生機構) 20 電流発生器 21 電極 22 電極 23 直流電源 24 制御器 25 渦電流発生器 26 直流電源 27 渦電流制御器 28 空気ノズル B ブランク材 S スタック
キュームカップ 12 フレーム 13 昇降シリンダ 14 昇降フレーム 15 調整シリンダ 16 支持機構 17 搬送機構 18 昇降機構 19 永久磁石(磁束発生機構) 20 電流発生器 21 電極 22 電極 23 直流電源 24 制御器 25 渦電流発生器 26 直流電源 27 渦電流制御器 28 空気ノズル B ブランク材 S スタック
Claims (3)
- 【請求項1】 積重ねられた非磁性金属板を真空吸着
機構で吸着して取出す非磁性金属板の取出装置において
、積重ねられた非磁性金属板の側方に磁束を形成する磁
束発生機構を設けるとともに、積重ねられた非磁性金属
板の最上部に前記磁束発生機構の磁束と電流とによって
最上部の非磁性金属板に上昇力を発生させる電流発生器
を設ける一方、これら積重ねられた非磁性金属板を剥が
すように圧縮空気を吹込む空気ノズルを設けたことを特
徴とする非磁性金属板の取出装置。 - 【請求項2】 前記電流発生器を最上部の非磁性金属
板に当接させる電極と直流電源と、この直流電源の供給
を制御する制御器とで構成したことを特徴とする請求項
1記載の非磁性金属板の取出装置。 - 【請求項3】 前記電流発生器を最上部の非磁性金属
板と非接触状態に保持されて渦電流を発生する渦電流発
生器と直流電源と、この直流電源により渦電流を制御す
る渦電流制御器とで構成したことを特徴とする請求項1
記載の非磁性金属板の取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144252A JP3044834B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 非磁性金属板の取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144252A JP3044834B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 非磁性金属板の取出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317935A true JPH04317935A (ja) | 1992-11-09 |
JP3044834B2 JP3044834B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=15357777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144252A Expired - Fee Related JP3044834B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 非磁性金属板の取出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044834B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0939047A1 (fr) * | 1998-02-27 | 1999-09-01 | Renault | Procédé et dispositif de dépilage de toles |
ES2160050A1 (es) * | 1999-04-26 | 2001-10-16 | Asm S A | Dispositivo para separacion, levantamiento y traslado de chapas de aluminio u otro material no ferromagnetico. |
WO2009034891A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Ihi Corporation | 板分離装置と方法および板分離装置を備えた板取出装置 |
WO2009050953A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Ihi Corporation | 板分離装置 |
GB2462636A (en) * | 2008-08-15 | 2010-02-17 | Cocatalyst Ltd | Separating non-ferrous metal sheets from a stack |
CN102672073A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-09-19 | 昆山市三众模具制造有限公司 | 磁性吹气分张器 |
EP2508276A1 (de) * | 2011-04-04 | 2012-10-10 | Trumpf Maschinen Austria GmbH & CO. KG. | Blechentnahmestation |
CN105922624A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-07 | 重庆芦万木材有限公司 | 用于板材的分离式支撑机 |
DE102016123492B4 (de) | 2015-12-04 | 2020-06-18 | GM Global Technology Operations LLC | Abstapelvorrichtung für das automatisierte handhaben von eisenfreien metallobjekten |
DE102016123360B4 (de) | 2015-12-04 | 2020-06-25 | Gm Global Technology Operations, Llc | Magnetodynamische vorrichtung |
EP4143114A4 (en) * | 2020-04-26 | 2024-01-03 | Abb Schweiz Ag | APPARATUS AND METHOD FOR SEPARATING OBJECTS |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3144252A patent/JP3044834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2775473A1 (fr) * | 1998-02-27 | 1999-09-03 | Renault | Procede et dispositif de depilage de toles |
EP0939047A1 (fr) * | 1998-02-27 | 1999-09-01 | Renault | Procédé et dispositif de dépilage de toles |
ES2160050A1 (es) * | 1999-04-26 | 2001-10-16 | Asm S A | Dispositivo para separacion, levantamiento y traslado de chapas de aluminio u otro material no ferromagnetico. |
WO2002008100A1 (es) * | 1999-04-26 | 2002-01-31 | Asm, S.A. | Dispositivo para separación, levantamiento y traslado de chapas de aluminio u otro material no ferromagnético |
WO2009034891A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Ihi Corporation | 板分離装置と方法および板分離装置を備えた板取出装置 |
JP2009062187A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Ihi Corp | 板分離装置と方法および板分離装置を備えた板取出し装置 |
WO2009050953A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Ihi Corporation | 板分離装置 |
GB2462636A (en) * | 2008-08-15 | 2010-02-17 | Cocatalyst Ltd | Separating non-ferrous metal sheets from a stack |
AT511305B1 (de) * | 2011-04-04 | 2013-09-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Blechentnahmestation |
EP2508276A1 (de) * | 2011-04-04 | 2012-10-10 | Trumpf Maschinen Austria GmbH & CO. KG. | Blechentnahmestation |
AT511305A1 (de) * | 2011-04-04 | 2012-10-15 | Trumpf Maschinen Austria Gmbh | Blechentnahmestation |
CN102672073A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-09-19 | 昆山市三众模具制造有限公司 | 磁性吹气分张器 |
DE102016123492B4 (de) | 2015-12-04 | 2020-06-18 | GM Global Technology Operations LLC | Abstapelvorrichtung für das automatisierte handhaben von eisenfreien metallobjekten |
DE102016123360B4 (de) | 2015-12-04 | 2020-06-25 | Gm Global Technology Operations, Llc | Magnetodynamische vorrichtung |
CN105922624A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-07 | 重庆芦万木材有限公司 | 用于板材的分离式支撑机 |
EP4143114A4 (en) * | 2020-04-26 | 2024-01-03 | Abb Schweiz Ag | APPARATUS AND METHOD FOR SEPARATING OBJECTS |
US12077396B2 (en) | 2020-04-26 | 2024-09-03 | Abb Schweiz Ag | Apparatus and method for separating objects |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3044834B2 (ja) | 2000-05-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |