JPH04314741A - ポリアミドフィルム - Google Patents
ポリアミドフィルムInfo
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- JPH04314741A JPH04314741A JP8215391A JP8215391A JPH04314741A JP H04314741 A JPH04314741 A JP H04314741A JP 8215391 A JP8215391 A JP 8215391A JP 8215391 A JP8215391 A JP 8215391A JP H04314741 A JPH04314741 A JP H04314741A
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- Japan
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- film
- polyamide
- elastomer
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- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた耐ピンホール性お
よび柔軟性を有するポリアミドフィルムに関するもので
ある。
よび柔軟性を有するポリアミドフィルムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリアミドフィルムは一般機械物性、熱
的特性、バリヤー性はもちろんのこと、包装材料分野で
重要視される耐衝撃性、耐摩耗性および耐ピンホール性
に優れていることから、食品包装分野を中心に広く使用
されている。近年冷凍技術が発達してきたことにより、
食品包装後低温雰囲気で扱われることが多くなった。上
記特性中においても事実上最も重要視される耐ピンホー
ル性、柔軟性についてはその温度依存性が顕著であり、
10℃以下のような低温雰囲気での使用において、ピン
ホールによる充填物の漏れ出しなどのトラブルが発生し
、実用上必ずしも満足するものではなかった。これを改
善する方法として、ポリカプロラクトンの添加(特開平
1−185363号公報)、オレフィン系アイオノマの
添加(特公平1−43624号公報)などが提案されて
いる。
的特性、バリヤー性はもちろんのこと、包装材料分野で
重要視される耐衝撃性、耐摩耗性および耐ピンホール性
に優れていることから、食品包装分野を中心に広く使用
されている。近年冷凍技術が発達してきたことにより、
食品包装後低温雰囲気で扱われることが多くなった。上
記特性中においても事実上最も重要視される耐ピンホー
ル性、柔軟性についてはその温度依存性が顕著であり、
10℃以下のような低温雰囲気での使用において、ピン
ホールによる充填物の漏れ出しなどのトラブルが発生し
、実用上必ずしも満足するものではなかった。これを改
善する方法として、ポリカプロラクトンの添加(特開平
1−185363号公報)、オレフィン系アイオノマの
添加(特公平1−43624号公報)などが提案されて
いる。
【0003】一方、ポリアミドとポリエーテルエステル
アミドエラストマーの組成物としては、ポリアミド60
〜90重量%、ポリエーテルエステルアミドエラストマ
ー成分としてナイロン6/ポリオキシテトラメチレング
リコール40〜10重量%(特開昭63−278965
号公報)が知られており、低吸水、良寸法の成形品を提
供している。
アミドエラストマーの組成物としては、ポリアミド60
〜90重量%、ポリエーテルエステルアミドエラストマ
ー成分としてナイロン6/ポリオキシテトラメチレング
リコール40〜10重量%(特開昭63−278965
号公報)が知られており、低吸水、良寸法の成形品を提
供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法においては低温雰囲気下の耐ピンホール性が十分改
善されておらず、あるいは改善されているもののフィル
ムの透明性および強度を損なってしまっているのが現状
である。そこで本発明は、フィルムの透明性および強度
を保持しつつ、耐ピンホール性改善を課題とする。
方法においては低温雰囲気下の耐ピンホール性が十分改
善されておらず、あるいは改善されているもののフィル
ムの透明性および強度を損なってしまっているのが現状
である。そこで本発明は、フィルムの透明性および強度
を保持しつつ、耐ピンホール性改善を課題とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】すなわち本発明は、(A
)ポリアミド99.5〜91重量%と、及び(B)(イ
)炭素数6〜12の環状ラクタム、アミノカルボン酸と
、(ロ)数平均分子量600〜2500のポリオキシテ
トラメチレングリコールと、(ハ)脂肪族ジカルボン酸
、脂環族ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸の中から
選ばれた少なくとも1種のジカルボン酸との共重合体で
あるポリエーテルエステルアミドエラストマー0.5〜
9重量%を配合してなる組成物からなるポリアミドフィ
ルムを提供するものである。
)ポリアミド99.5〜91重量%と、及び(B)(イ
)炭素数6〜12の環状ラクタム、アミノカルボン酸と
、(ロ)数平均分子量600〜2500のポリオキシテ
トラメチレングリコールと、(ハ)脂肪族ジカルボン酸
、脂環族ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸の中から
選ばれた少なくとも1種のジカルボン酸との共重合体で
あるポリエーテルエステルアミドエラストマー0.5〜
9重量%を配合してなる組成物からなるポリアミドフィ
ルムを提供するものである。
【0006】本発明においてはポリアミド樹脂に対し、
特定の単量体単位で構成されたポリエーテルエステルア
ミドエラストマーを比較的少量の所定の割合してなる組
成物をポリアミドフィルムに使用することが重要であり
、それにより、本発明の効果を奏するものである。
特定の単量体単位で構成されたポリエーテルエステルア
ミドエラストマーを比較的少量の所定の割合してなる組
成物をポリアミドフィルムに使用することが重要であり
、それにより、本発明の効果を奏するものである。
【0007】以下に、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明において、(A)成分として用いら
れるポリアミドとしては、例えば環状ラクタムの開環重
合物、アミノカルボン酸の重縮合物、ジカルボン酸とジ
アミンとの重縮合物などが挙げられ、具体的にはナイロ
ン6、ナイロン4・6、ナイロン6・6、ナイロン6・
10、ナイロン11、ナイロン12などの脂肪族ポリア
ミド、ポリ(ヘキサメチレンテレフタルアミド)、ポリ
(ヘキサメチレンイソフタルアミド)、ポリ(テトラメ
チレンイソフタルアミド)などの脂肪族−芳香族ポリア
ミド、およびこれらの共重合体や混合物を挙げることが
できる。特に本発明に好適なポリアミドとしてはナイロ
ン6、ナイロン6・6を挙げることができる。
れるポリアミドとしては、例えば環状ラクタムの開環重
合物、アミノカルボン酸の重縮合物、ジカルボン酸とジ
アミンとの重縮合物などが挙げられ、具体的にはナイロ
ン6、ナイロン4・6、ナイロン6・6、ナイロン6・
10、ナイロン11、ナイロン12などの脂肪族ポリア
ミド、ポリ(ヘキサメチレンテレフタルアミド)、ポリ
(ヘキサメチレンイソフタルアミド)、ポリ(テトラメ
チレンイソフタルアミド)などの脂肪族−芳香族ポリア
ミド、およびこれらの共重合体や混合物を挙げることが
できる。特に本発明に好適なポリアミドとしてはナイロ
ン6、ナイロン6・6を挙げることができる。
【0009】また、本発明において、(B)成分として
用いられるポリエーテルエステルエラストマーは、環状
ラクタムの開環重合物、アミノカルボン酸の重縮合物を
ハードセグメントとし、ポリオキシテトラメチレングリ
コールをソフトセグメントとする、均一に重合された、
強靭で、透明性を有するマルチブロックポリマーである
。本発明に用いられるポリエーテルエステルエラストマ
ーは、オルトクロロフェノール中(0.5重量/容量%
)、温度25℃における相対粘度は、強度、耐ピンホー
ル性の点から1.2以上、(A)成分への分散性の点か
ら5.0未満が好ましく、特に1.5以上4.5未満、
さらに1.5以上4.0未満であることが好ましい。
用いられるポリエーテルエステルエラストマーは、環状
ラクタムの開環重合物、アミノカルボン酸の重縮合物を
ハードセグメントとし、ポリオキシテトラメチレングリ
コールをソフトセグメントとする、均一に重合された、
強靭で、透明性を有するマルチブロックポリマーである
。本発明に用いられるポリエーテルエステルエラストマ
ーは、オルトクロロフェノール中(0.5重量/容量%
)、温度25℃における相対粘度は、強度、耐ピンホー
ル性の点から1.2以上、(A)成分への分散性の点か
ら5.0未満が好ましく、特に1.5以上4.5未満、
さらに1.5以上4.0未満であることが好ましい。
【0010】このポリエーテルエステルアミドにおける
(イ)成分として、カプロラクタム、アミノカルボン酸
、アミノドデカン酸、ラウロラクタム、アミノウンデカ
ン酸などが挙げられ、その共重合量については特に規定
はないが、強靭なエラストマーを得るためには、共重合
成分の全重量に基づき、10〜80重量%、好ましくは
15〜75重量%、より好ましくは20〜70重量%の
割合で用いることが望ましい。さらには、該(イ)成分
の共重合量は、得られるエラストマーの物性や使用する
ポリオキシテトラメチレングリコールの分子量によって
適宜選ばれ、また、該エラストマー中のハードセグメン
トである(イ)成分とジカルボン酸成分(ハ)とによっ
て構成される両末端にカルボキシル基を有するものの分
子量は、ハードドメインの凝集力が低下して、エラスト
マーの機械的強度が低くなるなどの点から数平均で50
0以上、重合のしやすさの点から5000以内の範囲で
あることが好ましい。
(イ)成分として、カプロラクタム、アミノカルボン酸
、アミノドデカン酸、ラウロラクタム、アミノウンデカ
ン酸などが挙げられ、その共重合量については特に規定
はないが、強靭なエラストマーを得るためには、共重合
成分の全重量に基づき、10〜80重量%、好ましくは
15〜75重量%、より好ましくは20〜70重量%の
割合で用いることが望ましい。さらには、該(イ)成分
の共重合量は、得られるエラストマーの物性や使用する
ポリオキシテトラメチレングリコールの分子量によって
適宜選ばれ、また、該エラストマー中のハードセグメン
トである(イ)成分とジカルボン酸成分(ハ)とによっ
て構成される両末端にカルボキシル基を有するものの分
子量は、ハードドメインの凝集力が低下して、エラスト
マーの機械的強度が低くなるなどの点から数平均で50
0以上、重合のしやすさの点から5000以内の範囲で
あることが好ましい。
【0011】該ポリエーテルエステルアミドエラストマ
ーにおける(ロ)成分のポリオキシテトラメチレングリ
コールは、数平均分子量が600〜2500の範囲にあ
ることが必要であるが、その共重合量については特に制
限はなく、該エラストマーの要求性能、例えば低温物性
、耐熱性、耐候性などにより適宜選ばれる。このポリオ
キシテトラメチレングリコールの数平均分子量が600
未満では共重合量にもよるが得られるエラストマーの融
点が低くなったり、その物性が十分でないなどの問題が
生じ、一方2500を越えると重合点が少なくなるので
、重合系のコントロールが困難となる。
ーにおける(ロ)成分のポリオキシテトラメチレングリ
コールは、数平均分子量が600〜2500の範囲にあ
ることが必要であるが、その共重合量については特に制
限はなく、該エラストマーの要求性能、例えば低温物性
、耐熱性、耐候性などにより適宜選ばれる。このポリオ
キシテトラメチレングリコールの数平均分子量が600
未満では共重合量にもよるが得られるエラストマーの融
点が低くなったり、その物性が十分でないなどの問題が
生じ、一方2500を越えると重合点が少なくなるので
、重合系のコントロールが困難となる。
【0012】該ポリエーテルエステルアミドエラストマ
ーにおける(ハ)成分のジカルボン酸は、特に規定され
ないが、前記ポリテトラメチレングリコールに対し、O
H/COOHモル比はエラストマの高分子量化および低
分子量による機械的物性の低下をもたらさないために0
.9以上1.1未満が好ましく、特に0.9以上1.0
5未満、さらに0.9以上1.0未満の範囲になること
が好ましい。
ーにおける(ハ)成分のジカルボン酸は、特に規定され
ないが、前記ポリテトラメチレングリコールに対し、O
H/COOHモル比はエラストマの高分子量化および低
分子量による機械的物性の低下をもたらさないために0
.9以上1.1未満が好ましく、特に0.9以上1.0
5未満、さらに0.9以上1.0未満の範囲になること
が好ましい。
【0013】このジカルボン酸としては、脂肪族ジカル
ボン酸、脂環式ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸の
中から選ばれた少なくとも1種が用いられ、その炭素数
が4〜20の範囲にあるものが好ましい。このようなも
のとしては、例えばアジピン酸、セバシン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸
などの脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン
酸、デカリンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタリンジカルボン酸
などの芳香族ジカルボン酸を挙げることができる。
ボン酸、脂環式ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸の
中から選ばれた少なくとも1種が用いられ、その炭素数
が4〜20の範囲にあるものが好ましい。このようなも
のとしては、例えばアジピン酸、セバシン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸
などの脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン
酸、デカリンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタリンジカルボン酸
などの芳香族ジカルボン酸を挙げることができる。
【0014】本発明において、(B)成分として用いら
れるポリエーテルエステルアミドエラストマーの製造方
法については特に限定するものでなく、通常の公知の方
法(特公昭56−45419号公報、特公昭58−11
459号公報、特公昭57−24808号公報、特開昭
58−21095号公報、)を用いることができる。
れるポリエーテルエステルアミドエラストマーの製造方
法については特に限定するものでなく、通常の公知の方
法(特公昭56−45419号公報、特公昭58−11
459号公報、特公昭57−24808号公報、特開昭
58−21095号公報、)を用いることができる。
【0015】本発明における(A)成分のポリアミドと
(B)成分のポリエーテルエステルアミドエラストマー
との配合割合については、(A)成分と(B)成分との
合計重量に基づき、該(A)成分が99.5〜91重量
%、(B)成分が0.5〜9重量%の範囲、好ましくは
(A)成分が99〜93重量%、(B)成分が1〜7重
量%であることが必要である。(B)成分が0.5重量
%未満では、本発明の目的とする耐ピンホール性の改善
効果が十分に発揮されず、また9重量%を越えると耐ピ
ンホール性の改善効果は発揮されるが、フィルム強度、
透明性の低下をもたらすので好ましくない。
(B)成分のポリエーテルエステルアミドエラストマー
との配合割合については、(A)成分と(B)成分との
合計重量に基づき、該(A)成分が99.5〜91重量
%、(B)成分が0.5〜9重量%の範囲、好ましくは
(A)成分が99〜93重量%、(B)成分が1〜7重
量%であることが必要である。(B)成分が0.5重量
%未満では、本発明の目的とする耐ピンホール性の改善
効果が十分に発揮されず、また9重量%を越えると耐ピ
ンホール性の改善効果は発揮されるが、フィルム強度、
透明性の低下をもたらすので好ましくない。
【0016】本発明の組成物の加工方法は、溶融混練に
よって調製することが好ましく、その方法としては、公
知の方法、例えばバンバリーミキサー、ミキシングロー
ル、単軸あるいは2軸の押出機などを使用して溶融混練
し、混合体のペレットを得る。ついでこの混合体のペレ
ットを再溶融し、T−ダイ法、インフレーション法等に
よって製膜し、未延伸フィルムを得る。あるいは(A)
成分と(B)成分を押出機で溶融混練し、そのまま上記
の方法により製膜し、未延伸フィルムを得ることができ
る。続いてこの未延伸フィルムを少なくとも一方向に延
伸する。通常縦延伸→横延伸の順の逐次2軸延伸が生産
性の上で好ましく用いられる。もちろん、未延伸、同時
2軸延伸も可能であり、延伸性は極めて良好である。ま
た、延伸後に熱処理を施すのが寸法安定性、耐熱水性を
保持する上で好ましく、緊張熱処理または弛緩熱処理が
効果的である。
よって調製することが好ましく、その方法としては、公
知の方法、例えばバンバリーミキサー、ミキシングロー
ル、単軸あるいは2軸の押出機などを使用して溶融混練
し、混合体のペレットを得る。ついでこの混合体のペレ
ットを再溶融し、T−ダイ法、インフレーション法等に
よって製膜し、未延伸フィルムを得る。あるいは(A)
成分と(B)成分を押出機で溶融混練し、そのまま上記
の方法により製膜し、未延伸フィルムを得ることができ
る。続いてこの未延伸フィルムを少なくとも一方向に延
伸する。通常縦延伸→横延伸の順の逐次2軸延伸が生産
性の上で好ましく用いられる。もちろん、未延伸、同時
2軸延伸も可能であり、延伸性は極めて良好である。ま
た、延伸後に熱処理を施すのが寸法安定性、耐熱水性を
保持する上で好ましく、緊張熱処理または弛緩熱処理が
効果的である。
【0017】このようにして得られたフィルムの厚みは
特に規定されないが、1〜50μm、好ましくは1〜4
5μm、より好ましくは5〜40μmである。
特に規定されないが、1〜50μm、好ましくは1〜4
5μm、より好ましくは5〜40μmである。
【0018】本発明でいう耐ピンホール性は厚み依存性
を有しておりフィルムが厚くなるほど劣る。フィルム厚
みが50μmを越えると、ポリエーテルエステルアミド
エラストマーを添加しても本発明の目的とする特性値を
得ることができない。
を有しておりフィルムが厚くなるほど劣る。フィルム厚
みが50μmを越えると、ポリエーテルエステルアミド
エラストマーを添加しても本発明の目的とする特性値を
得ることができない。
【0019】また、フィルムの厚みが1μmより小さい
と強度保持材として使用に耐えない。 本発明のフィ
ルムは単独での利用価値が高いが、さらに加えて、これ
に他の熱可塑性樹脂を積層したりブレンドしても使用可
能である。例えば、ガスバリヤ性を向上させる、引き裂
き強度を上げる、耐熱性を上げるなど多くの特性を付加
させることが可能となり、いっそう利用価値が高められ
る。他の樹脂としては、EvOHやポレオレフィン、ポ
リエステルなどが好ましく用いられる。通常、EvOH
はブレンドまたは積層で用いられ、ポレオレフィン、ポ
リエステルは、積層で用いられる。積層する熱可塑性樹
脂の種類によって付加されるフィルム特性が変わる。例
えば、EvOHを積層すると酸素透過率を著しく低下せ
しめることができ、またポリエステル樹脂を積層すると
耐熱性が改良される。
と強度保持材として使用に耐えない。 本発明のフィ
ルムは単独での利用価値が高いが、さらに加えて、これ
に他の熱可塑性樹脂を積層したりブレンドしても使用可
能である。例えば、ガスバリヤ性を向上させる、引き裂
き強度を上げる、耐熱性を上げるなど多くの特性を付加
させることが可能となり、いっそう利用価値が高められ
る。他の樹脂としては、EvOHやポレオレフィン、ポ
リエステルなどが好ましく用いられる。通常、EvOH
はブレンドまたは積層で用いられ、ポレオレフィン、ポ
リエステルは、積層で用いられる。積層する熱可塑性樹
脂の種類によって付加されるフィルム特性が変わる。例
えば、EvOHを積層すると酸素透過率を著しく低下せ
しめることができ、またポリエステル樹脂を積層すると
耐熱性が改良される。
【0020】さらに本発明のフィルムには、その物性を
損なわない範囲において、他の成分、例えば熱安定剤、
結晶核剤、酸化防止剤、滑剤、充填剤、可塑剤などを添
加することができる。
損なわない範囲において、他の成分、例えば熱安定剤、
結晶核剤、酸化防止剤、滑剤、充填剤、可塑剤などを添
加することができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳述す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に
限定されるものではない。なお、各評価については、次
に述べる方法にしたがって測定した。
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に
限定されるものではない。なお、各評価については、次
に述べる方法にしたがって測定した。
【0022】(1)低温耐ピンホール性(繰り返し屈曲
疲労テスト) MIL−B−131Fに示されるFed.Test M
ethod Std.No.101C のMethod
2017 に従い、いわゆるゲルボテスターで0℃下
での1000回繰り返し屈曲を加えた後、フィルムに生
じるピンホールの個数をその値とした。
疲労テスト) MIL−B−131Fに示されるFed.Test M
ethod Std.No.101C のMethod
2017 に従い、いわゆるゲルボテスターで0℃下
での1000回繰り返し屈曲を加えた後、フィルムに生
じるピンホールの個数をその値とした。
【0023】(2)透明性(曇価)
JIS−K−6714法により測定した。
【0024】評価結果を表1に示す。
【0025】実施例1
ナイロン6(東レ“アミラン”CM1010)にポリエ
ーテルエステルアミドエラストマーとしてナイロン6と
数平均分子量650のポリオキシテトラメチレングリコ
ールを45/55重量%共重合したものを9重量%添加
し、260℃で2軸押出機、続いてTダイで溶融押出し
し、30℃のドラム上で冷却して180μmの未延伸フ
ィルムを得た。続いてこのフィルムを縦方向に3.4倍
、横方向に3.5倍80℃で同時2軸延伸し15μmの
耐ピンホール性が良好なフィルムを得た。
ーテルエステルアミドエラストマーとしてナイロン6と
数平均分子量650のポリオキシテトラメチレングリコ
ールを45/55重量%共重合したものを9重量%添加
し、260℃で2軸押出機、続いてTダイで溶融押出し
し、30℃のドラム上で冷却して180μmの未延伸フ
ィルムを得た。続いてこのフィルムを縦方向に3.4倍
、横方向に3.5倍80℃で同時2軸延伸し15μmの
耐ピンホール性が良好なフィルムを得た。
【0026】実施例2
ナイロン6(東レ“アミラン”CM1010)にポリエ
ーテルエステルアミドエラストマーとしてナイロン6と
数平均分子量800のポリオキシテトラメチレングリコ
ールを30/70重量%共重合したものを5重量%添加
し、実施例1と同様の方法に従い、耐ピンホール性が良
好なフィルムを得た。
ーテルエステルアミドエラストマーとしてナイロン6と
数平均分子量800のポリオキシテトラメチレングリコ
ールを30/70重量%共重合したものを5重量%添加
し、実施例1と同様の方法に従い、耐ピンホール性が良
好なフィルムを得た。
【0027】実施例3
ナイロン6(東レ“アミラン”CM1010)にポリエ
ーテルエステルアミドエラストマーとしてナイロン12
と数平均分子量650のポリオキシテトラメチレングリ
コールを30/70重量%共重合したものを4重量%添
加し、実施例1と同様の方法に従い、耐ピンホール性が
良好なフィルムを得た。
ーテルエステルアミドエラストマーとしてナイロン12
と数平均分子量650のポリオキシテトラメチレングリ
コールを30/70重量%共重合したものを4重量%添
加し、実施例1と同様の方法に従い、耐ピンホール性が
良好なフィルムを得た。
【0028】比較例1
ナイロン6(東レ“アミラン”CM1010)単独のフ
ィルムでは本発明の耐ピンホール性に及ばない。
ィルムでは本発明の耐ピンホール性に及ばない。
【0029】比較例2、3
実施例で使用した組成のものをポリアミドに対するポリ
エーテルエステルアミドエラストマーの添加量が本発明
より外れるものについて評価した。比較例2では耐ピン
ホール性の改善効果は見られず、比較例3では耐ピンホ
ール性は良好なものの、フィルムの透明性が悪かった。
エーテルエステルアミドエラストマーの添加量が本発明
より外れるものについて評価した。比較例2では耐ピン
ホール性の改善効果は見られず、比較例3では耐ピンホ
ール性は良好なものの、フィルムの透明性が悪かった。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ポリアミドにポリエー
テルエステルアミドエラストマーを特定量添加すること
により、フィルムの透明性を保持しつつポリアミドフィ
ルムにとって重要な低温度下における耐ピンホール性を
改善することが可能となる。
テルエステルアミドエラストマーを特定量添加すること
により、フィルムの透明性を保持しつつポリアミドフィ
ルムにとって重要な低温度下における耐ピンホール性を
改善することが可能となる。
【0032】また、本発明により、これまで制限されて
いたポリアミドフィルムの低温度下での使用範囲が大き
く広がることになる。
いたポリアミドフィルムの低温度下での使用範囲が大き
く広がることになる。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)ポリアミド99.5〜91重量%と
、及び (B)(イ)炭素数6〜12の環状ラクタム、アミノカ
ルボン酸と、(ロ)数平均分子量600〜2500のポ
リオキシテトラメチレングリコールと、(ハ)脂肪族ジ
カルボン酸、脂環族ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン
酸の中から選ばれた少なくとも1種のジカルボン酸との
共重合体であるポリエーテルエステルアミドエラストマ
ー0.5〜9重量%を配合してなる組成物からなるポリ
アミドフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8215391A JPH04314741A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ポリアミドフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
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- 1991-04-15 JP JP8215391A patent/JPH04314741A/ja active Pending
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