JPH04314348A - 半導体製造環境の評価方法 - Google Patents

半導体製造環境の評価方法

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JPH04314348A
JPH04314348A JP7945291A JP7945291A JPH04314348A JP H04314348 A JPH04314348 A JP H04314348A JP 7945291 A JP7945291 A JP 7945291A JP 7945291 A JP7945291 A JP 7945291A JP H04314348 A JPH04314348 A JP H04314348A
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air
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clean room
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Katsuyuki Nakano
勝之 中野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体デバイスを製造す
る環境の汚染度を評価する評価装置の構成に関する。
【0002】大量の情報を高速に処理する必要から情報
処理装置の主体を構成する半導体装置は大容量化が進ん
でLSI やVLSIが実用化されており、更に大容量
化の趨勢にある。
【0003】こゝで、半導体装置の大容量化は集積回路
を形成する単位素子の小形化により行われているために
、単位素子を構成する電極パターンや配線パターンは微
細化し、最小パターン幅はサブミクロン(Sub−mi
cron)に及んでいる。
【0004】そのため、かゝる集積回路製造する半導体
製造工場においては徹底した防塵が必要であり、必要と
する清浄度を設定し、この清浄度を満たしたクリンルー
ム内で作業が行われているが、現在ではクリンルーム内
の必要とする清浄度は測定限界以下にまで向上している
【0005】一方、汚染原因としては塵埃だけでなく二
酸化窒素(NO2)や亜硫酸(SO2) などのガスや
ナトリウムイオン(Na+ ) や塩素イオン(Cl−
 ) などの化学的な汚染が問題になっている。
【0006】
【従来の技術】半導体デバイスを製造する環境の汚染度
の評価はクリーンルーム内に供給される空気に含まれて
いる塵埃の数をパーティクルカウンタで計測すると共に
、クリーンルーム内に評価用の半導体基板(以下略して
ウエハ)を一定の時間(例えば24時間) に亙って放
置しておき、このウエハを用いてデバイス( 例えばM
OSダイオード) を試作し、耐圧などの特性チエック
を行い、これにより汚染度を評価している。
【0007】図4は半導体デバイスを製造するクリーン
ルームへの清浄な空気の供給装置と評価用ウエハの設置
位置を示す模式図である。すなわち、外気は第1のファ
ン1により外調機2に取り込まれ、加熱コイル3を通っ
て加熱された状態で加湿器4を通ることにより飽和蒸気
となり、次に冷却コイル5を通って結露した後、中性能
フィルタ6で水滴を除くことにより殆どの塵埃は除かれ
る。
【0008】次に、この空気はダクト7により空調機8
に導かれ、第2のファン9で吸引加圧し、消音器(サイ
レンサ)10を通して給気室( プレナムチャンバ)1
1 に導かれ、ガラス濾材よりなる第1のフィルタ(例
えばULPAフィルタ)12 を通ってクリーンルーム
13に供給されている。
【0009】次に、クリーンルーム13の空気は床を通
って回送室(リターンチャンバ) 14に流れ、冷却コ
イル15を通ることにより冷却された後に再び空調機8
に導入されて循環するよう構成されている。
【0010】すなわち、空気は外調機2により除塵され
た後、クリーンルーム13から流れる空気と一緒に空調
機8に導かれ第1のフィルタ12を通ることにより更に
除塵され、クリーンルーム13に供給されており、この
中に設けてある半導体製造装置を使用して半導体デバイ
スの製造が行われている。
【0011】なお、図示を省略した半導体製造装置は独
自のドラフト(Draft) を備えて構成されており
、製造装置より漏れた反応ガスなどによりクリーンルー
ム13内の空気が汚染されることはない。
【0012】次に、製造環境についての汚染度の評価は
クリーンルーム13の中に評価用ウエハ16を置き、一
定の時間( 例えば24時間) 放置して塵埃やガスな
どにより汚染せしめ、この評価用ウエハ16を用いて半
導体デバイスを製造し、電気的特性より不純物の影響を
評価している。
【0013】こゝで現在は、防塵技術の進歩によってク
リーンルーム13内の清浄度は平均粒径0.1 μm 
の塵埃が1立方フィート当たり10個以下になっており
、パーティクルカウンタの測定限界以下にまで改良され
ている。
【0014】一方、先に記したように空気中に含まれて
いるNO2 や SO2などのガス, Na+ やCl
− などイオンなどによる汚染はこのクリーンエア供給
装置では充分には除去されておらず、また、人体より発
する炭酸ガス(CO2)や脂肪やNa+ による汚染は
クリーンルーム13からの空気が循環するため累積する
傾向があり、このような化学的な汚染により半導体デバ
イスの特性が大きく影響されることが判明している。
【0015】然し、クリーンルーム13に置いた評価用
ウエハ16による汚染度の評価からは作業者から発生す
る塵埃や脂肪などによる汚染か、外気より導入されたガ
スやイオンによる汚染か区別が明確でなくなっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】半導体デバイスの製造
はクリーンルームで行われており、集積度が向上すると
共に高い清浄度が要求されている。
【0017】一方、また防塵技術の進歩によりパーティ
クルカウンタによる計測では必要とする条件を満たすま
でに到っているが、化学的な汚染については明確に把握
されていない。
【0018】そこで、外気に含まれている化学的な汚染
と作業者による汚染を区別することが必要で、これを評
価する装置の実用化が必要である。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題は第1のフア
ンにより外気より導入した空気を、外調機により大凡の
塵埃を除去し、空調機により加圧室に噴出させた後、ガ
ラス濾材よりなる第1のフィルタを通してクリーンルー
ムに供給し、次にこの空気を再び前記空調機に導入して
還流せしめつゝ、クリーンルーム内で作業を行うと共に
、クリーンルーム内に第1の評価用半導体基板を置き、
この基板の汚染度よりクリーンルーム内の環境評価を行
う従来構造に加え、第1のファンにより導入した空気を
直接に第2のフィルタを通して評価空気チャンバに導き
、このチャンバ内に置いた第2の評価用半導体基板の汚
染度より外気の化学的な汚染度を測定することを特徴と
して半導体製造環境の評価装置を構成することにより解
決することができる。
【0020】
【作用】LSI やVLSIなどの集積回路は集積度の
向上と共に導体線路などの最小パターン幅はサブミクロ
ンに達しており、そのためミクロンオーダの塵埃の存在
は致命的となるが、図4に示すようなクリーンエア供給
装置の進歩によってクリーンルームに供給されている空
気の清浄度は平均粒径が0.1μm の塵埃含有量が1
立方フィート当たり10個以下にまで減少している。
【0021】一方、評価用ウエハからの結果から、雰囲
気中に含まれているガスや油脂の影響が明らかとなり、
この減少のための対策が必要となっている。発明者はク
リンルーム内におけるこれらの化学的な汚染原因を調査
した結果、次のように外気から侵入するものとクリーン
エア供給装置内で発生するものに区別できることが判っ
た。 外気から侵入するもの:  NO2 や SO2などの
ガス,Na+ やPO43− などイオン、 装置内で発生するもの:  モータの回転や作業者より
発生する油脂やCO2ガス、 そして、これらの化学成分は図4に示すようなガラス濾
材からなるフィルタを主構成分とするクリーンエア供給
装置では除去することができず、装置内で発生する油脂
やCO2 ガスなどはクリーンエアがクリーンルーム内
を循環する結果、むしろ濃縮する傾向にある。
【0022】そこで、発明者はこれらの化学的な汚染を
無くするのち先立ち外気から侵入する化学成分と、装置
内で発生する化学成分とを区別する必要を感じた。本発
明は外気から侵入する化学的な汚染源による影響を調べ
る方法として従来の空気採り入れ口に分岐して試験チャ
ンバを設け、その中に第2の評価用ウエハを置き、ガラ
ス濾材よりなるフィルタを通して空気を当て、このウエ
ハを用いて作ったデバイスの特性を評価する。
【0023】そして、クリーンルーム内に置いた第1の
評価用ウエハを用いたデバイスの特性と比較することに
よって装置内で発生した汚染による影響を知るものであ
る。
【0024】
【実施例】
実施例1:図1は本発明に係るクリーンエア供給装置の
構成を説明する模式図であるが試験チァンバ19の部分
を除いては従来と変わらない。
【0025】本発明は外調機2の空気採り入れ口にある
第1のファン1の内側に外調機ダクト20を設け、その
先に、内部に第2のフィルタ21を備えた試験チャンバ
19を設け、その中に第2の評価用ウエハ22を置くも
のである。
【0026】こゝで、試験チャンバ19の構成として、
内部に採り入れた空気は第1のバルブ23を備えた排気
ダクト24で外部に逃がすよう構成されている。また、
第2のフィルタ21を介して存在する給気チャンバ25
と評価空気チャンバ26との気圧差を測定する第1の差
圧計と評価空気チャンバ26と外気との気圧差を測定す
る第2の差圧計が設けてある。
【0027】そして、排気ダクト24の第1のバルブ2
3を調節してクリーンルームと同様な気圧差に保つこと
により精度の高い比較を行うことができる。 実施例2:図2は図1に示した試験チャンバの別の実施
例の斜視図であり、この特徴は試験用チャンバ30にお
いて、流入してくる大気の圧力を第2のバルブ31と排
気シャッタ32により調節してクリーンルームと同じ流
量に保っていることである。
【0028】また、図3は更に構造を簡易化したもので
、ビニールシートなどからなる袋状チャンバ33の中に
第2の評価用ウエハ22を置いたもので、流量は第2の
フィルタ21の手前に設けた風量シャッタ34により調
節している。
【0029】このような装置を付加して内部に置いた第
2の評価用ウエハの汚染度を知ることにより外気による
化学的な汚染度を評価することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る環境評価装置を使用して外
気中に含まれる化学的な汚染度とクリーンルーム内の汚
染度を知ることにより、クリーンエア供給装置内で生ず
る化学的汚染度を明らかにすることができ、清浄化のた
めの対策をこうじることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーンエア供給装置の構成を示
す模式図である。
【図2】試験チャンバの構成を示す斜視図である。
【図3】試験チャンバの別の構成を示す斜視図である。
【図4】従来のクリーンエア供給装置の構成を示す模式
図である。
【符号の説明】
1      第1のフアン 2      外調機 8      空調機 9      第2のファン 12      第1のフィルタ 13      クリーンルーム 16      第1の評価用ウエハ 19,30  試験チャンバ 21      第2のフィルタ 22      第2の評価用ウエハ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1のフアン(1)により外気より導
    入した空気を、外調機(2)により大半の塵埃を除去し
    、空調機(8)により給気室(11)に噴出させた後、
    ガラス濾材よりなる第1のフィルタ(12)を通してク
    リーンルーム(13)に供給し、次に該空気を再び前記
    空調機(8)に導入して還流せしめつゝ、該クリーンル
    ーム(13)内に第1の評価用半導体基板(16)を置
    き、該基板(16)の汚染度よりクリーンルーム(13
    )内の環境評価を行うと共に、前記第1のファン(1)
    により導入した空気を直接に第2のフィルタ(21)を
    通して評価空気チャンバ(26)に導き、該チャンバ(
    26)内に置いた第2の評価用半導体基板(22)の汚
    染度より外気の化学的な汚染度を測定することを特徴と
    する半導体製造環境の評価方法。
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