JPH04312929A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH04312929A
JPH04312929A JP5491591A JP5491591A JPH04312929A JP H04312929 A JPH04312929 A JP H04312929A JP 5491591 A JP5491591 A JP 5491591A JP 5491591 A JP5491591 A JP 5491591A JP H04312929 A JPH04312929 A JP H04312929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
thin
gate electrode
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5491591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Yagi
宏文 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5491591A priority Critical patent/JPH04312929A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、特に下ゲート型TFTの製造方法などの微細
な加工技術を必要とする半導体装置の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、低消費電力版SRAMのメモリ
セルなどに用いられている従来の下ゲート型TFT(薄
膜トランジスタ;Thin Film Transis
tor)を示す断面図である。図において、1はシリコ
ン基板、2はゲート電極であるポリシリコン膜、3は薄
いゲート酸化膜、4はソース・ドレイン領域4aを有す
る薄いポリシリコン膜である。
【0003】次に下ゲート型TFTの製造方法について
説明する。図8から図11は、従来の下ゲート型TFT
の製造方法を工程順に示す部分断面図である。
【0004】まずシリコン基板1上に、リンをドープし
たポリシリコン膜2aをCVD(Chemical V
apor Deposition )法によって推積す
る。更にこの上にフォトマスクを用いて光露光技術によ
りレジストパターン5を形成する(図8)。
【0005】次にレジストパターン5をマスクにドライ
エッチングを行うことにより、リンをドープしたポリシ
リコン膜2aのパターニングを行ってゲート電極2を形
成し、レジストパターン5を除去した後、CVD法によ
り薄いゲート酸化膜3を全面に推積する(図9)。
【0006】そして薄いゲート酸化膜3の全面上に、再
びCVD法によって薄いポリシリコン膜4を推積した後
、ゲート電極形成用フォトマスク(レジストパターン5
を作製する際に用いたマスク)を再度用いて光露光技術
によりレジストパターン6を形成する(図10)。
【0007】さらにレジストパターン6をマスクとして
、薄いポリシリコン膜4にBF2 をイオン注入する。 その後、レジストパターン6を除去し、高温処理するこ
とにより薄いポリシリコン膜4中のBF2 注入領域が
活性化され、ソース・ドレイン領域4aとなり、下ゲー
ト型TFTが完成する(図11)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の下ゲート型TF
Tは以上のように製造されているので、ソース・ドレイ
ン領域4aを形成する時には、ゲート電極形成用フォト
マスクを再度用いて形成されたレジストパターン6をマ
スクとしてイオン注入することが必要となる。そのため
、ソース・ドレイン領域4aはゲート電極2に対しセル
フアラインでは形成されず、光露光技術におけるフォト
マスクのアライメントずれが生じ、従ってトランジスタ
特性がばらつくという問題点があった。またこのことは
TFTを微細化する上で大きな妨げでもある。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、第2の層についての処理が第
1の層に対してセルフアラインで行うことができるとと
もに、微細化が容易な半導体装置の製造方法を得ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
製造方法は、半導体基板の一の主面上に、前記半導体基
板が透過させる電磁波を厚み方向に対して遮断する第1
の層を選択的に形成する工程と、前記第1の層を含む、
前記一の主面の全面上に前記電磁波を透過させる第2の
層を形成する工程と、前記第2の層の全面上に前記電磁
波に感光するレジスト膜を形成する工程と、前記電磁波
を前記半導体基板の他の主面の側から照射して前記レジ
スト膜を露光し、選択的に残置する工程と、残置した前
記レジスト膜をマスクとして前記第2の層に所定の処理
を行う工程と、を備える。
【0011】
【作用】この発明における第1の層は、半導体基板及び
第2の層が透過させる電磁波をその厚み方向に対して遮
断し、半導体基板を介して前記電磁波に感光するレジス
ト膜のマスクとなる。このレジスト膜は現像により前記
第1の層の形状を反映した形状に残置され、これが前記
第2の層に所定の処理を行う際のマスクとなる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1から図6は、この発明に従って製造される下
ゲート型TFTの製造方法を工程順に示す部分断面図で
ある。
【0013】まずシリコン基板1上に、リンをドープし
たポリシリコン膜2aをCVD法により推積する(図1
)。
【0014】次に全面にわたってスパッタ法によりモリ
ブデンシリサイド、モリブデン、クロム等の高融点金属
7aを推積する。その後、フォトマスクを用いて光露光
技術によりレジストパターン5を形成する(図2)。
【0015】次にレジストパターン5をマスクにしてド
ライエッチングすることにより、リンをドープしたポリ
シリコン膜2aおよび高融点金属7aのパターニングを
行い、ゲート電極2及びこれと同形のマスク7を形成す
る。レジストパターン5を除去した後、CVD法により
薄いゲート酸化膜3を全面に推積する(図3)。
【0016】そして、図4に示す様に、薄いゲート酸化
膜3の全面上に、CVD法により薄いポリシリコン膜4
を推積した後、赤外線に感光するネガ型フォトレジスト
膜8を、塗布により全面に形成する。そしてシリコン基
板1の裏面から赤外線Aを照射することにより、ネガ型
フォトレジスト膜8の露光を行う。この時シリコン基板
1及び薄いポリシリコン膜4は赤外線Aを透過させるが
、ゲート電極2の上に推積された金属ゲート7は高融点
金属7aから成るので赤外線の阻止材として働く。この
ため、金属ゲート7の上方に位置するネガ型フォトレジ
スト膜8には金属ゲート7の形状即ちゲート電極2の形
状を反映して赤外線Aが当たらないことになる。
【0017】次にネガ型フォトレジスト膜8を現像する
。この場合、赤外線露光されていない、金属ゲート7の
上方に位置するネガ型フォトレジスト膜8のみが残り、
他は現像液に溶けて除去される。この様にして、ネガ型
フォトレジスト膜8のパターニングがセルフアラインで
行われる(図5)。
【0018】その後パターニングされたネガ型フォトレ
ジスト膜8をマスクとして、薄いポリシリコン膜4にB
F2 をイオン注入する。その結果、ゲート電極2、金
属ゲート7の上方以外に位置する薄いポリシリコン膜4
のみにBF2 がイオン注入されることになる。その後
、ネガ型フォトレジスト膜8を除去し、高温処理するこ
とにより、薄いポリシリコン膜4中のBF2注入領域が
活性化され、ソース・ドレイン領域4aとなり、下ゲー
ト型TFTが完成する(図6)。
【0019】なお、上記実施例では、半導体基板として
シリコン基板1を用いているが、他の半導体基板例えば
ゲルマニウム基板を用いてもよい。またシリコン基板1
は赤外線Aを透過させる下地層、例えば不純物層等から
なる半導体素子を有していても本実施例の効果を減じな
い。
【0020】また、上記実施例では、ゲート電極2と金
属ゲート7との2層構造が形成されているが、金属ゲー
ト7のみで形成してもよい。さらに、半導体基板1が透
過させる電磁波(例えば赤外線)の阻止材として高融点
金属7aを用いているが、少なくとも上記電磁波を反射
または吸収するものであれば他の物質を用いてもよい。
【0021】また、上記実施例では、半導体基板の裏面
に照射する電磁波として赤外線Aを用いた場合について
説明したが、半導体基板を透過する電磁波であれば他の
波長を有する電磁波でもよい。
【0022】さらに、上記実施例では、下ゲート型TF
Tの場合について説明したが、より半導体基板側に近い
構成部に対して位置の整合をとって新たな構成部を形成
する微細加工を必要とする半導体装置であればよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。
【0023】
【発明の効果】以上の様に、この発明によれば第2の層
に対する処理は、選択的に形成された第1の層をマスク
としてセルフアラインで行うことができるので、第2の
層についての処理が第1の層に対してずれることなく行
われ、また、フォトマスクのアライメントずれも発生せ
ず、微細加工が容易な半導体装置の製造方法を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の下ゲート型TFTの製造
方法を工程順に示す部分断面図である。
【図2】この発明の一実施例の下ゲート型TFTの製造
方法を工程順に示す部分断面図である。
【図3】この発明の一実施例の下ゲート型TFTの製造
方法を工程順に示す部分断面図である。
【図4】この発明の一実施例の下ゲート型TFTの製造
方法を工程順に示す部分断面図である。
【図5】この発明の一実施例の下ゲート型TFTの製造
方法を工程順に示す部分断面図である。
【図6】この発明の一実施例の下ゲート型TFTの製造
方法を工程順に示す部分断面図である。
【図7】従来の下ゲート型TFTを示す断面図である。
【図8】従来の下ゲート型TFTの製造方法を工程順に
示す部分断面図である。
【図9】従来の下ゲート型TFTの製造方法を工程順に
示す部分断面図である。
【図10】従来の下ゲート型TFTの製造方法を工程順
に示す部分断面図である。
【図11】従来の下ゲート型TFTの製造方法を工程順
に示す部分断面図である。
【符号の説明】
1    シリコン基板 2    ゲート電極 3    薄いゲート酸化膜 4    薄いポリシリコン膜 7    金属ゲート 8    赤外線に感光するネガ型フォトレジスト膜A
    赤外線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板の一の主面上に、前記半導
    体基板が透過させる電磁波を厚み方向に対して遮断する
    第1の層を選択的に形成する工程と、前記第1の層を含
    む、前記一の主面の全面上に前記電磁波を透過させる第
    2の層を形成する工程と、前記第2の層の全面上に前記
    電磁波に感光するレジスト膜を形成する工程と、前記電
    磁波を前記半導体基板の他の主面の側から照射して前記
    レジスト膜を露光し、選択的に残置する工程と、残置し
    た前記レジスト膜をマスクとして前記第2の層に所定の
    処理を行う工程と、を備える半導体装置の製造方法。
JP5491591A 1991-03-19 1991-03-19 半導体装置の製造方法 Pending JPH04312929A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177253A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 電子デバイスの製造方法、レジストパターン形成システム、電子デバイス、及び薄膜トランジスタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177253A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 電子デバイスの製造方法、レジストパターン形成システム、電子デバイス、及び薄膜トランジスタ

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