JPS5811511B2 - イオンエツチング方法 - Google Patents

イオンエツチング方法

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JPS5811511B2
JPS5811511B2 JP14291876A JP14291876A JPS5811511B2 JP S5811511 B2 JPS5811511 B2 JP S5811511B2 JP 14291876 A JP14291876 A JP 14291876A JP 14291876 A JP14291876 A JP 14291876A JP S5811511 B2 JPS5811511 B2 JP S5811511B2
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ion
etching
ion etching
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柴田浩
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CHO ERU ESU AI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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CHO ERU ESU AI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、固体表面をイオンで衝撃することによりそ
の表面の所要部をエツチングするイオンエツチング方法
に関し、特に半導体表面のイオンエツチング方法に関す
るものである。
イオンエツチングは、化学的にエツチングしにくい貴金
属、サーメットなどを含めてあらゆる物質のエツチング
が容易にでき、サイドエツチングが少なく、エツチング
液のしみ込みによるレジスト膜の剥離がな(、しかも試
料汚染の危険性が少ないため、化学的エツチングに代え
て用いられることがある。
従来のイオンエツチング方法は、第1図に示すように、
固体11の表面上にイオンエッチレジスト2を形成して
、エツチングイオンの平行ビーム3を固体110表面に
垂直に投射するものである。
固体110表面に対してエツチングイオンを斜めに投射
するイオンエツチング方法もあるが、これはエツチング
速度を速くするためであり、第2図に示すように固体1
1をその垂直軸2を中心として回転させて均質なエツチ
ングをおこなっている。
従来のイオンエツチング方法+1上に説明したように、
イオンエッチレジスト部分のみを残して他はすべてエツ
チングするものである。
したがって、エツチングされない部分のパターンはイオ
ンエッチレジストの位置で限定される。
この発明は、エツチングパターンに自由度のあるイオン
エツチング方法を提供することを目的とするものである
ある種の固体たとえば半導体装置においては、エツチン
グの前又は後にイオンの選択的注入をすることがあり、
その選択的注入においてはマスクが必要とされ、そのマ
スク形成が必要である。
しかしながら、イオンエツチングにおいて用いるイオン
エッチレジストがそのマスクに供用できると、前記した
イオンの選択的注入のためのマスク形成作業が省略され
、作業能率を高める。
したがってこの発明は、イオンの選択的注入のためのマ
スク形成作業を省略しうるイオンエツチング方法を提供
することをもその目的とするものである。
固体表面、たとえば半導体表面のエツチングにおいては
、その表面上に任意の厚みおよび形状のイオンエッチレ
ジストを形成することができる。
イオンエッチレジストとしては、光、電子ビーム、X線
などの放射線で露光した感光性樹脂、放射線で露光した
コンタミネーション膜、放射線照射によって架橋したS
i、金属あるいはその他の、イオンエツチング速度がエ
ツチング部のエツチング速度よりも遅いものとするのが
好ましい。
次にこの発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図に示すように、固体110表面上に厚みtなる基
板とは異なる材料のイオンエッチレジスト2を形成する
このイオンエッチレジスト2は、たとえば感光性剤(た
とえばコダックホトレジス)KPR)を塗布し、次にガ
ラスマスクを用いてイオンエッチレジストパターンを露
光形成して現像処理などを経て作る。
この露光を電子ビーム、X線などですることにより微細
なパターンが得られる。
なお、厚い酸化膜、金属膜、有機性膜でイオンエッチレ
ジストを形成してもよい。
次に、一方向よりエツチングイオンの平行ビーム3を固
体11の表面に対してθの角度で投射する。
このようにすると、L=t/lanθなる距離の間がエ
ツチングイオンの平行ビーム3の影になり、図に示す点
線領域4がエツチング領域となる3したがって、イオン
エッチレジスト2の下の領域および距離りの領域がエツ
チングの無い領域(以下非エツチング領域という)とな
り、この非エツチング領域の形状および拡がりは、イオ
ンエッチレジスト2の形状のみならず、エツチングイオ
ンの平行ビーム3の投射方向および投射角度θにより定
まる。
したがって、非エツチング領域形成において自由度が高
い。
また、第4図に示すように、互いに分離してLなる距離
において相対向する厚みtのイオンエッチレジスト21
および22を形成した場合は、まず右手方向からエツチ
ングイオンの平行ビーム31をθ−tan−1t/Lよ
りも小なる角度で固体11の表面上に投射する。
そして次に、左手方向からエツチングイオンの平行ビー
ム32を固体1、の表面上にθよりも小なる角度で投射
する。
このようにすることにより、2つのイオンエッチレジス
ト21および22ではさまれる長さしの領域ならびにイ
オンエツチレジス)21,22の下の領域を除(部分4
がエツチング領域になる。
このように、非エツチング領域の形状をイオンエツチレ
ジス・の形状、配置のみならず、エツチングイオンの平
行ビームの投射方向および投射角度で定め得る結果、イ
オンエッチレジストをエツチング前後の他の処理工程に
おいてマスクとして用いることができる。
たとえば、イオンインプラ技術により半導体基板表面に
部分的にある導電形の不純物イオンを注入するときには
、イオンエッチレジストをマスクとして不純物イオンの
垂直投射又は特定方向からの斜角投射により所定領域に
不純物イオンの注入をおこなうことができる。
また、表面全体に金属を蒸着して後にイオンエッチレジ
ストを除去することにより、金属蒸着のない領域、すな
わち開口部を得ることができる。
イオンエッチレジストのこのような利用において、その
配置の自由度が高い。
なぜならば、エツチング領域のパターンがエツチングイ
オンの平行ビームの投射方向および投射角度によって適
当に定めることができるからである。
したがって、この発明によればエツチングパターン選択
の自由度が大きく、かつ他の処理工程を簡略化すること
にもなる。
次に、この発明のイオンエツチング方法をMOSトラン
ジスタの製造に使用した実施例を示す。
実施例 1 この実施例は、自己整合形短チャンネルMO8(Dif
fused 5elf Aligned MOS;D=
MO8)の製造に関するものである。
まず第5図に示すようにP形Si単結晶基板12上に、
各単位素子となるべき部分の電気的分離のちにゲート、
ソース、ドレイン領域以外のところに厚い8102層5
を形成し、ゲート絶縁膜となる8102層6を形成する
さらにゲートとなる金属又は多結晶Si層7を蒸着又は
気相成長法により全面に形成する。
次いで、P形Si単結晶基板1°上に電子ビームに感光
性を示す感光剤PMMA、あるいは光に感光性を示すホ
トレジストを塗布して電子ビーム、光またはX線で露光
して現像し厚みがtで距離りだけ離れたイオンエッチレ
ジスト21,22を形成する。
次に、第6図に示すように、θ=jan−’t/Lより
も小さい角度でエツチングイオンの平行ビーム3を右手
より投射してイオンエッチレジスト22の右手側にある
5i03層6および多結晶Si層Iを除去する。
つづいて第7図に示すように、P形不純物たとえばボロ
ン(硼素)の平行イオンビーム8を同じ(右手側からθ
より小さい角度でイオン打込みをして、P形イオン注入
層9を形成する。
このとき、イオンエッチレジスト22と21の間の領域
にはイオンが注入されない。
次にP形Si単結晶基板11の垂直方向からN形不純物
たとえばリンのイオンビーム10を打込んでドレイン領
域111およびソース領域112を形成する。
次にエツチング液を用いて、ドレイン領域11゜の表面
にある5i02膜を除去して、垂直方向よりアルミニウ
ムなどの金属121,122を蒸着し、リフトオフ技術
を用いてイオンエッチレジスト2、および22を除去す
るとともに配線のパターンを得る。
この状態を第8図に示す。次に、ゲートの金属とソース
、ドレインの配線金属の電気的接触を防ぐために、金属
表面、特に接触部を化学化成の方法で酸化させて分離を
はかる。
以上、基本的な製造方法を説明したが、一般的な集積回
路として用いいには、表面に上積み酸化膜を形成して多
層配線の分離、内部保護をはかる。
この実施例においては、この発明のイオンエツチング法
を用いることにより、P形イオン注入層9を形成するた
めのエツチングならびに自己整合のゲートを構成する多
結晶シリコン層7(第8図)の形成が同時にでき、また
、P形イオン打込みのマスクにイオンエッチレジストが
そのまま共用できる。
実施例 2 この実施例は、自己整合形MOSトランシタの製造に関
するものである。
第9図に示すように、P形Si単結晶基板12上に、各
単位素子となるべき部分の電気的分離のために厚いSi
O2層5を形成し、ゲート絶縁膜となるSi02層6を
形成する。
さらにゲートとなる金属又は多結晶Si層7を蒸着又は
気相成長法により全面に形成する。
次いで、P形Si単結晶基板11上に厚みがtで距離し
たけ離れたイオンエッチレジスト21,22ならびに2
3を形成する。
次に、第10図に示すように、θ− jan−1t/Lよりも小さい角度で右手方向から、ま
た左手方向からリン、砒素あるいはアンチモンなどのN
形不純物の平行イオンビーム101および102を投射
して、N形不純物イオンを注入したドレイン領域111
およびソース領域112を形成する。
つづいて、同様な方向および角度でエツチングイオンの
平行ビームを投射して、ドレイン領域111およびソー
ス領域112の表面にある多結晶Si層7および810
2層6を除去する。
次に、第11図に示すように、垂直方向からアルミニウ
ム、モリブデン、白金、金、クロムなど、あるいは以後
に熱処理プロセスがある場合にはモリブデン、タングス
テンなどの金属121〜123を蒸着Xる。
つづいて、リフ・技術を用いてイオンエッチレジスト2
1〜23を溶剤で溶かし、ソース、ドレイン、ゲート領
域以外の不必要な部分の蒸着金属を除去する。
からに、第12図に示すように、電極として残留した金
属121〜123をマスクとして露出した多結晶Si層
7を除去して後、N形不純物のイオンビーム10を垂直
方向よりイオン打込みしてN形イオン注入層131およ
び132を形成する。
これによりドレイン層およびソース層が完成する。
以上の工程によりMOS)ランジスタの基本構造が完成
する。
この実施例においては、この発明のイオンエツチング法
を用いることにより、イオンエッチレジストをソース、
ゲートおよびドレイン電極の自己整合用マスクとして形
成して、エツチングマスクとしてのみならず、電極マス
クとして利用するので、MOS)ランジスタ製造におい
てマスク作業の低減となり、かつソース、ゲートおよび
ドレインの整合精度を高めることになる。
イオンエッチレジスト21,22間が空いているにもか
かわらず、この発明により、その間のエツチングがなさ
れないため前述の通りMOSトランジスタの製造におい
で特に大きな効果を生ずる。
なお、この発明は、MOS)ランジスタの製造のみなら
ず、他の半導体装置あるいは固体装置、素子の製造に広
く利用することができる。
以上詳細に説明したようにこの発明によれば、エツチン
グパターンはイオンエッチレジストのパターンのみなら
ず、エツチングイオン平行ビームの投射方向および角度
で決定することができ、イオンエツチングを用いるイオ
ンエッチレジストのパターンを他の処理工程のためのマ
スクあるいはパターンに利用することができる。
したがって固体装置又は素子の製造においてマスクある
いはパターンの低減および構成要素間の高精度整合が達
成される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のイオンエツチング方法を示
す側面図、第3図および第4図はこの発明のイオンエツ
チング方法を示す側面図、第5図〜第8図はこの発明の
一実施例を説明するための図面であり、それら各図は製
造各工程におけるMOS)ランジスタの断面図、第9図
〜第12図はこの発明の他の実施例を説明するための図
面であり、それら各図は製造各工程におけるMOSトラ
ンジスタの断面図である。 図中、11は固体、12はP形Si単結晶基板、2.2
1〜23はイオンエッチレジスト、3,31゜32はエ
ツチングイオン平行ビーム、4はエツチング領域、5,
6は5i02層、7は多結晶Si層、8はP形不純物の
平行イオンビーム、9はP形イオン注入層、10,10
1,102はN形不純物のイオンビーム、111はドレ
イン領域、112はソース領域、121〜123は金属
、131,132はN形イオン注入層である。 なお、図中の同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被加工基板の上面の少なくとも一部に被加工基板と
    異なる材料の層を形成し、光・電子ビーム・X線などの
    放射線照射を用いる平面図形作成技術により前記層を部
    分的に除去して残留層を形成し、前記被加工基板の上面
    に対して90°未満の入射角度でイオンビームを投射し
    、前記残留層の形状および入射角度の相互関係により前
    記残留層下の領域以外の領域に非エツチング領域を形成
    することを特徴とするイオンエツチング方法。 2 残留層をLなる幅の開口を有する厚みtのものとし
    、θ=jan’1t/Lなる角度θ以下の入射角度で少
    なくとも相対向する2方向よりそれぞれ平行なイオンビ
    ームを投射して残留層下および残留層開口部の被加工基
    板の上面を非エツチング領域とし、それ以外の被加工基
    板の上面をエツチング領域とする特許請求の範囲第1項
    記載のエツチング方法。
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