JPH04310173A - 表の作成装置 - Google Patents

表の作成装置

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JPH04310173A
JPH04310173A JP3103078A JP10307891A JPH04310173A JP H04310173 A JPH04310173 A JP H04310173A JP 3103078 A JP3103078 A JP 3103078A JP 10307891 A JP10307891 A JP 10307891A JP H04310173 A JPH04310173 A JP H04310173A
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JP
Japan
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cell
character
storage means
cells
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JP3103078A
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English (en)
Inventor
Masa Saito
齊藤 雅
Hitoshi Kinoshita
仁 木下
Hisao Miyauchi
宮内 久男
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IWANAMI SHIYOTEN KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
Astec Co Ltd
Original Assignee
IWANAMI SHIYOTEN KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
Astec Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表の作成装置、特に、デ
ィスプレイ画面を見ながら表の作成を容易に行うことが
できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ技術の発達に伴い、コンピ
ュータ用の文書作成ソフトウエアや、ワードプロセッサ
なども日ごとに進歩を遂げている。このような文書作成
装置は、オフィスや家庭にまで普及し、専門知識のない
一般人に対しても、文書作成を容易に行える環境を提供
するに至っている。また、このような文書作成装置には
、通常、作表機能が備わっており、文書中に表を作成す
ることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在普
及している文書作成装置では、表の作成作業が困難であ
るという問題がある。一般に、表は、罫線で区切られた
多数のセルの中に、所定の文字列を配したものであるが
、どのセルにどの程度の長さの文字列が配置されるかと
いうことを、表の作成当初から予測することは難しい。 このため、従来装置では、大まかな予想に基づいて罫線
を引いてセルを構成し、このセルの中にうまく文字列を
配置してゆくか、あるいは、先に文字列だけを配置し、
最後に罫線を引く作業を行うという方法により、作表を
行っていた。ところが、このような方法では、当初の予
想に反してセルのスペースが大きすぎたり、小さすぎた
りする結果が生じ、後に何度も修正を行う必要が生じる
【0004】そこで本発明は、ディスプレイ画面を見な
がら容易に作表作業を行うことのできる表の作成装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は表の作成装置に
おいて、作成する表の構成要素となるm行n列に配列さ
れたセルについて、それぞれ縦幅および横幅の値を記憶
するセル情報記憶手段と、作成する表を構成するセルを
行単位あるいは列単位で追加または削除するセル変更指
示を入力するセル変更手段と、所定のセルを指定し、こ
のセル内に割り付ける文字情報を入力する文字入力手段
と、この文字入力手段から入力された文字情報を、各セ
ルごとに記憶する文字情報記憶手段と、セル変更手段か
ら与えられたセル変更指示に基づいて、セル情報記憶手
段内に定義されているセルの構成を更新する処理と、文
字情報記憶手段内に記憶されている文字情報に基づいて
、セル情報記憶手段内に定義されているセルの縦幅およ
び横幅の値を更新する処理と、を行うセル情報更新手段
と、セル情報記憶手段内の情報と、文字情報記憶手段内
の情報と、に基づいて表を作成する作表処理手段と、作
成された表を表示する表示手段と、を設けたものである
【0006】
【作  用】セル情報記憶手段内には、作成する表の構
成要素となるm行n列に配列されたセルについて、それ
ぞれ縦幅および横幅の値が記憶されており、各セル内に
割り付ける文字情報は、文字情報記憶手段内に記憶され
ている。作表処理手段は、これら2つの記憶手段内の情
報を合成することにより表を作成する。
【0007】本発明の特徴は、セル情報更新手段によっ
て、セル情報の更新が行われる点である。セル情報更新
手段による更新処理には、2とおりの処理がある。第1
の処理は、セル変更手段から与えられたセル変更指示に
基づいて、セル情報記憶手段内に定義されているセルの
構成を更新する処理である。セル変更指示は、作成する
表を構成するセルを行単位あるいは列単位で追加または
削除する指示であり、オペレータは現在作成中の表に、
行単位あるいは列単位で新たなセルを追加することもで
きるし、既存のセルを削除することもできる。したがっ
て、オペレータは、何行何列の表を作成するかというこ
とを表の作成当初は厳密に考える必要はない。また、表
の修正も容易に行うことができる。
【0008】第2の処理は、文字情報記憶手段内に記憶
されている文字情報に基づいて、セル情報記憶手段内に
定義されているセルの縦幅および横幅の値を更新する処
理である。すなわち、各セル内に割り付けるべき文字列
の長さに応じて、セルの縦幅および横幅が自動的に更新
される。したがって、オペレータは、どの程度の大きさ
のセルを定義すればよいかということを全く考慮するこ
となしに作業を進めることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る表の作成装置の
基本構成を示すブロック図である。この装置の大きな構
成要素は、コンピュータ10、表示手段20、印刷手段
30、セル変更手段40、文字入力手段50、である。 コンピュータ10としては、この実施例ではワークステ
ーションを用いており、機能的には、作表処理手段11
、セル情報更新手段12、セル情報記憶手段13、文字
情報記憶手段14、によって構成されている。記憶手段
13,14としては、このワークステーションの内部メ
モリを用いてもよいし、外部記憶装置を用いてもよい。 図では、各記憶手段をそれぞれ別のブロックで示してあ
るが、実際には、各記憶手段を共通のハードウエアで構
成してかまわない。また、作表処理手段11およびセル
情報更新手段12は、具体的には、このワークステーシ
ョンのCPUおよびこれを動作させるソフトウエアによ
って実現される。
【0010】また、この実施例では、表示手段20とし
てコンピュータ10に接続されたディスプレイ装置を、
印刷手段30として同じくコンピュータ10に接続され
たプリンタを用いている。更に、セル変更手段40およ
び文字入力手段50としてはキーボードやマウスなどの
入力機器を用いている。もちろん、これらの周辺機器と
して、別の装置を用いてもかまわない。なお、ここに示
す実施例は、表の作成装置としての構成を示すものであ
るが、実際には、本発明の装置は一般的な文書作成装置
の一部に組み込まれることになる。
【0011】この装置の利点は、ディスプレイ20の表
示画面を見ながら、簡単な作業で表を作成できる点であ
る。ディスプレイ20の表示画面には、所望の位置にウ
インドウを開くことができる。この装置では、通常、図
2に示すような2つの画面についてのウインドウが開か
れる。作表画面21は、作成する表のイメージを示す画
面であり、いわゆるWYSIWYG(What You
 SeeIs What You Get)の思想に基
づき、プリンタ30に印刷される画像と全く同じ画像が
表示される。一方、コマンド画面22には種々のコマン
ドのメニューが表示される。 オペレータは、表示されたコマンドをマウスなどによっ
て指定することにより、そのコマンドの入力を行うこと
ができる。
【0012】続いて、この装置による具体的な作表作業
を説明し、合わせてこの装置の動作を説明する。作表を
開始すると、図2の作表画面21内に表示されているよ
うに、2行2列の表が表示される。これが、この装置に
よる作表作業の初期状態の表示である。図3に、この2
行2列の表の詳細図を示す。本明細書では、表の構成要
素となる1区画をセルと呼び、m行n列に配列されたセ
ルからなる表についてのi行j列目に位置するセルを、
セル(i,j)と表すことにする。したがって、初期状
態の表は、1行目のセル(1,1),(1,2)と、2
行目のセル(2,1),(2,2)という2行2列に配
置された4つのセルによって構成されている。また、i
行目のセルの縦幅をyi、j列目のセルの横幅をxjと
表すと、図3に示すように、横幅x1,x2、縦幅y1
,y2が定義されている。初期状態の表では、x1,x
2,y1,y2は、いずれも1単位の長さ(1文字分に
相当)となっている。
【0013】図1におけるセル情報記憶手段13には、
現在定義されているセルが何行何列の構成であるかとい
う情報とともに、各セルの横幅および縦幅の情報が記憶
されている。したがって、初期状態では、図1に示すよ
うに、4つのセルの行列構成が記憶されており、横幅x
1,x2および縦幅y1,y2は、いずれも1となって
いる。一方、文字情報記憶手段14には、各セル内に割
り付けられた文字列の情報が記憶されるが、初期状態で
は、まだ何の文字列も記憶されていない状態となってい
る。
【0014】続いて、オペレータは文字列の入力作業を
行う。これは、文字入力手段50から、どのセルにどの
ような文字列を入力するかを指定する入力を行えばよい
。この装置では、カーソルを所望のセル内に移動させる
ことによりセルの指定を行い、キーボードから所望の文
字コードを入力することにより文字列の入力を行うよう
にしている。たとえば、図4(a) に示すセル(1,
1)内にカーソルを移動させ、ここで「国」なる1文字
を入力したとすると、この文字は、図4(b) に示す
ように、セル(1,1)内に割り付けられる。なお、実
際は漢字を入力する場合、カナ漢字変換のための操作が
必要になるが、ここでは説明が複雑になるためこのカナ
漢字変換の操作説明は省略する。オペレータが、このよ
うに、「国」なる文字を入力すると、セル(1,1)に
この文字が割り付けられた状態が直ちにディスプレイ2
0上で確認できる。これは、装置内部で次のような処理
動作が行われているからである。すなわち、文字入力手
段50から入力された文字「国」は、文字情報記憶手段
14内のセル(1,1)のための領域に記憶される。そ
して、作表処理手段11が、セル情報記憶手段13内の
セル情報と、文字情報記憶手段14内の文字情報と、を
合成して、図4(b)に示すような表を作成するのであ
る。
【0015】さて、図4(b) の状態から、更に、「
名」なる文字を入力すると、ディスプレイ20の表示は
、図4(c) のような状態になる。図4(b) の表
と比較すると、1列目のセル(1,1)および(2,1
)の横幅x1が伸び、x1=2となっていることがわか
る。これは、セル(1,1)に「国名」なる2文字が割
り付けられたためである。このように、セル内に割り付
けた文字列の長さがセル幅を越えた場合、セル幅が自動
的に更新される点が本発明の特徴のひとつである。これ
は、装置内部で次のような処理動作が行われたためであ
る。すなわち、文字入力手段50から文字「名」が入力
されると、文字情報記憶手段14内のセル(1,1)の
ための記憶領域には、「国名」なる文字列が記憶された
状態となる。セル情報更新手段12は、1列目のセル(
1,1)の文字列が2文字であるのに、セル情報記憶手
段13内の1列目のセルの横幅はx1=1であることを
認識し、整合をとるために、x1=2に更新する作業を
行う。こうして、セル情報記憶手段13内のセル幅値は
、x1=2、x2=1、y1=1、y2=1、となる。 したがって、作表処理手段11が作成した表は、図4(
c) のようになる。
【0016】続いて、セル(1,2)への文字入力作業
を行う場合を考える。この場合は、カーソルをセル(1
,1)からセル(1,2)へと移動させた後、所望の文
字入力を行えばよい。たとえば、「O」なる文字を入力
すると、図4(d) に示すように、セル(1,2)内
にこの文字が割り付けられる。続いて、「D」なる文字
を入力すると、図4(e) に示すように、2列目のセ
ル(1,2),(2,2)の横幅が、x2=2に更新さ
れ、更に「A」なる文字を入力すると、図4(f) に
示すように、2列目のセル(1,2),(2,2)の横
幅が、x2=3に更新される。
【0017】次に、2行目の文字入力作業を行う場合を
考える。この場合も、カーソルを2行目のセル(2,1
)へ移動させた後、所望の文字入力を行えばよい。たと
えば、「アメリカ」なる文字列を入力したとすると、前
半の「アメ」の2文字を入力した状態では、図4(g)
 に示すように、セルの横幅はもとのままであるが、後
半の「リ」,「カ」を入力すると、セル(2,1)の横
幅は順次伸び、図4(h) に示すように、x1=4に
まで更新されることになる。更に、カーソルをセル(2
,2)に移動させ、「960」なる文字列を入力し終え
た状態が図4(i) である。図1における文字情報記
憶手段14のブロック内に記載された内容は、この図4
(i) の状態に対応するものである。このとき、セル
情報記憶手段13内のセル幅値は、x1=4、x2=3
、y1=1、y2=1、となっている。
【0018】以上のように、セル情報更新手段12の機
能のひとつは、文字情報記憶手段14内の文字列に合わ
せて、セル情報記憶手段13内のセル幅値を更新する機
能である。この機能により、オペレータは、各セルの大
きさについて全く考慮することなしに、自由に作表を行
うことができる。なお、各セル内における文字列の割り
付けは、予め設定した組版条件に基づいて見易い割り付
けが行われるようにしておく。たとえば、セル枠と文字
との間のスペース、各文字の間隔、セル内での文字列配
置(右そろえ、左そろえ、中央そろえなど)、といった
組版条件を予め設定しておけば、美しい割り付けが可能
となる。
【0019】セル情報更新手段12のもうひとつの機能
は、セル変更手段40から与えられたセル変更指示に基
づいて、セル情報記憶手段13内に定義されているセル
の構成を更新する機能である。より具体的に言えば、行
単位あるいは列単位で、セルを追加あるいは削除する機
能である。以下、この機能について、具体例に即して説
明する。
【0020】図5は、セル変更手段40によるセル変更
指示の入力方法を説明する図である。いま、図5におい
て実線で示した4つのセル(1,1),(1,2),(
2,1),(2,2)のみが存在する場合を考える。 この実施例の装置では、この4つのセルの外枠線L1〜
L8(たとえば、外枠線L1は、セル(1,1)の左側
の枠線である)上にカーソルを移動し、セル追加を示す
指示を行うことにより、その外枠線側に新たなセルが行
単位あるいは列単位で作成される。たとえば、図5にお
ける外枠線L1あるいはL2上にカーソルをもってきて
、セル追加を示す指示を行えば、破線で示す新たなセル
(1,0)および(2,0)が追加され、2行3列の表
が形成される。また、外枠線L3あるいはL4上にカー
ソルをもってきて、セル追加を示す指示を行えば、破線
で示す新たなセル(3,1)および(3,2)が追加さ
れ、3行2列の表が形成される。一方、外枠線L5ある
いはL6上にカーソルをもってきて、セル追加を示す指
示を行えば、破線で示す新たなセル(1,3)および(
2,3)が追加され、2行3列の表が形成される。そし
て、外枠線L7あるいはL8上にカーソルをもってきて
、セル追加を示す指示を行えば、破線で示す新たなセル
(0,1)および(0,2)が追加され、3行2列の表
が形成される。なお、新たに追加されるセルの大きさは
、伸びる方向については最小幅1、これと直交する方向
については既存のセルに整合する幅とする。
【0021】以下、セルの追加操作を、具体例に即して
説明する。いま、図6(a) に示すような表が作成さ
れている状態において、セル変更手段40からセル変更
指示を与えた場合を考える。具体的には、カーソルを外
枠線L3上にもってゆき、セル追加を示す指示を与えた
ものとする。すると、図6(b) に示すように、下方
向に伸びるように第3行目のセル(3,1),(3,2
)が追加される。これらのセルの横幅は既存のセルに整
合するように、x1=4,x2=3となり、縦幅は最小
幅をとりy3=1となる。こうして、3行2列の表が作
成されることになる。3行目のセルに文字を入力するに
は、文字入力手段50により、各セルにカーソルを移動
した後、所望の文字入力を行えばよい。図6(c) は
、3行目のセルに、「フランス」および「890」なる
文字列を入力した状態を示す。
【0022】続いて、図の右方向にセルを伸ばし、3行
3列の表を構成する操作を行ってみよう。この場合、図
6(c) における外枠線L5,L6,L9のいずれか
の上にカーソルを移動させ、セル追加を示す指示を与え
ればよい。その結果、図6(d) に示すように、3列
目のセルが追加される。横幅は、最小幅をとりx3=1
である。 ここで、セル(1,3)に「国連職員数」なる文字列を
入力したとすると、図7(a) に示すように、x3=
5に更新される。図7(b) は、セル(2,3)に文
字列「484」、セル(3,3)に文字列「128」を
入力し、3行3列の表を完成させた状態を示す。
【0023】このように、上下左右、任意の方向にセル
を追加してゆくことができるため、オペレータの作表作
業は非常に簡単なものになる。図8は、更に、下方にセ
ルを追加し、6行3列の表を構成した状態を示す。新た
なセルの縦幅はいずれも最小幅1であり、横幅は、それ
ぞれx1,x2,x3と既存のセルに整合している。い
ま、図8の状態において、6行1列目のセルに「スウェ
ーデン」なる文字を入力することを考える。この場合、
1列目のセルの横幅は、x1=4であるから、「スウェ
ー」なる4文字を入力するところまではセルに変更はな
い。ところが、「デン」なる2文字を更に入力すると、
x1=5,x1=6と順次更新されてゆき、図9に示す
ようになる。この機能は、既に述べたとおりである。
【0024】図10は、更に右方向に新たなセルを追加
し、6行4列の表を構成した状態を示す図である。4列
目のセルの横幅は、当初はx4=1であるが、セル内に
文字を入力することにより更新されてゆく。図11は、
文字の入力により、x4=6にまで更新された状態を示
す。
【0025】このように、入力した文字列が長くなるに
つれて、セルの横幅も自動的に長くなってゆくが、無制
限に伸びてゆくことは好ましくない。あまり横に長くな
ると、ディスプレイ20の表示画面から食み出てしまう
ことになる。そこで、本実施例の装置では、横幅の上限
値Maxを予め設定しておき、これを越えるようになっ
たら、セルの縦幅を伸ばして文字列を多段配列するよう
にしている。たとえば、図12に示すように、セル(4
,4)内に、「国際的研究プロジェクト」なる文字列を
入力するとき、セルの横幅をそのまま伸ばすと、表の総
横幅が上限値Maxを越えてしまうような場合、4行目
のセルの縦幅をy4=2として伸ばし、セル(4,4)
内の文字列を多段配列するようにしている。同様に、図
13では、セル(5,4)内に長文を割り付けるために
、5行目のセルの縦幅をy5=3として伸ばしている。 なお、表の総横幅が上限値Maxを越えるときにセルの
縦幅を伸ばすようにする代わりに、1つのセルの横幅が
所定の設定値を越えるときにセルの縦幅を伸ばすように
決めておいてもかまわない。
【0026】以上のように、本装置を用いれば、上下左
右いずれの方向にセルを追加することも自由であり、し
かも、各セルの幅はその中に割り付ける文字列の長さに
応じて自動的に更新されてゆくので、オペレータは非常
に簡単な操作で作表を行うことができる。
【0027】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。た
とえば、上述の実施例では、新たなセルの追加操作につ
いての説明しかしなかったが、既存のセルを行単位ある
いは列単位で削除する処理も同様に行うことが可能であ
る。また、セル幅の更新に関して、上述の実施例では、
セル幅が増える場合のみしか説明しなかったが、セル内
の文字列を削除するなどの操作を行った場合には、セル
幅が自動的に減る処理が行われることになる。
【0028】上述の実施例では、所定のセル内に文字入
力を行う場合、カーソル移動によってそのセルを指定す
る操作を行うようにしているが、他の方法によりセルの
指定を行ってもよい。また、セルの追加を行う場合、上
述の実施例では、カーソルを所定の外枠線上に移動する
ことによりセルの追加位置を指定していたが、この指定
も他の方法で行ってかまわない。また、上述の実施例で
は、既存のセルの外側に新たなセルを追加しているが、
既存のセルとセルとの間に新たなセルを設けることも可
能である。たとえば、図5において、セル(1,1)と
(1,2)との境界線上にカーソルを移動し、セルを追
加する指示入力を行ったときには、セル(1,1)と(
1,2)との間、およびセル(2,1)と(2,2)と
の間、にそれぞれ新たなセルが生成されるようにしても
よい。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり本発明による表の作成装置
によれば、セル幅の自動更新機能と、セル構成の変更機
能と、を設けたため、ディスプレイ画面を見ながら容易
に作表作業を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る表の作成装置の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す装置のディスプレイ画面を示す図で
ある。
【図3】図1に示す装置における作表作業の初期状態を
示す図である。
【図4】図3に示す初期状態から、各セル内に文字列を
割り付ける作業を示す画面図である。
【図5】図1に示す装置における新たなセルの追加操作
を説明する図である。
【図6】図1に示す装置により、新たなセルを追加する
作業を示す画面図である。
【図7】図1に示す装置により、追加したセルに文字列
を割り付ける作業を示す画面図である。
【図8】図1に示す装置により、追加したセルに文字列
を割り付ける作業を示す別な画面図である。
【図9】図1に示す装置により、追加したセルに文字列
を割り付ける作業を示す更に別な画面図である。
【図10】図1に示す装置により、更に新たなセルを追
加する作業を示す画面図である。
【図11】図1に示す装置により、追加したセルに文字
列を割り付ける作業を示すまた別な画面図である。
【図12】図1に示す装置によるセルの縦幅を更新する
処理を示す画面図である。
【図13】図1に示す装置によるセルの縦幅を更新する
処理を示す別な画面図である。
【符号の説明】
10…コンピュータ 11…作表処理手段 12…セル情報更新手段 13…セル情報記憶手段 14…文字情報記憶手段 20…表示手段(ディスプレイ) 21…作表画面 22…コマンド画面 30…印刷手段(プリンタ) 40…セル変更手段 50…文字入力手段 x1〜x4…セルの横幅 y1〜y6…セルの縦幅 L1〜L9…外枠線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作成する表の構成要素となるm行n列に配
    列されたセルについて、それぞれ縦幅および横幅の値を
    記憶するセル情報記憶手段と、作成する表を構成するセ
    ルを行単位あるいは列単位で追加または削除するセル変
    更指示を入力するセル変更手段と、所定のセルを指定し
    、このセル内に割り付ける文字情報を入力する文字入力
    手段と、前記文字入力手段から入力された文字情報を、
    各セルごとに記憶する文字情報記憶手段と、前記セル変
    更手段から与えられたセル変更指示に基づいて、前記セ
    ル情報記憶手段内に定義されているセルの構成を更新す
    る処理と、前記文字情報記憶手段内に記憶されている文
    字情報に基づいて、前記セル情報記憶手段内に定義され
    ているセルの縦幅および横幅の値を更新する処理と、を
    行うセル情報更新手段と、前記セル情報記憶手段内の情
    報と、前記文字情報記憶手段内の情報と、に基づいて表
    を作成する作表処理手段と、作成された表を表示する表
    示手段と、を備えることを特徴とする表の作成装置。
JP3103078A 1991-04-08 1991-04-08 表の作成装置 Pending JPH04310173A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000259735A (ja) * 1999-03-12 2000-09-22 Fujitsu Ltd スケジュール表示制御装置、スケジュール表示制御方法および記録媒体
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