JPH04306155A - 自動車の乾燥装置 - Google Patents

自動車の乾燥装置

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Publication number
JPH04306155A
JPH04306155A JP6993591A JP6993591A JPH04306155A JP H04306155 A JPH04306155 A JP H04306155A JP 6993591 A JP6993591 A JP 6993591A JP 6993591 A JP6993591 A JP 6993591A JP H04306155 A JPH04306155 A JP H04306155A
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JP
Japan
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top nozzle
automobile
nozzle
detection means
traveling frame
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Application number
JP6993591A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takeuchi
竹内 茂夫
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Takeuchi Iron Works Corp
Original Assignee
Takeuchi Iron Works Corp
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の表面に対して
ノズルを相対運動させ、そのノズルから噴出する高圧空
気により前記自動車の表面を乾燥させる自動車の乾燥装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる自動車の乾燥装置として、
平行リンク機構を用いてトップノズルを昇降させるもの
(実公平1−25097号公報参照)、あるいは走行フ
レームの側面フレームに設けた案内レールに沿ってトッ
プノズルを昇降させるもの(特開平1−178050号
公報参照)が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
ップノズルによりフロントバンパーあるいはリヤバンパ
ーの上面を乾燥すべく該トップノズルを低い位置まで下
降させようとすると、前者の平行リンク式のものではリ
ンクの全長が長くなって装置が大型化する問題があり、
後者の案内レール式のものでは案内レールの下部に他の
装置を配置できなくなる問題がある。かかる不都合を回
避すべく、トップノズルの下限位置をバンパーの上面よ
りも上方に離れた位置に設定すると、バンパー上面の乾
燥効率が低下する問題が発生する。
【0004】また、トップノズルを低い位置まで下降で
きるようにしても、一般にトップノズルは光電スイッチ
等の検出装置により自動車の上面を安全に効率良く乾燥
できるように昇降制御されるため、リヤバンパーではバ
ンパー上面に空気流が作用する前にトップノズルが上昇
してしまい、あるいはフロントバンパーではトップノズ
ルがバンパー上面に接近する前に通過してしまうため、
バンパー上面の乾燥効率を高められない問題がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ノズルによりバンパー上面を効率的に乾燥させるこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、自動車の表面に対してノズルを相対運動
させ、そのノズルから噴出する高圧空気により前記自動
車の表面を乾燥させる自動車の乾燥装置において、自動
車の前端あるいは後端を検出する端部検出手段と、前記
端部検出手段の出力信号に基づき、前記自動車とノズル
の相対運動を停止させて該自動車のバンパー上面の乾燥
を行わせる制御手段とを備えたことを第1の特徴とする
【0007】また本発明は、自動車の表面に対してノズ
ルを相対運動させ、そのノズルから噴出する高圧空気に
より前記自動車の表面を乾燥させる自動車の乾燥装置に
おいて、自動車の前端あるいは後端を検出する端部検出
手段と、前記端部検出手段の出力信号に基づき、前記自
動車とノズルの相対運動速度を減速して該自動車のバン
パー上面の乾燥を行わせる制御手段とを備えたことを第
2の特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図10に基づいて本発明の実施
例を説明する。
【0009】図1および図2に示すように、洗車機は図
示しない自動車を跨ぐ走行フレーム1を備え、この走行
フレーム1に設けられた前後各一対の車輪2は前記自動
車の前後方向に沿って延びるレール3上に支持される。 前側の一対の車輪2は原動機4によって回転駆動され、
これにより前記走行フレーム1は自動車の前後方向に沿
って自走する。
【0010】走行フレーム1には、自動車の上面をブラ
シング洗浄する昇降可能なトップブラシ5と、自動車の
前後面および左右両側面をブラシング洗浄する左右一対
のサイドブラシ6とが設けられる。トップブラシ5は、
走行フレーム1に回転自在に支承した横軸7に左右一対
の揺動腕8を介して支持され、その一方の揺動腕8の上
端に設けた原動機9に該揺動腕8内に設けた伝動機構に
より連結されて回転駆動される。そして、他方の揺動腕
8を支持する横軸7に固着したスプロケット10と、走
行フレーム1に支持した駆動軸11に固着したスプロケ
ット12には無端チェン13が巻き掛けられ、前記駆動
軸11は走行フレーム1に設けたシリンダ14に接続さ
れて回転駆動される。従って、前記シリンダ14を伸長
駆動することにより、トップブラシ5は二点鎖線で示す
上方格納位置に保持される。また、シリンダ14を不作
動の状態にすると、トップブラシ5は前記上方格納位置
と横軸7より垂下された下限位置との間で横軸7を中心
として走行フレーム1の前後に自由に揺動することがで
き、洗浄工程においてトップブラシ5は車体上面形状に
応じて昇降すべく揺動する。
【0011】一対のサイドブラシ6の回転軸15は上下
に延びる保持筒16に支持され、この保持筒16は走行
フレーム1に横架した案内レール17に沿って図示せぬ
駆動手段で走行する左右一対の移動枠18に固着される
。また、保持筒16にブラケット19を介して取り付け
た原動機20のスプロケット21は、前記回転軸15の
上端に固着したスプロケット22に無端チェン23で接
続され、これにより前記サイドブラシ6は回転軸15と
共に回転駆動される。
【0012】走行フレーム1の左右両側には、送風機2
4を一体に備えて内側に向けて開口する左右一対のサイ
ドノズル25が設けられるとともに、走行フレーム1の
上部には左右一対の送風機26にダクト27を介して接
続されたトップノズル28が設けられる。トップノズル
28は走行フレーム1の左右両側に設けたガイドレール
29に係合するローラ30を備えた左右一対の支持部材
31により昇降自在に支持され、原動機32に接続され
て回転駆動される駆動軸33の両端に設けたスプロケッ
ト34と、前記支持部材31の下端に設けたスプロケッ
ト35に巻き掛けたチェン36の両端を前記支持部材3
1に結着することにより昇降駆動される。
【0013】走行フレーム1の上部には投光器Laと受
光器Kaよりなる車高検出手段50が設けられるととも
に、その下方には投光器Lbと受光器Kbよりなる後端
検出手段51が設けられる。また、トップノズル28の
支持部材31には投光器Lcと受光器Kcよりなる下側
の上面検出手段52L と、投光器Ldと受光器Kdよ
りなる上側の上面検出手段52U が僅かに高さを異な
らせて設けられる。
【0014】走行フレーム1には前記トップノズル28
の支持部材31に設けた磁石53により作動する3個の
リードスイッチが異なる高さに配設される。前記各リー
ドスイッチは、上側のものから下側のものに向かって順
にトップノズル28の上限検出手段54、前記車高検出
手段50が作動しない自動車V、すなわち乗用車タイプ
の車両を乾燥する際にトップノズル28の初期高さを設
定し、その吹出口を車高検出手段50よりも上方で停止
させるための中間検出手段55、およびトップノズル2
8の下限検出手段57を構成する。
【0015】走行フレーム1に設けた制御盤40の内部
には制御装置41が設けられ、前記各検出手段およびタ
イマー60の出力信号により、走行フレーム1、トップ
ブラシ5、サイドブラシ6、サイドノズル25、および
トップノズル28等の駆動が制御される。制御装置41
には走行位置検出手段58が設けられ、走行フレーム1
のスタート位置からの走行距離Lが、床面に固設したカ
ム61に当接して作動するスタート位置検出スイッチ6
2の出力信号と、走行用の原動機4に設けたロータリエ
ンコーダ63が出力するパルスに基いて検出される。ま
た、制御盤40には自動車の洗浄を開始するためのスタ
ートボタン42が設けられる。
【0016】次に、前述の本発明の第1実施例の作用を
、図3〜図5の作用説明図と図6〜図10のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0017】走行フレーム1をスタート位置検出スイッ
チ62(図1参照)が作動する左端のスタート位置に停
止させ、自動車Vをその前輪が所定位置となるように停
止させる。制御盤40に設けたスタートボタン42を押
すと、原動機4により車輪2が駆動されて走行フレーム
1は右方向に往行を開始する(ステップS1)。このと
き、左右のサイドブラシ6は回転駆動されるとともに、
図示せぬ閉じ検出スイッチが作動する閉じ位置にある。
【0018】走行フレーム1の往行により、サイドブラ
シ6が図4の6A位置に達して自動車Vの前端に接触し
たことを図示せぬ検出スイッチが検出すると(ステップ
S2)、そのときの走行フレーム1の走行位置L1 を
制御装置41に記憶し(ステップS3)、走行フレーム
1の往行を停止するとともにサイドブラシ6を開き位置
に移動させて車体前面を洗浄する。前記走行位置L1は
、走行位置検出手段58においてスタート位置検出スイ
ッチ62が作動してからのロータリエンコーダ63の出
力パルス数をカウントすることにより検出される。
【0019】サイドブラシ6の移動により図示せぬ開き
検出スイッチが作動すると走行フレーム1を往行を再開
し、サイドブラシ6を閉じ方向に移動させて車体側面を
洗浄する。前記走行フレーム1の往行時には、トップブ
ラシ5による車体上面の洗浄も並行して行われる。走行
フレーム1の往行による洗浄工程が終了して復行による
乾燥工程が開始されると(ステップS4)、両ブラシ5
,6の回転を停止して格納位置とした後、送風機24,
26を作動させてトップノズル28を上限位置から中間
検出手段55が作動する位置へ下降させ、走行フレーム
1を復行させる(ステップS5)。
【0020】後端検出手段51が自動車Vの後端を検出
すると(ステップS6)、復行を停止するとともにトッ
プノズル28を下降させ、このときの走行位置L2 を
制御装置41に記憶する(ステップS7)。トップノズ
ル28の下降により下側の上面検出手段52L あるい
は上側の上面検出手段52U のいずれか一方が作動す
ると(ステップS8)、走行フレーム1を再び往行させ
るとともに、後述する図8のフローチャート■に基づい
てトップノズル28の昇降制御を開始する(ステップS
9)。
【0021】次に、前記ステップS9の詳細を図8のフ
ローチャート■を参照して説明する。トランク面上で上
側の上面検出手段52U が車体を検出するとトップノ
ズル28は上昇する(ステップS30,S32,S36
)。そして上側の上面検出手段52U が不検出になる
とトップノズル28は停止する(ステップS30,S3
1,S33,S36)。また、両方の上面検出手段52
L ,52U が不検出になると、タイマー60が作動
する(ステップS30,S31,S34,S35,S3
6)。タイマー60のカウント時間TがT1 に達する
とトップノズル28は下降し、下側の上面検出手段52
L が車体を検出するとトップノズル28は停止する(
ステップS36,S37,S38,S39,S37,S
30,S31,S33,S36)。
【0022】トップノズル28がトランクの後端に達し
て両方の上面検出手段52L ,52U が不検出にな
ると、タイマー60が作動する(ステップS30,S3
1,S34,S35,S36)。タイマー60のカウン
ト時間TがT1 に達するとトップノズル28は下降す
る(ステップS36,S37,S38,S39)。これ
により車体後端が凸形状に高くなっている場合にトップ
ノズル28と車体との干渉が回避される。トップノズル
28の下降により上側の上面検出手段52U が車体を
検出するとトップノズル28は下降を停止し、不検出に
なると下降を再開し(ステップS37,S38,S39
,S40)、トップノズル28が下限になると下降は停
止する。
【0023】前記ステップS9における走行フレーム1
の往行により走行位置LがL3 になると(ステップS
10)、走行フレーム1を停止してタイマー60を作動
させる(ステップS11)。前記L3 はL2 +Aで
、定数Aはトップノズル28の吹出口がトランク後端T
Rよりも若干離れるまでの距離であり、このときトップ
ノズル28は図3の28a位置にあってリヤバンパーの
上面の高圧空気が吹き付けられる。
【0024】タイマー60のカウント時間Tが例えば3
〜5秒であるT1 に達すると(ステップS12)、走
行フレーム1の往行を再開するとともにタイマー60を
不作動にしてゼロにリセットする(ステップS13)。 走行フレーム1の往行により走行位置LがL4 になる
と(ステップS14)、往行を停止してトップノズル2
8が下限位置すなわち図5の28b位置にあることを確
認した後、走行フレーム1を復行させて図9のフローチ
ャート■に基づいてトップノズル28の昇降制御を行う
(ステップS15)。すなわち図9において、上側の上
面検出手段52U が車体を検出するとトップノズル2
8を上昇させ(ステップS41,S43)、不検出にな
るとトップノズル28を停止させる(ステップS41,
S42)。これによりトップノズル28は車体の後部上
面に沿って移動する。なお、前記L4 はL2 +Bで
、定数Bはトップノズル28の吹出口がリヤバンパーを
過ぎて下限位置に下降するまでの走行距離である。
【0025】走行フレーム1の復行により上側の上面検
出手段52U が車体後端を検出すると(ステップS1
6)、復行を停止してタイマー60を作動させる(ステ
ップS17)。このときトップノズル28は図5の28
c位置にあってリヤバンパーの上面に高圧空気が吹き付
けられる。タイマー60のカウント時間TがT1 に達
すると(ステップS18)、走行フレーム1の復行を開
始するとともにタイマー60を不作動にしてゼロにリセ
ットする(ステップS19)。なお、前記ステップS1
7の復行停止は、走行フレーム1の走行位置がLが前記
L3 になったときに行っても良い。
【0026】走行位置Lが前記L1 の半分になってト
ップノズル28が自動車Vの天井面に達すると(ステッ
プS20)、図10のフローチャート■に基づいてトッ
プノズル28の昇降制御を行う(ステップS21)。す
なわち図10において、上側の上面検出手段52U が
車体を検出するとトップノズル28を上昇させ、上側の
上面検出手段52U が不検出で下側の上面検出手段5
2L が検出になるとトップノズル28を停止させ、更
に両上面検出手段52L ,52U が共に不検出にな
るとトップノズル28を下降させる(ステップS44〜
S48)。上記制御によりトップノズル28は車両Vs
の前部上面に沿って移動する。
【0027】走行フレーム1の走行位置LがL5 に達
すると(ステップS22,S23)、フロントバンパー
の上面を乾燥させるべく復行を停止してタイマー60を
作動させる(ステップS24)。このときL5 はL1
 −Cで、定数Cはトップノズル28の吹出口がボンネ
ット前端BNより若干離れて図5の28d位置に達する
までの走行距離である。前記タイマー60のカウント時
間TがT1 に達すると(ステップS25)、復行を開
始するとともにタイマー60を不作動にしてゼロにリセ
ットする(ステップS26)。そして前記ステップS2
2で走行フレーム1がスタート位置に戻ると、復行を停
止してトップノズル28を上昇させ、トップノズル28
が中間位置に達したら送風機24,26を不作動にし、
上限位置に達したら乾燥工程を終了する(ステップS2
7)。
【0028】なお、ステップS7における走行フレーム
1の復行停止とトップノズル28の下降は、ステップS
6の後端検出から走行フレーム1を所定距離復行させて
トップノズル28がリヤガラスあるいは天井面に達した
ときに行うようにしても良い。この場合、走行位置L2
 はステップS6の後端検出の際に記憶する。
【0029】また、トップノズル28と上側の上面検出
手段52U の位置関係によっては、ステップS16で
上側の上面検出手段52U が車体を検出してから所定
距離だけ走行フレーム1を復行させた後、ステップS1
7で復行停止とタイマーの作動を開始しても良い。
【0030】更に、ステップS2の前端検出は、後端検
出手段51を用いて行うことも可能である。
【0031】次に、本発明の第2実施例の作用を、図1
1および図12の作用説明図と図13および図14のフ
ローチャートに基づいて説明する。この実施例では原動
機4がインバータ等に接続されて走行フレーム1の走行
速度が可変とされる。
【0032】図13のフローチャートにおけるステップ
S1〜S8は図6のフローチャートのステップS1〜S
8と同一である。すなわち走行フレーム1の往行による
洗浄工程に続いて復行による乾燥工程が開始され、後端
検出手段51が自動車Vの後端を検出すると復行が停止
してトップノズル28が下降し、下側の上面検出手段5
2L あるいは上側の上面検出手段52U が作動する
と(ステップS1〜S8)、走行フレーム1を高速往行
させるとともに前述の図8のフローチャート■に基づい
てトップノズル28を昇降制御する(ステップS50)
【0033】走行フレーム1の高速往行の過程で走行位
置LがL8 になると(ステップS51)、走行フレー
ム1を低速走行に切り換える(ステップS52)。前記
L8 はL2 +Dであって、定数Dはトップノズル2
8の吹出口がトランク後端TRよりも若干手前位置に達
するまでの走行距離であり、このときトップノズル28
は図11の28e位置にある。そして前述の走行フレー
ム11が低速走行する間にトップノズル28によりリヤ
バンパーの上面が充分に乾燥される。走行フレーム1の
走行位置LがL9 に達すると(ステップS53)、走
行フレーム1を再び高速走行に切り換える(ステップS
54)。 前記L9 はL8 +Eであって、定数Eはトップノズ
ル28の吹出口がリヤバンパーを過ぎるまでの走行距離
であり、このときトップノズル28は28f位置に達す
る。
【0034】走行位置Lが前述のL4 になると(ステ
ップS55)、走行フレーム1を停止してトップノズル
28が下限位置にあることを確認した後、走行フレーム
1を高速復行させながら前記図9のフローチャート■に
基づいてトップノズル28を昇降制御し、自動車Vの後
部上面を乾燥する(ステップS56)。走行フレーム1
の復行によりトップノズル28が図12の28g位置に
達し、上側の上面検出手段52U が車体後端を検出す
ると(ステップS57)、トップノズル28によりリヤ
バンパーの上面が充分に乾燥されるように走行フレーム
1の復行速度を低速に切り換えるとともに、そのときの
走行位置L10を制御装置41に記憶する(ステップS
58)。走行位置LがL11になると(ステップS59
)、走行フレーム1の復行速度を高速に切り換える(ス
テップS60)。前記L11はL10−Fであって、定
数Fはトップノズル28の吹出口がトランク後端TRを
若干過ぎるまでの走行距離であり、そのときトップノズ
ル28は図12の28h位置にある。なお、前記ステッ
プS57〜S60の低速復行は、走行フレーム1の走行
位置Lが前記L9 〜L8 の間で行っても良い。
【0035】走行位置Lが前記L1 の半分になってト
ップノズル28が自動車Vの天井面に達すると(ステッ
プS61)、前述の図10のフローチャート■に基づい
てトップノズル28の昇降制御を行い、トップノズル2
8を車体の前部上面に沿って移動させる(ステップS6
2)。
【0036】走行フレーム1がスタート位置に戻る前に
(ステップS63)、走行位置LがL12になってトッ
プノズル28が図12の28i位置に達すると(ステッ
プS66)、トップノズル28によりフロントバンパー
の上面が充分に乾燥されるように走行フレーム1の復行
速度を低速に切り換え(ステップS67)、走行位置L
がL13になってトップノズル28が図12の28j位
置に達すると(ステップS64)、復行速度を高速に切
り換える(ステップS65)。前記L12はL1 −G
であって、定数Gはボンネット前端BNよりも若干手前
までの走行距離、前記L13はL12−Hであって、定
数Hはトップノズル28の吹出口がフロントバンパーを
過ぎるまでの走行距離である。
【0037】而して、ステップS63で走行フレーム1
がスタート位置に戻ると復行を停止してトップノズル2
8を上昇させ、トップノズル28が中間位置に達したら
送風機24,26を不作動にして上昇させ、上限位置に
達したら乾燥工程を終了する。
【0038】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小
設計変更を行うことが可能である。
【0039】例えば、実施例では主としてトップノズル
28によりバンパーの上面を乾燥させているが、サイド
ノズル24がバンパーの側部を通過するときに走行フレ
ーム1の走行を停止させ、あるいは走行速度を低下させ
れば、バンパーの上面をより完全に乾燥させることがで
きる。
【0040】また、走行位置検出手段58による走行位
置Lの検出は、ロータリエンコーダ63に代えてタイマ
ー60により行うこともできる。すなわち、走行フレー
ム1が往行を開始してスタート位置検出スイッチ62が
不作動になると、往行のときはタイマー60からパルス
が出力される毎にパルスカウンターに加算し、復行のと
きは減算すればよい。ただし、第2実施例のように走行
フレーム1の走行速度が変化する場合、例えば走行用の
原動機4を低速のときは20ヘルツで駆動し、高速のと
きは80ヘルツで駆動する場合には、低速のときはタイ
マー60からパルスが出力される毎に、往行時は1加算
し、復行時は1減算する。そして高速のときはタイマー
60からパルスが出力される毎に、往行時は4加算し、
復行時は4減算する。
【0041】更に、第1実施例でリヤバンパーの上面を
乾燥する際にステップS10〜S13とステップS16
〜S19で走行フレーム1を2回停止させているが、こ
の停止回数は1回でも良く、同様に、第2実施例でリヤ
バンパーの上面を乾燥する際にステップS51〜S54
とステップS57〜S60で走行フレーム1を2回低速
走行させているが、この低速走行回数は1回でも良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
前端あるいは後端を検出する端部検出手段の出力信号に
基づいて自動車とノズルの相対運動を停止させ、あるい
は自動車とノズルの相対運動速度を減速しているので、
自動車のバンパーの上面のような比較的に乾燥を行いに
くい部分をノズルにより充分に乾燥することができる。 特に本発明を自動車の上面を乾燥するトップノズルに適
用すれば、そのトップノズルの下限位置を低く設定しな
くとも前記バンバーの上面を充分に乾燥することができ
るため、トップノズルを平行リンクにより支持したもの
ではリンク機構の寸法を小型化することができ、またト
ップノズルを案内レールにより支持したものでは案内レ
ール下方を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗車機の全体側面図
【図2】洗車機の全体正面図
【図3】第1実施例の作用の説明図
【図4】第1実施例の作用の説明図
【図5】第1実施例の作用の説明図
【図6】第1実施例のフローチャート
【図7】第1実施例のフローチャート
【図8】図6および図13のフローチャートのサブルー
チン
【図9】図6および図13のフローチャートのサブルー
チン
【図10】図7および図14のフローチャートのサブル
ーチン
【図11】第2実施例の作用の説明図
【図12】第2実施例の作用の説明図
【図13】第2実施例のフローチャート
【図14】第2
実施例のフローチャート
【符号の説明】
28・・・トップノズル(ノズル) 51・・・後端検出手段(端部検出手段)41・・・制
御装置(制御手段) V・・・・自動車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動車(V)の表面に対してノズル(
    28)を相対運動させ、そのノズル(28)から噴出す
    る高圧空気により前記自動車(V)の表面を乾燥させる
    自動車の乾燥装置において、自動車(V)の前端あるい
    は後端を検出する端部検出手段(51)と、前記端部検
    出手段(51)の出力信号に基づき、前記自動車(V)
    とノズル(28)の相対運動を停止させて該自動車(V
    )のバンパー上面の乾燥を行わせる制御手段(41)と
    を備えたことを特徴とする、自動車の乾燥装置。
  2. 【請求項2】  自動車(V)の表面に対してノズル(
    28)を相対運動させ、そのノズル(28)から噴出す
    る高圧空気により前記自動車(V)の表面を乾燥させる
    自動車の乾燥装置において、自動車(V)の前端あるい
    は後端を検出する端部検出手段(51)と、前記端部検
    出手段(51)の出力信号に基づき、前記自動車(V)
    とノズル(28)の相対運動速度を減速して該自動車(
    V)のバンパー上面の乾燥を行わせる制御手段(41)
    とを備えたことを特徴とする、自動車の乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01309857A (ja) * 1988-06-06 1989-12-14 Mk Seiko Co Ltd 洗車機

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