JPH02303961A

JPH02303961A - 車両洗浄装置

Info

Publication number: JPH02303961A
Application number: JP12355989A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Takeuchi; 竹内　茂夫
Original assignee: Takeuchi Tekko KK
Current assignee: Takeuchi Tekko KK
Priority date: 1989-05-17
Filing date: 1989-05-17
Publication date: 1990-12-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ１発明の目的（１）産業上の利用分野本発明は、往復走行する走行フレームに、車両の上面を
ブラシングするトップブラシと、車両の前後面及び側面
をブラシングするサイドブラシとを設けた車両洗浄装置
に関する。

（２）従来の技術従来、走行フレームの上部に昇降自在なトップブラシを
備えるとともに、走行フレームの左右両側部に開閉自在
な一対のサイドブラシを備え、トップブラシで車両の上
面をブラシングし、サイドブラシで車両の前後面と側面
をブラシングする車両洗浄装置が知られている（例えば
、特開昭５９−１０００３８号公報参照）。

（３）発明が解決しようとする課題しかしながら、上記従来の車両洗浄装置は、左右一対の
サイドブラシで車両の前面、側面、後面をブラシングす
るようになっているため、走行フレームの走行距離が少
なくとも車両の全長に等しい長さだけ必要となり、洗浄
時間を短縮することが困難であった。

本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、車両の
前面から側面前半部までのブラシングと車両の側面後半
部から後面までのブラシングを、それぞれ別個のサイド
ブラシで行わせることにより、走行フレームの走行距離
を減少させて洗浄時間を短縮することを目的とする。

Ｂ０発明の構成（１）　　課題を解決するための手段前記目的を達成するために、本発明の車両洗浄装置は、
走行レールに沿って往復走行する走行フレームと、この
走行フレームを走行させる走行駆動装置と、前記走行フ
レームの前部に開閉自在に設けられ、車両の前面と側面
をブラシングする一対の前部サイドブラシと、前記走行
フレームの後部に開閉自在に設けられ、車両の側面と後
面をブラシングする一対の後部サイドブラシと、前記走
行フレームにおける前部サイドブラシおよび後部サイド
ブラシ間に昇降自在に設けられ、車両の上面を洗浄する
トップブラシと、前記走行フレームに対する車両の位置
を検知する車体位置検知装置と、この車体位置検知装置
の出力信号に基づいて前記走行駆動装置を制御する走行
制御装置とを備えてなることを特徴とする。

（２）作　用前述の構成を備えた本発明によれば、走行フレームの走
行に伴って前部サイドブラシが車両の前面と側面をブラ
シングするとともに、後部サイドブラシが車両の側面と
後面をブラシングし１．同時にトップブラシが車両の上
面をプラシングする。

走行フレームの一方向への移動の端部に達したことを車
体位置検知装置が検知すると、この車体位置検知装置の
出力信号に基づいて走行駆動装置が制御され、走行フレ
ームの逆方向への移動が開始される。

（３）実施例以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図〜第３図は本発明の一実施例による車両洗浄装置
を示すもので、第１図はその車両洗浄装置の全体平面図
、第２図は同じく全体側面図、第３図は第２図の■−■
線断面図である。

第１図〜第３図に示すように、この車両洗浄装置は建物
Ｈの内壁面の上部両側に設けた走行レール１に吊下げ支
持した走行フレーム２を備えている。走行フレーム２の
上部には一対の遊輪３，３と一対の駆動輪４．４とが設
けられており、この駆動輪４，４をモータ５および連動
機構６よりなる走行駆動装置７で駆動することにより、
走行フレーム２は走行レールｌに沿って往復走行する。

走行フレーム２の中央前部（以下、第１図、第２図、第
４図、第５図において、左側を前方、右側を後方とする
）に配設されたトップブラシ装置Ｔは、走行フレーム２
に回転自在に支持した左右の支持軸８，８を備えており
、この支持軸８．８に基端を回転自在に支持した支持ｆ
ｉ！９．　９の先端にはＩ工動軸１０．１０が回転自在
に支持されている。揺動軸１０．１０の内側にはｔＳ動
腕１１，１１の中間部が固着されており、この揺動腕１
１゜１１の先端にはトップブラシ１２がブラシ支持軸１
３によって軸支されている。一方の揺動腕１１の基端に
はトップブラシ１２を回転駆動するためのモータ１４が
装着されており、他方の揺動腕１１の基端にはバランス
ウェート１５が固着されている。

支持腕−９，９の基端に一体に固着したスプロケッ）１
６．１６は、同期して回転する−・対のモータ１７，１
７の出力軸に固着したスプロケット１８．１８にチェー
ン１９．１９を介して連結しており、前記モータ１７，
１７を駆動することにより、支持腕９，９は支持軸８，
８の回りを回転する。１１」記スプロケット１６，１６
に固着した取付板２０．２０の先端には磁石２］、２１
が装着されており、走行フレーム２の前記磁石２１．２
１の移動経路に対応する位置には、それぞれ３個のリー
ドスイッチ２２ａ、２２ａ、２２ｂ、２２ｂ。

２２ｃ、２２ｃが取付けられており、これにより揺動腕
１１，１１を支持する揺動軸１０，１０の下限位置！７
、中間位置Ｍ、上限位置Ｕ（第２図参照）を検知する。

一方の支持軸８の外側にはシリンダ２３に連結したアー
ム部材２４が固着されており、更に、左右の支持軸８．
８の中間に固着したスプロケット２５．２５はチェーン
２６．２６を介して揺動軸１０．１０の外側に固着した
スプロケット２７゜２７に連結している。したがって、
前記シリンダ２３を伸長することにより、揺動腕１１，
１１を支持する揺動軸１０．１０が回転してトップブラ
シ１２が上限位置へ上昇する。

他方の支持軸８の外側に固着した取付板２８の先端には
磁石２９が装着されるとともに、走行フレーム２の前記
磁石２９の移動経路に対応する位置には２個のリードス
イッチ３０ａ、３０ｂが取付けられており、これらの磁
石２９とリードスイッチ３０ａ、３０ｂから車体位置検
知装置３１が構成されている。この車体位置検知袋２３
１により、車両の上面に接触するトップブラシ１２の高
さに基づいて、走行フレーム２に対する車両の位置が検
出される。

走行フレーム２の両側に設けた案内レール３２゜３２に
は、送風機３３．３３に接続したトップノズル３４が支
持されてモータ３５で昇降駆動される。また走行フレー
ム２の両側には送風機３６に接続した一対のサイドノズ
ル３７．３７が内側に向けて開口している。

走行フレーム２の前部には左右対称に配設した一対の前
部サイドブラシ装ｚｓｒ、ｓｒが設けられている。これ
ら２個の前部サイドブラシ装置Ｓｒ、ｓｒは同一の構造
を備えているため、以下、その一方を例にとってその構
造を説明する。

走行フレーム２の前端に突設した上下のブラケット３８
．３８間に回転自在に支持した回転軸３９には上下一対
の第１アーム４０．４０が固着されており、この第１ア
ーム４０．４０の先端を連結する中間軸４１には第２ア
ーム４２の中間部が枢支されている。第２アーム４２の
基端と走行フレーム２の前端に突設した他のブラケット
４３は第３アーム４４によって連結されており、これら
ブラケット３８．３８、ブラケット４３、第１アーム４
０，４０、第２アーム４２、および第３アーム４４によ
って４節リンクが構成されている。

第２アーム４２の先端には前部サイドブラシ４５が垂下
しており、この前部サイドブラシ４５はモータ４６によ
って回転駆動される。

前記回転軸３９の上端には減速機４７が設けられており
、この減速機４７の入力軸に固着したスプロケット４８
と走行フレーム２に取付けたトルクモータ４９の出力軸
に固着したスプロケット５０はチェーン５１を介して連
結されている。したがって、前記トルクモータ４９に通
電すると、前部サイドブラシ４５は第１図の実線の位置
と鎖線の位置との間を所定のトルクで揺動する。また前
記回転軸３９には、その回転角度を規制するストッパ（
図示せず）が設けられており、前部サイドブラシ４５の
１工動範囲を開眼位置と開眼位置との間に制限している
。

走行フレーム２の後部には後部サイドブラシ５２．５２
を備えた一対の後部サイドブラシ装置Ｓｒ、Ｓｒが設け
られている。これら一対の後部サイドブラシ装置ｆｆ５
ｒ、Ｓｒは左右対称に配設されており、かつ、前述の一
対の前部サイドブラシ装置ｓｒ、ｓｒに対して鏡面対称
な同一の構造を有している。したがって、その重複する
説明は省略する。

走行フレーム２の前部および後部にはスタート位置検知
スイッチ５３．５３が装着されており、このスタート位
置検知スイッチ５３．５３は走行フレーム２が走行レー
ルｌの左端および右端のスタートにあるときに走行レー
ル１の両端部に設けたカム５４．５４に接触して作動す
る。また、前記車体位置検知装置３１は走行制御装置に
接続されており、車体位置検知装置３１がトップブラシ
１２が車両から離れたことを検知すると走行駆動装置７
を介して走行フレーム２の走行方向を制御するように構
成されている。

次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。

第４図および第５図に示すように、先ず走行フレーム２
を左端のスタート位置に停止させた状態で、揺動軸１０
を下限位置りに下降させ、更にトップブラシ１２を下限
位置に下降させる。同時に、前部のトルクモータ４９，
４９に通電して前部サイドブラシ４５．４５を開眼位置
に閉じるとともに、後部のトルクモータ４９，４９に通
電して後部、サイドブラシ５２．５２を開眼位置に拡開
する。

この状態で車両■を図示の位置に乗り入れた後、トップ
ブラシ１２と４個のサイドブラシ４５．４５．５２．５
２を回転させ、走行フレーム２を矢印へ方向に往行させ
る。

走行フレーム２が往行を開始すると、後部のトルクモー
タ４９，４９の通電方向を切換えて後部サイドブラシ５
２．５２を閉方向に付勢する。これにより、後部サイド
ブラシ５２．５２は車両Ｖの側面中央部から後部をブラ
シングし、やがて車両■の後端に達した後部サイドブラ
シ５２．５２はトルクモータ４９，４９の付勢力で閉じ
ながら車両■の後面をブラシングする。一方、開眼位置
にあった前部サイドブラシ４５．４５は車両■の前面を
ブラシングしながらトルクモータ４９．４９の付勢力に
抗して拡開する。そして、車両■の側面に達した前部サ
イドブラシ４５．４５は、この側面の前部から中央部を
ブラシングする。

上述のようにして、前部サイドブラシ４５，４５が車両
Ｖの前面と側面前半部をブラシングし、後部サイドブラ
シ５２．５２が車両■の側面後半部と後面をブラシング
する間、上面ブラシ１２は車両■の上面をブラシングす
る。すなわち、走行フレーム２の往行に伴って上面ブラ
シ１２が車両■のボンネット部に当接してＩ８動すると
揺動軸１０．１０が回転し、この揺動軸１０，１０の回
転が支持軸８，８に伝達されて車体位置検知装置３１の
リードスイッチ３０ｂが作動する。すると、モータ１７
，１７が回転して支持腕９，９が揺動し、揺動軸１０，
１０は中間位置Ｍに上昇する。

揺動軸１０．１０を中間位置Ｍとした状態でトップブラ
シ１２は車両■のボンネット部、ルーフ部、トランク部
を順次プラシングし、やがて車両Ｖの後端から離脱する
。これにより、トップブラシ１２が自重で下限位置に下
降して車体位置検知装置３１のリードスイッチ３０ａが
作動し、その出力信号を受けた走行制御装置が走行駆動
袋Ｔ１．７を停止させ、走行フレーム２の往行が終了す
る。

その後、前部サイドブラシ４５．４５と後部サイドブラ
シ５２．５２を全て開眼位置に拡開するとともに、モー
タ１７，１７を駆動して揺動軸ｌＯ，１０を上限位ＴＵ
とし、更にシリンダ２３を伸長させてトップブラシ１２
を」二限位置へ一ヒ昇させた後、トップノズル３４とサ
イドノズル３７゜３７から空気を噴出させながら走行駆
動装置７を走行フレーム２が復行するように制御する。

上述の実施例においては、走行フレーム２の往行の最終
過程でトップブラシ１２が車両■から離脱して下降した
ことを検知した車体位置検知装置３１が、走行制御装置
を介して走行駆動装置７を制御し、これにより走行フレ
ーム２を往行から復行に切換えているが、１サイクルで
走行フレーム２が２往復、３往復する車両洗浄装置にお
いては、復行の終了を検知した車体位置検知装置３１の
出力信号によって走行フレーム２が再び復行から往行に
切換えられる場合もあり、更に往行または復行の途中で
走行方向を切換えることもできる。

以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。

例えば、車体位置検知装置３１をトップブラシ１２の昇
降に基づいて作動させる代わりに、従来公知のサイドブ
ラシの開成６１認スイツチ、超音波検知装置、光電管等
を利用することができる。この場合、車両■の位置を検
知するタイミングとトップブラシ１２が車両■から離脱
するタイミングにずれが生じるが、このずれはタイマー
等によって補正することができる。なお、上記実施例で
は走行フレーム２の往行によって車両Ｖの前部からブラ
シングを開始しているが、車両■を前後逆に停止させて
後部からブランングを開始してもよい。

Ｃ１発明の効果前述の本発明の車両洗浄装置によれば、走行フレームに
車両の前面から側面までをブラシングする前部サイドブ
ラシと、車両の側面から後面までをブラシングする後部
サイドブラシとを設け、重両位置検知装置の出力信号に
基づいて前記走行フレームの往行と復行を制御している
ので、走行フレームの走行距離が短縮されて車両の洗浄
に要する時間を大幅にＩＪ減することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発′明の一実施例による車両洗浄装置の全体
平面図、第２図は同じく全体側面図、第３図は第２図の
■−ｍ線断面図、第４図および第５図は作用の説明図で
ある。 ■・・・車両、２・・・走行フし・−ム、７・・・走行
駆動装置、１２・・・トップブラシ、３１・・・車体位
置検知装置、４５・・・前部サイドブラシ、５２・・・
後部サイドブラシ

Claims

【特許請求の範囲】

走行レールに沿って往復走行する走行フレームと、この
走行フレームを走行させる走行駆動装置と、前記走行フ
レームの前部に開閉自在に設けられ、車両の前面と側面
をブラシングする一対の前部サイドブラシと、前記走行
フレームの後部に開閉自在に設けられ、車両の側面と後
面をブラシングする一対の後部サイドブラシと、前記走
行フレームにおける前部サイドブラシおよび後部サイド
ブラシ間に昇降自在に設けられ、車両の上面を洗浄する
トップブラシと、前記走行フレームに対する車両の位置
を検知する車体位置検知装置と、この車体位置検知装置
の出力信号に基づいて前記走行駆動装置を制御する走行
制御装置とを備えてなる車両洗浄装置。