JP2745348B2 - 洗車機の走行制御装置 - Google Patents

洗車機の走行制御装置

Info

Publication number
JP2745348B2
JP2745348B2 JP18788291A JP18788291A JP2745348B2 JP 2745348 B2 JP2745348 B2 JP 2745348B2 JP 18788291 A JP18788291 A JP 18788291A JP 18788291 A JP18788291 A JP 18788291A JP 2745348 B2 JP2745348 B2 JP 2745348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
portal frame
speed
stop position
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18788291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0532157A (ja
Inventor
茂夫 竹内
Original Assignee
竹内鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 竹内鉄工株式会社 filed Critical 竹内鉄工株式会社
Priority to JP18788291A priority Critical patent/JP2745348B2/ja
Publication of JPH0532157A publication Critical patent/JPH0532157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2745348B2 publication Critical patent/JP2745348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、門型フレームと自動車
とを相対運動させながら洗浄を行う洗車機の走行制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行レールに支持されて自動車に
対して相対運動する門型フレームの走行速度を変化させ
る走行制御装置を備え、前記門型フレームに高速走行の
工程と低速走行の工程を行わせるとともに、走行レール
のスタート位置と終点位置に設けたカムによりリミット
スイッチを作動させて門型フレームの走行を停止させる
ようにした洗車機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の洗
車機では、リミットスイッチが作動してから門型フレー
ムの走行が停止するまでの慣性による走行距離が大きい
ため、前記リミットスイッチの作動位置が、高速走行の
時に門型フレームが走行レールの終端の手前で停止でき
るように設定されている。このために、低速走行の時の
門型フレーム停止位置が高速走行の時の停止位置よりも
手前になり、その分だけ低速走行の時の洗車機の洗浄可
能距離が高速走行の時の洗浄可能距離よりも少なくなる
問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、低速走行時における洗車機の洗浄可能距離を充分に
確保することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、門型フレームと自動車との相対運動の走
行速度を変化させる原動機を備え、同一の走行方向に高
速走行の工程と低速走行の工程を行う洗車機の走行制御
装置において、洗車機の停止位置を検知する停止位置検
知手段と、洗車機が停止位置に近づいたことを検知する
停止位置接近検知手段と、洗車機を停止位置に正確に停
止させるべく停止位置接近検知手段の検知に基づいて走
行速度を減速し、停止位置検知手段の検知に基づいて走
行を停止させるように前記原動機を制御する走行駆動手
段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1に示すように、洗車機は図示しない自
動車を跨ぐ門型フレーム1を備え、この門型フレーム1
に設けられた前後各一対の車輪2は自動車の前後方向に
沿って延びる走行レール3上に支持される。前側の一対
の車輪2は原動機4によって回転駆動され、これにより
前記門型フレーム1は自動車の前後方向に沿って自走す
る。前記原動機4はインバータ等に接続され、門型フレ
ーム1の走行速度は可変とされる。
【0008】門型フレーム1には、自動車の上面をブラ
シング洗浄する昇降可能なトップブラシ5と、自動車の
前後面および左右両側面をブラシング洗浄する左右一対
のサイドブラシ6,6とが設けられる。トップブラシ5
は、門型フレーム1に回転自在に支承した横軸7に左右
一対の揺動腕8を介して支持され、その一方の揺動腕8
の上端に設けた原動機9に該揺動腕8内に設けた伝動機
構により連結されて回転駆動される。そして、他方の揺
動腕8を支持する横軸7に固着したスプロケット10
と、門型フレーム1に支持した駆動軸11に固着したス
プロケット12には無端チェン13が巻き掛けられ、前
記駆動軸11は門型フレーム1に設けたシリンダ14に
接続されて回転駆動される。従って、前記シリンダ14
を伸長駆動することにより、トップブラシ5は二点鎖線
で示す上方格納位置に保持される。また、シリンダ14
を不作動の状態にすると、トップブラシ5は前記上方格
納位置と横軸7より垂下された下限位置と図1において
右方向の上限位置との間で横軸7を中心として門型フレ
ーム1の前後に自由に揺動することができ、洗浄工程に
おいてトップブラシ5は車体上面形状に応じて昇降すべ
く揺動する。
【0009】一対のサイドブラシ6,6の回転軸15は
上下に延びる保持筒16に支持され、この保持筒16は
門型フレーム1に横架した案内レール17に沿って図示
せぬ駆動手段で走行する左右一対の移動枠18に固着さ
れる。また、保持筒16にブラケット19を介して取り
付けた原動機20のスプロケット21は、前記回転軸1
5の上端に固着したスプロケット22に無端チェン23
で接続され、これにより前記サイドブラシ6,6は回転
軸15と共に回転駆動される。
【0010】門型フレーム1の左右両側には、送風機2
4を一体に備えて内側に向けて開口する左右一対のサイ
ドノズル25,25が設けられるとともに、門型フレー
ム1の上部には左右一対の送風機26にダクト27を介
して接続されたトップノズル28が設けられる。トップ
ノズル28は門型フレーム1の左右両側に設けたガイド
レール29に案内される左右一対の支持部材31により
昇降自在に支持され、図示せぬ原動機に接続されて回転
駆動される駆動軸33の両端に設けたスプロケット34
と、前記ガイドレール29の下端に設けたスプロケット
35に巻き掛けたチェン36の両端を前記支持部材31
に結着することにより昇降駆動される。
【0011】門型フレーム1には図示せぬ洗剤散布装
置、清水散布装置、およびワックス散布装置が設けら
れ、更に門型フレーム1の上部には投光器Lbと受光器
Kbよりなる後端検知手段51が設けられるとともに、
その下部には床面のスタート位置に突設したカム61と
終点位置に突設したカム63(図2参照)に当接して作
動するリミットスイッチ62が設けられる。
【0012】門型フレーム1に設けた制御盤40には、
スタートスイッチ42、走行速度切り換えスイッチ10
0、設定入力スイッチ101、および表示ランプ102
が設けられる。制御盤40の内部にはマイクロコンピュ
ータよりなる制御装置41が収納され、前記スタートス
イッチ42、走行速度切り換えスイッチ100、設定入
力スイッチ101、後端検知手段51、リミットスイッ
チ62等の出力信号により、門型フレーム1、トップブ
ラシ5、サイドブラシ6,6、サイドノズル25,2
5、およびトップノズル28等の駆動を制御する。
【0013】図11に示すように、制御装置41には、
リミットスイッチ62がカム61から離れて不作動にな
ると原動機4の出力軸に接続したロータリエンコーダ6
0が出力するパルスを車輪2の回転方向に応じて加算あ
るいは減算することにより、スタート位置から測った門
型フレーム1の走行位置Lを検知する走行位置検知手段
43、門型フレーム1がスタート位置あるいは終点位置
に近づいたことを検知する停止位置接近検知手段45、
前記停止位置接近検知手段45および前記カム61,6
3とリミットスイッチ62よりなる停止位置検知手段4
4の信号に基づき、インバータ等で原動機4を制御して
門型フレーム1の走行速度を変化させ、あるいは停止さ
せる走行駆動手段46を備える。
【0014】而して、前記制御装置41のメモリには、
門型フレーム1が2回往復走行する間に自動車を洗浄処
理するための以下のようなシーケンスが記憶される。 第1往行工程(洗浄工程) 門型フレーム1を往行させながら洗剤散布装置で洗剤水
を自動車に散布し、トップブラシ5およびサイドブラシ
6,6で車体面をブラシングした後から、清水散布装置
で清水を散布して車体面のすすぎを行う。このとき、ト
ップブラシ5は自動車との接触により図1の左方向に揺
動する。 第1復行工程(洗浄工程) 門型フレーム1を復行させながら洗剤散布装置で洗剤水
を自動車に散布し、トップブラシ5およびサイドブラシ
6,6で車体面をブラシングした後から、清水散布装置
で清水を散布して車体面のすすぎを行う。このとき、ト
ップブラシ5は自動車との接触により図1の右方向に揺
動する。 第2往行工程(ワックス工程) 門型フレーム1を往行させながらワックス散布装置でワ
ックス水を自動車に散布し、トップブラシ5およびサイ
ドブラシ6,6で車体面をブラシングした後から、清水
散布装置で清水を散布して車体面のすすぎを行う。この
とき、トップブラシ5は自動車との接触により図1の左
方向に揺動する。 第2復行工程(乾燥工程) トップブラシ5、サイドブラシ6,6、および各散布装
置を不作用にし、門型フレーム1を復行させながらトッ
プノズル28およびサイドノズル25,25で車体面の
乾燥を行う。
【0015】次に、上記4つの工程の最終段階で門型フ
レーム1を所定位置に停止させる第1実施例の作用を、
図2および図3の作用説明図と図6および図7のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0016】門型フレーム1をリミットスイッチ62が
カム61によって作動する左端のスタート位置に停止さ
せ、自動車Vをその前輪が所定位置となるように停止さ
せる。制御盤40に設けたスタートスイッチ42を押す
と門型フレーム1が右方向に高速で往行し、トップブラ
シ5とサイドブラシ6,6により自動車Vのブラシング
洗浄が開始される(ステップS1)。門型フレーム1が
高速で往行する過程で走行位置Lが予め設定されたL1
に達したことを停止位置検知手段45が検知すると(図
2の1A位置)、その走行速度が高速から低速に切り換
えられる(ステップS2,3,4)。前記定数L1 によ
る門型フレーム1の走行速度切り換え位置は、門型フレ
ーム1が前記終点位置までに高速走行から低速走行に移
行できる手前位置となるように設定され、制御装置41
に記憶されている。
【0017】門型フレーム1の往行の過程で後端検知手
段51が自動車Vの後端を検知すると、そのときの門型
フレーム1の走行位置L2 が制御装置41に記憶される
(ステップS5,6)。また門型フレーム1の往行の過
程でサイドブラシ6,6が自動車Vの後面に達して内方
に閉じ、図示せぬ閉じスイッチが作動すると、そのとき
の走行位置L3 が制御装置41に記憶される(ステップ
S7,8)。
【0018】門型フレーム1の走行位置Lが前記L2
定数Aを加えたL4 に達すると、走行フレーム1の往行
が停止して復行が開始される(ステップS9,12)。
あるいは門型フレーム1の走行位置Lが前記L3 に定数
Bを加えたL5 に達すると、走行フレーム1の往行が停
止して復行が開始される(ステップS10,12)。更
に、リミットスイッチ62が終点位置に突設したカム6
3で作動した場合にも走行フレーム1の往行が停止する
(ステップS11,12)。すなわち門型フレーム1
は、走行位置Lが前記L4 ,L5 、あるいは終点位置の
何れかに達すると停止することになる。
【0019】前記定数Bはサイドブラシ6,6が閉じて
閉じスイッチが作動してから清水が自動車Vの後端をす
すぎ終わるまでの走行距離に対応する定数であり、前記
定数Aは自動車Vの後端検知から通常のときにL4 がL
5よりも大きくなるように定めた定数である。このよう
に走行位置L4 ,L5 により門型フレーム1の往行停止
位置を規制することにより、例えば車長の短い自動車V
を洗浄する際に門型フレーム1の不必要な往行を防止し
て洗車時間を短縮することができる。そして、車長が特
に長い自動車Vを洗浄する際に、若しも前記走行位置L
4 ,L5 で門型フレーム1の往行が停止しない場合であ
っても、最終的にリミットスイッチ62とカム63で門
型フレーム1を確実に停止させることができる。尚、前
記ステップS9あるいはステップS11でYESとなっ
て往行を停止した場合でサイドブラシ6,6が閉じてい
ないときには、所定時間(数秒)の経過、あるいは閉じ
スイッチの作動の何れか先に成立した条件により門型フ
レーム1の復行が開始される。
【0020】また、門型フレーム1が復行を開始し(ス
テップS13)、高速での復行中に走行位置Lが予め設
定されたL6 に達して停止位置接近検知手段45が作動
すると(図3の1B位置)、走行速度が高速から低速に
切り換えられる(ステップS14,15,16)。前記
6 は門型フレーム1がスタート位置までに高速走行か
ら低速走行に移行できる位置に設定され、制御装置41
に記憶されている。そして門型フレーム1が低速復行中
にスタート位置のカム61でリミットスイッチ62が作
動すると、門型フレーム1の復行が停止して洗浄工程が
終了する(ステップS18)。その後、前述と同様にし
て門型フレームは2回目の往行および復行を行い、その
間にワックス工程と乾燥工程が実行される。
【0021】このように、門型フレーム1が終点位置の
手前の走行位置L1、あるいはスタート位置の手前の走
行位置L6 に達すると、停止位置接近検知手段45がそ
のことを検知して原動機4を減速し、門型フレーム1の
走行速度を高速から低速に切り換える。したがって、停
止位置検知手段44が作動したとき、すなわち終点位置
のカム63、あるいはスタート位置のカム61でリミッ
トスイッチ62が作動したとき、門型フレーム1を速や
かに停止させることができる。
【0022】尚、往行あるいは復行を開始してから停止
位置接近検知手段45が作動するまでの間、門型フレー
ム1は高速走行のみを行う必要はなく、例えば前記走行
速度切り換え手段100により部分的に低速走行を行わ
せても良い。その場合、低速走行中に停止位置接近検知
手段45が作動したときには、門型フレーム1はそのま
ま低速走行を継続する。
【0023】前記第1実施例において、走行位置L1
予め記憶させておく代わりに、以下のようにしても良
い。すなわち図8のフローチャートにおいて、先ず制御
盤40の設定入力スイッチ101を押して走行位置L1
の設定入力中であることを示す表示ランプ102を点灯
させる(ステップS39)。門型フレーム1がスタート
位置にないときには、スタート位置まで復行させてから
低速で往行させ、また門型フレーム1がスタート位置に
あるときには、そこから低速で往行させる(ステップS
40,41,42)。リミットスイッチ62がスタート
位置のカム61を離れて不作動になると、走行位置Lを
検知すべくロータリエンコーダ60のパルスを加算する
(ステップS43,44)。終点位置のカム63でリミ
ットスイッチ62が作動すると門型フレーム1の往行を
停止し(ステップS45,46)、そのときの走行位置
7 から定数Cを引いたL7 −Cを前記L1 として制御
装置41に記憶させる(ステップS47)。定数Cは門
型フレーム1の高速走行から低速走行に移行するのに充
分な距離である。門型フレーム1を復行させてスタート
位置で停止させ、前記ランプ102を消灯してL1 の設
定を終了する(ステップS48,49,50)。これに
より、走行レール3の全長が変わったとき、車輪2が磨
耗したときも容易にL1 の変更ができる。
【0024】尚、ステップS47で自動的にL7 −Cを
記憶させる代わりに確認スイッチを設け、この確認スイ
ッチを押すことによりステップS47を実行させてステ
ップS48に移行するようにしても良い。
【0025】次に、図4の作用説明図により本発明の第
2実施例を説明する。本実施例では、スタート位置のカ
ム61の右側近傍に設けたカム64、終点位置のカム6
3の左側近傍に設けたカム66、前記両カム64,66
で作動するリミットスイッチ65により停止位置接近検
知手段45が構成される。前記カム61,64間の距
離、およびカム63,66間の距離は、門型フレーム1
が高速走行から低速走行に移行するのに充分な距離とし
て設定される。
【0026】第2実施例の作用は、図6および図7のフ
ローチャートに示す第1実施例の作用とほぼ同一であ
り、その往行時におけるステップS3の接近検知がカム
66により行われるとともに、復行時におけるステップ
S15の接近検知がカム64により行われる点でのみ異
なっている。
【0027】尚、往行時にリミットスイッチ62がカム
61を離れて不作動になってからカム64を越えるまの
間、リミットスイッチ65の作動を規制することにより
カム66を検知することができ、同様に復行時にリミッ
トスイッチ62がカム63を離れて不作動になってから
カム66を越えるまの間、リミットスイッチ65の作動
を規制することによりカム64を検知することができ
る。
【0028】次に、図5の作用説明図および図9,10
のフローチャートにより本発明の第3実施例を説明す
る。本実施例では、スタート位置のカム61と終点位置
のカム63が門型フレーム1の走行方向に長く形成され
ている。
【0029】而して、門型フレーム1の往行中にリミッ
トスイッチ62がカム63で作動すると、そのときの走
行位置L8 を制御装置41に記憶し、高速走行中であれ
ば低速走行に切り換える(ステップS20,21,2
2,23)。ステップS24〜ステップS29は図6の
フローチャートと同じであり、走行位置LがL4 あるい
はL5 を越えた場合だけでなく、走行位置がL9 を越え
た場合にも門型フレーム1の往行が停止される(ステッ
プS30,31)。L9 は前記L8 に定数Dを加えた値
で、定数Dは門型フレーム1が高速走行から低速走行に
減速するのに充分な距離で、カム63の長さは前記Dよ
りも長くなるように設定される。
【0030】また、門型フレーム1の復行中にリミット
スイッチ62がカム61で作動すると、そのときの走行
位置Lをゼロにセットしてロータリエンコーダ60のパ
ルス毎に減算し、高速走行中であれば低速走行に切り換
える(ステップS33,34,35,36)。そして、
走行位置LがE(負数)よりも小さくなったら門型フレ
ーム1の復行が停止される(ステップS37,38)。
定数Eは門型フレーム1が高速走行から低速走行に減速
するのに充分な距離で、カム61の長さは前記Eよりも
長くなるように設定される。第3実施例の場合、リミッ
トスイッチ62、カム63、カム61が停止位置接近検
知手段45になり、L9を越えたことを検知する手段、
Eより小さくなったことを検知する手段が停止位置検知
手段44となる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設
計変更を行うことが可能である。
【0032】例えば、門型フレーム1の高速走行中に停
止位置接近検知手段45が作動したときに走行速度を低
速に変化させているが、高速走行中、低速走行中共に停
止位置接近検知手段45が作動したときに走行速度を低
速に変化させても良い。また、実施例では停止した自動
車Vに対して門型フレーム1を相対運動させるタイプの
洗車機を例示したが、本発明は固定の門型フレームに対
して自動車を相対運動させるタイプの洗車機にも適用可
能である。また、走行位置検知手段43はタイマーを用
いても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗車機が
停止位置に近づいたことを検知したときに門型フレーム
と自動車の相対運動の走行速度を変化させているので、
洗車機が停止位置に達したときに該洗車機を即座に停止
させることが可能となる。これにより、高速走行する洗
車機が停止する際のオーバーランを見越して停止位置を
手前側に設定する必要が無くなるので、低速走行の場合
の停止位置を高速走行の場合と同じにして洗車機の洗浄
可能距離を増加させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗車機の全体側面図
【図2】第1実施例の作用の説明図
【図3】第1実施例の作用の説明図
【図4】第2実施例の作用の説明図
【図5】第3実施例の作用の説明図
【図6】第1実施例のフローチャート
【図7】第1実施例のフローチャート
【図8】第2実施例のフローチャート
【図9】第3実施例のフローチャート
【図10】第3実施例のフローチャート
【図11】制御装置のブロック図
【符号の説明】
1・・・・・門型フレーム 4・・・・・原動機 44・・・・停止位置検知手段 45・・・・停止位置接近検知手段 46・・・・走行駆動手段 V・・・・・自動車

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型フレーム(1)と自動車(V)との
    相対運動の走行速度を変化させ得る原動機(4)を備
    え、同一の走行方向に高速走行の工程と低速走行の工程
    を行う洗車機の走行制御装置において、洗車機の停止位
    置を検知する停止位置検知手段(44)と、洗車機が停
    止位置に近づいたことを検知する停止位置接近検知手段
    (45)と、洗車機を停止位置に正確に停止させるべく
    停止位置接近検知手段(45)の検知に基づいて走行速
    度を減速し、停止位置検知手段(44)の検知に基づい
    て走行を停止させるように前記原動機(4)を制御する
    走行駆動手段(46)とを備えたことを特徴とする、洗
    車機の走行制御装置。
JP18788291A 1991-07-26 1991-07-26 洗車機の走行制御装置 Expired - Fee Related JP2745348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18788291A JP2745348B2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 洗車機の走行制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18788291A JP2745348B2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 洗車機の走行制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0532157A JPH0532157A (ja) 1993-02-09
JP2745348B2 true JP2745348B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=16213854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18788291A Expired - Fee Related JP2745348B2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 洗車機の走行制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2745348B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5148429B2 (ja) * 2008-09-18 2013-02-20 エムケー精工株式会社 洗車機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0532157A (ja) 1993-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2745348B2 (ja) 洗車機の走行制御装置
JPH07165025A (ja) 洗車機
JP3047023B2 (ja) 車両の車体上面乾燥装置
JP3382584B2 (ja) 洗車機
JP3139755B2 (ja) 洗車装置
JP2560199B2 (ja) 洗車機
JP3120296B2 (ja) 車両の上面洗浄装置
JP2967360B2 (ja) 洗車機における車両の端部形状検出装置および車両のガラス検出装置、並びに洗車機
JP3548086B2 (ja) 洗車装置
JP2832634B2 (ja) 洗車機における車両の前面形状検出装置
JP3163100B2 (ja) 洗車機
JP2745344B2 (ja) 洗車機の上面処理装置
JP3099132B2 (ja) 洗車機
JP2745341B2 (ja) 洗車機における自動車の後部形状判定装置
JP3850285B2 (ja) 洗車装置
JP3120297B2 (ja) 車両の上面洗浄装置
JPH0440221B2 (ja)
JP3214749B2 (ja) 洗車機
JPH0639249B2 (ja) 洗車機におけるサイドブラシ制御装置
JPH0225822B2 (ja)
JPH09104326A (ja) 洗車装置
JP2753828B2 (ja) 自動車の車体洗浄方法
JPH0220461B2 (ja)
JPH0680060A (ja) 車両の乾燥装置
JP3901820B2 (ja) 洗車機

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees