JPH04304605A - 飽和形漏洩変圧器 - Google Patents

飽和形漏洩変圧器

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Publication number
JPH04304605A
JPH04304605A JP3068423A JP6842391A JPH04304605A JP H04304605 A JPH04304605 A JP H04304605A JP 3068423 A JP3068423 A JP 3068423A JP 6842391 A JP6842391 A JP 6842391A JP H04304605 A JPH04304605 A JP H04304605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
slit
leaky
iron core
secondary coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3068423A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tanimura
悟 谷村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Lighting Ltd
Original Assignee
Hitachi Lighting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Lighting Ltd filed Critical Hitachi Lighting Ltd
Priority to JP3068423A priority Critical patent/JPH04304605A/ja
Publication of JPH04304605A publication Critical patent/JPH04304605A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F3/12Magnetic shunt paths

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、騒音低減に好適な鉄心
構造を有する飽和形漏洩変圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飽和形漏洩変圧器における従来の鉄心は
、図7に示すように中央鉄心1′とこれを両側から挟む
側部鉄心5′とからなり、これら鉄心の間に1次コイル
3と2次コイル4とともに、漏洩鉄心2′を配していた
。上記漏洩鉄心2′は1次コイル3と2次コイル4との
間にあるが、これら1次コイルおよび2次コイルの外周
から外にはみ出すことがないように配置されていた。 また、2次コイル側鉄心に設けたスリット6′は中央鉄
心1′に設けているため、上記中央鉄心1′は上記スリ
ット6′を挟む両側の残部鉄心9′でつながっていた。 上記中央鉄心1′と側部鉄心5′とは、図8および図9
に示すベース8とカバー7とによって、これら鉄心を上
下から締め付けてかしめ止めしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、側
部鉄心5′をベース8とカバー7とで上下から締め付け
ているが、上記漏洩鉄心2′は図8に示すように上記ベ
ース8とカバー7とに直接圧接される部分から外れ、ま
た、スリット6′も中央鉄心1′に設けられているため
、図9に示すように上記ベース8とカバー7とによって
直接圧接されることがないため、コイルに通電すると発
生する磁束により上記漏洩鉄心2´と上記スリット6′
の残部鉄心部分が振動し、騒音源になっていた。
【0004】本発明は、漏洩鉄心および2次コイル側に
設けたスリット部を挟持圧接し、騒音を低減した漏洩変
圧器を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、中央鉄心と
側部鉄心とからなる積層鉄心、および1次コイルと2次
コイルとを備えた飽和形漏洩変圧器において、漏洩鉄心
の一部を突出させて側部鉄心に喰い込ませ、または、2
次コイル側の鉄心に設けるスリットを上記側部鉄心に形
成し、鉄心締め付け時に、上記漏洩鉄心の突出部または
上記スリット部を、支持部材で挟持圧接することにより
達成できる。
【0006】
【作用】本発明による飽和形漏洩変圧器は、中央鉄心と
これを両側から挟むように設けた側部鉄心との間に介在
する漏洩鉄心の一部を、コイルの外周より外側に突出さ
せて側部鉄心に喰い込ませ、上記側部鉄心を支持部材で
上下から挟持し締め付けているため、上記側部鉄心とと
もに上記漏洩鉄心の突出部を上下から圧接することにな
り、上記漏洩鉄心の磁束による振動が抑止される。また
、上記2次コイル側の鉄心に設けるスリットを上記側部
鉄心に設けることにより、上記スリット部が支持部材で
圧接されることになるので、上記スリットにより鉄心幅
が狭くなった鉄心残部の振動が抑止され、騒音の発生源
をなくすことができる。
【0007】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明による飽和形漏洩変圧器の第1実施例
を示す水平断面図、図2は上記実施例における漏洩鉄心
部分の縦断面図、図3は上記実施例におけるスリット部
分の縦断面図、図4は本発明の第2実施例を示す水平断
面図、図5は本発明の第3実施例を示す水平断面図、図
6は本発明の第4実施例を示す水平断面図である。第1
実施例を示す図1において、中央鉄心1と一体に設けら
れた漏洩鉄心2の先端部21が、1次コイル3および2
次コイル4の各コイル外周より突出して、上記先端部2
1が側部鉄心5に喰い込んでおり、また、2次コイル4
側の側部鉄心5にはコイル側にスリット6をそれぞれ設
けている。上記のように形成した変圧器本体をベース8
とカバー7との支持部材により上下から挟持圧接し固定
しているが、上記ベース8とカバー7とは上記変圧器本
体の側部鉄心5の部分を圧接するため、上記漏洩鉄心2
の部分は、図2に示すように漏洩鉄心2の自由端で、磁
束により最も振動しやすい先端部21が鉄心の積層方向
に圧接されることになり、振動を抑止することができる
。また、2次コイル側に設けた鉄心のスリット6は、従
来のように中央鉄心1には設けず上記側部鉄心5に設け
ることによって、図3に示すとおりスリット6のために
鉄心の幅が狭くなり振動しやすくなった鉄心残部9を、
ベース8とカバー7との支持部材により圧接するので振
動を抑止することができる。
【0008】図4に示す本発明の第2実施例は、上記ス
リット6を2次コイル側の側部鉄心5に、上記第1実施
例とは逆に外方に向けて設けているが、上記第1実施例
と同様の効果が得られるのはもちろんである。
【0009】本発明の第3実施例を示す図5においては
、漏洩鉄心2を中央鉄心1と一体に形成し、1次コイル
3側の側部鉄心を形成する1次側鉄心10と、2次コイ
ル4側の側部鉄心を形成する2次側鉄心11とで、中央
鉄心1の両端から挟み込む構成とし、上記中央鉄心1の
両端と上記1次側鉄心10および2次側鉄心11とはそ
れぞれ凹凸嵌合させ、上記1次側鉄心10と2次側鉄心
11との接合部に漏洩鉄心2の先端部21が喰い込むよ
うに形成されているため、上記凹凸嵌合部と上記漏洩鉄
心先端部21とは、2次側鉄心11に設けたスリット6
による鉄心残部9とともに、それぞれカバー7とベース
8との支持部材で挟持圧接し固定されるため、上記第1
実施例と同様の効果が得られるだけでなく、中央鉄心1
と側部鉄心を形成する1次側鉄心10および2次側鉄心
11との接合部分における自由振動も抑止できるため、
より一層騒音を低減することができる。
【0010】本発明の第4実施例を図6に示すが、本実
施例においては上記各実施例と異なり、中央鉄心1が左
右それぞれの方向から1次コイル3まは2次コイル4を
装着した状態でつき合わされ、その後に各コイル3、4
間の配線を行うのに適した鉄心構造である。図6に示す
本実施例では、E形形状の1次側鉄心12と2次側鉄心
13とで形成される中央鉄心1の中間に漏洩鉄心2を凹
凸嵌合させており、一体的に配線された1次コイル3と
2次コイル4とに、左右両方向から上記1次側鉄心12
と2次側鉄心13をそれぞ挿入して組み立てるが、上記
1次側鉄心12と2次側鉄心13とで形成する外側鉄心
の接合部には、上記漏洩鉄心2の突出先端21が喰い込
んでおり、かつ、2次側鉄心13の外側鉄心部にスリッ
ト6を設けているため、これら外側鉄心部に位置する漏
洩鉄心の突出先端21とスリット6とは、カバー7とベ
ース8との支持部材で上下から挟持圧接され、上記第1
実施例と同様の振動抑止効果を得ることができる。
【0011】上記各実施例ではベース8とカバー7との
支持部材で挟持圧接することにより、漏洩磁束が多く騒
音の発生源になる漏洩鉄心先端21とスリットの鉄心残
部9との圧接を、同時に行った例をそれぞれ示したが、
上記漏洩鉄心先端21の圧接とスリットの鉄心残部9の
圧接とは別個に実施することもでき、それぞれ相応の鉄
心振動抑止効果を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明による飽和形漏洩変
圧器は、中央鉄心と側部鉄心とからなる積層鉄心、およ
び1次コイルと2次コイルとを備えた飽和形漏洩変圧器
において、漏洩鉄心の一部を突出させて上記側部鉄心に
喰い込ませ、あるいは2次コイル側の鉄心に設けるスリ
ットを上記側部鉄心に形成し、鉄心締め付け時に上記突
出部あるいはスリット部を、支持部材で挟持圧接したこ
とにより、漏洩磁束が多く騒音の発生源である漏洩鉄心
部分あるいはスリット部分の振動が抑止でき、騒音が低
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飽和形漏洩変圧器の第1実施例を
示す水平断面図である。
【図2】上記実施例における漏洩鉄心部分の縦断面図で
ある。
【図3】上記実施例におけるスリット部分の縦断面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示す水平断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す水平断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す水平断面図である。
【図7】従来の漏洩変圧器を示す水平断面図である。
【図8】上記従来例の漏洩鉄心部分を示す断面図である
【図9】上記従来例のスリット部分を示す断面図である
【符号の説明】
1    中央鉄心 2    漏洩鉄心 3    1次コイル 4    2次コイル 5    側部鉄心 6    スリット 7    カバー(支持部材) 8    ベース(支持部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央鉄心と側部鉄心とからなる積層鉄心、
    および1次コイルと2次コイルとを備えた飽和形漏洩変
    圧器において、漏洩鉄心の一部を突出させて上記側部鉄
    心に喰い込ませ、鉄心締め付け時に上記突出部を支持部
    材で挟持圧接したことを特徴とする飽和形漏洩変圧器。
  2. 【請求項2】中央鉄心と側部鉄心とからなる積層鉄心、
    および1次コイルと2次コイルとを備えた飽和形漏洩変
    圧器において、2次コイル側の鉄心に設けるスリットを
    上記側部鉄心に形成し、鉄心締め付け時に上記スリット
    部を支持部材で挟持圧接したことを特徴とする飽和形漏
    洩変圧器。
JP3068423A 1991-04-01 1991-04-01 飽和形漏洩変圧器 Pending JPH04304605A (ja)

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JP3068423A JPH04304605A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 飽和形漏洩変圧器

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JPH04304605A true JPH04304605A (ja) 1992-10-28

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ID=13373262

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JP3068423A Pending JPH04304605A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 飽和形漏洩変圧器

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JP (1) JPH04304605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165407A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Murata Mfg Co Ltd チョークコイル
EP2736055A1 (en) * 2012-11-21 2014-05-28 Hamilton Sundstrand Corporation Enhanced leakage common mode inductor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165407A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Murata Mfg Co Ltd チョークコイル
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