JPS62179Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62179Y2 JPS62179Y2 JP1980186141U JP18614180U JPS62179Y2 JP S62179 Y2 JPS62179 Y2 JP S62179Y2 JP 1980186141 U JP1980186141 U JP 1980186141U JP 18614180 U JP18614180 U JP 18614180U JP S62179 Y2 JPS62179 Y2 JP S62179Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil support
- core
- metal fitting
- fitting
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 15
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油入巻鉄心変圧器の鉄心固定構造に関
するものである。
するものである。
従来、油入巻鉄心変圧器の鉄心は第4図に示す
ように、タンク13の底面に直置きし、金具14
で固定する構造が一般的であつた。しかし鉄心2
の磁歪現象による振動がケース底または金具14
を介して外部に伝えられ、変圧器騒音発生の主要
因となつていた。
ように、タンク13の底面に直置きし、金具14
で固定する構造が一般的であつた。しかし鉄心2
の磁歪現象による振動がケース底または金具14
を介して外部に伝えられ、変圧器騒音発生の主要
因となつていた。
騒音の発生を低下するために、磁束密度を低め
ることは経済的ではなく、鉄心とタンク底面間に
防振ゴムを敷く等の手段がとられているが、あま
り効果はあがつていない。
ることは経済的ではなく、鉄心とタンク底面間に
防振ゴムを敷く等の手段がとられているが、あま
り効果はあがつていない。
特に、巻鉄心と金具との固定は鉄バンド10を
用いて行なわれている例が多いが、鉄心重ね接合
方式の場合、このバンド締付けにより鉄心2が金
具14やタンク13の底面に沿つた形状となり、
上下コーナーR部分に力が集中するため、鉄心2
に歪が生じ、騒音を増大させているケースも多
い。
用いて行なわれている例が多いが、鉄心重ね接合
方式の場合、このバンド締付けにより鉄心2が金
具14やタンク13の底面に沿つた形状となり、
上下コーナーR部分に力が集中するため、鉄心2
に歪が生じ、騒音を増大させているケースも多
い。
本考案は上記の問題点を改善するものであり、
以下に本考案の一実施例を第1図、第2図、第3
図に従い説明する。
以下に本考案の一実施例を第1図、第2図、第3
図に従い説明する。
コイル1に重ね接合方式巻鉄心2を組込み、鉄
心締付バンド3で巻鉄心2のみを締め付ける。こ
の場合、鉄心締付バンド3で巻鉄心2のみを締め
付けるので、巻鉄心2はほとんど歪が生じない。
次に、コイル1と巻鉄心2間の巻鉄心窓部分に絶
縁物4を挿入し、さらに絶縁材5,6をコイル1
と巻鉄心脚部間の隙間に打ち込み、巻鉄心2にコ
イル1を固定する。次にコイル1を支持するた
め、コイル支持金具7,8で上下部より絶縁材9
を介して金具固定バンド10で締付け固定する。
金具固定バンド10は、下部コイル支持金具7の
底面から、バンド用穴11・巻鉄心2とコイル1
間の隙間・上部コイル支持金具8のバンド用穴1
1を順に通し、上部コイル支持金具上面で締め付
け、金具7,8とコイル1の固定を行なう。
心締付バンド3で巻鉄心2のみを締め付ける。こ
の場合、鉄心締付バンド3で巻鉄心2のみを締め
付けるので、巻鉄心2はほとんど歪が生じない。
次に、コイル1と巻鉄心2間の巻鉄心窓部分に絶
縁物4を挿入し、さらに絶縁材5,6をコイル1
と巻鉄心脚部間の隙間に打ち込み、巻鉄心2にコ
イル1を固定する。次にコイル1を支持するた
め、コイル支持金具7,8で上下部より絶縁材9
を介して金具固定バンド10で締付け固定する。
金具固定バンド10は、下部コイル支持金具7の
底面から、バンド用穴11・巻鉄心2とコイル1
間の隙間・上部コイル支持金具8のバンド用穴1
1を順に通し、上部コイル支持金具上面で締め付
け、金具7,8とコイル1の固定を行なう。
下部コイル支持金具7、上部コイル支持金具8
のコイル支え足12は、鉄心2が下部コイル支持
金具底面および上部コイル支持金具下面に接しな
い寸法とし、それぞれの間にギヤツプAを設け
る。巻鉄心2の重量はコイル1で支え、又、バン
ド用穴開けピツチBは鉄心巾寸法Cと同寸法ある
いは若干短かくし、バンド10の締付圧力が直接
鉄心にかからない構造とする。
のコイル支え足12は、鉄心2が下部コイル支持
金具底面および上部コイル支持金具下面に接しな
い寸法とし、それぞれの間にギヤツプAを設け
る。巻鉄心2の重量はコイル1で支え、又、バン
ド用穴開けピツチBは鉄心巾寸法Cと同寸法ある
いは若干短かくし、バンド10の締付圧力が直接
鉄心にかからない構造とする。
本考案によれば、巻鉄心は上下のコイル支持金
具に非接触であるため、変圧器器体組立時に巻鉄
心変形による歪は生じず、組立による騒音の増大
は防止できる。さらに鉄心をケース底面に直置き
せず、金具等に直接固定しないため、設計磁束密
度による鉄心固有の振動はコイルの構成材料であ
る絶縁紙の振動緩衝作用により緩和され、騒音低
減効果が期待でき、変圧器の形状の影響はある
が、平均5ホーン以上の騒音低減が可能である。
具に非接触であるため、変圧器器体組立時に巻鉄
心変形による歪は生じず、組立による騒音の増大
は防止できる。さらに鉄心をケース底面に直置き
せず、金具等に直接固定しないため、設計磁束密
度による鉄心固有の振動はコイルの構成材料であ
る絶縁紙の振動緩衝作用により緩和され、騒音低
減効果が期待でき、変圧器の形状の影響はある
が、平均5ホーン以上の騒音低減が可能である。
第1図は本考案の実施例にかかる変圧器を示す
分解斜視図、第2図、第3図は器体組立完成の正
面図、および側面図、第4図は従来の変圧器の正
面図である。 1……コイル、2……巻鉄心、7,8……コイ
ル支持金具、9……絶縁材、12……コイル支え
足。
分解斜視図、第2図、第3図は器体組立完成の正
面図、および側面図、第4図は従来の変圧器の正
面図である。 1……コイル、2……巻鉄心、7,8……コイ
ル支持金具、9……絶縁材、12……コイル支え
足。
Claims (1)
- コイルと、このコイルに組込み固定した巻鉄心
と、前記コイルを上下から支えるコイル支え足を
有した上部コイル支持金具および下部コイル支持
金具と、前記コイルと前記コイル支え足との間に
介在された絶縁材と、前記上部コイル支持金具お
よび下部コイル支持金具を締付ける金具固定バン
ドとを備え、前記上部コイル支持金具および下部
コイル支持金具と前記巻鉄心との間にギヤツプを
設けてなる油入巻鉄心変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980186141U JPS62179Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980186141U JPS62179Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57108321U JPS57108321U (ja) | 1982-07-03 |
JPS62179Y2 true JPS62179Y2 (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=29987831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980186141U Expired JPS62179Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62179Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP1980186141U patent/JPS62179Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57108321U (ja) | 1982-07-03 |
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