JPS5934098Y2 - 電磁誘導器 - Google Patents
電磁誘導器Info
- Publication number
- JPS5934098Y2 JPS5934098Y2 JP7755779U JP7755779U JPS5934098Y2 JP S5934098 Y2 JPS5934098 Y2 JP S5934098Y2 JP 7755779 U JP7755779 U JP 7755779U JP 7755779 U JP7755779 U JP 7755779U JP S5934098 Y2 JPS5934098 Y2 JP S5934098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- shaped
- cut
- laminated
- cut core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はC形又はE形カットコア1個と、継鉄部にI形
積層鉄心を用いて磁路を構成した電磁誘導器の鉄心組立
構造の改良に関するものである。
積層鉄心を用いて磁路を構成した電磁誘導器の鉄心組立
構造の改良に関するものである。
変圧器等電磁誘導器の鉄心にカットコアと積層鉄心を用
い、両者長所を有効に利用した複合鉄心構造が使用され
ている。
い、両者長所を有効に利用した複合鉄心構造が使用され
ている。
第1図及び第2図はその1例で、E形カットコア1とI
形積層鉄心2を用いた3相変圧器である。
形積層鉄心2を用いた3相変圧器である。
従来斯かる鉄心構造に於いては、カットコアと積層鉄心
は接着剤で接着し、更に強度を持たせるべく第1図及び
第2図に示す鉄心組立構造を用いていた。
は接着剤で接着し、更に強度を持たせるべく第1図及び
第2図に示す鉄心組立構造を用いていた。
図に於いて、E形カットコア1を金具4とボルト・ナツ
ト10を用いて挟持したのち、コイル3 a 、3 b
、3 Cを挿入し、金具5とボルト・ナツト9にて締
め付けられたI形鉄心2をのせ、補助金具6.7とボル
ト8.ナツト11,12で強固に締め付けていた。
ト10を用いて挟持したのち、コイル3 a 、3 b
、3 Cを挿入し、金具5とボルト・ナツト9にて締
め付けられたI形鉄心2をのせ、補助金具6.7とボル
ト8.ナツト11,12で強固に締め付けていた。
補助金具7を使用せずにナツト12を締めると、■形積
層鉄心2の積層面がわん曲し、平坦なカットコア1のカ
ット面に均一に接触せず、振動・騒音を発生させる原因
となった。
層鉄心2の積層面がわん曲し、平坦なカットコア1のカ
ット面に均一に接触せず、振動・騒音を発生させる原因
となった。
また補助金具6を使用せずに組立てると、ボルト8から
くる張力を、ボルト10でE形カットコアを挾持してい
るのみでは耐え切れず、金具4が上に移動し、締付が不
安定となる。
くる張力を、ボルト10でE形カットコアを挾持してい
るのみでは耐え切れず、金具4が上に移動し、締付が不
安定となる。
これらの理由により補助金具6,7は鉄心構造上不可欠
であった。
であった。
第1図及び第2図に示す組立構造では、■形積層鉄心を
E形カットコアに均等に押え付けるために、ボルト8の
ナツト12は対角に交互に締付ける必要があり、多大な
作業時間と熟練を要すること、外形寸法が大きいこと、
部品数及び締付は部分が多いこと、E形カットコア1と
金具4がなす底面より、補助金具6及びボルト8.ナツ
ト11が突き出しているため筐体内に取り付けに<<、
組立時下安定である等の欠点があった。
E形カットコアに均等に押え付けるために、ボルト8の
ナツト12は対角に交互に締付ける必要があり、多大な
作業時間と熟練を要すること、外形寸法が大きいこと、
部品数及び締付は部分が多いこと、E形カットコア1と
金具4がなす底面より、補助金具6及びボルト8.ナツ
ト11が突き出しているため筐体内に取り付けに<<、
組立時下安定である等の欠点があった。
本考案の目的は、上記した従来の欠点をなくし、簡単な
構造で強固な固着力を有する堅ろうな変圧器等の電磁誘
導器を提供するもので、C形又はE形カットコア1個と
、継鉄部にI形積層鉄心を使用し、カットコアのカット
面、■形積層鉄心の積層端面が対向するようにして磁路
を構成した電磁誘導器に於いて、カットコアの外周にカ
ットコアの鉄心巻方向に従い周回された締付用金具鋼帯
と、I型積層鉄心のカットコアのカット面に対向せぬ反
対側積層端面に当接し、積層方向に併設した金具を用い
、上記締付用金属鋼帯の両端を前記金具に係留し締め付
けたことを特徴とする電磁誘導器である。
構造で強固な固着力を有する堅ろうな変圧器等の電磁誘
導器を提供するもので、C形又はE形カットコア1個と
、継鉄部にI形積層鉄心を使用し、カットコアのカット
面、■形積層鉄心の積層端面が対向するようにして磁路
を構成した電磁誘導器に於いて、カットコアの外周にカ
ットコアの鉄心巻方向に従い周回された締付用金具鋼帯
と、I型積層鉄心のカットコアのカット面に対向せぬ反
対側積層端面に当接し、積層方向に併設した金具を用い
、上記締付用金属鋼帯の両端を前記金具に係留し締め付
けたことを特徴とする電磁誘導器である。
以下図面により詳細に説明する。
第3図〜第5図は、本考案をE形カットコアと■形積層
鉄心とを用いた3相変圧器に適用した一実施例を示すも
ので、第3図は正面図、第4図は側面図、第5図は第4
図のX−Y断面を示す。
鉄心とを用いた3相変圧器に適用した一実施例を示すも
ので、第3図は正面図、第4図は側面図、第5図は第4
図のX−Y断面を示す。
図に於いて、13は締付用金属鋼帯(例えばステンレス
鋼帯で以下締付バンドと称する)14は補助金具、16
は補助金具14と■形積層鉄心2間の絶縁物を示す。
鋼帯で以下締付バンドと称する)14は補助金具、16
は補助金具14と■形積層鉄心2間の絶縁物を示す。
本考案装置の組立順序を説明すると、E形カットコア1
を金具4にて挟持した後、締付バンド13をE形カット
コア1の外周に沿って設置し、コイル3a、3b、3C
を挿入し、I形積層鉄心2を載せ、絶縁物16.補助金
具14を■形積層鉄心2の両端に当接させ、ボルト15
で締め付ける。
を金具4にて挟持した後、締付バンド13をE形カット
コア1の外周に沿って設置し、コイル3a、3b、3C
を挿入し、I形積層鉄心2を載せ、絶縁物16.補助金
具14を■形積層鉄心2の両端に当接させ、ボルト15
で締め付ける。
片側のボルト15を締めると、締付バンドはE形カット
コアの外周に沿って滑り、他の端にも張力が発生し、補
助金具14を介して■形積層鉄心2をE形カットコア1
に押し付ける力が生ずる。
コアの外周に沿って滑り、他の端にも張力が発生し、補
助金具14を介して■形積層鉄心2をE形カットコア1
に押し付ける力が生ずる。
この力は■形積層鉄心2の1枚1枚を巾方向に曲げよう
とする方向に働き、■形積層鉄心の積層面が変形するよ
うなことはなく、I形積層鉄心2とE形カットコア1間
には十分で均等な接触圧と、強固な固着力が得られる。
とする方向に働き、■形積層鉄心の積層面が変形するよ
うなことはなく、I形積層鉄心2とE形カットコア1間
には十分で均等な接触圧と、強固な固着力が得られる。
締付バンドは第4図に示す通り2本使用した実施例を示
すが、鉄心の大きさに従い使用本数を増せばより強固に
固着することができる。
すが、鉄心の大きさに従い使用本数を増せばより強固に
固着することができる。
本考案により組み立てた変圧器等電磁誘導器は、以上の
通り部品数の少ない簡単な構造で、作業に熟練を要せず
、組立作業時間が短絡され、安定で筐体内に設置しやす
く堅牢で小形軽量である等の多くの利点を有する。
通り部品数の少ない簡単な構造で、作業に熟練を要せず
、組立作業時間が短絡され、安定で筐体内に設置しやす
く堅牢で小形軽量である等の多くの利点を有する。
尚上記実施例ではE形カットコアと■形積層鉄心を用い
た場合の説明であるが、C形カットコアと■形積層鉄心
を用いた場合も同様の組立法が利用できる。
た場合の説明であるが、C形カットコアと■形積層鉄心
を用いた場合も同様の組立法が利用できる。
更に、E形又はC形カットコアと■形積層鉄心間にギャ
ップを設けて、リアクトルとして用いる場合にも本考案
による組立構造が適用できる。
ップを設けて、リアクトルとして用いる場合にも本考案
による組立構造が適用できる。
第1図及び第2図は、E形カットコアと■形積層鉄心を
用いて3相変圧器を組み立てた従来例で、第1図は正面
図、第2図は側面図を示す。 第3図〜第5図はE形カットコアとI形積層鉄心を用い
た3相変圧器を、本考案により組み立てた実施例を示し
、第3図は正面図、第4図は側面図、第5図は第4図の
X−Y断面を示す。 図に於いて、1はE形カットコア、2は■形積層鉄心、
3a、3b、3Cはコイル、13は締付用金属鋼帯(締
付バンド)を示す。
用いて3相変圧器を組み立てた従来例で、第1図は正面
図、第2図は側面図を示す。 第3図〜第5図はE形カットコアとI形積層鉄心を用い
た3相変圧器を、本考案により組み立てた実施例を示し
、第3図は正面図、第4図は側面図、第5図は第4図の
X−Y断面を示す。 図に於いて、1はE形カットコア、2は■形積層鉄心、
3a、3b、3Cはコイル、13は締付用金属鋼帯(締
付バンド)を示す。
Claims (1)
- C形又はE形カットコア1個と、継鉄部にI形積層鉄心
を使用し、カットコアのカット面と、■形積層鉄心の積
層端面が対向するようにして磁路を構成した電磁誘導器
に於いて、カットコアの外周にカットコアの鉄心巻方向
に従い周回された締付用金属鋼帯とI形積層鉄心のカッ
トコアカット面に対向せぬ反対側積層端面に当接し積層
方向に併設した金具を用い、上記締付用金属鋼帯の両端
を前記金具に係留し締め付けたことを特徴とする電磁誘
導器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7755779U JPS5934098Y2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 電磁誘導器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7755779U JPS5934098Y2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 電磁誘導器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55176533U JPS55176533U (ja) | 1980-12-18 |
JPS5934098Y2 true JPS5934098Y2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=29311033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7755779U Expired JPS5934098Y2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 電磁誘導器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934098Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7755779U patent/JPS5934098Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55176533U (ja) | 1980-12-18 |
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