JPH0430394B2 - - Google Patents

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JPH0430394B2
JPH0430394B2 JP4537784A JP4537784A JPH0430394B2 JP H0430394 B2 JPH0430394 B2 JP H0430394B2 JP 4537784 A JP4537784 A JP 4537784A JP 4537784 A JP4537784 A JP 4537784A JP H0430394 B2 JPH0430394 B2 JP H0430394B2
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JP
Japan
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alkali metal
catalyst
propylene glycol
glycol stream
phosphate
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JP4537784A
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JPS59170082A (ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D301/00Preparation of oxiranes
    • C07D301/02Synthesis of the oxirane ring

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエポキシド類の製造に関する。
さらに詳細には、本発明は1,2グリコール類
からのエポキシド類の製造に関する。
そのさらに特定な面の一つにおいて、本発明
は、エステル中間体を形成することなしに1,2
プロピレングリコールを直接プロピレンオキシド
に転換する方法に関係する。
プロピレンオキシドへのプロピレングリコール
モノ酢酸エステルの気相及び液相分解は周知であ
る。一般にこの方法のために、供給原料は、しば
しば同じプロピレングリコールを含有するプロピ
レングリコールモノ−及びジ−アセテートの種々
の混合物を含む。しかしながら、通常プロピレン
のアセトキシル化からエステルの利用できる源が
必要とされるか、あるいは例えばアルカリ金属酢
酸塩支持触媒の使用によつてその場で生成され
る。米国特許第4,226,780号は、弱い酢酸担体
及び低分子量カルボン酸に追加した塩基性アルカ
リ金属塩を触媒として用いる、1,2プロピレン
グリコールからのプロピレンオキシドの製造を教
示している。
担体に支持されたまたは支持されていないアル
カリ金属燐酸塩触媒上で、エステル中間体を形成
することなしに、エポキシド類への1,2グリコ
ール類の気相脱水反応を直接行なうことが出来る
ことが今や見い出された。さらに、エポキシドの
収量は高くそして選択率が優れている。
本発明によれば、担体上に支持されているかま
たは支持されていないアルカリ金属燐酸塩から本
質的になる触媒上で約250〜500℃の反応温度で気
相で1,2グリコールを加熱することを特徴とす
るエポキシド類の製造方法が提供される。
好ましい態様において、本発明の方法は1,2
プロピレングリコールから直接プロピレンオキシ
ドを生成するのに使用される。
他の態様において、グリコール供給原料に酢酸
を添加すると、触媒活性に影響することなしにエ
ポキシド選択率を著しく増大させることが分かつ
た。
アルカリ金属燐酸塩触媒はリチウム、ナトリウ
ムそして好ましくはカリウムのような任意の適当
なアルカリ金属塩から構成することができる。有
用であると分かつた担体はα−アルミナ、ジルコ
ン、及び94重量%のα−アルミナと5重量%の
CaOと1重量%のCuOとからなる耐火金属酸化物
である。一般に、支持された燐酸塩のために、担
体上の5〜20重量%の塩が使用される。
本発明の実施において、1,2グリコール供給
原料濃度、酢酸供給原料濃度及び触媒空隙に基づ
く滞留時間は広い範囲にわたつて変化させること
ができる。好ましくは1,2グリコール供給原料
濃度は10〜70モル%の範囲内であろう。もし使用
するならば、酢酸供給原料濃度は、約0。5〜5
モル%の範囲内であろう。そして滞留時間は約
0.5〜2秒の範囲内であろう。
適当な燐酸塩は、一、二及び三塩基燐酸塩、即
ちMH2PO、M2HPO4、M3PO4である。二塩基燐
酸塩が好ましい。
以下の実施例は触媒製造及び本発明によるエポ
キシド類の製造をさらに示す。
実施例 1 この実施例は燐酸カリウム触媒の製造及びプロ
ピレングリコールからプロピレンオキシドを製造
するためのその使用を示す。
燐酸水素二カリウム(K2HPO4)の約5.0グラ
ムを約22mlの水に溶解しそして約50.0gのα−ア
ルミナに加えた。得られた混合物を乾燥し、425
℃で約10時間空気〓焼し、そしてふるいにかけて
8〜14メツシユにした。
ステンレス綱チユーブ状反応器(9/16″ID)
に30mlの燐酸カリウム触媒をつめた。
401℃で窒素中の38モル%プロピレングリコー
ルの供給原料流を蒸発させ、そしてプロピレング
リコールの29.0g/時の速度で触媒を通過させ
た。
生成物を集めそしてガスクロマトグラフイによ
り分析した。プロピレングリコールの転換率は、
70%プロピレンオキシド選択率及び19%プロパナ
ール選択率で、19%であつた。残りの生成物はア
セトン、アリルアルコール、1−プロパノール、
プロピレン及びアセトール(ヒドロキシアセト
ン)から主としてなつていた。
実施例 2 この実施例は、プロピレングリコールからプロ
ピレンオキシドを製造するための、実施例1にお
いて製造した触媒の使用をさらに示す。プロピレ
ンオキシド選択率を改良するために供給原料流中
に酢酸を使用した。
ステンレス綱チューブ状反応器(9/16″ID)
に30mlの触媒をつめた。
398℃で窒素中の35モル%のプロピレングリコ
ール及び1.4モル%の酢酸の供給原料流を蒸発さ
せ、そしてプロピレングリコールの18.5g/時の
速度で触媒を通過させた。
生成物を集めそしてガスクロマトグラフイによ
り分析した。プロピレングリコールの転換率は、
77%プロピレンオキシド選択率及び10%プロパナ
ール選択率で、25%であつた。残りの生成物はア
セトン、アリルアルコール、1−プロパノール、
プロピレン及びアセトール(ヒドロキシアセト
ン)から主としてなつていた。
種々の変更が本発明に対してなされることがで
きることは上記記載から明らかであろう。しかし
ながら、そのような変更は本発明の範囲内にある
と考えることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 担体上に支持されたまたは支持されていない
    アルカリ金属燐酸塩から本質的になる触媒上で約
    250〜500℃の反応温度で気相で1,2グリコール
    流を加熱することを特徴とするエポキシドの製造
    方法。 2 1,2グリコール流が1,2プロピレングリ
    コール流である特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 3 触媒がa−アルミナ上に支持されている特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 4 アルカリ金属燐酸塩が燐酸カリウムである特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 5 アルカリ金属燐酸塩が燐酸リチウムである特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 6 アルカリ金属燐酸塩が燐酸ナトリウムである
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 7 1,2グリコール流に酢酸の有効量を加えて
    選択率を改良することを含む特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 8 1,2グリコール流が1,2プロピレングリ
    コール流である特許請求の範囲第7項に記載の方
    法。
JP4537784A 1983-03-09 1984-03-09 1,2−グリコ−ル類からのエポキシド類の製造方法 Granted JPS59170082A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US47383783A 1983-03-09 1983-03-09
US473837 1999-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59170082A JPS59170082A (ja) 1984-09-26
JPH0430394B2 true JPH0430394B2 (ja) 1992-05-21

Family

ID=23881208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4537784A Granted JPS59170082A (ja) 1983-03-09 1984-03-09 1,2−グリコ−ル類からのエポキシド類の製造方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0122026B1 (ja)
JP (1) JPS59170082A (ja)
CA (1) CA1231957A (ja)
DE (1) DE3467576D1 (ja)

Families Citing this family (4)

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Also Published As

Publication number Publication date
CA1231957A (en) 1988-01-26
DE3467576D1 (en) 1987-12-23
EP0122026B1 (en) 1987-11-19
JPS59170082A (ja) 1984-09-26
EP0122026A1 (en) 1984-10-17

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