JPH04302306A - 数値制御装置、数値制御システム、制御パラメータの自動調整方法、特徴量判定基準変更方法および複数の調整条件総合判定方法 - Google Patents

数値制御装置、数値制御システム、制御パラメータの自動調整方法、特徴量判定基準変更方法および複数の調整条件総合判定方法

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JPH04302306A
JPH04302306A JP3066486A JP6648691A JPH04302306A JP H04302306 A JPH04302306 A JP H04302306A JP 3066486 A JP3066486 A JP 3066486A JP 6648691 A JP6648691 A JP 6648691A JP H04302306 A JPH04302306 A JP H04302306A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械等の軸を制御す
る数値制御装置に係わり、特にサーボまたは主軸モータ
ドライブシステムの制御パラメータを自動的に調整、設
定する機能を備えたことを特徴とする数値制御装置およ
び自動調整方法に関する。また、制御パラメータの特徴
量判定基準の変更方法、複数の調整条件がある場合の特
徴量の総合判定方法およびサーボまたは主軸の状態量デ
ータのサンプリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図32は従来の数値制御装置およびサー
ボまたは主軸モータドライブシステムの機能ブロック構
成図と、サーボまたは主軸モータドライブシステムの制
御パラメータを調整する際の構成を示したものである。 1cは数値制御装置、2cはサーボまたは主軸モータを
制御するサーボまたは主軸アンプであり、3はサーボま
たは主軸アンプ2cにより駆動制御されるモータ、4は
モータの位置及び速度を検出する検出器である。6cは
数値制御装置1cの各機能を統括して制御する制御部、
7cは加工プログラムよりモータの位置または速度の指
令値を生成する位置・速度指令生成部、8cはサーボま
たは主軸モータドライブシステムの制御パラメータを保
存する制御パラメータ記憶部、10cはサーボまたは主
軸アンプ2cと数値制御装置1cとのインタフェースで
あり、これを介して数値制御装置1bはサーボまたは主
軸アンプ2cに位置・速度指令等の指令や制御パラメー
タ等の情報を伝達し、さらにサーボまたは主軸アンプ2
cからの各種データを受け取る。5は操作ボード、11
は操作ボード5と数値制御装置1cとの入出力を制御す
る入出力制御部である。25はCRT画面であり数値制
御装置の内部データを表示する。26はキーボードであ
り、キー入力したデータは入出力制御部11を介して数
値制御装置2cに伝達される。28は数値制御装置1c
とサーボまたは主軸アンプ2cとのインターフェースで
あり、これを介してサーボまたは主軸アンプ2cは位置
・速度等の指令や制御パラメータ等の情報を受けとり、
さらにサーボまたは主軸アンプ2c内のデータを数値制
御装置1cに伝達する。27はモータ駆動制御部であり
、モータや機械の位置、速度等やモータに流れる電流等
を制御する。40は調整用に使用されるD/Aコンバー
タであり、サーボまたは主軸アンプ2c内のデジタル情
報をアナログ情報に変換して出力する。41は調整用に
使用されるシンクロスコープであり、オペレータはD/
Aコンバータ40とシンクロスコープ41を用いてサー
ボまたは主軸アンプ2c内の内部データをモニターでき
る。
【0003】図33はオペレータが制御パラメータを調
整する手順を示したフローチャートである。ステップS
81においてオペレータは操作ボード5のCRT画面2
5の表示により制御パラメータの初期設定を確認し、ス
テップS82において調整に必要な情報を得るために、
テスト運転を行う。ステップS83においてオペレータ
はテスト運転中、操作ボード5のCRT画面25に表示
されるデータ、またはD/Aコンバータ40によりデジ
タル・アナログ変換されたサーボまたは主軸アンプ2c
内のデータをシンクロスコープ41の波形によりモニタ
ーし、これを基にステップS84において制御パラメー
タが適当かの判断を行う。適当と判断した場合は調整を
終了するが、不適当の場合はステップS85にて制御パ
ラメータの変更値をキーボード26より入力し、再度ス
テップS82〜S84の手順を制御パラメータが適当と
判断できるまで繰り返す。
【0004】いま、位置指令における調整のやり方の例
として図34について説明する。図34(a)の位置指
令(i)に対して、サーボは(ii)(iii)(iv
)のように応答が遅れる。制御パラメータの設定が悪い
と(iv)のように応答が遅く、これを調整するためオ
ペレータは速度ループゲインを上げるが、ゲインをあま
り上げすぎると応答は(ii)のように良くなるが図3
4(b)に示すように振動が発生する。オペレータはこ
の振動発生をシンクロスコープ41で見ながら、振動が
発生しない最大ゲインを設定する。このようにして設定
されたゲインでの応答は図34(a)の(iii)とな
る。
【0005】数値制御装置におけるサーボまたは主軸の
調整項目としは、速度ループ制御系、位置ループ制御系
他があり、また主軸の調整項目としては速度ループ制御
系、オリエント、C軸制御他がある。更に、例えばサー
ボの速度ループ制御系の制御パラメータとして速度ルー
プゲイン、速度進み補償、機械共振抑制フィルタ中心周
波数他があり、これ以外の調整項目も複数の制御パラメ
ータから構成されている。
【0006】別の分野では、制御量の自動調整(オート
チューニング)の方法が提案されている。例えば、特開
平2−83703はプロセス制御システムにおけるPI
D(比例、積分、微分)制御またはPI制御で、PID
またはPI制御要素の制御パラメータのオートチューニ
ングに関するものである。これは制御パラメータを常時
監視し、このフィードバック値が基準値と差が出たとき
にオートチューニング機能を動作させ、調整量をファジ
ー推論により演算させるものである。しかし、工作機械
の数値制御装置等における制御パラメータは据え付け時
または機械系の経時変化等で精度が出なくなった時に調
整すればよく、常時オートチューニングする必要はない
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーボまたは主
軸モータドライブシステムの制御パラメータの調整作業
は以上のように行われているので、D/Aコンバータや
シンクロスコープなどの測定装置が必要である。さらに
1台の数値制御装置には調整の対象となるサーボまたは
主軸モータドライブシステムが複数あり、さらに各サー
ボまたは主軸モータドライブシステムにおいても制御パ
ラメータが複数ある。このように調整の対象となる制御
パラメータは非常に多く、さらに制御パラメータ同士が
互いに影響しあい制御パラメータ間の関連が複雑な場合
が多く、調整には熟練したオペレータが必要となる。ま
た、熟練者による調整でも制御パラメータの変更には明
確なデータにより変更値が算出されるわけではなく、試
行錯誤的に変更して行く場合が多い。このため、調整に
多くの時間を要し、調整の結果に個人差が生じることも
避けられない。この発明は上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、D/Aコンバータやシンクロ
スコープなどの測定装置が不要であるとともに、熟練者
以外の制御パラメータの調整に精通していない者にも個
人差なく制御パラメータの調整が行えるオートチューニ
ング機能を備えた数値制御装置を得ることを目的とする
【0008】更に、本発明は現場における工作機械の据
え付け、調整時における調整履歴、結果を格納、保存す
ることによって、この保存されたオートチューニングデ
ータを集大成して、より簡単な標準化されたオートチュ
ーニング装置の開発を可能にすることを目的とする。
【0009】また、本発明はオートチューニングの対象
が将来あるいは出荷後変更、追加される要求に応えるた
め、数値制御装置自体やコンピュータ自体を取り替える
ことなくオートチューニングプログラム、テスト運転プ
ログラムを追加、変更でるきようにすることを目的とす
る。
【0010】また、本発明はオートチューニングプログ
ラムで設定された特徴量の判定基準を機械等に合わせて
変更できる方法を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は一つの制御パラメータでも
複数の調整条件がある場合、各調整条件での制御パラメ
ータの特徴量を算出し、それらの特徴量を総合的に判定
できる方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明における数値
制御装置はサーボまたは主軸の制御パラメータを自動で
調整する自動調整手段を備え、上記自動調整手段はサー
ボまたは主軸の状態量データを測定する測定手段と、測
定された上記状態量データをサンプリングデータとして
設定および格納を制御するデータサンプリング制御部と
、データサンプリング制御部の制御によりサンプリング
データを格納するサンプリングデータ記憶部と、制御パ
ラメータに対応した複数の自動調整プログラムおよびテ
スト運転プログラムと、調整する制御パラメータの設定
によりそれに対応する自動調整プログラムを選択する自
動調整システム制御部と、自動調整プログラムにより選
択されたテスト運転プログラムにより上記上記サーボま
たは主軸をテスト運転するとともに、データサンプリン
グ制御部の制御により読み込まれたサンプリングデータ
を演算して所望の制御パラメータに変更、制御する自動
調整制御部とからなる。
【0013】また、第2の発明における数値制御システ
ムはサーボまたは主軸の制御パラメを自動で調整する自
動調整手段を備え、上記自動調整手段はサーボまたは主
軸の状態量データを測定する測定手段と、測定された状
態量データをサンプリングデータとして設定および格納
を制御するデータサンプリング制御部と、データサンプ
リング制御部の制御によりサンプリングデータを格納す
るサンプリングデータ記憶部と、サーボまたは主軸をテ
スト運転するとともに、データサンプリング制御部の制
御により読み込まれたサンプリングデータを外部コンピ
ュータに通信、制御する制御部を有する数値制御装置と
、制御パラメータに対応した複数の自動調整プログラム
およびテスト運転プログラムと、調整する制御パラメー
タの設定によりそれに対応する自動調整プログラムを選
択する自動調整システム制御部と、自動調整プログラム
により選択されたテスト運転プログラムによりサーボま
たは主軸をテスト運転するとともに、数値制御装置から
送信されたサンプリングデータを演算して所望の制御パ
ラメータに変更、制御する自動調整制御部を有する外部
コンピュータと、数値制御装置と外部コンピュータを接
続する通信手段とからなる。
【0014】第3の発明の数値制御装置または数値制御
システムは上記第1または第2の発明において、自動調
整された制御パラメータの調整履歴、調整後の制御パラ
メータを保存する制御パラメータ記憶手段を備えたもの
である。
【0015】第4の発明の数値制御装置または数値制御
システムは上記第1または第2の発明において、サーボ
または主軸の制御パラメータをマニュアルで調整できる
マニュアル調整手段も備え、マニュアル調整手段と自動
調整手段を切り替える切替手段を備えたものである。
【0016】第5の発明のサーボまたは主軸の制御パラ
メータを自動調整する方法は、自動調整モードを起動さ
せる段階と、自動調整する制御パラメータをCRT等の
表示手段またはキーボード等の入力手段から選択する段
階と、選択された制御パラメータに対応した自動調整プ
ログラムとテスト運転プログラムを自動選択、起動させ
る段階、起動されたテスト運転プログラムによりサーボ
または主軸をテスト運転し、自動調整プログラムで設定
された取り込むデータの種類、サンプリング時間でサン
プリングデータを取り込む段階と、取り込まれたサンプ
リングデータから特徴量を演算し、演算された特徴量か
ら制御パラメータが適当か判断する段階と、制御パラメ
ータが不適当と判断した場合、制御パラメータの設定値
を変更して、データの取り込み、特徴量の算出の段階を
繰り返す段階からなる。
【0017】第6の発明の特徴量の判定基準の変更方法
は、変更範囲が設定された制御パラメータを変更範囲内
で複数個の制御パラメータを設定する段階と、設定され
た複数個の制御パラメータで、自動調整プログラム、テ
スト運転プログラムによりサーボまたは主軸をテスト運
転し、サンプリングデータを取り込み、サンプリングデ
ータから特徴量を演算し、複数個の制御パラメータおよ
び特徴量を保存する段階と、保存された複数個の制御パ
ラメータおよび特徴量を関係付けて表示手段に表示する
段階と、表示された特徴量に重み付けをつける段階と、
表示された複数個の制御パラメータ、特徴量および特徴
量の重み付けの関係から特徴量の新たな範囲の判定基準
値を設定する段階からなる。
【0018】第7の発明の複数の調整条件の特徴量の総
合判定方法は、複数の調整条件を設定し、その設定され
た全ての調整条件で特徴量を演算し、保存する段階と、
保存された特徴量を表示手段に表示する段階と、表示さ
れた特徴量に重み付けをつける段階と、調整条件の全て
の特徴量から調整条件全体としの総合評価をつける段階
と、総合評価結果から制御パラメータの特徴量を総合判
定する段階からなる。
【0019】第8の発明のデータサンプリング方法は上
記第5の発明の方法において、サーボまたは主軸の状態
量をサンプリングデータとして取り込む方法で、サンプ
リングデータの取り込みおよび取り込み終了を決めるた
め、サンプリングデータの演算値が所定のトリガーレベ
ルを所定の方向に横切った時間を基準時間と設定する段
階、基準時間に対して前後の所定の時間幅を設定する段
階、基準時間より所定の時間幅だけ早い時間から基準時
間より所定の時間幅だけ遅い時間の間の任意の時間幅を
サンプリング時間と設定する段階、設定された時間幅で
サンプリングデータを取り込む段階、取り込んだ上記サ
ンプリングデータを記憶する段階からなる。
【0020】
【作用】第1および第2の発明における自動調整制御部
はサーボまたは主軸からのサンプリングデータを演算す
ることにより、制御パラメータを自動調整する。
【0021】第3の発明における制御パラメータ記憶手
段は自動調整される制御パラメータの調整履歴、調整結
果を保存する。
【0022】第4の発明における切替手段は制御パラメ
ータのマニュアル調整と自動調整を切り替える。
【0023】
【実施例】実施例1.本発明の一実施例を図について説
明する。図1は、本発明によりサーボまたは主軸モータ
ドライブシステムの制御パラメータをオートチューニン
グする数値制御装置およびサーボまたは主軸アンプの機
能を示すブロック図である。図において、1aはオート
チューニング機能を備えた数値制御装置、2aはオート
チューニング機能を備えた数値制御装置1aに対応する
サーボまたは主軸アンプ、19はオートチューニングの
履歴、制御パラメータ、制御パラメータの判定基準等を
格納する外部記憶装置である。なお、サーボまたは主軸
モータ3、検出器4および操作ボード5は従来例と同じ
である。数値制御装置1aは数値制御装置1a内の各機
能を統括して制御する制御部6a、位置・速度指令を生
成する位置・速度指令生成部7a、数値制御装置1aが
通常モードで動作する際にサーボまたは主軸アンプ2a
に伝達される制御パラメータを保存する通常動作時制御
パラメータ記憶部8a、オートチューニングモード時の
制御パラメータを保存するオートチューニング時制御パ
ラメータ記憶部8b、サーボまたは主軸アンプ2aから
転送されてくる状態量データをサンプリングデータとし
て指定し、サンプリング間隔を設定するデータサンプリ
ング制御部9、数値制御装置1aとサーボまたは主軸ア
ンプ2aを相互にデータ授受するためのサーボまたは主
軸インターフェース10a、数値制御装置1aと操作ボ
ード5との入出力を制御する入出力制御部11、データ
サンプリング制御部9によりサンプリングデータを格納
するサンプリングデータ記憶部12、オートチューニン
グモードが選択された場合に起動しオートチューニング
に係わる諸機能を統括制御するオートチューニングシス
テム制御部16、調整対象の制御パラメータに応じて選
択されたオートチューニングプログラム14−1〜14
−nによりデータサンプリング制御部9、位置・速度生
成部7a等を制御するオートチューニング制御部13、
切替スイッチ20a〜20d、テスト運転プログラム1
5−1〜15−n、判定基準の保存、変更を制御する判
定基準保存変更制御部18、数値制御装置1aと外部記
憶装置19のデータ伝送のための外部記憶装置インター
フェース17、制御パラメータの適否を判定する特徴量
の判定基準を保存する判定基準記憶部21、機械の特性
に応じて変更した判定基準を保存する変更済判定基準記
憶部22、判定基準の変更値を生成する判定基準変更部
23および判定基準を変更する場合に使用するデータを
保存する変更用データ記憶部24から構成される。サー
ボまたは主軸アンプ2aは従来のサーボまたは主軸アン
プ2bのモータ駆動制御部27と数値制御装置インター
フェース28の他に、状態量データ測定部29が追加さ
れている。
【0024】実施例2.本発明のオートチューニングを
数値制御装置とリンクした外部コンピュータを使って実
現する一実施例を図について説明する。図2はパーソナ
ルコンピュータのような外部コンピュータでサーボまた
は主軸の制御パラメータをオートチューニングする場合
の機能を示すブロック図である。サーボまたは主軸アン
プ2a、サーボまたは主軸モータ3、検出器4、操作ボ
ード5は実施例1と同一であり、数値制御装置1bは実
施例1の数値制御装置1aよりオートチューニング制御
部13と判定基準保存変更制御部18を除き、コンピュ
ータリンク制御部30を追加したものである。外部コン
ピュータ31は実施例1のオートチューニング制御部1
3と同じ機能を果たすオートチューニング制御部13b
、判定基準保存変更制御部18と同じ機能を果たす判定
基準保存変更制御部18b、テスト運転プログラム15
b−1〜15b−n、数値制御装置1bとリンクするた
めのコンピュータリンク制御部30b、CRT、キーボ
ードを制御する画面表示制御部32、オートチューニン
グ履歴、制御パラメータ、制御パラメータの判定基準等
を格納するオートチューニング履歴記憶部33およびこ
れらを統括制御するシステム制御部34から構成される
【0025】次にオートチューニングに必要な状態量デ
ータをサンプリングデータとして取り込む機能について
説明する。図3は数値制御装置1aまたは1bに対応す
るサーボアンプの機能ブロック図である。51はモータ
が駆動する機械であり、位置検出器52を用いて機械端
の位置または回転角度を検出し、この位置検出器52の
検出値またはモータ端の検出器4の検出値のいずれかを
用いて位置の制御を行う。53は機械およびモータの位
置を制御する位置制御部、54はモータの速度を制御す
る速度制御部、55はモータに流れる電流を制御する電
流制御部、56は電流制御部55の指令に基づき電流を
発生するパワー回路である。状態量データ測定部29は
、トルク電流フィードバックIQF57、数値制御装置
1aまたは1bからの位置指令PCMD58、速度指令
VCMD59、その他図26に示すようなサーボまたは
主軸アンプ2a内の状態量データを一定周期で測定し、
数値制御装置1aまたは1bに転送する。
【0026】次に動作について説明する。図4はオート
チューニング機能を備えた数値制御装置1aまたは1b
とリンクする外部コンピュータ31により制御パラメー
タを調整するフローチャートである。オペレータは操作
ボード5または外部コンピュータ31のCRTに表示さ
れる指示に従いキーボードを操作して数値制御装置1a
または1bを通常動作モードからオートチューニングモ
ードに移行させる。(ステップS11)オートチューニ
ングモードに移行すると例えば図5に示すオートチュー
ニングメニュー画面がCRTに表示される。ここで調整
を必要とする調整項目を選択し、制御パラメータを選択
する。(ステップS12)制御パラメータの選択では、
一括して複数の調整項目および制御パラメータをオート
チューニングするメニューと個別に調整項目、制御パラ
メータをオートチューニングするメニューを準備し、オ
ペレータはこのメニューに従い必要とするメニューを選
択する。ステップS12で選択された制御パラメータに
応じて、オートチューニングシステム制御部16はそれ
に対応するオートチューニングプログラム14−iまた
は14b−iが選択、起動される。(ステップS13) 選択、起動されたオートチューニングプログラムの指示
に従い、データサンプリング制御部9はサーボまたは主
軸アンプ2aより転送されてくる状態量データの内の1
種類または複数の状態量データをサンプリングデータと
して指定し、サンプリング間隔を設定する。(ステップ
S14)
【0027】図6に示すフローチャートにより数値制御
装置1aまたは1b内のデータサンプリング制御部9が
、サーボまたは主軸アンプ2aより転送されてきた状態
量データをサンプリングデータとしてサンプリングデー
タ記憶部12に格納する機能の実施例について説明する
。ステップS31において、図4のステップS13にお
いて起動したオートチューニングプログラムに従い、デ
ータサンプリング制御部9はサンプリングデータを設定
する。ここでは例として、位置指令(PCMD)、電流
フィードバック(IQF)をサンプリングデータとして
設定する。ステップS32では、オートチューニングプ
ログラムの指示によりデータサンプリング制御部9はサ
ンプリング周期を数値制御装置1aまたは1bとサーボ
または主軸アンプ2aの通信周期の何倍にするか設定し
、ステップS33では、サンプリングデータをサンプリ
ングデータ記憶部12に格納するタイミングの基準とな
るトリガー条件をオートチューニングプログラムの指示
により設定する。トリガー条件には、トリガ対象データ
、トリガーレベル、トリガー方向があり、トリガー対象
データはステップS31で設定したサンプリングデータ
の内、1種類または複数のサンプリングデータの任意の
演算結果をトリガー対象データとして設定できる。図6
では、例としてPCMDを設定しているが、ほかにも次
式に示すように様にサンプリングデータのうち複数のデ
ータの算術演算、論理演算結果をトリガーデータとして
設定ができる。 (トリガー対象データ)  =  PCMD×IQF(
トリガー対象データ)  =  PCMD  ∩  I
QFトリガーレベルは先に設定したトリガー対象データ
と比較する値の設定であり、トリガー方向はサンプリン
グデータをサンプリングデータ記憶部12に格納する基
準タイミングを、トリガー対象データがトリガーレベル
を上回ったときとするか、下回ったときとするか、また
は両方向とするかを選択する。図6では例として、トリ
ガーレベルをPCMD0、トリガー方向を上回る方向で
あるアップトリガーとして設定している。ステップS3
4では、オートチューニングプログラムによりサンプリ
ングデータ記憶部12に格納したサンプリングデータの
内、有効とするデータを、トリガーにより測られた基準
タイミングからどれだけ前のサンプリングデータからど
れだけ後のサンプリングデータまでとするか設定する。 図6では、トリガーにより測られた基準タイミングから
TGBだけ前にサンプリングデータ記憶部12に格納し
たサンプリングデータから、基準タイミングからTGF
だけ遅れて格納したサンプリングデータまでを有効とす
る設定としている。つぎにステップS35でサンプリン
グしたデータ数のカウンタ(図6中ではnと表記、以後
サンプリングカウンタと呼ぶ)とトリガーにより測られ
る基準タイミングまでサンプリングしたデータ数をカウ
ントするトリガーカウンタ(図6中ではn0と表記)を
初期化しサンプリングを開始する。ステップS36では
実際にサーボまたは主軸アンプ2aから転送されてきた
状態量データの内、ステップS31で設定したサンプリ
ングデータをステップS32で指定した周期でサンプリ
ングし、サンプリングデータ記憶部12に格納しサンプ
リングカウンタの値に1加える。ステップS37からS
41までは、サンプリングカウンタの値がTGBより小
さいとき、またはステップS33で設定したトリガー条
件を満たすまでは、トリガーカウンタの値を1加えてス
テップS36にもどる。以後サンプリングカウンタがT
GBより大きくなり、かつステップS33で設定したト
リガー条件を満たすまでは、ステップS36からS41
を繰り返す。つぎにステップS39またはS40でトリ
ガー条件を満たした後は、トリガーカウンタのカウント
アップを終了し、以後サンプリングカウンタのみカウン
トアップする。ステップS42において、サンプリング
カウンタの値が、トリガーカウンタにトリガー後の有効
データ数であるTGFを加えたものより小さいときはス
テップS36にもどり、サンプリングデータの格納およ
びサンプリングカウンタのカウントアップを続ける。ス
テップS42でサンプリングカウンタの値がトリガーカ
ウンタとTGFの和以上になったときサンプリングを終
了する。
【0028】オートチューニングプログラムの指示に従
い、別途格納されているテスト運転プログラム15−1
〜15−nまたは15b−1〜15b−nのうち制御パ
ラメータに対応するテスト運転プログラムを位置・速度
指令生成部7aにロードする。(ステップS15)位置
・速度指令生成部7aは位置・速度指令を生成し、サー
ボまたは主軸インターフェース10aを介してサーボま
たは主軸アンプ2aに指令を転送し、モータ3を駆動し
てテスト運転を実行する。(ステップS16)データサ
ンプリング制御部9はテスト運転中のサンプリングデー
タをサンプリングデータ記憶部12に格納する。(ステ
ップS17) オートチューニング制御部13はサンプリングデータ記
憶部12に格納されたデータよりオートチューニングプ
ログラムの指示に従い特徴量、例えばサーボの速度ルー
プ制御系では振動評価値を算出する。(ステップS18
) 算出された特徴量より制御パラメータが適当かを判定し
(ステップS19)、不適当な場合はステップS20に
て、制御パラメータの変更値をオートチューニングプロ
グラムに沿って算出し、制御パラメータ記憶部8bに格
納する。制御部6aは変更された制御パラメータをサー
ボまたは主軸アンプ2aに転送する。(ステップS20
) 以下、S16からS20を制御パラメータが適当と判定
されるまで繰り返す。S19で制御パラメータが適当と
判定された場合は外部記憶装置19または外部コンピュ
ータの記憶部33に調整の履歴を保存して1つの制御パ
ラメータの調整を終了する。テスト運転で速度ループ調
整中のデータの例を図7に示す。(ステップS21)ス
テップS22ではオートチューニングされた制御パラメ
ータで良いかをオペレータに判断させ、オペレータは機
械の特性、性能等からもっと精度等を上げれると判断し
、オートチューニングされた制御パラメータを変更した
いと判断した場合はステップS23において判定基準保
存変更制御部18または18bを起動し、判定基準変更
プログラムにより変更された判定基準、またはキーボー
ドから直接インプットした判定基準を用いて再度オート
チューニングを実施する。ステップS24ではオペレー
タは別の制御パラメータを調整するかを選択し、別の制
御パラメータを調整する場合はステップS12に戻る。 別の制御パラメータを調整しないと選択すれば、オート
チューニングモードを終了して通常動作モードに移行す
る。なお、ステップS11〜S17はサブプログラムS
25として他のプログラムからも呼び出せるように構成
してある。
【0029】つぎにオートチューニングプログラムにつ
いて説明する。図4で示したオートチューニングプログ
ラム起動・初期設定S13、データサンプリング機能の
設定S14、テスト運転プログラムの選択S15、特徴
量の算出S18、制御パラメータの良否判定S19およ
び変更値の算出方法S20は、調整対象制御パラメータ
により異なり、これらは図1および図2のオートチュー
ニングプログラム(14−iおよび14b−i)により
規定される。以下、例として速度ループ制御系と位置ル
ープ制御系を取り上げ説明する。図8はステップS12
において、速度ループ制御系のオートチューニングが選
択され、速度ループ制御オートチューングプログラムが
起動した場合、図9はステップS12において位置ルー
プ制御系のオートチューニングが選択され、位置ループ
制御オートチューングプログラムが起動した場合のフロ
ーチャートを示すものである。
【0030】ステップS13において、速度ループ制御
系ではステップS13aに示すような初期設定を行う。 ここで、Lはテスト運転、特徴量計算、良否判定等の一
連の試行回数を示す整数値であり、VGN0、VGN_
MIN、VGN_MAXは速度ループゲインの初期値、
最小設定値、最大設定値を表す。一方、位置ループ制御
系でもステップS13bに示すような初期設定を行う。 Lは速度ループ制御系と同じであるが、TS0、TS_
MIN、TS_MAXは加減速時定数の初期値、最小設
定値、最大設定値を表す。
【0031】ステップS14aおよびS14bにおいて
、速度ループ制御系では図26に示すような仕様でデー
タサンプリング制御部9を機能させ、位置ループ制御系
では図27に示す仕様でデータサンプリング制御部9を
機能させる。これらの設定により、データサンプリング
を実施した時のサンプリングデータの例を図10および
図11に示す。図10は速度ループ制御系の場合であり
、サンプリングデータの内、位置指令PCMD及び速度
指令VCMDが各々の基準値より、双方とも大きくなっ
た瞬間をトリガーポイントとし、トリガーポイントより
トリガー後有効データ数TGFだけデータをサンプリン
グデータ記憶部12に格納する。図11は位置ループ制
御系の場合であり、位置指令PCMDをトリガーデータ
、テスト運転前の位置指令値をトリガーレベルPCMD
0とし、位置指令PCMDがトリガーレベルPCMD0
と一致しなくなった時点、つまり位置指令が変化した瞬
間をトリガーポイントとし、トリガーポイントからトリ
ガー前有効データ数TGBだけ前にサンプリングしたデ
ータから、トリガーポイントからトリガー後有効データ
数TGFだけ後のデータまでをサンプリングデータ記憶
部12に格納する。つまり、速度ループ制御系では加減
速が終了しモータへの位置指令が一定になった時点から
のデータを格納し、位置ループ制御系では加減速の開始
から加減速が終了するまでのデータを格納するようにデ
ータサンプリング制御部9を設定する。
【0032】ステップS15aおよびS15bでは、オ
ートチューニングプログラムの指示により位置・速度指
令生成部7aがテスト運転プログラムを選択、ロードす
る。図12は速度ループ制御系のオートチューニングプ
ログラムの指示により選択するテスト運転プログラムの
例であり、速度ループ制御系では加減速の時間中のデー
タはサンプリングデータとして使用しないので送り量は
10mmと短くし、モータに一定の位置指令が出ている
時間は2秒(2000ms)でこの間サンプリングデー
タを取り込むと設定している。図13は位置ループ制御
系のテスト運転プログラムの例であり、加減速時間中に
データサンプリングするため送り量を50mmと長くに
設定している。
【0033】ステップS16aおよびS16bでは、位
置・速度指令生成部7aはステップS15aおよびS1
5bでロードしたテスト運転プログラムより位置指令を
生成しテスト運転を実行する。ステップS17aおよび
S17bにおいてはステップS14aおよびS14bの
データサンプリング設定に従いデータサンプリング制御
部9を動作させる。
【0034】ステップS18aおよびS18bでは特徴
量を算出するが、速度ループ制御系ではステップS18
aに示すように、ステップS26でデータサンプリング
制御部9によりサンプリングデータ記憶部12に格納し
たデータの内、トルク電流フィードバックIQFをハイ
パスフィルタにかけ振動成分を抽出し、ステップS27
において振動評価値である振動オーバーオールレベルF
OLを算出する。この振動評価値FOLが速度ループ制
御系の場合の特徴量である。一方、位置ループ制御系で
はステップS18bに示すようにサンプリングデータ記
憶部12に格納したデータの内、トルク電流フィードバ
ックIQFの最大値IQMを検出し、これを位置ループ
制御系のオートチューニングの特徴量とする。
【0035】ステップS19aおよびS19bでは、先
に計算した特徴量を基に制御パラメータの良否判定を行
う。速度ループ制御系の場合はステップS19aに示す
ように振動評価値FOLが、振動評価値の許容最大値F
OL_MAX(この限界をこえると振動が発生する)と
許容最小値FOL_MIN(FOL_MAXより許容範
囲を引いた値)により決定される範囲内にあるかどうか
を判定する。この判定により、調整が不十分な場合はス
テップS20aにおいて振動評価値FOLと振動評価値
の許容最大値、許容最小値の関係と、前回までの試行で
振動が発生したかどうかの履歴であるVGN_OK(F
OLがFOL_MINより小さい時のVGNの最大値)
とVGN_NG(FOLがFOL_MAXより大きい時
のVGNの最小値)を基に次回試行の速度ループゲイン
の値を算出し、オートチューニング時制御パラメータ記
憶部8aに書き込む。制御部6aはこの制御パラメータ
をサーボまたは主軸アンプ2aに転送し、テスト運転S
16a以降を繰り返す。ステップS19aにおいて調整
が十分と判定されたときは、ステップS21aにおいて
振動評価値FOLおよび速度ループゲインVGNの各試
行ごとの値を外部記憶装置19または外部コンピュータ
の記憶部33に記録した後、速度ループ制御系のオート
チューニングを終了する。図14は外部記憶装置に保存
したチューニング履歴(S21a)、つまり各試行毎の
速度ループゲインVGN、振動評価値FOLの値を表示
したものであり、速度ループゲインVGNがステップS
20aのパラメータ算出プログラムに従い変更され、最
終的に振動評価値FOLが許容範囲内に収束しオートチ
ューニングが完了する様子を示したものであり、図15
は、図10におけるオートチューニング途中の振動成分
を含んだトルク電流フィードバックの波形が、オートチ
ューニング完了時に振動成分を含まない波形となる様子
を示したものである。一方、位置ループ制御系ではステ
ップS19に相当するステップS31〜S33において
、特徴量であるトルク電流フィードバック最大値IQM
がトルク電流の許容最大値IQF_MAXと許容最小値
IQF_MINにより決定される範囲内にあるか、また
はトルク電流フィードバック最大値IQMが許容最大値
IQF_MAXより大きくかつ前回の試行でのトルク電
流フィードバック最大値IQMが許容最小値IQF_M
INよりも小さいかを判定し、不十分と判定した場合は
ステップS20bにおいてトルク電流フィードバック最
大値IQMと許容最大値と許容最小値の関係から加減速
時定数TSの値を決められた量だけ増減した後、速度ル
ープ制御系と同様オートチューニング時制御パラメータ
記憶部8aに書き込み、制御部6aはこの制御パラメー
タをサーボまたは主軸アンプ2aに転送しステップS1
6b以降を繰り返す。ステップS20bで十分と判定し
た場合は、特徴量であるトルク電流フィードバック最大
値IQMと加減速時定数TSの各試行ごとの値を外部記
憶装置に記録した後、位置ループ制御系のオートチュー
ニングを終了する。図16は各試行毎の加減速時定数T
S、トルク電流フィードバック最大値IQMの値を表示
したものであり、加減速時定数TSがステップS20a
の制御パラメータのオートチューニングプログラムに従
い変更され、最終的にトルク電流フィードバック最大値
IQMが許容範囲内に収束しオートチューニングが完了
する様子を示したものであり、図17は、図11におけ
るオートチューニング途中のトルク電流フィードバック
の波形が、オートチューニング完了しトルク電流フィー
ドバック最大値IQMが許容範囲内に収束した時のトル
ク電流フィードバック波形を示したものである。
【0036】次に制御パラメータをオートチューニング
する場合にその適否を判定するのに使用する特徴量の判
定基準値を実際の機械に対応させて変更する方法につい
て、ロストモーション補正の制御パラメータを例にとり
説明する。図18はサーボアンプに点線で示すような円
軌道を駆動するように位置指令を与えたとき、実際にモ
ータにより駆動される機械の軌道を実線で示したもので
ある。軌道がX軸またはY軸を横切るとき(以後、象限
切換え時と呼ぶ)図18に示すように不連続な軌道が生
じる。ロストモーション補正はこの象限切換え時の不連
続軌道を補正するものである。ロストモーション補正の
制御パラメータはトルク電流のロストモーション補正ゲ
インLMCであり、指令半径Rと実際の軌道から算出し
た実軌道半径の半径誤差ΔRがロストモーション補正ゲ
インの特徴量である。判定基準の変更方法を図19に示
すフローチャートで説明する。いま、ロストモーション
補正ゲインの最大および最小値がオートチューニングプ
ログラムでLMC_MAXおよびLMC_MINと設定
されているとする。ここで、判定基準自動変更プログラ
ムを起動し、制御パラメータの記憶部8bに保存されて
いるLMC、LMC_MAX、LMC_MINを読み出
すとともに、テスト運転の試行回数Lを1にセットする
。(ステップS41) キーボードでテスト運転の試行回数Lmaxを設定し(
ステップS42)、次にLMC_MAXとLMC_MI
Nの間を等分割したLMCを演算し(ステップS43)
、このLMCで図4のサブプログラムS25でテスト運
転、データサンプリング、特徴量の演算をし(ステップ
S25)、制御パラメータ、特徴量をCRTに表示する
。(ステップS44)図20は制御パラメータであるL
MCとそのLMCでテスト運転した結果の特徴量である
突起量ΔRをCRTに表示した図である。ここで、オペ
レータはCRTを見て各LMCによるテスト運転結果の
各特徴量を例えば10段階の評価点をつける。評価点が
高いほど精度面で満足する度合が高いとする。図20の
例では、制御パラメータであるLMC(L=i)でテス
ト運転した結果の特徴量をfiとすれば、f1はΔRが
マイナスであるから最悪の1点、f2はΔRが1.5μ
mとよい結果であるので9点のように評価する。 (ステップS45) 次に特徴量と評価点を変更用データ記憶部24に保存し
(ステップS46)、ステップS47で指定した試行回
数LmaxになるまでステップS43〜ステップS46
を繰り返す。試行回数がLmaxになったらテスト運転
を終了し、保存された特徴量と評価点を読み出し(ステ
ップS48)、評価点が満足領域から不満足領域に変わ
る試行回数の番号kを検索する。この番号kはステップ
S49に示す式で検索できる。図20に示すようにj1
は不満足領域にあり、j2は満足領域にあるがこの2点
を結ぶ線と満足領域の境界線が交差する点に対応する特
徴量である突起量ΔRを算出し、算出された特徴量の最
大値を新しい判定基準値とする。算出するための式はス
テップS50に示している。この新しい判定基準値を変
更済判定基準記憶部22または22bに保存して終了す
る。(ステッフS51)
【0037】上記説明では制御パラメータの範囲として
オートチューニングプログラムに設定された最大値、最
小値を使ったが、オペレータがキーボードから上記最大
値、最小値の範囲内の狭い範囲で設定してもよく、また
上記のように先ずオートチューニングプログラムに設定
された最大値、最小値を使ってラフにテスト運転した後
で満足領域に近い制御パラメータの範囲を最大値、最小
値と設定して微調整をする方法でもよい。
【0038】次に1つの制御パラメータで複数の調整条
件がある場合の制御パラメータの特徴量の決めかたにつ
いて説明する。例えば、図18に示すような円軌跡にお
ける象限切り替え時の不連続軌跡の補正を行うロストモ
ーション補正の調整においては、同一の制御パラメータ
であっても送り速度によってその特徴量である突起量Δ
Rが変わってくる。この場合、調整条件である送り速度
を変えて、特徴量を演算し、機械として送り速度が遅い
場合の特徴量を重視するか、早い場合を重視するかの重
み付けをして総合的に判断する必要がある。複数の調整
条件総合判定の方法を図21に示すフローチャートによ
り説明する。まず、複数の調整条件総合判定プログラム
を起動し、図28に示すように送り速度Fとして3種類
を設定し、試行回数として3回、また試行する制御パラ
メータの条件の種類を初期および条件設定する。(ステ
ップS51) 次に図4のサブプログラムS25を呼び出し、3種類の
条件について各々特徴量である突起量ΔRを演算する。 (ステップS25、S52、S53) すべての条件での特徴量が演算できると判定基準変更方
法の項で説明したと同様に、特徴量を表示し(ステップ
S54)、図22に示すように、各条件における特徴量
の評価点を付け、例えばこの機械は低速での精度を重視
するから総合点は何点と付ける。(ステップS55)更
に、初期設定された制御パラメータの種類だけ上記を繰
り返す。(ステップS57〜ステップS58)制御パラ
メータ、特徴量、特徴量の評価点および総合点を変更用
データ記憶部24または24bに保存する。 (ステップS56) ステップS59では各調整条件の重要度を示す重み係数
を算出する。図31に示す式1〜4に重み係数を算出す
る一例を示す。式1は評価点行列であり、各試行におけ
る各調整条件に対する評価点jmiをマトリックス化し
たもの、式2は同様に総合評価点tmをマトリックス化
したものである。評価点行列と総合点行列は、各調整条
件の重み係数をマトリックス化した重み係数行列を用い
て式3のように表現でき、従って式4を用いて重み係数
行列を求めることができる。ステップS60は各調整条
件ごとの特徴量fと評価点jの相関を表すFJ曲線を求
める段階である。例えば図29に示すような試行データ
が得られたとする。ここで重みつき評価点とは、入力さ
れた評価点jmiに、ステップS59で求めた各調整条
件ごとの重み係数を加味したものである。この結果を横
軸に特徴量f、縦軸に重みつき評価点jをプロットする
と図23のようになり、FJ曲線はこのデータを図24
に示すような折れ線で近似するものであり、折れ線の方
程式は図31に示す式5を用いて計算できる。ここでF
J曲線は図24に示すような折れ線としたが、任意の多
次方程式で表現でき、最小自乗近似法等を利用して各係
数を求めることが可能である。最後にステップS61で
求めた各調整条件ごとのFJ曲線を変更済判定基準記憶
部22または22bに登録し、複数の調整条件総合判定
プログラムを終了する。
【0039】図21に示すフローチャートでは試行デー
タを収集するために、実際に機械を駆動して行ったが、
機械を駆動せず前もって用意した各調整条件の特徴量を
利用して重み係数、FJ曲線の算出する方法も可能であ
る。図25は上記の方法で求まった重み係数、FJ曲線
を用いて、複数の調整条件に対応したオートチューニン
グのフローチャートを示す。ステップS71は制御パラ
メータの初期値LMC0、変更幅ΔLMC、変更回数L
maxの設定等の初期設定、図30に示すような調整条
件を設定する段階である。テスト運転の実行、データの
サンプリング、特徴量の計算(ステップS25)をステ
ップS71で設定した全ての調整条件について行う。ス
テップS72は全ての調整条件について試行したか判定
する判定段階、ステップS73はテスト運転プログラム
等を変更を行う調整条件変更段階である。ステップS7
4はステップS25で求めた各調整条件ごとに算出した
特徴量fiをFiJi曲線に代入し対応するjiを求め
、これを全て加算し、トータル判定値Hを算出する段階
である。ステップS75は求めたトータル判定値Hおよ
び制御パラメータ(ここではLMC)の値を保存する段
階であり、ステップS76は初期設定で設定した回数だ
けトータル判定値Hを求めたか判定する段階である。 ステップS76で設定回数まで至っていない場合は制御
パラメータを変更し、サーボアンプに転送し(ステップ
S77)、ステップS25以降を繰り返す。ステップS
76で設定回数のトータル判定値Hがもとまった時は、
ステップS78において、トータル判定値Hが最大とな
った時の制御パラメータを検索し、これを最適制御パラ
メータとしてオートチューニングを終了する。
【0040】
【発明の効果】第1および第5の発明の効果として、工
作機械等のサーボまたは主軸の制御パラメータを数値制
御装置で自動調整ができるとともに、新規の制御パラメ
ータの自動調整プログラムも後から容易に追加、変更が
できる。また、第2および第5の発明の効果として、工
作機械等のサーボまたは主軸の制御パラメータを数値制
御装置とリンクする外部コンピュータで自動調整ができ
るとともに、新規の制御パラメータの自動調整プログラ
ムも後から容易に追加、変更ができる。第3の発明の効
果として第1または第2の発明の効果以外に制御パラメ
ータの調整履歴、調整結果が工作機械メーカや数値制御
装置メーカに持ち帰ることができる。第4の発明の効果
として第1または第2の発明の効果以外に工作機械メー
カや数値制御装置メーカを準備した自動調整された制御
パラメータ以外に、制御パラメータをユーザが任意に調
整できる。第6の発明の効果としてメーカ等でプログラ
ム内で設定されている制御パラメータの特徴量の判定基
準値を変更ができ、機械毎に判定基準を変えることがで
きる。第7の発明の効果として一つの制御パラメータで
も複数の調整条件を持つ場合、各調整条件に重み付けを
つけ、更にその機械で必要とする総合評価をするので機
械として最大の性能を発揮させることができる。第8の
発明の効果として自動調整する制御パラメータに応じた
状態量をサンプリングデータとして所定の時間だけ自動
的に取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオートチューニング機能を備えた
数値制御装置およびサーボまたは主軸アンプの一実施例
の機能ブロック図である。
【図2】本発明によるオートチューニング機能を備えた
数値制御装置およびサーボまたは主軸アンプおよび外部
コンピュータの一実施例の機能ブロック図である。
【図3】本発明によるオートチューニング機能を備えた
数値制御装置に対応したサーボまたは主軸アンプの一実
施例の機能ブロック図である。
【図4】本発明によるオートチューニング機能を備えた
数値制御装置または数値制御装置とリンクした外部コン
ピュータにより制御パラメータを調整する一実施例のフ
ローチャートである。
【図5】オートチューニングメニュー画面を示す図であ
る。
【図6】本発明によるオートチューニング機能を備えた
数値制御装置が自動的にデータを取り込む機能の一実施
例を説明するフローチャートである。
【図7】速度ループ調整中のCRT画面を示す図である
【図8】速度ループ制御系のオートチューニングプログ
ラムの一実施例のフローチャートである。
【図9】位置ループ制御系のオートチューニングプログ
ラムの一実施例のフローチャートである。
【図10】速度ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムにおけるデータサンプリングした結果を表示した
図である。
【図11】位置ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムにおけるデータサンプリングした結果を表示した
図である。
【図12】速度ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムにより選択されたテスト運転プログラムの一例で
ある。
【図13】位置ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムにより選択されたテスト運転プログラムの一例で
ある。
【図14】速度ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムによる速度ループゲインおよび振動評価値の変遷
図である。
【図15】速度ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムにより、オートチューニングした結果を示した図
である。
【図16】位置ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムによる加減速時定数およびトルク電流フィードバ
ック最大値の変遷図である。
【図17】位置ループ制御系のオートチューニングプロ
グラムにより、オートチューニングした結果を示した図
である。
【図18】ロストモーションを説明する図である。
【図19】判定基準を変更する場合のフローチャートで
ある。
【図20】判定基準変更プログラムにより新しい判定基
準を算出することを説明する図である。
【図21】複数の調整条件を総合判定する場合のフロー
チャートである。
【図22】複数の調整条件での重み付けを説明する図で
ある。
【図23】特徴量と重み付けをプロットした図である。
【図24】特徴量と重み付けの関係を示すFJ曲線であ
る。
【図25】複数の調整条件をオートチューニングする場
合のフローチャートである。
【図26】速度ループ系でのサンプリングデータの設定
例を説明する図である。
【図27】位置ループ系でのサンプリングデータの設定
例を説明する図である。
【図28】複数の調整条件での送り速度の設定例を説明
する図である。
【図29】調整条件毎の特徴量と評価点の得られたデー
タの例を説明する図である。
【図30】調整条件の設定例を説明する図である。
【図31】式を表す図である。
【図32】従来の数値制御装置およびサーボまたは主軸
モータドライブシステムの機能ブロック図と、サーボま
たは主軸モータドライブシステムの制御パラメータを調
整する際の構成を示した図である。
【図33】従来の数値制御装置で調整員が制御パラメー
タを調整する手順を示したフローチャートである。
【図34】従来の調整時の位置指令とその応答およびシ
ンクロスコープの波形を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b  数値制御装置 2a  サーボまたは主軸アンプ 6a  制御部 7a  位置・速度指令生成部 8a  通常動作時制御パラメータ記憶部8b  オー
トチューニング時制御パラメータ記憶部9  データサ
ンプリング制御部 10a  サーボまたは主軸インターフェース12  
サンプリングデータ記憶部 13、13b  オートチューニング制御部14−1〜
14−n、14b−1〜14b−n  オートチューニ
ングプログラム 15−1〜15−n、15b−1〜15b−n  テス
ト運転プログラム 16  オートチューニングシステム制御部17  外
部記憶装置インターフェース18、18b  判定基準
変更部 19  外部記憶装置 20a〜g  切替スイッチ 21、21b  判定基準記憶部 22、22b  変更済判定基準記憶部23、23b 
 判定基準変更部 24、24b  変更用データ記憶部 30、30b  コンピュータリンク制御部31  外
部コンピュータ 32  画面表示制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サーボまたは主軸の制御パラメータを
    自動で調整する自動調整手段を備え、上記自動調整手段
    は上記サーボまたは主軸の状態量データを測定する測定
    手段と、測定された上記状態量データをサンプリングデ
    ータとして設定および格納を制御するデータサンプリン
    グ制御部と、上記データサンプリング制御部の制御によ
    り上記サンプリングデータを格納するサンプリングデー
    タ記憶部と、上記制御パラメータに対応した複数の自動
    調整プログラムおよびテスト運転プログラムと、調整す
    る制御パラメータの設定によりそれに対応する自動調整
    プログラムを選択する自動調整システム制御部と、上記
    自動調整プログラムにより選択されたテスト運転プログ
    ラムにより上記サーボまたは主軸をテスト運転するとと
    もに、上記データサンプリング制御部の制御により読み
    込まれたサンプリングデータを演算して所望の制御パラ
    メータに変更、制御する自動調整制御部とからなること
    を特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】  サーボまたは主軸の制御パラメータを
    自動で調整する自動調整手段を備え、上記自動調整手段
    は上記サーボまたは主軸の状態量データを測定する測定
    手段と、測定された上記状態量データをサンプリングデ
    ータとして設定および格納を制御するデータサンプリン
    グ制御部と、上記データサンプリング制御部の制御によ
    り上記サンプリングデータを格納するサンプリングデー
    タ記憶部と、上記サーボまたは主軸をテスト運転すると
    ともに、上記データサンプリング制御部の制御により読
    み込まれたサンプリングデータを外部コンピュータに通
    信、制御する制御部を有する数値制御装置と、上記制御
    パラメータに対応した複数の自動調整プログラムおよび
    テスト運転プログラムと、調整する制御パラメータの設
    定によりそれに対応する自動調整プログラムを選択する
    システム制御部と、上記自動調整プログラムにより選択
    されたテスト運転プログラムにより上記サーボまたは主
    軸をテスト運転するとともに、上記数値制御装置から送
    信された上記サンプリングデータを演算して所望の制御
    パラメータに変更、制御する自動調整制御部を有する外
    部コンピュータと、上記数値制御装置と上記外部コンピ
    ュータを接続する通信手段とからなることを特徴とする
    数値制御システム。
  3. 【請求項3】  請求項1または請求項2において、自
    動調整された制御パラメータの調整履歴、調整後の制御
    パラメータを保存する制御パラメータ記憶手段を備えた
    ことを特徴とする数値制御装置または数値制御システム
  4. 【請求項4】  請求項1または請求項2において、サ
    ーボまたは主軸の制御パラメータをマニュアルで調整で
    きるマニュアル調整手段を備え、マニュアル調整手段と
    自動調整手段を切り替える切替手段を備えたことを特徴
    とする数値制御装置または数値制御システム。
  5. 【請求項5】  サーボまたは主軸の制御パラメータを
    自動調整する自動調整プログラムとテスト運転プログラ
    ムを備え、上記自動調整プログラムにサーボまたは主軸
    の状態量をサンプリングデータとして取り込むためのデ
    ータの種類、サンプリング時間を予め設定してある数値
    制御装置または数値制御装置とリンクしたコンピュータ
    で上記制御パラメータを自動調整する方法において、1
    )自動調整モードを起動させる段階 2)自動調整する制御パラメータをCRT等の表示手段
    またはキーボード等の入力手段から選択する段階3)選
    択された上記制御パラメータに対応した自動調整プログ
    ラムとテスト運転プログラムを自動選択、起動させる段
    階 4)起動された上記テスト運転プログラムによりサーボ
    または主軸をテスト運転し、上記自動調整プログラムで
    設定された取り込むデータの種類、サンプリング時間で
    サンプリングデータを取り込む段階 5)取り込まれた上記サンプリングデータから特徴量を
    演算し、演算された上記特徴量から制御パラメータが適
    当か判断する段階 6)制御パラメータが不適当と判断した場合、制御パラ
    メータの設定値を変更して、上記4)と5)を繰り返す
    段階 からなる制御パラメータの自動調整方法。
  6. 【請求項6】  請求項1または2において、変更範囲
    が設定された制御パラメータと上記制御パラメータの適
    否を判定するために使用される特徴量の判定基準値とか
    ら上記判定基準値を変更する方法で 1)上記変更範囲内で制御パラメータを複数個設定する
    段階 2)設定された上記複数個の制御パラメータで、自動調
    整プログラム、テスト運転プログラムによりサーボまた
    は主軸をテスト運転し、サンプリングデータを取り込み
    、上記サンプリングデータから特徴量を演算し、上記複
    数個の制御パラメータおよび上記特徴量を保存する段階 3)保存された上記複数個の制御パラメータおよび上記
    特徴量を関係付けて表示手段に表示する段階4)表示さ
    れた上記特徴量に重み付けをつける段階5)表示された
    上記制御パラメータ、上記特徴量および上記特徴量の重
    み付けの関係から特徴量の新たな範囲の判定基準値を設
    定する段階 からなる制御パラメータの特徴量判定基準変更方法。
  7. 【請求項7】  請求項1または2において、複数の調
    整条件をもつ制御パラメータの特徴量を総合判定する方
    法で 1)上記複数の調整条件を設定し、その設定された全て
    の調整条件で特徴量を演算し、保存する段階2)保存さ
    れた上記特徴量を表示手段に表示する段階3)表示され
    た上記特徴量に重み付けをつける段階4)上記調整条件
    の全ての特徴量から調整条件全体としの総合評価をつけ
    る段階 5)上記総合評価結果から制御パラメータの特徴量を総
    合判定する段階 からなる複数の調整条件総合判定方法。
  8. 【請求項8】  請求項5において、サーボまたは主軸
    の状態量をサンプリングデータとして取り込む方法で1
    )サンプリングデータの取り込みおよび取り込み終了を
    決めるため、上記サンプリングデータの演算値が所定の
    トリガーレベルを所定の方向に横切った時間を基準時間
    と設定する段階 2)上記基準時間に対して前後の所定の時間幅を設定す
    る段階 3)上記基準時間より上記所定の時間幅だけ早い時間か
    ら上記基準時間より上記所定の時間幅だけ遅い時間の間
    の任意の時間幅をサンプリング時間と設定する段階4)
    設定された上記サンプリング時間でサンプリングデータ
    を取り込む段階 5)取り込んだ上記サンプリングデータを記憶する段階
    からなるサーボまたは主軸の制御パラメータのデータサ
    ンプリング方法。
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